JP2007110620A - 可変遅延回路及び遅延ロックループ回路 - Google Patents

可変遅延回路及び遅延ロックループ回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2007110620A
JP2007110620A JP2005301790A JP2005301790A JP2007110620A JP 2007110620 A JP2007110620 A JP 2007110620A JP 2005301790 A JP2005301790 A JP 2005301790A JP 2005301790 A JP2005301790 A JP 2005301790A JP 2007110620 A JP2007110620 A JP 2007110620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable delay
terminal
delay circuit
output
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005301790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Yuki
寿則 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005301790A priority Critical patent/JP2007110620A/ja
Publication of JP2007110620A publication Critical patent/JP2007110620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

【課題】特に半導体集積回路において、構成素子が少なく小面積で遅延量の調整範囲が広い可変遅延回路を提供する。
【解決手段】負荷駆動アンプ101の出力が遷移中に出力アンプOUTが遷移を始めると抵抗素子103の抵抗値と容量素子104の容量値によって決まる傾きでノードnndが遷移を始める。ノードndの遷移の傾きがΔnd、ノードnndでの遷移の傾きが−Δnndであった場合に負荷駆動アンプの出力負荷容量は容量素子104の容量値の(1+Δnnd/Δnd)倍となる。制御端子CNTにより抵抗素子103の抵抗値を制御することにより、負荷駆動アンプの出力負荷容量を変化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル信号の可変遅延回路及び遅延ロックループ回路に関する。
従来より、デジタル信号の可変遅延回路として、例えば、図20に示すように、CMOSプッシュプル型インバータのP型MOSトランジスタ及びN型MOSトランジスタのそれぞれのソースに電流制御用のMOSトランジスタを接続し、電流制御素子としてMOSトランジスタのバイアスを制御し、出力端子の傾きを変化させて遅延時間を変化させるようにしたものが知られている。
その他にも、図21に示すように、差動アンプの電流バイアスや負荷素子のバイアスを制御することで遅延時間を変化させるようにしたものが知られている。
しかしながら、図20に示す例では、回路規模を小さくすることができるが、負荷容量が固定値になる上に電流制御素子の影響により遅延値の小さい側における調整限界が狭くなるという問題がある。
また、図21に示す例では、遅延値の可変範囲を広くできるが、差動アンプを使うため回路規模が大きくなってしまうという問題がある。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1には、負荷としてダミーのインバータを接続し、ダミーインバータの動作をオン又はオフさせることで、インバータ動作のミラー効果により見かけの負荷容量を拡大するようにした技術が開示されている。
特開平5−129908号公報(図1)
しかしながら、前段回路の負荷として後段回路の入力容量の他に負荷インバータのゲート容量が付加されるため、最小遅延時間の制限は若干狭くなる。また、調整範囲を広げるためには回路規模の増大は避けられないという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、特に半導体集積回路において、構成素子が少なく小面積で遅延量の調整範囲が広い可変遅延回路を提供することにある。
すなわち、本発明の可変遅延回路は、出力アンプの入力端子に出力端子が接続された負荷駆動アンプと、
1つ以上の制御端子を有し、前記出力アンプの逆相出力端子に一方の接続端子が接続された抵抗素子と、
前記抵抗素子の他方の接続端子と直列に一方の接続端子が接続された容量素子とを備え、
前記容量素子の他方の接続端子が前記出力アンプの入力端子に接続されていることを特徴とするものである。
以上のように、本発明によれば、抵抗素子の抵抗値を高インピーダンスにすることで可変遅延回路の遅延時間をほぼ無負荷遅延まで小さくすることができる一方、抵抗素子の抵抗値を低インピーダンスにすることで負荷駆動アンプの出力負荷容量を実際に接続されている容量素子よりも増大させることができ、容量素子の容量値が小さくても調整範囲を広くとることができる。
従って、構成素子が少なく、特に半導体集積回路において小面積で遅延量の調整範囲が広い遅延回路を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
