JP2007098308A - シート状フィルタ部材およびそれを用いたフィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状フィルタ部材同士の接続部分から不純物が漏れ込むことを防ぐ。
【解決手段】フィルタ部材35aとファスナー37を介して接続されるフィルタ部材35bの端部35b´に、被せ部36を連続して設け、この被せ部36でファスナー37およびフィルタ部材35aの端部35a´を覆う。ファスナー37の部分を空気が通過するとしても、フィルタ素材からなる被せ部36によって不純物の漏れ込みが食い止められる。また、端部35a´および被せ部36の互いに対向する面に面ファスナー39を取り付けて、被せ部36が浮いた状態となるのを防止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば空気から塵埃、ゴミ等の不純物を取り除くシート状フィルタ部材およびそれを用いたフィルタ装置に関する。
詳しくは、この発明は、長手方向の一端および他端に他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部に接続するための接続手段を有し、これらの端部のうちの一方に接続手段による他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部との接続部分を覆う被せ部が連続して設けられることによって、接続部分からの不純物の漏れ込みを防ぐことを可能にしたシート状フィルタ部材等に係るものである。
例えば発電所や工場においては、空気中の塵埃、ゴミ等の不純物が機械や製品に悪影響を与えるため、不純物を含まない空気を供給することが望まれている。そのため、例えばガスタービン発電システムにおいては、不純物を取り除くために、空気圧縮機の空気取入口に、フィルタ装置が取り付けられている。
図3は、ガスタービンコンバインドサイクル発電システム100の構成を示している。
ガスタービンコンバインドサイクル発電システム100は、空気圧縮機102、燃焼器103、ガスタービン104、排熱回収ボイラー105、蒸気タービン106、発電機107、復水器108、および給水ポンプ109を有している。空気圧縮機102の空気取入口101には、フィルタ装置200が取り付けられている。
ガスタービンコンバインドサイクル発電システム100の動作を簡単に説明する。空気圧縮機102の空気取入口101に、外部から空気が取り込まれる。この際、フィルタ装置200により不純物が取り除かれる。空気圧縮機102に取り込まれた空気は、圧縮された後に、燃焼器103に供給される。燃焼器103では圧縮された空気を用いて燃料が燃焼され、高温・高圧の燃焼ガスが発生される。このように燃焼器103で発生された高温・高圧の燃焼ガスはガスタービン104へ導かれ、この中で断熱膨張する。これによりガスタービン104が回転して発電機107が回転し、発電が行われる。
ガスタービン104で仕事を終えた燃焼ガスの熱は排熱回収ボイラー105で回収される。排熱回収ボイラー105では、給水ポンプ109により給水された水が加熱され、高温・高圧の蒸気になる。高温・高圧の蒸気は蒸気タービン106に導かれ、これにより蒸気タービン106が回転して、発電機107で発電が行われる。蒸気タービン106で仕事を終えた蒸気は復水器108によって冷却凝縮されて復水となって回収された後、再び給水ポンプ109に供給される。
図4は、上述したように、空気圧縮機102の空気取入口101に取り付けられるフィルタ装置200の構成を示している。このフィルタ装置200と同様のフィルタ装置は、例えば特許文献1に記載されている。
このフィルタ装置200は、空気取入口101の上端側に固定されたフィルタ取り付け部11と、この空気取入口101の下部に固定されたフィルタ巻き取り部12と、ロール状フィルタ13とを備えている。また、空気取入口101の上端側にガイドローラ14aが配設されていると共に、空気取入口101の下端側にガイドローラ14bが配設されている。
このフィルタ装置200では、フィルタ取り付け部11にロール状フィルタ13が装填されると共に、このロール状フィルタ13の一端部が引き出され、引き出されたフィルタ部材21はガイドローラ14a、ガイドローラ14bでガイドされた後、フィルタ巻き取り部12に取り付けられているスプール15に巻き取られる。これにより、空気取入口101はフィルタ部材21で覆われ、空気取入口101から取り入れられる空気から塵埃やゴミ等の不純物が取り除かれる。
なお、上述せずも、フィルタ取り付け部11に装填されるロール状フィルタ13は、スプール13aにフィルタ部材21が巻きつけられた状態となっている。
