JP2007110328A - 動画像録画再生装置及び動画像録画方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 取り出し可能な記録媒体に高速でデジタル放送の番組を記録することが可能な動画像録画再生装置及び動画像録画方法の提供。
【解決手段】 動画像録画再生装置は、入力手段と、選出手段と、録画手段と、デコーダ3と、スケーラ4と、エンコーダ5と、記録手段とを備える。録画手段が選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータをハードディスク6に記録する。デコーダ3が選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを復号する。スケーラ4がデコーダ3により復号した動画像の解像度を変換する。エンコーダ5がスケーラ4により解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮する。記録手段がエンコーダ5により圧縮した符号化データをハードディスク6に記録する。
【選択図】 図1
【解決手段】 動画像録画再生装置は、入力手段と、選出手段と、録画手段と、デコーダ3と、スケーラ4と、エンコーダ5と、記録手段とを備える。録画手段が選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータをハードディスク6に記録する。デコーダ3が選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを復号する。スケーラ4がデコーダ3により復号した動画像の解像度を変換する。エンコーダ5がスケーラ4により解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮する。記録手段がエンコーダ5により圧縮した符号化データをハードディスク6に記録する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2−TS(Transport Stream;トランスポートストリーム)データとして送信される動画像データをハードディスクなどの蓄積メディアである記録媒体に記録し、さらにハードディスクなどの蓄積メディアから光磁気ディスクなどの保存用蓄積メディアである取り出し可能な記録媒体に転送する動画像録画再生装置及び動画像録画方法に係り、特に、ハードディスクから光磁気ディスクへの高速転送を実現する動画像録画再生装置及び動画像録画方法に関する。
従来のアナログテレビ放送に代わって、BS(Broadcasting Satellite;放送衛星)デジタル放送、CS(Communications Satellite;通信衛星)デジタル放送、地上波デジタル放送などのデジタル放送が普及しつつある。
デジタル放送は、MPEG2で代表される動画像音声圧縮方式で転送されている。
動画像は、連続する多数のフレームから構成されており、フレームは、画素と呼ばれる明るさ,色の情報を縦と横に2次元的に並べたデータから成り立っている。
動画像は、連続する多数のフレームから構成されており、フレームは、画素と呼ばれる明るさ,色の情報を縦と横に2次元的に並べたデータから成り立っている。
MPEG2では、フレーム間の動き予測,DCT(Discrete Cosine Transform)変換,量子化,可変長符号化などの技術を用いて、画素情報をそのまま転送するよりも数十分の一に圧縮して転送している。
データを圧縮する作業のことをエンコードと呼ぶ。
データを圧縮する作業のことをエンコードと呼ぶ。
放送の受信機では、圧縮したデータを再び、画素情報に戻す作業が必要である。
この作業のことをデコードと呼ぶ。
この作業のことをデコードと呼ぶ。
動画像録画再生装置も、従来、VTR(Video Tape Recorder)に代表されるアナログ方式からDVD(Digital Versatile Disk)やハードディスク記録に代表される媒体に変わり、記録方式もMPEG2を代表とするデジタル方式になってきている。
アナログ放送の録画・再生では、記録媒体への記録の際に、信号の変調を行い、それに伴って、周波数特性が悪くなったり、アナログ回路のノイズが加わり、画質や音質は、受信画像音声をそのまま視聴するのと比較して、劣化していた。
しかし、デジタル放送とデジタル録画再生機器の組み合わせでは、画質劣化のないデジタル放送の録画・再生も可能になっている。
その概要について説明する。
MPEG2形式のデジタル放送は、トランスポートストリームと呼ばれるパケット形式の信号で送られてくる。