<実施形態1>
図1は、発明の実施形態1に係る可変遅延回路100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、可変遅延回路100は、負荷駆動アンプ101の出力端子に出力アンプ102の入力端子が接続され、出力アンプ102の逆相出力端子に抵抗素子103の一方の接続端子が接続され、抵抗素子103の他方の接続端子と直列に容量素子104の一方の接続端子が接続され、容量素子104の他方の接続端子に出力アンプ102の入力端子が接続されて構成されている。
前記負荷駆動アンプ101の構成として、差動アンプやCMOSプッシュプル型のインバータを用いることができる。また、入出力の極性は問わないものとする。
前記出力アンプ102の構成として、具体的には、図2に示すようなCMOSプッシュプル型インバータを用いたり、図3及び図4に示すような差動アンプの逆相出力を取り出すような構成にすることが考えられる。これは、出力が入力の逆相となるような入出力の極性にする必要があるからである。
なお、差動アンプの逆相入力側には、入力信号のレベルに応じて“H”レベル及び“L”レベルを適切に検出できるリファレンス電圧をアンプの外部から供給するか、又はアンプ内部で生成する必要がある。
前記抵抗素子103は、特に半導体集積回路上においては、図5に示すように、N型MOSトランジスタ、P型MOSトランジスタ、又はP型MOSトランジスタとN型MOSトランジスタの両方を用いたアナログスイッチで構成することが考えられる。
また、図6に示すように、固定抵抗素子とスイッチ素子を直列に接続した回路を並列に結合させた抵抗回路を用いることにより、制御端子に供給される制御信号をデジタル信号で扱うことが可能となる。
なお、前記抵抗素子103は、これらの素子に限定するものではなく、外部端子から抵抗値を変化させる手段を備えた抵抗素子であれば構わない。
前記容量素子104は、特に半導体集積回路上においては、線間容量、MOS容量を用いることが考えられる。もちろん容量素子であれば制限は無く、また容量値は固定でも可変でもどちらでも構わない。
以下、本実施形態1に係る可変遅延回路の動作について説明する。図7は、抵抗素子103の抵抗値を高インピーダンス状態にした場合の動作波形を示す図である。具体的には、抵抗値が無限大であり且つ可変遅延回路100の出力端子OUTとノードnndがオープンになった状態を示している。
なお、出力アンプとしては、図2に示すようなCMOSプッシュプル型インバータを用いた。
図7に示すように、入力端子INが遷移を始めると、ノードndが負荷駆動アンプの極性に応じて遷移を始める。このとき、ノードnndへの直流インピーダンスは無限大であるため、容量素子104による容量カップリング結合によってノードndの信号が伝達する。
そして、前記負荷駆動アンプ101の出力負荷容量は出力アンプ102の入力容量のみとなり、負荷駆動アンプ101による遅延時間はアンプとしての動作遅延のみの状態となることから、可変遅延回路100は最短遅延時間で動作する。
図8は、抵抗素子103の抵抗値を低インピーダンス状態にした場合の動作波形を示す図である。なお、出力アンプとしては、図2に示すCMOSプッシュプル型インバータを用いた。
図8に示すように、入力端子INが遷移を始めると、ノードndが負荷駆動アンプの極性に応じて遷移を始める。ノードndが遷移を始めると、出力端子OUTはノードndと反対極性で遷移を開始する。そして、ノードnndへは出力端子OUTの信号を抵抗素子103と容量素子104で構成されるRC回路により整形した信号が印加される。
ここで、ノードndの信号遷移の傾きがΔnd、ノードnndの信号遷移の傾きが−Δnndである場合、ミラー効果と同様に、負荷駆動アンプ101の出力負荷容量は容量素子104の(1+Δnnd/Δnd)倍と出力アンプの入力容量とを加算した値になるため、ノードnndの遷移が始まると、負荷増大に伴ってノードndの信号遷移の傾きが増大し、負荷駆動アンプ101の出力遅延時間を増大させる。
以上のように、本実施形態1に係る可変遅延回路によれば、抵抗素子103の抵抗値を高インピーダンスにすることで可変遅延回路100の遅延時間をほぼ無負荷遅延まで小さくすることができる一方、抵抗素子103の抵抗値を低インピーダンスにすることで負荷駆動アンプ101の出力負荷容量を実際に接続されている容量素子104よりも増大させることができ、容量素子の容量値が小さくても調整範囲を広くとることができる。
また、負荷駆動アンプにもCMOSプッシュプル型インバータを用いることにより、半導体集積回路上での回路面積を小さくすることができる。
<実施形態2>
図9は、本発明の実施形態2に係る可変遅延回路110の構成を示すブロック図である。図9に示すように、可変遅延回路110は、前記実施形態1に係る可変遅延回路100を直列にn個接続した構成となっている。このように構成することで、可変遅延回路110の遅延時間をより長くすることができるようになっている。
また、前記可変遅延回路110を構成するn個の可変遅延回路100の各々の制御端子は全て同一ノードとされており、可変遅延回路100を全て同一の遅延時間で動作させることができるようになっている。
