JP2007107935A - センサユニット及びセンサキャップ - Google Patents

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敬 中尾
Kazuhiro Kanzaki
和裕 神前
Keiichi Adachi
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Abstract

【課題】 高水圧に晒された場合でもセンサキャップ及びガスセンサで形成される内部閉空間への水の浸入をより確実に抑制できるガスセンサユニットを提供する。
【解決手段】 本ガスセンサユニット300は、軸線方向に延びるガス検出素子120及び該ガス検出素子に形成した電極と電気的に接続するセンサ端子150を有するガスセンサ100と、該ガスセンサに装着されるセンサキャップ200と、を備え、前記センサキャップには、前記ガスセンサの周方向外側を取り囲み、当該ガスセンサに装着されるキャップ体220と、該キャップ体の内側に設けられ、前記センサ端子と電気的に接続するキャップ端子210と、有するガスセンサユニットであって、前記キャップ体の内側には、周方向につながる複数のリブ(環状リブ部222e)が内方に突出して設けられ、該リブは、前記ガスセンサに圧接する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、センサユニット及びセンサキャップに関し、更に詳しくは、高水圧に晒された場合でもセンサキャップ及びガスセンサで形成される内部閉空間への水の浸入をより確実に抑制できるガスセンサユニット及びセンサキャップに関する。
従来より、ガス検出素子を有するガスセンサとして、様々なものが提案されている。これらのガスセンサとしては、例えば、酸素イオン伝導性のジルコニアセラミックからなるガス検出素子を有し、内燃機関の排気管に取付けられて、排気中の酸素濃度を検知するものが挙げられる(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
上記特許文献1及び特許文献2には、セラミックからなる有底筒状のガス検出素子と、ガス検出素子からの出力信号を外部に出力する筒状のセンサ端子とを有するガスセンサが開示されている。これらのガスセンサでは、センサ端子に接続した接続端子を通じて出力信号を外部(例えばECUなど)に伝送するようになっている。
このような、センサ端子を接続端子と接続して信号出力を送出するタイプのガスセンサにおいては、センサ端子の保護やセンサ端子との接続のために、接続端子(キャップ端子)とセンサ端子を覆うキャップ体を持つセンサキャップが求められる場合がある。そしてて、このセンサキャップには、外部から内部閉空間に水滴が浸入することによる、短絡やセンサ端子やキャップ端子の腐食等を防止するため、センサキャップをセンサ本体に組付けたときにセンサキャップをセンサ本体に圧接させて、内部閉空間への水滴の侵入を防止することが要求される。
実開昭53-958844号公報 実開昭53−95886号公報
このとき、単純にセンサキャップをセンサ本体に組付けると、センサキャップがセンサ本体に圧接している部位(以下、圧接部位ともいう)が1ヶ所のみとなる。しかし、圧接部位が1ヶ所のみであると、高圧洗車機等による高水圧にガスセンサユニットが晒され、その圧接部位の一部に水が侵入した場合には、センサキャップがセンサ本体に圧接できなくなり(シール性が破壊されてしまい)、内部閉空間に水が浸入することを防止できない恐れがあった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、高水圧に晒された場合でもセンサキャップ及びガスセンサで形成される内部閉空間への水の浸入をより確実に抑制できるガスセンサユニット及びセンサキャップを提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.軸線方向に延びるガス検出素子及び該ガス検出素子に形成した電極と電気的に接続するセンサ端子を有するガスセンサと、
該ガスセンサに装着されるセンサキャップと、を備え、
前記センサキャップには、
前記ガスセンサの周方向外側を取り囲み、当該ガスセンサに装着されるキャップ体と、
該キャップ体の内側に設けられ、前記センサ端子と電気的に接続するキャップ端子と、
を有するガスセンサユニットであって、
前記キャップ体の内側には、周方向につながる複数のリブが内方に突出して設けられ、
該リブは、前記ガスセンサに圧接することを特徴とするガスセンサユニット。
2.前記ガスセンサは、前記センサ端子の周方向外側を取り囲み、自身の外周面が平滑化されたスリーブ体を有し、
前記リブは、前記ガスセンサの該スリーブ体の外周面に圧接することを特徴とする上記1.記載のガスセンサユニット。
3.軸線方向に延びるガス検出素子及び該ガス検出素子に形成した電極と電気的に接続するセンサ端子を有するガスセンサに装着されるセンサキャップであって、
前記ガスセンサの周方向外側を取り囲み、当該ガスセンサに装着されるキャップ体と、