MPEG2形式のデジタル放送は、トランスポートストリームと呼ばれるパケット形式の信号で送られてくる。
トランスポートストリームには、様々な情報が重畳されてくる。
それは、例えば、動画像の符号化信号や、音声の符号化信号だけではなく、字幕,データ放送の符号化データなどである。
また、送られているパケットの内容を示したり、番組のフォーマットなどの情報も含まれている。
それは、例えば、動画像の符号化信号や、音声の符号化信号だけではなく、字幕,データ放送の符号化データなどである。
また、送られているパケットの内容を示したり、番組のフォーマットなどの情報も含まれている。
図8は、トランスポートストリームの概念図である。
トランスポートストリームは、図8に示すように、複数のパケットから構成されている。
パケットは、パケットヘッダとペイロードから構成される。
トランスポートストリームは、図8に示すように、複数のパケットから構成されている。
パケットは、パケットヘッダとペイロードから構成される。
パケットヘッダには、パケットを識別するためのPID(Packet Identification;パケット識別子)と呼ばれる識別番号が入っている。
また、パケットヘッダには、ペイロードを認識するために必要な情報が入っている。
また、パケットヘッダには、ペイロードを認識するために必要な情報が入っている。
ペイロードには、ビデオ符号化データや、オーディオ符号化データや、番組情報などが入っている。
パケットは、188バイト程度の小さなデータの単位なので、通常は、同一PIDのパケットのデータを順次取り込み一定のデータが蓄積して、デコードして行くことによって、動画像や音声が復号できる。
図9は、デジタル放送を復元する時のパケットの振り分けを示す概念図である。
通常、デジタル放送を復元する時は、PIDに応じて、例えば、図9に示すように、ビデオ信号の含まれているビデオパケットであればビデオデコーダに、オーディオ信号が含まれているオーディオパケットであればオーディオデコーダに、番組情報,字幕データなどのデータ放送信号が含まれているデータ放送パケットであればデータ放送デコーダにというように振り分け、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをそれぞれデコード(復号)し、動画像,音声及び必要な付随する情報をテレビへ送り、動画像をテレビ画面に表示し、音声をスピーカーから出力する。
通常、デジタル放送を復元する時は、PIDに応じて、例えば、図9に示すように、ビデオ信号の含まれているビデオパケットであればビデオデコーダに、オーディオ信号が含まれているオーディオパケットであればオーディオデコーダに、番組情報,字幕データなどのデータ放送信号が含まれているデータ放送パケットであればデータ放送デコーダにというように振り分け、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをそれぞれデコード(復号)し、動画像,音声及び必要な付随する情報をテレビへ送り、動画像をテレビ画面に表示し、音声をスピーカーから出力する。
トランスポートストリームは、符号化データのパケット群であるので、デジタル情報を記録するハードディスクなどの記録媒体への記録も容易である。
ハードディスクなどの記録媒体にトランスポートストリームを記録する場合は、トランスポートストリームに含まれている符号化情報をハードディスクに記録する。
ハードディスクなどの記録媒体にすべてのパケットを記録しても良いが、記録媒体の容量は通常限られているので、必要なパケットだけを選択してハードディスクに記録する方が効率も良い。
必要なパケットだけを抽出し、制御用のパケットを追加したストリームをパーシャルトランスポートストリーム(以下、パーシャルTSと略す)と呼ぶ。
パケットをハードディスクなどの記録媒体に記録して再生する時には、記録した間隔と同じ間隔でパケットを再生することが要求される。
これは、トランスポートストリームでは、規定のタイミングでパケットが送出されることにより、デコードや出力の時間を正確に把握し、ビデオやオーディオなどのデータのバッファがアンダーフローやオーバーフローを起こさない仕組みになっているからである。
これは、トランスポートストリームでは、規定のタイミングでパケットが送出されることにより、デコードや出力の時間を正確に把握し、ビデオやオーディオなどのデータのバッファがアンダーフローやオーバーフローを起こさない仕組みになっているからである。
パケットの記録する間隔とパケットの再生する間隔を維持するために、例えば、記録時に、パケットに時間情報を付加し、再生時には、付加した時間情報に基づいてパケットの送出タイミングを決定するなどの手法が用いられる。
