JP2016107167A - 除塵装置 - Google Patents

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Hiroyasu Tai
博康 田井
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Abstract

【課題】フィルタ交換頻度を少なくでき、コンクリート粉砕作業を効率良く行えると共に、適切な除塵性能が安定して得られ、作業環境を改善可能な除塵装置を提供する。【解決手段】コンクリート粉砕作業によって発生する粉塵を含んだ空気が送り込まれる流入孔11と、粉塵が除去された空気が排出される吐出孔12と、帯状のフィルタシート2を内部へ導入する入口スリット13と、粉塵を捕集したフィルタシート2を外部へ導く出口スリット14と、を有するケーシング1を備え、さらに、フィルタシート2をロール状に保持すると共に帯状として入口スリット13へ送り出す繰出しローラ3と、出口スリット14から出てきた帯状のフィルタシート2を巻き取る巻取りローラ4と、巻取りローラ4を連続的乃至間欠的に回転駆動させる駆動手段5と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、除塵装置に関する。
従来、建築物の解体や改修工事で発生する粉塵を含んだ空気を、負圧発生用ファンによってケーシング内に引き込んで、ケーシング内に配設した枚葉フィルタにて粉塵を捕集し、除塵した空気を外部に放出する除塵装置があった(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3131026号公報
しかし、解体や改修工事で行うコンクリート粉砕作業で発生する粉塵(コンクリート粉)は大量なため、枚葉フィルタが直ぐに目詰まりし、何度もコンクリート粉砕作業を中断してフィルタ交換をしなければならないといった問題があった。
そこで、本発明は、フィルタ交換頻度を少なくでき、コンクリート粉砕作業を効率良く行えると共に、適切な除塵性能が安定して得られ、作業環境を改善可能な除塵装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の除塵装置は、コンクリート粉砕作業によって発生する粉塵を含んだ空気が送り込まれる流入孔と、粉塵が除去された空気が排出される吐出孔と、帯状のフィルタシートを内部へ導入する入口スリットと、粉塵を捕集した上記フィルタシートを外部へ導く出口スリットと、を有するケーシングを備え、さらに、上記フィルタシートをロール状に保持すると共に帯状として上記入口スリットへ送り出す繰出しローラと、上記出口スリットから出てきた帯状の上記フィルタシートを巻き取る巻取りローラと、該巻取りローラを連続的乃至間欠的に回転駆動させる駆動手段と、を具備するものである。
また、上記ケーシング内において、上記フィルタシートは、上記流入孔から上記吐出孔へ流れる空気流に直交状に横断する方向に、連続的乃至間欠的に走行するものである。
また、粉塵を含んだ空気を上記流入孔に向けて圧送するための圧送ファンと、粉塵を含んだ空気を上記流入孔から吸い込むための吸引ファンと、を備えたものである。
また、上記ケーシングは対面状の第1壁部と第2壁部を有し、かつ、上記第1壁部に上記入口スリットを一文字状に形成すると共に上記入口スリットにシール用第1パッキンを設け、さらに、上記第2壁部に上記出口スリットを一文字状に形成すると共に上記出口スリットにシール用第2パッキンを設けたものである。
また、上記繰出しローラと、上記巻取りローラと、上記繰出しローラ及び上記巻取りローラに巻設されると共に張設される上記フィルタシートと、を有するフィルタユニットを、複数、備えているものである。
本発明によれば、フィルタ交換に要する手間と時間を大幅に削減できる。急激な除塵性能の低下を防止でき、安定して、長時間に渡って優れた除塵性能を発揮し、作業環境を著しく改善できる。フィルタ交換や除塵性能の低下によるコンクリート粉砕作業の中断が無くなって、迅速に効率良く解体や改修工事を行うことができる。
