JP2012222543A - スピーカネット - Google Patents

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Abstract

【課題】 スピーカ本体が取り付けられる箇所のケースを確実に補強して、音響特性を向上させることができるスピーカネットを提供する。
【解決手段】 上部ケース2の内面にスピーカ本体11と共に取り付けられ、中央部にスピーカ本体11とほぼ対応する大きさの大径孔20を有する第1補強板部16と、上部ケース2の上面に第1補強板部16に対向して配置され、ほぼ全域に多数の小孔21を有する第2補強板部17とを備えている。従って、第1補強板部16と第2補強板部17とで、スピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2を挟み付けることができる。このため、第1、第2の各補強板部16、17によってスピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2を確実に補強することができ、これによりスピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2の剛性を十分に確保して、音響特性を向上させることができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、電子ピアノなどの電子楽器や音響機器に組み込まれたスピーカ本体を保護するためのスピーカネットに関する。
一般に、スピーカ本体を保護するスピーカネットにおいては、特許文献1に記載されているように、スピーカ本体が内部に設けられたケースの外面に、スピーカ本体を覆った状態で取り付けられるように構成されている。
特開平05−252584号公報
このようなスピーカネットは、ケースの外面に設けられた装着溝にスピーカネットの周縁部を装着させて溶着により固定したり、またケースの外面にスピーカネットの周縁部を配置させてビス止めにより固定したりすることにより、ケースに取り付けられるように構成されている。
しかしながら、このようなスピーカネットでは、スピーカ本体を保護することができても、スピーカ本体が取り付けられる箇所のケースをスピーカネットによって補強してケースの剛性を十分に確保することができない。このため、スピーカ本体が音を発生した際に、そのスピーカ本体の発音による振動に伴ってケースが振動してしまい、十分な音響特性が得られないという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、スピーカ本体が取り付けられる箇所のケースを確実に補強して、音響特性の向上を図ることができるスピーカネットを提供することである。
この発明は、スピーカ本体が内部に設けられたケースに、前記スピーカ本体を覆って取り付けられるスピーカネットにおいて、前記ケースの内面に前記スピーカ本体と共に取り付けられ、中央部に前記スピーカ本体とほぼ対応する大きさの大径孔を有する第1補強板部と、前記ケースの外面に前記第1補強板部に対向して配置され、ほぼ全域に多数の小孔を有する第2補強板部とを備えていることを特徴とするスピーカネットである。
この発明によれば、ケースの内面にスピーカ本体と共に取り付けられた第1補強板部と、ケースの外面に第1補強板部に対向して配置された第2補強板部とで、スピーカ本体が取り付けられる箇所のケースを挟み付けることができる。このため、第1、第2の各補強板部によってスピーカ本体が取り付けられる箇所のケースを確実に補強することができ、これによりスピーカ本体が取り付けられる箇所のケースの剛性を十分に確保することができるので、音響特性を向上させることができる。
この発明のスピーカネットを適用した電子鍵盤楽器の実施形態1において、1つのスピーカネットを楽器ケースに取り付ける際の状態を示した平面図である。 図1に示された電子鍵盤楽器の正面図である。 図1に示された電子鍵盤楽器のA−A矢視における拡大断面図である。 図3に示された電子鍵盤楽器のスピーカネットを示した拡大斜視図である。 図4に示されたスピーカネットを展開させた状態を示した拡大斜視図である。 図1に示された電子鍵盤楽器のスピーカネットを楽器ケースの上部ケースに取り付ける際の状態を示し、(a)はスピーカネットを上部ケースにその後方から装着する状態を示した要部の拡大断面図、(b)はスピーカネットを上部ケースに装着した状態を示した要部の拡大断面図である。 この発明のスピーカネットを適用した電子鍵盤楽器の実施形態2における拡大断面図である。 図7に示された電子鍵盤楽器のスピーカネットを示した拡大斜視図である。 図8に示されたスピーカネットを展開させた状態を示した拡大斜視図である。 図9に示されたスピーカネットのB−B矢視における要部の拡大断面図である。 この発明のスピーカネットを適用した電子鍵盤楽器の実施形態3において、スピーカネットを示した拡大斜視図である。 図11に示されたスピーカネットを展開させた状態を示した拡大斜視図である。 図12に示されたスピーカネットのC−C矢視における要部の拡大断面図である。 この発明のスピーカネットを適用した電子鍵盤楽器において、上部ケースに対するスピーカネットの取付構造の変形例を示した拡大断面図である。
