JP2007104142A - 車載用フィルムアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して受信する。
【解決手段】電気絶縁性を有する透明な帯状フィルムと,前記フィルムに配設されるアンテナ導体とを備えて,フロントガラスの周縁に沿って貼付けられる車載用フィルムアンテナにおいて,前記帯状フィルムは,長手方向がフロントガラスの周縁の何れか一辺に沿わせて配設される帯状部と,該基部の一端側からフロントガラスの前記一辺方向に突出した基部とからなり,アンテナ導体は網目状の導電体で構成され,前記基部の先端部にはアンテナに給電するための給電部を備え,前記帯状部と基部とで,使用周波数を代表する周波数の波長の略4分の3の長さの線状アンテナとを2つと,夫々の線状アンテナからの受信信号を合成し,その合成信号を出力する合成器と,前記線状アンテナと前記合成器との間に介設される伝送線路と,を備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は,主に移動体に利用されるフィルムアンテナに関し,詳しくは特に地上ディジタル放送受信に好適なフィルムアンテナの構造に関する。
従来の車載用のアンテナは,自動車のルーフや,トランクに取り付けられるものが提案されている。例えば特開平7−131319に示されるようなVHF,UHF帯のアンテナの場合では,アンテナを支持するための取付金具を自動車のルーフやトランクに取り付け,この取付金具にアンテナ本体を着脱自在に固着できる車載用のアンテナが提案されている。(特許文献1参照)
更に,特許第3101932号に示されるような,GPS衛星からの信号を受信するアンテナのように,アンテナに強力な磁石を備え,上記実施例と同様に,自動車のルーフや,トランクに磁力で取り付けるものが提供されている。(特許文献2参照)
特開平7−131219号公報 特許第3101932号公報
しかし,従来の車載用アンテナによると,前者では,安全,且つ,車に傷をつけないように取り付けるために,構造的にも複雑となりコストの高いものであった。更にこの取付金具の取り付けが必要であるばかりでなく,伝送線路を車内に引き込むための設置工事において防水対策をする必要があるなど,設置の容易性がなかった。
後者のような車載用アンテナにおいては,取り付けや取り外しが簡単にできるものの,車体に対して磁力だけで取り付けられていることからいたずら等の心配があった。また上記実施例と同様に車内に伝送線路を引き込むための設置工事が難しいものであった。更に設置を簡単にするためや,いたずら防止のために,アンテナから磁石を取り外して,車内のダッシュボードに載置した状態で使うことも考えられるが,その場合は受信感度が低下するといった問題が有った。
そこで本願においては,こうした問題点を解決するためになされたものであり,
その目的は,車載用のフィルムアンテナを提供することにある。
他の目的は,設置の容易な車載用のフィルムアンテナを提供する事に有る。
他の目的は,小型で視認性のよい車載用フィルムアンテナを提供する事に有る。
他の目的は,安価で高性能な特性を有する車載用フィルムアンテナを提供する事に有る。
上記課題を解決するために,請求項1の発明は,電気絶縁性を有する透明な帯状フィルムと,前記フィルムに配設されるアンテナ導体とを備えて,自動車のフロントガラスの周縁に沿って貼付けられる車載用フィルムアンテナにおいて,前記帯状フィルムは,長手方向がフロントガラスの周縁の何れか一辺に沿わせて配設される帯状部と,該帯状部の一端側から突出した基部とからなり,前記アンテナ導体は,前記帯状フィルムの外形より僅かに小さい所定の外形寸法となるように形成された網目状の導電体で構成され,前記基部の先端部にはアンテナに給電するための給電部を備え,前記帯状部と基部とで,使用周波数を代表する周波数の波長の略4分の3の長さの線状アンテナとなるように構成した。
請求項2の発明は,請求項1に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記帯状フィルムは,長手方向がフロントガラスの周縁の何れか一辺に沿わせて配設される帯状部と,該基部の一端側からフロントガラスの前記一辺方向に突出した基部とからなる略L字形に形成され,前記アンテナ導体は,前記帯状フィルムの外形より僅かに小さい所定の外形寸法となるように形成された網目状の導電体で構成され,前記基部の先端部にはアンテナに給電するための給電部を備え,前記帯状部と基部とで,使用周波数を代表する周波数の波長の略4分の3の長さの線状アンテナとなるように構成した。
