JP2007102531A - 処理装置、外部装置及び処理システム - Google Patents

処理装置、外部装置及び処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007102531A
JP2007102531A JP2005292220A JP2005292220A JP2007102531A JP 2007102531 A JP2007102531 A JP 2007102531A JP 2005292220 A JP2005292220 A JP 2005292220A JP 2005292220 A JP2005292220 A JP 2005292220A JP 2007102531 A JP2007102531 A JP 2007102531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication
processing device
authentication information
operator
logout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005292220A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4241706B2 (ja
Inventor
Kenji Dokoku
賢治 堂國
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2005292220A priority Critical patent/JP4241706B2/ja
Publication of JP2007102531A publication Critical patent/JP2007102531A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4241706B2 publication Critical patent/JP4241706B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】所定の処理を行う処理装置の使用を終了するときの煩雑さを減少させる。
【解決手段】デジタル複合機10は、使用開始にあたって操作者が入力したユーザID及びパスワードに対する認証成否を認証サーバ30から取得し、認証が成功するのに同期して、ログイン状態となる。一方、デジタル複合機10は、ログイン時のユーザID及びパスワードを入力した操作者によるログアウト指示がクライアントコンピュータ20から与えられるのに同期して、ログアウト状態となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理装置、当該処理装置と通信を行う外部装置及び当該処理装置を含む処理システムに関する。
従来より、操作者が入力したユーザID及びパスワードをネットワーク経由で認証サーバへ送信し、認証サーバが返した認証の成否をネットワーク経由で取得し、認証が成功した場合のみ使用を許可するネットワーク認証機能を有するデジタル複合機(MFP;Multi Function Peripherals)が用いられている。
なお、特許文献1は、本願発明に関係する先行技術文献であり、ユーザID及びパスワードが使用不可能なロック状態を遠隔操作で解除する技術を開示している。
特開2003−167849号広報
しかし、従来の技術では、使用許可状態(ログイン状態)となっているデジタル複合機を使用不許可状態(ログアウト状態)とするためには、デジタル複合機に対してログアウト操作を行う必要があり、デジタル複合機の使用を終了するために煩雑な手間が必要であった。
本発明は、この問題を解決するためになされたもので、デジタル複合機等の所定の処理を行う処理装置の使用を終了するときの煩雑さを減少させることを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、所定の処理を行う処理装置であって、認証情報に対する認証成否を認証サーバから取得する認証手段と、外部装置と通信を行う通信手段と、前記処理装置の使用許否を制御する制御手段とを備え、前記認証手段は、使用開始にあたって操作者が前記処理装置に入力した開始時認証情報に対する認証成否を前記認証サーバから取得し、前記制御手段は、前記開始時認証情報の認証が成功するのに同期して、前記処理装置を使用許可状態とし、前記開始時認証情報を入力した操作者による認証解消指示が前記外部装置から与えられるのに同期して、前記処理装置を使用不許可状態とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の処理装置において、前記認証手段は、前記認証解消指示に伴う終了時認証情報に対する認証成否を前記認証サーバから取得し、前記制御手段は、前記終了時認証情報の認証が成功した場合にのみ、前記処理装置を使用不許可状態とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の処理装置において、前記制御手段は、使用終了にあたって操作者が前記外部装置に入力した終了時認証情報の認証が成功したことを示す情報が前記認証解消指示に伴っている場合にのみ、前記処理装置を使用不許可状態とする。
請求項4の発明は、請求項1に記載の処理装置において、前記制御手段は、前記開始時認証情報と、前記認証解消指示に伴う終了時認証情報とが一致する場合にのみ、前記処理装置を使用不許可状態とする。
請求項5の発明は、所定の処理を行う処理装置と通信を行う外部装置であって、使用開始にあたって操作者が前記処理装置に入力した開始時認証情報の認証が成功するのに同期して使用許可状態となった前記処理装置に、前記開始時認証情報を入力した操作者による認証解消指示を与えることにより、前記処理装置を使用不許可状態とする。
