JP2007113074A - 圧粉体の成形方法、粉末成形装置および焼結部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜した段差面を有する機械部品を低コストで製造するために、圧粉体の製品形状への金型成形を可能にして、粉末冶金法による製造を可能ならしめることを課題としている。
【解決手段】ダイ1のキャビティ6に原料の粉末10を充填した後、一部の粉末を粉末かきでかき出して傾斜した段差面11aを有する粉末除去部11を生じさせる。この後、上1パンチ2−1を粉末除去部11に入り込ませ、この上1パンチ2−1で段差面11aの崩れを防止しながら上2パンチ2−2を粉末の非除去部12に接触させ、さらに、上1パンチ2−1と上2パンチ2−2をストローク終点まで降下させて圧粉体20を成形するようにした。段差面11aの傾斜が粉末の安息角よりも大きくても安定した成形ができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、傾斜角度の大きな段差面を有する機械部品を粉末冶金法で製造するための圧粉体の成形方法と、その方法を実施する粉末成形装置と、その方法を用いて製造される焼結部品に関する。
周知の機械部品の一例を図6に示す。図示の機械部品は、自動車の変速機構などに使用される部品である。この部品30のように、本体部31の外周に突起32を有し、その突起32が本体部31の上側に突出しており、この突起32の上面と本体部31の上面との間に斜面の段差面33が設けられる機械部品がある。
このような機械部品は、コスト低減のために量産性に優れる粉末冶金法で製造することが望まれているが、図示の機械部品30のように、本体部31と突起32との間に軸方向の段差があり、しかも、傾斜角のきつい段差面33が形成される機械部品は、原料の粉末を直接製品形状に金型成形することが難しかった。
図6の機械部品30を粉末冶金法で製造するときには、粉末の成形工程で得られる圧粉体に大きな密度差を発生させないようにする必要がある。粉末成形時に密度分布を調整することは従来から行われているが(例えば、下記特許文献1、2参照)、図6の機械部品30は、特許文献1、2が開示している方法での密度調整が行えない。従って、図7に示すように、ダイ1のキャビティ6に充填した粉末10に予め段差Sを生じさせておいて粉末を成形することになる。
ところが、キャビティ6内の粉末10に段差Sを生じさせることは簡単でない。特に、段差面33の傾斜角が粉末の安息角より大きい場合には成形が困難になる。また、段差Sを付けることができても、これを上パンチで加圧するときに粉末が盛り上がっている図のA部が崩れ、それが圧粉体の密度を狂わせる原因となる。
上パンチ2は、図7のA部の粉末圧縮量をB部の粉末圧縮量よりも大きくする必要があり、成形面の段差Sが必然的に粉末の段差Sよりも小さくなる。その様な上パンチを用いて図6の段差Sを生じさせた粉末を成形すると、図8に示すように、上パンチ2の本体部成形部2aがB部に到達する前に突起成形部2bが盛り上がったA部に当たってA部が崩れる。特に、図6の段差面33の傾斜角θが粉末10の安息角よりも大きい場合にはA部が崩れ易く、成形が困難である。また、A部が崩れると、余分な粉末が圧粉体20の本体部21に取り込まれ、本体部21の密度が目標値よりも大きくなる。また、一方で、圧粉体の突起22は粉末が減少したことによって密度が目標値よりも小さくなり、そのために、品質の安定した製品ができない。
このような事情から、図6に示すような形状の部品は、鍛造や鋳造で製造されており、粉末冶金法による製造はなされていなかった。
なお、段差のない圧粉体を製造し、焼結後に機械加工して段差をつける方法を採れば上記のような機械部品を粉末冶金法で製造することができるが、この方法は、鍛造や鋳造よりもコストが高くついて粉末冶金法の利点が生かされない。
特開2000−26904号公報 特開平7−258704号公報
この発明は、傾斜した段差面を有する機械部品、特に、原料の粉末の安息角よりも大きい角度で傾斜した段差面を有する機械部品を低コストで製造すること、そのために、圧粉体の製品形状への金型成形を可能にして粉末冶金法による製造を可能ならしめることを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、ダイのキャビティに原料の粉末を充填する工程、
充填した粉末の一部を粉末かきでかき出して傾斜した段差面を有する粉末除去部をキャビティ内の粉末に生じさせる工程、