(実施形態1)
以下、図1〜図6を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した実施形態1について説明する。
この電子鍵盤楽器は、図1および図2に示すように、楽器ケース1を備えている。この楽器ケース1は、上部ケース2と鍵盤シャーシ3とで構成されている。鍵盤シャーシ3は、図1〜図3に示すように、楽器ケース1の下部ケースを兼ねるものであり、合成樹脂によって形成されている。この鍵盤シャーシ3は、その上面に複数の鍵4が並列に配列された状態で、上下方向に回転可能に取り付けられるように構成されている。
この場合、複数の鍵4は、図1〜図3に示すように、白鍵と黒鍵とからなり、図3に示すように、その各後端部(図3では右端部)に肉厚の薄い屈曲部4aがそれぞれ形成され、この各屈曲部4aが鍵配列方向に連続する連結部4bにそれぞれ取り付けられ、この連結部4bが鍵盤シャーシ3の鍵支持部5に取り付けられている。これにより、複数の鍵4は、その前部(図3では左側部)が上方から押鍵されると、屈曲部4aが撓むことにより、この屈曲部4aを中心に反時計回りに回転するように構成されている。
また、この複数の鍵4は、図3に示すように、その前部(図3では左側部)が上方から押鍵されて屈曲部4aを中心に反時計回りに回転すると、鍵4に設けられたスイッチ押圧部6が鍵盤シャーシ3上に設けられたスイッチ部7を押圧するように構成されている。このスイッチ部7は、鍵盤シャーシ3上に設けられたスイッチ基板7aと、このスイッチ基板7a上に配置されたドーム状のゴム膨出部7bとを備えている。
これにより、スイッチ部7は、図3に示すように、鍵4のスイッチ押圧部6によってドーム状のゴム膨出部7bが押圧されると、このゴム膨出部7bが潰れるように弾性変形し、この弾性変形したゴム膨出部7bの内部に設けられた可動接点(図示せず)が、スイッチ基板7aの上面に設けられた固定接点(図示せず)に接触することにより、スイッチ信号を出力するように構成されている。
さらに、この複数の鍵4は、図3に示すように、押鍵された後に初期位置に戻る際に、スイッチ部7におけるゴム膨出部7bの弾性復帰力、および鍵4における屈曲部4aの弾性復帰力によって、鍵4が押し上げられることにより、鍵4の屈曲部4aを中心に時計回りに回転し、鍵4に設けられたストッパ部8が鍵盤シャーシ3の上限位置規制部9に下側から当接することにより、上限位置が規制されて初期位置に戻るように構成されている。
ところで、上部ケース2は、合成樹脂からなり、図1〜図3に示すように、複数の鍵4の各屈曲部4aに対応する上方に位置する箇所から下部ケースである鍵盤シャーシ3の後端部(図3では右端部)に亘る箇所における鍵盤シャーシ3上に配置されていると共に、鍵4の配列方向における両側に位置する箇所における鍵盤シャーシ3上にも配置され、この状態で鍵盤シャーシ3上に取り付けられるように構成されている。これにより、複数の鍵4は、図1に示すように、その後端部(図3では右側部)を除いて、楽器ケース1の上方に露出するように構成されている。
この上部ケース2の鍵配列方向における両側部には、図1および図2に示すように、スピーカ部10がそれぞれ設けられている。このスピーカ部10は、図3に示すように、スピーカ本体11とスピーカネット12とを備えている。スピーカ本体11は、コーン部13と磁石部14とを備えている。コーン部13は、逆円錐形状のフレーム13aの内面にコーン紙13bが設けられた構成になっている。磁石部14は、振動板(図示せず)を振動させて音を発生させるためのものであり、コーン部13のフレーム13aの下部に設けられている。
この場合、上部ケース2には、図1および図6に示すように、スピーカ本体11で発生した音を上部ケース2の外部に放音するための大径の放音孔2aが、コーン部13の上面に対応して設けられている。また、スピーカ本体11は、図3に示すように、上部ケース2の下側に位置する鍵盤シャーシ3の底部上に設けられた回路基板15と接続ケーブル(図示せず)によって電気的に接続されている。この回路基板15は、楽器の回路全体を制御するための電子回路が搭載されている。この回路基板15には、スイッチ部7のスイッチ基板7aが他の接続ケーブル(図示せず)によって電気的に接続されている。
一方、スピーカネット12は、図3〜図6に示すように、スピーカ本体11の上面部を覆って保護するためのものであり、上部ケース2の内面(図3では下面)にスピーカ本体11と共に取り付けられる第1補強板部16と、上部ケース2の外面(図3では上面)に第1補強板部16に対向して配置される第2補強板部17と、この第1、第2の各補強板部16、17を連結するための連結部18とを備え、これらが一体に形成された構成になっている。
