JP2007111728A - ダイカスト品の検査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】特別な検査設備を必要とせず、ダイカスト品への破断チル層の混入状況を簡易に認識することが可能なダイカスト品の検査方法の提供。
【解決手段】ダイカスト品の検査方法では、検査片抽出工程と面積率算出工程と比較判断工程とを行う。検査片抽出工程では、ゲート近傍のランナー部内で凝固した溶湯から、表面の一部が検査面11Aをなす検査片11を切出す。面積率算出工程では、検査片11の検査面11Aの面積に対する検査面11Aに露出している破断チル層の面積の面積率を算出する。比較判断工程では、面積率算出工程により算出された面積率と所定の基準値とを比較することにより、ダイカスト品30が不良品となる程度の量の破断チル層がダイカスト品30中に含まれているか否かを判断する。
【選択図】図1
【解決手段】ダイカスト品の検査方法では、検査片抽出工程と面積率算出工程と比較判断工程とを行う。検査片抽出工程では、ゲート近傍のランナー部内で凝固した溶湯から、表面の一部が検査面11Aをなす検査片11を切出す。面積率算出工程では、検査片11の検査面11Aの面積に対する検査面11Aに露出している破断チル層の面積の面積率を算出する。比較判断工程では、面積率算出工程により算出された面積率と所定の基準値とを比較することにより、ダイカスト品30が不良品となる程度の量の破断チル層がダイカスト品30中に含まれているか否かを判断する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ダイカスト品の検査方法に関し、特にダイカスト品中に破断チル層が含まれることにより不良となる当該ダイカスト品を検出するためのダイカスト品の検査方法に関する。
ダイカスト法では、ダイカスト金型においてプランジャーチップを駆動させることにより、アルミニウム合金等の溶湯をスリーブを介してダイカスト金型のキャビティに充填する。ダイカスト法が行われる際に溶湯がスリーブに注入されると、溶湯とスリーブの内面との接触により溶湯の一部が急冷凝固され、スリーブ内面に沿って破断チル層が形成される。破断チル層はプランジャーチップの駆動によりスリーブ内面から剥ぎ取られ、破断チル層を含有する溶湯は、ランナー部、ゲート部を通してキャビティ内へ流入し、キャビティ内で形成されるダイカスト品に破断チル層が混入する。
破断チル層はゲートの手前で止まり、キャビティ内へ流入しないことが望ましいが、実際には、溶湯と共にキャビティ内へ流入し、前述のようにダイカスト品に混入された状態となる。破断チル層は溶湯が正常に凝固してなる正常部中に混入して未溶着部を形成する。破断チル層による未溶着部の存在は、ダイカスト品の強度、耐久性、外観などの品質を低下させる原因となる。そこで、ダイカスト品中の破断チル層の有無の検査をする必要がある。
ダイカスト品に混入した破断チル層を検査する方法としては、ダイカスト品自体を切断して検査を行う破壊検査が行われている。この破壊検査では、製品であるダイカスト品を切断してしまうため、破壊検査に用いられたダイカスト品をその後の強度試験や耐久試験といったワーク全体についての試験に供することができないという問題がある。
近年では、例えば、特開2005−91288号公報に記載されているように、超音波探傷法やX線CT測定により、ダイカスト品を破壊せずに行う非破壊検査も行われている。このような非破壊検査では、ダイカスト品を切断等することによる破壊を行わないため、検査に用いられたダイカスト品を、その後の強度試験や耐久試験といったダイカスト品全体についての試験に供することができる。
特開2005−91288号公報(2頁〜5頁、図3)
しかし、非破壊検査には、超音波探傷法やX線CT測定を行うための特別な検査設備を必要とするという問題がある。そこで、本発明は、特別な検査設備を必要とせず、ダイカスト品への破断チル層の混入状況を簡易に認識することが可能なダイカスト品の検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ダイカスト品を鋳造するために金型のランナー部及びゲートを通してキャビティ内へ溶湯を充填し、該溶湯が該キャビティ、該ゲート、及び該ランナー部において凝固した後に、該ランナー部内で凝固した該溶湯10から、表面の一部が検査面11Aをなす検査片11を切出す検査片抽出工程と、該検査片11の該検査面11Aの面積に対する該検査面11Aに露出している破断チル層の面積の面積率を算出する面積率算出工程と、該面積率算出工程により算出された該面積率と所定の基準値とを比較することにより、該ダイカスト品30が不良品となる程度の量の該破断チル層が該ダイカスト品30中に含まれているか否かを判断する比較判断工程とを有するダイカスト品の検査方法を提供している。
