JP2007098832A - トグル式型締装置の型厚調整方法 - Google Patents

トグル式型締装置の型厚調整方法 Download PDF

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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1751Adjustment means allowing the use of moulds of different thicknesses

Abstract

【課題】 型厚調整に要する作業工数の削減及び生産効率の向上を図り、また、十分な正確性及び安定性を確保するとともに、型締力の大きさに拘わらずに高精度の型厚調整を可能にする。
【解決手段】 トグルリンク機構3を伸長させた状態で圧受盤2を後退位置Xrから高速となる第一速度Vhで前進させ、圧受盤2が金型閉鎖位置Xcに達したなら所定の距離Lsだけ後退させる第一工程T1と、この第一工程後、圧受盤2を低速となる第二速度Vsで前進させ、金型閉鎖位置Xcに達したならトグルリンク機構3を屈曲させて所定の距離Lrだけ型開きを行うとともに、この後、目標の型締力を得る締め代分に相当する距離Lcだけ圧受盤2を前進させる第二工程T2と、この第二工程T2後、圧受盤2を所定の距離(補正距離)Lcrだけ後退させて補正を行う第三工程T3とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧受盤を所定の位置へ移動させて型厚調整を行うトグル式型締装置の型厚調整方法に関する。
一般に、射出成形機に備える金型を型締するトグル式型締装置は、可動型を支持する可動盤と圧受盤に支持される駆動部により進退変位するクロスヘッド間をトグルリンク機構により連結し、クロスヘッドの加圧力を増圧して可動盤に伝達する機能を有しており、トグルリンク機構がほぼ伸長しきった状態におけるタイバーの伸びに基づいて所定の型締力が発生する。このため、金型を交換した際には、所定の型締力が発生するように圧受盤の位置を設定する必要があり、通常、圧受盤の位置は、型厚調整装置により自動で設定される。
従来、この種の型厚調整装置を用いた型厚調整方法としては、特許第2668599号公報で開示される射出成形機の自動型厚調整方法が知られている。この自動型厚調整方法は、金型を型締用サーボモータの出力トルクで押し付けながらリヤプラテンを後方に移動させて行うトグル式型締装置を有する射出成形機の自動型厚調整方法であって、金型にかかる圧力を型締装置に設けた金型圧力検出手段により検出し、指令値と金型圧力検出手段の出力との差を型締用サーボモータのトルク制限値としてフィードバック制御し、金型にかかる圧力を所定の圧力以下に制限しながらリアプラテンを移動させて型厚調整を行うものである。
特許第2668599号
しかし、上述した従来のトグル式型締装置の型厚調整方法は、次のような問題点があった。
第一に、金型を型締用サーボモータの出力トルクで押し付けながらリヤプラテン(圧受盤)を後方に移動させる方式のため、全体の制御が煩雑になるとともに、型厚調整に要する時間が長くなり、作業工数の増加及び生産効率の低下を招く。
第二に、本来の型締工程における動作とは大きく異なる動作により型厚調整を行うため、動作の相違に基づく誤差が入り込む余地があり、十分な正確性及び安定性を確保することができない。
第三に、通常、型厚調整装置は、四本のタイバーの後端側にねじ部を形成し、各ねじ部にそれぞれ調整ナットを螺合したねじ機構により構成するため、目標の型締力が小さくなるほど機構上の誤差の影響が大きくなり、特に、目標の型締力が微小或いはゼロとなる場合には、高精度の設定が困難になったり或いは設定自体が不能になる。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したトグル式型締装置の型厚調整方法の提供を目的とするものである。
