JP2007105228A - 遊技状態引継ぎサービスシステム - Google Patents

Abstract

【課題】不正が行われる虞れをなくす。店側の負担を小さくする。
【解決手段】パチンコ台（遊技機）１０において、遊技状態管理手段１０−２は、収集された遊技状態情報の保存場所の情報を含む識別情報を作成し、この作成した識別情報を遊技者が所有する携帯電話機１１に記憶させる。遊技状態を再現したい場合、携帯電話機１１から遊技機１０に識別情報を送る。すると、遊技状態管理手段１０−２は、携帯電話機１１から送られてくる識別情報が同一の遊技機あるいは同一機種の遊技機で作成された識別情報であることを確認のうえ、その識別情報から特定される保存場所より遊技状態情報を読み出し、遊技状態を再現する。識別情報を遊技状態情報を復元可能とする情報を含む識別情報としてもよい。
【選択図】 図１

Description

この発明は、パチンコ台やスロットマシンなどの遊技機の遊技状態を引き続く遊技状態引継ぎサービスシステムに関するものである。

従来より、この種の遊技状態引継ぎサービスシステムとして、スロットマシンの遊技状態を引き継ぐシステムが特許文献１に示されている。

この特許文献１に示されたシステムの模式図を図７に示す。同図において、１（１ａ，１ｂ）はスロットマシン（遊技機）、２は報知手段、３は記憶手段、４は入力手段、５は遊技者、６は遊技者５に対して発行された専用の記録媒体（磁気カード、ＩＣカード）、７は読込手段、８は遊技再開手段である。

〔遊技の中断〕
このシステムでは、時刻ｔａにおいて遊技を中断する場合、その時のスロットマシン１ａの遊技状態を示す情報（遊技状態情報）として、例えば抽選等に用いる乱数，当該乱数等を用いて行った抽選の結果，特典遊技中であるか否か，特典遊技中であれば残りの回数などを収集し、遊技者５がスロットマシン１ａにセットした記録媒体６に記録する。

〔遊技の再開〕
遊技を再開するにあたり、記録媒体６をスロットマシン１ｂにセットすると、記録媒体６に記録された遊技状態情報が読込手段７によって読み込まれ、遊技再開手段８に送られる。遊技再開手段８は、時刻ｔｂにおけるスロットマシン１ｂの遊技状態を破棄し、読込手段７が読み込んだ遊技状態情報に基づいて、スロットマシン１ｂにおいて時刻ｔａにおけるスロットマシン１ａの遊技状態を再現する。

これにより、時刻ｔａにおけるスロットマシン１ａの遊技状態が時刻ｔｂにおいてスロットマシン１ｂに引き継がれ、遊技者５がスロットマシン１aで遊技を中断した後、スロットマシン１ｂで前回の遊技状態を継続して遊技ができるようになり、中断後も継続的に遊技を実施する動機付けができる。

例えば、特典遊戯中に閉店の時刻となったような場合、その状態を継続して翌日遊技を再開することができるようになる。この結果、遊技者の中絶感が緩和され、客のリピート率が上がる。また、遊技者は昼食をとるなど長時間の休憩が可能となり、またその間、他の遊技者が空いたスロットマシンを使用することが可能になり、スロットマシンの稼働率が上がる。

特開２００３−３２０１４０号公報

しかしながら、上述した従来の遊技状態引継ぎサービスシステムでは、遊技状態情報そのものを記録媒体に記録するようにしているので、同一機種間で遊技状態の引継ぎが可能であるものとした場合、例えば競合店が遊技機で特典遊技状態を作り、その時の遊技状態情報を記録媒体に保存し、対抗店の同一機種の遊技機で使用するというような不正が行われる虞れがある。
また、上述した従来の遊技状態引継ぎサービスシステムでは、磁気カードやＩＣカードなどの専用の記録媒体を使用しているので、店側でその記録媒体を用意しなければならず、店側の負担が大きい。

本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、不正が行われる虞れがなく、店側の負担も小さい遊技状態引継ぎサービスシステムを提供することにある。

このような目的を達成するために、第１発明（請求項１に係る発明）は、遊技機に、遊技状態の収集指示に応じて現在の遊技状態を示す情報を遊技状態情報として収集する遊技状態収集手段と、収集された遊技状態情報の保存場所の情報を含む識別情報を作成する識別情報作成手段と、作成された識別情報を遊技者が所有する携帯端末に送信しその端末内に記憶させる手段と、携帯端末から送られてくる識別情報を受信し、この受信した識別情報が同一の遊技機あるいは同一機種の遊技機で作成された識別情報であることを確認のうえ、その識別情報から特定される保存場所より遊技状態情報を読み出し、この読み出した遊技状態情報に基づいて遊技状態を再現する遊技状態再現手段とを設けたものである。