請求項3の発明は,請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記給電部に,線状アンテナで受信した信号を増幅するための増幅部を備えた。
請求項4の発明は,請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記給電部の給電点と接続されて,前記線状アンテナで受信した受信信号を出力するための伝送線路を備えた。
請求項5の発明は,請求項4の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,基部がフロントガラスの上部周縁の両端側に位置し,前記帯状部は夫々の長手方向の軸線が略同一線上に対向させてフロントガラス上部周縁に沿わせるように配設するように構成した前記線状アンテナを2つと,夫々の線状アンテナからの受信信号を合成し,その合成信号を出力する合成器と,前記線状アンテナと前記合成器との間に介設される伝送線路と,
を備えた。
請求項6の発明は,請求項5に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記合成器には,該合成器において合成された合成信号を増幅するための増幅部を備えた。
請求項7の発明は,請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記給電部の接地点には,前記自動車車体の塗装面上に,車体金属と容量結合する金属箔が貼付けられるるように構成される。
請求項8の発明は,請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記給電部の接地点には,ラジアルラインを形成する金属箔が貼付けられるように構成される。
請求項9の発明は,請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記帯状フィルムは,所定の導電幅を有する導電体を網状に形成してなるアンテナ導体を備えた基板材と,該アンテナ導体の表面を覆うための被膜材と,帯状フィルムの一表面に備えた粘着層と,からなるように構成される。
請求項10の発明は,請求項9に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記粘着層は再剥離が可能な微粘着材からなり,少なくとも,前記帯状フィルムの一方表面に,フロントガラスの室内側に貼付けるための前記粘着層が備えられたことを特徴とした。
請求項11の発明は,請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,少なくとも,前記給電部は箱体に収納されており,この箱体は,前記帯状フィルムが形成する平面方向に対する長辺の寸法に比べて,前記帯状フィルムが形成する平面方向に対する高さの寸法が充分に小さい略直方体形状で形成されており,該箱体は長辺が帯状フィルムの基部と略直交するように装着される。
請求項12の発明は,請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,少なくとも,前記給電部より後側は,自動車車体のピラーや天井等の内部に収納するように構成した。
請求項13の発明は,請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記線状アンテナは,地上ディジタル放送受信用であるように構成した。
請求項1の発明によれば,電気絶縁性を有する透明な帯状フィルムと,前記フィルムに配設されるアンテナ導体とを備えて,自動車のフロントガラスの周縁に沿って貼付けられる車載用フィルムアンテナにおいて,前記帯状フィルムは,長手方向がフロントガラスの周縁の何れか一辺に沿わせて配設される帯状部と,該帯状部の一端側から突出した基部とからなり,前記アンテナ導体は,前記帯状フィルムの外形より僅かに小さい所定の外形寸法となるように形成された網目状の導電体で構成され,前記基部の先端部にはアンテナに給電するための給電部を備え,前記帯状部と基部とで,使用周波数を代表する周波数の波長の略4分の3の長さの線状アンテナとなるように構成したので。
簡単且つ小型に6方向への指向性を有する小型の車載用フィルムアンテナを形成するこ
とができると共に,フロントガラスの端部に省スペースで設置できる車載用フィルムアンテナを提供できる。
