JP2007101075A - バスアダプター - Google Patents

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Abstract

【課題】風呂給湯器具内のドレンを受け、浴槽下に排出する流路を備えたバスアダプターを提供する。
【解決手段】バスアダプター1は、風呂給湯器具で発生したドレンを、排水パン8に直接排出するドレン排出管32を備える。これにより、ドレンを往きチューブ5に流し、ドレン排出管32から排水パン8に直接排水できるので、ドレンを排水するための配管を不要にできる。さらに、風呂給湯器具のコントローラは、浴槽7内に浴槽水が溜められていない場合に、ドレン排出管32に設けられた電磁弁33を開弁するので、往きチューブ5から送出されたドレンを、外側通路36に流すことなく、ドレン排出管32から排水パン8に排出できる。さらに、浴槽7に湯が溜められている場合は、電磁弁33を閉弁するので、往きチューブ5から送出された湯が、ドレン排出管32に流れて排水パン8に排出されるのを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、バスアダプターに関し、詳しくは、風呂給湯器具と浴槽とを接続すると共に、浴槽水を循環させる強制循環式の風呂釜給湯器具に用いられるバスアダプターに関する。
従来より、風呂給湯器具と浴槽との間で浴槽水を強制循環させる追い焚き式の風呂釜給湯器具が知られている。この風呂釜給湯器具では、例えば、浴槽内の湯水が冷めてしまった場合、浴槽内の水が戻し湯として、浴槽に取り付けたバスアダプターの戻湯口から、器具戻りチューブを介して風呂給湯器具に戻される。ここで、バスアダプターとしては、例えば、本出願人にて出願された特許文献1に記載のようなものがある。そして、風呂給湯器具で再び加熱された湯が、浴槽往きチューブを介してバスアダプターの吐出口から浴槽内に供給される。これにより、浴槽内の湯量を変えることなく、冷めてしまった浴槽水を温めなおすことができる。
特開2003−307350号公報
ところで、近年では、省エネルギー化の観点から、潜熱回収型の風呂給湯器具の研究が盛んに進められている。この種の風呂給湯器具は、バーナからの熱焼排ガスの顕熱を主熱交換器で回収した後、その熱焼排ガスの潜熱を主熱交換器の下流に設けた副熱交換器により回収するものであり、非常に効率良く熱回収できるものであるが、潜熱回収に伴い、副熱交換器から生じる酸性ドレンをいかにして排出するかが問題となっている。この問題の解決方法の一つとして、熱交換器で発生したドレンを浴槽下へ排出するための配管を浴槽下に別途設けるという方法が挙げられるが、この方法では、浴槽下に配設される配管構成が複雑になる。また、浴槽下での配管作業が面倒であるという問題点もあった。さらに、ドレンを排出するための配管の部品コストがかかるという問題点もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、風呂給湯器具内のドレンを受けて、浴槽下に排出する流路を備えたバスアダプターを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のバスアダプターによれば、浴槽に配設され、風呂給湯器具から供給される湯水を吐出する吐出流路を備えたバスアダプターであって、前記吐出流路の途中に連結され、前記風呂給湯器具内で生じたドレンを、前記浴槽の下方に配設された排水パンに排出するドレン排出流路を備え、ドレンを排出するための開閉弁を備えている。
また、請求項2に係る発明のバスアダプターによれば、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記開閉弁は電磁弁であって、当該電磁弁の開閉を制御する弁制御手段とを備え、前記弁制御手段は、前記浴槽内に浴槽水が溜められていない時に、前記電磁弁を開弁させ、前記ドレン排出流路を介すことによって、ドレンを前記排水パンに排出することを特徴とする。
