JP2007104250A - 画像表示方法、画像表示システム、画像表示プログラム。 - Google Patents

画像表示方法、画像表示システム、画像表示プログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスプレイにプレビュー表示される画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる画像表示方法、画像表示システム、画像表示プログラムを提供する。
【解決手段】記憶媒体に格納されている画像を取得し、プレビュー領域を規定するプレビュー画素数を設定し、予め決められた印刷基準解像度と前記画像の印刷設定とに応じた印刷基準画素数を設定し、前記印刷基準画素数と前記プレビュー画素数との大小関係に応じて、前記画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、前記画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定し、前記画像を、前記プレビュー領域の前記プレビュー画素数にリサイズした後、前記補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正することによりプレビュー用画像を生成し、前記プレビュー用画像を前記プレビュー領域に表示させる、ことを含む画像表示方法
【選択図】図1

Description

本発明は画像表示方法、画像表示システム、画像表示プログラムに関する。
従来、ディジタルカメラ等で撮影した画像を印刷する前に、パーソナルコンピュータ(PC)やプリンタのディスプレイに表示させることによってユーザが印刷する画像を確認することができる、所謂プレビュー機能が知られている。ユーザは、ディスプレイに表示された画像の見栄えに応じて印刷したい画像にノイズ除去や鮮鋭化補正等の様々な画像処理を施すためのパラメータを設定することができる。ところが、用紙に印刷される画像の解像度や実際の大きさと、ディスプレイに表示される画像の解像度や実際の大きさは必ずしも同じではないため、用紙に印刷された画像と、ディスプレイに表示されている画像の見栄えが異なるという問題があった。具体的には例えば、ディスプレイに表示された画像のサイズよりも用紙に印刷された画像のサイズが大きい場合、ディスプレイで確認した画像の印象よりも印刷された画像からはぼけた印象を受ける等の問題があった。
特開平9−135316号公報
本発明は、上述の問題を解決するために創作されたものであって、ディスプレイにプレビュー表示される画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる画像表示方法、画像表示システム、画像表示プログラムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための画像表示方法は、記憶媒体に格納されている画像を取得し、プレビュー領域を規定するプレビュー画素数を設定し、予め決められた印刷基準解像度と前記画像の印刷設定とに応じた印刷基準画素数を設定し、前記印刷基準画素数と前記プレビュー画素数との大小関係に応じて、前記画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、前記画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定し、前記画像を、前記プレビュー領域の前記プレビュー画素数にリサイズした後、前記補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正することによりプレビュー用画像を生成し、前記プレビュー用画像を前記プレビュー領域に表示させる、ことを含む。
印刷基準解像度とは、画像を印刷する際に標準的な画質を得られる印刷解像度(dpi)を表し、印刷基準画素数とは、選択された用紙サイズに印刷基準解像度で画像が印刷される場合の、印刷領域を規定する画素数を意味する。補正関係を設定するとは、印刷用画像に設定される平滑化補正の程度に対するプレビュー用画像に設定される平滑化補正の程度との相関関係、あるいは印刷用画像に設定される鮮鋭化補正の程度に対するプレビュー用画像に設定される鮮鋭化補正の程度との相関関係を設定することを意味する。印刷基準画素数とプレビュー画素数との大小関係に応じて、画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定し、その補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正をプレビュー用画像に施すことにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。