本発明の請求項1記載のダイカスト品の検査方法によれば、溶湯がキャビティ、ゲート、及びランナー部において凝固した後に、ランナー部内で凝固した溶湯から、表面の一部が検査面をなす検査片を切出す検査片抽出工程と、検査片の検査面の面積に対する検査面に露出している破断チル層の面積の面積率を算出する面積率算出工程と、面積率算出工程により算出された面積率と所定の基準値とを比較することにより、ダイカスト品が不良品となる程度の量の破断チル層がダイカスト品中に含まれているか否かを判断する比較判断工程とを行うようにしたため、ダイカスト品自体に対して切断等することによる破壊を行わずに、ダイカスト品中の破断チル層の混入状況を認識することができる。このため、検査に用いられたダイカスト品を、その後の強度試験や耐久試験といったダイカスト品全体についての試験に供することができる。また、検査を行うための特別な検査設備を必要としないため、ダイカスト品を製造するためのコストを低減することができる。
本発明の実施の形態によるダイカスト品の検査方法について図1を参照しながら説明する。ダイカスト品の検査方法では、先ず、検査片抽出工程を行う。検査片抽出工程では、ダイカスト金型のスリーブにアルミニウム合金等の溶湯を注入する。次に、ブランジャーチップを駆動させることにより、スリーブ内の溶湯を、ビスケット、ランナー部、及びゲートを通してキャビティ内へ充填する。
キャビティ内への溶湯の充填が終了したときには、キャビティのみならず、ビスケット、ランナー部、及びゲート内にも溶湯が充填した状態となっている。その後、溶湯を冷却することにより、ビスケット、ランナー部、ゲート、及びキャビティ内において溶湯が凝固し、例えば、図1に示されるような形状の凝固物1となる。凝固物1においては、ゲート内において凝固した溶湯20は、図1に示されるように、キャビティ内において凝固した溶湯30とランナー部内において凝固した溶湯10とに接続されている。また、ランナー部内において凝固した溶湯10は、ビスケット内において凝固した溶湯40に接続されている。
次に、ダイカスト品の部分、即ち、キャビティ内において凝固した溶湯30の部分を、ゲート内において凝固した溶湯20から切り離す。そして、ランナー部内において凝固した溶湯10を、図1において二点差線で示される位置で切断することにより検査片11となる凝固した溶湯の断片を切出す。二点差線で示される切断位置はゲート内において凝固した溶湯20の近傍位置である。検査片11の切断面は検査面11Aをなす。以上が検査片抽出工程である。
次に、面積率算出工程を行う。面積率算出工程では、先ず、検査片11の切断面を研磨紙により研磨して、後述のように腐食液によって腐食させたときの当該腐食した部分がよく分かるようにする。次に、腐食液によって検査片11を腐食させる。破断チル層の部分と正常な部分とでは組織が異なるため、検査片11を腐食させることにより色異差が生じ、破断チル層の存在を顕著にすることができる。
次に、後述のスキャナーにより検査面11Aの画像を読取り可能とするために、破断チル層をカラーインキ等で着色する。次に、スキャナーで検査面11Aの画像を取込み、コンピュータの画像処理により、検査片11の検査面11Aの面積に対する検査面11Aに露出している破断チル層の面積の面積率を算出する。以上が面積率算出工程である。
次に、比較判断工程を行う。比較判断工程では、面積率算出工程により算出された面積率と所定の基準値とを比較することにより、ダイカスト品30が不良品となる程度の量の破断チル層がダイカスト品30中に含まれているか否かを判断する。例えば、基準値が8.5%であり、面積率算出工程により算出された面積率が8.5%以下であれば、キャビティ内で形成されたダイカスト品30中の破断チル層の量は、検査片11中の破断チル層の量よりも少量であると考えられ、ダイカスト品30が不良品となる程度の量の破断チル層は当該ダイカスト品30中に含まれていないと考えられる。このため、破断チル層を少量化するための対応は不要と判断する。