請求項1に係る発明のバスアダプターでは、風呂給湯器具内で生じたドレンを、吐出流路の途中からドレン排出流路を通過させ、開閉弁を開弁することによって、浴槽下の排水パンに排出できる。これにより、浴槽下にドレンを排出する配管を設ける必要がないため、浴槽下の配管構成を容易にできる。また、浴槽下での面倒な配管作業を不要にできる。さらに、ドレンを浴槽下に排出するための配管にかかる部品コストを節約できる。
また、請求項2に係る発明のバスアダプターでは、請求項1に記載の発明の効果に加え、弁制御手段は、浴槽内に浴槽水が溜められていない時に電磁弁を開弁させるので、ドレン排出流路から排水パンにドレンのみを排出できる。また、浴槽内に浴槽水が溜められている時は電磁弁を開弁させないので、風呂給湯器具から供給された湯水がドレン排出流路を通り、排水パンに排出されるのを防止できる。
以下、本発明の一実施形態であるバスアダプター1について、図面に基づいて説明する。図1は、バスアダプター1と風呂給湯器具2の配置図であり、図2は、浴槽7の側壁7aに取り付けられたバスアダプター1の縦断面図であり、図3は、バスアダプター1の横断面図である。また、図2において、左側をバスアダプター1の前方とし、右側をバスアダプター1の後方とする。
なお、本実施形態であるバスアダプター1は、風呂給湯器具2で発生したドレンを、追い焚き用配管(往きチューブ5)を介して、浴槽7に取り付けられたバスアダプター1に供給し、該バスアダプター1に設けられたドレン排出管32(図2参照)から、浴槽7下の排水パン8に排出できる点に本発明の特徴を備えるものである。
はじめに、バスアダプター1と風呂給湯器具2の配置について説明する。図1に示す風呂給湯器具2は、強制循環式と呼ばれるタイプのものであり、浴槽7内の湯量を変えずに、浴槽水を再度加熱できる所謂「追い焚き機能」を備えている。そして、この風呂給湯器具2の器具本体4の底部には、追い焚き用配管である往きチューブ5及び戻りチューブ6が各々接続されている。さらに、往きチューブ5及び戻りチューブ6の反対側の各端部は、浴槽7の側壁7aの下部に取り付けられたバスアダプター1に接続されている。このような配置によって、風呂給湯器具2と浴槽7との間に湯水が循環する循環回路が形成されている。
一方、浴槽7の下方には、浴槽7の排水を受けて床下に排出するための排水パン8が配設されている。さらに、排水パン8の底部には床下に延びる排水管9が連結されている。これにより、浴槽7内の浴槽水は、底面に設けられた排水口(図示外)から排水パン8に排出され、排水管9を介することによって、床下に排水されるようになっている。さらに、本実施形態では、風呂給湯器具2で発生したドレンが追い焚き配管(往きチューブ5)を通り、バスアダプター1に設けられたドレン排出管32(図2参照)を介して、排水パン8に直接排出されるようになっている。なお、このドレン排出管32を備えたバスアダプター1の構造については後述する。
次に、風呂給湯器具2について説明する。この風呂給湯器具2は、外壁等に取り付け可能な箱型の器具本体4を備えている。そして、この器具本体4の内側には、戻りチューブ6から器具本体4内に戻ってきた浴槽水を加熱する循環加熱回路(図示外)と、水道水を加熱してシャワー等に供給する一般給湯回路(図示外)とが各々設けられている。なお、図示しないが、これらの回路は、バーナや、ファン及び熱交換器等によって構成されたものである。また、一般給湯回路は、高効率的に熱回収するために、顕熱を回収する主熱交換器の他、潜熱を回収する副熱交換器を有するものである。さらに、器具本体4内には、循環加熱回路と一般加熱回路の各動作を制御するコントローラ12が設けられている。そして、一般給湯回路は、循環加熱回路にも接続されている。これにより、浴槽7の湯張りの際には、一般給湯回路で加熱された湯が往きチューブ5を通り、バスアダプター1から浴槽7内に供給されるようになっている。
また、器具本体4内を循環する配管には、風呂給湯器具2と浴槽7の間に形成された循環回路内の水圧を検出する水圧センサ(図示外)が設けられている。この水圧センサは、コントローラ12に電気的に接続され、検出値を電気信号としてコントローラ12に出力している。そして、コントローラ12では、その水圧センサから出力された水圧の検出値によって、浴槽7に溜められた浴槽水の湯量を間接的に認識している。
