JP2007097745A - 洗濯機用置き台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 床面に排水口と、その周りに堤状の防水パンとを有する収納空間に、前開き型
ドラム式洗濯機を容易に設置できる洗濯機用置き台を提供する。
【解決手段】 ほぼ四角形にて所定の高さを有する枠本体と、前記枠本体内の上部に設け
られた前開き型ドラム式洗濯機を載置する受け部32とで構成された洗濯機用置き台20
の、枠板の背面部の下端部に切欠部30を形成したので収納空間内に防水パンに引掛かる
ことなく前開き型ドラム式洗濯機1を設置することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は前開き型ドラム式洗濯機を載置する洗濯機用置き台に関する。
従来の洗濯機用置き台は、ほぼ四角形にて所定の高さを有するように構成した矩形上枠
本体の内側上部に、洗濯機を載置する受け部と、置き台自体の脚とを具え、枠本体の側面
部に、洗濯機の排水ホースを通すことが可能な孔部を形成することにより、受け部上に洗
濯機を載置することで、洗濯機の設置高さを増し、さらに家屋の排水口が置き台の内側に
ある場合であっても、排水ホースを前記孔部から置き台の内側に通すことより、排水口に
接続することができるようにしている。
特開2001−212398号公報(第4頁、図7参照)
近年、略水平軸を中心に洗濯槽が回転し、前面に扉が設けられた所謂前開き型ドラム式
洗濯機が提供されている。それに伴い、前開き型ドラム式洗濯機をビルトインで収納する
形式の住宅が増えている。さらにこの場合、ビルトインで前開き型ドラム式洗濯機を収納
する収納空間の中央床面に排水口等が設けられていて、その排水口の周りには、万一、水
漏れが起こった際に、水が周囲に溢れ出すことを防止する堤状の防水パンが排水口を囲む
ように設けられていることが多い。そしてこの防水パンは、一般的にドラム式洗濯機の設
置面積に比べて小さく、前開き型ドラム式洗濯機の下方に収まる程度の大きさである。
しかし、このようなビルトイン形式の収納空間に前開き型ドラム式洗濯機を前方からス
ライドさせて収納する場合には、通常前開き型ドラム式洗濯機は底部に設けた脚が短いた
め、前述の防水パンに引掛かってしまう。そのため前開き型ドラム式洗濯機を前記収納空
間内に収納するためには、前開き型ドラム式洗濯機を持ち上げて防水パンをまたがせて設
置しなくてはならず、設置がめんどうであるという問題があった。
また前述の前開き型ドラム式洗濯機の脚を防水パンの高さに比べて長くした場合には、
収納空間に防水パンに引掛かることなく、前方からスライドさせて収納することができる
が、設置後に、前方の脚の間から排水口に接続した排水ホースや、防水パンが見えてしま
い外観上良くない。
そこで、設置後の前開き型ドラム式洗濯機の下部を前方から隠す目的とともに、使用者
が扉を開けやすいように前開き型ドラム式洗濯機の設置高さを増す目的で特許文献1記載
の洗濯機用置き台に載置して、収納することが検討されている。
その場合、前述した防水パンが洗濯機用置き台の内部に位置されることになるが、それ
には、収納空間の外で前開き型ドラム式洗濯機を洗濯機用置き台の上に載置し、スライド
させて、収納空間に挿入する必要がある。
しかしながら、特許文献1記載の洗濯機用置き台をスライドさせて収納空間に挿入する
際にもやはり防水パンが洗濯機用置き台の側面、特には背面に引掛かってしまい、収納空
間内に前開き型ドラム式洗濯機を設置するためには、収納空間の限られた空間の中で洗濯
機とともに洗濯機用置き台を持ち上げて、防水パンをまたがせなくてはならず、使用者に
とって非常に作業しづらい状態にあった。
したがって本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、使用者が前
開き型ドラム式洗濯機をビルトインの収納空間に収納する際に防水パンに引掛からない洗