本発明の除塵装置の実施の一形態を示す断面側面図である。 フィルタシートの一例を示す要部拡大図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る除塵装置は、建築物の解体工事や改修工事で行われるコンクリートのはつり作業や破壊作業等の粉砕作業によって発生する粉塵(コンクリート粉)を含んだ空気から、粉塵を除去するための除塵装置である。
図1に示すように、粉塵を含んだ空気が送り込まれる流入孔11と、粉塵が除去された空気が排出される吐出孔12と、を有するケーシング1を備えている。
さらに、ケーシング1の上流側(前方側)に粉塵を含んだ空気を流入孔11に向けて圧送するための圧送ファン6を設け、ケーシング1の下流側(後方側)に粉塵を含んだ空気を流入孔11から吸い込むための吸引ファン7を設けている。
ケーシング1は、流入孔11が開口する前壁部1cと、吐出孔12が開口する後壁部1dと、対面状かつ相互に平行状に配設される平面状の第1壁部1a及び第2壁部1bと、前壁部1cと後壁部1dと第1壁部1aと第2壁部1bと共に内部空間(捕集室)10を形成するための複数の壁部と、を有している。第1壁部1aは言い換えると上下一方壁部であり、第2壁部1bは言い換えると上下他方壁部である。また、ケーシング1の外部とは、言い換えると捕集室10の室外である。
ケーシング1の外部に、帯状のフィルタシート2をロール状にしたフィルタ巻体20を配設している。
第1壁部1aには、フィルタ巻体20から引き出した帯状のフィルタシート2を、内部空間10へ導入する一文字状の入口スリット13が、略全幅(第1壁部1aの左右幅寸法の90%以上)に渡って形成されている。
入口スリット13に、空気の出入りを防ぐ(減少させる)ためのシール用の第1パッキン15を設けている。
第2壁部1bは、ケーシング1内で粉塵を捕集したフィルタシート2を、ケーシング1の外部へ導く一文字状の出口スリット14を、入口スリット13と対面状に設けている。
出口スリット14は、第2壁部1bに、略全幅(第2壁部1bの左右幅寸法の90%以上)に渡って形成されている。
出口スリット14に、空気の出入りを防ぐ(減少させる)ためのシール用の第2パッキン16を設けている。
さらに、第1壁部1a近傍の外部側に、フィルタシート2をロール状に保持して(フィルタ巻体20を保持して)、入口スリット13へ帯状のフィルタシート2を送り出す繰出しローラ3を設けている。
そして、第2壁部1b近傍の外部側に、出口スリット14からでてきた帯状のフィルタシート2の一端縁部が取着され、回転駆動によって、帯状のフィルタシート2をロール状に巻き取る巻取りローラ4を設けている。巻取りローラ4は、出口スリット14を介してケーシング1内のフィルタシート2を引き出すとも言える。
また、巻取りローラ4を連続的乃至間欠的に回転駆動させてフィルタシート2を走行させるための電気モータや油圧モータ等の駆動手段5と、図示省略するが、駆動手段5を連続的乃至間欠的に駆動させる制御部と、圧送ファン6と吸引ファン7と駆動手段5の作動(駆動・停止)を操作するための操作部と、を備えている。
ケーシング1内において、フィルタシート2は、繰出しローラ3と巻取りローラ4とによって、流入孔11から吐出孔12へ(前方から後方へ)流れる空気流Kに直交面状に張設される。そして、巻取りローラ4の巻取り回転(駆動手段5の駆動)によって、空気流Kに直交状に横断する方向Y(上下一方向)に走行すると共に、巻取りローラ4の巻取り回転・停止(駆動手段5の駆動・停止)によって、連続的乃至間欠的に走行する。
駆動手段5の駆動によって巻取りローラ4が水平状軸心廻りに回転駆動して、フィルタシート2を巻き取る。巻取りローラ4がフィルタシート2を巻き取る引っ張り力によって、繰出しローラ3側でフィルタシート2は帯状に引き出される。この引き出し力によって繰出しローラ3は水平状軸心廻りに従動回転する。
さらに、入口スリット13を、第1壁部1aに複数設けると共に、出口スリット14を第2壁部1bに複数設けている。
そして、繰出しローラ3と、巻取りローラ4と、繰出しローラ3及び巻取りローラ4に巻設されると共に張設されるフィルタシート2と、を有するフィルタユニット9を、入口スリット13及び出口スリット14の数に対応させて複数(複数ユニット)設けている。