このようにして、記録,再生したパーシャルTSでは、デジタル放送で受信したトランスポートストリームと、動画像や音声情報は、全く同一にすることができるので、従来のアナログ放送の録画・再生と違って、録画・再生による画質や音質の劣化がないことが特徴である。
デジタル放送の技術は、日々進歩しており、デジタル放送はより解像度が高いハイビジョン放送が普及しつつある。
ハイビジョン放送では、従来、動画像のフレームを構成する画素の数が、740*480程度であったのに対して、1920*1080のサイズまで大きくなっており、大型のスクリーンでの視聴でも高画質を楽しめるようになっている。
ハイビジョン放送では、従来、動画像のフレームを構成する画素の数が、740*480程度であったのに対して、1920*1080のサイズまで大きくなっており、大型のスクリーンでの視聴でも高画質を楽しめるようになっている。
また、ハードディスクや光磁気ディスクは、より高速で大容量になりつつある。
特に、ハードディスクは、光磁気ディスクに比べて大容量で安価なため、録画する記録媒体として急速に普及している。
特に、ハードディスクは、光磁気ディスクに比べて大容量で安価なため、録画する記録媒体として急速に普及している。
一方で、取り外し交換を前提にしていない、ハードディスクは、容量が大きくても、録画する内容が増える一方だとやがては満杯になる問題がある。
そのため、多くの動画像録画再生機器は、録画する記録媒体としてハードディスクのみならず、光磁気ディスクドライブも搭載されており、ハードディスクに記録した番組を光磁気ディスクに転送して保存できるようになっている。
そのため、多くの動画像録画再生機器は、録画する記録媒体としてハードディスクのみならず、光磁気ディスクドライブも搭載されており、ハードディスクに記録した番組を光磁気ディスクに転送して保存できるようになっている。
また、光磁気ディスクなどの取り出し可能な記録媒体も、大容量化が進んでいるが、一方では、他の再生機器、例えば、DVDプレーヤーとの互換を保ったり、安価な記録媒体であることより、DVD−R(Digital Versatile Disk−Recordable)と言った小さい容量の光磁気ディスクなどの記録媒体への記録も行うことがある。
DVD−Rへの記録の時は、十分な記録時間と機器の互換を保つために、解像度や、ビットレート,圧縮時の符号化の規則,付加情報を加える必要があり、前記パーシャルTSを一旦デコードし、適正な符号化データとなるように再度エンコードすることが一般的である。
図7は、従来の動画像録画再生装置の一例を示すブロック図である。
動画像録画再生装置は、図7に示すように、デジタルチューナ102と、デコーダ103と、ハードディスク104と、スケーラ105と、エンコーダ106と、取り出し可能な光磁気ディスク107を装填された光磁気ディスクドライブ109とから構成されている。
動画像録画再生装置は、図7に示すように、デジタルチューナ102と、デコーダ103と、ハードディスク104と、スケーラ105と、エンコーダ106と、取り出し可能な光磁気ディスク107を装填された光磁気ディスクドライブ109とから構成されている。
図7において、101は、動画像録画再生装置のデジタルチューナ102に接続されたアンテナ、108は、動画像録画再生装置のデコーダ103に接続されたテレビである。
図7に示す従来の動画像録画再生装置においては、デジタル放送の番組の録画時、まず、デジタル放送の電波は、アンテナ101からデジタルチューナ102に取り込まれる。
デジタルチューナ102では、特定のチャンネルが選局され、そのトランスポートストリームがデコーダ103に供給される。
デコーダ103では、トランスポートストリームの中で、録画したいパケットだけを抽出し、パーシャルTSを生成し、生成したパーシャルTSをハードディスク104に記録する。
次に、ハードディスク104に録画したデジタル放送の番組を再生する時は、まず、あらかじめ録画したパーシャルTSをハードディスク104から読み出し、読み出したパーシャルTSを記録した時と同じ間隔でデコーダ103へ供給する。
デコーダ103では、パーシャルTSのパケットを適切に振り分け、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをデコードして、動画像,音声及び必要な付随する情報をテレビ108へ出力する。
次に、ハードディスク104に録画したデジタル放送の番組を光磁気ディスク107に記録する時は、まず、ハードディスク104から、該当番組のパーシャルTSのパケットを所定の間隔で、デコーダ103に出力する。