請求項2の発明によれば,請求項1に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記帯状フィルムは,長手方向がフロントガラスの周縁の何れか一辺に沿わせて配設される帯状部と,該基部の一端側からフロントガラスの前記一辺方向に突出した基部とからなる略L字形に形成され,前記アンテナ導体は,前記帯状フィルムの外形より僅かに小さい所定の外形寸法となるように形成された網目状の導電体で構成され,前記基部の先端部にはアンテナに給電するための給電部を備え,前記帯状部と基部とで,使用周波数を代表する周波数の波長の略4分の3の長さの線状アンテナとなるように構成したので,
簡単且つ小型に6方向への指向性を有する小型の車載用フィルムアンテナを形成するこ
とができると共に,フロントガラスの端部に省スペースで設置できる車載用フィルムアンテナを提供できる。
請求項3の発明によれば,請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記給電部に,線状アンテナで受信した信号を増幅するための増幅部を備えたので,
受信信号を伝送する同軸ケーブル等の損失を補償することができる。
請求項4の発明によれば,請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記給電部の給電点と接続されて,前記線状アンテナで受信した受信信号を出力するための伝送線路を備えたので,
ケーブルの接続作業を行う必要がなく設置が容易にできる。
請求項5の発明によれば,請求項4の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,基部がフロントガラスの上部周縁の両端側に位置し,前記帯状部は夫々の長手方向の軸線が略同一線上に対向させてフロントガラス上部周縁に沿わせるように配設するように構成した前記線状アンテナを2つと,夫々の線状アンテナからの受信信号を合成し,その合成信号を出力する合成器と,前記線状アンテナと前記合成器との間に介設される伝送線路と,を備えたので,
ダイバシティー受信が簡単且つ安価に構成できる。
請求項6の発明によれば,請求項5に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記合成器には,該合成器において合成された合成信号を増幅するための増幅部を備えたので,
ケーブルロス等を補償して受信端末装置に最適な信号を供給することができる。
請求項7の発明によれば,請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ前記接地点には,前記自動車車体の塗装面上に,車体金属と容量結合する金属箔が貼付けられるるように構成されるので,
車の金属体に接地しなくてもアンテナの特性が安定する。
請求項8の発明によれば,請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記接地点には,ラジアルラインを形成する金属箔が貼付けられるように構成されるので,
車の金属体に接地しなくてもアンテナの特性が安定する。
請求項9の発明によれば,請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記帯状フィルムは,所定の導電幅を有する導電体を網状に形成してなるアンテナ導体を備えた基板材と,該アンテナ導体の表面を覆うための被膜材と,帯状フィルムの一表面に備えた粘着層と,からなるように構成されるので,
フロントガラスにアンテナを設置しても邪魔にならない。
請求項10の発明によれば,請求項9に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記粘着層は再剥離が可能な微粘着材からなり,少なくとも,前記帯状フィルムの一方表面に,フロントガラスの室内側に貼付けるための前記粘着層が備えられたので,
利便性がよい。
請求項11の発明によれば,請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,少なくとも,前記給電部は箱体に収納されており,この箱体は,前記帯状フィルムが形成する平面方向に対する長辺の寸法に比べて,前記帯状フィルムが形成する平面方向に対する高さの寸法が充分に小さい略直方体形状で形成されており,該箱体は長辺が帯状フィルムの基部と略直交するように装着したので,
省スペースで設置できる。
請求項12の発明によれば,請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,少なくとも,前記給電部より後側は,自動車車体のピラーや天井等の内部に収納するように構成したので,
車内にスッキリと配線することができる。