駆動手段5は、図例では各フィルタユニット9に1台ずつ設けた場合を図示しているが、複数のフィルタユニット9の各巻取りローラ4を、チェーンやベルト、或いは、回転シャフト等の動力伝達部材を介して、連結して、駆動手段5を1台(共用)とするも良い。
1つのケーシング1の内部空間10に、複数(図例においては2つ)の帯状フィルタシート2,2が、所定の間隔寸法をもって平行状に配設され、同方向(図例においては下方)へ走行するように構成している。
また、ケーシング1の内部空間10に、フィルタシート2を後方(裏側)から支持するメッシュ状の保持部材17を設けている。
保持部材17は、枚葉の金属製のメッシュ板状部材であって、鉛直面状に固定している。圧送ファン6からの風圧や、吸引ファン7の吸引によって、フィルタシート2が帆のように(後方凸状に大きく)弯曲変形するのを防止すると共に、入口スリット13から出口スリット14まで撓まずにスムーズに走行するようにガイドするものである。
フィルタシート2は、掃除(清掃)シートと呼ばれる拭き掃除用の不織布のシートを流用したものである。材質は、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリル、レーヨン等の合成樹脂繊維が望ましい。厚さは、0.1mm以上1mm以下、好ましくは、0.3mm以上〜0.5mm以下である。下限値未満であると、引っ張りや風力による破れや裂けといった破損が発生しやすくなる。上限値を越えると、ロール状とした場合に、重量や体積が大きくなり、使い勝手が悪くなる。フィルタ巻体20は、未使用状態で、約100m(80m以上120m以下)の帯状フィルタシート2を巻設したものが好ましい。
例えば、フィルタシート2を、医療用マスク用の積層紙素材で形成すると、空気が当たる表て面のみに粉塵が捕集されるが、図2に示すように、フィルタシート2を不織布とすることで、フィルタ内部の繊維と繊維の間に大量の粉塵(コンクリート粉)を捕集(含有)でき、積層紙素材で形成した場合に比べて、捕集量が多く、直ぐに目詰まりせず、フィルタシート2の消費量を軽減できる。
また、図示省略するが、ケーシング1の下面側(ケーシング1と巻取りローラ4と繰出しローラ3とが載置されたベース部材の下面)に、複数の車輪を設けて、作業者による手押搬送を可能としている。車輪付きベース部材に、ケーシング1と駆動手段5とフィルタユニット9と圧送ファン6と吸引ファン7を設けて、搬送や設置を容易かつ迅速に行うことを可能としている。
また、図示省略するが他の実施形態は、第1壁部1aを左右一方壁部とし、第2壁部1bを左右他方壁部とし、入口スリット13及び出口スリット14を、各壁部の略全幅(上下幅寸法の90%以上)に渡って形成している。繰出しローラ3及び巻取りローラ4を鉛直状軸心廻りに回転自在とし、帯状のフィルタシート2を左右方向に走行させる構成である。他の構成は、上述の実施形態と同様である。
次に、本発明の除塵装置の作用(使用方法)について説明する。
予め帯状のフィルタシート2をロール状(円筒状)にしたフィルタ巻体20を、繰出しローラ3に外嵌状に取着する(フィルタ巻体20の中心孔に繰出しローラ3を差し込む)。フィルタ巻体20から、フィルタシート2の一端縁部(始端縁部)を引き出して帯状にし、入口スリット13からケーシング1の内部に導入し、内部空間10を横断させて、出口スリット14からケーシング1の外部へ引き出す。引き出した帯状フィルタシート2の一端縁部を巻取りローラ4に取着して除塵準備状態となる。
除塵準備状態から操作部にて除塵開始ボタンを操作すると、圧送ファン6及び吸引ファン7が回転し、圧送ファン6によって、フィルタシート2に、粉塵を含んだ空気が押し付けられる。また、吸引ファン7によって、フィルタシート2に、粉塵を含んだ空気が吸い寄せられる。また、吸引ファン7は内部空間10の空気を吸い込んで外部に排出する。また、フィルタシート2は、保持部材17によって、鉛直面状姿勢が保持される。
また、駆動手段5が作動し、巻取りローラ4が回転して、フィルタ巻体20から帯状としたフィルタシート2が繰出しローラ3から巻取りローラ4(第1壁部1a側の外部から第2壁部1b側の外部)へ向かって走行する。また、内部空間10において保持部材17によってガイドされる。
