JP2007111108A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ばね部材の使用点数を軽減し、組立作業性の向上や構成の簡素化を図る。
【解決手段】投入口を閉鎖状態にロックするドアロック機構15及びこのロック状態を解除するロック解除装置16を備え、前記ロック解除装置16は、筐体の外部操作可能な位置に設けた押しボタン9と、この押しボタン9に設けたボタンばね20と、前記押しボタン9の操作により前記ボタンばね20を介して所定方向に変位可能な変位伝達部材19と、この変位伝達部材19に連動してロック解除動作する前記ドアロック機構15とを具備してなり、前記ドアロック機構15にはドアロックする方向に付勢するロックばね18を有するとともに、この付勢作用を受けて前記変位伝達部材19を経て前記押しボタン9を元位置に復帰する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯物を出し入れする投入口をドアにて閉鎖状態にロックするドアロック機構を備えたドラム式洗濯機に関する。
従来、一般的なドラム式洗濯機では、横軸周りに回転可能なドラムを備えており、従ってその外郭を形成する筐体の前面に洗濯物を出し入れする投入口を形成している。そして、この投入口を開閉するドアと前記ドラムを内包した水槽との間にベローズを水密に配設している。この水密性を維持するとともに、前記ドアが運転中などに不用意に開放しないように安全性を考慮して、ドアを閉鎖状態にロックするドアロック機構を設けている。このドアロック機構は、ドアを閉鎖することにより弾性的に係合するラッチ部を備え、直接ドアを開放できないよう閉鎖状態にロックする。
このため、必要時にドアを開放できるようにロック解除手段を備えている。
このロック解除手段は、筐体の外部から操作可能な押しボタンを設け、この押しボタンの操作変位を変位伝達部材を介して前記ドアロック機構に伝達し、該ドアロック機構によるロックを解除動作する。しかるに、このロック解除手段には複数のばね部材が採用されていて、例えば上記の押しボタンを常時押し上げている第1のばね部材、押しボタンの操作変位をドアロック機構に伝達可能とする第2のばね部材、そして上記ラッチ部をロック方向に付勢する第3のばね部材を備えている。そのうち、第2のばね部材には引張りコイルばねを用いてその引張り変位強度は、他の圧縮コイルばねからなる第1,第2のばね部材の圧縮変位強度より強くして、過大な引張り力が加わった場合にのみ伸長して、連結されたドアロック機構に必要以上の無理な力が作用しない構成としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−137508号公報(第4,5頁及び図4,5,6)
しかしながら、上記構成のロック解除手段では3個のばね部材を要することから、その付勢力の調整や組立も面倒でコストアップの要因となる。また、ドアロックを解除すべく押しボタンを押圧操作したとき、その操作変位をドアロック機構に伝達するために、該押しボタンの内面側に押圧突起を設け、該突起が直接当接してその変位(ストローク)を伝達する変位伝達部材を設けた構成としている。そのため、押しボタンは各ばね部材の付勢力に抗して大きな操作力を要し、従って上記押圧突起と変位伝達部材との間に大きな当接力を生じ、押しボタンをはじめ変位伝達機構としても破損せず長期使用に耐える強度アップを図る必要があり、それだけ設計製造を難しくし更にコストアップすることが懸念される。
