JP2007107713A - ガス供給方法およびガス供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガス容器11(〜14)に蓄えられたジュール・トムソン効果の大きい高圧のガスを、減圧弁21(〜24)にて減圧して供給するガス供給方法であって、ガス容器11(〜14)と減圧弁21(〜24)とを備えるガスライン1(〜4)を二つ以上用意し、一のガスラインによる前記ガスの供給中に、常温下に置かれた減圧弁の温度が低下して結露温度以下となった場合、ガスの供給路を、所定の温度以上の減圧弁を備え、かつガス容器に残留するガスの最も少ない他のガスラインに切り換えることを特徴とするガス供給方法。
【選択図】図1
Description
正負の境をとなる温度を逆転温度といい、これが常温以上であれば式(1)のジュール・トムソン係数は正となり、すなわち常温の高圧ガスを減圧弁にて等エンタルピー膨張させたときにガスの温度は降下する。逆に、逆転温度が常温以下のガスについては、減圧時に生じるジュール・トムソン効果はガスの温度を上昇させる方向に働くため、減圧弁を介したガスの減圧供給を実際に行う場合、断熱膨張による温度降下が一部または全部相殺され、ガスや減圧弁の温度変化は小さくなる。
なお、ジュール・トムソン係数はガスの種別のほか、ガスの温度または圧力によっても変化する。
(1)ガス容器に蓄えられた高圧のガスを、減圧弁にて減圧してユーザに供給するガス供給方法であって、
ガス容器と減圧弁とを備えるガスラインを二つ以上用意し、一のガスラインによる前記ガスの供給中に、そのガスラインの減圧弁の温度が低下して所定の温度以下となった場合、ガスの供給路を、前記所定の温度以上の減圧弁を備える他のガスラインに切り換えることを特徴とするガス供給方法;
(2)ガス容器に蓄えられた高圧のガスを、減圧弁にて減圧してユーザに供給するガス供給方法であって、
ガス容器と減圧弁とを備えるガスラインを二つ以上用意し、一のガスラインによる前記ガスの供給中に、そのガスラインのガス容器に蓄えられたガスの残量の減少率が所定の値以上となった場合、ガスの供給路を他のガスラインに切り換えることを特徴とするガス供給方法;
(3)ガス容器に蓄えられた高圧のガスを、減圧弁にて減圧してユーザに供給するガス供給方法であって、
ガス容器と減圧弁とを備えるガスラインを二つ以上用意し、一のガスラインによる前記ガスの供給中に、そのガスラインの減圧弁の温度が低下して所定の温度以下となった場合、または該ガスラインのガス容器に蓄えられたガスの残量の減少率が所定の値以上となった場合、ガスの供給路を、前記所定の温度以上の減圧弁を備える他のガスラインに切り換えることを特徴とするガス供給方法;
(4)所定の温度が、
前記減圧弁の結露温度である上記(1)または(3)に記載のガス供給方法;
(5)他のガスラインが、
前記ガス容器に蓄えられたガスの残量が最も少ないガスラインである上記(1)から(4)のいずれかに記載のガス供給方法;
(6)減圧弁が常温の雰囲気下に置かれることを特徴とする上記(1)から(5)のいずれかに記載のガス供給方法;
(7)減圧弁をヒータにより加温することを特徴とする上記(1)から(6)のいずれかに記載のガス供給方法;
(8)減圧弁の一次側と二次側におけるガスの圧力と温度から求めたガスの平均のジュール・トムソン係数が+5[K/MPa]以上であることを特徴とする上記(1)から(7)のいずれかに記載のガス供給方法;
(9)減圧弁の下流側に設けたユーザ供給ガス調圧弁により、前記減圧弁にて減圧されたガスをさらに減圧することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のガス供給方法;
を要旨とする。
(10)高圧でガスが蓄えられたガス容器と、該ガス容器からガスを導出する配管と、配管の途中に設けられ前記高圧のガスを減圧する減圧弁と、該減圧弁の温度を測定する温度センサとを備えるガスラインが二式以上設けられたガス供給装置であって、かつ、
前記温度センサより減圧弁の温度データを取得する温度データ取得手段と、減圧弁が所定の温度以上であるガスラインのうちのいずれかを選択するライン選択手段と、選択されたガスラインをガスが流通するようガスの供給路を切り換える切換信号を発信する発信手段と、を有する制御器と、
前記切換信号を受信して前記ガスの供給路を前記選択されたガスラインに切り換える切換手段と、
を備えることを特徴とするガス供給装置;
(11)ガスラインには、ガス容器に蓄えられたガスの残量データを取得してこれを前記制御器に送信するガス残量検知手段を備え、
前記ライン選択手段においては、減圧弁が所定の温度以上であるガスラインであって、かつ、最もガスの残量の少ないガス容器を備えるガスラインを選択することを特徴とする上記(10)に記載のガス供給装置;
