JP2007100449A - 住宅用ダイナミックダンパ - Google Patents

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朗 上原
Yuji Kaida
優二 開田
Takahiro Kachi
孝啓 可知
Daisuke Fujino
大輔 藤野
Shuji Ikaga
修治 伊香賀
Shiko Amano
至康 天野
Tatsuya Murata
龍也 村田
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Abstract

【課題】温度依存性や振幅依存性等の信頼性に優れ、重量床衝撃音の良好な遮音性能をより安定して発揮し得るようにした住宅用ダイナミックダンパを提供する。
【解決手段】ダイナミックダンパは、C型鋼5のウェブの内面に距離を隔てて取付けられる一対の取付部材1a、1bと、一対の取付部材1a、1bの間に配置される柱状のマス部材2と、各取付部材1a、1bにそれぞれ設けられてマス部材2の両端を弾性支持する一対のゴム弾性体3a、3bとを備え、その共振周波数が30Hz〜90Hzの範囲内にチューニングされている。ゴム弾性体3a、3bは、円柱状に形成されて振動入力時に径方向において剪断変形するように配置され、tanδの値が0.01以上で0.10未満となる特性を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば一般住宅及び集合住宅(アパート、マンション)等の建築構造物において、床や天井を支持する支持部材あるいは鉄骨系住宅のC型鋼及びH型鋼で組まれた梁又は根太に設置され、床に発生する振動や衝撃音を低減する住宅用ダイナミックダンパに関する。
一般住宅等においては、飛び跳ねや踏み台からの降下等による衝撃が床に加わるといわゆる重量床衝撃音が発生し、その衝撃音が不快音や不快震動等の原因となることから問題となる。特に、複数階建ての戸建住宅や集合住宅等においては、上階の居室や廊下の床に発生する振動や衝撃音が下階に直接的に伝播されるため、下階の住人にとっては甚だしい騒音となる場合がある。
そこで、一般住宅等の床に発生する振動や衝撃音を抑制するために、従来より種々の対策が講じられており、現状での重量床衝撃音対策としては、床を重くする方法や床の剛性を高くする方法が主流である。しかし、これらの方法を採用した場合、床重量がアップするのに伴い、躯体や基礎を大きくしたり頑強に補強する必要があるため、住宅等の基本構造の変更やコストアップを招くこととなり、これらの方法の採用にも限界がある。
また、近年においては、例えば特許文献1及び2に開示されているように、床を支持する梁や根太等に対して、ばねとして機能するゴム弾性体(ばね部材)と、該ゴム弾性体に弾性支持され質量体として機能するマス部材とからなるダイナミックダンパを設置して、床に発生する振動や衝撃音を低減する方法が提案されている。このダイナミックダンパの共振周波数は、ばね部材のばね定数とマス部材の質量とによって基本的に定まり、低減すべき振動や衝撃音の周波数に合わせてチューニングされる。
ところで、上記特許文献2に開示されたダイナミックダンパは、ゴム弾性体が角型のブロック状に形成されてマス部材を上方に片持ち支持するように構成され、振動入力時には圧縮変形するようにされており、且つゴム弾性体が0.1から0.7の範囲内で比較的減衰のあるゴムで形成されている。そのため、クリープ変動や温度依存性、振幅依存性が大きく、また、振動入力方向が異なるとばね定数が変化し共振周波数が変動してしまうことから、遮音性能を安定して発揮することができないという問題がある。
特開2000−355994号公報 特開2004−3280号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、温度依存性や振幅依存性等の信頼性に優れ、重量床衝撃音の良好な遮音性能をより安定して発揮し得るようにした住宅用ダイナミックダンパを提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決する本発明は、住宅等の建築構造物に設置されるダイナミックダンパであって、前記住宅等の建築構造物に互いに距離を隔てて取付けられる一対の取付部材と、一対の該取付部材の間に配置される柱状のマス部材と、一対の前記取付部材にそれぞれ設けられて前記マス部材の両端を弾性支持する一対のゴム弾性体と、を備え、その共振周波数が30Hz〜90Hzの範囲にチューニングされていると共に、前記ゴム弾性体は、円柱状に形成されて振動入力時に径方向において剪断変形するように配置され、前記ゴム弾性体のtanδの値が0.01以上で0.10未満となる特性を有することを特徴としている。