本発明に係るトグル式型締装置Mcの型厚調整方法は、圧受盤2を所定の位置へ移動させて型厚調整を行うに際し、トグルリンク機構3を伸長させた状態で圧受盤2を後退位置Xrから高速となる第一速度Vhで前進させ、圧受盤2が金型閉鎖位置Xcに達したなら所定の距離Lsだけ後退させる第一工程T1と、この第一工程後、圧受盤2を低速となる第二速度Vsで前進させ、金型閉鎖位置Xcに達したならトグルリンク機構3を屈曲させて所定の距離Lrだけ型開きを行うとともに、この後、目標の型締力を得る締め代分に相当する距離Lcだけ圧受盤2を前進させる第二工程T2と、この第二工程T2後、圧受盤2を所定の距離(補正距離)Lcrだけ後退させて補正を行う第三工程T3とを備えることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、第一工程T1は、圧受盤2が金型閉鎖位置Xcに達したならトグルリンク機構3を屈曲させて所定の距離Lpだけ型開きを行うとともに、この後、圧受盤2を所定の距離Lsだけ後退させた後、トグルリンク機構3を伸長させることができる。また、第二工程T2の締め代分に相当する距離Lcだけ圧受盤2を前進させる速度には、第二速度Vsを用いることができる。なお、第二速度Vsは、第一速度Vhの10〜30〔%〕に設定することができる。さらに、圧受盤2を移動させる駆動源に、減速ギア機構を内蔵するギアードモータ4を使用し、このギアードモータ4を駆動する電源周波数を低くして第二速度Vsを設定することができる。一方、補正距離Lcrは、予め、目標の型締力をゼロに設定したときに発生する誤差を相殺する後退距離(最大後退距離Lm)を求めるとともに、目標の型締力がゼロのときに最大後退距離Lmとなり、かつ目標の型締力が100〔%〕のときに後退距離がゼロとなる関数を設定し、この関数から、設定する目標の型締力に対応して求めることができ、この関数には一次関数を用いることができる。
このような手法による本発明に係るトグル式型締装置Mcの型厚調整方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 圧受盤2を、後退位置Xrから高速となる第一速度Vhで前進させる第一工程T1を備えるとともに、この第一工程後、設定した僅かな距離Lsだけ低速となる第二速度Vsで前進させる第二工程T2を備えるため、金型をリヤプラテンに当接させた状態でリヤプラテンを移動させる従来の方式とは異なり、型厚調整に要する時間短縮により作業工数の削減及び生産効率の向上を図ることができる。
(2) 本来の型締工程における動作とほぼ同じ動作により型厚調整を行うことができるため、動作の相違に基づく誤差の入り込む余地を排除でき、十分な正確性及び安定性を確保することができる。
(3) 第二工程T2後、圧受盤2を補正距離Lcrだけ後退させて補正を行う第三工程T3を設けたため、型厚調整装置における機構上の誤差が存在してもその影響を排除でき、目標の型締力が微小或いはゼロとなる場合であっても、設定自体が不能になる不具合を回避し、型締力の大きさに拘わらずに高精度の型厚調整を行うことができる。
(4) 好適な態様により、第一工程T1を、圧受盤2が金型閉鎖位置Xcに達したならトグルリンク機構3を屈曲させて所定の距離Lpだけ型開きを行うとともに、この後、圧受盤2を所定の距離Lsだけ後退させた後、トグルリンク機構3を伸長させるようにすれば、圧受盤2を移動させる駆動源に出力トルクの小さいギアードモータ4等を用いた場合であっても、金型閉鎖位置Xcに達した際におけるいわゆる締め込みにより後退できなくなる問題を回避でき、次の動作へ確実に移行させることができる。
(5) 好適な態様により、距離Lcだけ圧受盤2を前進させる速度に第二速度Vsを用いれば、正確性の要求される締め代分の設定も高精度に行うことができる。
(6) 好適な態様により、第二速度Vsを、第一速度Vhの10〜30〔%〕に設定すれば、型厚調整作業の時間短縮と設定される型締力の正確性及び安定性を最適な状態で両立させることができる。
(7) 好適な態様により、圧受盤2を移動させる駆動源に、減速ギア機構を内蔵するギアードモータ4を使用し、このギアードモータ4を駆動する電源周波数を低くして第二速度Vsを設定すれば、ギアードモータ4を用いた場合であっても容易に速度切換(速度変更)を行うことができる。
(8) 好適な態様により、補正距離Lcrを、目標の型締力がゼロのときに最大後退距離Lmとなり、かつ目標の型締力が100〔%〕のときに後退距離がゼロとなる関数を設定し、この関数から、設定する目標の型締力に対応して求めるようにすれば、型締力の大きさに対応したより精度の高い型厚調整を行うことができる。また、関数として一次関数を用いれば、設定処理の容易化に寄与できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る型厚調整方法を実施できるトグル式型締装置Mcの構成について、図2〜図4を参照して説明する。