(12)高圧でガスが蓄えられたガス容器と、該ガス容器からガスを導出する配管と、配管の途中に設けられ前記高圧のガスを減圧する減圧弁と、を備えるガスラインが二式以上設けられたガス供給装置であって、かつ、
ガス容器に蓄えられたガスの残量データを取得するガス残量検知手段と、前記ガスの残量データより、該ガス容器に蓄えられたガスの残量の減少率を取得するガス減少率取得手段と、前記減少率が所定の値以上である場合、他のガスラインをガスが流通するようガスの供給路を切り換える切換信号を発信する発信手段と、を有する制御器と、
前記切換信号を受信して前記ガスの供給路を前記選択されたガスラインに切り換える切換手段と、
を備えることを特徴とするガス供給装置;
(13)減圧弁の下流側に、ユーザ供給ガス調圧弁を備えることを特徴とする上記(10)から(12)のいずれかに記載のガス供給装置;
を要旨とする。
ガスラインの系統数は、二式以上であれば特に限定されないが、冷却された減圧弁の温度が回復するための時間を十分にとるため、三式以上、特に好ましくは四式以上とすることが好適である。
まず、ガスの供給路としてガスライン1を選択する。空気圧作動弁31が開かれると、ガス容器11に貯留されていた高圧ガスは減圧弁21にて減圧され、断熱膨張および/またはジュール・トムソン膨張により温度を降下させてユーザ側に供給される。温度が降下したガスは減圧弁21および周辺空気を冷却する。この間、温度センサ121は減圧弁21の温度データを制御器40に所定の時間間隔で送信する。
なお、ライン選択手段は中央処理装置(CPU)を備え、予め入力された許容下限温度と温度データ取得手段にて取得した温度データとを差分演算する演算機能と、演算結果の正負よりライン選択の要否を決定し、所定の判断基準に従ってラインを決定するライン決定機能をともに備えることが好ましい。
許容下限温度には、減圧弁の結露温度に対して所定幅の正または負のマージンを設けてもよい。正のマージンを設けることにより、減圧弁の結露をより確実に防止できる。また負のマージンを設けることにより、減圧弁(温度モニタ点)の冷却と、周辺空気の冷却による減圧弁可動部への結露の発生とのタイムラグを解消し、ガスラインの切り換えの頻度を下げることができる。ガスの比熱や供給量に対して減圧弁の熱容量が比較的大きい場合、または減圧弁と近傍の配管との間で熱伝達が良好に行われる場合には、かかる負のマージンを設けるとよい。
ガスライン2乃至4のいずれを選択するかについては、ガス容器12乃至14に貯留されているガスの残量の少ない順、多い順、減圧弁22乃至24の温度の高い順、または予め設定した順列(例えば設置された時期の古い順など)に基づいて決定してもよい。さらに、各ガスラインの雰囲気温度や減圧弁の熱容量が同一でない場合などは減圧弁の冷却速度や温度回復速度が異なることとなるため、減圧弁の温度履歴からガスラインごとのガス供給可能時間を制御器40にて演算および記憶しておき、以後のライン選択の際には、その時点で最もガス供給時間が長いと予想されるガスラインを選択することとしてもよい。
これらの条件を、優先順位または閾値を適宜設定し、複合的に用いることで、よりきめの細かいライン選択の判断が可能となり好適である。
逆に、ガス残量の多いガス容器を備えるガスラインを優先的に選択すれば、いずれかのガス容器が空になってガスラインの有効な系統数が少なくなる時期を先に延ばすことができるため、例えば夜間などでガス容器の交換ができない場合にも、すべてのガスラインを順次切り換えて安定的にガス供給を行い続けることが可能となり本発明の効果を長時間にわたって享受することができる。
また、減圧弁の温度の高い順にガスラインを選択することにより、減圧弁が結露温度まで冷却されて次のガスライン選択をするまでの各回の時間が一般に長くなるため、ガス供給路の切り換えの頻度を下げることができる。予想されるガス供給可能時間を制御器40にてガスラインごとに求め、その長い順に選択する場合、この効果をさらに高めることができる。
i)ライン選択の瞬間において、減圧弁の温度が閾値(例えば18℃)以上であって、かつガス容器に残留する高圧ガスが最も少ないガスラインを優先する。
ii)ライン選択の瞬間において、減圧弁の温度が閾値(例えば18℃)以上であって、かつガス容器に残留する高圧ガスが最も多いガスラインを優先する。
iii)ライン選択の瞬間において、減圧弁の温度が閾値(例えば18℃)以上であって、かつガス容器の設置された時期が最も古いガスラインを優先する。
iv)上記i)〜iii)において、減圧弁の温度が閾値以上のものがない場合は、減圧弁の温度が最も高いガスラインを優先する。
v)上記i)〜iii)において、減圧弁の温度が閾値以上のものがない場合は、予想されるガス供給可能時間の最も長いガスラインを優先する。