濯機用置き台を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による洗濯機用置き台は、前開き型ドラム式洗濯機
を載置する洗濯機用置き台であって、前記洗濯機用置き台は、所定の高さを有し、少なく
とも下面を開放した矩形状の枠本体と、前記枠本体の上部に設けられ洗濯機を載置する受
け部とを備え、かつ、前記枠本体の背面部の下端部に切欠部を形成したことを主たる特徴
とする。
本発明によれば、枠本体の背面部の下端部に切欠部を設けたため、前開き型ドラム式洗
濯機を洗濯機用置き台上に載置した状態で、床面に防水パンを有する収納空間内に、防水
パンに引掛かることなく、前方からスライドさせて挿入することができるため、使用者は
簡単に前開き型ドラム式洗濯機を収納空間に設置することができる。
<第1の実施例>
以下、本発明の第1の実施例について図1乃至図5を参照して説明する。
まず図2は、前開き型ドラム式洗濯機1と、前開き型ドラム式洗濯機1を載置する洗濯
機用置き台20の全体斜視図を示している。
この前開き型ドラム式洗濯機1(以降、単にドラム式洗濯機と称す)は、外郭が矩形箱
状を成す外箱2で構成されており、その内部には、ドラム形状の水槽がサスペンションに
より防振支持して配設されており、その内部には洗濯物を収容するドラム形状の洗濯槽が
前後方向を軸として回転可能に設けられている。そして、水槽の底面背部には、モータが
設けられており、このモータにより洗濯槽を回転させて、洗濯槽に収納された洗濯物を洗
浄するように構成されている。
そして、水槽の最底部には、排出口が設けられていて、排出口の先には導水ホース(図
示せず)が接続されていて、洗濯水を排出されるようになっている。
また外箱2の前面には洗濯槽に通じる円形状の洗濯物出入口10が形成されており、こ
の洗濯物出入口10には所謂前開き型として前後方向に開閉可能な扉11が取り付けられ
ている。
また、外箱2の前面の上部には操作パネル12が設けられており、この操作パネル12
は、使用者がドラム式洗濯機1の運転に係る各種の操作をするためのもので、電源スイッ
チや、スタートスイッチ並びに各種選択スイッチなど、多数の操作スイッチが設けられて
いる。
その他、外箱2の底部には台板13が取り付けられており、この台板13の底面の4隅
部には高さ調整可能な脚14が配置されていて、ドラム式洗濯機1の高さ調節および水平
度調節ができるようになっている。
さらにこの台板13からは、前記水槽の排水口に接続された導水ホースの先端から延び
る排水ホース15が導出されている。この場合排水ホース15は、台板13の底面に設け
られた開口に挿入され、もってその開口からドラム式洗濯機1外の真下に伸びるような構
成をしている。
これら構成によるドラム式洗濯機1は、洗濯槽に洗濯物を収容し、水槽に洗濯水を貯水
して、モータにより洗濯槽を回転させることにより、洗濯物が洗浄されるものであって、
その洗浄した洗濯水は、排出口から導水ホース、排水ホース15へ流れていく。
一方、これら構成のドラム式洗濯機1を載置する洗濯機用置き台20(以降、単に置き
台と称す)は、主要部をなすその枠本体が図2に示すように全体が所定の高さ(例えば2
0cm)を有する四角形の矩形状に形成されており、それは基材で成るフレーム21と、
フレーム21の周りを囲う枠板41とで構成されている。
ここでこの置き台20を分解斜視図である図1を参照して説明する。
まず、フレーム21は、基材としてすべて断面L字状のアングルが使用されており、縦
、横、前後方向に配置し、それぞれ溶接して全体として立方体に接続することにより構成
される。
詳細には、前面部21a、右側面部21b、左側面部21c、背面部21dが上下2段
にアングル枠として配置されることにより構成され、上段アングル枠24は、上アングル
24a〜dのL字の折れ線が内側に向かうように配置されて、それぞれ両端部で溶接され
ることにより接続されている。