これら第1、第2の各補強板部16、17および連結部18は、図4および図5に示すように、ステンレスや鋼板などの剛性の高い金属板からなり、この金属板を折り曲げることによって一体に形成されている。この場合、第1補強板部16は、図5に示すように、スピーカ本体11のコーン部13の上面部よりも大きい四角形の平板状に形成されている。この第1補強板部16の中央部には、放音用の大径孔20が、上部ケース2の放音孔2aとほぼ同じ大きさで上下に貫通して設けられている。
また、この第1補強板部16の四隅に対応する箇所には、図5に示すように、取付孔16aがそれぞれ上下に貫通して設けられている。この複数の取付孔16aは、図3に示すように、スピーカ本体11のコーン部13における上面部の外周部、つまりコーン部13のフレーム13aにおける上面部の外周部に設けられた鍔部13cの四箇所に設けられた各ビス挿入孔13dにそれぞれ対応して設けられている。
この場合、上部ケース2の内面(図3では下面)には、図3に示すように、複数の取付ボス2bが、第1補強板部16の各取付孔16aおよびスピーカ本体11の各ビス挿入孔13dにそれぞれ対応して設けられている。これにより、第1補強板部16は、その各取付孔16aが上部ケース2の各取付ボス2bの下面にそれぞれ対応して配置され、この第1補強板部16の下面にスピーカ本体11のフレーム13aが配置されて、第1補強板部16の各取付孔16aにスピーカ本体11の各ビス挿入孔13dがそれぞれ対応するように構成されている。
また、この第1補強板部16は、図3に示すように、上部ケース2の各取付ボス2bの下面に配置され、この第1補強板部16の下面にスピーカ本体11のフレーム13aが配置された状態で、複数のビス19が、下側からスピーカ本体11の各ビス挿入孔13dおよび第1補強板部16の各取付孔16aを通して、複数の取付ボス2bにそれぞれ螺着することにより、上部ケース2の内面にスピーカ本体11と共に取り付けられるように構成されている。
第2補強板部17は、図5に示すように、第1補強板部16にほぼ対応する四角形の平板状の板部17aと、この板部17aの周縁部にその一辺部(図5では連結部18側に位置する下辺部)を除いて設けられた各側壁部17bとを備えている。これにより、第2補強板部17は、その全体がほぼ箱形状をなすように形成されている。また、この第2補強板部17の板部17aには、そのほぼ全域に放音用の多数の小孔21が設けられている。
連結部18は、図3〜図5に示すように、第1補強板部16の一辺部(図5では上辺部)と第2補強板部16の一辺部(図5では下辺部)とをそれぞれ折り曲げ可能に連結するためのものである。この連結部18にも、そのほぼ全域に放音用の多数の小孔22が設けられている。この場合、第1、第2の各補強板部16、17が連結される連結方向と直交する方向に位置する連結部18の両端部には、側壁部18aがそれぞれ設けられている。
この連結部18の各側壁部18aと第2補強板部17の各側壁部17bとが互いに隣接する各端部には、図5に示すように、切欠き部17c、18bがそれぞれ45度の角度でV字形状に形成されている。また、連結部18の各側壁部18aの各他端部にも、切欠き部18bがそれぞれ45度の角度で形成されている。
これにより、連結部18は、図4および図5に示すように、第1補強板部16に連続する一辺部が上方に向けて90度折り曲げられると、側壁部18aの他端部の切欠き部18bがこれに隣接する箇所の第1補強板部16の上面に当接するように構成されている。また、この連結部18は、第2補強板部17に連続する一辺部が第1補強板部16側に向けて90度折り曲げられると、各側壁部17b、18aの各切欠き部17c、18bが互いに当接し、これにより第1、第2の各補強板部16、17を上下に対向させるように構成されている。
この場合、スピーカ部10に対応する箇所に位置する上部ケース2の後面(図3では右側面)には、図3に示すように、第1補強板部16が挿入するスリット状の長孔23が設けられている。このスリット状の長孔23は、第1補強板部16の厚みとほぼ同じ高さで、且つ連結部18に連続する第1補強板部16の一辺部の長さとほぼ同じ長さで横方向(図3では紙面の表裏面方向)に細長く形成されている。また、このスリット状の長孔23は、上部ケース2の取付ボス2bの下面の高さに対応する位置において、上部ケース2の後面に設けられている。
また、スピーカ部10に対応する箇所に位置する上部ケース2の上面には、図1および図3に示すように、第2補強板部17の各側壁部17bの下部および連結部18の各側壁部18aの先端部がそれぞれ挿入する装着溝24が設けられている。この装着溝24は、図1に示すように、第2補強板部17における先端部(図1では手前側部)に位置する側壁部17bの下部が挿入する溝部24aと、第2補強板部17における両側(図1では左右の両側)に位置する各側壁部17bの下部がそれぞれ挿入する各溝部24bと、連結部18の各側壁部18aの先端部がそれぞれ挿入する各溝部24cとが、連続して設けられている。
次に、このようなスピーカネット12を製作する場合について説明する。