請求項6の発明は、処理システムであって、所定の処理を行う処理装置と、認証情報に対する認証成否を特定する認証サーバと、前記処理装置と通信を行う外部装置とを備え、前記処理装置は、使用開始にあたって操作者が前記処理装置に入力した開始時認証情報に対する認証成否を前記認証サーバから取得し、前記開始時認証情報の認証が成功するのに同期して、使用許可状態となり、前記開始時認証情報を入力した操作者による認証解消指示が前記外部装置から与えられるのに同期して、使用不許可状態となる。
請求項1ないし請求項6の発明によれば、処理装置を使用許可状態とした操作者は、処理装置を外部装置から使用不許可状態とすることができるので、処理装置の使用を終了するときの煩雑さが減少する。
請求項2又は請求項3の発明によれば、不正な操作者により処理装置が使用不許可状態とされることを防止可能である。
<1 第1実施形態>
<1.1 画像処理システムの全体構成>
図1は、画像処理システム1Aの全体構成を示すブロック図である。
図1を参照して説明すると、画像処理システム1Aは、デジタル複合機10(11,12)と、クライアントコンピュータ20(21,22)と、認証サーバ30とを備える。なお、以下の説明では、2つのデジタル複合機を区別する必要がある場合は参照符号11,12を用い、区別する必要がない場合は参照符号10を用いる。同様に、2つのクライアントコンピュータを区別する必要がある場合は参照符号21,22を用い、区別する必要がない場合は参照符号20を用いる。
デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30は、LAN(Local Area Network)50に接続され、相互に通信可能となっている。また、デジタル複合機10は、公衆交換電話網(PSTN;Public Switched Telephone Networks)91に接続されている。LAN50は、ルータ40等のネットワーク機器を介してインターネット92等の外部ネットワークと接続されている。
デジタル複合機10は、コピーモード、ファックスモード、スキャナモード及びプリンタモードを有し、所定の処理を行う処理装置すなわち画像処理装置としての役割を果たしている。
クライアントコンピュータ20は、典型的には、パーソナルコンピュータである。
認証サーバ30は、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サービス等のディレクトリサービスを提供するサーバコンピュータである。
ここで、認証サーバ30がLDAPサーバであるとして、認証処理及びオプション処理を行うときのデジタル複合機10と認証サーバ30との間の通信手順について、図2を参照しながら説明する。
認証処理を行う場合、まず、デジタル複合機10から認証サーバ30に対して結合操作(BIND Operation)71が行われ、当該結合操作71に応答して、認証サーバ30からデジタル複合機10へ結合結果(BIND Result)72が返される。結合操作71にあたっては、デジタル複合機10から認証サーバ30へ認証情報となるユーザID及びパスワードが送信され、認証サーバ30は、ユーザID及びパスワードが適切である場合は、デジタル複合機10へ"true"を返してデジタル複合機10の結合を許可し、ユーザID及びパスワードが適切でない場合は、デジタル複合機10へ"false"を返してデジタル複合機10の結合を許可しない。すなわち、結合操作71は、デジタル複合機10から認証サーバ30に対する認証要求となっており、結合結果(結合許否)は当該認証要求に含まれる認証情報に対する認証結果(認証成否)となっている。
認証処理に続いて、デジタル複合機10と認証サーバ30との間では、追加的に実行可能なオプション処理が実行される。オプション処理では、デジタル複合機10から認証サーバ30へ検索要求(Search)73が送信され、当該検索要求73に応答して、認証サーバ30からデジタル複合機10へレコード情報を含む検索結果(Search Result)74が返される。このオプション処理は、1回だけ実行することもできるし、2回以上実行することもできる。
認証処理及びオプション処理の後、デジタル複合機10から認証サーバ30に対して結合解除操作(UNBIND Operation)75が行われ、デジタル複合機10と認証サーバ30との間の一連の通信手順が終了する。
認証サーバ30は、デジタル複合機10のみならず、クライアントコンピュータ20との間で同様の通信手順で認証処理及びオプション処理を行うことができる。
<1.2 デジタル複合機の構成>
図3は、デジタル複合機10の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、デジタル複合機10は、MPU(マイクロプロセッサ;MicroProcessor Unit)111、ROM112及びRAM113を備える。MPU111、ROM112及びRAM113によって実現されるマイクロコンピュータ110は、ROM112に格納されたプログラムを実行することにより、デジタル複合機10の各構成を統括制御し、デジタル複合機10の各種機能を実現している。
デジタル複合機10のフラッシュメモリ121は、記憶内容を書き換え可能な不揮発性メモリであり、継続的に保持すべき各種の情報を記憶する。また、デジタル複合機10の画像メモリ122は、デジタル複合機10が処理対象とする画像を画像データとして記憶する。
デジタル複合機10は、画像読取部123及び画像記録部124を備える。画像読取部123は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等により原稿上の画像を読み取る。画像読取部123は、ADF(Automatic Document Feeder)方式又はFBS(Flat Bed Scanner)方式により原稿上の画像を読み取ることができる。画像記録部124は、電子写真方式により、記録媒体上に画像を形成する。
デジタル複合機10には、ユーザインターフェースとして、操作の対象となる操作部125と、情報を視認可能に表示する表示部126とが設けられる。デジタル複合機10では、表示部126に液晶タッチパネルディスプレイが採用されており、表示部126が操作部125の一部を兼ね備えている。