(2)前記平滑化補正の程度はメディアンフィルタの範囲で表され、前記プレビュー画素数が前記印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて大きい場合、前記プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を、印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも大きく設定し、前記プレビュー画素数が前記印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて小さい場合、前記プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を、前記印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも小さく設定することにより前記補正関係を設定してもよい。
メディアンフィルタは、局所領域における画素の濃淡レベルの中央値を出力するフィルタである。メディアンフィルタは、同一の画素数の画像に対してフィルタの範囲が大きなメディアンフィルタを適用すると、フィルタの範囲がそれより小さなメディアンフィルタを適用する場合と比較して鮮鋭感に欠けた、所謂ぼけた印象の画像になるため、印刷用画像及びプレビュー用画像の画素数に応じたメディアンフィルタを適用する。すなわちプレビュー画素数が印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて大きい場合、プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を、印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも大きく設定することにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。また、プレビュー画素数が印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて小さい場合、プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも小さく設定することにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。
(3)前記鮮鋭化補正の程度はアンシャープマスキングのフィルタ範囲又は強度で表され、前記プレビュー画素数と前記印刷基準画素数との比に応じて、前記アンシャープマスキングのフィルタ範囲又は強度を設定することにより前記補正関係を設定してもよい。
アンシャープマスキングによる鮮鋭化補正は、アンシャープマスキングのフィルタ範囲と強度とによって鮮鋭化の程度を調節することができる。フィルタ範囲が大きくなると、フィルタ範囲が小さい場合と比較して画像はより鮮鋭化され、強度が強くなると、強度が弱い場合と比較して画像はより鮮鋭化される。
(4)前記プレビュー画素数をPv、前記印刷基準画素数をPp、前記プレビュー用画像が表示されるディスプレイの解像度に応じて前記プレビュー領域のサイズを規定する長さをLv、前記印刷設定である印刷領域のサイズを規定する長さをLp、前記印刷用画像に設定される鮮鋭化補正の程度をSp、前記プレビュー用画像に施される鮮鋭化補正の程度をSvとするとき、
・Lv<Lpのとき
Sv≦Pv/Pp×Sp
・Lv≧Lpのとき
Sv≧Pv/Pp×Sp
を満たすように前記補正関係を設定してもよい。
プレビュー領域のサイズを規定する長さが印刷領域のサイズを規定する長さよりも短い場合、すなわちプレビュー領域が印刷領域よりも小さい場合、プレビュー画像に施す鮮鋭化補正の程度が上式を満たすように補正関係を設定することにより、印刷領域のサイズよりも小さなサイズのプレビュー領域に表示されるプレビュー画像に対して過度に鮮鋭化補正が施されないようにすることができ、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。プレビュー領域のサイズを規定する長さが印刷領域のサイズを規定する長さよりも長い場合、プレビュー画像に施す鮮鋭化補正の程度が、上式を満たすように補正関係を設定することにより、印刷領域のサイズよりも大きなサイズのプレビュー領域に表示されるプレビュー画像が鮮鋭感に欠けた、所謂ぼけたような画像にならないようにすることができ、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。
(5)前記印刷用画像に設定された程度で前記画像に平滑化補正又は鮮鋭化補正を施し、前記印刷設定である印刷解像度と前記印刷領域のサイズとに応じて前記画像をリサイズして前記印刷用画像を生成し、前記印刷用画像をプリンタに印刷させてもよい。
印刷用画像に設定された程度で画像に平滑化補正又は鮮鋭化補正を施し、印刷設定である印刷解像度と印刷領域のサイズとに応じて画像をリサイズして印刷用画像を生成し、印刷用画像をプリンタに印刷させることにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度と近い鮮鋭度で印刷された画像をユーザが得ることができる。
