JP2007113891A - 床暖房パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】真空断熱材の損傷を未然に防止できるようにした床暖房パネルを提供する。
【解決手段】木質床材2の裏面に形成した堀り込み部2aの底面に、面状発熱体3を貼着する床暖房パネルにおいて、面状発熱体3の裏面に真空断熱材8を配置し、堀り込み部2a内に、面状発熱体3と真空断熱材8との外回りを覆う金属製の箱状カバー体13を設けることにより、箱状カバー体13によって面状発熱体3と真空断熱材8とを保護できるから、床暖房パネル6の施工時に誤って釘等で面状発熱体や真空断熱材が傷付いたり、真空断熱材に穴が開いて断熱性能が発揮されなくなることを未然に防止できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空断熱材の損傷を未然に防止できるようにした床暖房パネルに関する。
図4(a)に示すように、電気式床暖房に用いる床暖房パネル1は、縦長さL(例えば1818mm…6尺)と横幅W(例えば303mm…1尺)と厚みT(例えば12mm)とが規格化されていて、図4(b)に示すように、床下地の上面に隙間無く縦横に敷き詰めるようになっている(特許文献1参照)。
前記のような床暖房パネル1として、図4(a)のB−B線断面図である図5(a)の第1背景技術は、木質床材2の裏面に堀り込み部2aを形成して、堀り込み部2aの底面に、面状発熱体3を貼着するとともに、面状発熱体3の裏面に面状材(合板、発泡樹脂等)4を貼着するようにしている。なお、2cおよび2dは、床暖房パネル1を嵌め合い状態で敷き詰めるための雄および雌の実(さね)である。
そして、木質床材2の厚さTを12mmとすれば、木質床材2の裏面から3mm深さt1で堀り込み部2aを堀り込んで、堀り込み部2aの底面に、1mm厚みt2の面状発熱体3を貼着するとともに、面状発熱体3の裏面に2mm厚みt3の面状材4を貼着するようになっている。
図5(b)の第2背景技術は、木質床材2の裏面から6mm深さt1で堀り込み部2aを堀り込んで、堀り込み部2aの底面に、1mm厚みt2の面状発熱体3を貼着するとともに、面状発熱体3の裏面に5mm厚みt3の真空断熱材8を配置して、木質床材2の裏面に、例えば厚み0.2mm程度のシート材(紙、樹脂、金属等)9を貼着することで、堀り込み部2aを閉塞するようになっている。
背景技術1では、面状発熱体3の上に位置する木質床材2の厚みt6が9mmであるから、昇温スピードが遅くて、上下放熱効率も悪いという問題がある。
これに対して、背景技術2では、面状発熱体3の上に位置する木質床材2の厚みt6が6mmであることに加えて、真空断熱材8を配置することで木質床材2の裏面側方向への放熱が格段に抑制できるから、昇温スピードが早くなって、上下放熱効率も良くなる。
特開2004−245518号公報
しかしながら、背景技術2では、真空断熱材を使用しているから、床暖房パネルの施工時に誤って釘等で真空断熱材が傷付いたり、真空断熱材に穴が開いて断熱性能が発揮されなくなるという問題があった。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、真空断熱材の損傷を未然に防止できるようにした床暖房パネルを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、木質床材の裏面に形成した堀り込み部の底面に、面状発熱体を貼着する床暖房パネルにおいて、前記面状発熱体の裏面に真空断熱材を配置し、前記堀り込み部内に、面状発熱体と真空断熱材との外回りを覆う金属製の箱状カバー体を設けたことを特徴とする床暖房パネルを提供するものである。
床の強度が充分に保てるようにするために、前記箱状カバー体内には補強壁部を形成する構成とすることができる。
箱状カバー体を堀り込み部の底面に当てがって固定するために、前記真空断熱材は、補強壁部の間隔に合わせて複数枚に分割するとともに、前記面状発熱体には、前記補強壁部に合わせた切れ込み部を形成して、前記箱状カバー体は、周壁部を堀り込み部の底面に当てがって固定するとともに、補強壁部を真空断熱材の隙間と面状発熱体の切れ込み部とを通して堀り込み部の底面に当てがって固定する構成とすることができる。