一方、下段アングル枠25は、上段の4隅から下方に延びる縦アングル36h〜kによ
り前記上アングル24a〜dと所定の間隔を有して配置されており、下アングル25a〜
dにより、L字の折れ線が内側に向かうように配置されて構成されている。
したがって、上段アングル24と下段アングル25との間には隙間が形成され、前面部
21には使用者の手が挿入できる程度の隙間21a1が形成される。
なお、前面部21aと背面部21dの所定箇所4隅には枠板41を取り付ける取付ねじ
孔29が設けられていて、前面部21aの上アングル24a、下アングル25aの両端部
には、前面取付ねじ孔29aが形成され、背面部21dの上アングル24d、下アングル
25dの両端部には、背面取付ねじ孔29dがそれぞれ形成されている。
また背面部21dにおいては、下アングル25dは、所定の長さの下アングル25d1
と下アングル25d2とで構成されており、両方合わせても中央が乖離する形状をしてい
る。そしてそれぞれ下アングル25d1と下アングル25d2の中央側端には、上アング
ル24dと縦方向に溶接で接続される開口アングル26が設けられている。そしてこの開
口アングル26には、開口アングル26a、26bを繋ぐ補強アングル27が溶接して設
けられている。
さらに開口アングル26a、26bには、補強アングル27に向かって斜め方向に支持
アングル28が配置されており、補強アングル27を支持補強している。
背面部21dはこのようなアングルの配置構成をしていて、開口アングル26a、26
bの間と、補強アングル27とに囲まれた空間をもって、背面部21dの下端部に切欠部
30が形成されている。なお、この切欠部30は、補強アングル27の下方にはアングル
が設けられておらず、後述する収納空間Nの防水パンMの断面縦横寸法より大きい寸法で
形成されている。(例えば高さ14cm、横35cm)
また上段アングル枠24には、4隅部の上面に三角形板状の上部受け部32h〜k、が
溶接して設けられており、さらに下段アングル枠25の4隅部の上面にも同様に、三角形
板状の下部受け部33h〜k、が溶接して取り付けられている。
そしてこれら下部受け部33には中央にねじ孔34が設けられていて、置き台脚35が
、螺着されるように構成されている。
この置き台脚35は、下部受け部33の下面方向からねじ孔34に螺着することで配置
されており、高さ調節が可能な構成をしている。
一方、これら構成のフレーム21の周りを囲う枠板41は、前面枠板41aと、右側面
枠板41b、左側面枠板41cとで構成されている。
まず、右側面枠板41bと左側面枠板41cは同一形状の板面で形成されており、寸法
はフレーム21の高さと略同じで、長さは同面のアングルの長さと略同じ(少し長い)で
ある。
また上部に上アングル24に引掛けるためのコ字形状の引掛け部42が設けられている
。そして、板面の両端には、ねじ固定部43が設けられていて、板面に対して垂直方向に
折り返されている。このねじ固定部43には上下に2つのねじ挿入孔43aが前後方向に
設けられている。なお、板面には中央に排水ホース15を挿通可能な大きさのホース挿入
口50が設けられている。
そして、前面枠板41aも同様に、板面で形成されており、この板面の上部にも上アン
グル24aに引掛けるためのコ字形状の引掛け部42aが設けられている。なおこの前面
枠板41aの板面の両端は折り返されておらず、この両端には上下に前面ねじ孔45が設
けられている。
これら構成のフレーム21に枠板41が取り付けられ枠本体とすることにより、置き台
20が形成される。
ここで、枠板41のフレーム21への取り付け方について説明する。
まず、右側面枠板41bを、フレーム21の右側面部21bに取り付ける。この場合、
右側面枠板41bの引掛け部42bを上アングル24bに上方から引掛けることにより、
右側面枠板41bのねじ固定部43が前面部21a、背面部21dの一部を覆うように位