例えば、第1壁部1aの内面から第2壁部1bの内面までを約1m(0.8m〜1.5m)と設定した場合、第1壁部1aの内面から第2壁部1bの内面まで約5分間(3〜8分間)で走行するように、制御部は駆動手段5を制御する。
また、制御部は、除塵開始から除塵終了までの間に、フィルタシート2が連続的乃至間欠的に走行するように駆動手段5を回転させる。間欠的に走行とは、第1所定時間又は第1所定距離(例えば、20秒又は10cm)の走行と、第2所定時間(例えば10秒間)の停止と、を交互に繰り返して走行することである。
このように、フィルタシート2が走行することで、フィルタシート2が目詰まりして適切な除塵性能が得られなくなる前に、粉塵を捕集した部位をケーシング1の外部へ引き出し、粉塵を含んだ空気に対して、常時、目詰まりする前のフィルタシート2が、待機することになって、常に、適切な除塵性能が安定して得られる。
そして、粉塵捕集後のフィルタシート2を、巻取りローラ4で、出口スリット14から引き出しつつ巻き取って、ロール状(円筒状)の使用済みのシート巻体21を形成する。
このように、使用済み(粉塵捕集後)の長い帯状フィルタシート2を、持ち運びや収納が容易なロール状のシート巻体21とすることができる。
また、巻取りローラ4にてフィルタシート2を所定長さ(例えば10m)巻き取った場合や、コンクリート粉砕作業を終了した場合に、フィルタシート2を、出口スリット14と巻取りローラ4の間で切断し、巻取りローラ4からシート巻体21を取り外して廃棄処理する。分別作業の省略や廃棄梱包作業を軽減できる。
また、使用中のフィルタ巻体20の量が少なくなった場合は、そのフィルタ巻体20の終端縁部に、新たなフィルタ巻体20の始端縁部を連結して駆動手段5を駆動させれば、容易かつ迅速に、新たなフィルタ巻体20の始端縁部を、ケーシング1に横断状に挿通させることができる。
なお、コンクリート粉砕作業中のフィルタ巻体20の交換は、従来の枚葉フィルタを抜き差して交換するカートリッジ方式に比べて、大幅に少なく、コンクリート粉砕作業の中断が減って、スムーズに効率良く行うことができる。
なお、本発明は、設計変更可能であって、第1壁部1aと第2壁部1bとは下流に向かうにつれて接近するハの字状に配設(形成)しても良い。フィルタユニット9を3つ以上設けても良い。駆動手段5はエアモータ又はディーゼルエンジン等の内燃機関(原動機)等自由である。圧送ファン6の上流側(前方側)に、粉塵を含んだ空気を導入するため導入ダクトを設けても良い。また、吸引ファン7の下流側(後方側)に粉塵を除去した空気(浄化空気)を排出するための排気ダクトを設けても良い。また、圧送ファン6と流入孔11の間の入口側中間ダクト18と、吐出孔12と吸引ファン7の間の出口側中間ダクト19と、導入ダクトと、排気ダクトとは、伸縮自在に設けても良く、長さも自由である。また、入口側中間ダクト18と出口側中間ダクト19は省略しても良い。フィルタユニット9を複数設けた場合、空気流Kに直交状に横断する方向であれば、一方のフィルタシート2と他方のフィルタシート2を相互に異なる方向に走行させても良い。例えば、一方のフィルタシート2を上下一方向(左右一方向)に走行させると共に他方のフィルタシート2を、上下他方向(左右他方向)に走行させても良い。
以上のように本発明の除塵装置は、コンクリート粉砕作業によって発生する粉塵を含んだ空気が送り込まれる流入孔11と、粉塵が除去された空気が排出される吐出孔12と、帯状のフィルタシート2を内部へ導入する入口スリット13と、粉塵を捕集したフィルタシート2を外部へ導く出口スリット14と、を有するケーシング1を備え、さらに、フィルタシート2をロール状に保持すると共に帯状として入口スリット13へ送り出す繰出しローラ3と、出口スリット14から出てきた帯状のフィルタシート2を巻き取る巻取りローラ4と、巻取りローラ4を連続的乃至間欠的に回転駆動させる駆動手段5と、を具備するので、フィルタ交換に要する手間と時間を大幅に削減できる。急激な除塵性能の低下を防止でき、安定して、長時間に渡って優れた除塵性能を発揮し、作業環境を著しく改善できる。フィルタ交換や除塵性能の低下によるコンクリート粉砕作業の中断が無くなって、迅速に効率良く解体や改修工事を行うことができる。フィルタシート2が目詰まりして適切な除塵性能が得られなくなる前に、粉塵を捕集した部位をケーシング1の外部へ引き出し、粉塵を含んだ空気に対して、常時、目詰まりする前のフィルタシート2で粉塵の捕集を行え、適切な除塵性能が安定して得られる。
