JP2007100302A - 磁石ピンシリンダ錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が簡単で作動が確実な磁石ピンシリンダ錠を提案する。
【解決手段】 内周面にカム溝を形成した外筒1と、半径方向に深い収納溝9を形成した内筒3と、この内筒の収納溝に半径方向に移動可能に収納されると共に外方に付勢され、外側端縁が上記カム溝と係合可能に成形されたロッキングバーとを有し、このロッキングバーにこれを厚さ方向に貫通する磁石保持穴12を形成し、一方、内筒3に鍵孔5と、磁石保持穴12と、これに連通する退避穴13を形成し、これらにシアーラインを跨ぐ磁石タンブラーピン14と、これをロッキングバー方向に付勢するタンブラーばね15とを嵌挿し、他方、鍵孔に挿入されたとき磁石タンブラーピンと整合する合鍵の部分に、磁石タンブラーピンと同方向に着磁され、磁石タンブラーピンとは同極で対峙する磁石ピンを埋設する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、新規な磁石ピンシリンダ錠に係り、特に、構造が簡単で作動が確実な磁石ピンシリンダ錠に関する。
所謂磁石タンブラー錠は、例えば下記特許文献1の第4図に示されているように、内筒17においてその直径方向に延在すると共に同方向に移動可能に案内され、一端が外筒19の係止溝21に係合する方向に付勢された複数のタンブラー16、16を内筒の軸線方向に沿って列設する。
そして、各タンブラー16に例えばタンブラーの長さ方向に着磁された少なくとも1個の永久磁石22を埋設する。
そして、鍵孔に挿入される磁石鍵14の所定の箇所に磁石鍵の厚さ方向に着磁された永久磁石15を装着し、磁石鍵14が鍵孔に挿入されたとき、永久磁石15及び22の間に作用する磁気吸引力及び反発力を利用して、全タンブラー16、16の一端を係止溝21から引抜き、内筒17を回動可能に解放することにより解錠する。
特公平7−78352号公報
上記した従来の磁石タンブラー錠は、内筒にその軸線に沿って複数のスロット、すなわち、タンブラーを収納、案内する間隙部を形成し、その中にタンブラーを支持、案内すると共に、各タンブラーに磁石を埋設しなければならず、構造が少し複雑である、等未だ改良の余地がある。
そこで、この発明は、構造が簡単で作動が確実である新規な磁石ピンシリンダ錠を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回動可能に嵌合し、その外周面の少なくとも一つの母線に沿って半径方向に深い収納溝を形成した内筒と、この内筒の母線に沿って延在する細長くて厚い板状体で、内筒の収納溝に半径方向に移動可能に収納されると共に外方に付勢され、外側端縁が上記カム溝と係合可能に成形されたロッキングバーとを有し、このロッキングバーの長さ方向に沿う複数箇所に、所定の間隔で、ロッキングバーを厚さ方向に貫通する磁石保持穴を形成し、一方、内筒に、収納溝に近接して軸線に平行な鍵孔を形成し、また、収納溝に関し鍵孔とは反対側における内筒部分に、夫々磁石保持穴と整合して連通する有底の退避穴を形成し、この磁石保持穴及び退避穴の組の夫々に、ロッキングバーの厚さ方向に着磁され、磁石保持穴及び退避穴の間に形成されたシアーラインを跨ぐ磁石タンブラーピンと、これをロッキングバー方向に付勢するタンブラーばねとを嵌挿し、他方、鍵孔に挿入されたとき磁石タンブラーピンと整合する合鍵の部分に、磁石タンブラーピンと同方向に着磁され、磁石タンブラーピンとは同極で対峙する磁石ピンを埋設したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回動可能に嵌合し、その外周面の少なくとも一つの母線に沿って半径方向に深い収納溝を形成した内筒と、この内筒の母線に沿って延在する細長くて厚い板状体で、内筒の収納溝に半径方向に移動可能に収納されると共に外方に付勢され、外側端縁が上記カム溝と係合可能に成形されたロッキングバーとを有し、このロッキングバーの長さ方向に沿う複数箇所に、所定の間隔で、ロッキングバーを厚さ方向に貫通する磁石保持穴を形成し、一方、内筒に、収納溝に近接して軸線に平行な鍵孔を形成し、また、収納溝に関し鍵孔とは反対側における内筒部分に、夫々磁石保持穴と整合して連通する有底の退避穴を形成し、この磁石保持穴及び退避穴の組の夫々に、ロッキングバーの厚さ方向に着磁され、磁石保持穴及び退避