ここで、ロール状フィルタ13は、図5に示すように、方形シート状のフィルタ部材21が長手方向に連続して配列され、連続する2つのフィルタ部材21、21の互いに対向する端部が接続手段としてのファスナー16で着脱自在に接続された構成となっている。ロール状フィルタ13をこのように方形シート状のフィルタ部材21を着脱自在に接続した構成とすることで、特許文献1にも記載されているように、ロール状フィルタ13の交換、再利用のためのクリーニング作業等を容易とできる。
なお、図5は、図4に示される空気取入口101、フィルタ取り付け部11、フィルタ巻き取り部12の図示を省略している。
図6A、Bは、上述した連続する2つのフィルタ部材21、21の接続部分を示している。図6Bは、図6Aのa−a´線上の概略断面を示している。
ここで、連続する2つのフィルタ部材21、21をそれぞれ第1のフィルタ部材21a、第2のフィルタ部材21bとする。また、ファスナー16は、テープ23、24と、これらテープ23、24にそれぞれ付属されたエレメント25、26と、図示しないスライダーによって構成されている。
テープ23、24は、それぞれ第1のフィルタ部材21a、第2のフィルタ部材21bに、接着剤で接着されているか、あるいは縫い付けられている。
スライダーでエレメント25、26をかみ合わせることで、ファスナー16は閉じた状態となり、第1のフィルタ部材21aと第2のフィルタ部材21bとはファスナー16で接続された状態となる。逆に、スライダーでエレメント25、26を離すことでファスナー16は開いた状態となり、第1のフィルタ部材21aと第2のフィルタ部材21bとを分離できる。
上述したように、フィルタ装置200を空気圧縮機102の空気取入口101に取り付け、フィルタ部材21で空気取入口101を覆うことで、空気圧縮機102に取り入れられる空気から塵埃、ゴミ等の不純物を除く構成となっている。
この場合、空気取入口101に、同一位置のフィルタ部材21を対向したままにしておくと、このフィルタ部材21に塵埃、ゴミ等が捕集されていき、空気の通りが悪くなっていく。そこで、空気の通りがある程度悪くなった場合には、フィルタ巻き取り部12のスプール15を回転させて、フィルタ取り付け部11からフィルタ部材21を所定の長さだけ引き出し、空気取入口101に対向するフィルタ部材21の一部を更新することが行われる。更新時期は、例えば、一定時間が経過したときに更新するようにしてもよいし、空気の通りが悪くなってから更新するようにしてもよい。空気の通りがある程度悪くなったか否かの判断は、例えば空気取入口101の外部と内部の空気圧の差である圧力損失が一定値を超えるか否かで判断する。このように、空気取入口101に対向するフィルタ部材の一部を更新することで、フィルタ部材を無駄なく使用することができる。
特開2001−227786号公報
上述したように、空気の通りが悪くなって、空気取入口101に対向するフィルタ部材の一部を更新する際に、上述した連続する2つのフィルタ部材21、21のファスナー16による接続部分が、空気取入口101に対向した位置に存在することが考えられる(図4参照)。
このように、接続部分が空気取入口101に対向した位置にある場合、この接続部分にはフィルタ素材がないため、ファスナー16のテープ23、24およびエレメント25、26の部分を通して、塵埃、ゴミ等の不純物が漏れ込み、空気圧縮機102に付着して性能を低下させていた。また、作業者が不純物を除去する手間が増え、作業効率を悪くしていた。
この発明の目的は、接続部分から不純物が漏れ込むことを防ぐことにある。
この発明の概念は、
長手方向の一端および他端に、それぞれ他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部に接続するための接続手段を有するシート状フィルタ部材であって、
上記長手方向の一端または他端に、上記接続手段による上記他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部との接続部分を覆う被せ部が連続して設けられている
ことを特徴とするシート状フィルタ部材にある。
この発明において、シート状フィルタ部材は、長手方向の一端および他端にそれぞれ、他のシート状フィルタ部材の端部に接続するための接続手段を有している。接続手段としては、例えばスライダー付きのファスナー等が用いられ、着脱自在に接続できるようになっている。また、一端または他端には、被せ部が連続して設けられている。この被せ部により、他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部との接続部分が覆われる。これにより、接続部分がフィルタ素材で覆われるため、接続手段からの不純物の漏れ込みを防止することができる。