以上のように、本実施形態2に係る可変遅延回路によれば、例えば、n個の可変遅延回路100の各々の出力端子を外部端子に引き出すことにより、等間隔の遅延タイミングを作り出すことができる。
図10は、本発明の実施形態2に係る可変遅延回路の別の構成を示すブロック図である。図10に示すように、可変遅延回路111は、可変遅延回路100を直列にn個接続した構成となっている点で、先ほど説明した可変遅延回路110と同様であり、遅延時間をより長くすることができる。
そして、前記可変遅延回路111を構成するn個の可変遅延回路100の各々の制御端子は別ノードとされており、遅延時間を独立で制御することができるようになっている。
<実施形態3>
図11は、本発明の実施形態3に係る遅延ロックループ回路120の構成を示すブロック図である。図11に示すように、遅延ロックループ回路120は、前記実施形態2に係る可変遅延回路110の入力端子及び出力端子が位相比較器121の入力端子に接続され、位相比較器121の出力端子がチャージポンプ回路122の入力端子に接続され、チャージポンプ回路122の出力端子が電流電圧変換回路123の入力端子に接続され、電流電圧変換回路123の出力端子が可変遅延回路110の制御端子に接続されて構成されている。
前記遅延ロックループ回路120では、クロック入力CLKINの所定の極性のエッジとクロック出力CLKOUTの所定の極性のエッジとが同一位相となるように、可変遅延回路110の遅延時間が調整されるようになっている。
<実施形態4>
図12は、本発明の実施形態4に係る可変遅延回路200の構成を示すブロック図である。図12に示すように、可変遅延回路200は、出力アンプ201の出力端子に負荷アンプ202の入力端子が接続され、負荷アンプ202の逆相出力端子に抵抗素子203の一方の接続端子が接続され、抵抗素子203の他方の接続端子と直列に容量素子204の一方の接続端子が接続され、容量素子204の他方の接続端子が負荷アンプ202の入力端子に接続されて構成されている。
前記出力アンプ201の構成として、差動アンプやCMOSプッシュプル型のインバータを用いることができる。また、入出力の極性は問わないものとする。
前記負荷アンプ202の構成として、具体的には、図2に示すようなCMOSプッシュプル型インバータを用いたり、図3及び図4に示すような差動アンプの逆相出力を取り出すような構成にすることが考えられる。これは、出力が入力の逆相となるような入出力の極性にする必要があるからである。
なお、差動アンプの逆相入力側には、入力信号のレベルに応じて“H”レベル及び“L”レベルを適切に検出できるリファレンス電圧をアンプの外部から供給するか、又はアンプ内部で生成する必要がある。
前記抵抗素子203は、特に半導体集積回路上においては、図5に示すように、N型MOSトランジスタ、P型MOSトランジスタ、又はP型MOSトランジスタとN型MOSトランジスタの両方を用いたアナログスイッチで構成することが考えられる。
また、図6に示すように、固定抵抗素子とスイッチ素子を直列に接続した回路を並列に結合させた抵抗回路を用いることにより、制御端子に供給される制御信号をデジタル信号で扱うことが可能となる。
なお、前記抵抗素子203は、これらの素子に限定するものではなく、外部端子から抵抗値を変化させる手段を備えた抵抗素子であれば構わない。
前記容量素子204は、特に半導体集積回路上においては、線間容量、MOS容量を用いることが考えられる。もちろん容量素子であれば制限は無く、また容量値は固定でも可変でもどちらでも構わない。
以下、本実施形態4に係る可変遅延回路の動作について説明する。この可変遅延回路200における動作は、図7及び図8のノードndの波形が出力端子OUTとしての挙動として説明でき、ノードnndの動作は図7及び図8と全く同じである。
前記抵抗素子203の抵抗値を高インピーダンス状態にした場合、具体的には、抵抗値が無限大であり可変遅延回路200の負荷アンプ202の出力端子とノードnndがオープンになった状態では、入力端子INが遷移を始めると出力端子OUTが負荷アンプ202の極性に応じて遷移を始める。このとき、ノードnndへの直流インピーダンスは無限大であるため、容量素子104による容量カップリング結合によって出力端子OUTの信号が伝達する。
そして、前記出力アンプ201の出力負荷容量は負荷アンプ202の入力容量のみとなり、出力アンプ201による遅延時間はアンプとしての動作遅延のみとなることから、可変遅延回路200は最短遅延時間で動作する。
一方、前記抵抗素子203の抵抗値を低インピーダンス状態にした場合、具体的には、可変遅延回路200の出力端子OUTとノードnndが抵抗結合された状態では、入力端子INが遷移を始めると出力端子OUTが負荷駆動アンプの極性に応じて遷移を始める。出力端子OUTが遷移を始めると、ノードnndは出力端子OUTと反対極性で遷移を開始する。そして、ノードnndへは出力端子OUTの信号を抵抗素子203と容量素子204で構成されるRC回路により整形した信号が印加される。
ここで、出力信号OUTの信号遷移の傾きがΔOUT、ノードnndの信号遷移の傾きが−Δnndである場合、ミラー効果と同様に、出力アンプ201の出力負荷容量は容量素子204の(1+Δnnd/ΔOUT)倍となるため、ノードnndの遷移が始まると、負荷増大に伴って出力端子OUTの信号遷移の傾きが増大し、出力アンプ201の出力遅延時間を増大させる。
