JP2007101867A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】サッカー等の試合を視聴する場合に、映像表示領域に小さく表示されるオブジェクト(ボール等)を拡大して表示する。
【解決手段】携帯端末1は、画像データ入力部11、デコード部12、動きベクトル算出部12a、所定時間内における動きベクトルの変化が最も大きいオブジェクトを拡大するオブジェクト(領域)拡大部13、デコードした画像データを表示する表示部14、拡大表示したい時に操作する例えば操作ボタン等からなる拡大指示部15等から構成される。動きベクトル算出部12aにて所定時間内における動きベクトルの変化が最も大きいオブジェクトを判定し、そのオブジェクトを拡大指示部15からの指示によって表示部14に拡大表示する。
【選択図】図9
【解決手段】携帯端末1は、画像データ入力部11、デコード部12、動きベクトル算出部12a、所定時間内における動きベクトルの変化が最も大きいオブジェクトを拡大するオブジェクト(領域)拡大部13、デコードした画像データを表示する表示部14、拡大表示したい時に操作する例えば操作ボタン等からなる拡大指示部15等から構成される。動きベクトル算出部12aにて所定時間内における動きベクトルの変化が最も大きいオブジェクトを判定し、そのオブジェクトを拡大指示部15からの指示によって表示部14に拡大表示する。
【選択図】図9
Description
本発明は、携帯端末、より詳細には、サッカー、ゴルフ、テニス、野球、卓球等の球技を表示部分の小さい携帯端末にて視聴する場合に、映像表示領域の隅に小さく表示される各種文字情報(スコア,時計等)や、小さな動くオブジェクト(球技に使用するボール等)を拡大、または、色付けして見やすく表示できるようにした携帯端末に関する。
近年、携帯端末(モバイル端末)等をもちいてサッカーやゴルフなどの試合を視聴する機会が増えている。しかし、携帯端末の映像表示領域は比較的小さいため(手のひらサイズ)、サッカーやゴルフ等の試合を視聴する場合に、映像表示領域の隅に小さく表示される各種文字情報(スコア表示,時計表示等)や小さな動くオブジェクト(球技に使用するボール等)が見づらいという問題があった。
特開2001−273500号公報(特許文献1)に記載の発明では、撮影した選手やボールなどの運動物体を検出して、該運動物体の3次元座標を算出し、出力することができる。
しかし、この特許文献1に記載の発明においては、撮影した選手やボールなどの運動物体の3次元座標を算出して、出力することはできるが、該運動物体を拡大して表示するなどして、該運動物体を見やすく表示することは出来なかった。
特開2001−273500号公報
しかし、この特許文献1に記載の発明においては、撮影した選手やボールなどの運動物体の3次元座標を算出して、出力することはできるが、該運動物体を拡大して表示するなどして、該運動物体を見やすく表示することは出来なかった。
本発明は、サッカー、ゴルフ、テニス、野球、卓球等、特にスポーツのコンテンツを視聴する場合に、画像データをデコードする際に、オブジェクトを検出して、限られた映像表示領域の隅にごく小さくしか表示されない各種文字情報(スコア,時計等)を動きベクトルを基に拡大表示したり、オブジェクトの動きベクトルを算出し、算出した動きベクトルを参照することで、限られた映像表示領域に表示される小さな動くオブジェクト(例えば球技に使用するボール等)を拡大、もしくは、該小さな動くオブジェクトの色を特定の色で表示することができる携帯端末を提供することを目的としてなされたものである。
第1の技術手段は、画像データをデコードするデコード部と、デコードした画像データを表示する表示部とを有する携帯端末において、前記デコード部は、画像データをデコードする際に、オブジェクトの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部を有し、動きベクトルが変化しないオブジェクトを拡大して表示可能としたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、拡大して表示するオブジェクトを指定可能としたことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は2の技術手段において、前記動きベクトルが変化しないオブジェクトは、スコア表示、及び/又は、時計表示であることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、画像データをデコードするデコード部と、デコードした画像データを表示する表示部とを有する携帯端末において、前記デコード部は、画像データをデコードする際に、オブジェクトの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部を有し、