面積率算出工程により算出された面積率が8.5%を越える場合には、キャビティ内で形成されたダイカスト品30中の破断チル層の量は、ダイカスト品30が不良品となる程度であると考えられる。このため、破断チル層を少量化するための対応の工程が必要であると判断する。破断チル層を少量化するための対応の工程としては、例えば、溶湯温度を変更したり、射出遅延タイマーの調整、即ち、ラドルから溶湯をスリーブ内へ注入してからキャビティに溶湯を充填するためにプランジャーチップを駆動し始めるまでの時間の調整を行ったり、スリーブ冷却方法を変更したり等することにより、ダイカスト法の条件の確認及び見直しを行う工程が挙げられる。
そして、破断チル層を少量化するための対応の工程を行った後に、比較判断工程において面積率算出工程により算出された面積率が所定の基準値以下となるまで、検査片抽出工程と、面積率算出工程と、比較判断工程と、破断チル層を少量化するための対応の工程とを繰返し行う。以上のようにして、ダイカスト品30の検査方法を行うようにしたため、ダイカスト品30自体に対して切断等することによる破壊を行わずに、ダイカスト品30中の破断チル層の混入状況を認識することができる。このため、検査に用いられたダイカスト品30を、その後の強度試験や耐久試験といったワーク全体についての試験に供することができる。また、検査を行うための特別な検査設備を必要としないため、ダイカスト品30を製造するためのコストを低減することができる。
次に、検査片11の検査面11Aの面積に対する検査面11Aに露出している破断チル層の面積の面積率と、当該検査片11とともにダイカスト金型内のキャビティにおいて成形されたダイカスト品30中の破断チル層の数との関係を調べる実験について説明する。実験では、検査片11における当該面積率が基準値である8.5%以下のときのダイカスト品30を本発明品として用いた。また、検査片11における当該面積率が基準値である8.5%を超えるときのダイカスト品30を比較品として用いた。
本発明品、比較品についてはそれぞれ4つずつ用意した。図2の左から1番目、2番目の本発明品は、検査片11における当該面積率が2.9%であったものである。図2の左から3番目の本発明品は、検査片11における当該面積率が0.0%であったものである。図2の左から4番目の本発明品は、検査片11における当該面積率が1.6%であったものである。また、図2の左から5番目〜8番目の比較品は、いずれも検査片11における当該面積率が10%以上であったものである。本発明品1と比較品1とは同一形状のダイカスト品30である。これら本発明品、比較品を、断面1〜断面6の所定断面位置において切断し、当該断面において露出している破断チル層の数を数えることにより実験を行った。
試験結果は図2のグラフに示されるとおりである。図2のグラフにおいて縦軸は、断面1〜断面6に露出している破断チル層の個数である。図2のグラフに示されるように、左から1番目の本発明品では、断面1〜断面6のうちの断面2においてのみ破断チル層が検出されており、検出された破断チル層の個数は1つのみである。従って、断面1〜断面6において検出された破断チル層の総数は1つであり、極めて少ない個数になっている。
図2の左から2番目の本発明品では、断面1〜断面6のうちの断面1と断面6とにおいてのみ破断チル層が検出されており、断面1において検出された破断チル層の個数は1つのみである。また、断面6において検出された破断チル層の個数は3つである。従って、断面1〜断面6において検出された破断チル層の総数は4つであり、少ない個数になっている。
図2の左から3番目の本発明品では、断面1〜断面6のうちの断面3と断面4とにおいてのみ破断チル層が検出されており、断面3、断面4において検出された破断チル層の個数は、それぞれ1つのみである。従って、断面1〜断面6において検出された破断チル層の総数は2つであり、極めて少ない個数になっている。
図2の左から4番目の本発明品では、断面1〜断面6のうちのいずれにおいても破断チル層は検出されていない。従って、断面1〜断面6において検出された破断チル層の総数は0である。
これに対して図2の左から5番目の比較品では、断面1〜断面6のうちの断面3〜断面6において破断チル層が検出されており、断面3、断面5、断面6において検出された破断チル層の個数はそれぞれ1つである。断面4において検出された破断チル層の個数は2つである。従って、断面1〜断面6において検出された破断チル層の総数は5つであり、破断チル層の個数は多い。