以上のように、本実施形態4に係る可変遅延回路によれば、抵抗素子203の抵抗値を高インピーダンスにすることで可変遅延回路200の遅延時間をほぼ無負荷遅延まで小さくすることができる一方、抵抗素子203の抵抗値を低インピーダンスにすることで、出力アンプ201の出力負荷容量を実際に接続されている容量素子204よりも増大させることができ、容量素子の容量値が小さくても調整範囲を広くとることができる。
また、出力アンプ及び負荷アンプにCMOSプッシュプル型インバータを用いることにより、半導体集積回路上での回路面積を小さくすることができる。
<実施形態5>
図13は、本発明の実施形態5に係る可変遅延回路210の構成を示すブロック図である。図13に示すように、可変遅延回路210は、前記実施形態4に係る可変遅延回路200を直列にn個接続した構成となっている。このように構成することで、可変遅延回路210の遅延時間をより長くすることができるようになっている。
また、前記可変遅延回路210を構成するn個の可変遅延回路200の各々の制御端子は全て同一ノードとされており、可変遅延回路200を全て同一の遅延時間で動作させることができるようになっている。
以上のように、本実施形態5に係る遅延回路によれば、例えば、n個の可変遅延回路200の各々の出力端子を外部端子に引き出すことにより、等間隔の遅延タイミングを作り出すことができる。
図14は、本発明の実施形態5に係る可変遅延回路の別の構成を示すブロック図である。図14に示すように、可変遅延回路210は、可変遅延回路200を直列にn個接続した構成となっている点で、先ほど説明した可変遅延回路210と同様であり、遅延時間をより長くすることができる。
そして、前記可変遅延回路211を構成するn個の可変遅延回路200の各々の制御端子は別ノードとされており、遅延時間を独立で制御することができるようになっている。
<実施形態6>
図15は、本発明の実施形態6に係る遅延ロックループ回路220の構成を示すブロック図である。図15に示すように、遅延ロックループ回路220は、前記実施形態5に係る可変遅延回路210の入力端子及び出力端子が位相比較器221の入力端子が接続され、位相比較器221の出力端子がチャージポンプ回路222の入力端子に接続され、チャージポンプ回路222の出力端子が電流電圧変換回路223の入力端子に接続され、電流電圧変換回路223の出力端子が可変遅延回路210の制御端子に接続されて構成されている。
前記遅延ロックループ回路220では、クロック入力CLKINの所定の極性のエッジとクロック出力CLKOUTの所定の極性のエッジとが同一位相となるように、可変遅延回路210の遅延時間が調整されるようになっている。
<実施形態7>
図16は、本発明の実施形態7に係る可変遅延回路300の構成を示すブロック図である。図16に示すように、可変遅延回路300は、負荷駆動アンプ301の差動出力端子が出力アンプ302の差動入力端子に接続され、出力アンプ302の差動出力のうち正相出力端子に抵抗素子303の一方の接続端子が接続され、抵抗素子303の他方の接続端子と直列に容量素子304の一方の接続端子が接続され、容量素子304の他方の接続端子が出力アンプ302の逆相入力端子に接続されて構成されている。
さらに、出力アンプ302の差動出力のうち逆相出力端子に抵抗素子305の一方の接続端子が接続され、抵抗素子305の他方の接続端子と直列に容量素子306の一方の接続端子が接続され、容量素子306の他方の接続端子が出力アンプ302の正相入力端子に接続されて構成されている。
前記負荷駆動アンプ301は、差動入力と差動出力とを持つアンプ回路であり、可変遅延回路300の入力として差動信号を受け取るものである。なお、差動アンプの逆相入力側には、入力信号のレベルに応じて“H”レベル及び“L”レベルを適切に検出できるリファレンス電圧をアンプの外部から供給するか、又はアンプ内部で生成する必要がある。
前記出力アンプ302は、差動入力と差動出力とを持つアンプ回路であり、可変遅延回路300の出力信号として差動信号を与えるものである。
前記抵抗素子303,305は、特に半導体集積回路上においては、図5に示すように、N型MOSトランジスタ、P型MOSトランジスタ、又はP型MOSトランジスタとN型MOSトランジスタの両方を用いたアナログスイッチで構成することが考えられる。
また、図6に示すように、固定抵抗素子とスイッチ素子を直列に接続した回路を並列に結合させた抵抗回路を用いることにより、制御端子に供給される制御信号をデジタル信号で扱うことが可能となる。
なお、前記抵抗素子303,305は、これらの素子に限定するものではなく、外部端子から抵抗値を変化させる手段を備えた抵抗素子であれば構わない。
前記容量素子304,306は、特に半導体集積回路上においては、線間容量、MOS容量を用いることが考えられる。もちろん容量素子であれば制限は無く、また容量値は固定でも可変でもどちらでも良い。
以下、本実施形態7に係る可変遅延回路の動作について説明する。まず、抵抗素子303,305の抵抗値を高インピーダンス状態にした場合、具体的には、抵抗素子303,305の抵抗値が無限大であり可変遅延回路300の出力端子OUTとノードnndがオープンであるとともに逆相出力端子_OUTとノードcnndがオープンになった状態では、入力端子INが遷移を始めるとノードndとノードcndが負荷駆動アンプ301の極性に応じて遷移を始める。
