JP2007116042A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマダメージ量に影響を与えるエリアを限定することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る半導体装置は、半導体基板1に形成されたゲート絶縁膜3と、ゲート絶縁膜3上に形成されたゲート電極4と、ゲート電極4と同一層に位置し、ゲート電極4に接続するTEG用導体パターン5と、TEG用導体パターン5上に形成された層間絶縁膜10と、層間絶縁膜10に形成され、TEG用導体パターン5上に位置する接続孔10aと、層間絶縁膜10に形成され、TEG用導体パターン5の周囲を取り囲む溝10bとを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、TEG(Test Element Group)を有する半導体装置及びその製造方法に関する。特に本発明は、プラズマダメージ量に影響を与えるエリアを限定することができる半導体装置及びその製造方法に関する。
図11(A)は、従来の半導体装置が有するTEGを説明する為の平面図であり、図11(B)は図11(A)のA−A断面図である。本図に示すTEGは、層間絶縁膜110に接続孔110aを形成するときのプラズマダメージを測定するためのものである。複数の接続孔110aの下には、素子分離膜102上に形成されたポリシリコンパターン105が配置されている。ポリシリコンパターン105はゲート電極104に接続している。ゲート電極104の下にはゲート絶縁膜103が配置されている。ゲート絶縁膜103は、素子分離膜102の開口部内に位置するシリコン基板101上に位置している。
接続孔110aを形成する場合、層間絶縁膜110上には、孔120aを有するレジストパターン120が形成される。そして、レジストパターン120をマスクとして層間絶縁膜110をドライエッチングすることにより、接続孔110aが形成される。ドライエッチング工程において、ポリシリコンパターン105には、ドライエッチングに用いるプラズマからの電荷がチャージする。チャージする電荷は、例えば接続孔110aに直接飛び込んでくることにより、ポリシリコンパターン105に到達する。ポリシリコンパターン105にチャージした電荷は、ゲート電極104の下に位置するゲート絶縁膜103にダメージを与える。このダメージ量を測定すること(例えばゲート絶縁膜103の絶縁特性を測定する、若しくはゲート絶縁膜103及びゲート電極104を有するトランジスタの閾値電圧を測定する等)により、接続孔110aを形成するときのプラズマダメージが測定される。
特開2000−150606号公報(図2、第29,34段落)
接続孔を形成するときに生じるプラズマダメージが、主として接続孔に直接飛び込んでくる電荷に由来する場合、プラズマダメージの量は接続孔の面積和にリニアに比例するはずである。しかし、接続孔の相互間隔を維持したまま接続孔の数を増やした場合、プラズマダメージの量は接続孔の数に対してリニアに比例するが、接続孔の相互間隔を小さくして接続孔の数を増やした場合、プラズマダメージの量は接続孔の面積和に対してリニアに比例しないことが、本発明者によって見出された。
本発明者は、上記した現象が、プラズマダメージの量は、接続孔の密度にも依存していることを示していると考えた。上記した現象は、接続孔から一定の距離以内に位置するフォトレジスト膜にチャージした電荷が、接続孔に流れ込んでいると仮定すれば理解できるためである。接続孔の密度がプラズマダメージの量に与える影響を測定するためには、プラズマダメージ量に影響を与えるエリアを限定した上でプラズマダメージ量を測定する必要がある。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、プラズマダメージ量に影響を与えるエリアを限定することができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極と同一層に位置し、前記ゲート電極に接続するTEG用導体パターンを形成する工程と、
前記TEG用導体パターン上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜上にマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンをマスクとして前記層間絶縁膜をドライエッチングすることにより、前記TEG用導体パターン上に位置する接続孔、及び前記TEG用導体パターンの周囲を取り囲む溝を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜の耐圧特性、又は前記ゲート絶縁膜を有するトランジスタの特性を測定する工程とを具備する。
この半導体装置の製造方法によれば、前記層間絶縁膜には、前記TEG用導体パターンの周囲を囲む溝が形成される。前記溝及び前記接続孔は、フォトレジスト膜を用いたドライエッチングにより形成されるが、このドライエッチングの際にフォトレジスト膜には電荷がチャージする。チャージした電荷は、前記溝を跨って移動することができない。前記接続孔は前記溝に囲まれたエリアの内側に位置しているため、前記溝の外のエリアにチャージした電荷は、前記接続孔の中には流入しない。従って、前記ゲート絶縁膜が受けるプラズマダメージ量に影響を与えるエリアを、前記溝の内側に限定することができる。