本発明は上記問題を解決するため、ばね部材などの付勢手段を軽減して組立容易で簡素なロック解除手段を構成し、コスト低減にも寄与できるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明のドラム式洗濯機は、外郭を形成し前面に洗濯物の投入口を有する筐体と、この筐体の内部に弾性支持された水槽と、この水槽の内部に横軸周りに回転可能に設けられたドラムと、前記投入口を開閉すべく回動可能に設けられたドアと、このドアにより前記投入口を閉鎖状態にロックするドアロック機構と、このドアロック機構によるロック状態を解除し前記ドアを開放可能とするロック解除手段とを備えたものにおいて、前記ロック解除手段は、前記筐体の外部操作可能な位置に設けた操作部材と、この操作部材に設けた弾性体と、前記操作部材の操作により前記弾性体を介して所定方向に変位可能に設けた変位伝達部材と、この変位伝達部材に連動してロック解除動作する前記ドアロック機構とを具備してなり、前記ドアロック機構には前記ドアをロックする方向に付勢する付勢手段を有するとともに、この付勢作用を受けて前記変位伝達部材を経て前記操作部材を元位置に復帰する構成としたことを特徴とするものである。
上記手段によれば、操作部材に装着した弾性体は、操作部材の操作変位たるストロークを伝達し、及び必要以上のストローク伝達を阻止すべく自身の圧縮変形にて吸収するなど多機能化でき、部品点数の削減や構成の簡素化による組立作業性の向上を図り得、延いてはコストの低減も期待できるドラム式洗濯機を提供できる。
以下、本発明の一実施例を示すドラム式洗濯機につき図面を参照して説明する。まず、図2は洗濯機全体の概略構成を示すドア開放状態の外観斜視図で、図示するように該洗濯機の外郭を形成する筐体1の前面板1aは、若干斜め上方を指向した傾斜面状をなしていて、周縁部が円形状に窪んで開口する洗濯物の投入口2が形成され、その上部に各種の洗濯コースなどを設定する操作パネル3が設けられている。なお、この投入口2の周縁部には、詳細は後述するが環状の開口枠体30が被着されている。また投入口2には、円形状のドア4が一端側を2個のヒンジ体5を介して回動可能に設けられ、該投入口2を閉鎖可能とするとともに、他端側にはこの閉鎖状態で係合するラッチ部を構成する被係合部7を突設している。この被係合部7は、中空枠状をなし、これに後述する係合片6(図1参照)が弾性的に係脱可能に係合するラッチ部構成としている。
そして、前面板1aには上記被係合部7と対応した位置に該被係合部7が挿脱可能なラッチ穴部8が突出するように設けられ、このラッチ穴部8に被係合部7が挿入されたとき、前記係合片6と係合可能としている(詳細は後述する)。その他、図2には上記投入口2の右肩方向に当たる外周縁に操作部材としての押しボタン9が設けられ、これはドア4が閉鎖状態でも操作可能な位置に配設されており、更には前記筐体1の内部に配設された周知のドラム10、及びドア4や投入口2、そして後述する水槽13との間の水漏れを防ぐべく水密に構成された柔軟性を有するベローズ11につき図示され、これらの詳細な説明はいずれも後述する。
次いで、図3に基づき説明する。この図3は、前記前面板1aの内側の要部を拡大して示す斜視図で、具体的には筐体1やドア2を取外し、且つ前面板1aを構成するうちの表面板を取除いて裏面板であるベースプレート12に対する各種部品等の組込み構成を明示したものである。
まず、前記ドラム10は水槽13内に横軸回りに回転可能に設けられ、その前面開口部が前記投入口2に対向するよう前方に若干上昇した傾斜形態に軸支されている。しかるに、上記ドラム10を内包した水槽13も同様にその前面開口部を投入口2に対向配置され、そして該水槽13の前面に前記ベローズ11の一端が接続固定されている。このベローズ11の他端は、後述する図5に示すように筐体1の前面板1a(ベースプレート12)における投入口2の外周縁部に接続固定されるとともに、そのリップ部11aが閉鎖状態のドア4の膨出した裏面側に弾接している。以って、水槽13外の筐体1内部や、投入口2から外方への水漏れを防止する水密構成をなすとともに、柔軟性であるが故に水槽13側の振動が該ベローズ11を通して前面板1aに極力伝達されないようにしている。なお、水槽13自体も周知のように図示しないサスペンションを介して筐体1内に弾性支持され、水槽13側に生じた振動がそのまま筐体1側に伝達されない構成にある。