本発明によれば、木質床材の堀り込み部内に、面状発熱体と真空断熱材との外回りを覆う金属製の箱状カバー体を設けたから、この箱状カバー体によって面状発熱体と真空断熱材とを保護できるので、床暖房パネルの施工時に誤って釘等で面状発熱体や真空断熱材が傷付いたり、真空断熱材に穴が開いて断熱性能が発揮されなくなることを未然に防止できるようになる。
また、背景技術2と同様に、面状発熱体の上に位置する木質床材の厚みが背景技術1と比べて薄くなる(例えば厚みt6が6mm)ので、昇温スピードが早くなって(快適性)、上下放熱効率も良くなることで(省エネ性)、暖房性能が向上するようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術と同一構成・作用の箇所は、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
図1(a)は、実施形態の床暖房パネル6の底面(裏面)図、図1(b)は箱状カバー体13の平面図、図1(c)は図1(b)の断面図、図1(d)は図4(a)のB−B線に相当する断面図である。
図2にも示すように、木質床材2の裏面に堀り込み部2aを形成して、堀り込み部2aの底面に、面状発熱体3を貼着するようにしている。この貼着は、例えばホットメルト接着剤で接着することができる。なお、2e,2fは、床暖房パネル連結用のリード線の端末のコネクタ用の窪みである。
そして、木質床材2の厚さTを12mmとすれば、図5(b)の背景技術2と同様に、木質床材2の裏面から6mm深さt1で堀り込み部2aを堀り込んで、堀り込み部2aの底面に、1mm厚みt2の面状発熱体3を貼着するとともに、面状発熱体3の裏面に5mm厚みt3の真空断熱材8を配置する。
木質床材2の堀り込み部2a内には、面状発熱体3と真空断熱材8との外回り、つまり、面状発熱体3と真空断熱材8との外周囲と木質床材2の裏面側とを覆う薄板金属製(例えば鉄板)の箱状カバー体13を嵌め込んで、堀り込み部2aの底面に固定している。
箱状カバー体13内には、長さ方向に所定の間隔で内方に突出する複数本(本例では10本)の補強壁部13bを形成している。
真空断熱材8は、補強壁部13bの間隔に合わせて複数枚(本例では6枚)に分割している。各真空断熱材8は、芯材をガスバリア性の包装材で包装して、包装材を芯材の厚み方向の中間部で熱溶着したものである。
面状発熱体3には、補強壁部13bに合わせた複数箇所(本例では10箇所)の切れ込み部3bを形成している。
そして、箱状カバー体13は、周壁部13aを堀り込み部2aの底面に当てがうとともに、補強壁部13bを真空断熱材8の隙間sと面状発熱体3の切れ込み部3bとを通して堀り込み部2aの底面に当てがう。
この箱状カバー体13は、周壁部13aおよび補強壁部13bを堀り込み部2aの底面に当てがった状態で、底壁部13c側から押圧することにより、堀り込み部2aの底面に周壁部13aおよび補強壁部13bが突き刺し状態で入り込んで固定されるようになる。
箱状カバー体13の周壁部13aと補強壁部13bとは、いずれか一方が堀り込み部2aの底面に突き刺し状態で入り込んで固定されるだけであっても良い。また、周壁部13aおよび補強壁部13bが堀り込み部2aの底面に突き刺し状態で入り込みやすくするために、周壁部13aおよび補強壁部13bの当てがい縁部に鋸歯状部を形成することが好ましい。
また、堀り込み部2aの底面に周壁部13aおよび補強壁部13bが入り込む溝を予め形成しておいて、この溝に周壁部13aおよび補強壁部13bが突き刺し(圧入)状態で入り込んで固定されるようにしても良い。さらに、箱状カバー体13は、堀り込み部2aの底面に、周壁部13aおよび補強壁部13bの少なくとも一方を接着剤による接着や粘着テープのよるテープ止めで固定しても良い。