該キャップ体の内側に設けられ、前記センサ端子と電気的に接続するキャップ端子と、を備え、
前記キャップ体の内側には、前記ガスセンサに装着されたときに当該ガスセンサに圧接する、周方向につながる複数のリブが内方に突出して設けられていることを特徴とするセンサキャップ。
4.前記ガスセンサは、前記センサ端子の周方向外側を取り囲み、自身の外周面が平滑化されたスリーブ体を有し、
前記ガスセンサに装着されたときに、前記リブは、前記ガスセンサの該スリーブ体の外周面に圧接する上記3.記載のセンサキャップ。
本発明のガスセンサユニットによると、ガスセンサ及びセンサキャップの装着状態において、キャップ本体に内方に突出するように設けた複数の周方向につながるリブがガスセンサと圧接する。このように、複数のリブを設けることによってリブのそれぞれがガスセンサと圧接する圧接部位となり、周方向につながる複数の圧接部位が軸線方向に並ぶように形成される。すると、ガスセンサが高水圧に晒された際に、1つ目の圧接部位(リブ)に水が浸入し、1つめのシール性が破壊されても、そこで高水圧が減圧され、2つ目以降の圧接部位(リブ)ではシール性が破壊され難い。その結果、センサキャップとガスセンサとで形成される内部閉空間への水の浸入を抑制できる。
また、前記ガスセンサには外周面が平滑化されたスリーブ体を有し、前記リブが、該スリーブ体の外周面に圧接する場合は、複数のリブが平滑化されたスリーブ体の外周面に強固に圧接でき、ガスセンサが高水圧に晒された際に、センサキャップとガスセンサとで形成される内部閉空間への水の浸入をより確実に抑制できる。
本発明のセンサキャップによると、キャップ本体に、内方に突出するように複数の周方向につながるリブを設ける。これにより、センサキャップをガスセンサに装着することで、複数のリブのそれぞれがガスセンサと圧接する圧接部位となり、周方向につながる複数の圧接部位が軸線方向に並ぶように形成される。すると、ガスセンサが高水圧に晒された際に、1つ目の圧接部位(リブ)に水が侵入し、1つめのシール性が破壊されても、そこで高水圧が減圧され、2つ目以降の圧接部位(リブ)ではシール性が破壊され難い。その結果、センサキャップとガスセンサとで形成される内部閉空間への水の浸入をより確実に抑制できる。
また、前記ガスセンサには外周面が平滑化されたスリーブ体を有し、前記リブが、該スリーブ体の外周面に圧接する場合は、複数のリブが平滑化されたスリーブ体の外周面に強固に圧接でき、ガスセンサが高水圧に晒された際に、センサキャップとガスセンサとで形成される内部閉空間への水の浸入をより確実に抑制できる。
ガスセンサユニットおよびセンサキャップ
本発明に係るガスセンサユニットは、以下に述べるガスセンサ及びセンサキャップを備えている。
上記「ガスセンサ」は、以下に述べるガス検出素子及びセンサ端子を有している。このガスセンサは、例えば、後述するスリーブ体を有することができる。
上記「ガス検出素子」は、ガスを検出し得る限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このガス検出素子の形状としては、例えば、有底筒状、板状等を挙げることができる。この有底筒状のガス検出素子は、通常、その外周面に外側電極が形成され、その内周面に内側電極が形成されている。また、このガス検出素子の材質としては、検知するガスに応じて、適宜の材質を用いることができるが、例えば、酸素センサにおいては、主としてジルコニアからなる固定電解質体を用いることができる。さらに、このガス検出素子は、例えば、ケーシングを構成する筒状の主体金属に保持されていることができる。
上記「センサ端子」は、上記ガス検出素子に形成した電極と接続する限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このセンサ端子は、例えば、筒状の上記ガス検出素子内に挿入されてガス検出素子の内側電極と電気的に接続される素子側端子部を有することができる。また、このセンサ端子は、例えば、後述のキャップ端子の挿入部が挿入されて電気的に接続される出力側端子部を有することができる。
上記「スリーブ体」は、上記センサ端子を包囲し得る限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このスリーブ体は、例えば、絶縁材料からなることができる。このスリーブ体は、例えば、ケーシングを構成する筒状の主体金属に保持されていることができる。
上記スリーブ体の外周面は平滑化されていることが好ましい。なお、この平滑化としては、例えば、スリーブ体の外周面に釉薬層を設けてなる形態等を挙げることができる。
上記「センサキャップ」は、以下に述べるキャップ体及びキャップ端子を有している。
上記「キャップ体」は、後述するリブを有する限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このキャップ体の材質としては、変形の容易性、耐熱性などを考慮すると、ゴム弾性を有する高分子材料を用いるのが好ましい。具体的には、ネオプレンゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、EPDM、アクリルゴム、フロロシリコンなどの材料を用いることができる。