また、図3には取外したドア4の2個のヒンジ体5を回動可能に軸支するヒンジ機構14が示され、ベースプレート12の左端側に配設されている。このヒンジ機構14は、1本の支軸14aと2箇所に張設された捩じりコイルばねからなるヒンジばね14bを具備しており、これらヒンジばね14bは夫々のヒンジ体5を介して閉鎖状態のドア4を開放方向に付勢するよう設けられている。しかして、このヒンジ機構14と投入口2を挟んだ反対側(右端側)には、前記したラッチ穴部8などを含むドアロック機構15が配設され、更にはこのドアロック機構15によるロック状態を解除するロック解除手段としてのロック解除装置16を備えている。
以下、上記ドアロック機構15及びロック解除装置16について、その全体構成を示す平面図である図1を参照して説明する。まず、ドアロック機構15の構成につき述べると、これは前記したラッチ部の被係合部7(図2参照)を除き、矩形箱状のロックケース17内に配設されている。すなわち、このロックケース17一端には前記したラッチ穴部8を一体に突出形成して、前面板1aの前記開口枠体30から前面外方に臨んでいる。そして、このラッチ穴部8の近傍に位置し上記被係合部7と係脱可能とする前記係合片6が横方向(図示左右方向)に移動可能に設けられている。
この係合片6は、その先端部に先細となる斜面部6aが形成され、この先端部は常時はラッチ穴部8を臨む位置に保持すべく、矢印A1方向に付勢する付勢手段が施され、例えば本実施例では圧縮コイルばねからなるロックばね18が張設されている。従って、このロックばね18により被係合部7がラッチ穴部8に挿入されたとき、先端の斜面部6aに当接して該係合片6をロックばね18に抗して一瞬後退(矢印A2方向)させた後、被係合部7の中空部に係合片6が係合することで該係合片6をほぼ元位置に復帰回動させる。このように、ラッチ部は付勢手段を介して弾性的に係合し、この係合状態にあるときは、所謂ドア4の閉鎖状態をロックすることになり、以って本来のドアロック機構15として機能する。
上記ドアロック機構15に対し、そのドアロック状態を解除する手段としてのロック解除装置16は、前記押しボタン9による外部操作に連動して上記ドアロック機構15を解除動作させる構成にあって、ドア4を必要時に開放できる機能を有する。すなわち、ロック解除装置16は、機能的には操作部材たる上記押しボタン9と、この操作変位(ストローク)を所定方向に伝達する変位伝達部材19と、この変位伝達部材19と連動すべく連結された上記ドアロック機構15とから構成されている。
具体的には、まず押しボタン9の構成につき図5に示す要部の拡大断面図、及び図3の要部を拡大して示す図4も参照して述べると、押しボタン9は裏面側を空洞で開放した浅い箱状をなし、上面を押圧部9aとして一部やゝ凹面状としている。この押しボタン9の一端に、特に図1に示すように外方に並列に延びた2本の支持アーム9bを一体に形成するとともに、その端部の外側面に軸部21を形成している。これとは反対側の両角部には、弾性変形可能な爪部9cを突設している。そして、押圧部9aに対応する裏面側には図5に示すように棒状突起9dを突設していて、該突起9dに嵌合して圧縮コイルばねからなる弾性体としてのボタンばね20が取付固定されている。このボタンばね20は、圧縮強度を高めたコイルばねを採用しており、詳細は後述するが押しボタン9が押圧操作されたとき、その機械的変位を他部位に伝達するに十分な剛性を有している。
斯かる構成の押しボタン9は、特に図4に示すボタンケース22内に回動可能に支持される。すなわち、ボタンケース22はベースプレート12にネジ止めされ、起立した周壁部22aは押しボタン9の外形形状に沿うように形成され、そのうちの一部を切除した構成としている。そして、このボタンケース22の押しボタン9の支持アーム9bが収納される2箇所の凹所23には、それらの外側面に軸穴23aを形成している。この軸穴23aに、押しボタン9の支持アーム9bの端部に突設された軸部21を挿入することで、該押しボタン9を回動可能に軸支する。