(6)前記印刷設定である印刷解像度と前記印刷領域のサイズとに応じて前記画像をリサイズして前記印刷用画像を生成し、前記印刷用画像に設定された程度で前記印刷用画像に平滑化補正又は鮮鋭化補正を施し、前記印刷用画像をプリンタに印刷させてもよい。
印刷設定である印刷解像度と印刷領域のサイズとに応じて画像をリサイズして印刷用画像を生成し、印刷用画像に設定された程度で印刷用画像に平滑化補正又は鮮鋭化補正を施し、印刷用画像をプリンタに印刷させることにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度と近い鮮鋭度で印刷された画像をユーザが得ることができる。
(7)上記目的を達成するための画像表示システムは、記憶媒体に格納されている画像を取得する画像取得手段と、プレビュー領域を規定するプレビュー画素数を設定するプレビュー画素数設定手段と、予め決められた印刷基準解像度と前記画像の印刷設定とに応じた印刷基準画素数を設定する印刷基準画素数設定手段と、前記印刷基準画素数と前記プレビュー画素数との大小関係に応じて、前記画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、前記画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定する補正関係設定手段と、前記画像を、前記プレビュー領域の前記プレビュー画素数にリサイズした後、前記補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正することによりプレビュー用画像を生成するプレビュー用画像生成手段と、前記プレビュー用画像を前記プレビュー領域に表示させるプレビュー用画像表示手段と、を備える。
印刷基準解像度とは、画像を印刷する際に標準的な画質を得られる印刷解像度(dpi)を表し、印刷基準画素数とは、選択された用紙サイズに印刷基準解像度で画像が印刷される場合の、印刷領域を規定する画素数を意味する。補正関係を設定するとは、印刷用画像に対して設定される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度に対する、プレビュー用画像に対して設定される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係を表すものである。したがって、補正関係に応じた程度とは、その相関関係に基づいて設定される程度を表す。印刷基準画素数とプレビュー画素数との大小関係に応じて、画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定し、その補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正をプレビュー用画像に施すことにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。
(8)上記目的を達成するための画像表示プログラムは、記憶媒体に格納されている画像を取得する画像取得手段と、プレビュー領域を規定するプレビュー画素数を設定するプレビュー画素数設定手段と、予め決められた印刷基準解像度と前記画像の印刷設定とに応じた印刷基準画素数を設定する印刷基準画素数設定手段と、前記印刷基準画素数と前記プレビュー画素数との大小関係に応じて、前記画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、前記画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定する補正関係設定手段と、前記画像を、前記プレビュー領域の前記プレビュー画素数にリサイズした後、前記補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正することによりプレビュー用画像を生成するプレビュー用画像生成手段と、前記プレビュー用画像を前記プレビュー領域に表示させるプレビュー用画像表示手段と、してコンピュータを機能させる。
印刷基準解像度とは、画像を印刷する際に標準的な画質を得られる印刷解像度(dpi)を表し、印刷基準画素数とは、選択された用紙サイズに印刷基準解像度で画像が印刷される場合の、印刷領域を規定する画素数を意味する。補正関係を設定するとは、印刷用画像に対して設定される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度に対する、プレビュー用画像に対して設定される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係を表すものである。したがって、補正関係に応じた程度とは、その相関関係に基づいて設定される程度を表す。印刷基準画素数とプレビュー画素数との大小関係に応じて、画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定し、その補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正をプレビュー用画像に施すことにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。