vi)ライン選択の瞬間において、減圧弁の温度が最も高いガスラインを優先する。
vii)ライン選択の瞬間において、予想されるガス供給可能時間の最も長いガスラインを優先する。
viii)ライン選択の瞬間において、減圧弁の温度が結露温度(例えば20℃、相対湿度50%の空気が結露しない温度:11℃)以上であって、かつガス容器に残留する高圧ガスが最も少ないガスラインを優先する。
ix)ライン選択の瞬間において、減圧弁の温度が結露温度(例えば20℃、相対湿度50%の空気が結露しない温度:11℃)以上であって、かつガス容器に残留する高圧ガスが最も多いガスラインを優先する。
x)ライン選択の瞬間において、減圧弁の温度が結露温度(例えば20℃、相対湿度50%の空気が結露しない温度:11℃)以上であって、かつガス容器の設置された時期が最も古いガスラインを優先する。
本実施の形態では、図1に示すようにガス容器11乃至14にそれぞれ重量計111乃至114を設けている。重量計111乃至114は、貯留されているガスの残量の大小がガスラインごとに比較可能な重量データを、制御器40に所定の時間間隔ごとに送信する。重量計111乃至114には、データロガー機能を有する市販のデジタル重量計を使用可能である。
また、制御器40のライン選択手段においては、減圧弁の温度が高い順にガスラインを優先的に選択し、減圧弁が同じ温度の場合はガスの残量の少ない順にガスラインを選択するものとする。ただし、ここでいう同じ温度とは、数度程度の差異は許容してよい。
かかる場合、初期状態における減圧弁22乃至24がともに常温であることから、初回のライン選択においてはガスの残量の大小が判断材料となり、ガスライン1の減圧弁21の温度が結露温度を下回った場合に、ガスライン1から切り換えて採用される次のガス供給路はガスライン2となる。制御器40の発信手段は、かかるライン選択の結果を受け、ガスライン1の空気圧作動弁31を閉じて、ガスライン2の空気圧作動弁32を開くよう、これらの空気圧作動弁の開閉を制御する電磁弁にむけて切換信号を発信する。
一方、四式のガスラインを、減圧弁表面が結露温度の11℃に至るごとに順次切り換えてガスの流通を行った場合の、各減圧弁表面の温度履歴に関するシミュレーション結果を図3に示す(実施例)。
i)時刻0〜9分までは、シランガスがガスライン1を通じて減圧供給され、減圧弁21は20℃から11℃まで冷却される。
ii)減圧弁21の温度が11℃となると、ガスの供給路が他のガスライン2乃至4に順次切り換えられるため、減圧弁21は時刻36分までの約27分間、常温の周辺空気により加温されて約17.7℃まで温度回復する。
iii)時刻36〜43分までの約7分間、二度目のガス供給がガスライン1にて行われ、これにより減圧弁21は再度11℃まで冷却される。11℃となったところで他のガスラインへの切り換えが行われる。
iv)時刻43〜63分までの約20分間、減圧弁21は周辺空気により加温され、約16.7℃まで温度回復する。
v)時刻63〜69分までの約6分間、三度目のガス供給がガスライン1にて行われ、これにより減圧弁21は11℃まで冷却される。
vi)時刻69〜87分までの約18分間、減圧弁21は周辺空気により加温され、約16.3℃まで温度回復する。
vii)以降、ガスライン1を含むすべてのガスラインの備える減圧弁の温度が11℃に収束し、選択可能なガスラインが存在しなくなるまで、ガスの供給路を順次切り換えてガス供給が行われる。
ガスライン1乃至4には、ガス容器11乃至14の出口圧力を測定する圧力センサ131乃至134と、かかる圧力データを制御器40に送る信号ラインを備えている。
具体的には、例えば図4に示すようにユーザ供給ガス調圧弁140がガスライン1乃至4の合流部の下流側に設けられている場合、ユーザ供給ガス調圧弁140の温度が結露温度に至った際には、減圧弁21乃至24の出口側(二次側)圧力を低下させユーザ供給ガス調圧弁140におけるガスの減圧の負荷を軽減することでその温度降下を緩和するよう圧力調整をしてもよい。また、ユーザ供給ガス調圧弁がガスライン1乃至4の減圧弁21乃至24の下流側にそれぞれに設けられている場合は、上記圧力調整のほか、ユーザ供給ガス調圧弁の温度が結露温度に至った際にガスラインを切り換える制御を行ってもよい。さらに、ユーザ供給ガス調圧弁の温度に基づくガスラインの前記切り換え制御は、減圧弁21乃至24の温度降下に応じてガスラインを切り換える本発明の切り換え制御と併用して行ってもよい。
10 ガス供給装置
11,12,13,14 ガス容器
21,22,23,24 減圧弁
31,32,33,34 空気圧作動弁
40 制御器
111,112,113,114 重量計