デコーダ103では、パーシャルTSのパケットを適切に振り分け、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをデコードして、動画像,音声及び必要な付随する情報をスケーラ105へ出力する。
スケーラ105では、動画像の解像度を適切に変換する。
スケーラ105は、例えば、ハイビジョン放送の1920*1080画素のフレームを720*480画素のフレームの標準解像度に変換し、エンコーダ106へ転送する。
スケーラ105は、例えば、ハイビジョン放送の1920*1080画素のフレームを720*480画素のフレームの標準解像度に変換し、エンコーダ106へ転送する。
エンコーダ106では、目標とする転送レートになるように、解像度を変換した動画像データや音声データ,データ放送データをエンコードし、エンコードしたストリームを光磁気ディスク107に記録する。
光磁気ディスク107への記録を高速にしようとするならば、ハードディスク104からのパーシャルTSの読み出しを所定の間隔よりも高速にし、デコーダ103,スケーラ105,エンコーダ106の処理を通常よりも早くし、エンコードしたストリームを光磁気ディスク107に記録すれば良い。
次に、光磁気ディスク107に記録したストリームを再生する時は、まず、記録したストリームを光磁気ディスク107から読み出し、読み出したストリームがデコーダ103へ供給される。
デコーダ103では、ストリームを復号して、デコーダ103で復号された動画像,音声及び必要な付随する情報がテレビ108へ供給される。
光磁気ディスクは、技術が向上し、デジタル放送の番組をより高速に記録できるようになってきている。
しかし、パーシャルTSのパケットをデコーダによりデコードして、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをエンコーダによりエンコードする時間は、それに対して遅い。
従来の動画像録画再生装置では、ハードディスク104に録画したデジタル放送の番組を光磁気ディスク107に記録する時に、デコーダ103でパーシャルTSのパケットをデコードし、エンコーダ106で動画像データ,音声データ及びデータ放送データをエンコードするので、デジタル放送の番組の光磁気ディスク107への記録に一定の時間を要し、記録するデータのハードディスク104から光磁気ディスク107への高速の転送ができない。
そこで、本発明の目的は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、デジタル放送の番組を記録媒体に記録する時に、デジタル放送の番組をパーシャルTSとして記録媒体に記録するばかりではなく、動画像ストリームデータを並列的にデコードし、再び、デコードした動画像ストリームデータを取り出し可能な記録媒体に適した解像度,ビットレートにエンコードし、エンコードしたストリームを圧縮した符号化データとして記録媒体に記録しておくことができ、圧縮した符号化データを記録媒体から取り出し可能な記録媒体に転送する時には、記録媒体からの圧縮した符号化データの読み出しと圧縮した符号化データの取り出し可能な記録媒体への書き込みだけを行うことによって、取り出し可能な記録媒体に高速でデジタル放送の番組を記録することが可能な動画像録画再生装置及び動画像録画方法を提供することにある。
本発明の動画像録画再生装置は、パケット多重化された動画像符号化データを含むストリームデータを入力する入力手段と、前記入力手段により入力されるストリームデータのすべてのパケットの中から特定の識別コードをもつパケットのみを選出する選出手段と、前記選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを記録媒体に記録する録画手段と、前記選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを復号する復号手段と、前記復号手段により復号した動画像の解像度を変換する変換手段と、前記変換手段により解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮する符号化圧縮手段と、前記符号化圧縮手段により圧縮した符号化データを前記記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする構成を有するものである。
上記に記載の本発明によれば、デジタル放送の画質音質を劣化することなく録画・再生を行うのと同時に、取り出し可能な記録媒体(光磁気ディスク)の記録に適した解像度,ビットレートでエンコードしたストリームを記録媒体(ハードディスク)に蓄積することができる。