ネットワークインターフェース127は、例えば、イーサネット(登録商標)により、デジタル複合機10をLAN50に接続する。これにより、デジタル複合機10は、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30と通信可能になる。
NCU(網制御装置;Network Control Unit)128及びMODEM(モデム;MOdulator DEModulator)129は、公衆交換電話網91を経由した画像データの送受信に用いられる。NCU128は、公衆交換電話網91への接続を制御する。NCU128は、通信先の電話番号に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出する機能を備える。MODEM129は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30にしたがったファックス伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27ter,V.29等にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。又は、MODEM129は、これらに加えて、V.34にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。
コピーモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、画像記録部124が当該画像データに係る画像を記録媒体上に形成することにより、原稿から記録媒体へ画像をコピーする。
ファックスモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、公衆交換電話網91を経由して当該画像データを他のファックス装置へG3方式やスーパーG3方式により送信する。また、デジタル複合機10は、他のファックス装置から公衆交換電話網91を経由してG3方式やスーパーG3方式により送信されてきた画像データを受信し、画像記録部124に当該画像データに係る画像を記録媒体上に形成させる。
スキャナモードでは、デジタル複合機10は、画像読取部123が原稿上の画像を読み取って当該画像に係る画像データを生成し、指定された保存先に当該画像データを保存する。
プリンタモードでは、クライアントコンピュータ20からLAN50を経由して送信されてきた画像データを受信し、画像記録部124に当該画像データに係る画像を記録媒体上に形成させる。
<1.3 ログイン及びログアウト>
デジタル複合機10は、マイクロコンピュータ110及びネットワークインターフェース127の協働により、ユーザID及びパスワードを含む認証要求を認証サーバ30へ送信し、これに応答して認証サーバ30が返した認証結果を受信することにより、ユーザID及びパスワードに対する認証成否を認証サーバ30から取得することができる。
さらに、デジタル複合機10では、マイクロコンピュータ110によって使用許否の制御が行われており、認証が成功してから(ログインから)、認証が成功した状態が解消されるまで(ログアウトまで)の間のみ、デジタル複合機10の使用が許可された状態(ログイン状態)となる。
また、画像処理システム1では、デジタル複合機10にWWW(World Wide Web)サーバが実装されており、クライアントコンピュータ20にWWWブラウザが実装されている。そして、クライアントコンピュータ20は、WWWブラウザにより、図4に示すようなログアウト画面81を記述したHTML文書をWWWサーバからダウンロードすることができる。そして、クライアントコンピュータ20では、ディスプレイに表示されたログアウト画面81の入力欄811及び812に、それぞれ、ユーザID及びパスワードを入力し、しかる後にボタン813を押下するログアウト操作を行うことにより、デジタル複合機10へログアウト指示を送信することができる。
以下では、このようなデジタル複合機10におけるログイン及びログアウトについて、図5及び図6のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図5及び図6は、それぞれ、ログイン時及びログアウト時の、デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作を示すフローチャートとなっている。
図5を参照してデジタル複合機10におけるログインについて説明すると、デジタル複合機10は、操作部125を用いたログイン操作が行われると(ステップS101)、使用開始にあたって操作者がデジタル複合機10に入力したユーザID及びパスワードを含む認証要求を認証サーバ30へ送信する(ステップS102)。
これに応答して、認証サーバ30は、デジタル複合機10から送信されてきた認証要求を受信し(ステップS301)、認証要求に含まれるユーザID及びパスワードに対する認証成否を特定してデジタル複合機10へ送信する(ステップS302)。
そして、デジタル複合機10は、認証サーバ30から返された認証成否を取得し(ステップS103)、認証が成功した場合(ステップS104で"YES")、使用が許可されるログイン状態となる(ステップS105)。なお、デジタル複合機10は、ログイン時の認証処理において認証が失敗した場合(ステップS104で"NO")、ステップS101へ戻ってログイン操作の再受付を行う。
続いて、図6を参照してデジタル複合機10におけるログアウトについて説明すると、使用終了にあたってクライアントコンピュータ20でログアウト操作が行われると(ステップS211)、クライアントコンピュータ20からデジタル複合機10へ、ユーザID及びパスワードを伴うログアウト指示が送信される(ステップS212)。
これに応答して、デジタル複合機10は、ログアウト指示を受信し(ステップS111)、ログアウト指示に伴うユーザID及びパスワードが、ログイン時に操作者が入力したユーザID及びパスワードと一致しているか否かを確認する(ステップS112)。そして、ステップS112において、ユーザID及びパスワードが一致していない場合、デジタル複合機10は、当該ログアウト指示を第三者による不正なものとみなしてログアウト状態へ移行することを拒否し、ログイン状態を維持する(ステップS117)。一方、ステップS112において、ユーザID及びパスワードが一致している場合、デジタル複合機10は、ログアウト指示に伴うユーザID及びパスワードを含む認証要求を認証サーバ30へ送信する(ステップS113)。