尚、請求項に記載された方法の各動作の順序は、技術上の阻害要因がない限り、記載順に限定されるものではなく、各動作はどのような順番で実行されてもよく、また同時に実行されてもよい。また、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。
以下、実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
1.構成
図2は、本発明の一実施例による画像表示システムとしてのPC(Personal Computer)1とその周辺装置の概略構成を示すブロック図である。
画像取得手段としてのインタフェース部16は、ディジタルカメラ6、プリンタ4、図示しないイメージスキャナ等の外部デバイスと通信するためのUSBコントローラ及びUSBコネクタや、図示しないリムーバブルメモリに格納されたデータを読み込むためのリムーバブルメモリコントローラ、インターネットを介してサーバに格納されているデータを受信するためのモデム等を備える。PC1は、インタフェース部16を介して、RAWデータ、JPEGデータ等が含まれた画像ファイルを取得する。
ハードディスク装置18は、PC1を画像表示システムとして機能させるための画像表示プログラムやOSを記憶しているハードディスクとハードディスクに格納されているデータを読み出すコントローラとを備える。画像表示プログラムは、所定のサーバからネットワークを介したダウンロード、図示しないリムーバブルメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体からの読み出し等によってハードディスクに格納される。
ROM20はPC1の起動プログラム等を記憶している不揮発性メモリである。
CPU14は、ROM20及びハードディスク装置18に記憶されているプログラムを実行してPC1の各部を制御する。CPU14は、マウス3及びキーボード2によって入力されるコマンドに応じて作動する。CPU14は、ハードディスクに格納されている画像表示プログラムを実行することにより、画像取得手段、プレビュー画素数設定手段、印刷基準画素数設定手段、補正関係設定手段、プレビュー用画像生成手段、プレビュー用画像表示手段として機能する。
RAM12は、プログラムやデータが一時的に格納される揮発性メモリである。表示制御部10は、グラフィックコントローラ、フレームメモリなどを備え、フレームメモリに格納された表示対象画像をディスプレイ7に表示させる。表示制御部10及びディスプレイ7は、プレビュー用画像表示手段に相当する。
マウス3は、ディスプレイ7の画面に表示されたオブジェクトのクリックによりユーザがPC1に各種のポインティングデバイスである。ユーザの指示はマウス等のポインティングデバイスの他、キーボード2によってPC1に入力してもよい。
図3は、画像表示プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。本実施例による画像表示プログラムは、RAWデータを現像してディスプレイ7に表示しプリンタ4に印刷させる機能を有する。図3に示す処理は、ユーザがRAWデータ現像プログラムを起動後にリムーバブルメモリ、ハードディスク等の記憶媒体に格納されている画像を選択することによって開始される。図4(A)はRAWデータ現像プログラムが起動されるとディスプレイ7上に表示されるウィンドウの一例を示している。尚、画像表示プログラムは、例えばJPEGデータ、ビットマップデータ、PNGデータ、GIFデータを対象とするプログラムであってもよい。
はじめに、CPU14は、RAWデータファイルの属性情報を解析する(ステップS100)。具体的にはCPU14は、ユーザによって処理対象として選択されたRAWデータファイルに付属されている属性情報部から画像の幅及び高さの画素数、エリアイメージセンサのカラーフィルタ配列情報等、オプティカルブラック情報、ホワイトバランス情報、輝度補正情報、エリアイメージセンサのカラーフィルタの配列情報、デバイスカラースペースからsRGBカラースペース等へのカラーマッチング情報、ガンマ補正情報の情報を解析する。本実施例では、処理対象としてユーザによって選択された画像の画素数が3000×2000画素である場合を例にして以下の説明をする。尚、RAWデータが符号化されている場合は、符号化データを復号してから以降の処理を行う。
ステップS102では、CPU14は、プレ補正処理を施す。具体的には例えば、CPU14は、プレゲイン補正、ホワイトバランス補正、露出補正、オプティカルブラック補償処理、ビット数変換等を実行する。
ステップS106では、CPU14は、プレビュー画素数とプレビュー領域の長さを設定する。具体的には、CPU14は、プレビュー領域100の幅及び高さを示すプレビュー画素数をウィンドウ110のサイズ等に基づいて設定し、ディスプレイ7の解像度(dpi)とプレビュー領域100の画素数からプレビュー領域100の幅又は高さの長さ(inch)を設定する。例えば、プレビュー画素数が1080×720画素、ディスプレイ7の解像度が96dpiである場合、プレビュー領域の幅及び高さの長さは、11.25×7.5inchである。