本発明の動画像録画再生装置は、上記記録媒体に記録された符号化データを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により前記記録媒体から読み出した符号化データを取り出し可能な記録媒体へ書き込む書き込み手段とを備えている。
上記に記載の本発明によれば、取り出し可能な記録媒体(光磁気ディスク)の記録に適した解像度,ビットレートでエンコードしたストリームを圧縮した符号化データとしてあらかじめ記録媒体(ハードディスク)に蓄積しておくことにより、圧縮した符号化データの取り出し可能な記録媒体への書き込みをデコード,エンコードの遅い処理を介することなくできるので、デジタル放送の番組の記録媒体から取り出し可能な記録媒体への記録が高速になる。
本発明の動画像録画方法は、入力されるパケット多重化された動画像符号化データを含むストリームデータのすべてのパケットの中から特定の識別コードをもつパケットのみを選出するステップと、前記選出するステップにおいて選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを復号するステップと、前記復号するステップにおいて復号した動画像の解像度を変換するステップと、前記変換するステップにおいて解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮するステップと、前記符号化圧縮するステップにおいて圧縮した符号化データを第1の記録媒体に記録するステップと、前記記録するステップにおいて前記第1の記録媒体に記録された圧縮した符号化データを読み出すステップと、前記読み出すステップにおいて前記第1の記録媒体から読み出された圧縮した符号化データを第2の記録媒体へ書き込むステップとを含むことを特徴とするものである。
以上に述べたように、本発明によれば、デジタル放送の番組を記録媒体に記録する時に、デジタル放送の番組をパーシャルTSとして記録媒体に記録するばかりではなく、動画像ストリームデータを並列的にデコードし、再び、デコードした動画像ストリームデータを取り出し可能な記録媒体に適した解像度,ビットレートにエンコードし、エンコードしたストリームを圧縮した符号化データとして記録媒体に記録しておくことができ、圧縮した符号化データを記録媒体から取り出し可能な記録媒体に転送する時には、記録媒体からの圧縮した符号化データの読み出しと圧縮した符号化データの取り出し可能な記録媒体への書き込みだけを行うことによって、取り出し可能な記録媒体に高速でデジタル放送の番組を記録することが可能な動画像録画再生装置及び動画像録画方法を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して詳細に説明する。
本発明の動画像録画再生装置は、パケット多重化された動画像符号化データを含むストリームデータを入力する入力手段と、入力手段により入力されるストリームデータのすべてのパケットの中から特定の識別コードをもつパケットのみを選出する選出手段と、選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを記録媒体であるハードディスク6に記録する録画手段と、選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを復号する復号手段であるデコーダ3と、デコーダ3により復号した動画像の解像度を変換する変換手段であるスケーラ4と、スケーラ4により解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮する符号化圧縮手段であるエンコーダ5と、エンコーダ5により圧縮した符号化データをハードディスク6に記録する記録手段とを備えている。
本発明の動画像録画再生装置は、ハードディスク6に記録された符号化データを読み出す読み出し手段と、読み出し手段によりハードディスク6から読み出した符号化データを取り出し可能な記録媒体である光磁気ディスク7へ書き込む書き込み手段とを備えている。
本発明の動画像録画方法は、入力されるパケット多重化された動画像符号化データを含むストリームデータのすべてのパケットの中から特定の識別コードをもつパケットのみを選出するステップと、選出するステップにおいて選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを復号するステップと、前記復号するステップにおいて復号した動画像の解像度を変換するステップと、変換するステップにおいて解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮するステップと、符号化圧縮するステップにおいて圧縮した符号化データを第1の記録媒体であるハードディスク6に記録するステップと、記録するステップにおいてハードディスク6に記録された符号化データを読み出すステップと、読み出すステップにおいてハードディスク6から読み出した符号化データを第2の記録媒体である光磁気ディスク70へ書き込むステップとを含んでいる。