これに応答して、認証サーバ30は、デジタル複合機10から送信されてきた認証要求を受信し(ステップS311)、認証要求に含まれるユーザID及びパスワードに対する認証成否を特定してデジタル複合機10へ送信する(ステップS312)。
そして、デジタル複合機10は、認証サーバ30から返された認証成否を取得し(ステップS114)、認証が成功した場合(ステップS115で"YES")、使用が許可されないログアウト状態へ移行する(ステップS116)。すなわち、デジタル複合機10は、ユーザID及びパスワードに対する認証が成功した場合に、ログアウト状態となる。なお、デジタル複合機10は、ログアウト時の認証処理において、認証が失敗した場合(ステップS115で"NO")、不正な操作者によるログアウト指示とみなして、ログアウト状態へ移行することを拒否し、ログイン状態を維持する(ステップS117)。
これにより、デジタル複合機10は、ログイン時のユーザID及びパスワードを入力した操作者によるログアウト指示が、外部のクライアントコンピュータ20から与えられるのに同期して、ログアウト状態へ移行する。すなわち、デジタル複合機10をログイン状態とした操作者は、デジタル複合機10をクライアントコンピュータ20から遠隔でログアウト状態とすることができるので、デジタル複合機10の使用を終了するときに、デジタル複合機10に対して直接ログアウト操作を行うことを強いられるという煩雑さを回避可能である。
<2 第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る画像処理システム1Bは、第1実施形態に係る画像処理システム1Aと類似の構成を有している。
しかし、画像処理システム1Bでは、ログアウト時のデジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作が画像処理システム1Aと異なっている。より具体的には、画像処理システム1Bでは、ログアウト時の認証処理にあたって、デジタル複合機10ではなく、クライアントコンピュータ20が認証サーバ30に認証要求を送信する点が画像処理システム1Aと異なっている。
以下では、このような画像処理システム1Bにおけるログアウトについて、図7のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図7は、ログアウト時の、デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作を示すフローチャートとなっている。
図7を参照してデジタル複合機10におけるログアウトについて説明すると、使用終了にあたってクライアントコンピュータ20でログアウト操作が行われると(ステップS231)、クライアントコンピュータ20は、操作者がクライアントコンピュータ20に入力したユーザID及びパスワードを含む認証要求を認証サーバ30へ送信する(ステップS232)。
これに応答して、認証サーバ30は、クライアントコンピュータ20から送信されてきた認証要求を受信し(ステップS331)、認証要求に含まれるユーザID及びパスワードに対する認証成否を特定してデジタル複合機10へ送信する(ステップS332)。
そして、クライアントコンピュータ20は、認証サーバ30から送信されてきた認証成否を取得し(ステップS233)、認証が成功した場合(ステップS234で"YES")、クライアントコンピュータ20からデジタル複合機10へ、ユーザID及びパスワードに対する認証が成功した旨を示す情報を伴うログアウト指示が送信される(ステップS235)。なお、このログアウト指示には、ユーザIDも伴っているが、パスワードは伴っていない。これは、クライアントコンピュータ20で認証処理を済ませるため、パスワードをデジタル複合機10へ送信する必要がないことに起因している。なお、クライアントコンピュータ20は、ログアウト時の認証処理において認証が失敗した場合(ステップS234で"NO")、ステップS231へ戻ってログアウト操作の再受付を行う。
続いて、デジタル複合機10は、ログアウト指示を受信し(ステップS131)、ログアウト指示に伴うユーザIDが、ログイン時に操作者が入力したユーザIDと一致しているか否かを確認する(ステップS132)。ステップS132において、ユーザIDが一致していない場合、デジタル複合機10は、当該ログアウト指示を第三者による不正なものとみなしてログアウト状態へ移行することを拒否し、ログイン状態を維持する(ステップS134)。一方、ステップS132において、ユーザIDが一致している場合、デジタル複合機10は、使用が許可されないログアウト状態へ移行する(ステップS133)。
これにより、デジタル複合機10は、ユーザID及びパスワードに対する認証が成功した旨を示す情報がログアウト指示に伴っている場合に、ログイン時のユーザID及びパスワードを入力した操作者によるログアウト指示が、外部のクライアントコンピュータ20から与えられるのに同期して、ログアウト状態へ移行する。すなわち、デジタル複合機10をログイン状態とした操作者は、デジタル複合機10をクライアントコンピュータ20から遠隔でログアウト状態とすることができるので、デジタル複合機10の使用を終了するときに、デジタル複合機10に対して直接ログアウト操作を行うことを強いられるという煩雑さを回避可能である。
<3 第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る画像処理システム1Cは、第1実施形態に係る画像処理システム1Aと類似の構成を有している。
しかし、画像処理システム1Cでは、ログアウト時のデジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作が画像処理システム1Aと異なっている。より具体的には、画像処理システム1Cでは、ログアウト時に、認証サーバ30に認証要求を送信しない点が画像処理システム1Aと異なっている。