本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、半導体基板にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極より上層に位置し、前記ゲート電極に接続するTEG用導体パターンを形成する工程と、
前記TEG用導体パターン上に層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜上にマスクパターンを形成する工程と、
前記マスクパターンをマスクとして前記層間絶縁膜をドライエッチングすることにより、前記TEG用導体パターン上に位置する接続孔、及び前記TEG用導体パターンの周囲を取り囲む溝を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜の耐圧特性、又は前記ゲート絶縁膜を有するトランジスタの特性を測定する工程とを具備する。
本発明に係る他の半導体装置は、半導体基板に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極と同一層に位置し、前記ゲート電極に接続するTEG用導体パターンと、
前記TEG用導体パターン上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記TEG用導体パターン上に位置する接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記TEG用導体パターンの周囲を取り囲む溝とを具備する。
本発明に係る半導体装置は、半導体基板に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極より上層に位置し、前記ゲート電極に接続するTEG用導体パターンと、
前記TEG用導体パターン上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記TEG用導体パターン上に位置する接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記TEG用導体パターンの周囲を取り囲む溝とを具備する。
上記した半導体装置それぞれにおいて、前記半導体基板に接続され、前記TEG用導体パターンと同一層に位置し、前記溝の下に位置する放電用導電パターンをさらに具備してもよい。前記半導体基板が複数のチップ領域、及び前記複数のチップ領域を相互に分離するダイシング領域を有している場合、前記ゲート絶縁膜、前記ゲート電極、前記TEG用導体パターン、前記接続孔、及び前記溝は、前記ダイシング領域に配置されているのが好ましい。また、前記半導体基板はモニター用の半導体基板であってもよい。
本発明に係る他の半導体装置は、半導体基板に形成された第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜と、
前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
前記1及び第2のゲート電極と同一層に位置し、前記第1のゲート電極に接続する第1のTEG用導体パターンと、
前記第1のTEG用導体パターンと同一層に位置し、前記第2のゲート電極に接続し、かつ前記第1のTEG用導体パターンと略同一面積の第2のTEG用導体パターンと、
前記第1及び第2のTEG用導体パターンそれぞれ上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターン上に位置する複数の第1の接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターン上に位置する複数の第2の接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第1の溝と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第2の溝とを具備し、前記第1の接続孔の数は、前記第2の接続孔の数より多い。
この半導体装置によれば、前記第1のゲート絶縁膜が受けるプラズマダメージ量に影響を与えるエリアを、前記第1の溝の内側に限定することができる。また、前記第2のゲート絶縁膜が受けるプラズマダメージ量に影響を与えるエリアを、前記第2の溝の内側に限定することができる。
さらに、第1の接続孔の数は第2の接続孔の数より多い。また、前記第1の溝が囲むエリアの面積は前記第2の溝が囲むエリアの面積に略等しい。従って、前記第1のゲート絶縁膜の耐圧特性及び前記第2のゲート絶縁膜の耐圧特性を比較することにより、接続孔の密度がプラズマダメージの量に与える影響を測定することができる。また、前記第1のゲート絶縁膜を有するトランジスタの特性と、及び前記第2のゲート絶縁膜を有するトランジスタの特性とを比較することにより、接続孔の密度がプラズマダメージの量に与える影響を測定することができる。
本発明に係る他の半導体装置は、半導体基板に形成された第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜と、
前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
前記1及び第2のゲート電極と同一層に位置し、前記第1のゲート電極に接続する第1のTEG用導体パターンと、
前記第1のTEG用導体パターンと同一層に位置し、前記第2のゲート電極に接続し、かつ前記第1のTEG用導体パターンと面積が異なる第2のTEG用導体パターンと、