ステップS108では、CPU14は、印刷基準画素数と印刷領域の長さを設定する。具体的には、CPU14は印刷設定と印刷基準解像度に応じて印刷基準画素数と印刷領域の長さを設定する。印刷基準解像度とは、標準的な画質の印刷物を得ることができる印刷解像度を意味する。例えば、印刷設定として「A4 720dpi」がデフォルト値として設定され、印刷基準解像度として360dpiが予め決められている場合、CPU14は、それらに基づいて印刷基準画素数を4050×2700画素、印刷領域の幅及び高さの長さを11.25×7.5inchと設定する。
ステップS110では、CPU14は、RAWデータを画素補間し、プレビュー画素数にリサイズする。具体的にはCPU14は、エリアイメージセンサのカラーフィルタの配列に応じた画素補間処理を実行し、ステップS106で設定されたプレビュー画素数にリサイズする。画素補間処理は、基本的には1画素当たり1つの色成分(例えばR、G、Bのいずれか)しか持たない近傍画素同士で欠乏している色成分を補い合う処理である。
ステップS112では、印刷基準画素数とプレビュー画素数との大小関係に応じて、印刷用画像に施される平滑化補正の程度又は鮮鋭化補正の程度と、プレビュー用画像に施される平滑化補正の程度又は鮮鋭化補正の程度との補正関係を設定する。具体的には例えば、平滑化補正としてメディアンフィルタ、鮮鋭化補正としてアンシャープマスクフィルタを用いる場合を例にして説明する。
平滑化補正は、上述の画素補間処理で近傍画素の画素値を用いて補間されることにより発生した偽色と、光学的に発生したノイズとを除去するために実行される。メディアンフィルタは、局所領域における画素の濃淡レベルの中央値を出力するフィルタであり、メディアンフィルタを適用することにより、スパイク状のノイズを除去することができる。
メディアンフィルタは、同一の画素数の画像に対してフィルタの範囲が大きなメディアンフィルタを適用すると、フィルタの範囲がそれより小さなメディアンフィルタを適用する場合と比較して鮮鋭感に欠けた、所謂ぼけた印象の画像になるため、印刷用画像及びプレビュー用画像の画素数に応じたメディアンフィルタを適用する。すなわちCPU14は、プレビュー画素数が印刷基準画素数よりも予め決められた範囲を超えて大きい場合、プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも大きく設定することにより補正関係を設定する。また、プレビュー画素数が印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて小さい場合、CPU14はプレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を、印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも小さく設定することにより補正関係を設定する。
より具体的には例えば、画像の幅と高さのいずれか小さい方の一辺の画素数が1〜499の画像に対しては5×5(ピクセル)、500〜999の画像に対しては7×7、1000以上の画像に対しては21×21の範囲のメディアンフィルタを適用することを予め設定しておく。そして例えば、印刷用画像の印刷基準解像度が4050×2700で、プレビュー画素数が図1(A)のように1080×720である場合、短辺の画素数から、印刷用画像に適用するメディアンフィルタのフィルタ範囲は21×21、プレビュー用画像に適用するメディアンフィルタの範囲は7×7を設定する。図1(B)のようにプレビュー画素数が750×500の場合は5×5、図1(C)のようにプレビュー画素数が1500×1000の場合は21×21の範囲のメディアンフィルタを適用する。
プレビュー画素数が印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて大きい場合、プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を、印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも大きく設定することにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。また、プレビュー画素数が印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて小さい場合、プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも小さく設定することにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。
鮮鋭化補正は、画素補間や上述の偽色除去及びノイズ除去のための平滑化補正、及び印刷時の解像度変換処理等によって、鮮鋭感が欠けている画像を鮮鋭化するために実行される。