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを拡大して表示可能としたことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、拡大して表示するオブジェクトを指定可能としたことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第4又は5の技術手段において、前記動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトは、球技中のボールであることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、画像データをデコードするデコード部と、デコードした画像データを表示する表示部とを有する携帯端末において、前記デコード部は、画像データをデコードする際に、オブジェクトの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部を有し、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトが所定の大きさより大きく、かつ、前記所定の大きさより大きい他の所定の大きさより小さい場合に、該オブジェクトを拡大して表示可能としたことを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、前記所定の大きさを変更可能としたことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、画像データをデコードするデコード部と、デコードした画像データを表示する表示部とを有する携帯端末において、前記デコード部は、画像データをデコードする際に、オブジェクトの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部を有し、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを所望の色にて表示可能としたことを特徴としたものである。
本発明によると、サッカー、ゴルフ、テニス、野球、卓球等の試合を視聴する場合に、映像表示領域の隅に小さく表示される各種文字情報(スコア表示,時計表示等)や、小さな動くオブジェクト(球技に使用するボール等)を、ユーザの指示、または、自動的に拡大して表示でき、さらに、前記小さな動くオブジェクトの色を特定の色で表示できるため、視聴者がサッカーやゴルフ等の試合を視聴する際に、各種文字情報(スコア表示,時計表示等)やボールが見づらいと感ずることなく視聴することができる。
(実施例1)
図1は、本発明が適用される携帯端末1における一表示例を示す図で、同図は、サッカー選手とスコア,時計等が表示されている映像を表示したものである。携帯端末(モバイル端末)で映像を視聴している場合には、映像表示領域が比較的小さいため、例えば、画面左上隅に小さく表示されるスコア表示,時計表示等21は、視聴者にとって見づらいものである。そこで、このように小さく表示されるスコア表示,時計表示等21を、ユーザの指示、または、自動で拡大表示して見やすくする必要がある。
図1は、本発明が適用される携帯端末1における一表示例を示す図で、同図は、サッカー選手とスコア,時計等が表示されている映像を表示したものである。携帯端末(モバイル端末)で映像を視聴している場合には、映像表示領域が比較的小さいため、例えば、画面左上隅に小さく表示されるスコア表示,時計表示等21は、視聴者にとって見づらいものである。そこで、このように小さく表示されるスコア表示,時計表示等21を、ユーザの指示、または、自動で拡大表示して見やすくする必要がある。
図2は、本発明を適用して図1に示した画像におけるスコア表示,時計表示等21を拡大して表示したもので、図示のように、本発明によると、図1に表示したスコア表示,時計表示等21(日1−0ド 前半35:13)が、拡大表示されているため、スコア表示,時計表示等21が見やすくなっている。
図3は、本発明による携帯端末の実施例を説明するための要部概略構成を示すブロック図で、図中、1は本発明による携帯端末で、該携帯端末1は、画像データ入力部11、デコード部12、動きベクトル算出部12a、動きベクトルが変化しないオブジェクト(領域)を拡大するオブジェクト(領域)拡大部13、デコードした画像データを表示する表示部14、拡大表示したい時に操作する例えば操作ボタン等からなる拡大指示部15等から構成される。画像データ入力部11は、画像データをデコード部12に入力する。デコード部12は、画像データ入力部11から入力された画像データをデコードし、デコード時に、表示されるオブジェクトを抽出し、動きベクトル算出部12aにて該オブジェクトの動きベクトルを算出する。なお、画像データ入力部11を通して入力される画像データは、DVD等の記憶媒体に記憶されているものでもよいし、ネットワーク経由、放送波経由などによって取得したものでもよく、画像データの取得手段は問わない。