上1パンチを前記粉末除去部に入り込ませる工程、
上1パンチで前記段差面を支持する工程、
粉末除去部に入り込んだ上1パンチで前記段差面を支持しながら上2パンチを粉末の非除去部に接触させる工程、
上1パンチと上2パンチをストローク終点まで降下させて下パンチを含む金型でキャビティ内粉末を圧縮する工程を経て傾斜した段差面を有する圧粉体を成形する。
この成形方法は、前述の粉末除去部に粉末の安息角よりも大きな角度で傾斜した段差面を生じさせておいて粉末を成形するときに特に大きな効果を期待できるが、粉末除去部に粉末の安息角よりも小さい角度で傾斜した段差面を生じさせて成形を行うときにもその有効性が発揮される。
上1パンチと上2パンチはキャビティ内粉末に対して同時に接触させるのがよい。
この発明においては、上記の方法を実行する粉末成形装置も併せて提供する。その粉末成形装置は、ダイ、圧粉体に形成される段差面とその段差面の下端に連なる面を成形する上1パンチ、圧粉体の前記段差面の上端に連なる面を成形する上2パンチ、及び下パンチを備える金型と、ダイのキャビティに充填した粉末の一部をかき出して傾斜した段差面を有する粉末除去部をキャビティ内の粉末に生じさせる粉末かきを有し、前記上1パンチが前記粉末かきによってキャビティ内粉末に予め形成された粉末除去部を支持し、この上1パンチで前記段差面を支持しながら上2パンチをキャビティ内粉末の非除去部に接触させ、この後に、上1パンチと上2パンチがストローク終点まで降下してキャビティ内の粉末を圧縮するように構成されている。
この発明の方法、装置で成形された圧粉体は焼結し、必要があればその後にさらにサイジングや熱処理を行う。これにより、傾斜した段差面を有する焼結部品が得られる。この発明は、その焼結部品も提供する。
なお、得られた焼結部品の段差面が金型成形された面であることは、段差面に焼結肌が残されているか否かで見分けることができる。
ダイのキャビティに粉末を充填した後、一部の粉末を粉末かきでかき出すと、粉末かきの輪郭形状が転写されてキャビティ内の粉末に所定の角度で傾斜した段差面を有する粉末除去部が形成され、密度調整のための段差が生じる。
この発明では、上パンチを上1パンチと上2パンチに分割し、上記のようにして生じさせた粉末除去部を上1パンチで、粉末の非除去部(盛り上がり部)を上2パンチで別々に加圧する。また、その加圧を、上1パンチを粉末除去部に入り込ませ、この状態で上2パンチを粉末に接触させて行う。こうすると、上2パンチが粉末に接触したときには上1パンチが既に粉末除去部に十分に入り込んでおり、その上1パンチによって粉末の流動が阻止されるため、段差面の崩れ落ちが起こらない。
従って、この発明の方法によれば、傾斜した段差面を有する品質の安定した圧粉体を金型成形して得ることができる。段差面が原料の粉末の安息角よりも大きい角度で傾斜していても品質を悪化させない成形を支障なく行うことができ、鍛造や鋳造によらざるを得なかった機械部品を粉末冶金法で製造することが可能になる。
なお、この発明の方法は、キャビティ内粉末の一部をかき出すときには粉末に形成される段差面が崩れないようにするのが好ましい。しかし、段差面の傾斜角が粉末の安息角よりも大きい場合には段差面を崩れないようにするのは困難である。段差面が多少崩れた場合にも、上1パンチを、粉末をかき出した粉末除去部に入り込ませてその上1パンチで崩れた段差面を修復し、これを保持することで段差面の傾斜角が粉末の安息角よりも大きい成形体を成形可能としている。
以下、添付図面の図1〜図4に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。例示の成形方法では、図5に示す圧粉体20、即ち、本体部21と、突起22と、原料粉末の安息角を超える角度θ°で傾斜した段差面23と、軸孔24を有する圧粉体20を成形する。
図1の1は粉末成形装置のダイ、2−1は上1パンチ、2−2は上1パンチ2−1から独立させた上2パンチ、3−2は下2パンチ、3−1は下2パンチ3−2の外周に配置した下1パンチ、4は下2パンチ3−2の内側に配置したコア、5は粉末かきである。
上1パンチ2−1は、図5の圧粉体20に形成される段差面23と本体部21の端面(上面)21aを成形し、上2パンチ2−2は圧粉体に形成される突起22の端面(上面)22aを成形する。上1パンチ2−1と上2パンチ2−2は、プレス機の上ラム(図示せず)に駆動されて昇降する。また、上2パンチ2−2は、プレス機の上ラムに取付けた押し引きアクチュエータ(これも図示せず)で単独に駆動して上1パンチ2−1に対して軸方向位置を調整できるようにしてある。