図2中、Mで示す射出成形機は、トグル式型締装置Mcと射出装置Miを備える。トグル式型締装置Mcは、離間して配した固定盤21と圧受盤2を備え、固定盤21は不図示の機台上に固定されるとともに、圧受盤2は当該機台上に進退変位可能に支持される。また、固定盤21と圧受盤2間には、四本のタイバー22…を架設する。この場合、各タイバー22…の前端は、固定盤21に固定するとともに、各タイバー22…の後端は、圧受盤2に対して挿通させる。
一方、タイバー22…には、可動盤23をスライド自在に装填する。この可動盤23は可動型Cmを支持するとともに、固定盤21は固定型Ccを支持し、可動型Cmと固定型Ccは金型Cを構成する。さらに、圧受盤2と可動盤23間にはトグルリンク機構3を配設する。トグルリンク機構3は、圧受盤2に軸支した一対の第一リンク3a,3aと、可動盤23に軸支した一対の出力リンク3c,3cと、第一リンク3a,3aと出力リンク3c,3cの支軸に結合した一対の第二リンク3b,3bを有し、この第二リンク3b,3bはクロスヘッド24に軸支する。
また、圧受盤2とクロスヘッド24間には型締用駆動部25を配設する。型締用駆動部25は、圧受盤2に回動自在に支持されたボールねじ部26と、このボールねじ部26に螺合し、かつクロスヘッド24に一体に設けたボールナット部27を有するボールねじ機構28を備えるとともに、ボールねじ部26を回転駆動する回転駆動機構部29を備える。回転駆動機構部29は、型締用サーボモータ30と、このサーボモータ30に付設して当該サーボモータ30の回転数を検出するロータリエンコーダ31と、サーボモータ30のシャフトに取付けた駆動ギア32と、ボールねじ部26に取付けた被動ギア33と、この駆動ギア32と被動ギア33間に架け渡したタイミングベルト34を備えている。
これにより、サーボモータ30を作動させれば、駆動ギア32が回転し、駆動ギア32の回転は、タイミングベルト34を介して被動ギア33に伝達され、ボールねじ部26が回転することによりボールナット部27が進退移動する。この結果、ボールナット部27と一体のクロスヘッド24が進退移動し、トグルリンク機構3が屈曲又は伸長し、可動盤23が型開方向(後退方向)又は型閉方向(前進方向)へ進退移動する。
他方、圧受盤2には型厚調整装置1を付設する。型厚調整装置1は、四本のタイバー22…の後端側にねじ部36…を形成し、各ねじ部36…にそれぞれ調整ナット37…を螺合してなるねじ機構38…を備える。この場合、調整ナット37…は圧受盤2に対するストッパを兼ねている。これにより、各調整ナット37…を回転させれば、ねじ部36…に対して相対変位するため、圧受盤2を進退変位させることができる。
また、圧受盤2の側面には、圧受盤2を移動させる駆動源となるギアードモータ4を取付ける。このギアードモータ4は、型厚調整用の駆動モータとなる。ギアードモータ4は、モータ本体部41を備え、このモータ本体部41は、後半部に設けた誘導モータによるモータ部と、前半部に設けることにより当該モータ部の回転が入力する減速ギア機構とを備え、モータ本体部41の前端面には、減速ギア機構の回転が出力する出力シャフト42が突出する。さらに、モータ本体部41の後端面からはモータ部におけるモータシャフトが突出し、このモータシャフトに対して位置をロックし又はロック解除するモータブレーキ部43及びモータシャフトの回転数を検出するロータリエンコーダ部44を付設する。このロータリエンコーダ部44は、インクリメンタルエンコーダを利用し、基準位置に対するエンコーダパルスの発生数により絶対位置の検出を行うことができる。なお、ロータリエンコーダ部44とモータブレーキ部43は、モータ本体部41に対して一体に組付けるため、エンコーダ付サーボモータと同様に全体の小型コンパクト化に寄与できる。
一方、図3及び図4に示すように、出力シャフト42の前端側には、駆動ギア51を取付けるとともに、各調整ナット37…には、それぞれスモールギア52…を一体に取付ける。この場合、各調整ナット37…とスモールギア52…はそれぞれ同軸上に位置する。また、各スモールギア52…及び駆動ギア51に噛合するラージギア53を配設する。ラージギア53は、リング形に形成し、内周面に沿って設けたレール部が圧受盤2に取付けた四つの支持ローラ54…により支持される。即ち、各スモールギア52…は、正方形の四隅位置にそれぞれ配され、かつラージギア53は各スモールギア52…に囲まれる位置に配されるため、各スモールギア52…はラージギア53に対して同時に噛合する。
