JP2007106452A - 収納袋 - Google Patents

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JP2007106452A
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Yukihiko Shibata
幸彦 柴田
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Daiwa Gravure Co Ltd
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Daiwa Gravure Co Ltd
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Abstract

【課題】内部の空気抜きを行なえ、しかも虫やごみなどの侵入を防止できる安価な収納袋を提供する。
【解決手段】合成樹脂製のフィルムにより作られ平面形状が長方形の収納袋であって、周囲4辺がフィルムの内面側を構成する層2同士をヒートシールにより接合して閉じられ、長辺側のヒートシール部5の長さ方向両端近傍位置で収納袋1には長辺側のヒートシール部5の長さ方向に対して1〜10度の傾斜角で互いに逆向きで収納袋1の外側に向かって緩やかなV状となるヒートシール壁5a,5aが形成され、このヒートシール壁5a,5aの先端部間に空気抜き通路7が形成され、収納袋1の中央から見てヒートシール壁5a,5a間の空気抜き通路7の外側には排気孔9が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、精米された白米などの穀物類や粉末状の肥料などを収納する収納袋に関するものである。
従来のこの種収納袋としては周囲のヒートシール部で囲まれた部分の適所に複数箇所の空気抜き孔を形成したものが知られている。この空気抜き孔は収納袋の内部に例えば精米された白米を詰め終えて収納袋を閉じた後で収納袋を横に寝かせた状態で多段に積むとき、収納袋の内部に空気が残って収納袋が膨らんだ状態になって収納袋が不安定状態に積まれるのを防止すべく設けられているものである。
このような周囲のヒートシール部で囲まれた部分の適所に複数箇所の空気抜き孔を形成した収納袋にあっては空気抜き孔から収納袋の内部に虫やごみなどが侵入しやすくなり、衛生的でないという問題があり、この問題を解決するために特許文献1で知られているような収納袋が提案されている。
この特許文献1に開示されている収納袋は収納袋を形成するフィルムに空気抜き孔を形成し、この空気抜き孔を塞ぐようにフィルムの内面に不織布からなるシートを装着してなるものであり、不織布からなるシートの存在により空気抜き孔からの虫やごみなどの侵入を防止し、衛生的な収納袋を提供しようとするものである。
特開2001−97397号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている収納袋は空気抜き孔からの虫やごみなどの侵入を防止するためにフィルムに形成された空気抜き孔を塞ぐようにフィルムの内面に不織布からなるシートを装着してあるが、フィルムの内面に装着される不織布からなるシートが必要となるばかりか、この不織布からなるシートをフィルムの内面に装着する工程が必要となり、コストアップになるという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、不織布からなるシートを使用することなく内部の空気抜きを行なえ、虫やごみなどの侵入を防止できる安価な収納袋を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の収納袋は、合成樹脂製のフィルムを材料に用いて作られ、内部に穀物類などの内容物を収納するための収納袋であって、水平に寝かせた状態において平面形状が四角形を呈しており、周囲4辺がフィルムの内面側を構成する層同士をヒートシールにより接合して閉じられ、周囲4辺の内、少なくとも1辺に沿うヒートシール部の長さ方向端部近傍位置で収納袋には前記ヒートシール部の長さ方向に対して1〜10度の傾斜角で互いに逆向きで収納袋の外側に向かって緩やかなV状となるヒートシール壁が形成され、このヒートシール壁の先端部間に空気抜き通路が形成され、収納袋の中央から見てヒートシール壁間の空気抜き通路の外側には排気孔が形成されていることを特徴とする。
以上のように、本発明の収納袋は、中に内容物が充填された収納袋を横に寝かせた状態で多段に積むと、上に載せられた収納袋の重量によって収納袋の内部に存在する空気が外部に押し出されようとする。そのとき、収納袋には周辺のヒートシール部の長さ方向両端近傍位置で内圧により歪が生じようとするのであるが、少なくとも1辺に沿うヒートシール部の長さ方向端部近傍位置で収納袋には前記ヒートシール部の長さ方向に対して1〜10度の傾斜角で互いに逆向きで収納袋の外側に向かって緩やかなV状となるヒートシール壁が形成されていることからこのヒートシール壁の位置で強制的に歪が生じるようになり、このヒートシール壁間の空気抜き通路より収納袋内部の空気が押し出され、前記排気孔を押し広げながら外部に排出される。そして、収納袋内部の空気が抜け出ると前記排気孔は閉じた状態となり、外部から虫やごみなどの侵入を防止できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図5を用いて具体的に説明する。