請求項13の発明によれば,請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナにおいて,前記線状アンテナは,地上ディジタル放送受信用であるように構成したので,
安価で且つ簡単な構成で,安定して地上ディジタル放送を車で楽しむことができる。
以下に,本発明を具体化した実施形態の例を,図面を基に詳細に説明する。
図1は本発明に係るフィルムアンテナの概略図である,図2,図3,図4,図5は本発明に係るフィルムアンテナを車載用に構成した実施形態を示す正面図である。
図1において1aはフィルムアンテナアンテナであり,本発明においては透明若しくは透過性のよい合成樹脂材をプレス成形した帯状フィルム10と,導電材を網目状に形成したアンテナ導体20とからなる。
帯状フィルム10は,例えばPET材からなる基板材と,被膜材とからなり,本発明の実施例では基板材の一表面側に備えられた導電材を前記被膜材で覆うように構成されており,本発明の実施例においては,図2における帯状フィルム10の左方側における箱体2近傍の基部12と,該基部12から右方先端部に掛けての帯状部15とから構成されている。
基部12の先端部には給電点11aが形成された給電部11が形成されている。
アンテナ導体20は,前記基板材に備えられた導電材を,例えばエッチング等によって網目状となるように形成されたものであり,本発明の実施例においては線幅略10μmに形成された導線を網状に形成してある。尚,前記被膜材は,アンテナ導体20を形成してから装着する。
前記箱体2はこのアンテナ導体20に給電するための,基部12の先端部に形成された給電部11の周辺を収納・保護するためのものであり,例えば合成樹脂材を金型成形したものである。この箱体2の中には,図示されていないプリント配線板が収納されており,このプリント配線板には,アンテナ導体20から供給される信号導入すると共に,外部と接続可能にするための給電端及び接地端が備えられており,このプリント基板を介して伝送線路と接続されるのである。このプリント基板については後に詳述する。
図示されていないが,図2の実施例においては前記プリント配線板には給電端及び接地端としてのF型コネクタやジャック等が備えられており,この端子には端子孔2aから箱体内部に引き込まれた接続ケーブルとしての同軸ケーブルが接続可能に構成されている。
ここで本発明のアンテナについて説明する。本発明では帯状フィルム10とアンテナ導体20とで,使用する周波数帯域を代表する周波数の波長の,略4分の3の長さからなる高調波線状アンテナを構成しており,給電部11における給電端からの信号ラインは高調波線状アンテナに接続され,接地端は車両におけるピラーなどのボディーの金属体に接地される。これにより,略4分の3波長の長さに形成したフィルムアンテナ1aがイメージによる効果により,略1.5波長の高調波アンテナと等価の動作をする。略1.5波長の高調波動作により,指向性は2分の1波長アンテナの2方向への指向性に対し,6方向への指向性になるのである。
図3の実施例では,フィルムアンテナ1aとしての構成は同じであるものの,帯状フィルム10の帯状部10と基部12とが略L字形となるように折り曲げ形成したものである。図4に示す実施例では,前記給電部11が接続されているプリント基板に,所定長の,細径でしなやかな可撓性を有する伝送線路としての同軸ケーブルが予め接続された状態に構成されたものである。何れの場合も,前記アンテナ導体20を備えた基部12と帯状部15とで前記線状アンテナとるように構成されている
図4には,上記各線状アンテナ1の前記接地端に張付けられた金属箔からなる接地片18が備えられている。この接地片18は所定の大きさに形成することによって,例えば塗装等が施された金属体に対して容量結合させることで金属体に高周波的に接続可能となるように構成されている。
尚,この接地片18は,ラジアルラインであるように構成しても良い事は言うまでもない。
ここで線状アンテナ1における給電部の詳細について説明する。図6(b)には(a)に示す線状アンテナ1のA−A線断面図が示されている。この図における3はプリント基板であり,フィルムアンテナ1aと伝送線路との間に介在させて相互を接続するように構成されたものである。5は接触子5aを有する端子部材であり,プリント基板の一表面に載置されて,半田等によって取り付けられている。更には,プリント基板3の他方面側においてプリント基板に形成された導電材を介して給電端と接続されている。
更にプリント基板3の他方面側には,両面に粘着層を備えた粘着材6が張付けられると共に,この粘着材6の反対側の面には,前記フィルムアンテナ1aが張付けられて固定されているのである。このとき前記端子部材5の,少なくとも接触子5aは,前記フィルムアンテナ1aの給電点11aに接触するように対向させて配設することによって,アンテナ導体20は端子部材5,プリント基板を介して給電端と接続されるのである。