穴の間に形成されたシアーラインを跨ぐ磁石タンブラーピンと、これをロッキングバー方向に付勢するタンブラーばねとを嵌挿し、他方、鍵孔に挿入されたとき磁石タンブラーピンと整合する合鍵の部分に、磁石タンブラーピンと同方向に着磁され、磁石タンブラーピンとは同極で対峙する磁石ピンを埋設し、加えて、磁石保持穴及び退避穴の組の少なくとも一つに、ロッキングバーの厚さと同じ長さのアンチピッキング磁石、アンチピッキングピン及びこれらをロッキングバー方向に付勢するアンチピッキングばねを嵌挿し、このアンチピッキング磁石に対応する合鍵の部分にダミー磁石を埋設したことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明による磁石ピンシリンダ錠は、ロッキングバーに形成した磁石保持穴及びこれと整合する退避穴を移動する磁石タンブラーピンが、施錠時直接ロッキングバーを係止し、解錠時退避穴に進入してロッキングバーを解放する形式であるから、前記特許文献1に記載の磁石タンブラー錠のように内筒に形成したスロットにタンブラーを設け、このタンブラーに永久磁石を装着する必要がなく、構成が非常に簡単になる。
また、ロッキングバーを係止する磁石タンブラーピンは磁石保持穴に移動可能に嵌合しており、合鍵の磁石ピンとの間の磁気反発力により直接駆動されるので、特許文献1に記載のタンブラーと一体に移動する必要がなく、摩擦抵抗が小さくて作動が確実である。
更にまた、請求項2に記載の発明によれば、ピッキングの目的で検磁素子を鍵孔中に挿入し、アンチピッキング磁石の極性を検知して不法に合鍵を作っても、そのアンチピッキング磁石に対応する磁石ピンによってアンチピッキング磁石がシアーラインに跨がってしまうので、ピッキングが不可能になる、という別の利点が生じる。
外筒に対する内筒の相対回動時、外筒のカム溝と内筒に保持されたロッキングバーとの間の楔作用によりロッキングバーが内筒中心軸方向に押動されるというレバータンブラー錠の作動原理を応用し、ロッキングバーを磁石タンブラーピンで係止して合鍵の磁石ピンにより制御するようにしたから、簡単な構成で作動が確実な磁石ピンシリンダ錠を得ることができた。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1において符号1は外筒を示し、この外筒1の内周面には、その中心軸を挟んで対称的な角度位置に、夫々断面がV字形のカム溝2が形成されている。
この外筒1の内側には、内筒3が回動可能に嵌合している。但し、図示の実施例では、この内筒3は3つのブロックからなり、その間に後述するロッキングバー4、4を挟んだ構造である。
すなわち、上記内筒3は、鍵孔5を長さ方向に沿って貫通させた全体の形状が蒲鉾形の第1ブロック6と、図1においてロッキングバー4、4の下方に配設された断面略台形の第2ブロック7(図2参照)及び第2ブロック7の下方に配設されてこれに結合される蓋ブロック8とを有している。
そして、第2ブロック7と蓋ブロック8とは一体的に結合されているが、第1ブロック5、ロッキングバー4、4及び第2ブロック7と蓋ブロック8とを結合したものは、外筒1に拘束された態様ではあるが、軸線方向(図1で紙面方向)の動きを拘束された状態で、相互に独立して延在している。
上記第1ブロック6及び第2ブロック7の間の間隙は、図示の実施例ではロッキングバー4によって保たれているが、前記収納溝9に対応している。
というのは、図示の実施例では、内筒3に2個のロッキングバー4、4を収納するように設計したので収納溝9、9が繋がってしまい、したがって第1及び第2ブロック6、7が別部材になってしまったのだが、ロッキングバー4が1個である場合、収納溝9は内筒の母線に沿う半径方向に深い溝になるはずだからである。
収納溝9に収納されているロッキングバー4、4は、図1及び図3に示すように、内筒3の母線に沿って延在する細長くて厚い板状体で、収納溝9内で半径方向(図1で左右方向)に移動可能に案内されると共に、圧縮コイルばねとしてのロッキングバーばね11(図1参照)の弾力により、外方、すなわち前記カム溝2と係合する方向に付勢されている。
また、ロッキングバー4の外側端縁は、外筒のV字形のカム溝と係合できるように、断面山形に成形されている。
更にまた、各ロッキングバー4には、その長さ方向に沿う複数箇所に、所定の間隔で、例えば円形の磁石保持穴12、12(図3参照)がロッキングバー4を厚さ方向に貫通するように形成されている。