下2パンチ3−2は圧粉体の本体部21の軸孔周りの下面を、下1パンチ3−1は圧粉体の下面の残りの領域を、コア4は軸孔24をそれぞれ成形する。
図中、6は、ダイ1とそのダイの成形孔に挿入される下1、下2の各パンチ3−1、3−2と、コア4との間に形成されるキャビティであり、このキャビティ6に原料の粉末10が充填される(図2参照)。
粉末かき5は、キャビティ6に満杯に充填した粉末10の一部をかき出す。この粉末かき5は、段差を生じた下縁5a、5b間にθ°の傾きを有する側縁5cを有し、この側縁5cを含む粉末かき5の下側の輪郭形状がキャビティ6内の粉末に転写されてその粉末の安息角を超える角度で傾斜した段差面11aを有する粉末除去部11が形成される(図3参照)。
ダイ1には、粉末かき5の下側の輪郭形状に対応させた切り欠き部1aを設けてあり、その切り欠き部1aに入り込ませた粉末かき5がキャビティ6の上部を横切るように移動して余分の粉末をかき出す。なお、この実施形態では、段差面23は角度θで傾いた平面としているが、粉末かき5の側縁5c、上1パンチ2−1の段差面2−1aの形状を曲線で形成されるものに変更し、その変更した粉末かきで形成された曲面であってもよい。
粉末かき5が、かき出しの役目を終えて上パンチの移動経路外に退避すると、プレス機の上ラム(図示せず)が駆動されて上パンチが降下する。その上パンチの降下は、例えば、上2パンチ2−2を上1パンチ2−1と上2パンチ2−2の先端間寸法Sがキャビティ内の粉末に生じさせた段差Sとほぼ等しくなるところまで上1パンチ2−1に対して予め引き上げ{図4(a)参照}、この状態を維持して上1パンチ2−1と上2パンチ2−2を同時に降下させる方法でなされる。
これにより、上1パンチ2−1と上2パンチ2−2はキャビティ6内の粉末10にほぼ同時に接触する{図4(b)参照}。このときには、上1パンチ2−1が粉末除去部11に入り込んで上1パンチ2−1と段差面11aとの間の隙間が既になくなっており、上1パンチ2−1が段差面11aの支持壁として働き、非除去部12からの粉末の流動を阻止する。従って、上2パンチ2−2が端面に当たったことによって粉末の非除去部12に衝撃が加わっても非除去部12の崩れが起こらない。
上1パンチ2−1と上2パンチ2−2は、キャビティ6内の粉末に接触した位置からストローク終点に向かってさらに降下する。上1パンチ2−1と上2パンチ2−2とプレス機の上ラムが下死点に到達して粉末の圧縮を完了する{図4(c)参照}。
なお、上1パンチ2−1と上2パンチ2−2がキャビティ6内の粉末に接触したところから上2パンチ2−2の位置を調整する押し引きアクチュエータを作動させて上1パンチ2−1と上2パンチ2−2をストローク終点にほぼ同時に到達させることも可能である。上1パンチ2−1と上2パンチ2−2が各々のストローク終点に到達するタイミングは、同じである。
ダイのキャビティに粉末を投入した後、粉末かきで余分の粉末をかき出して充填粉末にその粉末の安息角よりも大きい角度で傾斜した段差面を有する粉末除去部を生じさせ、その後に、上1パンチで前記段差面の崩れを防止しながら上2パンチを粉末の非除去部に接触させ、引き続いて圧縮を行うこの発明の方法で圧粉体を成形し、得られた圧粉体の密度分布を調べた。圧粉体は図6に示す形状のものを試作した。圧粉体の本体部直径D=20mm、厚みt1=3mm、突起高さh=4.5mm、段差面の傾斜角θ=70°とした。
粉末は、安息角45°の鉄系粉末(ルブライトD−60(住友電気工業(株)製粉末)を使用した。密度分布は、突起32の部分の密度と本体部31の密度を調べた。調査した試料No.1〜No.3の3個の試作圧粉体の密度を表1に示す。
Figure 2007113074
密度は6.9±0.05g/cmの範囲であり、試作した圧粉体はいずれも良好な密度分布が得られた。
(比較例1〜3)
比較のために、以下の方法で圧粉体を成形した。その方法では、実施例1と同一組成の粉末をキャビティに充填した後、粉末かきを用いて実施例1と同じ方法でキャビティ内粉末に除去部を形成して段差をつける。その後、図6に示すように突起成形部と本体部成形部を一体に形成した成形面に段差のある上パンチを用いてキャビティ内粉末を圧縮する。この比較例の方法で成形された圧粉体の突起部密度と本体部密度の調査結果を表2に示す。なお、本体部の密度は突起に近い部分の密度を調べた。
Figure 2007113074