この発明によれば、遊技機に遊技状態の収集指示を与えると、現在の遊技状態を示す情報が遊技状態情報として収集され、収集された遊技状態情報の保存場所の情報を含む識別情報が作成され、遊技者が所有する携帯端末内に記憶される。
この発明において、遊技状態情報の保存場所は、遊技機の内部でもよいし、遊技機の外部でもよい。遊技機の外部とする場合、例えば、全ての遊技機に対して１つのデータベースを設け、このデータベースに各遊技機からの遊技状態情報を保存する。
遊技状態を再現したい場合、携帯端末から遊技機に、その携帯端末の内部に記憶されている識別情報を送る。すると、遊技機は、携帯端末から送られてくる識別情報を受信し、この受信した識別情報が同一の遊技機あるいは同一機種の遊技機で作成された識別情報であることを確認（正当性をチェック）のうえ、その識別情報から特定される保存場所より遊技状態情報を読み出し、この読み出した遊技状態情報に基づいて遊技状態を再現する。

第２発明（請求項２に係る発明）は、遊技機に、遊技状態の収集指示に応じて現在の遊技状態を示す情報を遊技状態情報として収集する遊技状態収集手段と、収集された遊技状態情報を復元可能とする情報を含む識別情報を作成する識別情報作成手段と、作成された識別情報を遊技者が所有する携帯端末に送信しその端末内に記憶させる手段と、携帯端末から送られてくる識別情報を受信し、この受信した識別情報が同一の遊技機あるいは同一機種の遊技機で作成された識別情報であることを確認のうえ、その識別情報から遊技状態情報を復元し、この復元した遊技状態情報に基づいて遊技状態を再現する遊技状態再現手段とを設けたものである。

この発明によれば、遊技機に遊技状態の収集指示を与えると、現在の遊技状態を示す情報が遊技状態情報として収集され、収集された遊技状態情報を復元可能とする情報を含む識別情報が作成され、遊技者が所有する携帯端末内に記憶される。
この発明において、遊技状態情報は識別情報から復元可能であるので、第１発明のようにデータベースなどに保存しなくてもよい。すなわち、識別情報を作成した後、遊技状態情報を破棄するようにしてもよい。
遊技状態を再現したい場合、携帯端末から遊技機に、その携帯端末の内部に記憶されている識別情報を送る。すると、遊技機は、携帯端末から送られてくる識別情報を受信し、この受信した識別情報が同一の遊技機あるいは同一機種の遊技機で作成された識別情報であることを確認（正当性をチェック）のうえ、その識別情報から遊技状態情報を復元し、この復元した遊技状態情報に基づいて遊技状態を再現する。

本発明（第１，第２発明）において、同一機種の遊技機は、遊技状態情報を収集した遊技機の設置店の遊技機に限られず、同一系列のチェーン店内の遊技機を含むものとしてもよい（請求項３（第３発明））。

本発明によれば、収集された遊技状態情報ではなく、遊技状態情報の保存場所の情報を含む識別情報や遊技状態情報を復元可能とする情報を含む識別情報を携帯端末に送信してその端末内に記憶させ、この携帯端末から送られてくる識別情報の正当性をチェックして遊技状態を再現するので、携帯端末に遊技状態情報を故意に保存させてもその遊技状態情報から遊技状態を再現させることはできず、不正が行われる虞れをなくすことが可能となる。

また、本発明によれば、磁気カードやＩＣカードなどの記録媒体ではなく、遊技者が所有する携帯端末に識別情報を記憶させるので、専用の記録媒体を発行しなくてもよく、携帯端末としてその普及が目覚ましい携帯電話機を使用するなどして、店側の負担を小さくすることが可能となる。

以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図１はこの発明の一実施の形態を示す遊技状態引継ぎサービスシステムの概略構成図である。

同図において、１０はパチンコ台（遊技機）、１１は遊技者５が所有する携帯電話機、１２はデータベースである。データベース１２はパチンコ店（遊技場）１００内に設けられており、構内の通信網（ＬＡＮ）１３を介してパチンコ台１０と接続されている。図１にはパチンコ台１０を１台しか示していないが、同様に構成されたパチンコ台１０がパチンコ店１００内に多数存在する。また、パチンコ店１００内のパチンコ台１０は、同一機種のパチンコ台もあれば、異なる機種のパチンコ台もある。