更には、この回動可能に軸支した押しボタン9の反対側における自由動状態を安定化するため、角部に突設した爪部9cがボタンケース22の周壁部22aに形成した開口部24に弾性的に挿入され抜け止め状態に保持されるなどして、該押しボタン9の自由端側の不安定になりがちな動きを規制するようにしている。斯くして、押しボタン9はボタンケース22内に所定内の回動変位可能に軸支され、通常は図5に示す如く押圧部9aを押圧操作し易く前面板1a及び該前面板1aに連ねて投入口2周縁部に装着された前記開口枠体30を通して外部に露出した状態に組み込まれ、且つ最も前方に突出した状態に前記ドアロック機構15のロックばね18の付勢作用を(前記変位伝達部材19を介して)受けて保持される構成としている(詳細は後述する)。
次いで、上記構成の押しボタン9の操作変位たるストロークをドアロック機構15に伝達する変位伝達部材19の構成につき述べる。まず、本実施例では図5に示すように、押しボタン9のボタンばね20の下方に対応したばね受け座25aを突設し、前記ボタンケース22内に回動可能に支持された方向変換レバー25を備えている。前記ばね受け座25aが軸部25bから図示下方向に突出しているのに対し、図示横方向に突出したレバー片25cを一体に形成している。しかるに、前記ばね受け座25aはボタンばね20の下端部を受け入れる筒状凹部に形成されていて、押しボタン9からの操作変位を確実に捉えるようにし、以って押しボタン9の押圧操作に基づき軸部25bを中心に回動させ前記レバー片25cを回動変位させる構成にある。
そして、上記レバー片25cと係合して所定方向に変位可能な移動部材26が設けられている。この移動部材26は、上記レバー片25cからの回動変位を所定方向に所定ストローク移動可能に設けたもので、例えば本実施例では直線的にスライド移動可能に構成されている。具体的には、特に図5に示す上記レバー片25cを挟んでV字状(或はU字状)に対峙して立設した起立部26bと、図1,4に示すスライドする主体部である基台部26aと、この基台部26aの中央部位に形成した長孔状のガイド孔26cを有し、該ガイド孔26cにベースプレート12側から起立したガイド部材27をスライド可能に嵌合することで、移動部材26のスライド方向(矢印B1、B2方向)や同ストロークの限度規制をしている。
この移動部材26の端部には、前記ドアロック機構15を連動させるべく、該ドアロック機構15との間に例えば棒状の操作杆28を連結している。しかして、この操作杆28の他端側は図1に破線で示す如く前記ロックケース17内にスライド可能(図示上下方向)に収納され、その収納端部側にピン28aを直立状態に植設している。そして、この操作杆28の上下移動に対し、ドアロック機構15を構成する前記係合片6が該操作杆28と直交する方向(図示左右方向)に進退可能に設けられている。すなわち、前記ピン28aは、係合片6に斜めに開口した溝状長孔部6b内にスライド可能に嵌合していて、ピン28aが上下動するに伴ない傾斜した長孔部6bを介して、係合片6を左右方向(矢印A1,A2方向)に移動可能としている。
なお、特に図示しないが係合片6は、ロックケース17内にて左右方向(矢印A1,A2方向)のみスライド移動可能に収納配設されているとともに、前記したロックばね18が係合片6の後端部である右端部とロックケース17の内壁部との間に設けられていて、該係合片6を常時矢印A1方向に付勢して、その先端の斜面部6aがラッチ穴部8を臨む位置に保持している。つまり、ロックばね18は係合片6の先端部がドア4側の被係合部7と係合する方向に付勢され、且つその係合した状態所謂ロック状態を保持する作用をなす。
従って、上記構成により操作杆28が図1の状態から上方向(矢印B1方向)に移動した場合には、上記ピン28aと長孔部6bとが嵌合した滑動作用により、係合片6を後退方向でもある右方向(矢印A2方向)にスライド移動する。この場合、前記したロックばね18を圧縮しながら係合片6が移動する。この係合片6が所定のストローク後退移動すると、係合片6が被係合部7との係合状態から脱して所謂ラッチ部が解除され、ドア4のロック状態も解除され、ヒンジばね14b(図3参照)の付勢作用を受けてドア4が開放動作する。