前記第1及び第2のTEG用導体パターンそれぞれ上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターン上に位置する複数の第1の接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターン上に位置する複数の第2の接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第1の溝と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第2の溝とを具備し、前記第1の接続孔の数は、前記第2の接続孔の数に等しい。
この半導体装置によれば、前記第1のゲート絶縁膜が受けるプラズマダメージ量に影響を与えるエリアを、前記第1の溝の内側に限定することができる。また、前記第2のゲート絶縁膜が受けるプラズマダメージ量に影響を与えるエリアを、前記第2の溝の内側に限定することができる。
さらに、第1の接続孔の数は第2の接続孔の数に等しく、前記第1の溝が囲むエリアの面積は前記第2の溝が囲むエリアの面積とは異なる。従って、前記第1のゲート絶縁膜の耐圧特性及び前記第2のゲート絶縁膜の耐圧特性を比較することにより、接続孔の密度がプラズマダメージの量に与える影響を測定することができる。また、前記第1のゲート絶縁膜を有するトランジスタの特性と、及び前記第2のゲート絶縁膜を有するトランジスタの特性とを比較することにより、接続孔の密度がプラズマダメージの量に与える影響を測定することができる。
本発明に係る他の半導体装置は、半導体基板に形成された第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜と、
前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
前記1及び第2のゲート電極より上層に位置し、前記第1のゲート電極に接続する第1のTEG用導体パターンと、
前記第1のTEG用導体パターンと同一層に位置し、前記第2のゲート電極に接続する第2のTEG用導体パターンと、
前記第1及び第2のTEG用導体パターンそれぞれ上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターン上に位置する複数の第1の接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターン上に位置する複数の第2の接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第1の溝と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第2の溝と、
を具備し、前記第1の溝が囲むエリアの面積は前記第2の溝が囲むエリアの面積に略等しく、前記第1の接続孔の数は、前記第2の接続孔の数より多い。
本発明に係る他の半導体装置は、半導体基板に形成された第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜と、
前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
前記1及び第2のゲート電極より上層に位置し、前記第1のゲート電極に接続する第1のTEG用導体パターンと、
前記第1のTEG用導体パターンと同一層に位置し、前記第2のゲート電極に接続し、かつ前記第1のTEG用導体パターンと面積が異なる第2のTEG用導体パターンと、
前記第1及び第2のTEG用導体パターンそれぞれ上に形成された層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターン上に位置する複数の第1の接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターン上に位置する複数の第2の接続孔と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第1の溝と、
前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第2の溝とを具備し、前記第1の接続孔の数は、前記第2の接続孔の数に等しい。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1、図2及び図3は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の図である。各図において、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図である。本実施形態は、ポリシリコン配線層上に位置する接続孔を形成する場合のプラズマダメージ量を測定する方法である。
まず、図1の各図に示すように、シリコン基板1に溝を形成し、この溝に素子分離膜2を埋め込む。これにより、素子領域2a,2bそれぞれは他の領域から分離される。なお、素子分離膜2はLOCOS酸化法により形成されてもよい。次いで、シリコン基板1を熱酸化する。これにより、素子領域2aに位置するシリコン基板1にはゲート絶縁膜3が形成される。また、本熱処理により、素子領域2bに位置するシリコン基板1にも熱酸化膜(図示せず)が形成される。