このとき、ノードnnd及びノードcnndへの直流インピーダンスは無限大であるため、容量素子304による容量カップリング結合によって、ノードnndにはノードndの信号が伝達する一方、容量素子306による容量カップリング結合によってノードcnndにはノードcndの信号が伝達する。
そして、この状態では、負荷駆動アンプ301の出力負荷容量は出力アンプ302の入力容量のみとなり、負荷駆動アンプ301による遅延時間はアンプとしての回路動作遅延のみとなることから、可変遅延回路300は最短遅延時間で動作する。
一方、前記抵抗素子303,305の抵抗値を低インピーダンス状態にした場合、入力端子INが遷移を始めるとノードndとノードcndが負荷駆動アンプの極性に応じて遷移を始める。ノードndが遷移を始めると出力端子OUTはノードndと反対極性で遷移を開始する。そして、ノードnndへは出力端子OUTの信号を抵抗素子303と容量素子304で構成されるRC回路により整形した信号が印加される。
ここで、ノードndの信号遷移の傾きがΔnd、ノードnndの信号遷移の傾きが−Δnndである場合、負荷駆動アンプ301の逆相出力負荷容量は容量素子304の(1+Δnnd/Δnd)倍となるため、ノードnndの遷移が始まると、ノードndが負荷増大に伴って傾きが増大し、負荷駆動アンプ301の逆相出力側の遅延時間を増大させるとともに、ノードcndが遷移を始めると逆相出力端子_OUTはノードcndと反対極性で遷移を開始する。そして、ノードcnndへは出力端子_OUTの信号を抵抗素子305と容量素子306で構成されるRC回路により整形した信号が印加される。
また、ノードcndの信号遷移の傾きがΔcnd、ノードcnndの信号遷移の傾きが−Δcnndである場合、負荷駆動アンプ301の出力負荷容量は容量素子306の(1+Δcnnd/Δcnd)倍となるため、ノードcnndの遷移が始まると、ノードcndが負荷増大に伴って傾きが増大し、負荷駆動アンプ301の正相出力側の遅延時間を増大させる。その結果として、負荷駆動アンプ301の差動信号の出力遅延時間を増大させる。
<実施形態8>
図17は、本発明の実施形態8に係る可変遅延回路310の構成を示すブロック図である。前記実施形態7との違いは、逆相入力端子_INを設けた点であるため、以下、実施形態7と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
以下、本実施形態8に係る可変遅延回路の動作について説明する。まず、抵抗素子303,305の抵抗値を高インピーダンス状態にした場合、具体的には、抵抗素子303,305の抵抗値が無限大であり可変遅延回路300の出力端子OUTとノードnndがオープンであるとともに逆相出力端子_OUTとノードcnndがオープンになった状態では、入力端子IN及び逆相入力端子_INの差動信号が遷移を始めるとノードnd及びノードcndが駆動アンプの極性に応じて遷移を始める。
このとき、ノードnnd及びノードcnndへの直流インピーダンスは無限大であるため、容量素子304による容量カップリング結合によって、ノードnndにはノードndの信号が伝達する一方、容量素子306による容量カップリング結合によって、ノードcnndにはノードcndの信号が伝達する。
そして、この状態では、負荷駆動アンプ301の出力負荷容量は出力アンプ302の入力容量のみとなり、負荷駆動アンプ301による遅延時間はアンプとしての動作遅延のみとなることから、可変遅延回路310は最短遅延時間で動作する。
一方、前記抵抗素子303,305の抵抗値を低インピーダンス状態にした場合、入力端子INが遷移を始めると、ノードndとノードcndが負荷駆動アンプの極性に応じて遷移を始める。ノードndが遷移を始めると出力端子OUTはノードndと反対極性で遷移を開始する。そして、ノードnndへは出力端子OUTの信号を抵抗素子303と容量素子304で構成されるRC回路により整形した信号が印加される。
また、ノードndの信号遷移の傾きがΔnd、ノードnndの信号遷移の傾きが−Δnndである場合、負荷駆動アンプ301の逆相出力負荷容量は容量素子304の(1+Δnnd/Δnd)倍となるため、ノードnndの遷移が始まるとノードndが負荷増大に伴って傾きが増大し、負荷駆動アンプ301の逆相出力側の遅延時間を増大させるとともに、ノードcndが遷移を始めると逆相出力端子_OUTはノードcndと反対極性で遷移を開始する。そして、ノードcnndへは出力端子_OUTの信号を抵抗素子305と容量素子306で構成されるRC回路により整形した信号が印加される。
また、ノードcndの信号遷移の傾きがΔcnd、ノードcnndの信号遷移の傾きが−Δcnndである場合、負荷駆動アンプ301の出力負荷容量は容量素子306の(1+Δcnnd/Δcnd)倍となるため、ノードcnndの遷移が始まるとノードcndが負荷増大に伴って傾きが増大し、負荷駆動アンプ301の正相出力側の遅延時間を増大させる。その結果として、負荷駆動アンプ301の差動信号の出力遅延時間を増大させる。
<実施形態9>
図18は、本発明の実施形態9に係る可変遅延回路320の構成を示すブロック図である。図18に示すように、可変遅延回路320は、前記実施形態8に係る可変遅延回路310を直列にn個接続した構成となっている。このように構成することで、可変遅延回路320の遅延時間をより長くすることができるようになっている。