さらに、器具本体4内には、循環加熱回路及び一般加熱回路の各熱交換器、特に前記副熱交換器で発生したドレンを一時的に溜めるドレンタンク(図示外)が設けられている。そして、このタンク内に溜まったドレンは、ポンプ(図示外)の駆動により、タンク内からドレン配管(図示外)に吸引され、往きチューブ5を介して、浴槽7に取り付けられたバスアダプター1に送出される。さらに、バスアダプター1に送出されたドレンは、バスアダプター1のドレン排出管32(図2参照)を介して排水パン8に排出される。また、往きチューブ5の上流側には、循環加熱回路、一般加熱回路及びドレン配管にそれぞれつながる各流路を切替えることのできる切替電磁弁(図示外)が設けられている。そして、この切替電磁弁はコントローラ12に電気的に接続されており、該コントローラ12の制御によって切替電磁弁内の流路が切り替わり、往きチューブ5内に、湯又はドレンが通過するようになっている。
次に、本発明の特徴であるバスアダプター1の構成について説明する。図2に示すバスアダプター1は、略漏斗状に形成された浴槽受金具15と、該浴槽受金具15の内側に螺合する略筒状の浴槽ボルト16と、該浴槽ボルト16に被せて取り付ける側面視T字型のガイド体17と、該ガイド体17及び浴槽ボルト16に被せて装着する有底円筒状のキャップ18と、パッキン19,20,21とで構成されている。そして、これら構成部品が、浴槽7の側壁7aに開口して形成された開口穴10に取り付けられる。
次に、浴槽7の側壁7aに取り付けられたバスアダプター1の取付構造について具体的に説明する。まず、図2に示すように、浴槽7の側壁7aの開口穴10に対し、浴槽7の外側からパッキン19を介して浴槽受金具15が嵌め込まれている。さらに、浴槽7の内側からパッキン20を介して浴槽ボルト16が、開口穴10を介することによって、浴槽受金具15の内側に螺合して取り付けられている。これにより、浴槽受金具15及び浴槽ボルト16が、開口穴10を両側から塞ぐと共に、浴槽7の側壁7aを挟むようにして取り付けられている。次いで、ガイド体17が、浴槽7の内側からパッキン21を介して浴槽ボルト16に被せるようにして取り付けられている。さらに、浴槽7の内側から、そのガイド体17を覆うようにして、キャップ18が装着されている。なお、このキャップ18には、異物止めのフィルター18a,18bが各々設けられている。
次に、ガイド体17について説明する。このガイド体17は、有底筒状のガイド本体17aと、該ガイド本体17aの長手方向一端部近傍の外側面から径方向外側に延びるフランジ状に形成された蓋体17bとで構成されている。そして、ガイド本体17aの内側には、浴槽7内の浴槽水が風呂給湯器具2に向かって通過する内側通路35が設けられている。さらに、そのガイド本体17aの外側面と、浴槽ボルト16の内側面との間には、内側通路35の外側を覆う環状の隙間が形成されている。そして、この環状の隙間が、風呂給湯器具2で加熱された湯が浴槽7内に向かって通過する外側通路36となっている。したがって、バスアダプター1内には、内側通路35と外側通路36との2つの流路を備える二重管構造が形成されている。
さらに、図3に示すように、ガイド体17の蓋体17bには、内側通路35の上流側一端部に対して直角に連通する入水管28と、外側通路36の下流側一端部に対し、連通口23を介して直角に連通する出水管27とが、浴槽7の内側に露出して各々設けられている。そして、浴槽7の内側から蓋体17bを見た時に、入水管28は左斜め下方向に向けられ、出水管27は右斜め下方向に向けられている。なお、入水管28及び出水管27の向きはこれに限定されない。また、出水管27の先端側には、該先端部分を覆うと共に、出水管27の先端の延長線上に沿って延設された大径管部29が設けられている。これにより、出水管27の先端部が大径管部29内にやや臨むように配置された状態となる。そして、その出水管27と大径管部29との間に、円弧状の浴槽水吸入口30が形成されている。
次に、浴槽受金具15について説明する。図2に示すように、浴槽受金具15は、リング状の座部15aと、該座部15aの内周縁に連結され、座部15aの後方に向かって延設された有底円筒状の段部15bと、該段部15bの底部の中心にやや貫通して設けられると共に、段部15bの後方に向かって延設された略管状の延出部15cとで構成され、全体が漏斗状に形成されている。