次いで、素子領域2aを含む全面上に、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。次いで、このフォトレジスト膜を露光及び現像する。これにより、フォトレジスト膜には、素子領域2b上に位置する開口部(図示せず)が形成される。次いで、このフォトレジスト膜をマスクとしたエッチングを行うことにより、素子領域2bに位置する熱酸化膜を除去する。その後、フォトレジスト膜を除去する。
次いで、ゲート絶縁膜3上を含む全面上に、ポリシリコン膜をCVD法により形成する。次いで、ポリシリコン膜上にフォトレジスト膜(図示せず)を形成し、このフォトレジスト膜を露光及び現像する。これにより、ポリシリコン膜上にはレジストパターンが形成される。次いで、このレジストパターンをマスクとしてポリシリコン膜をエッチングする。これにより、ゲート絶縁膜3上にはゲート電極4が形成される。また、素子分離膜2上には、ゲート電極4に接続する略長方形のポリシリコンパターン5、及びポリシリコンパターン5の周囲を囲む接地用ポリシリコンパターン6が形成される。接地用ポリシリコンパターン6は一部が不純物領域7b上に位置しているが、ゲート電極4からは切り離されている。
次いで、素子分離膜2及びゲート電極4をマスクとして、シリコン基板1に不純物を注入する。これにより、素子領域2aに位置するシリコン基板1には、トランジスタのソース及びドレインとなる2つの不純物領域7aが形成され、素子領域2bに位置するシリコン基板1には、放電用の不純物領域7bが形成される。このようにして、素子領域2aにはトランジスタが形成される。
次いで、図2の各図に示すように、素子分離膜2、ゲート絶縁膜3、ゲート電極4、ポリシリコンパターン5、接地用ポリシリコンパターン6、及び不純物領域7bを含む全面上に、層間絶縁膜10をCVD法により形成する。次いで、層間絶縁膜10上にフォトレジスト膜20を塗布し、フォトレジスト膜20を露光及び現像する。これにより、フォトレジスト膜20には、ポリシリコンパターン5の上方に位置する複数の孔20a、及びポリシリコンパターン5の周囲を囲む溝20bが形成される。溝20bは、全体が接地用ポリシリコンパターン6の上方に位置している。
複数の孔20aはマトリックス状に配置されている。いずれの孔20aにおいても、隣接する孔20aまでの距離は同じである。また、最外周に位置する孔20aと溝20bの距離は、例えば孔20aの相互間隔に等しい。
次いで,図3の各図に示すように、フォトレジスト膜20をマスクとして層間絶縁膜10をドライエッチングする。これにより、層間絶縁膜10には、孔20aそれぞれの下に位置する接続孔10a、及び溝20bの下に位置する溝10bが形成される。複数の接続孔10aは、それぞれポリシリコンパターン5上に位置しており、溝10bは、全体が接地用ポリシリコンパターン6上に位置している。
このドライエッチングにおいて、ポリシリコンパターン5には、孔20a及び接続孔10aを介して電荷がチャージする。ポリシリコンパターン5にチャージする電荷には、孔20a及び接続孔10aに直接飛び込んでくる電荷と、フォトレジスト膜20の表面にチャージした後に孔20a及び接続孔10aを介してポリシリコンパターン5に流入する電荷とがある。
後者の電荷の量は、溝20b,10bに囲まれたエリアが十分に広い場合、接続孔10aの数すなわち密度に比例する。詳細には、フォトレジスト膜20にチャージした電荷のうち、溝20bの外側に位置するエリアにチャージした電荷、及び溝20bの内側に接するエリアにチャージした電荷それぞれは、溝20b,10bを介して接地用ポリシリコンパターン6に流入し、その後不純物領域7bに放電される。このように、溝10b,20bを形成することにより、ポリシリコンパターン5に流入する電荷の量に影響を与えるエリアを、溝10b,20bの内側に限定することができる。
また、溝20bの内側に位置するフォトレジスト膜20にチャージした電荷は、接続孔10aが近い場合、その接続孔10aを介してポリシリコンパターン5に流入する。接続孔10aの密度が増加すると、フォトレジスト膜20にチャージした後に接続孔10aを介してポリシリコンパターン5に流入する電荷が増加する。
ポリシリコンパターン5にチャージした電荷はゲート絶縁膜3にダメージを与え、その特性を劣化させる。このため、素子領域2aに形成されたトランジスタの特性、又はゲート絶縁膜3が絶縁破壊する電圧を測定することにより、ポリシリコンパターン5に流入した電荷の量を判断することができる。
以上、第1の実施形態では、ポリシリコン層上の層間絶縁膜10に接続孔10aを形成するときのプラズマダメージを測定するTEGが形成される。このTEGは、接続孔10aが形成される領域を囲む溝10b,20bを有している。従って、接続孔10aを介してポリシリコンパターン5に流入する電荷の量に影響を与えるエリアを、溝10b,20bの内側に限定することができる。
なお、シリコン基板1は、例えばモニター用のシリコンウェハであるが、半導体チップが形成されるシリコンウェハであっても良い。後者の場合、上記した各部材は、半導体チップを相互に分離するダイシング領域上に配置される。
図4、図5及び図6の各図は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の断面図である。各図において、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図である。本実施形態は、2つのAl合金配線層を相互に接続する接続孔を形成する場合のプラズマダメージ量を測定する方法である。以下、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