置されて取り付けられる。このとき板面中央に形成されたホース挿入口50が、上アング
ル24bと下アングル25bとの間の隙間部分に位置される。そして同様に左側面部21
cを、フレーム21の左側面部21cに取り付ける。
次に、フレーム21の背面部21dの両端に位置されている右側面枠板41bと左側面
枠板41cの各ねじ固定部43をねじで背面部21dの背面取付ねじ孔29dに螺着して
取り付ける。
そして最後に、フレーム21の前面部21aに、前面枠板41aを引掛け部42を上ア
ングル24aに引掛けることで取り付ける。その際、置き台20は、前方から前面枠板4
1a、ねじ固定部43が重なり合う状態となり、この状態で前方からねじを前面ねじ孔4
5、ねじ挿入孔43aに挿入して、前面取付ねじ孔29aに螺着する。このようにして置
き台20前面に前面枠板41aが取り付けられ、また逆の動作をすることにより、前面枠
板41aは、フレーム21から取り外すことができる。
このように組み立てられた置き台20は、前方、左右側面は、枠板に囲われ、背面は、
切欠部30が露出する形状となる。
ここで、上記構成の置き台20の作用およびこの置き台20を使用したドラム式洗濯機
1の設置方法について図3〜図5を参照して説明する。
図3は、ドラム式洗濯機1を載置した置き台20を収納空間N内に収納する中途の状態
図である。
図4は、置き台20にドラム式洗濯機1を載置して収納空間Nに設置した状態図であ
る。図5は、図4の斜視図である。
なお、ここでのドラム式洗濯機1の設置方法とは、前述したような、前開き型ドラム式
洗濯機1を収納空間Nに収納して使用するビルトイン式の住宅において、略中央床面に排
水口Lが設けられていて、その排水口Lを囲うように堤状の防水パンMが設けられている
タイプの収納空間Nに、ドラム式洗濯機1を収納し、所定位置に設置する方法をいう。
まず、第1の設置方法を説明する。
ドラム式洗濯機1をビルトインの収納空間Nに収納する折、まず収納空間Nの前方外で
、ドラム式洗濯機1の前方が置き台20の前方側に向くように、ドラム式洗濯機1の脚1
4を4隅の上部受け部32に載置する。この際、ドラム式洗濯機1の真下に伸びる排水ホ
ース15は置き台20の内部に収納されている。
次にこの排水ホース15を、置き台20の後方から、切欠部30を介して取り出す。取
り出した排水ホース15の先端を収納空間Nの排水口Lに接続する。
そしてこの収納空間N外にあるドラム式洗濯機1と排水口Lとが排水ホース15で接続
された状態で、ドラム式洗濯機1を置き台20と共に収納空間N内へスライドさせて移動
させる。
スライドさせていくと、切欠部30が、収納空間N内にある防水パンMと離間し、かつ
囲繞した状態で、引掛かることなく通過する(図3参照)。
そして、収納空間Nの所定位置までドラム式洗濯機1および置き台20をスライドする
と、ドラム式洗濯機1は、置き台20により所定の高さを有し、真下に排水口Lおよび防
水パンMがある状態(図4、および図5参照)で収納が完了する。
次に、第2の設置方法について説明する。
まず置き台20を前面枠板41aを取り付けていない状態(即ち、背面取付ねじ孔29
dだけがねじ止めされている状態)で用意する。そしてドラム式洗濯機1の脚14を置き
台20の上部受け部32に載置する。この際、排水ホース15は置き台20の内部に収納
されている。
次にこのドラム式洗濯機1が置き台20に載置されている状態で、ドラム式洗濯機1お
よび置き台20を収納空間N内へスライド挿入させていく。この場合も第1の設置方法と
同様に、置き台20の切欠部30が収納空間Nの防水パンMと離間し、かつ囲繞した状態
でスライドして通過することで、置き台20が防水パンMに引掛かることなく移動する。

そしてドラム式洗濯機1および置き台20が所定の位置に移設されると、次に前面部2
1aの上アングル24aと下アングル25aの間の隙間21a1から置き台20内部に手
を伸ばす。そして置き台20内に収納されている排水ホース15を手に取り、防水パンM