よって、ギアードモータ4を作動させれば、駆動ギア51の回転によりラージギア53が回転するとともに、このラージギア53の回転により各スモールギア52…が同時に回転する。そして、各スモールギア52…と一体に回転する各調整ナット37…がタイバー22…のねじ部36…に沿って進退変位するため、圧受盤2も進退変位し、その前後方向位置が調整される。また、61は、成形機コントローラであり、型締用サーボモータ30,ロータリエンコーダ31,ギアードモータ4,モータブレーキ部43及びロータリエンコーダ部44を接続する。
次に、このような型厚調整装置1を用いた本実施形態に係る型厚調整方法について、図1〜図12を参照して説明する。
図1は、型厚調整方法の処理手順を示すフローチャートである。なお、型厚調整は、通常、金型Cを交換した際に行われるとともに、型厚調整方法に基づく一連の動作及び処理は自動で行われる。このため、同型厚調整方法を実行するシーケンスプログラムが成形機コントローラ61に設定されており、このシーケンスプログラムに従って型締用サーボモータ30及びギアードモータ4等の動作がシーケンス制御されるとともに、各種処理が実行される。
まず、ギアードモータ4を作動制御して圧受盤2を後退位置Xrまで後退させる(ステップS1)。この際の後退速度は、電源周波数の60Hzに基づく通常速度である。また、後退位置Xrでは、型締用サーボモータ30を作動制御してトグルリンク機構3を伸長させた状態(伸長しきった状態)にする(ステップS2)。この状態を図5に示す。なお、この場合、後退位置Xrは最後退位置に設定されるが、トグルリンク機構3を伸長させた状態で可動型Cmと固定型Cc間に所定の隙間が生じればよいため、必ずしも最後退位置である必要はない。
次いで、ギアードモータ4を作動制御し、圧受盤2を、図6に示す矢印Ffp方向へ前進させる(ステップS3)。この場合の前進速度は、高速となる第一速度Vhである。この第一速度Vhは、ギアードモータ4を駆動する電源周波数の60Hzに基づく通常速度となる。そして、金型閉鎖位置Xcに達したなら圧受盤2を停止させる(ステップS4,S5)。この状態を図6に示す。したがって、圧受盤2は、比較的長距離区間となる後退位置Xrから金型閉鎖位置Xcまでの距離Lfを高速となる通常速度(第一速度Vh)で移動することになる。なお、金型閉鎖位置Xcとは、可動型Cmと固定型Ccがタッチする位置であり、例えば、次の方法により検出できる。即ち、金型Cの閉鎖に伴う負荷トルクの変動量を順次検出するとともに、一定移動量に対する負荷トルクの変動率を順次求めることにより、この変動率が予め設定した設定率に達したときの位置を金型閉鎖位置Xcとして検出する。
次いで、型締用サーボモータ30を制御し、トグルリンク機構3を屈曲させることにより、可動盤23を、図7に示す矢印Fr方向へ所定の距離Lpだけ後退させて僅かな型開きを行う(ステップS6)。この型開きは次の理由による。上述したように、圧受盤2を高速となる第一速度Vhで前進させ、金型閉鎖位置Xcにおいて可動型Cmと固定型Ccがタッチした場合、前進移動時の慣性によっていわゆる締め込みが発生し、この後、ギアードモータ4を制御して圧受盤2を後退させようとしても移動できなくなる。特に、運動量と加速度は比例することから、締め込み量(停止するまでの移動量)は、速度の二乗に比例し、高速となる第一速度Vhで移動させた場合、その締め込み量は無視できなくなり、圧受盤2を移動させる駆動源に、出力トルクの小さいギアードモータ4を使用した場合、締め込みを解くことができなくなる。そこで、型締用サーボモータ30を制御し、トグルリンク機構3を屈曲させることにより、締め込みを解くようにした。したがって、この場合、可動盤23を後退させる距離Lpは僅かで足り、数〔mm〕程度、望ましくは、4〔mm〕前後に設定できる。これにより、金型閉鎖位置Xcに達して圧受盤2を停止させた際に、締め込みにより後退できなくなる問題を回避することができ、次の動作へ確実に移行させることができる。