しかるに、上記ロック状態が解除された後に前記操作杆28の矢印B1方向への移動作用が消失した場合には、ロックばね18の圧縮され蓄積されていた弾発力が有効化し、係合片6を矢印A1方向に復帰移動させる。また、長孔部6b内に嵌合しているピン28aを介して操作杆28も矢印B2方向に復帰移動する。
ところで、上記した操作杆28の上下動は、連結状態にある前記移動部材26と共に矢印B1,B2方向にスライド移動するものである。そのうち、矢印B1方向の移動は、前記したように押しボタン9の押圧操作に基づき、変換レバー25を介して強制的に移動された場合を示している。斯くして、詳細は作用説明の項にて後述するが押しボタン9の押圧操作を起点にして、方向変換レバー25や移動部材26、及び操作杆28等からなる変位伝達部材19を介して操作変位が伝達され、上記した如くロックばね18に抗して係合片6を移動させて、そのドアロック機構15によるロック状態を解除する伝達経路からなるロック解除装置16を構成している。
一方、変位伝達部材19が矢印B2方向に移動した場合、つまり押しボタン9の押圧操作が解除された場合を示すもので、上記した矢印B1方向への強制移動が解除されたことにある。従って、この場合は上記したようにロックばね18の圧縮され蓄積されていた弾発力が有効化し、係合片6を矢印A1方向に復帰移動させ斜面部6aはラッチ穴部8を臨む位置に進出しその位置に保持される。従って、この状態で開放状態にあるドア4が閉鎖されれば再びラッチ部は係合状態となりドア4を閉鎖状態にロックすることができる。
このように、ドアロック機構15に備えた付勢手段であるロックばね18は、通常その付勢力は係合片6から操作杆28、移動部材26、変換レバー25等の変位伝達部材19を経て、ボタンばね20を介して押しボタン9に達し該押しボタン9を常態位置に保持し、或は押圧操作解除後における元位置への復帰動作を行なうべく作用する。
ここで、押しボタン9のボタンばね20とドアロック機構15のロックばね18との付勢力(ばね力)の関係につき、図7を参照して説明する。なお、図中横軸方向に係合片6及び押しボタン9の変位に相当するストロークを示し、このストロークに対する実線はボタンばね20、非実線はロックばね18の夫々のばね付勢力の変化を示している。
前記したように、ロックばね18は係合片6に対し被係合部7と係合する方向に付勢すべく張設されており、その付勢力は破線で示す起点a(ストロークは0)に相当する。また、この付勢力aにより、変位伝達部材19を介して押しボタン9を最も前面に押し出して筐体1前面から操作し易い露出した形態に保持している。従って、押しボタン9の裏面側に装着されたボタンばね20は、何らの操作力が加わっていない自由動状態(所謂初期値)では、ドアロック機構15のロックばね18の付勢力が、押しボタン9のボタンばね20の付勢力bを上回っている。なお、ボタンばね20には押しボタン9自体の重量負荷によるテンションが僅か作用している。
そして、押しボタン9の押圧操作が開始されると、初期値たる付勢力bを起点に押しボタン9の操作変位、すなわちストロークにほぼ比例してボタンばね20の付勢力も上昇する。ところが、両者のばね力が交差する時点を示すストロークS1までは、押しボタン9のみの操作ストロークが認められ、係合片6は未だ移動しない。これは、もともとボタンばね20の圧縮変位強度が大とする仕様にあるが、組み込み状態におけるロックばね18は圧縮状態に装着され、大きな弾発力が蓄積された状態にあり、従ってこの蓄積された付勢力に勝つには押しボタン9の押圧操作が進み所定の操作変位、所謂所定のストロークを経た後のボタンばね20の大きな付勢力を必要とするからで、これが図中ストロークS1で示す時点である。
依って、ストロークS1を経過後は、続く押しボタン9の操作変位に伴ないロックばね18は更に圧縮されながら、これを上回る大きな付勢力を発揮するボタンばね20が、そのばね力差cを更に大きくすべく変化する。つまり、このばね力差cに基づき係合片6を後退させロック解除方向に移動させることが可能となる。