まず、図4の各図に示すように、シリコン基板1に素子分離膜2を埋め込み、さらに
ゲート絶縁膜3、ゲート電極4、トランジスタのソース及びドレインとなる2つの不純物領域7a、放電用の不純物領域7b、不純物領域7b上に位置するポリシリコン配線7、及び層間絶縁膜10を形成する。ポリシリコン配線7は、ゲート電極4と同一工程で形成される。これらの形成方法は、第1の実施形態と同一である。
次いで、層間絶縁膜10上にフォトレジスト膜(図示せず)を塗布し、このフォトレジスト膜を露光及び現像する。これにより、層間絶縁膜10上にはレジストパターンが形成される。次いで、このレジストパターンをマスクとして層間絶縁膜10をエッチングする。これにより、層間絶縁膜10には、ゲート電極4上に位置する接続孔10c、及びポリシリコン配線7上に位置する接続孔10dが形成される。
次いで、接続孔10c,10dそれぞれの中及び層間絶縁膜10上に、タングステン膜をCVD法により形成する。次いで、層間絶縁膜10上に位置するタングステン膜をCMP法又はエッチバックにより除去する。これにより、接続孔10c,10dそれぞれの中にはタングステンプラグ11c,11dが埋め込まれる。
次いで、タングステンプラグ11c,11dそれぞれ上及び層間絶縁膜10上に、Al合金膜をスパッタリング法により形成する。次いで、Al合金膜上にフォトレジスト膜(図示せず)を塗布し、このフォトレジスト膜を露光及び現像する。これにより、Al合金膜上にはレジストパターンが形成される。次いで、このレジストパターンをマスクとしてAl合金膜をエッチングする。これにより、層間絶縁膜10上には、略長方形のAl合金パターン12、及びAl合金パターン12の周囲を囲む略ロ字状のAl合金パターン13が形成される。Al合金パターン12はタングステンプラグ11c上に位置しており、Al合金パターン13はタングステンプラグ11d上に位置している。
次いで、図5の各図に示すように、Al合金パターン12,13、及び層間絶縁膜10上に、酸化シリコンを主成分とする層間絶縁膜14をCVD法により形成する。次いで、層間絶縁膜14上にフォトレジスト膜21を塗布し、フォトレジスト膜21を露光及び現像する。これによりフォトレジスト膜21には、Al合金パターン12の上方に位置する複数の孔21a、及びAl合金パターン12の周囲を囲む溝21bが形成される。溝21bは、全体がAl合金パターン13の上方に位置している。孔21aのレイアウト、及び孔21aと溝21bの位置関係は、第1の実施形態における孔20aのレイアウト、及び孔20aと溝20bの位置関係と略同一である。
次いで,図6の各図に示すように、フォトレジスト膜21をマスクとして層間絶縁膜14をドライエッチングする。これにより、層間絶縁膜14には、孔21aそれぞれの下に位置する接続孔14a、及び溝21bの下に位置する溝14bが形成される。複数の接続孔14aは、それぞれAl合金パターン12上に位置しており、溝14bは、全体がAl合金パターン13上に位置している。
このドライエッチングにおいて、第1の実施形態と同様の作用により、Al合金パターン12には、孔21a及び接続孔14aを介して電荷が流入する。Al合金パターン12はタングステンプラグ11cを介してゲート電極4に接続しているため、Al合金パターン12に流入した電荷はゲート絶縁膜3にダメージを与え、その特性を劣化させる。そして、素子領域2aに形成されたトランジスタの特性、又はゲート絶縁膜3が絶縁破壊する電圧を測定することにより、Al合金パターン13に流入した電荷の量を判断することができる。
孔21a及び接続孔14aを介してAl合金パターン12に流入する電荷には、孔21a及び接続孔14aに直接飛び込んでくる電荷と、フォトレジスト膜21の表面にチャージした後に孔21a及び接続孔14aを介してAl合金パターン12に流入する電荷とがある。後者の電荷量に影響を与えるエリアは、第1の実施形態と同様の作用により、溝21b,14bに囲まれたエリアに限定される。また、第1の実施形態と同様に、溝21b,14bに囲まれたエリアが十分に広い場合、接続孔14aの数すなわち密度に比例する。
以上、第2の実施形態によれば、Al合金配線層上に位置する層間絶縁膜14に接続孔14aを形成するときのプラズマダメージを測定するTEGが形成される。このTEGは溝14b,21bを有している。従って、層間絶縁膜14に接続孔14aを形成するためのドライエッチングにおいて、Al合金パターン12に流入する電荷の量に影響を与えるエリアを、溝14b,21bの内側に限定することができる。
なお、本実施形態においても、シリコン基板1は、例えばモニター用のシリコンウェハであるが、半導体チップが形成されるシリコンウェハであっても良い。後者の場合、上記した各部材は、半導体チップを相互に分離するダイシングライン上に配置される。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図である。本図は、第1の実施形態における図3(A)に相当する図である。以下、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態では、第1の実施形態に示したTEGが複数同時に、第1の実施形態と同一の工程で形成される。それぞれのTEGは、フォトレジスト膜20に形成された孔20a及び層間絶縁膜10に形成された接続孔10aそれぞれの数及び相互間隔が、互いに異なる。それ以外の部材の形状は、すべてのTEGで同一である。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同一の効果を得ることができる。また、溝20b,10bの内側に位置するエリアが十分に広い場合、孔20a及び接続孔10aそれぞれの数が増減しても、いずれの接続孔10aからも離れているエリアが生じる。このエリアにチャージした電荷はいずれの接続孔10aにも流入しない。