本発明の住宅用ダイナミックダンパは、マス部材の両端を弾性支持する一対のゴム弾性体が、円柱状に形成されて振動入力時に径方向において剪断変形するように配置された構成とされている。これにより、ゴム弾性体の形状が円柱状にされていることで径方向においてばね定数の異方性がなくなるため共振周波数の変動が抑制され、且つゴム弾性体が径方向において剪断変形するように配置されていることで振幅依存性が軽減されることから、ゴム弾性体の性能が安定化される。また、ゴム弾性体は、tanδの値が0.01以上で0.10未満となる特性を有することからクリープ変動が軽減され、温度依存性や経年変動、振幅依存性等の信頼性が向上する。よって、本発明のダイナミックダンパは、重量床衝撃音の良好な遮音性能をより安定した状態で発揮することができる。
本発明において、ゴム弾性体は、耐へたり性の良い天然ゴム(NR)系のゴム材料を好適に採用して形成することができ、例えば、天然ゴム(NR)のみのゴム材料、又は天然ゴム(NR)にスチレン−ブタジエンゴム(SBR)やブタジエンゴム(BR)等の合成ゴムをブレンドしたNR/SBR、NR/BRのゴム材料であっても良い。天然ゴム(NR)系のゴム材料を採用すれば、tanδの値が0.01以上で0.10未満となる特性を有するように、ゴム弾性体を有利に形成することができる。なお、ダイナミックダンパの共振周波数は、マス部材の質量とゴム弾性体の剪断方向のばね定数とに基づいて、30Hz〜90Hzの範囲で低減すべき周波数に合わせてチューニングされる。
なお、本発明の住宅用ダイナミックダンパは、住宅のC型鋼及びH型鋼で組まれた梁や根太に好適に設置され、その際にはC型鋼及びH型鋼のウェブに取付けられ、マス部材が取付部材やゴム弾性体から離脱した場合にそのマス部材の落下を防止する落下防止部材が取付部材に設けられているのが好ましい。この落下防止部材は、例えば、マス部材の端部のC型鋼及びH型鋼開口側を覆うように取付部材から突出する落下規制部を有するように構成することができる。このようにすれば、落下防止部材を取付部材と一体的に簡易な構造で容易に設けることができる。
本発明の住宅用ダイナミックダンパによれば、マス部材の両端を弾性支持する一対のゴム弾性体は、円柱状に形成されて振動入力時に径方向において剪断変形するように配置され、ゴム弾性体のtanδの値が0.01以上で0.10未満となる特性を有するように構成されているため、温度依存性や振幅依存性等の信頼性に優れ、良好な遮音性能をより安定して発揮することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態に係る住宅用ダイナミックダンパがC型鋼に設置された状態を示す平面図であり、図2はそのダイナミックダンパがC型鋼に設置された状態を示す正面図であり、図3はそのダイナミックダンパがC型鋼に設置された状態を示す側面図である。
本実施形態の住宅用ダイナミックダンパは、住宅のC型鋼及びH型鋼で組まれた梁又は根太に設置されるダイナミックダンパであって、図1〜図3に示すように、C型鋼5のウェブの内面に距離を隔てて取付けられる一対の取付部材1a、1bと、一対の取付部材1a、1bの間に配置される柱状のマス部材2と、各取付部材1a、1bにそれぞれ設けられてマス部材2の両端を弾性支持する一対のゴム弾性体3a、3bと、マス部材2の落下を防止する一対の落下防止部材4a、4bと、から構成されている。
一対の取付部材1a、1bは、1枚の鉄板を略直角に折り曲げてそれぞれ断面L字形状に形成された同一形状のものであり、矩形に形成されてC型鋼5のウェブの内面に接面する状態で固定される取付基部11a、11bと、取付基部11a、11bの一端から立ち上がる矩形に形成された立上り部12a、12bとからなる。取付基部11a、11bと立上り部12a、12bとが交わる折り曲げ角部には、それぞれ2箇所にリブ13a、13bが設けられていることより補強されている。取付基部11a、11bの中央部には、取付ボルト14a、14bが挿通される挿通孔(図示せず)が設けられている。また、各立上り部12a、12bの上端部には、幅方向両サイドの2箇所にリベット15a、15bが挿通される挿通孔(図示せず)が設けられている。一対の取付部材1a、1bは、C型鋼5の長手方向において立上り部12a、12bが所定距離を隔てて対向するようにして、取付基部11a、11bがC型鋼5のウェブの内面に取付ボルト14a、14bにより取付けられている。
マス部材2は、鉄系金属により径が一定で長尺の円柱状に形成されており、所定の質量を有する。このマス部材2は、その長手方向がC型鋼5の長手方向に沿うようにして、一対の取付部材1a、1bの間に配置されている。このマス部材2は、一対の取付部材1a、1bにそれぞれ固定された一対のゴム弾性体3a、3bによりその両端部が保持された状態で弾性支持されている。