しかるに、上記係合片6の移動が継続される限りロックばね18の付勢力も直線的に上昇し、図中に示す破線に続いてストロークS2(後述する)を経過後も一点鎖線にて示すように同勾配にて変化する。しかしながら、係合片6の後退移動は被係合部7との係合が確実に解除した後は無駄なストロークともなることから、通常ロックばね18が全圧縮される以前の所定位置で衝止すべくストッパ手段(図示せず)が施されている。そして、このストッパ手段に基づく係合片6のストローク限度が、ストロークS2で示す時点であり、以後上記した一点鎖線で示す付勢力の変化は認められない。また、同時に点線で示す係合片6のストロークもなく停止した状態にある。
このため、ストロークS2以後は押しボタン9を押圧操作し続けても係合片6は移動不可能な状態にあるので、変位伝達部材19のスライド移動も実質的に不可能である。しかるに、押しボタン9の操作ストロークは、ロック解除に必要なストロークより大きく設定して確実に解除できるようにしている。従って、ストロークS2以後における押しボタン9による操作ストロークは、ボタンばね20の更なる圧縮変位により吸収することになるとともに、後述するドア4の強制開放手段にとって有用なストロークとなる。
このようなロック解除装置16に対し、これと連動してドア4の強制開放手段としての強制開放機構29を、押しボタン9の近傍に設けている。この強制開放機構29は、上記ロック解除装置16によるドア4の開放が困難であった場合、例えば前記ベローズ11のドア4との密着部位の粘着性などにより容易に離脱し難い事態が生じた場合など、ラッチ部による係合が正常に解除されてもドア4が開放されないときに有効とする強制的なドア開放手段である。
この強制開放機構29は、投入口2の開口周縁部を覆うように設けられた前記開口枠体30(図2,5参照)に回動可能に軸支された強制開放レバー31と、この強制開放レバー31を反矢印C方向に回動付勢する捩じりコイルばね32を具備した構成にあって、矩形板状をなすほぼ中間部を軸支され、その長手方向の回動する両端部が夫々前記押しボタン9とドア4側とに指向して配設されている。
そして、そのうちの押しボタン9側に延びた回動端部31aは、この押しボタン9の下方まで達して、該押しボタン9の反軸支側の後端側壁部に連ねて形成された押圧突部9eの下方に対向している。他方、ドア4側に延びた回動端部31bは、開口枠体30に形成された窓口30a内に進出した位置にあって、先端の凸部が閉鎖状態のドア4の裏面に若干離間して対向している。従って、強制開放レバー30の両回動端部31a,31bは、通常ドア4の閉鎖状態にあって夫々押しボタン9及びドア4の下方に若干離間した待機状態にあるとともに、この状態は前記捩じりコイルばね32の付勢作用と、該付勢方向への回動を規制するストッパ部30bとによって保持されている。
しかして、上記待機状態にある強制開放レバー30は、押しボタン9の押圧操作が進行し、前記したようにラッチ部たる係合片6と被係合部7との係合が解除された後の操作ストロークに基づき、押圧突部9eが回動端部31aを押圧することで該強制開放レバー30を捩じりコイルばね32の付勢力に抗して回動する。これにより図6に示すように、その反対側の回動端部30bが窓口30aから一時的に突出し、ドア4の裏面を矢印F方向に押すことで該ドア4をベローズ11等から強制的に離反し開放可能とする。なお、開放回動後の強制開放レバー30は、押しボタン9の押圧操作が解除されれば前記捩じりコイルばね32の復元力により元位置に復帰回動する。
次に、上記構成としたドラム式洗濯機の作用につき、特にはドア4の開閉動作に関連して説明する。
図1,5に示すように、投入口2を閉鎖したロック状態にあるドア4を開放させるために、ロック解除手段としてのロック解除装置16を機能させる。まず、使用者は押しボタン9を押圧操作する。通常ならば押しボタン9は、その軸部21を中心に矢印D方向に回動変位し、そのストロークはボタンばね20からばね受け座25aを介して変換レバー25を矢印E方向へ回動する。更にこの回動変位は、レバー片25cを経て移動部材26の起立部26bに伝達され、該移動部材26を図1に示す所定の方向である矢印B1方向にスライド移動させる。そして、連結状態にある操作杆28を介してラッチ部の係合片6を矢印A2方向に後退させることになる。