上記キャップ体の内側には、内方に突出して上記ガスセンサに圧接する複数の周方向につながるリブが軸線方向に並ぶように設けられている。
上記「リブ」の形状、大きさ等は特に問わない。このリブの縦断面形状としては、例えば、内方に向かって先細りとなる三角形、台形、凸状、円弧状等を挙げることができる。上記複数のリブは、例えば、同じ形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。また、上記複数のリブは、例えば、軸線方向に隣接して設けられていたり、軸線方向に所定間隔をもって設けられていたりすることができる。
上記「キャップ端子」は、上記キャップ体の内側に設けられ且つ上記センサ端子と電気的に接続する限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このキャップ端子の上記センサ端子に対する接続形態としては、例えば、(1)上記キャップ端子に設けたオス側の挿入部が、上記センサ端子のメス側の出力側端子部内に挿入される形態(図1参照)、(2)上記センサ端子に設けたオス側の挿入部が、メス側の上記キャップ端子内に挿入される形態(図7参照)等を挙げることができる。
上記(1)形態の場合、例えば、上記スリーブ体の後端とセンサ端子の後端とを軸線方向に略一致させることによって、スリーブ体でセンサ端子の軸方向の先端側から後端側までの略全長を包囲することができる。これにより、複数のリブの配設位置を、高温環境下で動作する特性を有するガス検出素子から離れた位置に設定でき、リブの熱劣化によるシール性の低下を抑制できる。また、上記(2)形態の場合、例えば、上記スリーブ体によって、センサ端子の軸方向の先端側から中央側までを包囲できる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
図1は、本実施例にかかるガスセンサユニット300、およびこれを使用に供したときの様子を示す説明図である。この図1から理解できるように、本実施例にかかるガスセンサユニット300は、ガスセンサ100と、このガスセンサ100の軸線AX方向後端側(図1中、上方)に配置されたセンサキャップ200とからなる。このガスセンサユニット300は、車両の排気管10に、ガスセンサ100の先端部分を排気管内に突出させる形態で締結し、排気ガス中の酸素濃度を計測する酸素センサである。
このうち、ガスセンサ100は、図2に示すように、ガス検出素子120、スリーブ体130、センサ端子150、及びケーシング160を備える。なお、以下の説明では、軸線AXに沿う方向のうち、センサキャップの取り付けられる側を後端側とし、この逆側を先端側として説明する。
ケーシング160は、主体金具161及びプロテクタ162を有している。主体金具161はSUS430からなり、略円筒状に形成されている。この主体金具161には、後述するガス検出素子120の鍔部120eを支持するための内周受け部161eであって、先端側(図2中、下方)に向かって縮径するテーパ形状の内周受け部161eが、内周面から径方向内側に突出する形態で周設されている。また、この主体金具161の外側には、ガスセンサ100を排気管10(図1参照)に取付けるためのネジ部161bが形成されており、このネジ部161bの後端側(図2中、上方)には、ネジ部161bを排気管10に螺挿するための取付工具を係合させる六角部161dが周設されている。プロテクタ162は、金属製、略円筒状の有底筒体で、排気管10内の排気をガスセンサ100の内部に導入するための通気孔162bを複数有している。
ガス検出素子120は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質からなり、先端部120bが閉塞された有底で、軸線AX方向に延びる略円筒形状を有している。このガス検出素子120の外周には、径方向外向きに突出した鍔部120eが設けられており、この鍔部120eの先端側面と主体金具161の内周受け部161eの表面との間に金属製のパッキン142を介在させた状態で、ガス検出素子120は主体金具161内に配置されている。なお、ガス検出素子120を構成する固体電解質としては、例えば、Y2O3またはCaOを固溶させたZrO2が代表的なものであるが、それ以外のアルカリ土類金属または希土類金属の酸化物とZrO2との固溶体を使用しても良い。さらには、これにHfO2が含有されていても良い。
このガス検出素子120の先端部120bには、その外周面120cを被覆するように、外側電極121が形成されている。この外側電極121は、PtあるいはPt合金を多孔質に形成したものである。この外側電極121は、鍔部120eの先端側面まで設けられており、金属製のパッキン142を介して主体金具161に電気的に接続される。このため外側電極121の電位は、主体金具161から取り出すことができる。一方、ガス検出素子120の内周面120dにも、これを被覆するように、内側電極122が形成されている。この内側電極122も、PtあるいはPt合金を多孔質に形成したものである。