オブジェクト(領域)拡大部13は、表示されるオブジェクトのうち、動きベクトル算出部12aで算出した動きベクトルが変化しないオブジェクト(スコア,時間等)を、拡大指示部15からの指示によって所定の拡大率で拡大可能であり、ユーザが所望するときに例えば操作ボタンを押すことにより、所定時間或いは操作ボタンを押している間、該オブジェクト(スコア,時間等)を拡大して表示できる。なお、拡大指示部15からの指示がなくとも、一定時間毎に、動きベクトルが変化しないオブジェクト(スコア,時間等)を拡大して表示するようにしてもよい。
図4は、前述のごとく画面上に小さく表示されるスコア,時間等を、ユーザの指示により拡大表示する処理例を説明するためのフロー図で、画像データ入力部11より入力された画像データをデコード部12でデコードし、動きベクトル算出部12aでオブジェクトの動きベクトルを計算する(ステップS1)。動きベクトルの変化のないオブジェクトがあり(ステップS2にてYES)、ユーザが拡大指示部15の操作ボタンを押した場合つまりユーザからの拡大指示があると(ステップS3にてYES)、該動きベクトルの変化のないオブジェクトが表示部14に拡大表示される(ステップS4)。動きベクトルの変化のないオブジェクトがない場合(ステップS2にてNO)、ユーザから拡大指示がない場合(ステップS3にてNO)等には、オブジェクトを拡大表示せず終了する。また、拡大率をユーザが変更できるようにしておくことにより、ユーザの好みにあった拡大率でオブジェクトを拡大表示できる。
図5は、動きベクトルの変化のないオブジェクト(スコア,時計等)を自動的に判定して拡大表示する一例を説明するための要部概略構成を示すブロック図で、図中、1は本発明による携帯端末で、該携帯端末1は、画像データ入力部11、デコード部12、動きベクトル算出部12a、オブジェクト(領域)拡大部13、表示部14、拡大表示するオブジェクト(領域)を判定する拡大オブジェクト(領域)判定部16等から構成される。
図3に示した例では、オブジェクト(領域)拡大部13は、拡大指示部15からの指示をうけてつまりユーザからの指示をうけてオブジェクト(スコア,時間等)を拡大表示するものであるが、図5に示した例はユーザからの指示がなくとも、携帯端末自身で所定時間動きベクトルの変化のないオブジェクトを検出して、拡大表示するようにしたものである。16は、表示されるオブジェクトのうち、動きベクトル算出部12aで算出した動きベクトルが所定時間変化しないオブジェクト(スコア,時間等)を拡大表示するオブジェクトと判定する拡大オブジェクト(領域)判定部16で、該判定部16で判定したオブジェクトに対してオブジェクト(領域)拡大部13にて所定の拡大率で拡大して表示する。なお、ユーザが前記所定時間を変更できるようにしてもよい。このように、ユーザからの拡大指示がなくとも、所定時間、動きベクトルの変化のないオブジェクトを自動的に拡大表示できる。また、一定時間、オブジェクト(スコア,時間等)を拡大表示したら、オブジェクトの拡大処理を中止(オブジェクトを拡大表示しないように)してもよいし、一定時間間隔毎にオブジェクトを拡大表示するようにしてもよい。
図6は、画面上に小さく表示されるスコア,時間等を自動的に拡大表示する処理例を説明するためのフロー図で、画像データ入力部11より入力された画像データをデコード部12でデコードし、動きベクトル算出部12aでオブジェクトの動きベクトルを計算する(ステップS11)。所定時間、動きベクトルの変化のないオブジェクトがある場合(ステップS12にてYES)、拡大オブジェクト(領域)判定部16にて前記動きベクトルの変化のないオブジェクト(スコア,時間等)を拡大表示するオブジェクトと判定し、該動きベクトルの変化のないオブジェクトが表示部14に拡大表示される(ステップS13)。所定時間、動きベクトルの変化のないオブジェクトがない場合(ステップS12にてNO)には、オブジェクトを拡大表示せず終了する。また、拡大率をユーザが変更できるようにしておくことにより、ユーザの好みにあった拡大率でオブジェクトを拡大表示できる。
(実施例2)
図7は、本発明が適用される携帯端末1における他の表示例を示す図で、同図は、サッカーの試合を鳥瞰した映像を表示したもので、前述のように、携帯端末(モバイル端末)で映像を視聴している場合には、映像表示領域が比較的小さいため、注目の的であるサッカーボール23が小さく表示され、視聴者にとって見づらいものである。そこで、この注目の的であり小さく表示されるサッカーボール23を、ユーザの指示、または、自動で拡大表示して見やすくする必要がある。