ところが、図7にて説明したように初期値におけるボタンばね20の付勢力bは、圧縮状態にあるロックばね18の付勢力aより小さいため、押しボタン9の操作変位が所定のストロークに達しないうちは(図7中のストロークS1)、方向変換レバー25から操作杆28に至る変位伝達部材19を移動させるだけの力はなくて動作しない。従って、ストロークS1以後、ボタンばね9の付勢力が勝るようになって、上述の如くストローク伝達が可能となり、変位伝達部材19が矢印B1方向にスライド移動を開始する。これにより、ピン28aの矢印B1方向たる図示上方移動は、傾斜した溝状長孔部6bを介してロックばね18に抗して係合片6を、図示右方向たる矢印A2方向に後退移動させる。
しかる後、係合片6の所定のストローク移動に伴ないドア4側の被係合部7との係合によるロック状態が解除され、ヒンジばね14bの付勢力によりドア4を開放し、使用者は更に手動操作してドア4を大きく開放し或は全開することができる。このとき、ドア4の裏面側にベローズ11が密着していると、ヒンジばね14bの付勢作用のみでは開放しないこともある。
斯かる場合には、ドア4の強制開放手段たる強制開放機構29を動作させる。すなわち、上記ロック状態を解除した後も押しボタン9を押圧操作することにより、図7にて開示したようにストロークS2以後、係合片6の移動及びロックばね18の圧縮作用も停止した状態の下で、押しボタン9の操作が続けられてボタンばね20は更に圧縮されながら該押しボタン9のストローク伝達を有効化する。しかして、この押しボタン9のストロークは、図6に示すように変位伝達部材19に対してはボタンばね20自身の更なる圧縮変位にて吸収する一方、該押しボタン9の後端部の押圧突部9eは強制開放レバー31の一端たる回動端部31aを押圧して変位を伝達する。
これにより、上述したように強制開放レバー31が捩じりコイルばね32に抗して矢印C方向に回動し、窓口30aから他端の回動端部31bを突出させドア4を矢印F方向に強制的に離反動作し、以ってベローズ11の密着状態を開離できて、ドア4を確実に開放することができる。この場合、ベローズ11に低摩擦用のコーティングを施しておけば、ベローズ11の密着による問題が軽減でき強制開放手段としても小さな操作力で済むなど、構成を簡単化できる利点を有する。
上記したロック解除手段としてのロック解除装置16によりロックを解除した後、或は強制開放機構29を動作させた後は、いずれも押しボタン9の押圧操作を解除すればよい。すなわち、ロック解除装置16にあっては、ラッチ部の係合が解除された係合片6は押しボタン9からの外部操作力が消失することで、ロックばね18の付勢力たる圧縮状態の弾発力により操作杆28や移動部材26を図1の矢印B2方向にスライド移動させ、押しボタン9も元位置の復帰方向に回動変位するとともに、ボタンばね20は初期値の付勢力(図7の付勢力a)を有した状態に復元し、押しボタン20を初期位置の状態である最終の復帰位置に保持する。
一方、強制開放機構29を動作させた後にあっても、同様に押しボタン9の押圧操作が解除されると、強制開放レバー31は捩じりコイルばね32による復帰動作とストッパ部30bによる位置規制により図5に示す元の位置に復帰する。
従って、この復帰した状態でドア4を再び閉じれば、ラッチ穴部8に進出している係合片6の斜面部6aを介して、ドア4側の被係合部7と弾性的に係合することができ、ドア4を閉鎖状態にロックすることができる。
なお、図示及び説明は省略するが、実用上では洗濯運転中にドア4の開放が実質的にできないように、例えばマグネットを利用してドアロック機構15の係合片6の移動を阻止する手段を講じて、不用意にドア4の開放による水の漏洩や飛散がなく、或は回転動作するドラム10に対する安全性などを確保している。
以上説明したように、本実施例によれば次の効果を奏する。