アンシャープマスキングのパラメータは一般に、フィルタ範囲、強度、閾値で調整される。アンシャープマスクを用いた鮮鋭化補正では、注目画素に対して、フィルタ範囲として設定された範囲の周辺画素をアンシャープマスクフィルタを用いて重み付けして加算した成分値を求め、これと注目画素との差分値に強度として設定された係数を乗算し、注目画素に加算する。周辺画素を重み付けして加算することにより所謂ローパスフィルタの効果をもたらし、結果として低周波成分が得られる。この低周波成分と元画像との差分は高周波成分に該当し、この高周波成分に係数を乗算して元画像に加算することにより、エッジが強調され画像が鮮鋭化される。フィルタ範囲が大きい程、また、差分に乗算する係数が大きい程、アンシャープマスキング適用後の画像は鮮鋭感が増す。
本実施例では閾値は0、フィルタ範囲は5×5に固定して、プレビュー画素数と印刷基準画素数との比に応じて強度を設定することによって補正関係を設定する。具体的には例えば、プレビュー画素数をPv、印刷基準画素数をPp、プレビュー用画像が表示されるディスプレイの解像度に応じてプレビュー領域のサイズを規定する長さをLv、印刷設定である印刷領域のサイズを規定する長さをLp、印刷用画像に設定される鮮鋭化補正の程度をSp、プレビュー用画像に施される鮮鋭化補正の程度をSvとするとき、
・Lv<Lpのとき
Sv≦Pv/Pp×Sp
・Lv≧Lpのとき
Sv≧Pv/Pp×Sp
を満たすように補正関係を設定する。但し、Pv及びPpはそれぞれの画像を構成する全画素数を意味するものではなく、画像を規定する幅又は高さ又は対角線等の画素数を意味するものである。尚、本実施例ではプレビュー画素数と印刷基準画素数の比に応じて強度のみを変える構成を説明するが、もちろんフィルタ範囲及び閾値をさらに設定してもよいし、フィルタ範囲のみを変更するような構成であってもよい。
例えば図1(B)のように、ユーザによって選択された画像の一辺の画素数が25%であるようにディスプレイにプレビュー表示される場合、すなわちプレビュー領域100が印刷領域200よりも小さい場合、プレビュー用画像に施す鮮鋭化補正の程度が上式を満たすように強度を0.5と設定することにより、印刷領域200のサイズよりも小さなサイズのプレビュー領域100に表示されるプレビュー画像に対して過度に鮮鋭化補正が施されないようにすることができ、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。図1(C)のように、ユーザによって選択された画像の一辺の画素数が50%であるようにディスプレイにプレビュー表示される場合、すなわちプレビュー領域100が印刷領域200よりも大きい場合、プレビュー用画像に施す鮮鋭化補正の程度が上式を満たすように強度を1.3と設定することにより、印刷領域200のサイズよりも大きなサイズのプレビュー領域100に表示されるプレビュー画像が鮮鋭感に欠けた、所謂ぼけたような画像にならないようにすることができ、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。また、図1(A)のように、A4の用紙に印刷するサイズと同じサイズでディスプレイ7にプレビュー表示される場合、プレビュー用画像に施す鮮鋭化補正の程度を上式を満たすように強度を0.8と設定することにより、プレビュー画像から知覚される鮮鋭度を用紙に印刷される画像から知覚される鮮鋭度に近づけることができる。
ステップS114では、CPU14は、プレビュー用画像に設定された程度でプレビュー用画像を平滑化補正する。具体的には例えば、CPU14は、RGB3チャンネルに対してそれぞれメディアンフィルタを適用する。
ステップS115では、CPU14は、表示前補正を行う。具体的には、CPU14は、カラーマッチング処理、ガンマ補正、階調再現等の処理をプレビュー用画像に対して施す。
ステップS116では、CPU14は、プレビュー用画像に設定された程度でプレビュー用画像を鮮鋭化補正する。具体的には例えば、CPU14は、RGB3チャンネルに対してそれぞれアンシャープマスクフィルタを適用する。尚、処理速度向上のために、アンシャープマスクフィルタを例えば輝度成分だけに適用してもよいし、G成分だけに適用してもよい。
ステップS118では、CPU14は、プレビュー用画像をディスプレイ7に表示する。具体的にはフレームメモリのプレビュー領域100に対応する領域にプレビュー用画像を転送し、グラフィックコントローラを制御してディスプレイ7に表示させる。ここで、ユーザがプレビュー領域100に表示された画像を元にしてエッジ強調スケーラ102やノイズ低減スケーラ104等を操作すると、その操作によって設定されたパラメータの変化に応じて、ステップS112からステップS118までの処理を、CPU14は再度実行する。また、ウィンドウ110の角部106をユーザがマウス3等を操作してウィンドウサイズを変更し、ウィンドウサイズに応じてプレビュー領域100のサイズも変化する場合、ステップS106からステップS118までの処理をCPU14は再度実行する。