スリーブ体130は、絶縁性セラミック(具体的には、アルミナ)からなり、略円筒形状を有している。このスリーブ体130は、そのうちの肉厚とされた先端側部分131が、ガス検出素子120のうち、鍔部120eよりも後端側の部分の周囲を取り囲む形態で、タルクから形成されたセラミック粉末141と共に、ガス検出素子120と主体金具161との間に介在するように保持されている。
センサ端子150は、例えばインコネル(INCO社の登録商標)からなり、略筒形状で、出力側端子部151、素子側端子部153、及び両者を連結する連結部152を有している。このうち、出力側端子部151は、軸線AXに直交する断面が略C字形状の筒状である。この出力側端子部151は、キャップ端子210のセンサ接続部211(図1,図4参照)を、軸線AXに沿う方向(図1、2中、上下方向)に相対移動させて、自身の内側に挿入したときに、弾性的に拡径するように構成されている。さらに、この出力側端子部151のうち後端側(図2中、上方)の周方向3カ所には、径方向内側に突出した凸状部151bが形成されている。
さらに、出力側端子部151のうち、凸状部151bより先端側(図2中、下方)の対応する周方向3カ所には、この出力側端子部151の一部を打ち抜いて径方向内側に折り曲げた内側屈曲部151cと、径方向外側に折り曲げられた外側屈曲部151dとが形成されている。このうち、内側屈曲部151cは、後述するように、キャップ端子210の挿入部216(図4参照)を出力側端子部151の内側に挿入して接続するときに、弾性的に径方向外側に屈曲し、挿入部216が所定位置まで挿入されたときに、屈曲が戻ってクリック感を生じさせるように形成されている。また、外側屈曲部151dは、図2に示すように、ガスセンサ100にこのセンサ端子150が組み付けられた時点で、スリーブ体130の段差部130bの先端面(段差面)に当接して、出力側端子部151(センサ端子150)の抜け防止の役割を果たしている。
一方、センサ端子150のうち、素子側端子部153も、軸線AXに直交する断面が略C字形状の筒形状を有している。この素子側端子部153は、図2に示すように、弾性的に縮径しつつガス検出素子120内に挿入されて、内側電極122と電気的に接続している。従って、本実施例のガスセンサ100では、素子側端子部153が、内側電極122を内側から径方向外側に向かって押圧しつつ電気的に接続している。
このようなガスセンサ100は、次のようにして製造する。まず、図2に示すように、主体金具161とプロテクタ162とを一体にしたケーシング160を用意する。次いで、外側電極121及び内側電極122が設けられたガス検出素子120をパッキン142と共にケーシング160の内部に挿入する。次いで、ガス検出素子120の鍔部120eの後端側にリングパッキン143を配置し、セラミック粉末141を主体金具161とガス検出素子120との間隙部分に所定量充填する。次いで、スリーブ体130を先端側部分131がガス検出素子120と主体金具161との間に介在するように挿入し、セラミック粉末141に当接させる。次いで、スリーブ体130を先端側に向かって加圧し、その加圧状態下で、主体金具161の加締め部161cとスリーブ体130との間に加締めリング144を介在させて加締め部161cを加締めることで、上記構成部品を一体に固定する。
最後に、センサ端子150をスリーブ体130及びガス検出素子120の内側に挿入する。具体的には、センサ端子150の素子側端子部153を、弾性的に縮径させつつガス検出素子120内に挿入して、内側電極122と電気的に接続させる。これと共に、出力側端子部151を先端側に押しこんで、出力側端子部151の後端から、軸線AXに直交し、径方向外側に向かう花びら状に形成された止め部151fを、スリーブ体130の後端面130eに当接させる。こうして、出力側端子部151をスリーブ体130の内側に配置する。なお、止め部151fがスリーブ体130の後端面130eに当接するまで出力側端子部151を押しこむことで、径方向内側に屈曲していた外側屈曲部151dが解放されて戻り、スリーブ体130の段差部130bの先端面(段差面)に係合するようになるので、センサ端子150の抜け防止を図ることができる。このようにして、ガスセンサ100が完成する。
なお、図2に示す、出力側端子部151内にキャップ端子210の挿入部216が挿入されていない状態では、出力側端子部151は、スリーブ体130の後端部132の内径よりも若干径小の状態となっている。このため、スリーブ体130の後端部132の内周面132cと出力側端子部151の外周面151eとの間には、間隙S1が生じている。
次に、本実施例のセンサキャップ200について、図面を参照しつつ説明する。図3は、センサキャップ200の部分破断断面図である。センサキャップ200は、キャップ端子210、このキャップ端子210を被覆し保持するキャップ体220、リード線230、及びフィルタ部材240を備えている。