例えば、被せ部の先端に、この先端を他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部に固定するための固定手段が設けられる。これにより、被せ部の遊端側を他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部に固定でき、不純物の漏れ込みをより確実に防止できる。
上述したシート状フィルタ部材は1枚および複数枚が接続されたロール状フィルタとしてフィルタ取り付け部に取り付けられ、このフィルタ取り付け部から引き出されて使用される。このように引き出されたシート状フィルタ部材は、フィルタ取り付け部から所定距離を置いた位置に配置されたフィルタ巻き取り部で巻き取られる。
シート状フィルタ部材の接続部分が、フィルタ取り付け部およびフィルタ巻き取り部の中間にあって、例えば空気取入口に対向している場合であっても、上述したようにこの接続部分が被せ部、従ってフィルタ素材で覆われているため、この接続部分から不純物が漏れ込むことを防止できる。
この発明によれば、長手方向の一端および他端に他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部に接続するための接続手段を有し、その一端または他端に、他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部との接続部分を覆う被せ部を連続して設けるものであり、接続部分からの不純物の漏れ込みを良好に防止できる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としてのフィルタ装置200Aの構成を示している。このフィルタ装置200Aは、上述したガスタービンコンバインドサイクル発電システム100の空気圧縮機102における空気取入口101に取り付けられる(図3参照)。
図1は、フィルタ装置200Aが空気取入口101に取り付けられた状態を示している。
このフィルタ装置200Aは、空気取入口101の上端側に固定されたフィルタ取り付け部31と、この空気取入口101の下部に固定されたフィルタ巻き取り部32と、1枚または複数枚のシート状フィルタ部材、この実施の形態では1枚のシート状フィルタ部材で構成されるロール状フィルタ30とを備えている。また、空気取入口101の上端側にガイドローラ34aが、空気取入口101の下端側にガイドローラ34bが配設されている。
また、このフィルタ装置200Aでは、フィルタ取り付け部31にロール状フィルタ30が装填されると共に、このロール状フィルタ30を構成するフィルタ部材35aが引き出され、ガイドローラ34a、ガイドローラ34bでガイドされた後、フィルタ巻き取り部32に取り付けられているスプール33に巻き取られる。これにより、空気取入口101はフィルタ部材35aで覆われ、空気取入口101から取り入れられる空気から塵埃やゴミ等の不純物が取り除かれる。
ロール状フィルタ30は、例えば一般的なフィルタ素材として知られている不織布によって構成される。また、ロール状フィルタ30は、フィルタ取り付け部31に装填され、スプール30aに巻きつけられた状態となっている。
なお、図1においては、フィルタ部材35aの開始部分である端部35a´は接続手段としてのスライダー付きのファスナー37で使用済みのロール状フィルタ30´を構成するフィルタ部材35bの終了部分である端部35b´と着脱自在に接続され、その接続部分が、空気取入口101に対向した位置にある状態を示している。フィルタ部材35aの端部35a´をこのようにフィルタ部材35bの端部35b´に着脱自在に接続し得る構成とすることで、ロール状フィルタ30´からロール状フィルタ30に更新する作業を容易とでき、またロール状フィルタ30、30´の端部を有効に利用できる。
図2は、上述したフィルタ部材35aの端部35a´、フィルタ部材35bの端部35b´の接続部分を拡大して示したものである。
ファスナー37は、テープ38a、38bと、これらテープ38a、38bにそれぞれ付属されたエレメント38c、38dと、図示しないスライダーによって構成されている。
テープ38aはフィルタ部材35aの端部35a´に縫い付けられており、テープ38bは、フィルタ部材35bの端部35b´に縫い付けられている。なお、テープ38a、38bはそれぞれフィルタ部材35aの端部35a´、フィルタ部材35bの端部35b´に接着剤で接着されていてもよい。