ステップS120では、CPU14は印刷指示があるか判定する。具体的には例えば、CPU14はウィンドウ110の印刷ボタンがユーザによって選択されたかどうか判定する。
ステップS122では、CPU14はRAWデータを画素補間する。具体的にはCPU14は、エリアイメージセンサのカラーフィルタの配列に応じた画素補間処理を実行し、1画素ごとに3チャンネルの画素値を有する画像を生成する。
ステップS124では、CPU14は印刷用画像に設定された程度で画像を平滑化補正する。具体的には例えばCPU14は、図1に示すように、21×21のメディアンフィルタを用いて、ステップS122で生成された画像を平滑化補正する。
ステップS126では、CPU14は、印刷前補正を行う。具体的には、CPU14はステップS124で平滑化補正が施された画像に、カラーマッチング処理、ガンマ補正、階調再現等の処理を施す。
ステップS128では、印刷用画像に設定された程度で画像を鮮鋭化補正する。具体的には例えばCPU14は、図1に示すように、5×5のアンシャープマスクフィルタで強度3という係数を用いて、ステップS126で印刷前補正が施された画像を鮮鋭化する。
ステップS130では、印刷設定の解像度と印刷領域のサイズとに応じて画像をリサイズする。具体的には例えば、印刷設定の解像度が720dpiであるとすると、ステップS128で鮮鋭化補正が施された3000×2000画素の画像を8100×5400にリサイズし、印刷用画像を生成する。
解像度変換のアルゴリズムは一般的に、ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法等が知られている。バイリニア法、バイキュービック法で解像度変換された画像は、ニアレストネイバー法で解像度変換された画像と比較して所謂ぼやけた画像になることが知られているため、解像度変換のアルゴリズムが予め分かっている場合、そのアルゴリズムの種類をさらに加味して平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度の補正関係を設定してもよい。具体的には例えば、解像度変換のアルゴリズムがバイリニア法やバイキュービック法である場合は、ニアレストネイバー法である場合よりもアンシャープマスキングの強度の値を大きくする、等である。
また、本実施例では、平滑化補正及び鮮鋭化補正後に、印刷設定の解像度と印刷領域のサイズとに応じて画像をリサイズする例を示したが、リサイズ後に平滑化補正及び鮮鋭化補正を実行してもよい。
ステップS126では、PC1はプリンタ4に印刷用画像を印刷させる。具体的には例えば、CPU14は、8100×5400画素にリサイズされた印刷用画像をバンド単位に、RGB−CMY色空間変換、ハーフトーン処理、インタレース処理を施して印刷データを生成する。PC1で生成された印刷データはインタフェース部16を介してプリンタ4に出力され、プリンタ4は印刷データに基づいて印刷を実行する。
尚、本実施例ではPC1のディスプレイ7を例にとって説明したが、プリンタ4の図示しないLCDパネルをプレビュー用画像表示手段として機能させる構成であってもよい。また、通常印刷とインデックス印刷とで、平滑化補正や鮮鋭化補正の程度の補正関係を設定し、補正関係に応じた程度で通常印刷用画像とインデックス印刷用画像とにそれぞれ平滑化補正又は鮮鋭化補正を施してもよい。
本発明の一実施例にかかる模式図。 本発明の一実施例にかかるブロック図。 本発明の一実施例にかかるフローチャート。 本発明の一実施例にかかる模式図。
符号の説明
1: PC(画像表示システム)、2:キーボード(画像表示システム)、3:マウス(画像表示システム)、4:プリンタ(画像表示システム)、6:ディジタルカメラ(記憶媒体、画像表示システム)、7:ディスプレイ(プレビュー用画像表示手段、画像表示システム)、10:表示制御部(プレビュー用画像表示手段)、12:RAM、14:CPU(画像取得手段、プレビュー画素数設定手段、印刷基準画素数設定手段、補正関係設定手段、プレビュー用画像生成手段、プレビュー用画像表示手段)、16:インタフェース部(画像取得手段)、18:ハードディスク装置(記憶媒体)、20:ROM、100:プレビュー領域、102:エッジ強調スケーラ、104:ノイズ低減スケーラ、106:角部、200:印刷領域

Claims (8)

  1. 記憶媒体に格納されている画像を取得し、
    プレビュー領域を規定するプレビュー画素数を設定し、
    予め決められた印刷基準解像度と前記画像の印刷設定とに応じた印刷基準画素数を設定し、
    前記印刷基準画素数と前記プレビュー画素数との大小関係に応じて、前記画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、前記画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定し、
    前記画像を、前記プレビュー領域の前記プレビュー画素数にリサイズした後、前記補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正することによりプレビュー用画像を生成し、