このうち、キャップ体220は、絶縁性のフッ素系ゴムを用いて中空状に成形してなる。このキャップ体220は、キャップ端子210の後端側(図中、上方)に位置する端子後端部221、キャップ端子210の径方向周囲を包囲し、後述するようにガスセンサ100のスリーブ体130の外周面を包囲するための外周被覆部222、及びリード線230あるいはフィルタ部材240の周囲を包囲するリード包囲部223を備える。リード線230は、径小通気孔223b及びフィルタ保持孔223cからなる第1連通孔223d、並びにリード挿通孔223iを通じて、キャップ体220の内部に引き込まれている。
外周被覆部222のうち、後端側(図中、上方)の把持部周囲部222bは、キャップ端子210の外周面把持部215の周囲に位置している。この把持部周囲部222bに隣接した先端側(図中、下方)には、ガスセンサ100のスリーブ体130が配置されるスリーブ配置部222cが設けられている。このスリーブ配置部222cの内周側には、径方向内側に突出してスリーブ体130の外周面に圧接する複数(図中2つ)の環状リブ部222eが軸線CX方向に隣接して設けられている。これら各環状リブ部222eの縦断面形状は、内方に向かって先細りとなる三角形となっており、その三角形の頂点には所定の曲率半径の円弧状部r1が形成されている。また、複数の環状リブ部222eの連なる部位には所定の曲率半径の円弧状部r2が形成されている。さらに、環状リブ部222eの先端側(図中、下方)には、ガスセンサ100のスリーブ体130の外周面130dを、これから離間しつつ包囲する延在包囲部222dが設けられている。
キャップ端子210(図3及び図4参照)は、例えばSUS310Sからなり、板材を絞り加工等によって成形してなる。このキャップ端子210は、二重略円筒形状のセンサ接続部211と、このセンサ接続部211に一体に形成されリード線230の芯線231を加締めて電気的に接続する芯線加締め部212とを有している。さらに、後述するように、リード線230を挿通したフィルタ部材240を加締めて、リード線230とフィルタ部材240を把持して固定するフィルタカシメ部213をも有している。
このうち、センサ接続部211は、軸線CXについて同心環状で板状の環状部214と、環状部214の外周縁に連なって軸線CXに沿う一方側(図4(a)中、下方)に突出する外周面把持部215と、環状部214の内周縁に連なって外周面把持部215と同じ側に突出する略円筒状の挿入部216と、を有する。環状部214、外周面把持部215、及び挿入部216は、互いに一体に成型されている。
このうち外周面把持部215は、環状部214の外周縁に連なって、C字状に突出する基端部215aと、この基端部215aからスリットSL1,SL2によって3つに分割されて延びる分割把持部215b(215ba,215bb,215bc)とを有する。また、C字状の基端部215aの周方向両端の間には、第3スリットSL3が存在する。スリットSL1,SL2、SL3は、外周面把持部215の先端側端215dから基端部215a側に延びた形状とされている。上述の分割把持部215ba,215bb,215bcには、それぞれ、内側に向けて突出する突起部215c(215ca,215cb,215cc)が形成されている。具体的には、3つの突出部215ca,215cb,215ccが、互いに120度ずつ隔たった角度で周方向に配置されている。後述するように、ガスセンサ100のスリーブ体130の外周面130d(後端部132の外周面132d)に3つの突起部215cをそれぞれ当接させ、センサ接続部211の外周面把持部215がスリーブ体130の後端部132を包囲するようにして、この部分に嵌め込む。この場合に(図1参照)、分割スリットSL1,SL2、SL3の存在により、3つの分割把持部215bは、それぞれ径方向外側に弾性的に屈曲する。そして、この反力によって、キャップ端子210が弾性的にスリーブ体130を保持する。
一方、挿入部216は、前述したように、軸線CXを中心とする略円筒状で、縮径、拡径等の変形が生じがたい剛性を有する。従って、後述するように、ガスセンサ100の筒状の出力側端子部151内に挿入してこれに当接させたときに、自身は変形することなく、出力側端子部151を拡径させることができる。この挿入部216は、環状部214側から、比較的径大の円筒状で軸線CX方向に比較的長い導通部216a、この導通部216aよりも径小の径小部216b、この径小部216bよりも径大の挿入先端部216cを、この順に備える。