図1は、本発明の実施例に係る動画像録画再生装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1はアンテナ、2はデジタルチューナ、3はデコーダ、4はスケーラ、5はエンコーダ、6はハードディスク、9は光磁気ディスクドライブ、8はテレビである。
図1において、1はアンテナ、2はデジタルチューナ、3はデコーダ、4はスケーラ、5はエンコーダ、6はハードディスク、9は光磁気ディスクドライブ、8はテレビである。
動画像録画再生装置は、図1に示すように、デジタルチューナ2と、デコーダ3と、スケーラ4と、エンコーダ5と、ハードディスク6と、取り出し可能な光磁気ディスク7を装填した光磁気ディスクドライブ9とから構成されている。
動画像録画再生装置のデジタルチューナ2には、アンテナ1が接続されている。
動画像録画再生装置のデコーダ3には、テレビ8が接続されている。
アンテナ1は、デジタル放送の電波を受信する。
デジタルチューナ2は、特定のトランスポートストリームを選局する。
デコーダ3は、トランスポートストリームの中で記録したパケットだけを選択し、選択したパケットより得られる動画像ストリームデータをデコードする。
スケーラ4は、復号した動画像の解像度を光磁気ディスク7に適した解像度に変換する。
エンコーダ5は、解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮する。
ハードディスク6には、デジタル放送の番組がパーシャルTSとして記録され、これと平行してパーシャルTSを光磁気ディスク7に適した解像度,ビットレートでエンコードしたストリームが圧縮した符号化データとして記録される。
光磁気ディスク7には、ハードディスク6から圧縮した符号化データが転送され、圧縮した符号化データが書き込まれる。
本発明の動画像録画再生装置は、デジタル放送の番組をハードディスク6に記録する時に、デジタル放送の番組をパーシャルTSとしてハードディスク6に記録するばかりではなく、動画像ストリームデータを並列的にデコードし、再び、デコードした動画像ストリームデータを光磁気ディスク7に適した解像度,ビットレートにエンコードし、エンコードしたストリームを圧縮した符号化データとしてハードディスク6に記録しておき、圧縮した符号化データをハードディスク6から光磁気ディスク7に転送する時には、ハードディスク6からの圧縮した符号化データの読み出しと圧縮した符号化データの光磁気ディスク7への書き込みだけを行うことによって、光磁気ディスク7に高速でデジタル放送の番組を記録する。
図2は、本発明の実施例に係る動画像録画再生装置におけるデジタル放送受信時の動作を説明するブロック図である。
デジタル放送の受信時は、まず、アンテナ1から、デジタル放送の電波を受信し、受信したデジタル放送の電波をデジタルチューナ2へ供給する。
デジタル放送の受信時は、まず、アンテナ1から、デジタル放送の電波を受信し、受信したデジタル放送の電波をデジタルチューナ2へ供給する。
デジタルチューナ2では、特定のチャンネルを選局し、そのトランスポートストリームをデコーダ3へ供給する。
デコーダ3では、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをデコードし、動画像,音声及び必要な付随する情報をテレビ8へ供給する。
図3は、本発明の実施例に係る動画像録画再生装置におけるデジタル放送通常録画時の動作を説明するブロック図である。
デジタル放送の通常録画時は、まず、アンテナ1から、デジタル放送の電波を受信し、受信したデジタル放送の電波をデジタルチューナ2へ供給する。
デジタル放送の通常録画時は、まず、アンテナ1から、デジタル放送の電波を受信し、受信したデジタル放送の電波をデジタルチューナ2へ供給する。
デジタルチューナ2では、特定のチャンネルを選局し、そのトランスポートストリームをデコーダ3に供給する。
デコーダ3では、トランスポートストリームの内、記録したいパケットだけを選択し、記録に必要なパケットを付加して、パーシャルTSを生成し、生成したパーシャルTSをハードディスク6へ記録する。
また、デコーダ3では、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをデコードして、動画像,音声及び必要な付随する情報をテレビ8へ供給する。