内部にある排水口Lに排水ホース15先端を接続させる。
そして最後に、収納空間Nの前方から、ねじを前面ねじ孔45に挿入し、前面取付ねじ
孔29aを螺着することにより、前面枠板41aが前面部21aに取り付けられ、収納空
間Nへのドラム式洗濯機1の設置が完了する(図4、および図5参照)。
このように、第1に実施例の構成による洗濯機用置き台20は、次のような効果を有す
る。
置き台20の背面部21dの下端部にアングルで、切欠部30を防水パンMの縦横寸法
より大きく形成したため、中央に防水パンMを有する収納空間Nにドラム式洗濯機1を設
置するにあたり、使用者は、収納空間Nの外で置き台20にドラム式洗濯機1を載置して
、収納空間N内にスライド挿入する際に、防水パンMをまたぐように持ち上げる必要がな
く、また防水パンMに引掛かることなく、防水パンMと離間し、かつ囲繞した状態でスラ
イドして通過させることができ、容易にドラム式洗濯機1を収納空間Nの所定の位置に設
置することができる。
また切欠部30は、支持アングル28を設けているため、ドラム式洗濯機1の振動にも
耐えることができる。
また、置き台20は、前面取付ねじ孔29aを前面部21aに形成して、前面枠板41
aを前方から取り外し可能に設けているため、ドラム式洗濯機1および置き台20を収納
空間に設置した後であっても、前方から前面取付ねじ孔29aに螺着された前面枠板41
aを取り外し、前方から隙間21a1を介して置き台20内部に手を伸ばし、排水ホース
15と排水口Lとを容易に着脱することができる。したがって、使用者や、サービスマン
にとって作業性が良い。
またドラム式洗濯機1の使用中であっても、前面枠板41aを前方から取りはずすこと
ができるため、防水パンMや置き台20内部の掃除や、点検をすることができ、使用者に
とって使い勝手が良い。
さらにねじ固定部43を、前面部21aの面に折り返して設けたため、置き台20の角
で隙間が開いてしまうことを回避することができ、前方からの見栄えが良い。
<第2の実施例>
次に、本発明の第2の実施例を図6、図7を参照して説明する。なお、上記第1の実施
例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6は、本発明の第2の実施例を示す図4相当図である。図7は、本実施例のジャッキ
機構52を伸ばしたジャッキ持上状態を示す図である。なお、床は一部断面で記載してい
る。
本実施例の置き台20において、第1の実施例と異なるところは、置き台20の内部構
造であって、内部にジャッキ機構52が設けられている点である。
上段アングル枠24の上面には、横方向に2本の補助板51が設けられ、上アングル2
4cと上アングル24bとの上面に溶接固定されている。
そしてこの補助板51の両端部下面には、二つのジャッキ機構52が取り付けられてい
る(図6には右端のジャッキ機構52のみ図示)。
このジャッキ機構52について、図7を参照して説明する。
このジャッキ機構52は所謂パンタグラフジャッキであって、4つのアーム53がそれ
ぞれ両端で回動可能に設けられており、この4つのアーム53でひし形の形状をして構成
されている。
このアーム53はアーム53a〜dで構成されており、アーム53a、53bがひし形
形状の上部に位置する支点受け部60の両端に回動支持されており、同様にアーム53c
、53dが、ひし形形状の下部に位置する支点台座部61の両端に回動支持されている。
さらにアーム53a、53cが回動可能に支点具70を介して接続されており、アーム5
3b、53dも回動可能に移動支点具71を介して接続されている。
支点具70には、連通孔70aが設けられていて、移動支点具71には連通ねじ孔71
aが設けられており、これら連通孔70aと連通ねじ孔71aに、シャフト75が挿通さ
れて設けられている。このシャフト75は、支点具70を挟むようにつば部76が設けら