ガスセンサ100のスリーブ体130にセンサ接続部211の外周面把持部215を嵌め込んだ場合(図1参照)、挿入部216は、スリーブ体130の内側で、かつ、センサ端子150の出力側端子部151の内側に挿入される。この際、導通部216aは、出力側端子部151の凸状部151bに当接して、出力側端子部151と電気的に導通する。また、径小部216bの径方向外側には、出力側端子部151の内側屈曲部151cが位置しており、センサ端子150からキャップ端子210を脱着する際に、この内側屈曲部151cが挿入先端部216cに係合して、容易には抜けないようにしている。また、キャップ端子210の挿入部216をセンサ端子150の出力側端子部151内に挿入完了した際に、内側屈曲部151cが挿入先端部216cに当接していた状態から解放され、クリック感が生じる。なお、環状部214は、図1に示すように、挿入部216がセンサ端子150の出力側端子部151内に挿入された状態において、スリーブ体130の後端面130e上に位置する出力側端子部151の止め部151fに当接することで、キャップ端子210の挿入部216がさらに先端側に挿入されることを防止している。
ついで、リード包囲部223について説明する(図3参照)。このリード包囲部223は、リード線230及びフィルタ部材240を包囲しており、フィルタ部材240をその内部に保持するフィルタ保持部223eと張り出し部223gとを含んでいる。第1連通孔223dは、このフィルタ保持部223eの内壁面223fで構成されるフィルタ保持孔223cと、張り出し部223gの内壁面で構成される径小通気孔223bとからなる。この第1連通孔223dの径小通気孔223bには、張り出し部223gに軸線LX方向(図3中、左右方向)と直交して延びるように形成された複数(例えば、2つ)の第2連通孔223hの一端側が連絡されている。この第2連通孔223hの他端側は外部空間SPOに連絡されている。従って、これらの第1連通孔223d及び第2連通孔223hは、外部空間SPOと、ガスセンサ100とセンサキャップ200とで形成される内部閉空間SPI(図1参照)とを連通している。また、前述したように、第1連通孔223d及びリード挿通孔223iは、リード線230を外部から引き込んでいる。
リード線230は、芯線231のほか、第1被覆材232,第2被覆材233の2重の被覆を有している。このリード線230は、前述したように、芯線の先端がキャップ端子210の芯線カシメ部212で加締められてセンサ接続部211と電気的に接続している。このため、このリード線230を通じて、ガスセンサ100のガス検出素子120の内側電極122からの出力信号を、外部装置(例えば、エンジンコントロールルユニット(ECU))に送信することが可能となる。
フィルタ部材240は、中央にリード挿通孔241が穿孔され、比較的径小のリード加締部242と、このリード加締部242よりも径大の外周密着部243とを段状に連結した凸字状の形状を有する。このフィルタ部材240は、微細気孔が連続する連続多孔質構造のPTFEからなり、リード挿通孔241の軸線LX(図3中、左右方向)のほか、三次元的に通気可能な材質である。
リード挿通孔241内には、リード線230の内芯線231及び第1被覆材232が挿通されている。そして前述したように、キャップ端子210のフィルタ加締め部213でフィルタ部材240のリード加締部242を加締めることで、フィルタ部材240及びリード線230の第1被覆材232が、キャップ端子210と一体化している。また、フィルタ部材240のリード加締部242をフィルタ加締め部213で水密となるように強く加締めることにより、リード挿通孔241を通じた水滴の浸入が防止されている。
このフィルタ部材240の外周密着部243は、リード挿通孔241のまわりに位置する本体部243cと、この本体部243cの周囲を円環状に取り囲む平滑化処理部243dとからなっている。本体部243cは多孔質で三次元的に通気可能であるのに対して、この平滑化処理部243dは多孔質ではなく、通気性を有していない繊密質とされている。このため、この平滑化処理部243dの外周面(外周密着部243の外周面)243bは、このフィルタ部材240の他の外表面(例えば、通気面243e)に比して、その表面粗度が低くなっている。
このようなセンサキャップ200は、次のようにして製造する。フィルタ部材240のリード挿通孔241内にリード線230を挿通し、キャップ端子210の芯線加締め部212で芯線231を加締め、フィルタ加締め部213でフィルタ部材240のリード加締部242を加締める。ついで、リード線230をキャップ体220の第1連通孔223d(径小通気孔223b及びフィルタ保持孔223c)及びリード挿通孔223iを通して外部に引き出した上、キャップ端子230をキャップ体220内に押しこみ、フィルタ部材240をフィルタ保持孔223cの内側に位置させ、フィルタ保持部223eに保持させて、センサキャップ200が完成する。