図7は、本発明が適用される携帯端末1における他の表示例を示す図で、同図は、サッカーの試合を鳥瞰した映像を表示したもので、前述のように、携帯端末(モバイル端末)で映像を視聴している場合には、映像表示領域が比較的小さいため、注目の的であるサッカーボール23が小さく表示され、視聴者にとって見づらいものである。そこで、この注目の的であり小さく表示されるサッカーボール23を、ユーザの指示、または、自動で拡大表示して見やすくする必要がある。
図8は、本発明を適用して図7に示した画像におけるサッカーボール23を拡大表示した映像を表示したもので、図示のように、本発明によると、図7に表示したサッカーボール23が、拡大表示されているため、サッカーボールが見やすくなっている。
サッカー、ゴルフ、テニス、野球、バレーボール、卓球等の球技においては、ボールが最も注目されるが携帯端末においては、このボールが小さく表示されるため、非常に見にくい。そこで、このボールを拡大して表示すれば視聴者にとって見やすくなる。
図9は、サッカー等において注目の的である動く物体(ボール)を大きく表示する一例を説明するための要部概略構成を示すブロック図で、図中、1は本発明による携帯端末で、該携帯端末1は、画像データ入力部11、デコード部12、動きベクトル算出部12a、動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを拡大するオブジェクト拡大部13、デコードした画像データを表示する表示部14、拡大表示するオブジェクトを指定し、該オブジェクトを拡大するようにオブジェクト拡大部13に指示する拡大指示部15等から構成される。
拡大表示したいボール(オブジェクト)は、選手などに比べて所定時間内における移動距離(動きベクトルの変化量)が大きい。そのため、動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトが、拡大表示したいボール(オブジェクト)である可能性が高い。
そこで、オブジェクト拡大部13は、表示されるオブジェクトのうち、動きベクトル算出部12aで算出した所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクト(ボール等)を拡大して表示する。しかし、オブジェクト拡大部13は、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを表示するものであるため、場合によっては、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトが拡大を目的とするボールとは限らない場合(例えば、選手(オブジェクト)の動きベクトルの変化量が一番大きい場合)がある。このような場合は、目的のオブジェクトを拡大表示したい時に、ユーザが、拡大指示部15の操作ボタンを押すことによって当該オブジェクトを拡大表示する。なお、操作ボタンは拡大率を変更可能なものであり、更には、この操作ボタンを押してから所定時間或いは操作ボタンを押している間、オブジェクト(サッカーボール)を拡大して表示できるようになっている。オブジェクト拡大方法は、その他に、実施例3で説明するように、全自動で(ユーザからの指示を受けず)オブジェクトを追跡して拡大する方法もある。
そこで、オブジェクト拡大部13は、表示されるオブジェクトのうち、動きベクトル算出部12aで算出した所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクト(ボール等)を拡大して表示する。しかし、オブジェクト拡大部13は、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを表示するものであるため、場合によっては、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトが拡大を目的とするボールとは限らない場合(例えば、選手(オブジェクト)の動きベクトルの変化量が一番大きい場合)がある。このような場合は、目的のオブジェクトを拡大表示したい時に、ユーザが、拡大指示部15の操作ボタンを押すことによって当該オブジェクトを拡大表示する。なお、操作ボタンは拡大率を変更可能なものであり、更には、この操作ボタンを押してから所定時間或いは操作ボタンを押している間、オブジェクト(サッカーボール)を拡大して表示できるようになっている。オブジェクト拡大方法は、その他に、実施例3で説明するように、全自動で(ユーザからの指示を受けず)オブジェクトを追跡して拡大する方法もある。