ゴム弾性体3a、3bは、天然ゴム(NR)系のゴム材料で、円形板状(円柱状)に形成されており、直径が50mm、厚みが8mmの大きさに形成されている。このゴム弾性体3a、3bは、tanδの値が0.01以上で0.10未満となる範囲の特性を有し、クリープ変動が小さく、耐へたり性が良い。
このゴム弾性体3a、3bは、軸方向一端面がマス部材2の端面に加硫接着されていると共に、軸方向他端面が立上り部12a、12bの内側面中央部にそれぞれ加硫接着されていることにより、一対の取付部材1a、1bに対してそれぞれ一体的に連結された状態で強固に固定されている。これにより、一対のゴム弾性体3a、3bは、マス部材2の両端を弾性支持し、両ゴム弾性体3a、3bが振動入力時に径方向において剪断変形するように配置されている。この場合、ゴム弾性体3a、3bは、径方向の全方向において均等に剪断変形することが可能であり、また、円柱状に形成されていることからばね定数の異方性がない。
なお、各ゴム弾性体3a、3bの剪断方向のばね定数は、マス部材2の質量との関係において適宜設定されており、これら各ゴム弾性体3a、3bの剪断方向のばね定数とマス部材2の質量とに基づいて、30Hz〜90Hzの範囲で低減すべき周波数に合わせてダイナミックダンパの共振周波数がチューニングされている。
一対の落下防止部材4a、4bは、1枚の鉄板を略直角に折り曲げてそれぞれ断面L字形状に形成された同一形状のものである。この落下防止部材4a、4bは、矩形に形成されて各取付部材1a、1bの立上り部12a、12bの外側面に接面する状態で固定される固定基部41a、41bと、矩形に形成されて立上り部12a、12bの立上り上端からマス部材2の軸方向内方へ突出する落下規制部42a、42bとからなる。
固定基部41a、41bの所定の2箇所には、立上り部12a、12bの上端部の2箇所に設けられた挿通孔(図示せず)と符合するようにして挿通孔(図示せず)が設けられており、これらの挿通孔に挿通されたリベット15a、15bにより、落下防止部材4a、4bが取付部材1a、1bにそれぞれ固定されている。この落下防止部材4a、4bは、落下規制部42a、42bがマス部材2の端部の外側(C型鋼5の開口側)に位置するように配置されていることにより、マス部材2がゴム弾性体3a、3bや取付部材1a、1bから離脱した場合にも、落下規制部42a、42bにより規制されてC型鋼5から落下しないようにされている。
以上のように構成された本実施形態のダイナミックダンパDは、例えば図4及び図5に示すように、C型鋼5で組まれた梁により上階の床パネル50を支持するように構成される鉄骨系住宅の床において、C型鋼5のウェブの内面に取付けられてC型鋼5内に収納された状態で複数のものが設置される。この場合には、矩形に組まれた大梁内に根太として並列状に配設された6本のC型鋼5に対して、それぞれ5セットづつ合計30セットのダイナミックダンパDが、大梁内において略均等に分散された状態に配置されている。ここで用いられる床パネル50としては、例えばALC製のものやPCC製のものが好適に用いられる。
上記のようにダイナミックダンパDが設置された床に対して、飛び跳ねや踏み台からの下降等による衝撃が加わって振動や衝撃音が発生すると、その振動や衝撃音が床パネル50を支持するC型鋼5に伝達されることにより、C型鋼5も振動する。このとき、C型鋼5に収納された状態で設置された各ダイナミックダンパDがC型鋼5と共振することによって、床の振動が効果的に減衰され、下階へ伝播される重量床衝撃音(63Hz帯域)が効果的に低減される。
本実施形態のダイナミックダンパDの場合には、マス部材2の両端を弾性支持する一対のゴム弾性体3a、3bが、円柱状に形成されて振動入力時に径方向において剪断変形するように配置されていることから、共振周波数の変動が抑制され、且つ振幅依存性が軽減されることにより、ゴム弾性体3a、3bの性能が安定化される。また、ゴム弾性体3a、3bは、tanδの値が0.01以上で0.10未満となる特性を有することからクリープ変動が軽減され、温度依存性や経年変動、振幅依存性等の信頼性が向上する。よって、本実施形態のダイナミックダンパDは、重量床衝撃音の良好な遮音性能をより安定した状態で発揮することができる。