また、前記可変遅延回路320を構成するn個の可変遅延回路310の各々の正相側制御端子CNTを全て同一ノードとするとともに逆相側制御端子_CNTを全て同一ノードとすることにより、可変遅延回路310を全て同一の遅延時間で動作させることができるようになっている。
以上のように、本実施形態9に係る可変遅延回路によれば、例えば、n個の可変遅延回路310の各々の出力端子を外部端子に引き出すことにより、差動信号で等間隔の遅延タイミングを作り出すことができる。
なお、図18に示す例では、可変遅延回路310の前段の出力を後段に接続する際に、前段の正相出力を後段の正相入力、前段の逆相出力を後段の逆相入力に接続しているが、この形態に限定するものではなく、前段の正相出力を後段の逆相入力、前段の逆相出力を後段の正相入力に接続しても同様の効果が得られる。
<実施形態10>
図19は、本発明の実施形態10に係る遅延ロックループ回路330の構成を示すブロック図である。図19に示すように、遅延ロックループ回路330は、前記実施形態9に係る可変遅延回路320の入力端子及び出力端子が位相比較器331の入力端子に接続され、位相比較器331の出力端子がチャージポンプ回路332の入力端子に接続され、チャージポンプ回路332の出力端子が電流電圧変換回路333の入力端子に接続され、電流電圧変換回路333の出力端子が可変遅延回路320の制御端子に接続されて構成されている。
前記遅延ロックループ回路330では、正相クロック入力CLKINと逆相クロック入力_CLKINで形成される差動クロック入力と、正相クロック出力CLKOUTと逆相クロック出力_CLKOUTで形成される差動クロック出力のエッジ同士が同一位相となるように、可変遅延回路320の遅延時間が調整されるようになっている。
以上のように、本実施形態10に係る可変遅延回路によれば、差動クロックの遅延ロックループ回路をより広い遅延調整範囲で動作できる。
なお、各可変遅延回路や遅延ロックループ回路において、負荷駆動アンプや出力アンプのバイアス制御を組み合わせるようにしても構わない。
以上説明したように、本発明は、容量素子の容量値が小さくても調整範囲を広くとることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。特に、半導体集積回路におけるデジタル信号のタイミング補正用の小面積で遅延量の調整範囲が広い可変遅延回路や、DLL回路の遅延線として利用可能である。
本発明の実施形態1に係る可変遅延回路の構成を示すブロック図である。 出力アンプの構成例を示す図である。 出力アンプの構成例を示す図である。 出力アンプの構成例を示す図である。 抵抗素子の構成例を示す図である。 抵抗素子の構成例を示す図である。 抵抗素子の抵抗値を高インピーダンス状態にした場合の動作波形を示す図である。 抵抗素子の抵抗値を低インピーダンス状態にした場合の動作波形を示す図である。 本実施形態2に係る可変遅延回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態2に係る可変遅延回路の別の構成を示すブロック図である。 本実施形態3に係る遅延ロックループ回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態4に係る可変遅延回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態5に係る可変遅延回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態5に係る可変遅延回路の別の構成を示すブロック図である。 本実施形態6に係る遅延ロックループ回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態7に係る可変遅延回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態8に係る可変遅延回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態9に係る可変遅延回路の構成を示すブロック図である。 本実施形態10に係る遅延ロックループ回路の構成を示すブロック図である。 従来の可変遅延回路の構成を示すブロック図である。 従来の可変遅延回路の別の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 可変遅延回路
101 負荷駆動アンプ
102 出力アンプ
103 抵抗素子
104 容量素子
110 可変遅延回路
111 可変遅延回路
120 遅延ロックループ回路
121 位相比較器
122 チャージポンプ回路
123 電流電圧変換回路
200 可変遅延回路
201 出力アンプ
202 負荷アンプ
203 抵抗素子
204 容量素子
210 可変遅延回路
211 可変遅延回路
220 遅延ロックループ回路
300 可変遅延回路
301 負荷駆動アンプ
302 出力アンプ
303 抵抗素子
304 容量素子
305 抵抗素子
306 容量素子
310 可変遅延回路
320 可変遅延回路
330 遅延ロックループ回路
331 位相比較器
332 チャージポンプ回路
333 電流電圧変換回路

Claims (17)

  1. 出力アンプの入力端子に出力端子が接続された負荷駆動アンプと、
    1つ以上の制御端子を有し、前記出力アンプの逆相出力端子に一方の接続端子が接続された抵抗素子と、