尚,帯状フィルムには,アンテナの設置方向に対して適宜な表面側に透過性を有する粘着材9が備えられており,例えばフロントガラス接地対象物に対して張付けして固定すると共に,前方の視認性を阻害しないように構成されている。
更に,前記プリント基板3はアンテナ1と同軸線路を接続するためのものであるとの説明をしたが,このプリント基板3には,アンテナで受信した信号を適宜に増幅するための増幅回路を備えさせてもよく,特に実施例に限定されるものではない。また,この増幅回路は後に接続される同軸線路等による損失を補償するものであると共に,強電界地域においても使用できるように略20dB程度のハイパワーな増幅回路と構成すれば更によい。また,AGC付きの増幅回路としてもよい。この実施例の場合は,増幅回路の電源は,自動車のバッテリーから得られるDC電源を同軸ケーブルに重畳させたものを受入れるようにすればよい。
以上本発明のアンテナによれば,略4分の3波長の長さに形成したフィルムアンテナ1aがイメージによる効果により,略1.5波長の高調波アンテナと等価の動作をし,この略1.5波長の高調波動作により,指向性は2分の1波長アンテナの2方向への指向性に対し,6方向への指向性を有するアンテナを提供できるのである。
以下に,このアンテナを用いたシステムの一例を示し,上述のような特性を有するアンテナを用いることの作用効果を詳述する。尚,この実施例におけるアンテナは地上ディジタル放送用に構成されたものであり,このアンテナを車のフロントガラスに配設して地上ディジタル放送を受信する例を示す。
図7(a)に示される50は車などのフロントガラスであり,通常フロントガラス50にはバックミラー51が取り付けられていたり,各種の定められたシール52が張付けられていたりする。そこでフロントガラスにアンテナを設置する場合,視認性を損なわない位置で,前記バックミラー51等に重合しないフロントガラスの上端部に設置することが望ましい。
アンテナ1は,車の室内側におけるフロントガラス51上部周縁の左右両側に,給電部11を収納した箱体2が両端側にあって,帯状部15がフロントガラスの上部(車のルーフ)から所定の距離だけ離れるように沿わせて配設されている。このアンテナ1は既に説明した通り,アンテナ導体20が極細の線幅のメッシュ状に形成されると共に,帯状フィルム10が透明性の高い合成樹脂材から形成されているので,フロントガラスの上部に設置しても邪魔にならないように配慮されている。
尚,箱体2裏面には粘着材6が,帯状フィルムには粘着材9が備えられており,フロントガラスに簡単に張付け固着ができるのである。
箱体2は,前記帯状フィルム10が形成する平面方向に対する長辺の寸法に比べて,前記帯状フィルム10が形成する平面方向に対する高さの寸法が充分に小さい略直方体形状となるように外形が形成されていることから,上下方向に狭い設置場所においても設置できるように構成されている。したがって図7(b)に示す実施例の如く,アンテナ1の設置場所を更にフロントガラス上端に近づけると共に,前記箱体2及び同軸ケーブル等は,例えば室内のルーフと化粧板との隙間や,ピラー内部に配設するようにしてもよい。この設置方法によれば,更にフロントガラスには帯状フィルム15部分が張付けられるだけとなり,配線等が収納されることからすっきりとした配線ができるのである。更にアンテナ形状を略L字形に形成されているのでシール52等に重合することなくアンテナを設置できるのである。
また,本発明のように,該箱体2は,帯状フィルム10が直線状に形成されたアンテナであっても,略L字形に形成されたものであっても,箱体2の長手方向が帯状フィルム10の基部12に対して常に略直交するように装着されることによって,直線状に形成されたアンテナであれば,箱体の長手方向がピラーの長手方向と同じ方向となり,アンテナをよりピラー側に寄せて設置できるので設置面積を小さくすることができるし,箱体2をピラー内部に収納する場合であっても,狭い空間に対する収納を容易とするのである。同様に,略L字形に形成されたアンテナであっても,フロントガラスの上位端部から離す寸法を小さくすることができるので設置面積を小さくできるし,箱体2を天井に収納する場合であってもルーフの化粧版を大幅に外すことなく設置できるのである。
次にアンテナ1から出力された受信信号は,同軸ケーブル30を介して合成器40に入力される。この合成器は左右のアンテナからの受信信号を合成して合成信号を出力するように構成されたものである。この合成信号は例えば地上ディジタル放送用の受信端末装置に入力され所定の処理がなされた後にテレビモニタなどに入力されるのである。