図4は、本発明の実施例に係る動画像録画再生装置におけるデジタル放送再生時の動作を説明するブロック図である。
ハードディスク6に録画したデジタル放送の番組の再生は、まず、あらかじめ録画したパーシャルTSをハードディスク6から読出し、読み出したパーシャルTSを記録した時と同じ間隔でデコーダ3へ供給する。
ハードディスク6に録画したデジタル放送の番組の再生は、まず、あらかじめ録画したパーシャルTSをハードディスク6から読出し、読み出したパーシャルTSを記録した時と同じ間隔でデコーダ3へ供給する。
デコーダ3では、パーシャルTSのパケットを適切に振り分け、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをデコードして、動画像,音声及び必要な付随する情報をテレビ8へ供給する。
図5は、本発明の実施例に係る動画像録画再生装置におけるデジタル放送並列録画時の動作を説明するブロック図である。
デジタル放送の並列録画時は、まず、アンテナ1から、デジタル放送の電波を受信し、受信したデジタル放送の電波をデジタルチューナ2へ供給する。
デジタル放送の並列録画時は、まず、アンテナ1から、デジタル放送の電波を受信し、受信したデジタル放送の電波をデジタルチューナ2へ供給する。
デジタルチューナ2では、特定のチャンネルを選局し、そのトランスポートストリームをデコーダ3に供給する。
デコーダ3では、トランスポートストリームのうち、記録したいパケットだけを選択し、記録に必要なパケットを付加して、パーシャルTSを生成し、生成したパーシャルTSをハードディスク6へ記録する。
また、デコーダ3では、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをデコードして、デコードした動画像データ,音声データ及びデータ放送データをスケーラ4へ出力する。
スケーラ4では、動画像の解像度を光磁気ディスク7に適した解像度に変換し、解像度を変換した動画像データと音声データ及びデータ放送データをエンコーダ5に供給する。
エンコーダ5では、光磁気ディスク7に適したビットレートで動画像データ,音声データ及びデータ放送データをエンコードし、エンコードしたストリームを圧縮した符号化データとしてハードディスク6に記録する。
さらに、デコーダ3では、動画像データ,音声データ及びデータ放送データをデコードして、動画像,音声及び必要な付随する情報をテレビ8へ供給する。
図6は、本発明の実施例に係る動画像録画再生装置における光磁気ディスク高速記録時の動作を説明するブロック図である。
ハードディスク6に録画したデジタル放送の番組の光磁気ディスク7への記録時は、ハードディスク6にデジタル放送の番組の録画時に生成した、光磁気ディスク7に適した形式で記録されたストリームをハードディスク6から読み出し、読み出したストリームをハードディスク6から光磁気ディスク7に転送し、転送したストリームを圧縮した符号化データとして光磁気ディスク7に書き込む。
ハードディスク6に録画したデジタル放送の番組の光磁気ディスク7への記録時は、ハードディスク6にデジタル放送の番組の録画時に生成した、光磁気ディスク7に適した形式で記録されたストリームをハードディスク6から読み出し、読み出したストリームをハードディスク6から光磁気ディスク7に転送し、転送したストリームを圧縮した符号化データとして光磁気ディスク7に書き込む。
この時の転送速度は、ハードディスク6の読み出しの速度と、光磁気ディスク7の速度のどちらか遅い方の速度に依存する。
一般的には、ハードディスク6の方が光磁気ディスク7よりも高速にアクセスが可能であり、その結果、光磁気ディスク7への圧縮した符号化データの書き込みは、光磁気ディスクドライブ9の性能に依存する。
光磁気ディスク7に記録したデジタル放送の番組の再生時は、まず、記録したストリームを光磁気ディスク7から読み出し、読み出したストリームをデコーダ3に供給する。
デコーダ3では、ストリームを復号して、デコーダ3で復号された動画像,音声及び必要な付随する情報をテレビ8へ供給する。
本発明の動画像録画再生装置では、デジタル放送の番組を光磁気ディスク7に記録する時に、動画像ストリームデータのデコーダ3,エンコーダ5によるデコード,エンコードが不要なため、光磁気ディスク7へのデジタル放送の番組の記録が高速に行える。
1 アンテナ
2 デジタルチューナ
3 デコーダ(復号手段)
4 スケーラ(変換手段)
5 エンコーダ(符号化圧縮手段)
6 ハードディスク(記録媒体,第1の記録媒体)
7 光磁気ディスク(取り出し可能な記録媒体,第2の記録媒体)
8 テレビ
9 光磁気ディスクドライブ