図2の左から6番目の比較品では、断面1〜断面6のうちの断面2〜断面6において破断チル層が検出されており、断面2において検出された破断チル層の個数は2つである。断面3、断面4において検出された破断チル層の個数はそれぞれ1つである。断面5において検出された破断チル層の個数は3つである。断面6において検出された破断チル層の個数は8つである。従って、断面1〜断面6において検出された破断チル層の総数は15個であり、破断チル層の個数は非常に多い。
図2の左から7番目の比較品では、断面1〜断面6のうちの断面2〜断面6において破断チル層が検出されており、断面2において検出された破断チル層の個数は2つである。断面3において検出された破断チル層の個数は6つである。断面4、断面5において検出された破断チル層の個数はそれぞれ4つである。断面6において検出された破断チル層の個数は2つである。従って、断面1〜断面6において検出された破断チル層の総数は18個であり、破断チル層の個数は非常に多い。
図2の左から8番目の比較品では、断面1〜断面6のうちの断面1、断面3〜断面6において破断チル層が検出されており、断面1において検出された破断チル層の個数は2つである。断面3において検出された破断チル層の個数は8つである。断面4において検出された破断チル層の個数は1つである。断面5において検出された破断チル層の個数は5つである。断面6において検出された破断チル層の個数は3つである。従って、断面1〜断面6において検出された破断チル層の総数は19個であり、破断チル層の個数は非常に多い。
以上の試験より、検査片11の検査面11Aの面積に対する検査面11Aに露出している破断チル層の面積の面積率が基準値である8.5%以下の場合には、ダイカスト品30である本発明品中の破断チル層の個数も少ないという関係があることが確認できる。逆に、検査片11の検査面11Aの面積に対する検査面11Aに露出している破断チル層の面積の面積率が基準値である8.5%を超える場合には、ダイカスト品30である本発明品中の破断チル層の個数も多いという関係があるがあることを確認することができる。
本発明によるダイカスト品の検査方法は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、ダイカスト金型のビスケット、ランナー部、ゲート、及びキャビティの形状は、本実施の形態におけるダイカスト金型のビスケット、ランナー部、ゲート、及びキャビティの形状に限定されない。
また、本実施の形態では基準値は8.5%であったが、この値はダイカスト品の形状や材質等によって変わる。従って、基準値については、ダイカスト品の形状や材質等を考慮した上で適宜設定する必要がある。
また、本実施の形態では基準値は8.5%であったが、この値はダイカスト品の形状や材質等によって変わる。従って、基準値については、ダイカスト品の形状や材質等を考慮した上で適宜設定する必要がある。
本発明のダイカスト品の検査方法は、ダイカスト品中に破断チル層が極力含まれていないことが要求されるダイカスト法の分野において極めて有用である。
11 検査片
11A 検査面
11A 検査面
Claims (1)
- ダイカスト品を鋳造するために金型のランナー部及びゲートを通してキャビティ内へ溶湯を充填し、該溶湯が該キャビティ、該ゲート、及び該ランナー部において凝固した後に、該ランナー部内で凝固した該溶湯から、表面の一部が検査面をなす検査片を切出す検査片抽出工程と、
該検査片の該検査面の面積に対する該検査面に露出している破断チル層の面積の面積率を算出する面積率算出工程と、
該面積率算出工程により算出された該面積率と所定の基準値とを比較することにより、該ダイカスト品が不良品となる程度の量の該破断チル層が該ダイカスト品中に含まれているか否かを判断する比較判断工程とを有することを特徴とするダイカスト品の検査方法。
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- 2005-10-19 JP JP2005304835A patent/JP2007111728A/ja active Pending
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