前記実施形態の床暖房パネル6であれば、木質床材2の堀り込み部2a内に、面状発熱体3と真空断熱材8との外回りを覆う金属製の箱状カバー体13を設けたから、この箱状カバー体13によって面状発熱体3と真空断熱材8とを保護できるので、床暖房パネル6の施工時に誤って釘等で面状発熱体や真空断熱材が傷付いたり、真空断熱材に穴が開いて断熱性能が発揮されなくなることを未然に防止できるようになる。特に図1(d)に示したように、根太14の上の床下地15の上面に床暖房パネル6を敷いて、釘16を床暖房パネル6の雄実2c側から床下地15に斜めに打ち込む時に、床下地15を根太14に固定するためのビス17の頭に釘16の先が当たってL字状に折れ曲がることで、真空断熱材8を傷付けるおそれがあるが、箱状カバー体13の存在によって、真空断熱材8が傷付かなくなる。
また、背景技術2と同様に、面状発熱体3の上に位置する木質床材2の厚みが背景技術1と比べて薄くなる(例えば厚みt6が6mm)ので、昇温スピードが早くなって(快適性)、上下放熱効率も良くなることで(省エネ性)、暖房性能が向上するようになる。
さらに、箱状カバー体13内に補強壁部13bを形成したから、この補強壁部13bが補強材の役割を果たすので、床を踏みつけたとき撓みにくくなって、床の強度が充分に保てるようになる。
前記実施形態では、複数枚の独立した真空断熱材8を長さ方向に並べたものであったが、図3(a)(b)に示すように、複数枚(本例では6本)の芯材を長さ方向に並べて、全ての芯材をガスバリア性の包装材で一括包装するとともに、隣り合う芯材の間の包装材を熱溶着して、この熱溶着部8aに、箱状カバー体13の補強壁部13bが通る切れ込み部8b〔図3(a)の真空断熱材8の右端の熱溶着部8aだけに例示している。〕を形成した真空断熱材8であっても良い。
前記実施形態では、箱状カバー体13内に補強壁部13bを形成したものであったが、図3(c)(d)に示すように、補強壁部13bを形成しない箱状カバー体13であっても良い。この場合には、真空断熱材8を複数枚に分割したり、切れ込み部8bを形成する必要が無く、面状発熱体3に切れ込み部3bを形成する必要も無くなる。
前記実施形態では、面状発熱体3に切れ込み部3bを形成したものであったが、図3(e)に示すように、補強壁部13bの高さt7を低く形成して、箱状カバー体13の周壁部13aを堀り込み部2の底面に固定したとき、補強壁部13bが面状発熱体3に当接しないようにすれば、面状発熱体3に切れ込み部3bを形成する必要が無くなる。
本発明の実施形態に係る床暖房パネルであり、(a)は底面(裏面)図、(b)は箱状カバー体の平面図、(c)は図1(b)の断面図、(d)は図4(a)のB−B線に相当する断面図である。 図1の床暖房パネルの分解斜視図である。 (a)は真空断熱材の変形例の正面図、(b)は(a)の側面図、(c)は箱状カバー体の変形例の平面図、(d)は(c)の断面図、(e)は箱状カバー体の補強壁部の変形例の断面図である。 従来の床暖房パネルであり、(a)は斜視図、(b)は敷き詰めた状態の斜視図である。 (a)(b)は従来の床暖房パネルの図4(a)のB−B線横断面図である。
符号の説明
2 木質床材
2a 堀り込み部
3 面状発熱体
3b 切れ込み部
6 床暖房パネル
8 真空断熱材
13 箱状カバー体
13a 外壁部
13b 補強壁部

Claims (3)

  1. 木質床材の裏面に形成した堀り込み部の底面に、面状発熱体を貼着する床暖房パネルにおいて、
    前記面状発熱体の裏面に真空断熱材を配置し、前記堀り込み部内に、面状発熱体と真空断熱材との外回りを覆う金属製の箱状カバー体を設けたことを特徴とする床暖房パネル。
  2. 前記箱状カバー体内に補強壁部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の床暖房パネル。
  3. 前記真空断熱材は、補強壁部の間隔に合わせて複数枚に分割するとともに、前記面状発熱体には、前記補強壁部に合わせた切れ込み部を形成して、前記箱状カバー体は、周壁部を堀り込み部の底面に当てがって固定するとともに、補強壁部を真空断熱材の隙間と面状発熱体の切れ込み部とを通して堀り込み部の底面に当てがって固定することを特徴とする請求項2に記載の床暖房パネル。
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