以下では、このような画像処理システム1Cにおけるログアウトについて、図8のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図8は、ログアウト時の、デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作を示すフローチャートとなっている。
図8を参照してデジタル複合機10におけるログアウトについて説明すると、使用終了にあたってクライアントコンピュータ20でログアウト操作が行われると(ステップS251)、クライアントコンピュータ20からデジタル複合機10へ、ユーザID及びパスワードを伴うログアウト指示が送信される(ステップS252)。
これに応答して、デジタル複合機10は、ログアウト指示を受信し(ステップS151)、ログアウト指示に伴うユーザID及びパスワードが、ログイン時に操作者が入力したユーザID及びパスワードと一致しているか否かを確認する(ステップS152)。ステップS152において、ユーザID及びパスワードが一致していない場合、デジタル複合機10は、当該ログアウト指示を第三者による不正なものとみなしてログアウト状態へ移行することを拒否し、ログイン状態を維持する(ステップS154)。一方、ステップS112において、ユーザID及びパスワードが一致している場合、デジタル複合機10は、使用が許可されないログアウト状態へ移行する(ステップS153)。すなわち、デジタル複合機10は、認証サーバ30を用いて行われるログアウト時の認証処理において、ユーザID及びパスワードに対する認証が成功する場合にのみ、ログアウト状態となる。
これにより、デジタル複合機10は、ログイン時のユーザID及びパスワードを入力した操作者によるログアウト指示が、外部のクライアントコンピュータ20から与えられるのに同期して、ログアウト状態へ移行する。すなわち、デジタル複合機10をログイン状態とした操作者は、デジタル複合機10をクライアントコンピュータ20から遠隔でログアウト状態とすることができるので、デジタル複合機10の使用を終了するときに、デジタル複合機10に対して直接ログアウト操作を行うことを強いられるという煩雑さを回避可能である。
本発明の第1実施形態〜第3実施形態に係る画像処理システム1A〜1Cの全体構成を示すブロック図である。 認証処理及びオプション処理を行うときのデジタル複合機10と認証サーバ30との間の通信手順を示す図である。 デジタル複合機10の構成を示すブロック図である。 ログアウト画面81を示す図である。 第1実施形態に係る、ログイン時の、デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る、ログアウト時の、デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る、ログアウト時の、デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る、ログアウト時の、デジタル複合機10、クライアントコンピュータ20及び認証サーバ30の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理システム
10(11,12) デジタル複合機
20(21,22) クライアントコンピュータ
30 認証サーバ
50 LAN
81 ログアウト画面
110 マイクロコンピュータ
121 フラッシュメモリ
125 操作部
126 表示部
127 ネットワークインターフェース

Claims (6)

  1. 所定の処理を行う処理装置であって、
    認証情報に対する認証成否を認証サーバから取得する認証手段と、
    外部装置と通信を行う通信手段と、
    前記処理装置の使用許否を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記認証手段は、
    使用開始にあたって操作者が前記処理装置に入力した開始時認証情報に対する認証成否を前記認証サーバから取得し、
    前記制御手段は、
    前記開始時認証情報の認証が成功するのに同期して、前記処理装置を使用許可状態とし、
    前記開始時認証情報を入力した操作者による認証解消指示が前記外部装置から与えられるのに同期して、前記処理装置を使用不許可状態とすることを特徴とする処理装置。
  2. 請求項1に記載の処理装置において、
    前記認証手段は、
    前記認証解消指示に伴う終了時認証情報に対する認証成否を前記認証サーバから取得し、
    前記制御手段は、
    前記終了時認証情報の認証が成功した場合にのみ、前記処理装置を使用不許可状態とすることを特徴とする処理装置。
  3. 請求項1に記載の処理装置において、
    前記制御手段は、
    使用終了にあたって操作者が前記外部装置に入力した終了時認証情報の認証が成功したことを示す情報が前記認証解消指示に伴っている場合にのみ、前記処理装置を使用不許可状態とすることを特徴とする処理装置。
  4. 請求項1に記載の処理装置において、
    前記制御手段は、
    前記開始時認証情報と、前記認証解消指示に伴う終了時認証情報とが一致する場合にのみ、前記処理装置を使用不許可状態とすることを特徴とする処理装置。
  5. 所定の処理を行う処理装置と通信を行う外部装置であって、
    使用開始にあたって操作者が前記処理装置に入力した開始時認証情報の認証が成功するのに同期して使用許可状態となった前記処理装置に、前記開始時認証情報を入力した操作者による認証解消指示を与えることにより、前記処理装置を使用不許可状態とすることを特徴とする外部装置。
  6. 処理システムであって、
    所定の処理を行う処理装置と、
    認証情報に対する認証成否を特定する認証サーバと、
    前記処理装置と通信を行う外部装置と、
    を備え、
    前記処理装置は、
    使用開始にあたって操作者が前記処理装置に入力した開始時認証情報に対する認証成否を前記認証サーバから取得し、