121,122,123,124 温度センサ
131,132,133,134 圧力センサ
140 ユーザ供給ガス調圧弁
Claims (13)
- ガス容器に蓄えられた高圧のガスを、減圧弁にて減圧してユーザに供給するガス供給方法であって、
ガス容器と減圧弁とを備えるガスラインを二つ以上用意し、一のガスラインによる前記ガスの供給中に、そのガスラインの減圧弁の温度が低下して所定の温度以下となった場合、ガスの供給路を、前記所定の温度以上の減圧弁を備える他のガスラインに切り換えることを特徴とするガス供給方法。 - ガス容器に蓄えられた高圧のガスを、減圧弁にて減圧してユーザに供給するガス供給方法であって、
ガス容器と減圧弁とを備えるガスラインを二つ以上用意し、一のガスラインによる前記ガスの供給中に、そのガスラインのガス容器に蓄えられたガスの残量の減少率が所定の値以上となった場合、ガスの供給路を他のガスラインに切り換えることを特徴とするガス供給方法。 - ガス容器に蓄えられた高圧のガスを、減圧弁にて減圧してユーザに供給するガス供給方法であって、
ガス容器と減圧弁とを備えるガスラインを二つ以上用意し、一のガスラインによる前記ガスの供給中に、そのガスラインの減圧弁の温度が低下して所定の温度以下となった場合、または該ガスラインのガス容器に蓄えられたガスの残量の減少率が所定の値以上となった場合、ガスの供給路を、前記所定の温度以上の減圧弁を備える他のガスラインに切り換えることを特徴とするガス供給方法。 - 所定の温度が、
前記減圧弁の結露温度である請求項1または3に記載のガス供給方法。 - 他のガスラインが、
前記ガス容器に蓄えられたガスの残量が最も少ないガスラインである請求項1から4のいずれかに記載のガス供給方法。 - 減圧弁が常温の雰囲気下に置かれることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のガス供給方法。
- 減圧弁をヒータにより加温することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のガス供給方法。
- 減圧弁の一次側と二次側におけるガスの圧力と温度から求めたガスの平均のジュール・トムソン係数が+5[K/MPa]以上であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のガス供給方法。
- 減圧弁の下流側に設けたユーザ供給ガス調圧弁により、前記減圧弁にて減圧されたガスをさらに減圧することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のガス供給方法。
- 高圧でガスが蓄えられたガス容器と、該ガス容器からガスを導出する配管と、配管の途中に設けられ前記高圧のガスを減圧する減圧弁と、該減圧弁の温度を測定する温度センサとを備えるガスラインが二式以上設けられたガス供給装置であって、かつ、
前記温度センサより減圧弁の温度データを取得する温度データ取得手段と、減圧弁が所定の温度以上であるガスラインのうちのいずれかを選択するライン選択手段と、選択されたガスラインをガスが流通するようガスの供給路を切り換える切換信号を発信する発信手段と、を有する制御器と、
前記切換信号を受信して前記ガスの供給路を前記選択されたガスラインに切り換える切換手段と、
を備えることを特徴とするガス供給装置。 - ガスラインには、ガス容器に蓄えられたガスの残量データを取得してこれを前記制御器に送信するガス残量検知手段を備え、
前記ライン選択手段においては、減圧弁が所定の温度以上であるガスラインであって、かつ、最もガスの残量の少ないガス容器を備えるガスラインを選択することを特徴とする請求項10に記載のガス供給装置。 - 高圧でガスが蓄えられたガス容器と、該ガス容器からガスを導出する配管と、配管の途中に設けられ前記高圧のガスを減圧する減圧弁と、を備えるガスラインが二式以上設けられたガス供給装置であって、かつ、
ガス容器に蓄えられたガスの残量データを取得するガス残量検知手段と、前記ガスの残量データより、該ガス容器に蓄えられたガスの残量の減少率を取得するガス減少率取得手段と、前記減少率が所定の値以上である場合、他のガスラインをガスが流通するようガスの供給路を切り換える切換信号を発信する発信手段と、を有する制御器と、
前記切換信号を受信して前記ガスの供給路を前記選択されたガスラインに切り換える切換手段と、
を備えることを特徴とするガス供給装置。 - 減圧弁の下流側に、ユーザ供給ガス調圧弁を備えることを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載のガス供給装置。
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