従って、接続孔10aの数及び相互間隔を変えることにより、溝20b,10bの内側に位置するエリアのうち、プラズマチャージに寄与するエリアの大きさを変えることができる。このため、素子領域2aに形成されたトランジスタの特性、又はゲート絶縁膜3が絶縁破壊する電圧をTEGそれぞれ毎に比較することにより、接続孔10aを形成するときのプラズマダメージの大きさが、接続孔10aの密度にどのように依存しているかを測定することができる。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図である。本図は、第2の実施形態における図6(A)に相当する図である。以下、第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態では、第2の実施形態に示したTEGが複数同時に、第2の実施形態と同一の工程で形成される。それぞれのTEGは、フォトレジスト膜21に形成された孔21a及び層間絶縁膜14に形成された接続孔14aの数及び相互間隔が、互いに異なる。それ以外の部材の形状は、すべてのTEGで同一である。
本実施形態によれば、第2の実施形態と同一の効果を得ることができる。また、第3の実施形態と同一の作用により、素子領域2aに形成されたトランジスタの特性、又はゲート絶縁膜3が絶縁破壊する電圧をTEGそれぞれ毎に比較することにより、接続孔14aを形成するときのプラズマダメージの大きさが、接続孔14aの密度にどのように依存しているかを測定することができる。
図9は、本発明の第5の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図である。本図は、第1の実施形態における図3(A)に相当する図である。以下、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態では、第1の実施形態に示したTEGが複数同時に、第1の実施形態と同一の工程で形成される。それぞれのTEGは、ポリシリコンパターン5の大きさ、及び溝20b,10bの内側に位置するエリアの大きさが互いに異なる。それ以外の部材の形状及び数は、すべてのTEGで同一である。
電荷は、フォトレジスト膜20のうち接続孔10aから一定範囲内に位置するエリアにチャージした場合に、接続孔10aに流入する。 ポリシリコンパターン5が小さく、かつ溝20b,10bの内側に位置するエリアが狭いTEGでは、チャージした電荷が流入するエリアが接続孔10a相互間で重なる。これに対し、ポリシリコンパターン5が十分に大きく、かつ溝20b,10bの内側に位置するエリアが十分に広い場合、チャージした電荷が流入するエリアが接続孔10a相互間で重ならない。
従って、本実施形態によれば、ポリシリコンパターン5の大きさ、及び溝20b,10bが囲むエリアの大きさを変えることにより、溝20b,10bの内側に位置するエリアのうち、プラズマチャージに寄与するエリアの大きさを変えることができる。このため、素子領域2aに形成されたトランジスタの特性、又はゲート絶縁膜3が絶縁破壊する電圧をTEGそれぞれ毎に比較することにより、接続孔10aを形成するときのプラズマダメージの大きさが、接続孔10aの密度にどのように依存しているかを測定することができる。
図10は、本発明の第6の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図である。本図は、第2の実施形態における図6(A)に相当する図である。以下、第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態では、第2の実施形態に示したTEGが複数同時に、第2の実施形態と同一の工程で形成される。それぞれのTEGは、Al合金パターン12の大きさ、及び溝21b,14bが囲むエリアの大きさが互いに異なる。それ以外の部材の形状及び数は、すべてのTEGで同一である。
本実施形態によれば、第2の実施形態と同一の効果を得ることができる。また、第5の実施形態と同一の作用により、素子領域2aに形成されたトランジスタの特性、又はゲート絶縁膜3が絶縁破壊する電圧をTEGそれぞれ毎に比較することにより、接続孔14aを形成するときのプラズマダメージの大きさが、接続孔14aの密度にどのように依存しているかを測定することができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。
第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図。 (A)は図1の次の工程を説明する為の平面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図。 (A)は図2の次の工程を説明する為の平面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図。 (A)は図4の次の工程を説明する為の平面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図。 (A)は図5の次の工程を説明する為の平面図、(B)は(A)のA−A断面図、(C)は(A)のB−B断面図。 第3の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図。 第4の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図。 第5の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図。 第6の実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する為の平面図。 (A)は従来の半導体装置が有するTEGを説明する為の平面図、(B)は(A)のA−A断面図。