本実施例のガスセンサ100及びセンサキャップ200からなるガスセンサユニット300を使用に供したときの様子を図1に示す。このガスセンサユニット300は、例えば、内燃機関の排気中の酸素濃度を検知するために用いることができる。具体的には、まず、ガスセンサ100のうち、プロテクタ162を含む先端側を排気管10内に位置させ、主体金具161のネジ部161bより後端側の部分を外部に露出する形態で排気管10に螺着する。なお、このとき、主体金具161と電気的に接続している外側電極121が、主体金具161を通じてボディアースされる。次いで、センサキャップ200を、そのキャップ端子210の軸線CXをガスセンサ100の軸線AXに一致させ、これらの軸線AX,CXに沿う方向(図1中、上下方向)に移動させて、キャップ端子210の挿入部216が、ガスセンサ100の出力側端子部151の内側に挿入されるようにして、センサキャップ200をガスセンサ100に取付けて、ガスセンサユニット300とする。
さらに、本実施例のガスセンサユニット300では、ガスセンサ100及びセンサキャップ200の装着状態において、センサキャップ200のスリーブ配置部222cに設けた複数の環状リブ部222eがスリーブ体130の外周面に圧接されている。このように、複数の環状リブ部222eを設けることによって複数の環状リブ部222eのそれぞれが所定の圧力でスリーブ体130の外周面に圧接される。従って、図5に示すように、ガスセンサユニット300が高水圧(例えば、7000kPaで評価実施)に晒された際、先端側の環状リブ部222eによるシール性が破壊されても、そこで高水圧が減圧され、後端側の環状リブ部222eのシール性が破壊され難い。その結果、センサキャップ200とガスセンサ100とで形成される内部閉空間SPIへの水等の浸入をより確実に抑制できる。
これに対して、実験例にかかるガスセンサユニット300’では、図6に示すように、ガスセンサ100’及びセンサキャップ200’の装着状態において、センサキャップ200’の密着部222c’の内周側に径方向内側に突起して設けた1つの突起部222e’がスリーブ体130’の外周面に圧接されている。このように、1つの突起部222e’でシール性を確保するものは、ガスセンサユニット300’が高水圧(例えば、7000kPaで評価実施)に晒された際、一部のシール破壊に伴って外周被覆部222’全体が変形してしまい、内部閉空間SPI’への水等の浸入が見られる。
さらに、本実施例のガスセンサユニット300では、キャップ端子210の挿入部216を筒状の出力側端子部151内に挿入する形態を採用しているので、スリーブ体130を、センサ端子150の先端側から後端側までの略全長を包囲するように配設できる。その結果、スリーブ配置部222c(複数の環状リブ部222e)の配設位置を、高温の環境下で動作する特性を有するガス検出素子120から離れた位置に設定でき、スリーブ配置部222cの熱劣化によるシール性の低下を抑制できる。
(他の実施例)
次に、他の実施例にかかるガスセンサユニット300Aについて、図7を参照して説明する。なお、本ガスセンサユニット300Aは、上述の実施例にかかるガスセンサユニット300とは、センサ端子150A、スリーブ体130A、センサキャップ200A及びキャップ端子151Aの形態が異なる。従って、同様な部分についての説明は省略あるいは簡略化し、異なる部分を中心に説明することとする。
センサ端子150Aは、例えばSUS304からなり、略筒形状であり、ガス検出素子120A内に挿入されて電気的に接続される素子側端子部153A、出力側端子部151A、及び両者を連結する連結部152Aを有している。
スリーブ体130Aは、絶縁性セラミック(具体的には、アルミナ)からなり、略円筒形状を有している。このスリーブ体130Aは、その後端がセンサ端子150Aの後端より先端側に位置するように配設されている。そして、このスリーブ体130Aによって、センサ端子150Aの先端側から中央側までが包囲されている。
センサキャップ200Aは、キャップ端子210A、このキャップ端子210Aを被覆し保持するキャップ体220A、リード線230A、及び加締め端子212Aを備えている。このキャップ端子210Aは、センサ端子150Aの出力側端子部151Aに嵌合させて接続されたときに、自身は変形することなく、センサ端子150Aの出力側端子部151Aを縮径させる剛性を有する材料(例えばインコネル)から形成されている。また、このキャップ体220Aは、絶縁性のフッ素系ゴムを用いて中空状に成形してなる。このキャップ体220Aは、スリーブ体130Aの外周面を包囲するための外周被覆部222Aを有している。また、キャップ体220Aに形成されたリード挿通孔223Aを介してリード線230Aがキャップ体220Aの内部に引き込まれている。このリード線230Aには、加締め端子212Aの一端側が加締められて電気的に接続されており、この加締め端子212Aの他端側は、キャップ端子210Aに当接して電気的に接続されている。
上記外周被覆部222Aは、ガスセンサ100Aのスリーブ体130Aの外周面に配置されるスリーブ配置部222cAを有している。このスリーブ配置部222cAの内周側には、径方向内側に突出してスリーブ体130Aの外周面に圧接する複数(図中2つ)の環状リブ部222eAが軸線CX方向に隣接して設けられている。