次いで、ギアードモータ4を制御し、圧受盤2を、図7に示す矢印Frp方向へ所定の距離Lsだけ後退させる(ステップS7)。この場合、後退速度は、上述した第一速度Vhを用いることができる。上述したように、高速となる第一速度Vhで前進させた場合、金型閉鎖位置Xcにおいて締め込みが発生するが、この締め込み量は、例えば、型締力設定(調整)時などの誤差及びバラツキの要因となり、型締力の再現性が悪くなるとともに、特に、低い型締力は設定できなくなる。そこで、本実施形態では、第一速度Vhにより金型閉鎖位置Xcに達した圧受盤2を一旦後退させ、この後、微速で再前進させるようにした。したがって、所定の距離Lsは、この処理を実現できる僅かな距離であればよく、数〔mm〕程度、望ましくは、2〔mm〕前後に設定できる。
また、圧受盤2を所定の距離Lsだけ後退させたなら、型締用サーボモータ30を制御し、トグルリンク機構3を伸長させる(ステップS8)。これにより、可動盤23は、上述した距離Lpと同じ距離だけ矢印Ff方向へ前進する。この状態を図8に示す。したがって、可動型Cmと固定型Cc間には、上述した距離Lsと同じ距離の隙間が生じることになる。以上が第一工程T1となる。この第一工程T1後、以下の第二工程T2が行われる。
第二工程T2では、まず、ギアードモータ4を制御し、圧受盤2を、図9に示す矢印Ffp方向へ前進させる(ステップS9)。この場合の前進速度は、低速となる第二速度Vsである。この第二速度Vsは、第一速度Vhの10〜30〔%〕程度の微速に設定する。即ち、第一速度Vhは、ギアードモータ4を駆動する電源周波数の60Hzに基づいて設定されるため、この電源周波数を低く設定、具体的には6〜18Hz程度、望ましくは10Hz程度に変更する。このように、第二速度Vsを、第一速度Vhの10〜30〔%〕に設定することにより、型厚調整作業に対する時間短縮と設定される型締力に対する正確性及び安定性を最適な状態で両立させることができる。なお、ギアードモータ4を駆動する電源周波数を低くして第二速度Vsを設定することにより、ギアードモータ4を用いた場合であっても容易に速度切換(速度変更)を行うことができる。
そして、金型閉鎖位置Xcに達したなら圧受盤2を停止させる(ステップS10,S11)。この状態を図9に示す。したがって、圧受盤2は、比較的短距離区間となる距離Lsを微速で前進することになる。この場合、距離Lsは僅かであるため、微速であっても移動時間は短時間である。また、微速で前進するため、金型閉鎖位置Xcに達した際における衝撃が少なくなり安定な動作が確保されるとともに、特に、前述した締め込み量を大きく低減させることができる。即ち、第二速度Vsは、第一速度Vhの10〜30〔%〕に設定され、締め込み量は速度の二乗に比例することから、1/100〜1/10程度に低減させることができる。この結果、型厚調整により設定される型締力のバラツキは、第一速度Vhのみで行った場合、2〜5〔%〕程度であるのに対して、本実施形態のように、第二速度Vsを加えて行うことにより、0.1〜0.2〔%〕程度まで改善させることができた。
次いで、型締用サーボモータ30を制御し、トグルリンク機構3を屈曲させることにより、可動盤23を、図10に示す矢印Fr方向へ所定の距離Lrだけ後退させて僅かな型開きを行う(ステップS12)。この場合、距離Lrは、後述する締め代分を設定するための移動であり、少なくとも当該締め代分を確保できる距離を選定する。具体的には、前述した距離Lpと同程度の4〔mm〕前後に設定できる。そして、ギアードモータ4を制御し、圧受盤2を、図10に示す矢印Ffp方向へ目標の型締力を得る締め代分に相当する距離Lcだけ前進させる(ステップS13)。この場合の前進速度は、前述した第二速度Vsを用いる。第二速度Vsを用いることにより、正確性の要求される締め代分の設定も高精度に行うことができる。なお、金型閉鎖位置Xcから可動盤23を前進させた際における距離と型締力の関係が予め設定されているため、目標の型締力を得る締め代分に相当する距離Lcを選択することができる。以上が第二工程T2となる。
ところで、型厚調整装置1は、四本のタイバー22…の後端側にねじ部36…を形成し、各ねじ部36…にそれぞれ調整ナット37…を螺合したねじ機構38…により構成するため、機構上の誤差(遊びによるガタ等)が存在する。したがって、目標の型締力を100〔%〕(最大型締力)に設定するなど、目標の型締力を高圧側に設定する場合には、締め代分に相当する距離Lcが比較的長くなるため、ほとんど問題を生じないが、成形品によっては目標の型締力を限りなく0〔%〕に近い低圧側に設定する場合もあり、この場合には、機構上の誤差が無視できなくなる。