まず、1枚の金属板をプレスによって打ち抜き加工することにより、スピーカネット12の第1、第2の各補強板部16、17および連結部18を展開した状態の大きさに形成する。この後、金属板をプレスによって打ち抜き加工することにより、第1補強板部16に放音用の大径孔20を形成する。また、この金属板をパンチング加工し、第1補強板部16に複数の取付孔16aを形成し、且つ第2補強板部17に放音用の多数の小孔21を形成すると共に、連結部18にも放音用の多数の小孔22を形成する。
また、この金属板をプレスによって切断加工し、第2補強板部17の各側壁部17bと連結部18の各側壁部18aとが隣接する各端部に、切欠き部17c、18bをそれぞれ形成すると共に、第2補強板部17の両側に位置する各側壁部17bと第2補強板部17の先端部(図5では上辺部)に位置する各側壁部17bとが互いに隣接する箇所の各端部、つまり後述する折り曲げ加工の際に互いに重なり合う部分を切り落とす。
この後、第2補強板部17の各側壁部17bおよび連結部18の各側壁部18aを、プレスによって折り曲げ加工することにより、上方に向けて垂直に折り曲げる。すると、図5に示すように、第2補強板部17の各側壁部17bのうち、両側に位置する各側壁部17bの先端側(図5では上辺側)の端部と、第2補強板部17の先端部(図5では上辺部)に位置する側壁部17bの端部とが、互いに当接した状態で起立し、第2補強板部17がほぼ箱形状をなすように形成される。これにより、第1補強板部16と第2補強板部17とが連結部18によって連結されて展開された状態のスピーカネット12が得られる。
この展開された状態のスピーカネット12を更に折り曲げ加工することにより、第1、第2の各補強板部16、17を折り返して重なり合うように折り曲げる。このときには、第1補強板部16に連続する連結部18の一辺部(図5では下辺部)を上方に向けて90度折り曲げると共に、第2補強板部17に連続する連結部18の他辺部(図5では上辺部)を第1補強板部16側に向けて90度折り曲げる。このときには、連結部18の各側壁部18aにおける他端部の切欠き部18bがこれに隣接する箇所の第1補強板部16の上面に当接する。
また、このときには、第2補強板部17の各側壁部17bのうち、各側壁部17bの各切欠き部17cに対応する端部と、連結部18の各側壁部18aの各切欠き部18bに対応する端部とが、互いに当接して連続した状態で、図4に示すように、第1補強板部16と第2補強板部17とが連結部18によって連結された状態で上下に対向する。この後、第1、第2の各補強板部16、17および連結部18の各外表面のうち、少なくとも第2補強板部17および連結部18の各外表面を塗装する。これにより、図4に示すスピーカネット12が製作される。
次に、このように製作されたスピーカネット12を楽器ケース1の上部ケース2に取り付ける場合について説明する。
まず、図6(a)に示すように、上部ケース2の後面(図6(a)では右側面)に設けられた長孔23に、スピーカネット12の第1補強板部16を上部ケース2の後方(図6(a)では右側)から挿入する。
このときには、上下に対向する第1、第2の各補強板部16、17の各先端部、つまり連結部18と反対側に位置する第1、第2の各補強板部16、17の各端部のうち、第1補強板部16の端部を上部ケース2の後面の長孔23に対応させると共に、第2補強板部17の端部を上部ケース2の上面に対応させ、且つこの第2補強板部17の両側に位置する各側壁部17bを上部ケース2の上面に設けられた装着溝24の各溝部24b(図1参照)に対応させる。
この状態で、第2補強板部17の両側に位置する各側壁部17bを上部ケース2の上面に設けられた装着溝24の各溝部24b内に沿って移動させながら、第1補強板部16を上部ケース2の長孔23から上部ケース2内に押し込む。すると、第1補強板部16が上部ケース2の内面に設けられた複数の取付ボス2bの下面に沿って移動した後に、第2補強板部17の先端部(図6(b)では左端部)に位置する側壁部17bの下部が上部ケース2の装着溝24の前側に位置する溝部24a(図1参照)に装着すると共に、連結部18の各側壁部18aが上部ケース2の後面に設けられた装着溝24の各溝部24c(図1参照)に装着する。
これにより、図6(b)に示すように、第1、第2の各補強板部16、17の間に上部ケース2の上面部が挟み込まれた状態で、第2補強板部17が上部ケース2に対して位置決めされ、第1補強板部16の複数の取付孔16aが上部ケース2の複数の取付ボス2bに対応する。この後、第2補強板部17の各側壁部17bの下部を溶着により上部ケース2の装着溝24内に固定する。これにより、第2補強板部17が上部ケース2上に強固に固定される。
そして、第1補強板部16の下面にスピーカ本体11を配置する。このときには、図3に示すように、スピーカ本体11のコーン部13の上面部を第1補強板部16の下面に配置し、このコーン部13のフレーム13aにおける上面部の外周に設けられた鍔部13cの各ビス挿入孔13dを第1補強板部16の各取付孔16aに対応させる。この状態で、複数のビス19を、下側からスピーカ本体11の各ビス挿入孔13dおよび第1補強板部16の各取付孔16aに挿入させて、上部ケース2の各取付ボス2bにそれぞれ螺着させる。