    前記抵抗素子の他方の接続端子と直列に一方の接続端子が接続された容量素子とを備え、
    前記容量素子の他方の接続端子が前記出力アンプの入力端子に接続されていることを特徴とする可変遅延回路。
  2. 請求項1に記載された可変遅延回路において、
    前記抵抗素子は、MOSトランジスタにおけるソース−ドレイン間抵抗により構成されており、
    前記制御端子は、前記MOSトランジスタのゲート端子に接続されていることを特徴とする可変遅延回路。
  3. 請求項1に記載された可変遅延回路において、
    前記抵抗素子は、直列接続された固定抵抗とスイッチとを複数並列に接続してなる並列回路で構成されており、
    前記制御端子は、前記スイッチのオン又はオフ状態を切り替えるように構成されていることを特徴とする可変遅延回路。
  4. 請求項1の可変遅延回路を2個以上直列に接続して構成したことを特徴とする可変遅延回路。
  5. 請求項4の可変遅延回路の入力端子及び出力端子が入力端子に接続された位相比較器と、
    前記位相比較器の出力端子が入力端子に接続されたチャージポンプ回路と、
    前記チャージポンプ回路の出力端子が入力端子に接続された電流電圧変換回路とを備え、
    前記電流電圧変換回路の出力端子が前記可変遅延回路の制御端子に接続されていることを特徴とする遅延ロックループ回路。
  6. 負荷アンプの入力端子に出力端子が接続された出力アンプと、
    1つ以上の制御端子を有し、前記負荷アンプの逆相出力端子に一方の接続端子が接続された抵抗素子と、
    前記抵抗素子の他方の接続端子と直列に一方の接続端子が接続された容量素子とを備え、
    前記容量素子の他方の接続端子が前記負荷アンプの入力端子に接続されていることを特徴とする可変遅延回路。
  7. 請求項6に記載された可変遅延回路において、
    前記抵抗素子は、MOSトランジスタにおけるソース−ドレイン間抵抗により構成されており、
    前記制御端子は、前記MOSトランジスタのゲート端子に接続されていることを特徴とする可変遅延回路。
  8. 請求項6に記載された可変遅延回路において、
    前記抵抗素子は、直列接続された固定抵抗とスイッチとを複数並列に接続してなる並列回路で構成されており、
    前記制御端子は、前記スイッチのオン又はオフ状態を切り替えるように構成されていることを特徴とする可変遅延回路。
  9. 請求項6の可変遅延回路を2個以上直列に接続して構成したことを特徴とする可変遅延回路。
  10. 請求項9の可変遅延回路の入力端子及び出力端子が入力端子に接続された位相比較器と、
    前記位相比較器の出力端子が入力端子に接続されたチャージポンプ回路と、
    前記チャージポンプ回路の出力端子が入力端子に接続された電流電圧変換回路とを備え、
    前記電流電圧変換回路の出力端子が前記可変遅延回路の制御端子に接続されていることを特徴とする遅延ロックループ回路。
  11. 差動入力端子及び差動出力端子を有する負荷駆動アンプと、
    前記負荷駆動アンプの差動出力端子が差動入力端子に接続された出力アンプと、
    1つ以上の制御端子を有し、前記出力アンプの差動出力のうち正相出力端子に一方の接続端子が接続された第1の抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子の他方の接続端子と直列に一方の接続端子が接続された第1の容量素子と、
    1つ以上の制御端子を有し、前記出力アンプの差動出力のうち逆相出力端子に一方の接続端子が接続された第2の抵抗素子と、
    前記第2の抵抗素子の他方の接続端子と直列に一方の接続端子が接続された第2の容量素子とを備え、
    前記第1の容量素子の他方の接続端子が前記出力アンプの逆相入力端子に接続され、
    前記第2の容量素子の他方の接続端子が前記出力アンプの正相入力端子に接続されていることを特徴とする可変遅延回路。
  12. 請求項11に記載された可変遅延回路において、
    前記抵抗素子は、MOSトランジスタにおけるソース−ドレイン間抵抗により構成されており、
    前記制御端子は、前記MOSトランジスタのゲート端子に接続されていることを特徴とする可変遅延回路。
  13. 請求項11に記載された可変遅延回路において、
    前記抵抗素子は、直列接続された固定抵抗とスイッチとを複数並列に接続してなる並列回路で構成されており、
    前記制御端子は、前記スイッチのオン又はオフ状態を切り替えるように構成されていることを特徴とする可変遅延回路。
  14. 請求項11に記載された可変遅延回路において、
    前記負荷駆動アンプの差動入力端子には、単相信号が入力されることを特徴とする可変遅延回路。
  15. 請求項11に記載された可変遅延回路において、
    前記負荷駆動アンプの差動入力端子には、差動信号が入力されることを特徴とする可変遅延回路。
  16. 請求項15の可変遅延回路を2個以上直列に接続して構成したことを特徴とする可変遅延回路。
  17. 請求項16の可変遅延回路の入力端子及び出力端子が入力端子に接続された位相比較器と、
    前記位相比較器の出力端子が入力端子に接続されたチャージポンプ回路と、
    前記チャージポンプ回路の出力端子が入力端子に接続された電流電圧変換回路とを備え、