図10は、前述のごとく注目の的である画面に小さく表示されるオブジェクト(サッカーボール)を、ユーザの指示により拡大表示する処理例を説明するためのフロー図で、ユーザが拡大指示部15の操作ボタンを押す等してユーザからのオブジェクト拡大要求があった場合(ステップS21にてYES)、動きベクトル算出部12aでオブジェクトの動きベクトルを計算し、所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトを抽出する(ステップS22)。所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクト(S22で抽出したオブジェクト)をユーザが拡大指示部15の操作ボタンを再度押す等して指定した場合(ステップS23)、該所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトが表示部14に拡大表示される(ステップS24)。また、前記所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトを拡大して表示するのではなく、該オブジェクトの色を所望の色にて表示してもよい。
(実施例3)
図11は、サッカー等において注目の的である動く物体(ボール)を大きく表示するための他の実施例を説明するための要部概略構成を示すブロック図で、図中、1は本発明による携帯端末で、該携帯端末1は、画像データ入力部11、デコード部12、動きベクトル算出部12a、動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを拡大するオブジェクト拡大部13、デコードした画像データを表示する表示部14、オブジェクトの大きさ判定部17等から構成される。
図11は、サッカー等において注目の的である動く物体(ボール)を大きく表示するための他の実施例を説明するための要部概略構成を示すブロック図で、図中、1は本発明による携帯端末で、該携帯端末1は、画像データ入力部11、デコード部12、動きベクトル算出部12a、動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを拡大するオブジェクト拡大部13、デコードした画像データを表示する表示部14、オブジェクトの大きさ判定部17等から構成される。
前述のように、オブジェクト拡大部13は、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを拡大表示するものであるが、場合によっては、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトが拡大を目的とするボールとは限らない場合、例えば、ある所定時間内においては選手(オブジェクト)の動きベクトルの変化量が一番大きい場合がある。このような場合は、オブジェクトの大きさを判定し、動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトの大きさが拡大対象とするオブジェクトの大きさの範囲内である場合に、該オブジェクトを拡大するとよい。17はオブジェクトの大きさを判定するオブジェクト大きさ判定部で、該判定部17でオブジェクトの大きさを判定し、オブジェクトを拡大表示するか否かを判定して、オブジェクトを拡大表示すると判定した場合に、オブジェクトの大きさ判定部17からの指示によってオブジェクト拡大部13にてオブジェクトを所定の拡大率で拡大する。なお、ユーザが前記所定時間を変更できるようにしてもよい。
また、一定時間、オブジェクトを拡大表示したら、オブジェクトの拡大処理を中止(オブジェクトを拡大表示しないように)してもよいし、一定時間間隔毎にオブジェクトを拡大表示するようにしてもよい。さらに、前述した拡大指示部を設けて、ユーザからの拡大指示があり、かつ、オブジェクトの大きさ判定部17からの指示があった場合に、オブジェクト拡大部13にてオブジェクトを所定の拡大率で拡大するようにしてもよい。
オブジェクトの大きさ判定部17は、オブジェクトの大きさを所定の大きさ(X,Y)と比較してオブジェクトを拡大表示するか否かを判定する。オブジェクトが所定の大きさ(X)より大きく、該オブジェクトが前記所定の大きさ(X)よりも大きい他の所定の大きさ(Y)より小さい場合に、該オブジェクトを拡大表示すると判定して、該オブジェクトを拡大表示するようにオブジェクト拡大部13に指示する。
このように、オブジェクトの大きさを基準にしてオブジェクトを拡大表示するか否かを判定することでユーザが拡大表示したいと思われるオブジェクト(ボール等)を適切に拡大表示することができる。なお、前記所定の大きさ(X,Y)は、ユーザが自由に変更することができる。
このように、オブジェクトの大きさを基準にしてオブジェクトを拡大表示するか否かを判定することでユーザが拡大表示したいと思われるオブジェクト(ボール等)を適切に拡大表示することができる。なお、前記所定の大きさ(X,Y)は、ユーザが自由に変更することができる。