これにより、図3に示すように、第1補強板部16が上部ケース2の内面に対してスピーカ本体11と共に強固に取り付けられる。この結果、スピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2は、第1補強板部16によって強度が補強されると共に、第2補強板部17によっても強度が補強され、スピーカ本体11が取り付けられる箇所における上部ケース2の剛性が高められる。
このため、スピーカ本体11が音を発生する際に、そのスピーカ本体11の発音による振動に伴って上部ケース2が振動することはなく、スピーカ本体11で発生した音が、第1補強板部16の大径孔20、上部ケース2の放音孔2a、第2補強板部17の多数の小孔21、および連結部18の多数の小孔22を通して、上部ケース2の外部に良好に放音される。これにより、音響特性の向上が図れる。
このように、この電子鍵盤楽器のスピーカネット12によれば、楽器ケース1の上部ケース2の内面にスピーカ本体11と共に取り付けられ、且つ中央ぶにスピーカ本体11の上面部とほぼ対応する大きさの大径孔20が設けられた第1補強板部16と、上部ケース2の外面に第1補強板部16と対向して配置され、且つほぼ全域に多数の小孔21が設けられた第2補強板部17とを備えていることにより、この第1、第2の各補強板部16、17によってスピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2を確実に補強して、音響特性を向上させることができる。
すなわち、このスピーカネット12では、上部ケース2の内面にスピーカ本体11と共に取り付けられた第1補強板部16と、上部ケース2の外面に第1補強板部16と対向して配置された第2補強板部17とで、スピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2を挟み付けることができる。このため、第1、第2の各補強板部16、17によってスピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2を確実に補強することができ、これによりスピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2の剛性を十分に確保することができるので、音響特性を向上させることができる。
この場合、第1補強板部16と第2補強板部17とは、連結部18によって連結されていることにより、スピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2を第1、第2の各補強板部16、17が挟み付ける際に、連結部18によって第1、第2の各補強板部16、17が上部ケース2を確実に上下から挟み付けることができ、この第1、第2の各補強板部16、17によって上部ケース2を押え付けることができ、これにより第1、第2の各補強板部16、17によって上部ケース2の強度を確実に補強することができる。
また、この連結部18は、第1、第2の各補強板部16、17を連結していることにより、第1補強板部16を上部ケース2の長孔23に挿入させるだけで、第1、第2の各補強板部16、17が上部ケース2を上下に挟み付けた状態で、スピーカネット12を上部ケース2に簡単に且つ容易に組み付けることができ、これによりスピーカネット12の組立て作業を向上させることができる。
また、第1補強板部16は、上部ケース2の内面に配置され、この第1補強板部16の下面にスピーカ本体11が配置され、この状態で複数のビス19によって上部ケース2の内面にスピーカ本体11と共に取り付けられていることにより、この第1補強板部16によってスピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2を確実に補強することができると共に、スピーカ本体11を第1補強板部16によって上部ケース2に対して強固に取り付けることができる。
すなわち、この第1補強板16は、上部ケース2の内面に設けられた複数の取付ボス2bの下面に配置され、この第1補強板部16の下面にスピーカ本体11のフレーム13aが配置され、この状態で複数のビス19が、下側からスピーカ本体11の各ビス挿入孔13dおよび第1補強板部16の各取付孔16aを通して、複数の取付ボス2bにそれぞれ螺着することにより、上部ケース2の内面に第1補強板部16をスピーカ本体11と共に確実に且つ強固に取り付けることができ、これにより上部ケース2に対する取付強度を向上させることができる。