尚,この合成器においても増幅回路を内蔵させてもよく,この場合,増幅回路の電源は車のバッテリーから得られるように構成される。更に,合成器には例えば同軸ケーブルに電源を重畳若しくは供給をON/OFFできるように構成された電源重畳回路を備えさせれば,アンテナ側の増幅回路に電源供給ができる。
更に加えて,この増幅回路をAGC付きであるように構成してもよい。
以上に示す本発明の車載用フィルムアンテナの作用効果について説明する。UHF帯で開始された地上ディジタル放送は,マルチパス(多重波伝送路)のように伝達経路の違いで到達時間に遅れが生じた電波に対しても,その遅れがガードインターバルの範囲内なら妨害を受けないし,レベル変動に対しても強く,電界強度が所定レベル以上有れば綺麗に受信できる,と言った特長を有し,移動体でも安定した受信ができるようになっている。
ところが,地上ディジタル放送は,上述のようにレベル変動には強いものの,電界強度が所定レベル以下になると急激に移らなくなる「がけ効果(Cliff Effect)」を有することから,都市部などのように,ビルなどによって電波が遮られ電界強度が急激に変化したり,ビルなどの反射によるマルチパスが多かったりする地域において,更に安定した受信を行うには,例えば複数のアンテナを移動体に備えさせておけば,直接波であっても反射波(所定の時間内の遅延時間を有した遅延波)であっても,何れかのアンテナからの最もレベルの高い信号を受信できれば,受信できる確立が大きくなるのである。
即ち本発明のアンテナによれば,略4分の3波長の長さに形成したフィルムアンテナ1aがイメージによる効果により,略1.5波長の高調波アンテナと等価の動作をし,この略1.5波長の高調波動作により,指向性は2分の1波長アンテナの2方向への指向性に対し,6方向への指向性を有するアンテナを2つ備えさせて,それらの受信信号を合成することによって,多方向からの電波を受信することが可能となりマルチパスなどの信号を受信しやすくなるが,上述のように地上ディジタル放送はOFDM信号によりガードインターバル内の信号はキャンセルする事ができるので,自動車のような移動体においてもマルチパスが影響する事なく安定して地上ディジタル放送が楽しめるのである。
さらに,本発明のアンテナは,アンテナ導体20が細径のメッシュからなり,帯状フィルム10が透明であることによってフロントガラスにつけても目立たないばかりでなく,フロントガラス上部にある特定のシール52やルームミラー51に重合することなく,省スペースで設置可能であるように構成されているのである。また,その構成が簡単であるばかりでなく取付けの容易性もあり車載用のアンテナとして優れた特性を有するのである。

尚,本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく,各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
本発明に係る車載用フィルムアンテナのフィルムアンテナ部における実施形態の1例を示す。 本発明に係る車載用フィルムアンテナの概略構成を示す正面図である。 本発明に係る車載用フィルムアンテナの概略構成を示す正面図である。 本発明に係る車載用フィルムアンテナの概略構成を示す正面図である。 本発明に係る車載用フィルムアンテナの概略構成を示す正面図である。 本発明におけるアンテナ給電部の取付状態を示すためのものであり,(a)は図3に示す車載用アンテナであり,(b)は図におけるA−A線断面図である。 本発明に係る車載用フィルムアンテナを用いた使用例を示す概略図である。 本発明に係る車載用フィルムアンテナの概略構成を示す正面図である。
符号の説明
1…車載用フィルムアンテナ,1a…フィルムアンテナ,2…箱体,2a…挿入孔,3…プリント基板,5…端子部材,5a…接触端子,6…粘着材,9…粘着材,10…帯状フィルム,12…基部,15…帯状部,18…設置片(ラジアルライン),20…アンテナ導体,30…同軸ケーブル,31…F型コネクタ,40…合成器,50…フロントガラス,51…ルームミラー,52…シール。

Claims (13)

  1. 電気絶縁性を有する透明な帯状フィルムと,前記フィルムに配設されるアンテナ導体とを備えて,自動車のフロントガラスの周縁に沿って貼付けられる車載用フィルムアンテナにおいて,
    前記帯状フィルムは,長手方向がフロントガラスの周縁の何れか一辺に沿わせて配設される帯状部と,該帯状部の一端側から突出した基部とからなり,