そこで、第二工程T2が終了したなら第三工程T3を実施し、圧受盤2を所定の距離(補正距離)Lcrだけ後退させることにより、締め代分に相当する距離Lcに対する補正を行うようにした(ステップS14)。具体的には、図10に示すように、圧受盤2を矢印Frp方向へ補正距離Lcrだけ移動させ、締め代分に相当する距離Lcに対して補正距離Lcrだけ減じる処理を行う。
この場合、補正距離Lcrは、次のように設定することができる。まず、予め、目標の型締力をゼロに設定したときに発生する誤差を相殺する後退距離(最大後退距離Lm)を求める。この最大後退距離Lmは実測により求めることができる。図11は、実際のトグル式型締装置Mcにおける圧受盤2の後退距離〔mm〕と型締力〔kN〕の関係を求めた実測データを示す。同図において、目標の型締力をゼロに設定した場合、型締力が28〔kN〕程度発生するが、このときの圧受盤2の位置に対して、圧受盤2を0.21〔mm〕程度後退させれば、型締力がゼロになることを示している。したがって、0.21〔mm〕を最大後退距離Lmとして設定できる。このように、最大後退距離Lmは、実機の実測により容易に求めることができる。
一方、最大後退距離Lmが得られたなら、目標の型締力がゼロ(0〔%〕)のときに最大後退距離Lmとなり、かつ目標の型締力が100〔%〕のときに後退距離がゼロとなる関数を設定する。補正距離Lcrは、設定した関数から、設定する目標の型締力に対応して求めることができる。具体的には、設定する目標の型締力をPs〔%〕とすれば、補正距離Lcrは、
Lcr={Lm・(100−Ps)/100}
の一次関数により求めることができる。
これにより、締め代分に相当する距離Lcは、補正距離Lcr分だけ補正されることになる。図12は、目標の型締力を低圧側に設定した場合の設定値と実測値の関係を示した実測データであり、同図中、Qiは補正距離Lcrにより補正を行った場合(第三工程T3を実施した場合)、Qrは補正距離Lcrによる補正を行なわない場合(第三工程T3を実施しない場合)である。同図から、例えば、目標の型締力をゼロに設定した場合、補正距離Lcrによる補正を行なわなければ、型締力は27〔kN〕発生し、これ以下に低下させることはできないが、補正距離Lcrにより補正を行なうことにより、型締力の発生を10〔kN〕以下に抑えることができる。そして、この後、型締用サーボモータ30を制御し、トグルリンク機構3を伸長させることにより高圧型締を行えば、型厚調整が完了する(ステップS15)。
このように、本実施形態に係る型厚調整方法は、圧受盤2を、後退位置Xrから高速となる第一速度Vhで前進させる第一工程T1を備えるとともに、この第一工程後、設定した僅かな距離Lsだけ低速となる第二速度Vsで前進させる第二工程T2を備えるため、金型をリヤプラテンに当接させた状態でリヤプラテンを移動させる従来の方式とは異なり、全体の制御の単純化を図ることができるとともに、型厚調整に要する時間短縮により作業工数の削減及び生産効率の向上を図ることができる。しかも、本来の型締工程における動作とほぼ同じ動作により型厚調整を行うことができるため、動作の相違に基づく誤差の入り込む余地を排除でき、十分な正確性及び安定性を確保することができる。
また、第二工程T2後、圧受盤2を補正距離Lcrだけ後退させて補正を行う第三工程T3を設けたため、型厚調整装置における機構上の誤差が存在してもその影響を排除でき、目標の型締力が微小或いはゼロとなる場合であっても、設定自体が不能になる不具合を回避し、型締力の大きさに拘わらずに高精度の型厚調整を行うことができる。特に、本実施形態では、補正距離Lcrを、目標の型締力がゼロのときに最大後退距離Lmとなり、かつ目標の型締力が100〔%〕のときに後退距離がゼロとなる関数を設定し、この関数から、設定する目標の型締力に対応して求めるようにしたため、型締力の大きさに対応したより精度の高い型厚調整を行うことができる。しかも、関数として一次関数を用いたため、設定処理の容易化に寄与できる利点がある。