符号の説明
1,101…シリコン基板、2,102…素子分離膜、3,103…ゲート絶縁膜、4,104…ゲート電極、5,105…ポリシリコンパターン、6…接地用ポリシリコンパターン、7a,7b…不純物領域、10,14,110…層間絶縁膜、10a,10c,10d,14a,110a…接続孔、10b,14b,20b,21b…溝、11c,11d…タングステンプラグ、12,13…Al合金パターン、20,21,120…フォトレジスト膜、20a,21a,120a…孔

Claims (11)

  1. 半導体基板にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極と同一層に位置し、前記ゲート電極に接続するTEG用導体パターンを形成する工程と、
    前記TEG用導体パターン上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上にマスクパターンを形成する工程と、
    前記マスクパターンをマスクとして前記層間絶縁膜をドライエッチングすることにより、前記TEG用導体パターン上に位置する接続孔、及び前記TEG用導体パターンの周囲を取り囲む溝を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の耐圧特性、又は前記ゲート絶縁膜を有するトランジスタの特性を測定する工程と、
    を具備する半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極より上層に位置し、前記ゲート電極に接続するTEG用導体パターンを形成する工程と、
    前記TEG用導体パターン上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜上にマスクパターンを形成する工程と、
    前記マスクパターンをマスクとして前記層間絶縁膜をドライエッチングすることにより、前記TEG用導体パターン上に位置する接続孔、及び前記TEG用導体パターンの周囲を取り囲む溝を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の耐圧特性、又は前記ゲート絶縁膜を有するトランジスタの特性を測定する工程と、
    を具備する半導体装置の製造方法。
  3. 半導体基板に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極と同一層に位置し、前記ゲート電極に接続するTEG用導体パターンと、
    前記TEG用導体パターン上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記TEG用導体パターン上に位置する接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記TEG用導体パターンの周囲を取り囲む溝と、
    を具備する半導体装置。
  4. 半導体基板に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ゲート電極より上層に位置し、前記ゲート電極に接続するTEG用導体パターンと、
    前記TEG用導体パターン上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記TEG用導体パターン上に位置する接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記TEG用導体パターンの周囲を取り囲む溝と、
    を具備する半導体装置。
  5. 前記半導体基板に形成された放電用の不純物領域と、
    前記不純物領域に接続され、前記TEG用導体パターンと同一層に位置し、前記溝の下に位置する放電用導電パターンをさらに具備する請求項3又は4に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体基板は、複数のチップ領域、及び前記複数のチップ領域を相互に分離するダイシング領域を有しており、
    前記ゲート絶縁膜、前記ゲート電極、前記TEG用導体パターン、前記接続孔、及び前記溝は、前記ダイシング領域に配置されている請求項3〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記半導体基板はモニター用の半導体基板である請求項3〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 半導体基板に形成された第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
    前記1及び第2のゲート電極と同一層に位置し、前記第1のゲート電極に接続する第1のTEG用導体パターンと、
    前記第1のTEG用導体パターンと同一層に位置し、前記第2のゲート電極に接続する第2のTEG用導体パターンと、