ドア4のロック解除手段としてのロック解除装置16は、押しボタン9に装着したボタンばね20を利用して押しボタン9の操作変位たるストロークを伝達し、また必要以上のストローク伝達を阻止すべく自身の圧縮変形にて吸収し、更には押しボタン9のみの復帰に一部寄与するなど、多機能に有効化したのでドアロック機構15が元々有するロックばね18と併せても2本のばね部材を採用するだけで済む。このため、ばね部材が多いほど付勢力の調整や、組立作業が面倒になり易いが、本実施例によれば作業性の向上とともに構成の簡素化が図れ、製造コストの低減にも寄与する。
しかも、押しボタン9の操作ストロークの伝達は、従来の押圧突起を利用した機械的な当接力を介して行なわれるのと相違し、ばねの圧縮変位強度を強くしたボタンばね20を介して行なわれ、しかもその円筒状の径寸法に相当する部位が当接することも相俟って、ストロークの伝達部間における機械的な当接力が軽減でき、長期に亘り破損することなく使用可能である。このことは、ロック解除操作後に続いて行なう強制開放手段において、更に押しボタン9の押圧操作を強く行なう場合に有効に対処できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、外部からの操作部材たる押しボタンに装着したボタンばねは、圧縮コイルばね単体の構成に限らず、ゴムをモールド成形した複合構成としても良いし、或は容易に座屈しないように径大なゴム筒体とするなど、ストロークを伝達可能な弾性体として種々展開可能である。また、変位伝達部材として押しボタンの操作変位をドアロック機構に伝達する構成にしても、複数の構成部品を一体化したり形状的にも種々変更可能であることは言うまでもない。その他、上記押しボタンは揺動形の操作部材としてもよいし、ドアロック機構の付勢手段も圧縮コイルばねに限らず引張りコイルばねでも採用可能であるなど、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できる。
本発明の一実施例を示すロック解除手段の平面図 ドア開放状態におけるドラム式洗濯機全体の斜視図 ドアなどを取外した要部の斜視図 図3の要部を拡大して示す斜視図 要部を拡大して示す断面図 動作状態を説明するための図5相当図 ボタンばねとロックばねにおける付勢力の関係を示す図
符号の説明
図面中、1は筐体、2は投入口、4はドア、7は被係合部、8はラッチ穴部、9は押しボタン(操作部財)、10はドラム、11はベローズ、13は水槽、15はドアロック機構、16はロック解除装置(ロック解除手段)、18はロックばね(付勢手段)、19は変位伝達部材、20はボタンばね(弾性体)、25は方向変換レバー、26は移動部材、29は強制解放機構(強制開放手段)、及び31は強制開放レバーを示す。

Claims (2)

  1. 外郭を形成し前面に洗濯物の投入口を有する筐体と、この筐体の内部に弾性支持された水槽と、この水槽の内部に横軸周りに回転可能に設けられたドラムと、前記投入口を開閉すべく回動可能に設けられたドアと、このドアにより前記投入口を閉鎖状態にロックするドアロック機構と、このドアロック機構によるロック状態を解除し前記ドアを開放可能とするロック解除手段とを備えたものにおいて、
    前記ロック解除手段は、前記筐体の外部操作可能な位置に設けた操作部材と、この操作部材に設けた弾性体と、前記操作部材の操作により前記弾性体を介して所定方向に変位可能に設けた変位伝達部材と、この変位伝達部材に連動してロック解除動作する前記ドアロック機構とを具備してなり、前記ドアロック機構には前記ドアをロックする方向に付勢する付勢手段を有するとともに、この付勢作用を受けて前記変位伝達部材を経て前記操作部材を元位置に復帰する構成としたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 操作部材に設けた弾性体は、ドアロック機構の付勢手段が有する付勢力より初期値が小さく、操作部材の操作変位に伴ない大きくなる付勢力を有することを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
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