一方、第2ブロック7のロッキングバー4と接合する上面の、上記磁石保持穴12と整合する部分には、例えば磁石保持穴12と同形で有底の退避穴13、13が形成されている。
なお、図示の実施例における退避穴13の底面は、蓋ブロック8(図2参照)の上面となっている。
これら磁石保持穴12及び退避穴13の組の夫々に、ロッキングバー4の厚さ方向に着磁された短円筒形の磁石タンブラーピン14(図4参照)と、圧縮コイルばねとしてのタンブラーばね15とが夫々嵌挿されている。
上記磁石タンブラーピン14の長さはロッキングバー4の厚さより長く設定されており、したがって、図1に示すように鍵孔5に合鍵が挿入されていないときには、磁石タンブラーピン14は磁石保持穴12及び退避穴13の間に形成された付番しないシアーラインを跨ぐ(図1参照)。
他方、図4に示すように、内筒の鍵孔5に挿入された合鍵16の磁石タンブラーピン14と整合する部分には、磁石タンブラーピン14と同方向、すなわち、ロッキングバー4の厚さ方向に着磁され、磁石タンブラーピン14とは同極で対峙する磁石ピン17が埋設されている。
上記のように構成された請求項1に記載の発明の一実施例による磁石ピンシリンダ錠は、図1に示すように鍵孔5に合鍵を挿入しないで内筒を回動させた場合、或いは異鍵を鍵孔5に挿入した場合には、複数の磁石タンブラーピン14、14の少なくとも1個が異磁極の磁石ピンに吸引されて図1に示すようにシアーラインに跨がるから、内筒3は回動することができない。すなわち、この磁石ピンシリンダ錠を解錠することができない。
一方、図4に示すように鍵孔5に合鍵16が挿入された場合には、全磁石タンブラーピンと全磁石ピンとは相互に同極で対峙するから、図4に示すように、全磁石タンブラーピン14、14はタンブラーばね15の弾力に抗して退避穴13中に進入し、磁石タンブラーピン14はシアーラインに跨がらなくなる。
したがって、ロッキングバー4は磁石タンブラーピン14、14から解放されるので、合鍵の図示しない摘みを介して内筒を時計方向に回動させれば、図5に示すように、ロッキングバーの外側端縁とカム溝2との間に生じる楔作用により、ロッキングバー4はロッキングバーばね11の弾力に抗して内筒中心軸線方向に移動し、やがてカム溝2から脱出するので、内筒3は回動できるようになる。換言すれば、この磁石ピンシリンダ錠は解錠される。
上記したように、磁石タンブラーピン14は磁石ピン17との間の磁気反発力を介して駆動されるので、鍵穴5のロッキングバー4に対向する側の隔壁は薄くするのが望ましい。
なお、図5において、符号18は第1ブロックの少なくとも1ヵ所に形成された係合穴を、符号19は外筒1の内周面においてこの係合穴18に係合可能に臨むと共に係合穴18と係合する方向に付勢された磁石係止ピンを夫々示し、この磁石係止ピン19は、図1に示すように合鍵が鍵孔に挿入されていない場合、係合穴18と係合して内筒3を二重に外筒に係止する。
しかしながら、図4に示すように合鍵16が鍵孔に挿入されると、磁石係止ピン19と同極で対峙する解除磁石ピン21が磁気反発力によって磁石係止ピン19と係合穴18との係合を解く。
この磁石係止ピン19を設けた理由は、この磁石ピンシリンダ錠に振動を与えて磁石タンブラーピン14を磁石保持穴12中で踊らせ、機械的に磁石タンブラーピン14、14を退避穴13中に移動させての不正解錠を防止するためで、そのため磁石係止ピン18の付勢方向を磁石タンブラーピンのそれと反対方向にしてあるが、この磁石係止ピンはこの発明の必須の構成要件ではない。
図6は請求項2に記載の発明の一実施例を示し、この図において符号22はアンチピッキング磁石を、符号23はアンチピッキングピンを、符号24はアンチピッキングばねを夫々示し、これらの部材22〜24は磁石保持穴12及び退避穴13の組の少なくとも一つに嵌挿されている。
上記アンチピッキング磁石22の長さはロッキングバー4の厚さと同じに設定されているので、図6に示すように鍵孔に合鍵が挿入されていないとき、アンチピッキング磁石22の下面はシアーラインに揃っている。
そして、図7に示すように、このアンチピッキング磁石22に対応する合鍵16の部分には磁石ではないダミー磁石25が埋設されている。
したがって、図7に示すように鍵孔に合鍵を挿入した場合にはアンチピッキング磁石はシアーラインに揃うので、合鍵を回せば、図8に示すように内筒は外筒1に対し相対的に回動可能になる。換言すれば、合鍵で解錠できる。