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の手法,構成,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、第一工程T1において、圧受盤2が金型閉鎖位置Xcに達したならトグルリンク機構3を屈曲させて所定の距離Lpだけ型開きを行うとともに、この後、圧受盤2を所定の距離Lsだけ後退させた後、トグルリンク機構3を伸長させる工程を設けたが、圧受盤2を移動させる駆動源(ギアードモータ4)に大型の高トルク対応のモータを用いるなど、発生する締め込みを解くことができれば、この工程は省略できる。また、圧受盤2を移動させる駆動源にサーボモータを使用する場合には、サーボ制御による第一速度Vh及び第二速度Vsを設定することができる。さらに、補正距離Lcrを求める関数として一次関数を用いたが、一次関数以外の関数であってもよいし、補正距離Lcrを求める手法は、演算でもよいし、データベース(データテーブル)により換算してもよい。
本発明の最良の実施形態に係る型厚調整方法の処理手順を示すフローチャート、 同型厚調整方法を実施できるトグル式型締装置の平面図、 同トグル式型締装置に備える型厚調整装置の主要部を示す側面構成図、 同型厚調整装置の主要部を示す背面構成図、 同型厚調整方法により型厚調整を行う際の処理工程説明図、 同型厚調整方法により型厚調整を行う際の他の処理工程説明図、 同型厚調整方法により型厚調整を行う際の他の処理工程説明図、 同型厚調整方法により型厚調整を行う際の他の処理工程説明図、 同型厚調整方法により型厚調整を行う際の他の処理工程説明図、 同型厚調整方法により型厚調整を行う際の他の処理工程説明図、 トグル式型締装置における圧受盤の後退距離と型締力の関係を求めた実測データ、 目標の型締力を低圧側に設定した場合の設定値と実測値の関係を示した実測データ、
符号の説明
2 圧受盤
3 トグルリンク機構
4 ギアードモータ
Mc トグル式型締装置
Xr 後退位置
Xc 金型閉鎖位置
Vh 第一速度
Vs 第二速度
T1 第一工程
T2 第二工程
T3 第三工程
Ls 距離
Lr 距離
Lp 距離
Lc 距離
Lcr 距離(補正距離)
Lm 最大後退距離

Claims (7)

  1. 圧受盤を所定の位置へ移動させて型厚調整を行うトグル式型締装置の型厚調整方法において、トグルリンク機構を伸長させた状態で圧受盤を後退位置から高速となる第一速度で前進させ、前記圧受盤が金型閉鎖位置に達したなら所定の距離だけ後退させる第一工程と、この第一工程後、前記圧受盤を低速となる第二速度で前進させ、金型閉鎖位置に達したなら前記トグルリンク機構を屈曲させて所定の距離だけ型開きを行うとともに、この後、目標の型締力を得る締め代分に相当する距離だけ前記圧受盤を前進させる第二工程と、この第二工程後、前記圧受盤を所定の距離(補正距離)だけ後退させて補正を行う第三工程とを備えることを特徴とするトグル式型締装置の型厚調整方法。
  2. 前記第一工程は、前記圧受盤が金型閉鎖位置に達したなら前記トグルリンク機構を屈曲させて所定の距離だけ型開きを行うとともに、この後、前記圧受盤を所定の距離だけ後退させた後、前記トグルリンク機構を伸長させることを特徴とする請求項1記載のトグル式型締装置の型厚調整方法。
  3. 前記第二工程の前記締め代分に相当する距離だけ前記圧受盤を前進させる速度は、前記第二速度を用いることを特徴とする請求項1記載のトグル式型締装置の型厚調整方法。
  4. 前記第二速度は、前記第一速度の10〜30〔%〕に設定することを特徴とする請求項1又は3記載のトグル式型締装置の型厚調整方法。
  5. 前記圧受盤を移動させる駆動源に、減速ギア機構を内蔵するギアードモータを使用し、このギアードモータを駆動する電源周波数を低くして前記第二速度を設定することを特徴とする請求項1記載のトグル式型締装置の型厚調整方法。
  6. 前記補正距離は、予め、目標の型締力をゼロに設定したときに発生する誤差を相殺する後退距離(最大後退距離)を求めるとともに、目標の型締力がゼロのときに前記最大後退距離となり、かつ目標の型締力が100〔%〕のときに後退距離がゼロとなる関数を設定し、この関数から、設定する目標の型締力に対応して求めることを特徴とする請求項1記載のトグル式型締装置の型厚調整方法。
  7. 前記関数には一次関数を用いることを特徴とする請求項6記載のトグル式型締装置の型厚調整方法。
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