また、第2補強板部17は、第1補強板部16にほぼ対応する四角形の板部17aの周縁部に、連結部18に連続する一辺部を除いて、側壁部17bが設けられているので、この側壁部17bによって第2補強板部17全体の強度を高めることができる。このため、板部17aのほぼ全域に多数の小孔21を設けても、第2補強板部17全体の強度を確保することができ、これによりスピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2の強度を確実に補強することができる。
この場合、第2補強板部17は、上部ケース2の上面に配置される際に、板部17aの周縁部に設けられた側壁部17bの下部が上部ケース2の上面に設けられた装着溝24に装着し、この状態で溶着により固定されているので、第2補強板部17を上部ケース2に確実に且つ強固に固定することができると共に、板部17aの厚みが薄くても、また板部17aに多数の小孔21が設けられていても、側壁部17bを備えた第2補強板部17によって上部ケース2の強度を確実に補強することができる。
(実施形態2)
次に、図7〜図10を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図6に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この電子鍵盤楽器は、図9に示すように、スピーカネット30の第1補強板部16に複数の補強リブ31を設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、複数の補強リブ31は、図9に示すように、第1補強板部16の四隅に対応する各取付孔16aを中心にほぼ放射状に形成されている。この補強リブ31は、図10に示すように、プレスによるエンボス加工により第1補強板部16の下面を上面に向けて押し上げることにより、第1補強板部16の一部を上面に突出させた構成になっている。また、この補強リブ31は、図7に示すように、その上方に突出する高さが上部ケース2の内面に設けられた取付ボス2bとほぼ同じ高さに形成されていることが望ましい。
この場合、上部ケース2の後面の長孔32は、その横方向(図7では紙面の表裏面方向)の長さが、実施形態1と同様、第1補強板部16の1辺部(図9では連結部18に連続する上辺部)の長さとほぼ同じ長さで形成されているが、その高さが実施形態1よりも高く形成されている。すなわち、この長孔32は、その高さが第1補強板部16に形成された補強リブ31の高さだけ、実施形態1よりも高く形成されている。
また、複数の補強リブ31は、図7に示すように、第1補強板部16が上部ケース2の長孔32を通して上部ケース2内に挿入する際に、上部ケース2の各取付ボス2bに当接することなく、上部ケース2の各取付ボス2bが各補強リブ31の間を通過すように、図9に示すように、それぞれ第1補強板部16の各取付孔16aから少し離れた位置に形成されている。
このようなスピーカネット30を上部ケース2に取り付ける際には、実施形態1と同様、第2補強板部17の両側に位置する各側壁部17bを上部ケース2の上面に設けられた装着溝24の各溝部24b(図1参照)内に沿って移動させながら、第1補強板部16を上部ケース2の長孔32から上部ケース2内に押し込む。すると、第1補強板部16が上部ケース2の内面(図7では下面)に設けられた複数の取付ボス2bの下面に沿って移動すると共に、第1補強板部16の各補強リブ31が上部ケース2の内面に沿って移動する。
このときには、上部ケース2の各取付ボス2bが第1補強板部16の各補強リブ31に当接することなく、各補強リブ31の間を通り抜ける。そして、第2補強板部17の先端部(図7では左端部)に位置する側壁部17bの下部は、実施形態1と同様、上部ケース2の装着溝24の溝部24a(図1参照)に装着すると共に、連結部18の各側壁部18aの先端部が上部ケース2の後面に設けられた装着溝24の溝部24c(図1参照)に装着する。
これにより、図7に示すように、第1、第2の各補強板部16、17の間に上部ケース2の上面部が挟み込まれた状態で、第2補強板部17が上部ケース2に対して位置決めされ、第1補強板部16の複数の取付孔16aが上部ケース2の複数の取付ボス2bに対応すると共に、この複数の取付孔16aの周囲に位置する各補強リブ31が取付ボス2bの周囲に位置する上部ケース2の内面に当接する。この後、実施形態1と同様、第2補強板部17の各側壁部17bの下部を溶着により上部ケース2の装着溝24内に固定する。これにより、第2補強板部17が上部ケース2上に強固に固定される。
そして、第1補強板部16の下面にスピーカ本体11を取り付ける。このときには、実施形態1と同様、スピーカ本体11のコーン部13の上面部を第1補強板部16の下面に配置し、このコーン部13のフレーム13aにおける上面部の外周に設けられた鍔部13cの各ビス挿入孔13dを第1補強板部16の各取付孔16aに対応させる。この状態で、複数のビス19を下側からスピーカ本体11の各ビス挿入孔13dおよび第1補強板部16の各取付孔16aに挿入させて、上部ケース2の各取付ボス2bにそれぞれ螺着させる。