そして、延出部15cの後端部には内側通路35と連通する接続口37が設けられ、該接続口37には、出水接手41の一端部が接続されている。そして、この出水接手41の他端部には、戻りチューブ6の上流側一端部が接続されている。一方、段部15bは、平面視円形状の底部25aと、該底部25aの外周から前方に向かって所定幅だけ延設された周壁25bとで構成されている。そして、その底部25aと周壁25bとが接触する下側の角部には、外側通路36と連通する接続口38が設けられ、該接続口38は浴槽受金具15の斜め下後方に向けられている。さらに、その接続口38には、入水接手40の一端部が接続され、該入水接手40の他端部には、往きチューブ5の下流側一端部が接続されている。
また、段部15bの周壁25bには、段部15bの内側に連通する接続口39が設けられ、該接続口39には、浴槽受金具15の下方に延設されたドレン排出管32の上流側一端部が接続されている。そして、このドレン排出管32の管路の途中には、ドレンが流れる流路を開閉する電磁弁33が設けられている。そして、この電磁弁33は、配線14(図1,図2参照)を介して、風呂給湯器具2の器具本体4内に設けられたコントローラ12に電気的に接続されている。これにより、電磁弁33の開閉は、コントローラ12によって制御され、ドレン排出管32内の流路の開閉が制御されている。なお、図1に示すコントローラ12が、「弁制御手段」に相当する。
次に、上記構造からなるバスアダプター1内の湯水の流れについて説明する。まず、図1に示すコントローラ12の制御信号により、器具本体4内に設けられた循環加熱回路のポンプ(図示外)が駆動する。すると、図3に示すように、浴槽7に溜められた浴槽水は、バスアダプター1の入水管28の戻し口28aからバスアダプター1内に吸い込まれ、内側通路35を通過する。さらに、図2に示すように、内側通路35を通過した浴槽水は、浴槽受金具15の延出部15cの接続口37から出水接手41を介して、戻りチューブ6を通過し、図1に示す風呂給湯器具2へ送出される。さらに、風呂給湯器具2の器具本体4内に戻された浴槽水は、循環加熱回路の熱交換器(図示外)によって再び加熱され、往きチューブ5に再び送出される。そして、往きチューブ5を通過した浴槽水は、図2に示す入水接手40を介して、浴槽受金具15の段部15bの接続口38からバスアダプター1内に送出される。次いで、浴槽水は、環状の外側通路36を通過して、出水管27の吐出口27aから浴槽7内に出湯される。そして、浴槽水がバスアダプター1を介して循環することにより、毛髪等のゴミがキャップ18のフィルター18a,18b(図3参照)によってろ過される。以上説明した一連の流れによって湯が循環加熱され、浴槽水の追い焚きがなされる。
また、図3に示すように、風呂給湯器具2で加熱された湯が出水管27の吐出口27aから浴槽7内に吐出されると、その流れにより、浴槽水吸入口30内の水圧が減圧されるエゼクター効果が生じる。これにより、浴槽7内の湯水が、この浴槽水吸入口30から大径管部29の内側に吸い込まれる。そして、吸い込まれた浴槽水は、加熱された湯水と大径管部29内で合流して混合され、大径管部29の吐出口29aから浴槽7内に吐出される。これにより、風呂給湯器具2から熱湯が供給される場合でも、それよりも温度の低い浴槽水と混合されるので、温度をやや下げた状態で浴槽7内に湯を吐出することができる。
次に、バスアダプター1におけるドレンの流れについて説明する。まず、器具本体4内の水圧センサの検出信号により、浴槽7内に浴槽水が溜められていないことをコントローラ12が認識する。すると、コントローラ12は、バスアダプター1のドレン排出管32に設けられた電磁弁33を開弁する。さらに、コントローラ12は、器具本体4内に設けられた切替電磁弁(図示外)を切り替える。これによって、ドレンタンク内に溜まったドレンは、図示外のポンプの駆動により、ドレン配管から往きチューブ5に流れる。すると、往きチューブ5を通過したドレンは、入水接手40からバスアダプター1の段部15bの接続口38から、バスアダプター1の浴槽受金具15の段部15b内に流入する。