この比較例のデータからわかるように、比較例の方法では、先に示した実施例に比べ、突起部と本体部の密度差が大きなものになっている。
この発明は、(突起高さh/(突起高さh+本体厚みt1))の比が20%以上のものでその効果が大きい。
この発明の成形方法は、成形時の粉末の崩れが阻止されて圧粉体に大きな密度差が発生せず、圧粉体の品質を安定させることができる。従って、段差面の傾斜角が粉末の安息角よりも小さい機械部品は勿論、粉末の安息角を超える角度で傾斜した段差面を有する機械部品も粉末冶金法で製造することが可能になり、部品の量産性向上、コスト低減が図れる。
この発明の粉末成形装置の要部の概要を示す断面図 図1の粉末成形装置のダイのキャビティに粉末を充填した状態の断面図 充填粉末の一部を粉末かきでかき出した状態の断面図 この発明の方法による成形手順を示す断面図 この発明の方法で成形する圧粉体の一例を示す断面図 (a)この発明の方法で製造する機械部品の一例を示す斜視図、(b)同上の機械部品の平面図、(c)同上の機械部品の(b)図X−X線部の断面図 図6の機械部品の成形法として考えられる方法の断面図 図7の方法の成形手順を示す断面図
符号の説明
1 ダイ
1a 切り欠き部
2 上パンチ
2a 本体部成形部
2b 突起成形部
−1 上1パンチ
−2 上2パンチ
−1 下1パンチ
−2 下2パンチ
4 コア
5 粉末かき
5a、5b 下縁
5c 側縁
6 キャビティ
10 粉末
11 粉末除去部
11a 段差面
12 非除去部
20 圧粉体
21 本体部
21a 端面
22 突起
22a 端面
23 段差面
24 軸孔
30 機械部品
31 本体部
32 突起
33 段差面

Claims (6)

  1. ダイ(1)のキャビティ(6)に原料の粉末(10)を充填する工程、
    充填した粉末(10)の一部を粉末かき(5)でかき出して傾斜した段差面(11a)を有する粉末除去部(11)をキャビティ内の粉末に生じさせる工程、
    上1パンチ(2−1)で前記段差面(11a)を支持する工程、
    粉末除去部(11)に入り込んだ上1パンチ(2−1)で前記段差面(11a)の粉末を支持しながら上2パンチ(2−2)を粉末の非除去部(12)に接触させる工程、
    上1パンチ(2−1)と上2パンチ(2−2)をストローク終点まで降下させて下パンチを含む金型でキャビティ内粉末を圧縮する工程を経て傾斜した段差面(23)を有する圧粉体(20)を成形する圧粉体の成形方法。
  2. キャビティ内の粉末に粉末除去部(11)を生じさせる工程において、粉末除去部(11)に粉末の安息角よりも大きい角度で傾斜した段差面(11a)を形成する請求項1に記載の圧粉体の成形方法。
  3. 前記上1パンチ(2−1)と上2パンチ(2−2)をキャビティ内粉末に同時に接触させる請求項1又は2に記載の圧粉体の成形方法。
  4. 角度(θ°)で傾斜した段差面(23)を有する圧粉体(20)を成形する粉末成形装置であり、
    少なくともダイ(1)、前記段差面(23)とその段差面の下端に連なる端面(21a)を成形する上1パンチ(2−1)、圧粉体の前記段差面(23)の上端に連なる端面(22a)を成形する上2パンチ(2−2)、及び下パンチを組み合わせた金型と、ダイ(1)のキャビティ(6)に充填した粉末(10)の一部をかき出して傾斜した段差面(11a)を有する粉末除去部(11)をキャビティ内の粉末に生じさせる粉末かき(5)を有し、
    前記上1パンチ(2−1)が前記粉末かき(5)によってキャビティ内粉末に予め形成された粉末除去部(11)に入り込み、この上1パンチ(2−1)で前記段差面(11a)の崩れを防止しながら上2パンチ(2−2)をキャビティ内粉末の非除去部(12)に接触させ、この後に、上1パンチ(2−1)と上2パンチ(2−2)がストローク終点まで降下してキャビティ内の粉末を圧縮するようにした粉末成形装置。
  5. 傾斜した段差面を有し、その段差面が金型成形されている焼結部品。
  6. 前記段差面に焼結肌が残されている請求項5に記載の焼結部品。
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CN115443197A (zh) * 2020-04-24 2022-12-06 罗伯特·博世有限公司 经宽度方向压缩形成硬质合金钻头刀片的压缩模具和方法

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