テープ38aと端部35a´との間に補強部材38a´が挿入されている。また、テープ38bと端部35b´との間に補強部材38b´が挿入されている。これら補強部材38a´、38b´はそれぞれ、テープ38a、38bと端部35a´、35b´との接続強度を上げるために用いられている。例えば、補強部材38a´、38b´には、フェルト生地が用いられる。
スライダーでエレメント38c、38dをかみ合わせることで、ファスナー37は閉じた状態となり、図示のように、フィルタ部材35aとフィルタ部材35bとはファスナー37で接続された状態となる。逆に、スライダーでエレメント38c、38dを離すことで、ファスナー37は開いた状態となり、フィルタ部材35aとフィルタ部材35bとを分離できる。
フィルタ部材35aの端部35a´は、フィルタ部材35aが折り返されて重なった状態にあり、この折り返し部分に上述したようにファスナー37を構成するテープ38aが縫い付けられている。このように折り返して縫い付けることで、フィルタ部材35aがほつれるのを防ぐことができ、ファスナー37との接続強度をさらに上げることができる上、後述する面ファスナー39を取り付けるにあたって、必要な厚みを確保することができる。
フィルタ部材35bの端部35b´に被せ部36が連続して設けられている。この被せ部36は、ファスナー37およびフィルタ部材35aの端部35a´を覆うことが可能な長さとされている。
また、被せ部36の先端およびシート状フィルタ部材35aの端部35a´の互いに対向する面に、それぞれオス、メスの面ファスナー39a、39bが取り付けられる。この面ファスナー39a、39bが接続されることで、図示のように被せ部36の先端およびフィルタ部材35aの端部35a´の互いに対向する面が接続される。
図1からも明らかなように、フィルタ装置200Aを経て空気取入口101に空気が次々と流れ込むため、空気取入口101に対向したフィルタ部材35aおよびフィルタ部材35bに次々と塵埃、ゴミ等の不純物が捕集されていき、空気の通りが悪くなっていく。そこで、フィルタ装置200Aに、空気の通りが悪くなった場合に、自動的にロール状フィルタ30からフィルタ部材35aを引き出して更新する機能をもたせる。
この場合、例えば、一定時間が経過すると自動的に所定の長さを引き出して更新するようにしてもよいし、空気取入口101の外部と内部の空気圧の差である圧力損失が一定値を超えているか否かを判断材料として、空気の通り具合を判断して更新するようにしてもよい。
圧力損失を判断材料とする場合、圧力損失は例えば微差圧計を用いて測定される。圧力損失が一定値を超えている場合、所定の長さ、例えば20cm〜30cmだけフィルタ部材をフィルタ巻き取り部32のスプール33で巻き取って、更新する。
上述のとおりに更新したとき、場合によっては図1に示すように、フィルタ部材35aとフィルタ部材35bの接続部分であるファスナー37の部分が空気取入口101に対向した位置にあることも考えられる。
図1に示すフィルタ装置200Aによれば、図2を用いて上述したように、フィルタ部材35bの端部35b´に、ファスナー37およびフィルタ部材35aの端部35a´を覆う被せ部36が連続して設けられている。そのため、ファスナー37の部分を空気が通過するとしても、フィルタ素材からなる被せ部36によって不純物の漏れ込みが食い止められる。
また、図1に示すフィルタ装置200Aによれば、端部35a´および被せ部36の互いに対向する面を面ファスナー39(39a、39b)で接続でき、従って被せ部36が浮かないように端部35a´に固定することができ、隙間からの不純物の漏れ込みを防ぐことができる。これにより、空気取入口101への不純物の漏れ込みを確実に防止することができる。
なお、上述の実施の形態においては、ロール状フィルタ30を1枚のシート状のフィルタ部材35aで構成したものとしたが、複数枚のシート状のフィルタ部材を長手方向に連続して配列し、ファスナー等を用いて着脱自在に接続したものであってもよい。こうすることによって、1枚のシート状フィルタ部材が取り外しのしやすい大きさとなり、再利用をする際のクリーニング等を容易とすることができる。
また、上述の実施の形態においては、フィルタ部材35aとフィルタ部材35bを接続する接続手段としてスライダー付きのファスナー37を用いたものを説明したが、スライダー付きファスナーに限らず、面ファスナー、ホック、ボタン等を使用してもよい。
また、上述の実施の形態においては、フィルタ部材35aとフィルタ部材35bとの接続部分において、下部のフィルタ部材35bの端部35b´に被せ部36を連続して設けたが、反対に、上部のフィルタ部材35aの端部35a´に被せ部36を連続して設けてもよい。