図12は、前述のごとく注目の的である画面に小さく表示されるオブジェクト(サッカーボール)を、その大きさを判定して拡大表示するか否かを判定する処理例を説明するためのフロー図で、画像データ入力部11より入力された画像データをデコード部12でデコードし、動きベクトル算出部12aでオブジェクトの動きベクトルを計算し、所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトを抽出する(ステップS31)。所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトが所定の大きさ(X)より大きいオブジェクトであり(ステップS32にてYES)、所定時間内における動きベクトルの一番大きいオブジェクトが前記所定の大きさ(X)よりも大きい他の所定の大きさ(Y)より小さい場合(ステップS33にてYES)、所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトを拡大表示するとオブジェクトの大きさ判定部17にて判定し、所定の拡大率で表示部14に拡大して表示する(ステップS34)。なお、所定の大きさ(Y)は、所定の大きさ(X)よりも大きい(X<Y)。前記所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトが所定の大きさ(X)より大きいオブジェクトではない場合(ステップS32にてNO)、または、所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトが所定の大きさ(Y)より小さいオブジェクトではない場合(ステップS33にてNO)、そのまま終了する。また、前記所定時間内における動きベクトルの変化量が一番大きいオブジェクトを拡大して表示するのではなく、該オブジェクトの色を所望の色にて表示してもよい。また、拡大率をユーザが変更できるようにしておくことにより、ユーザの好みにあった拡大率でオブジェクトを拡大表示できる。
1…携帯端末、11…画像データ入力部、12…デコード部、12a…動きベクトル算出部、13…オブジェクト(領域)拡大部、14…表示部、15…拡大指示部、16…拡大オブジェクト(領域)判定部、17…オブジェクトの大きさ判定部、21…スコア,時間等の表示、22…サッカー選手、23…サッカーボール。
Claims (9)
- 画像データをデコードするデコード部と、デコードした画像データを表示する表示部とを有する携帯端末において、前記デコード部は、画像データをデコードする際に、オブジェクトの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部を有し、動きベクトルが変化しないオブジェクトを拡大して表示可能としたことを特徴とする携帯端末。
- 請求項1に記載の携帯端末において、拡大して表示するオブジェクトを指定可能としたことを特徴とする携帯端末。
- 請求項1又は2に記載の携帯端末において、前記動きベクトルが変化しないオブジェクトは、スコア表示、及び/又は、時計表示であることを特徴とする携帯端末。
- 画像データをデコードするデコード部と、デコードした画像データを表示する表示部とを有する携帯端末において、前記デコード部は、画像データをデコードする際に、オブジェクトの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部を有し、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを拡大して表示可能としたことを特徴とする携帯端末。
- 請求項4に記載の携帯端末において、拡大して表示するオブジェクトを指定可能としたことを特徴とする携帯端末。
- 請求項4又は5に記載の携帯端末において、前記動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトは、球技中のボールであることを特徴とする携帯端末。
- 画像データをデコードするデコード部と、デコードした画像データを表示する表示部とを有する携帯端末において、前記デコード部は、画像データをデコードする際に、オブジェクトの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部を有し、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトが所定の大きさより大きく、かつ、前記所定の大きさより大きい他の所定の大きさより小さい場合に、該オブジェクトを拡大して表示可能としたことを特徴とする携帯端末。
- 請求項7に記載の携帯端末において、前記所定の大きさを変更可能としたことを特徴とする携帯端末。
- 画像データをデコードするデコード部と、デコードした画像データを表示する表示部とを有する携帯端末において、前記デコード部は、画像データをデコードする際に、オブジェクトの動きベクトルを算出する動きベクトル算出部を有し、所定時間内における動きベクトルの変化量が最も大きいオブジェクトを所望の色にて表示可能としたことを特徴とする携帯端末。
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