パチンコ台１０は、遊技状態収集指示手段１０−１と、遊技状態管理手段１０−２と、遊技状態収集手段１０−３と、遊技状態展開手段１０−４と、遊技機側通信手段１０−５を備えている。遊技状態収集指示手段１０−１は、例えばオン／オフのスイッチであり、このスイッチをオンとすることによって、遊技状態収集指示信号が遊技状態管理手段１０−２に与えられる。

この実施の形態において、遊技状態管理手段１０−２における処理動作は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。また、パチンコ台１０と携帯電話機１１との間の通信は、パチンコ台１０に設けられた遊技機側通信手段１０−５と携帯電話機１１に設けられた遊技者側通信手段１１−１とにより、赤外線通信などの非接触通信によって行われる。

以下、図２〜図５に示すフローチャートを参照して、遊技状態管理手段１０−２が実行する本実施の形態特有の処理理動作について説明する。

〔遊技の中断〕
パチンコ台１０での遊技中、確率変動状態（特典遊技状態）であるにも拘わらず、閉店の時刻になってしまったする。この場合、遊技者５は、遊技状態の引継ぎサービスを受けたい旨を店員に伝える。この依頼を受けて、店員は、パチンコ台１０の遊技状態収集指示手段１０−１を操作し、遊技状態収集指示を遊技状態管理手段１０−２へ送る。

遊技状態管理手段１０−２は、遊技状態収集指示手段１０−１からの遊技状態収集指示を受けて（図２：ステップ１０１のＹＥＳ）、遊技状態収集手段１０−３へ遊技状態情報の収集指令を送り、パチンコ台１０の現在の遊技状態を示す情報（遊技状態情報：確率変動状態であるか否か、確率変動状態であればその状態に関する詳細情報など）を収集する（ステップ１０２）。

そして、遊技状態管理手段１０−２は、収集した遊技状態情報を構内の通信網１３を介してデータベース１２へ送り、データベース１２内に保存する（ステップ１０３）。また、データベース１２におけるその遊技状態情報の保存場所の情報を含むパチンコ台１０固有の識別情報を作成し（ステップ１０４）、この識別情報を遊技機側通信手段１０−５を介して遊技者５が所有する携帯電話機１１に送信する（ステップ１０５）。

携帯電話機１１は、パチンコ台１０からの識別情報を遊技者側通信手段１１−１を介して受信し（図４：ステップ３０１のＹＥＳ）、受信した識別情報を識別情報格納更新手段１１−２を介し、メモリ１１−３内に格納する（ステップ３０２）。そして、遊技者側通信手段１１−１を介して、正常に格納できた旨をパチンコ台１０に通知する（ステップ３０３）。

遊技状態管理手段１０−２の遊技状態管理手段１０−２は、携帯電話機１１からの識別情報が正常に格納された旨の通知を受けて（図２：ステップ１０６のＹＥＳ）、パチンコ台１０の現在の遊技状態をクリアする（ステップ１０７）。これにより、パチンコ台１０での確率変動状態が消え、通常の遊技状態に戻る。

〔遊技の再開〕
遊技者５は、翌日、パチンコ店１００を訪れ、昨日と同一のパチンコ台１０あるいは同一機種のパチンコ台１０に対し、所有する携帯電話機１１からそのメモリ１１−３内に格納されている識別情報を送信する（図５：ステップ４０１，４０２）。すなわち、携帯電話機１１をパチンコ台１０に近づけ、遊技者側通信手段１１−１を介してメモリ１１−３内に格納されている識別情報を非接触でパチンコ台１０に送る。

パチンコ台１０の遊技状態管理手段１０−２は、携帯電話機１１から送られてくる識別情報を遊技機側通信手段１０−５を介して受信し（図３：ステップ２０１のＹＥＳ）、その識別情報の正当性をチェックする（ステップ２０３）。この場合、識別情報の正当性として、受信した識別情報が同一のパチンコ台あるいは同一機種のパチンコ台で作成された識別情報であるか否かをチェックする。同一のパチンコ台あるいは同一機種のパチンコ台で作成された識別情報であれば、その識別情報には同じ識別子が含まれているので、この識別子を確認することによって識別情報の正当性を判断することができる。

遊技状態管理手段１０−２は、受信した識別情報が同一のパチンコ台あるいは同一機種のパチンコ台で作成された識別情報であった場合、その識別情報を正当な識別情報であると判断し（ステップ２０３のＹＥＳ）、パチンコ台１０での遊技の再開を許可する旨の通知を携帯電話機１１へ送る（ステップ２０４）。受信した識別情報が同一のパチンコ台あるいは同一機種のパチンコ台で作成された識別情報でなかった場合、その識別情報は正当な識別情報ではないと判断し（ステップ２０３のＮＯ）、パチンコ台１０での遊技の再開を許可しない旨の通知を携帯電話機１１へ送る（ステップ２１０）。