    前記第1及び第2のTEG用導体パターンそれぞれ上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターン上に位置する複数の第1の接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターン上に位置する複数の第2の接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第1の溝と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第2の溝と、
    を具備し、前記第1の溝が囲むエリアの面積は前記第2の溝が囲むエリアの面積に略等しく、前記第1の接続孔の数は、前記第2の接続孔の数より多い半導体装置。
  9. 半導体基板に形成された第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
    前記1及び第2のゲート電極と同一層に位置し、前記第1のゲート電極に接続する第1のTEG用導体パターンと、
    前記第1のTEG用導体パターンと同一層に位置し、前記第2のゲート電極に接続する第2のTEG用導体パターンと、
    前記第1及び第2のTEG用導体パターンそれぞれ上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターン上に位置する複数の第1の接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターン上に位置する複数の第2の接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第1の溝と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第2の溝と、
    を具備し、前記第1の溝が囲むエリアの面積は前記第2の溝が囲むエリアの面積とは異なり、前記第1の接続孔の数は、前記第2の接続孔の数に等しい半導体装置。
  10. 半導体基板に形成された第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
    前記1及び第2のゲート電極より上層に位置し、前記第1のゲート電極に接続する第1のTEG用導体パターンと、
    前記第1のTEG用導体パターンと同一層に位置し、前記第2のゲート電極に接続する第2のTEG用導体パターンと、
    前記第1及び第2のTEG用導体パターンそれぞれ上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターン上に位置する複数の第1の接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターン上に位置する複数の第2の接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第1の溝と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第2の溝と、
    を具備し、前記第1の溝が囲むエリアの面積は前記第2の溝が囲むエリアの面積に略等しく、前記第1の接続孔の数は、前記第2の接続孔の数より多い半導体装置。
  11. 半導体基板に形成された第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜上に形成された第1のゲート電極と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成された第2のゲート電極と、
    前記1及び第2のゲート電極より上層に位置し、前記第1のゲート電極に接続する第1のTEG用導体パターンと、
    前記第1のTEG用導体パターンと同一層に位置し、前記第2のゲート電極に接続する第2のTEG用導体パターンと、
    前記第1及び第2のTEG用導体パターンそれぞれ上に形成された層間絶縁膜と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターン上に位置する複数の第1の接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターン上に位置する複数の第2の接続孔と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第1のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第1の溝と、
    前記層間絶縁膜に形成され、前記第2のTEG用導体パターンの周囲を取り囲む第2の溝と、
    を具備し、前記第1の溝が囲むエリアの面積は前記第2の溝が囲むエリアの面積とは異なり、前記第1の接続孔の数は、前記第2の接続孔の数に等しい半導体装置。
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CN110931463A (zh) * 2019-12-06 2020-03-27 长江存储科技有限责任公司 一种半导体器件测试结构及其制作方法
CN112997236A (zh) * 2018-11-16 2021-06-18 夏普株式会社 显示装置

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