なお、本実施形態で採用されたゴム弾性体3a、3bについて、図6に示すような動ばね試験機を用いてtanδの測定を行った。図6で使われているゴム弾性体3a、3bは、図1、図2に示されている本実施形態のダイナミックダンパのゴム弾性体3a、3bと形状寸法が同じであり、そのため同じ符号としている。動ばね試験機は、加振台61上に立設された2本の支持脚62、62と、両支持脚62、62の間に配置された治具63とを備えており、各支持脚62、62と治具63との間に軸方向両端面がそれらに対向するようにゴム弾性体3a、3bをプレロード(予圧縮)が無い状態でそれぞれ取付けた後、ロードセル(図示せず)により治具63を上下方向に加振させ、ゴム弾性体3a、3bが径方向において剪断変形するようにした。加振条件は±0.2mmとし、常温環境下において、10Hz〜100Hzの周波数範囲でtanδの測定を行った。その結果、下記の表1からも明らかなように、10Hz〜100Hzの周波数範囲におけるtanδの値は、0.044〜0.060の範囲であることが確認された。
Figure 2007100449
以上のように、本実施形態のダイナミックダンパによれば、マス部材2の両端を弾性支持する一対のゴム弾性体3a、3bが、円柱状に形成されて振動入力時に径方向において剪断変形するように配置され、ゴム弾性体3a、3bのtanδの値が0.01以上で0.10未満となる特性を有するように構成されているため、温度依存性や振幅依存性等の信頼性に優れ、良好な遮音性能をより安定して発揮することができる。
また、本実施形態のダイナミックダンパは、一対の取付部材1a、1bにマス部材2の落下を防止する落下防止部材4a、4bが設けられているため、マス部材2が離脱してC型鋼5から落下するのを確実に防止することができる。この落下防止部材4a、4bは、マス部材2a、2b、2cの端部のC型鋼5開口側を覆うように各取付部材1a、1bから突出する落下規制部42a、42bを有するように構成されていることから、落下防止部材4a、4bを取付部材と一体的に簡易な構造に設けることができるため、ダイナミックダンパのコンパクト化を図る上で有利となる。
なお、上記実施形態においては、ダイナミックダンパがC型鋼5のウェブの内面に取付けられているが、落下防止部材4a、4bが機能するように変更を加えるなどして、C型鋼5のウェブの外面に取付けるようにしてもよい。また、2個一組のダイナミックダンパを、C型鋼5のウェブを間に挟んで抱き合わせた状態でウェブの内外両面に取付けるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る住宅用ダイナミックダンパがC型鋼に設置された状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る住宅用ダイナミックダンパがC型鋼に設置された状態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る住宅用ダイナミックダンパがC型鋼に設置された状態を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る住宅用ダイナミックダンパの設置箇所を模式的に示す平面図である。 本発明の実施形態に係る住宅用ダイナミックダンパの設置箇所を模式的に示す図6の矢印A方向から見た側面図である。 tanδの測定に使用された動ばね試験機を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1a、1b…取付部材 11a、11b…取付基部
12a、12b…立上り部 13a、13b…リブ
14a、14b…取付ボルト 15a、15b…リベット 2…マス部材
3a、3b…ゴム弾性体 4a、4b…落下防止部材
41a、41b…固定基部 42a、42b…落下規制部 5…C型鋼
50…床パネル 61…加振台 62…支持脚 63…治具

Claims (3)

  1. 住宅等の建築構造物に設置されるダイナミックダンパであって、
    前記住宅等の建築構造物に互いに距離を隔てて取付けられる一対の取付部材と、一対の該取付部材の間に配置される柱状のマス部材と、一対の前記取付部材にそれぞれ設けられて前記マス部材の両端を弾性支持する一対のゴム弾性体と、を備え、その共振周波数が30Hz〜90Hzの範囲にチューニングされていると共に、
    前記ゴム弾性体は、円柱状に形成されて振動入力時に径方向において剪断変形するように配置され、前記ゴム弾性体のtanδの値が0.01以上で0.10未満となる特性を有することを特徴とする住宅用ダイナミックダンパ。
  2. 前記取付部材は、C型鋼及びH型鋼で組まれた梁や根太において、前記C型鋼及びH型鋼の少なくともどちらか一方のウェブに取付けられる請求項1に記載の住宅用ダイナミックダンパ。
  3. 前記取付部材には、前記マス部材の端部の前記C型鋼及びH型鋼の少なくともどちらか一方の開口側を覆うように前記取付部材から突出する落下規制部を有し、前記マス部材の落下を防止する落下防止部材が設けられている請求項2に記載の住宅用ダイナミックダンパ。
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