携帯電話機１１は、パチンコ台１０から遊技の再開を許可する旨の通知を受けると、遊技者５に対して遊技状態の引継ぎサービスを受けることができる旨の表示を行う（図５：ステップ４０３，４０４）。パチンコ台１０から遊技の再開を許可しない旨の通知を受けると、遊技者５に対して遊技状態の引継ぎサービスを受けることができない旨の表示を行う（ステップ４０３，４０７）。

遊技状態管理手段１０−２は、遊技の再開を許可する旨の通知を携帯電話機１１へ送った後（ステップ２０４）、携帯電話機１１から送られてきた識別情報から特定される保存場所（データベース１２内）より遊技状態情報を読み出し（ステップ２０５）、この遊技状態情報を遊技状態展開手段１０−４に送る（ステップ２０６）。

これにより、遊技状態展開手段１０−４が遊技状態を展開し、パチンコ台１０において、すなわち昨日と同一のパチンコ台１０、あるいは昨日と同一機種のパチンコ台１０において、中断された昨日の遊技状態（確率変動状態）が再現される。

遊技状態管理手段１０−２は、パチンコ台１０において正常に遊技状態が展開されると（ステップ２０７のＹＥＳ）、携帯電話機１１から送られてきた識別情報を使用済みとし（ステップ２０８）、正常に遊技状態が展開された旨を携帯電話機１１に通知する（ステップ２０９）。

携帯電話機１１では、パチンコ台１０からの正常に遊技状態が展開された旨の通知を受けて（図５：ステップ４０５のＹＥＳ）、メモリ１１−３に格納されている識別情報を使用済みとする（ステップ４０６）。

以上の説明から分かるように、本実施の形態の遊技状態引継ぎサービスシステムによれば、収集された遊技状態情報ではなく、遊技状態情報の保存場所の情報を含む識別情報を携帯電話機１１に記憶させ、この携帯電話機１１から送られてくる識別情報の正当性をチェックして遊技状態を再現するので、携帯電話機１１に遊技状態情報を故意に保存させてもその遊技状態情報からは遊技状態を再現させることができず、不正が行われる虞れをなくすことができるようになる。

また、本実施の形態の遊技状態引継ぎサービスシステムによれば、磁気カードやＩＣカードなどの記録媒体ではなく、遊技者が所有する携帯電話機１１に識別情報を記憶させるので、専用の記録媒体を発行しなくてもよく、店側の負担を小さくすることが可能となる。また、携帯電話機１１を使用することにより、携帯電話機１１の通信機能と、携帯電話機１１に搭載可能なアプリケーションにより、複雑なプロトコルを実現しても、パチンコ店１００側の遊技者対応のコストを低減させることができる。

なお、上述した実施の形態では、収集した遊技状態情報をデータベース１２に保存するようにし、このデータベース１２における保存場所の情報を含む識別情報を作成し、この作成した識別情報を携帯電話機１１内に記憶させるようにしたが、収集した遊技状態情報を復元可能とする情報を含む識別情報を作成し、この作成した識別情報を携帯電話機１１内に記憶させるようにしてもよい。

この場合、収集した遊技状態情報は、識別情報を作成した後、破棄する。また、遊技状態管理手段１０−２において、携帯電話機１１からの識別情報から遊技状態情報を復元し、この復元した遊技状態情報を遊技状態展開手段１０−４へ送るようにする。このようにすると、データベース１２に遊技状態情報を保存させる必要がなくなり、データベース１２を不要としてシステム構成を簡単とすることが可能となる。

また、上述した実施の形態では、パチンコ台１０の外部に設けたデータベース１２に遊技状態情報を保存するようにしたが、遊技状態情報をパチンコ台１０の内部に保存するようにしてもよい。この場合、携帯電話機１１からの識別情報の送信を受けたパチンコ台１０は、その識別情報が自己のパチンコ台で作成されたものでなかった場合、構内の通信網１３を介して遊技状態情報の保存元のパチンコ台１０にアクセスし、そのパチンコ台１０から遊技状態情報を読み出す。

また、上述した実施の形態では、遊技状態引継ぎサービスをパチンコ店１００のみで行うものとしたが、図６に示すように、例えばインターネット３００を介してパチンコ店１００と同一系列のチェーン店２００とを結び、インターネット３００に接続した遊技状態管理サーバ４００でパチンコ店１００および３００における遊技状態情報などを管理するようにしてもよい。このような構成とすることにより、パチンコ店１００内のパチンコ台だけではなく、同一系列のチェーン店２００内のパチンコ台も同一機種のパチンコ台の対象に含めるものとし、同一系列のチェーン店であれば、どこのパチンコ店に行っても遊技状態の引継ぎサービスを受けることが可能となる。これにより、系列店へのユーザの囲い込みが図られ、集客率がアップする。