れていて、そのつば部76から移動支点具71方向は、表面がねじ切りされていて、連通
ねじ孔71aと相対移動可能に螺着されている。さらにシャフト75の前方部には、ハン
ドル77が設けられていて、シャフト75を回転させることができるようになっている。

また支点受け部60は板状の受け部62の下面中央に設けられていて、この受け部62
が補助板51の下面に溶接して設けられている。
そして支点台座部61の下面には板状の台座部63が設けられていて、この台座部63
の底面は床と滑りやすい材質(例えばフェルト素材)で形成されるすべりシート64が貼
られている。
このような構成のジャッキ機構52の作用について説明する。
このジャッキ機構52は、通常補助板51の下方に吊下がるように位置しており、台座
部63は床に接していない。これを通常状態とする(図6の状態)。
置き台20の前面枠板41aを取り外した状態で、上アングル24a、下アングル25
aの間から手を置き台20内部に挿入し、ハンドル77を回転させる、するとハンドル7
7の回転と共に移動支点具71が前方に移動する。これと共に、この移動支点具71に回
動支持されているアーム53b、アーム53dが同時に回動し、さらにつば部76により
前後方向に位置決めされている支点具70に回動支持されるアーム53a、アーム53c
が同時に回動する。
これらアーム53の動作により、アーム53で構成されるひし形形状が上下に伸びる形
状に変化し、もって台座部63が、下方に徐々に下がっていく。
そしてハンドル77をさらに回転させていき、台座部63の底面が置き台脚35より下
方に位置したとき、置き台20が補助板51の両端に設けられた二つのジャッキ機構52
により支えられる状態になる(図7の状態)(ジャッキ持上状態と称する)。
ここでこの置き台20を使用したドラム式洗濯機1の設置方法について説明する。
まず置き台20を前面枠板41aを取り付けていない状態で用意する。そしてドラム式
洗濯機1の脚14を置き台20の受け部32に載置する。この際、ジャッキ機構52は通
常状態(縮んだ状態)で位置している。なお排水ホース15は置き台20の内部に収納さ
れている。
次にそしてドラム式洗濯機1が置き台20に載置されている状態で、使用者は上アング
ル24aと下アングル25aの隙間から、ジャッキ機構52のハンドル77を回転させ、
ジャッキ持上状態にすることにより、置き台脚35が床面から離れ、ドラム式洗濯機1が
ジャッキ機構52で支えられる状態となる。
そしてこのジャッキ機構52の底面に設けられたすべりシート64により置き台20お
よびドラム式洗濯機1を滑らせて収納空間Nへスライドさせていく。
この場合も第1の実施例の第1の設置方法と同様に、置き台20の切欠部30が防水パ
ンMと離間し、かつ囲繞した状態でスライドして通過させることができ、置き台20が防
水パンMに引掛かることなく移設される。
そしてドラム式洗濯機1および置き台20が所定の位置に設置されると、次に前方の上
アングル24aと下アングル25aの間から手を置き台20内部に差し入れ置き台20内
に収納されている排水ホース15を手に取り、防水パンM内部にある排水口Lに排水ホー
ス15先端を接続させる。
そして、使用者は上アングル24aと下アングル25aの隙間から、ジャッキ機構52
のハンドル77を回転させて、ジャッキ機構52を通常状態に戻し、置き台脚35がドラ
ム式洗濯機1を支えるようにする。
最後に、収納空間Nの前方から、前面枠板41aを前面部21aの前面ねじ孔45に螺
着して、置き台20の前面に取り付けることにより、収納空間Nへのドラム式洗濯機1の
設置が完了する。
このように、第2に実施例の構成による置き台20は、次のような効果を有する。
ジャッキ機構52を設け、ジャッキ機構52の底面にすべりシート64を設けたため、
ドラム式洗濯機1を収納空間Nに設置する際に、使用者は力を入れることなくスムーズに
スライド移動させることができる。
なお、本実施例では、排水ホース15がドラム式洗濯機1の真下に延出される構成のド