    前記アンテナ導体は,前記帯状フィルムの外形より僅かに小さい所定の外形寸法となるように形成された網目状の導電体で構成され,
    前記基部の先端部にはアンテナに給電するための給電部を備え,
    前記帯状部と基部とで,使用周波数を代表する周波数の波長の略4分の3の長さの線状アンテナとなるように構成したことを特徴とした車載用フィルムアンテナ。
  2. 前記帯状フィルムは,長手方向がフロントガラスの周縁の何れか一辺に沿わせて配設される帯状部と,該基部の一端側からフロントガラスの前記一辺方向に突出した基部とからなる略L字形に形成され,
    前記アンテナ導体は,前記帯状フィルムの外形より僅かに小さい所定の外形寸法となるように形成された網目状の導電体で構成され,
    前記基部の先端部にはアンテナに給電するための給電部を備え,
    前記帯状部と基部とで,使用周波数を代表する周波数の波長の略4分の3の長さの線状アンテナとなるように構成したことを特徴とした請求項1に記載の車載用フィルムアンテナ。
  3. 前記給電部に,線状アンテナで受信した信号を増幅するための増幅部を備えたことを特徴とした請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  4. 前記給電部の給電点と接続されて,前記線状アンテナで受信した受信信号を出力するための伝送線路を備えたことを特徴とした請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  5. 基部がフロントガラスの上部周縁の両端側に位置し,前記帯状部は夫々の長手方向の軸線が略同一線上に対向させてフロントガラス上部周縁に沿わせるように配設するように構成した前記線状アンテナを2つと,
    夫々の線状アンテナからの受信信号を合成し,その合成信号を出力する合成器と,
    前記線状アンテナと前記合成器との間に介設される伝送線路と,
    を備え,たことを特徴とした請求項4の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  6. 前記合成器には,該合成器において合成された合成信号を増幅するための増幅部を備えたことを特徴とした請求項5に記載の車載用フィルムアンテナ。
  7. 前記給電部の接地点には,前記自動車車体の塗装面上に,車体金属と容量結合する金属箔が貼付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  8. 前記給電部の接地点には,ラジアルラインを形成する金属箔が貼付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  9. 前記帯状フィルムは,所定の導電幅を有する導電体を網状に形成してなるアンテナ導体を備えた基板材と,該アンテナ導体の表面を覆うための被膜材と,帯状フィルムの一表面に備えた粘着層と,からなることを特徴とした請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  10. 前記粘着層は再剥離が可能な微粘着材からなり,少なくとも,前記帯状フィルムの一方表面に,フロントガラスの室内側に貼付けるための前記粘着層が備えられたことを特徴とした請求項9の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  11. 少なくとも,前記給電部は箱体に収納されており,この箱体は,前記帯状フィルムが形成する平面方向に対する長辺の寸法に比べて,前記帯状フィルムが形成する平面方向に対する高さの寸法が充分に小さい略直方体形状で形成されており,該箱体は長辺が帯状フィルムの基部と略直交するように装着されることを特徴とした請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  12. 少なくとも,前記給電部より後側は,自動車車体のピラーや天井等の内部に収納するように構成したことを特徴とした請求項1乃至請求項11の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
  13. 前記線状アンテナは,地上ディジタル放送受信用であるように構成されたことを特徴とした請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の車載用フィルムアンテナ。
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