しかしながら、検磁素子でアンチピッキング磁石22の極性を検知し、これに基づいた異鍵26を鍵孔に挿入すると、図9に示すように、アンチピッキング磁石22が磁気反発力を受けてシアーラインに跨がるようになり、結局解錠できなくなる。すなわち、ピッキングが不可能になる。
請求項1に記載の発明による磁石ピンシリンダ錠の線図的断面図で、合鍵を挿入していない状態を示す。 内筒の第2ブロック及び蓋ブロックの外観斜視図。 ロッキングバーの一部を示す外観斜視図。 図1と同様の線図的断面図で、鍵孔に合鍵を挿入した状態を示す。 図4と同様の線図的断面図で、内筒を回動させた状態を示す。 請求項1に記載の発明による磁石ピンシリンダ錠の線図的断面図で、合鍵を挿入していない状態を示す。 図6と同様の線図的断面図で、鍵孔に合鍵を挿入した状態を示す。 図7と同様の線図的断面図で、内筒を回動させた状態を示す。 図7と同様の線図的断面図で、鍵孔に異鍵を挿入した状態を示す。
符号の説明
1 外筒
2 カム溝
3 内筒
4 ロッキングバー
5 鍵孔
6 第1ブロック
7 第2ブロック
8 蓋ブロック
9 収納溝
11 ロッキングバーばね
12 磁石保持穴
13 退避穴
14 磁石タンブラーピン
15 タンブラーばね
16 合鍵
17 磁石ピン
18 係合穴
19 磁石係止ピン
21 解除磁石ピン
22 アンチピッキング磁石
23 アンチピッキングピン
24 アンチピッキングばね
25 ダミー磁石
26 異鍵

Claims (2)

  1. 内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回動可能に嵌合し、その外周面の少なくとも一つの母線に沿って半径方向に深い収納溝を形成した内筒と、この内筒の母線に沿って延在する細長くて厚い板状体で、内筒の収納溝に半径方向に移動可能に収納されると共に外方に付勢され、外側端縁が上記カム溝と係合可能に成形されたロッキングバーとを有し、このロッキングバーの長さ方向に沿う複数箇所に、所定の間隔で、ロッキングバーを厚さ方向に貫通する磁石保持穴を形成し、一方、内筒に、収納溝に近接して軸線に平行な鍵孔を形成し、また、収納溝に関し鍵孔とは反対側における内筒部分に、夫々磁石保持穴と整合して連通する有底の退避穴を形成し、この磁石保持穴及び退避穴の組の夫々に、ロッキングバーの厚さ方向に着磁され、磁石保持穴及び退避穴の間に形成されたシアーラインを跨ぐ磁石タンブラーピンと、これをロッキングバー方向に付勢するタンブラーばねとを嵌挿し、他方、鍵孔に挿入されたとき磁石タンブラーピンと整合する合鍵の部分に、磁石タンブラーピンと同方向に着磁され、磁石タンブラーピンとは同極で対峙する磁石ピンを埋設したことを特徴とする磁石ピンシリンダ錠。
  2. 内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回動可能に嵌合し、その外周面の少なくとも一つの母線に沿って半径方向に深い収納溝を形成した内筒と、この内筒の母線に沿って延在する細長くて厚い板状体で、内筒の収納溝に半径方向に移動可能に収納されると共に外方に付勢され、外側端縁が上記カム溝と係合可能に成形されたロッキングバーとを有し、このロッキングバーの長さ方向に沿う複数箇所に、所定の間隔で、ロッキングバーを厚さ方向に貫通する磁石保持穴を形成し、一方、内筒に、収納溝に近接して軸線に平行な鍵孔を形成し、また、収納溝に関し鍵孔とは反対側における内筒部分に、夫々磁石保持穴と整合して連通する有底の退避穴を形成し、この磁石保持穴及び退避穴の組の夫々に、ロッキングバーの厚さ方向に着磁され、磁石保持穴及び退避穴の間に形成されたシアーラインを跨ぐ磁石タンブラーピンと、これをロッキングバー方向に付勢するタンブラーばねとを嵌挿し、他方、鍵孔に挿入されたとき磁石タンブラーピンと整合する合鍵の部分に、磁石タンブラーピンと同方向に着磁され、磁石タンブラーピンとは同極で対峙する磁石ピンを埋設し、加えて、磁石保持穴及び退避穴の組の少なくとも一つに、ロッキングバーの厚さと同じ長さのアンチピッキング磁石、アンチピッキングピン及びこれらをロッキングバー方向に付勢するアンチピッキングばねを嵌挿し、このアンチピッキング磁石に対応する合鍵の部分にダミー磁石を埋設したことを特徴とする磁石ピンシリンダ錠。
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