ラム式洗濯機1を使用例として示したが、排水ホース15がドラム式洗濯機1の側面から
延出される構成のドラム式洗濯機1を収納空間Nに設置する場合は、その排水ホース15
を置き台20の側面に形成したホース挿入口50に挿入して、挿入した後に置き台20内
部に収納された排水ホース15を排水口Lに接続すればよい。
その他、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、実施に際して本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変更して実施できるものである。
洗濯機用置き台の分解斜視図。 前開き型ドラム式洗濯機1と、前開き型ドラム式洗濯機1を載置する洗濯機用置き台の全体斜視図。 収納空間にドラム式洗濯機が収納する中途の状態図である。 収納空間にドラム式洗濯機が設置された状態図である。 図4の斜視図。 本発明の第2の実施形態を示す図4相当図である。 ジャッキ機構を延ばしたジャッキ持上状態を示す図。
符号の説明
図面中、1は前開き型ドラム式洗濯機、2は外箱、10は洗濯物出入口、11は扉、1
2は操作パネル、13は台板、14は脚、15は排水ホース、20は洗濯機用置き台、2
1はフレーム、21aは前面部、21bは右側面部、21cは左側面部、21dは背面部
、24は上段アングル枠、24aは上アングル、24bは上アングル、24cは上アング
ル、24dは上アングル、25は下段アングル枠、25aは下アングル、25bは下アン
グル、25cは下アングル、25dは下アングル、25d1は下アングル、25d2は下
アングル、26は開口アングル、26aは開口アングル、27は補強アングル、28は支
持アングル、29は取付ねじ孔、29aは前面取付ねじ孔、29dは背面取付ねじ孔、3
0は切欠部、32は上部受け部、32h、32i、32j、32kは受け部、33は下部
受け部、33h、33i、33j、33kは受け部、34はねじ孔、35は置き台脚、3
6h、36i、36j、36k縦アングルは36、41は枠板、41aは前面枠板、41
bは右側面枠板、41cは左側面枠板、42は引掛け部、42aは引掛け部、42bは引
掛け部、42cは引掛け部、43はねじ固定部、43aはねじ挿入孔、45は前面ねじ孔
、50はホース挿入口、51は補助板、52はジャッキ機構、53はアーム、53aはア
ーム、53bはアーム、53cはアーム、53dはアーム、60は支点受け部、61は支
点台座部、62は受け部、63は台座部、64はすべりシート、70は支点具、70aは
連通孔、71は移動支点具、71aは連通ねじ孔、75はシャフト、76はつば部、77
はハンドルである。

Claims (2)

  1. 前開き型ドラム式洗濯機を載置する洗濯機用置き台であって、
    前記洗濯機用置き台は、
    所定の高さを有し、少なくとも下面を開放した矩形状の枠本体と、
    前記枠本体の上部に設けられ洗濯機を載置する受け部とを備え、
    かつ、前記枠本体の背面部の下端部に切欠部を形成したことを特徴とする洗濯機用置き
    台。
  2. 請求項1に記載の洗濯機用置き台において、
    前記洗濯機用置き台は、
    基材を組んで所定の高さを有するほぼ矩形状のフレームと、
    このフレームの周りを囲う枠板とで構成され、
    前記フレームの前面部を囲う枠板は、
    前記フレームの前方から取り外し可能な構成であることを特徴とする洗濯機用置き台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013009897A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Techno Tec:Kk 洗濯機用載置台
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