また、上述した実施の形態では、閉店の時刻に遊技を中断し、遊技の再開を翌日行うものとして説明したが、遊技の中断は店員に依頼することにより所望の時点で行うことが可能である。また、遊技の再開も翌日に限られるものではなく、例えば、８時間とか、１日とか、１週間とか、有効期限を定めることにより、それ以降は無効とするというような措置を取ることができる。

また、上述した実施の形態では、遊技機としてパチンコ台を例にとって説明したが、パチンコ台に限られるものではなく、スロットマシンなどの遊技機でも同様にして適用することが可能である。
また、上述した実施の形態では、遊技者が所有する携帯端末として携帯電話機を例にとって説明したが、ＰＤＡ（Personal Digital Assistant）を使用してもよく、ＦｅｌｉＣａ（登録商標）などの非接触通信カードを使用するようにしてもよい。本発明において、携帯端末の定義には、携帯電話機やＰＤＡ、ＦｅｌｉＣａなどの非接触通信カードも含まれるものとする。

本発明の一実施の形態を示す遊技状態引継ぎサービスシステムの概略構成図である。 パチンコ台に設けられた遊技状態管理手段が実行する遊技の中断時の遊技状態情報の収集処理動作を示すフローチャートである。 パチンコ台に設けられた遊技状態管理手段が実行する遊技の再開時の遊技状態情報の展開処理動作を示すフローチャートである。 携帯電話機における識別情報の格納処理動作を示すフローチャートである。 携帯電話機における識別情報の送信処理動作を示すフローチャートである。 同一系列のチェーン店で遊技状態の引継ぎサービスを受けることができるようにした遊技状態引継ぎサービスシステムの一例を示す概略構成図である。 特許文献１に示されたシステムの模式図である。

符号の説明

５…遊技者、１０…パチンコ台、１０−１…遊技状態収集指示手段、１０−２…遊技状態管理手段、１０−３…遊技状態収集手段、１０−４…遊技状態展開手段、１０−５…遊技機側通信手段、１１…携帯電話機、１１−１…遊技者側通信手段、１１−２…識別情報格納更新手段、１１−３…メモリ、１２…データベース、１３…構内の通信網（ＬＡＮ）、１００，２００…パチンコ店、３００…インターネット、４００…遊技状態管理サーバ。

Claims (3)

1. 遊技機の遊技状態を引き続く遊技状態引継ぎサービスシステムにおいて、
   前記遊技機は、
   遊技状態の収集指示に応じて現在の遊技状態を示す情報を遊技状態情報として収集する遊技状態収集手段と、
   前記収集された遊技状態情報の保存場所の情報を含む識別情報を作成する識別情報作成手段と、
   前記作成された識別情報を遊技者が所有する携帯端末に送信しその端末内に記憶させる手段と、
   前記携帯端末から送られてくる前記識別情報を受信し、この受信した識別情報が同一の遊技機あるいは同一機種の遊技機で作成された識別情報であることを確認のうえ、その識別情報から特定される保存場所より前記遊技状態情報を読み出し、この読み出した遊技状態情報に基づいて遊技状態を再現する遊技状態再現手段と
   を備えたことを特徴とする遊技状態引継ぎサービスシステム。
2. 遊技機の遊技状態を引き続く遊技状態引継ぎサービスシステムにおいて、
   前記遊技機は、
   遊技状態の収集指示に応じて現在の遊技状態を示す情報を遊技状態情報として収集する遊技状態収集手段と、
   前記収集された遊技状態情報を復元可能とする情報を含む識別情報を作成する識別情報作成手段と、
   前記作成された識別情報を遊技者が所有する携帯端末に送信しその端末内に記憶させる手段と、
   前記携帯端末から送られてくる前記識別情報を受信し、この受信した識別情報が同一の遊技機あるいは同一機種の遊技機で作成された識別情報であることを確認のうえ、その識別情報から前記遊技状態情報を復元し、この復元した遊技状態情報に基づいて遊技状態を再現する遊技状態再現手段と
   を備えたことを特徴とする遊技状態引継ぎサービスシステム。
3. 請求項１又は２に記載された遊技状態引継ぎサービスシステムにおいて、
   前記同一機種の遊技機は、同一系列のチェーン店内の遊技機を含む
   ことを特徴とする遊技状態引継ぎサービスシステム。
   

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