次いで、浴槽受金具15の段部15b内に流入したドレンは、外側通路36に流れることなく、そのままドレン排出管32に流れる。そして、ドレン排出管32を流れたドレンは、排水パン8の内側に落下して、排水管9から床下に排出される。また、浴槽7に湯張りする場合は、まず、切替電磁弁を切り替えて、往きチューブ5にドレンが流れないようにする。さらに、電磁弁33を閉弁することにより、風呂給湯器具2で加熱された湯が、ドレン排出管32に流れず、外側通路36に流れる。よって、排水パン8に排出されるのを防ぐことができる。なお、浴槽水が浴槽7と風呂給湯器具2との間で循環している場合も同じであり、電磁弁33は閉弁される。
なお、図2に示す、内側通路35と浴槽受金具15の延出部15cの内側とが連通する流路が、「戻し流路」に相当し、外側通路36と浴槽受金具15の段部15bの内側とが連通する流路が、「吐出流路」に相当し、ドレン排出管32の内側の流路が、「ドレン排出流路」に相当する。
以上説明したように、本実施形態のバスアダプター1では、風呂給湯器具2で発生したドレンを、排水パン8に直接排出するためのドレン排出管32を備えている。これにより、ドレンを器具本体4外に排出するための配管をわざわざ設けなくても、ドレンを追い焚き用配管(往きチューブ5)に流し、ドレン排出管32から排水パン8に直接排水することができる。よって、ドレンを排水するための配管を不要にできる。さらに、浴槽7とバスアダプター1との間を2本の追い焚き用配管(往きチューブ5、戻りチューブ6)を設けるだけで足りるので、配管構成が容易となり、配管にかかる部品コストも節約できる。
また、コントローラ12は、浴槽7内に浴槽水が溜められていない場合に、ドレン排出管32に設けられた電磁弁33を開弁するので、往きチューブ5から送出されたドレンを、外側通路36に流すことなく、ドレン排出管32から排水パン8に排出することができる。さらに、浴槽7内に浴槽水が溜められている場合は、ドレン排出管32に設けられた電磁弁33を閉弁するので、往きチューブ5から送出された湯が、ドレン排出管32に流れて排水パン8に排出されるのを防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、様々な変形が可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、浴槽受金具15の接続口37に戻りチューブ6、接続口38に往きチューブ5が各々接続されているが、接続口37に往きチューブ5、接続口38に戻りチューブ6が各々接続され、極性が反対となったバスアダプターにも適用可能である。この場合、上記実施形態とは逆に湯水等が流れるが、浴槽受金具15の延出部15cに、上記実施形態と同様のドレン排出管を接続し、該ドレン排出管の途中に電磁弁を設けることによって、往きチューブ5から送出されたドレンを排水パン8に排出することができる。
本発明のバスアダプターは、風呂給湯器具に接続された配管と浴槽とを接続するバスアダプターに適用可能である。
バスアダプター1と風呂給湯器具2の配置図である。 浴槽7の側壁7aに取り付けられたバスアダプター1の縦断面図である。 バスアダプター1の横断面図である。
符号の説明
1 バスアダプター
2 風呂給湯器具
4 器具本体
7 浴槽
8 排水パン
12 コントローラ
15 浴槽受金具
15b 段部
15c 延出部
32 ドレン排出管
33 電磁弁
35 内側通路
36 外側通路

Claims (2)

  1. 浴槽に配設され、風呂給湯器具から供給される湯水を吐出する吐出流路を備えたバスアダプターであって、
    前記吐出流路の途中に連結され、前記風呂給湯器具内で生じたドレンを、前記浴槽の下方に配設された排水パンに排出するドレン排出流路を備え、ドレンを排出するための開閉弁を備えたことを特徴とするバスアダプター。
  2. 前記開閉弁は電磁弁であって、
    当該電磁弁の開閉を制御する弁制御手段と
    を備え、
    前記弁制御手段は、前記浴槽内に浴槽水が溜められていない時に、前記電磁弁を開弁させ、前記ドレン排出流路を介すことによって、ドレンを前記排水パンに排出することを特徴とする請求項1に記載のバスアダプター。
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