また、ケーシング1内において、フィルタシート2は、流入孔11から吐出孔12へ流れる空気流Kに直交状に横断する方向Yに、連続的乃至間欠的に走行するので、フィルタシート2に効率良く均一に粉塵を含んだ空気を当てて、除塵性能を向上できると共に、フィルタシート2に未捕集部位が発生せず、無駄無く使用できる。
また、粉塵を含んだ空気を流入孔11に向けて圧送するための圧送ファン6と、粉塵を含んだ空気を流入孔11から吸い込むための吸引ファン7と、を備えたので、大量の粉塵を含んだ空気を、確実に、フィルタシート2に当てて、効率良く作業を行うことができる。粉塵を含んだ空気の取込流量、粉塵を除去した空気の排出流量、が安定し、確実に効率良く除塵できる。
また、上記ケーシング1は対面状の第1壁部1aと第2壁部1bを有し、かつ、第1壁部1aに入口スリット13を一文字状に形成すると共に入口スリット13にシール用第1パッキン15を設け、さらに、第2壁部1bに出口スリット14を一文字状に形成すると共に出口スリット14にシール用第2パッキン16を設けたので、空気の出入りを防ぐ(減少させる)ことができる。入口スリット13及び出口スリット14でのフィルタシート2の揺れや接触による損傷を防止できる。
また、繰出しローラ3と、巻取りローラ4と、繰出しローラ3及び巻取りローラ4に巻設されると共に張設されるフィルタシート2と、を有するフィルタユニット9を、複数、備えているので、確実に粉塵を捕集して、吸い込んだ空気をきれいに浄化して排出させることができる。
1 ケーシング
1a 第1壁部
1b 第2壁部
2 フィルタシート
3 繰出しローラ
4 巻取りローラ
5 駆動手段
6 圧送ファン
7 吸引ファン
9 フィルタユニット
11 流入孔
12 吐出孔
13 入口スリット
14 出口スリット
15 第1パッキン
16 第2パッキン
K 空気流
Y 横断する方向

Claims (5)

  1. コンクリート粉砕作業によって発生する粉塵を含んだ空気が送り込まれる流入孔(11)と、粉塵が除去された空気が排出される吐出孔(12)と、帯状のフィルタシート(2)を内部へ導入する入口スリット(13)と、粉塵を捕集した上記フィルタシート(2)を外部へ導く出口スリット(14)と、を有するケーシング(1)を備え、
    さらに、上記フィルタシート(2)をロール状に保持すると共に帯状として上記入口スリット(13)へ送り出す繰出しローラ(3)と、上記出口スリット(14)から出てきた帯状の上記フィルタシート(2)を巻き取る巻取りローラ(4)と、該巻取りローラ(4)を連続的乃至間欠的に回転駆動させる駆動手段(5)と、を具備することを特徴とする除塵装置。
  2. 上記ケーシング(1)内において、上記フィルタシート(2)は、上記流入孔(11)から上記吐出孔(12)へ流れる空気流(K)に直交状に横断する方向(Y)に、連続的乃至間欠的に走行する請求項1記載の除塵装置。
  3. 粉塵を含んだ空気を上記流入孔(11)に向けて圧送するための圧送ファン(6)と、粉塵を含んだ空気を上記流入孔(11)から吸い込むための吸引ファン(7)と、を備えた請求項1又は2記載の除塵装置。
  4. 上記ケーシング(1)は対面状の第1壁部(1a)と第2壁部(1b)を有し、かつ、上記第1壁部(1a)に上記入口スリット(13)を一文字状に形成すると共に上記入口スリット(13)にシール用第1パッキン(15)を設け、さらに、上記第2壁部(1b)に上記出口スリット(14)を一文字状に形成すると共に上記出口スリット(14)にシール用第2パッキン(16)を設けた請求項1,2又は3記載の除塵装置。
  5. 上記繰出しローラ(3)と、上記巻取りローラ(4)と、上記繰出しローラ(3)及び上記巻取りローラ(4)に巻設されると共に張設される上記フィルタシート(2)と、を有するフィルタユニット(9)を、複数、備えている請求項1,2,3又は4記載の除塵装置。
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