    前記開始時認証情報の認証が成功するのに同期して、使用許可状態となり、
    前記開始時認証情報を入力した操作者による認証解消指示が前記外部装置から与えられるのに同期して、使用不許可状態となることを特徴とする処理システム。
JP2005292220A 2005-10-05 2005-10-05 処理装置、外部装置及び処理システム Active JP4241706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005292220A JP4241706B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 処理装置、外部装置及び処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005292220A JP4241706B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 処理装置、外部装置及び処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007102531A true JP2007102531A (ja) 2007-04-19
JP4241706B2 JP4241706B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=38029404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005292220A Active JP4241706B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 処理装置、外部装置及び処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4241706B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140240746A1 (en) * 2013-02-25 2014-08-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image Processing Apparatus and Image Processing System

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140240746A1 (en) * 2013-02-25 2014-08-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image Processing Apparatus and Image Processing System
US9143655B2 (en) 2013-02-25 2015-09-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing system

Also Published As

Publication number Publication date
JP4241706B2 (ja) 2009-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4626464B2 (ja) 処理装置
JP2007079684A (ja) 処理装置
JP2007115124A (ja) 処理装置、当該処理装置を含む処理システム及び認証サーバ
JP2008258893A (ja) 画像処理装置
US8228528B2 (en) Printing apparatus performing bidirectional communication with a server and an information terminal
JP5333478B2 (ja) 電子カメラ
JP2011029820A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び情報処理装置の制御プログラム
JP3941709B2 (ja) ネットワーク印刷システム、Webサーバ、印刷装置、及びプログラム。
JP4720675B2 (ja) 電子カメラ
JP2007228209A (ja) 複合機及びそのプログラム
JP2007098786A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP4241706B2 (ja) 処理装置、外部装置及び処理システム
JP2006222635A (ja) 画像処理システム
JP5526671B2 (ja) プログラム、情報処理装置及び通信システム
JP4997995B2 (ja) 通信装置、通信システム、および通信プログラム
JP2005269487A (ja) 画像処理装置
JP2007102686A (ja) 処理装置及び処理システム
JP6955188B2 (ja) 通信装置、および、コンピュータプログラム
JP2009135763A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP4586778B2 (ja) サーバ装置
JP4899720B2 (ja) 電子カメラ
JP2007116531A (ja) 処理装置及び処理システム
JP6307197B2 (ja) ファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラム
JP2008053973A (ja) 画像転送システム、電子カメラ
JP5140963B2 (ja) サーバ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080902

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4241706

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250