図において、1は内面側を構成する層2が外面側を構成する層3の合成樹脂よりも低融点の合成樹脂からなり、2つの層2,3が積層された2層構造のフィルム4により作られ、内部に精米された白米などの穀物類や粉末状の肥料などの内容物を収納するための収納袋であり、水平に寝かせた状態において平面形状が長方形を呈している。この収納袋1は前記2層構造のフィルム4を2枚用いて前記内面側を構成する層2同士が互いに向き合うように重ね合わせ、周囲4辺の内、3辺を2層構造のフィルム4の内面側を構成する層2同士をヒートシールにより接合した状態で開口する1辺より内部に内容物を充填するように構成されている。5はヒートシール部である。内容物が充填された後は前記開口する1辺が内面側を構成する層2同士をヒートシールにより接合して閉じられる。
ところで本実施の形態では、内容物が充填された収納袋1を横に寝かせた状態で多段に積むとき、収納袋1の内部に存在する空気により収納袋1が膨らんだ状態になって上から重量が掛かる下側の収納袋1には長辺側のヒートシール部5の長さ方向両端近傍位置で収納袋1には内圧により歪が生じるという性質を利用し、この歪が生じやすい位置に長辺側のヒートシール部5に空気抜き孔6を形成してある。この空気抜き孔6について図面に基づきさらに詳細に述べると、長辺側のヒートシール部5の長さ方向両端近傍位置で収納袋1には長辺側のヒートシール部5の長さ方向に対して1〜10度、好ましくは5度程度の傾斜角で互いに逆向きで収納袋1の外側に向かって緩やかなV状となるヒートシール壁5a,5aが形成され、このヒートシール壁5a,5aの先端部間に空気抜き通路7が形成され、収納袋1の中央から見てヒートシール壁5a,5aの外側には収納袋1の長辺に沿う縁部に位置するヒートシール部5bとの間に前記ヒートシール壁5a,5aの全長に亘って繋がる非ヒートシール部、つまり空間部8が形成され、この空間部8は収納袋1の内部と空気抜き通路7を介して連通し、収納袋1の中央から見て空気抜き通路7の外側で空間部8の長さ方向中央部には収納袋1の厚み方向に貫通する排気孔9が切り込みにより形成されている。
上記構成において、内容物が充填された収納袋1を横に寝かせた状態で多段に積むと、上に載せられた収納袋1の重量によって収納袋1の内部に存在する空気が外部に押し出されようとする。そのとき、前述のように収納袋1には長辺側のヒートシール部5の長さ方向両端近傍位置で内圧により歪が生じようとするのであるが、本実施の形態のように長辺側のヒートシール部5の長さ方向両端近傍位置で収納袋1には長辺側のヒートシール部5の長さ方向に対して1〜10度、好ましくは5度程度の傾斜角で互いに逆向きで収納袋1の外側に向かって緩やかなV状となるヒートシール壁5a,5aが形成されていることからこのヒートシール壁5a,5aの位置で強制的に歪が生じるようになり、このヒートシール壁5a,5a間の空気抜き通路7より収納袋1内部の空気が前記空間部8側に押されて前記排気孔9を押し広げながら外部に排出される。
なお、前記ヒートシール壁5a,5aの傾斜角を長辺側のヒートシール部5の長さ方向に対して1〜10度としたのは、その程度の角度が収納袋1に生じる歪に合致するためである。
そして、収納袋1内部の空気が抜け出ると前記排気孔9は閉じた状態となり、外部から虫やごみなどの侵入を防止できることになる。
ところで、上記実施の形態では収納袋1は2層構造の合成樹脂フィルム4により作られているが、合成樹脂フィルムに紙もしくは不織布が積層されたものを使用することも可能である。また、図面に示す実施の形態では空気抜き部を長辺側のヒートシール部5に設けたが、短辺側のヒートシール部5に設けることも可能であり、長辺側、短辺側何れにしても少なくとも1つの辺に沿うヒートシール部にのみ空気抜き部を形成するようにしても良い。また、空気抜き部はヒートシール部の長さ方向両端近傍位置に設けたが、長さ方向一端近傍位置にのみ設けるようにしても良い。また、前記排気孔9は収納袋1の厚み方向に貫通する切り込みにより形成されているが、その形状は丸、角などであっても良く、2層構造の2枚のフィルム4の一方に排気孔9が形成されていても良い。さらに、収納袋1は水平に寝かせた状態において平面形状が正方形であっても良い。
本発明の一実施の形態における収納袋の平面図である。 同収納袋の要部拡大縦断面図である。 同収納袋の要部拡大平面図である。 同収納袋の要部拡大水平断面図である。 同収納袋の中に空気が充満している状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 収納袋
2,3 層
4 フィルム
5 ヒートシール部
5a ヒートシール壁
5b ヒートシール部
6 空気抜き孔
7 空気抜き通路
8 空間部
9 排気孔

Claims (1)

  1. 合成樹脂製のフィルムを材料に用いて作られ、内部に穀物類などの内容物を収納するための収納袋であって、水平に寝かせた状態において平面形状が四角形を呈しており、周囲4辺がフィルムの内面側を構成する層同士をヒートシールにより接合して閉じられ、周囲4辺の内、少なくとも1辺に沿うヒートシール部の長さ方向端部近傍位置で収納袋には前記ヒートシール部の長さ方向に対して1〜10度の傾斜角で互いに逆向きで収納袋の外側に向かって緩やかなV状となるヒートシール壁が形成され、このヒートシール壁の先端部間に空気抜き通路が形成され、収納袋の中央から見てヒートシール壁間の空気抜き通路の外側には排気孔が形成されていることを特徴とする収納袋。
JP2005299482A 2005-10-14 2005-10-14 収納袋 Pending JP2007106452A (ja)

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