    前記電流電圧変換回路の出力端子が前記可変遅延回路の制御端子に接続されていることを特徴とする遅延ロックループ回路。
JP2005301790A 2005-10-17 2005-10-17 可変遅延回路及び遅延ロックループ回路 Pending JP2007110620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005301790A JP2007110620A (ja) 2005-10-17 2005-10-17 可変遅延回路及び遅延ロックループ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005301790A JP2007110620A (ja) 2005-10-17 2005-10-17 可変遅延回路及び遅延ロックループ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007110620A true JP2007110620A (ja) 2007-04-26

Family

ID=38036093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005301790A Pending JP2007110620A (ja) 2005-10-17 2005-10-17 可変遅延回路及び遅延ロックループ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007110620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8283958B2 (en) 2009-02-27 2012-10-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Delay-locked loop and electronic device including the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8283958B2 (en) 2009-02-27 2012-10-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Delay-locked loop and electronic device including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6340909B1 (en) Method and apparatus for phase interpolation
USRE37452E1 (en) At frequency phase shifting circuit for use in a quadrature clock generator
US7319351B2 (en) Delay generator with symmetric signal paths
US7423469B2 (en) Triangulating phase interpolator
US7432752B1 (en) Duty cycle stabilizer
US7292079B2 (en) DLL-based programmable clock generator using a threshold-trigger delay element circuit and a circular edge combiner
JP2008029008A (ja) 高速信号伝送システムの高電圧出力バッファ回路
US8248130B2 (en) Duty cycle correction circuit
JPH07202653A (ja) 時間遅延回路
JP3109560B2 (ja) ばらつき補償技術による半導体集積回路
JP2008135835A (ja) Pll回路
US9276565B2 (en) Duty ratio correction circuit and phase synchronization circuit
US20070164805A1 (en) Level shift circuit
KR20030002242A (ko) 클럭 동기 장치의 지연 회로
JP2005160093A (ja) 制御電流に従う発振信号の生成方法および装置
JP2007110620A (ja) 可変遅延回路及び遅延ロックループ回路
US20190028093A1 (en) Phase interpolator, timing generator, and semiconductor integrated circuit
US6696876B2 (en) Clock interpolation through capacitive weighting
JP2011139396A (ja) 差動リング発振器型電圧制御発振器
TWI653830B (zh) 資料還原電路
JP6244714B2 (ja) 電子回路
US8742807B1 (en) Low supply voltage analog phase interpolator
JP2010028244A (ja) ヒステリシスコンパレータ回路及びそれを用いた遅延回路
JP2010200364A (ja) 遅延ロックドループ回路
JP2003198333A (ja) 発振器