    前記プレビュー用画像を前記プレビュー領域に表示させる、
    ことを含む画像表示方法。
  2. 前記平滑化補正の程度はメディアンフィルタの範囲で表され、
    前記プレビュー画素数が前記印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて大きい場合、前記プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を、印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも大きく設定し、前記プレビュー画素数が前記印刷基準画素数より予め決められた範囲を超えて小さい場合、前記プレビュー用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲を、前記印刷用画像に設定されるメディアンフィルタの範囲よりも小さく設定することにより前記補正関係を設定する、
    請求項1に記載の画像表示方法。
  3. 前記鮮鋭化補正の程度はアンシャープマスキングのフィルタ範囲又は強度で表され、
    前記プレビュー画素数と前記印刷基準画素数との比に応じて、前記アンシャープマスキングのフィルタ範囲又は強度を設定することにより前記補正関係を設定する、
    請求項1に記載の画像表示方法。
  4. 前記プレビュー画素数をPv、
    前記印刷基準画素数をPp、
    前記プレビュー用画像が表示されるディスプレイの解像度に応じて前記プレビュー領域のサイズを規定する長さをLv、
    前記印刷設定である印刷領域のサイズを規定する長さをLp、
    前記印刷用画像に設定される鮮鋭化補正の程度をSp、
    前記プレビュー用画像に施される鮮鋭化補正の程度をSvとするとき、
    ・Lv<Lpのとき
    Sv≦Pv/Pp×Sp
    ・Lv≧Lpのとき
    Sv≧Pv/Pp×Sp
    を満たすように前記補正関係を設定する、
    請求項3に記載の画像表示方法。
  5. 前記印刷用画像に設定された程度で前記画像に平滑化補正又は鮮鋭化補正を施し、
    前記印刷設定である印刷解像度と前記印刷領域のサイズとに応じて前記画像をリサイズして前記印刷用画像を生成し、
    前記印刷用画像をプリンタに印刷させる、
    ことをさらに含む請求項1〜4に記載の画像表示方法。
  6. 前記印刷設定である印刷解像度と前記印刷領域のサイズとに応じて前記画像をリサイズして前記印刷用画像を生成し、
    前記印刷用画像に設定された程度で前記印刷用画像に平滑化補正又は鮮鋭化補正を施し、
    前記印刷用画像をプリンタに印刷させる、
    ことをさらに含む請求項1〜4に記載の画像表示方法。
  7. 記憶媒体に格納されている画像を取得する画像取得手段と、
    プレビュー領域を規定するプレビュー画素数を設定するプレビュー画素数設定手段と、
    予め決められた印刷基準解像度と前記画像の印刷設定とに応じた印刷基準画素数を設定する印刷基準画素数設定手段と、
    前記印刷基準画素数と前記プレビュー画素数との大小関係に応じて、前記画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、前記画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定する補正関係設定手段と、
    前記画像を、前記プレビュー領域の前記プレビュー画素数にリサイズした後、前記補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正することによりプレビュー用画像を生成するプレビュー用画像生成手段と、
    前記プレビュー用画像を前記プレビュー領域に表示させるプレビュー用画像表示手段と、
    を備える画像表示システム。
  8. 記憶媒体に格納されている画像を取得する画像取得手段と、
    プレビュー領域を規定するプレビュー画素数を設定するプレビュー画素数設定手段と、
    予め決められた印刷基準解像度と前記画像の印刷設定とに応じた印刷基準画素数を設定する印刷基準画素数設定手段と、
    前記印刷基準画素数と前記プレビュー画素数との大小関係に応じて、前記画像が印刷される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度と、前記画像が表示される前に施される平滑化補正又は鮮鋭化補正の程度との相関関係である補正関係を設定する補正関係設定手段と、
    前記画像を、前記プレビュー領域の前記プレビュー画素数にリサイズした後、前記補正関係に応じた程度で平滑化補正又は鮮鋭化補正することによりプレビュー用画像を生成するプレビュー用画像生成手段と、
    前記プレビュー用画像を前記プレビュー領域に表示させるプレビュー用画像表示手段と、
    してコンピュータを機能させる画像表示プログラム。
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