すると、図7に示すように、第1補強板部16の各補強リブ31が上部ケース2の内面に押し付けられ、この状態で第1補強板部16が上部ケース2の内面に対してスピーカ本体11と共に強固に取り付けられる。この結果、スピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2は、第1補強板部16および複数の補強リブ31によって、その強度が実施形態1よりも、強固に補強されると共に、第2補強板部17によっても強度が補強され、スピーカ本体11が取り付けられる箇所における上部ケース2の剛性が十分に高められる。
このため、スピーカ本体11が音を発生する際に、そのスピーカ本体11の発音による振動に伴って上部ケース2が振動するのを実施形態1よりも確実に抑えて、スピーカ本体11で発生した音が、第1補強板部16の大径孔20、上部ケース2の放音孔2a、第2補強板部17の多数の小孔21、および連結部18の多数の小孔22を通して、上部ケース2の外部に良好に放音される。これにより、実施形態1よりも音響特性の向上が図れる。
このように、この実施形態2のスピーカネット30によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、第1補強板部16に複数の補強リブ31が設けられているので、この複数の補強リブ31によって第1補強板部16の強度を高めることができる。このため、第1補強板部16の厚みを薄く形成しても、あるいはアルミニウムなどの軽くて加工し易い材料を用いても、第1補強板部16の強度を十分に確保することができる。
この場合、複数の補強リブ31は、第1補強板部16の各取付孔16aを中心にほぼ放射状に形成されていると共に、その高さが上部ケース2の内面に設けられた複数の取付ボス2bとほぼ同じ高さに形成されているので、複数のビス19によって第1補強板部16をスピーカ本体11と共に上部ケース2の各取付ボス2bに取り付けた際に、第1補強板部16の各補強リブ31を取付ボス2bの周囲に位置する上部ケース2の内面に押し付けることができる。
このため、第1補強板部16の複数の補強リブ31によって第1補強板部16を上部ケース2の内面に対してスピーカ本体11と共に強固に取り付けることができる。これにより、スピーカ本体11が取り付けられる箇所の上部ケース2の強度を、第1補強板部16およびその複数の補強リブ31によって、実施形態1よりも、確実に且つ強固に補強することができ、より一層、スピーカ本体11が取り付けられる箇所における上部ケース2の剛性を高めることができる。
(実施形態3)
次に、図11〜図13を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図6に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この電子鍵盤楽器は、図12に示すように、スピーカネット35の第1補強板部16に音響レンズ部36を設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
この場合、第1補強板部16の大径孔20には、図12に示すように、梁部37が十字状に架け渡されており、この十字状の梁部37が交差する部分には、音響レンズ部36が設けられている。この音響レンズ部36は、図12および図13に示すように、上下に貫通する複数の貫通孔36aと、この貫通孔36aの縁部における上面に傾斜して起立した複数の指向性フィン36bとを備え、これらが梁部37の交差する部分を切り起すことによって形成されている。
この場合、複数の貫通孔36aは、図12および図13に示すように、楽器ケース1の前後方向である第1補強板部16の前後方向(図13では左右方向)に沿って配列された状態で、第1補強板部16の左右方向(図13では紙面の表裏面方向)にそれぞれ細長く形成されている。複数の指向性フィン36bは、図13に示すように、スピーカ本体11で発生した音を上部ケース2の上面から手前側上方(図13では左側上方)に向けて放音させるためのものであり、上部ケース2の前側上方(図13では左側上方)に向けて斜めに傾斜した状態で、複数の貫通孔36aの各縁部にそれぞれ起立して形成されている。
また、この音響レンズ部36は、スピーカネット35が上部ケース2に取り付けられた際に、スピーカ本体11のコーン部13の上面におけるほぼ中央部に配置されるように構成されている。これにより、音響レンズ部36は、スピーカ本体11で発生した音が第1補強板部16の大径孔20を通過する際に、十字状に架け渡された梁部37の交差部分に設けられた複数の貫通孔36aを通過して、上部ケース2の放音孔2aおよび第2補強板部17の多数の小孔21から放音される音が、複数の指向性フィン36bによって上部ケース2の前側上方(図13では左側上方)に向けて放音されるように構成されている。
このような実施形態3のスピーカネット35によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、第1補強板部16に設けられた音響レンズ部36によってスピーカ本体11で発生した音を、所定方向つまり楽器ケース1の前側上方に向けて良好に放音することができるので、音響性能が良く、より一層、音響特性の向上を図ることができる。