このような、本ガスセンサユニット300Aでは、上述の実施例にかかるガスセンサユニット300と同様にして、複数の環状リブ部222eAを設けることによって複数の環状リブ部222eAのそれぞれが所定の圧力でスリーブ体130Aの外周面に圧接されている。従って、ガスセンサユニット300Aが高水圧にさらされた際に、先端側の環状リブ部222eAによるシール性が破壊されても、そこで高水圧が減圧され、後端側の環状リブ部222eAのシール性が破壊され難い。その結果、センサキャップ200Aとガスセンサ100Aとで形成される内部閉空間SPIへの水等の浸入をより確実に抑制できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例等に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。例えば、上述した実施例においては、フィルタ部材240等にリード挿通孔241を設け、このリード挿通孔241にリード線230を通した例を示した。しかし、リード線をキャップ体の他の部分から別途取り出すようにし、フィルタ部材では通気(換気)を行うようにしても良い。
さらに、実施例等では、センサキャップに2つの環状リブ部を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、3つ以上の環状リブ部を設けるようにしてもよい。さらに、実施例等では、複数の環状リブ部を隣接するように配設したが、これに限定されず、例えば、複数の環状リブ部を所定の間隔をもって離間して配設するようにしてもよい。
実施例にかかるガスセンサユニット300、およびこれを使用に供したときの様子を示す説明図である。 実施例にかかるガスセンサ100の部分断面図である。 実施例にかかるセンサキャップ200の部分断面図である。 実施例にかかるセンサキャップに用いるキャップ端子を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図である。 実施例にかかるガスセンサユニットの作用を説明するための説明図である。 実験例にかかるガスセンサユニットの作用を説明するための説明図である。 他の実施例にかかるガスセンサユニット300A、およびこれを使用に供したときの様子を示す説明図である。
符号の説明
AX;ガスセンサの軸線、100,100A;ガスセンサ、120,120A;ガス検出素子、130,130A;スリーブ体、130d;外周面、150,150A;センサ端子、151,151A;出力側端子部、153,153A;素子側端子部、161;主体金具、200,200A,400,500,600,700、800;センサキャップ、210,210A,410,510,610,710、810;キャップ端子、216;挿入部、220,220A,420,520,620,720、820;キャップ体、222,222A;外周被覆部、222c,222cA;スリーブ配置部、222e,222eA;環状リブ部、223d,423d,523d,623d,723d,823d;連通孔、240,440,540,640,740、840;フィルタ部材(塊状フィルタ部材)、300,300A;ガスセンサユニット、SP1;内部閉空間(閉空間)、SPO;外部空間(外部)。

Claims (4)

  1. 軸線方向に延びるガス検出素子及び該ガス検出素子に形成した電極と電気的に接続するセンサ端子を有するガスセンサと、
    該ガスセンサに装着されるセンサキャップと、を備え、
    前記センサキャップには、
    前記ガスセンサの周方向外側を取り囲み、当該ガスセンサに装着されるキャップ体と、
    該キャップ体の内側に設けられ、前記センサ端子と電気的に接続するキャップ端子と、
    を有するガスセンサユニットであって、
    前記キャップ体の内側には、周方向につながる複数のリブが内方に突出して設けられ、
    該リブは、前記ガスセンサに圧接することを特徴とするガスセンサユニット。
  2. 前記ガスセンサは、前記センサ端子の周方向外側を取り囲み、自身の外周面が平滑化されたスリーブ体を有し、
    前記リブは、前記ガスセンサの該スリーブ体の外周面に圧接することを特徴とする請求項1記載のガスセンサユニット。
  3. 軸線方向に延びるガス検出素子及び該ガス検出素子に形成した電極と電気的に接続するセンサ端子を有するガスセンサに装着されるセンサキャップであって、
    前記ガスセンサの周方向外側を取り囲み、当該ガスセンサに装着されるキャップ体と、
    該キャップ体の内側に設けられ、前記センサ端子と電気的に接続するキャップ端子と、を備え、
    前記キャップ体の内側には、前記ガスセンサに装着されたときに当該ガスセンサに圧接する、周方向につながる複数のリブが内方に突出して設けられていることを特徴とするセンサキャップ。
  4. 前記ガスセンサは、前記センサ端子の周方向外側を取り囲み、自身の外周面が平滑化されたスリーブ体を有し、
    前記ガスセンサに装着されたときに、前記リブは、前記ガスセンサの該スリーブ体の外周面に圧接する請求項3記載のセンサキャップ。
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