また、上述の実施の形態においては、被せ部36をフィルタ部材35aの端部35a´に面ファスナー39(39a、39b)を用いて固定するものを示したが、面ファスナーに限らず、ボタン、スライダー付きファスナー、ホック等の固定部材を使用してもよい。
また、図1におけるロール状フィルタ30がフィルタ取り付け部31において終端に差し掛かり、新しいシート状フィルタ部材を接続すべきタイミングを知るために、フィルタ装置200Aに警報機を取り付けて、警報を発生させるようにしてもよい。警報を発生させる方法としては、例えば以下の方法が考えられる。
ロール状フィルタ30の終端からある程度手前の位置(例えば終端より1.5m手前の位置)に赤外線に反応するラインを予め引いておく。フィルタ取り付け部31に赤外線センサーを設置し、上記ラインに差し掛かったときに上記赤外線センサーが検知して上記警報機を作動させて、警報を発生させる。こうすることにより、新しいロール状フィルタを接続すべきタイミングをフィルタ装置200A付近および中央制御室にいる作業員や運転士が適宜に把握することができ、ロール状フィルタ30が終端に達する少し手前で新しいシート状フィルタ部材を用意できる。
また、上述の実施の形態においては、フィルタ装置200Aの使用場所として、ガスタービンコンバインドサイクル発電システム100を採る発電所としたが、これに限らず、ガスタービン発電所や、塵埃やゴミを除いた清潔な空気を必要とする精密機器などの工場、病院、高層ビルなどの空調設備においても大いに活用できる。
この発明は、より確実に不純物の漏れ込みを防止することができ、ガスタービン発電システムを採る発電所等における空気の取り入れに適用できる。
実施の形態としてのフィルタ装置の構成を示す側面図である。 2つのフィルタ部材の接続部分を拡大して示す図である。 ガスタービンコンバインドサイクル発電システムの全体図である。 従来のフィルタ装置の構成を示す側面図である。 空気取入口、フィルタ取り付け部、フィルタ巻き取り部を省略したフィルタ装置を示す図である。 ファスナーによる接続部分を拡大して示す図である。
符号の説明
30、30´…ロール状フィルタ、30a…スプール、31…フィルタ取り付け部、32…フィルタ巻き取り部、33…スプール、34a,34b…ガイドローラ、35a,35b…フィルタ部材、35a´,35b´…端部、36…被せ部、37…ファスナー、38a,38b…テープ、38a´,38b´…補強部材、38c,38d…エレメント、39…面ファスナー、39a…オス面ファスナー、39b…メス面ファスナー、200A…フィルタ装置

Claims (3)

  1. 長手方向の一端および他端に、それぞれ他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部に接続するための接続手段を有するシート状フィルタ部材であって、
    上記長手方向の一端または他端に、上記接続手段による上記他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部との接続部分を覆う被せ部が連続して設けられている
    ことを特徴とするシート状フィルタ部材。
  2. 上記被せ部の先端に、該先端を、上記他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部に固定するための固定手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート状フィルタ部材。
  3. 1枚または複数枚のシート状フィルタ部材からなるロール状フィルタと、
    上記ロール状フィルタを取り付けるフィルタ取り付け部と、
    上記フィルタ取り付け部から所定距離だけ離れた位置に配置され、上記フィルタ取り付け部に取り付けられた上記ロール状フィルタから引き出された上記シート状フィルタ部材を巻き取るフィルタ巻き取り部と
    を備えるフィルタ装置において、
    上記シート状フィルタは、
    長手方向の一端および他端に、それぞれ他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部に接続するための接続手段を有し、
    上記長手方向の一端または他端に、上記接続手段による上記他のシート状フィルタ部材の長手方向の端部との接続部分を覆う被せ部が連続して設けられている
    ことを特徴とするフィルタ装置。
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