この場合、音響レンズ部36は、梁部37が交差する部分に上下に貫通して向けられた複数の貫通孔36aと、梁部37が交差する部分の上面に傾斜して起立した状態で設けられた複数の指向性フィン36bとを備えているので、スピーカ本体11で発生した音が複数の貫通孔36aを通過すると、その通過した音を複数の指向性フィン36bの傾き方向に向けて指向することができ、これにより音響特性を高めることができる。
なお、上述した実施形態1〜3では、上部ケース2の後面に長孔23、32を設け、上部ケース2の後方からスピーカネット12、30、35の第1補強板部16を上部ケース2の長孔23、32に挿入させて、スピーカネット12、30、35を上部ケース2に取り付けるように構成した場合について述べたが、これに限らず、例えば図14に示す変形例のように、スピーカネット12、30、35が上部ケース2の前方(図14では左側)から装着するように構成しても良い。
この場合には、上部ケース2の前面(図14では左側面)に長孔40を設け、上部ケース2の前方から実施形態1〜3の各スピーカネット12、30、35の第1補強板部16を上部ケース2の長孔40に挿入させて、実施形態1〜3の各スピーカネット12、30、35を上部ケース2に取り付けるように構成すれば良い。
また、上記実施形態1〜3およびその変形例では、電子鍵盤楽器に適用した場合について述べたが、必ずしも電子鍵盤楽器である必要はなく、例えばステレオなどの音響機器、あるいはラジオやテレビなどのスピーカ本体を備えた電子機器などにも広く適用することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、スピーカ本体が内部に設けられたケースに、前記スピーカ本体を覆って取り付けられるスピーカネットにおいて、
前記ケースの内面に前記スピーカ本体と共に取り付けられ、中央部に前記スピーカ本体とほぼ対応する大きさの大径孔を有する第1補強板部と、前記ケースの外面に前記第1補強板部に対向して配置され、ほぼ全域に多数の小孔を有する第2補強板部とを備えていることを特徴とするスピーカネットである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスピーカネットにおいて、前記第1補強板部と前記第2補強板部とは、連結部によって連結されていることを特徴とするスピーカネットである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のスピーカネットにおいて、前記第1補強板部には、補強リブが設けられていることを特徴とするスピーカネットである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスピーカネットにおいて、前記第1補強板部における前記大径孔には、音響レンズ部が設けられていることを特徴とするスピーカネットである。
1 楽器ケース
2 上部ケース
2a 放音孔
2b 取付ボス
3 鍵盤シャーシ
4 鍵
10 スピーカ部
11 スピーカ本体
12、30、36 スピーカネット
16 第1補強板部
16a 取付孔
17 第2補強板部
17a 板部
17b 側壁部
18 連結部
18a 側壁部
20 大径孔
21、22 小孔
23、32、40 長孔
24 装着溝
31 補強リブ
36 音響レンズ部
36a 貫通孔
36b 指向性フィン

Claims (4)

  1. スピーカ本体が内部に設けられたケースに、前記スピーカ本体を覆って取り付けられるスピーカネットにおいて、
    前記ケースの内面に前記スピーカ本体と共に取り付けられ、中央部に前記スピーカ本体とほぼ対応する大きさの大径孔を有する第1補強板部と、
    前記ケースの外面に前記第1補強板部に対向して配置され、ほぼ全域に多数の小孔を有する第2補強板部と
    を備えていることを特徴とするスピーカネット。
  2. 請求項1に記載のスピーカネットにおいて、前記第1補強板部と前記第2補強板部とは、連結部によって連結されていることを特徴とするスピーカネット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスピーカネットにおいて、前記第1補強板部には、補強リブが設けられていることを特徴とするスピーカネット。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスピーカネットにおいて、前記第1補強板部における前記大径孔には、音響レンズ部が設けられていることを特徴とするスピーカネット。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109862501A (zh) * 2019-03-20 2019-06-07 昆山市飞荣达电子材料有限公司 一种喇叭网安装结构的加工方法
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