101 アンテナ
102 デジタルチューナ
103 デコーダ
104 ハードディスク
105 スケーラ
106 エンコーダ
107 光磁気ディスク
108 テレビ
109 光磁気ディスクドライブ
2 デジタルチューナ
3 デコーダ(復号手段)
4 スケーラ(変換手段)
5 エンコーダ(符号化圧縮手段)
6 ハードディスク(記録媒体,第1の記録媒体)
7 光磁気ディスク(取り出し可能な記録媒体,第2の記録媒体)
8 テレビ
9 光磁気ディスクドライブ
101 アンテナ
102 デジタルチューナ
103 デコーダ
104 ハードディスク
105 スケーラ
106 エンコーダ
107 光磁気ディスク
108 テレビ
109 光磁気ディスクドライブ
Claims (3)
- パケット多重化された動画像符号化データを含むストリームデータを入力する入力手段と、前記入力手段により入力されるストリームデータのすべてのパケットの中から特定の識別コードをもつパケットのみを選出する選出手段と、前記選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを記録媒体に記録する録画手段と、前記選出手段により選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを復号する復号手段と、前記復号手段により復号した動画像の解像度を変換する変換手段と、前記変換手段により解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮する符号化圧縮手段と、前記符号化圧縮手段により圧縮した符号化データを前記記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする動画像録画再生装置。
- 上記記録媒体に記録された符号化データを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により前記記録媒体から読み出した符号化データを取り出し可能な記録媒体へ書き込む書き込み手段とを備えている請求項1に記載の動画像録画再生装置。
- 入力されるパケット多重化された動画像符号化データを含むストリームデータのすべてのパケットの中から特定の識別コードをもつパケットのみを選出するステップと、前記選出するステップにおいて選出されたパケットより得られる動画像ストリームデータを復号するステップと、前記復号するステップにおいて復号した動画像の解像度を変換するステップと、前記変換するステップにおいて解像度を変換した動画像ストリームデータを符号化圧縮するステップと、前記符号化圧縮するステップにおいて圧縮した符号化データを第1の記録媒体に記録するステップと、前記記録するステップにおいて前記第1の記録媒体に記録された符号化データを読み出すステップと、前記読み出すステップにおいて前記第1の記録媒体から読み出した符号化データを第2の記録媒体へ書き込むステップとを含むことを特徴とする動画像録画方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005297770A JP2007110328A (ja) | 2005-10-12 | 2005-10-12 | 動画像録画再生装置及び動画像録画方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005297770A JP2007110328A (ja) | 2005-10-12 | 2005-10-12 | 動画像録画再生装置及び動画像録画方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007110328A true JP2007110328A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38035840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005297770A Pending JP2007110328A (ja) | 2005-10-12 | 2005-10-12 | 動画像録画再生装置及び動画像録画方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007110328A (ja) |
-
2005
- 2005-10-12 JP JP2005297770A patent/JP2007110328A/ja active Pending
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