JP2007094777A - データ処理装置、プリンタ、データ記録装置、データ処理方法、プリント方法、データ記録方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

データ処理装置、プリンタ、データ記録装置、データ処理方法、プリント方法、データ記録方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】データのレイアウトを簡単な操作で編集する。
【解決手段】データ処理装置は、メディアに記録されたデータを取得し、取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータがデータに関連付けられているか否かを、MPVプリントマニフェストが記録されているか否かをもって判定し(ステップS502)、テンプレートデータが関連付けられていると判定された場合(ステップS502:Yes)、取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、プリント用のデータを生成し(ステップS504)、生成されたプリント用のデータに基づく画像を、被記録部材にプリントする(ステップS505)ようにした。
【選択図】図5

Description

この発明は、データ処理装置、プリンタ、データ記録装置、データ処理方法、プリント方法、データ記録方法、プログラム、および記録媒体に関する。
従来、たとえば、コンピュータからXHTML−printで記述された文書データを解釈して文書データの総頁数を取得するとともに、解釈結果に基づきラスタデータを生成し、生成されたラスタデータに対して色変換処理、ハーフトーン処理などを行い、印刷処理を行い、印刷処理中の頁に次頁が存在する場合には、次頁の給紙指示を送出するようにしたプリンタが開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
ところで、近年では、たとえば、デジタルカメラなどを用いて撮影した画像のデータをメディアに記録し、記録されたデータをプリンタなどを用いて出力する機会が増えてきている。画像のデータのメディアへの記録に際しては、たとえば、DPOFやHighM.A.T.などのフォーマットが用いられる。
特開2004−202922号公報
しかしながら、DPOFおよびHighM.A.T.には、データのレイアウトを編集する機能が備わっていないため、これらのフォーマットを用いて記録されたデータについては、レイアウトを編集することができないという問題がある。DPOFあるいはHighM.A.T.を用いて記録されたデータのレイアウトを編集するためには、新たなフォーマットの策定も想定しなくてはならず、実現は困難である。
また、HighM.A.T.におけるデータの記録形式はバイナリ形式であるため、仮にHighM.A.T.を利用したレイアウト編集が可能となった場合にも、レイアウトを定義するデータを、テキスト形式のように直接編集することができないという問題がある。
この発明の目的は、データのレイアウトを簡単な操作で編集することである。
この発明にかかるデータ処理装置は、メディアに記録されたデータを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが前記データに関連付けられているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によってテンプレートデータが関連付けられていると判定された場合、前記データ取得手段によって取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、出力用のデータを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された出力用のデータを出力装置に対して出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
したがって、テンプレートデータがあらかじめメディアに関連付けられている場合には、メディアに記録されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて生成された出力用のデータを、出力装置に対して出力することができる。これによって、出力装置に対して出力するデータに、テンプレートデータを関連付けることで、データのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるデータ処理装置は、前記判定手段によってテンプレートデータが記録されていないと判定された場合、前記メディアに前記テンプレートデータを記録する記録手段を備えることを特徴とする。
したがって、テンプレートデータが記録されていないメディアに、テンプレートデータを記録することができる。これによって、テンプレートデータの追記が可能なすべてのメディアに記録されたデータのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるデータ処理装置における前記記録手段は、前記テンプレートデータを、XHTMLを用いて記述することを特徴とする。
したがって、テンプレートデータをテキストエディタで開き、タグごとテキスト文書として編集することが可能である。これによって、編集されたあらたなテンプレートデータを関連付けることで、データのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるデータ処理装置における前記記録手段は、さらに、前記出力手段によって出力用のデータが出力される出力装置の性能に関するデータを記録することを特徴とする。
したがって、メディアにデータを記録するデータ記録装置に対して、出力装置の性能に応じたデータを記録させることができる。これによって、メディアにデータを記録するデータ記録装置において、出力装置の性能に適したデータを記録させることができる。
また、この発明にかかるプリンタは、メディアに記録されたデータを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によって取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが前記データに関連付けられているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によってテンプレートデータが関連付けられていると判定された場合、前記データ取得手段によって取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、プリント用のデータを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成されたプリント用のデータに基づく画像を、被記録部材にプリントするプリント手段と、を備えることを特徴とする。
したがって、テンプレートデータがあらかじめメディアに関連付けられている場合には、メディアに記録されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて生成されたプリントのデータに基づく画像を、被記録部材にプリントすることができる。これによって、プリントするデータに、テンプレートデータを関連付けることで、データのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるデータ記録装置は、メディアにデータを記録するデータ記録装置であって、前記データのレイアウトを定義するテンプレートデータが記録されたメディアに記録するデータを取得する取得手段と、前記テンプレートデータによって定義されるレイアウトの中から、前記取得手段によって取得されたデータのレイアウトの指定を受け付ける指定手段と、前記指定手段によってレイアウトの指定を受け付けた場合、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータに関する情報および前記取得手段によって取得されたデータを関連付けて前記メディアに記録する記録手段と、を備えることを特徴とする。
したがって、テンプレートデータによって定義されるレイアウトの中から、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータに関する情報が関連付けられたデータをメディアに記録することができる。これによって、メディアに記録するデータに、テンプレートデータを関連付けることで、データのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるデータ記録装置における前記記録手段は、前記指定手段によって指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータの記録場所に関するデータ、および、前記指定手段によって指定を受け付けたレイアウトにおける前記取得手段によって取得されたデータの位置に関するデータを前記メディアに記録することを特徴とする。
したがって、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータおよび取得手段によって取得されたデータを、間接的に関連付けてメディアに記録することができる。これによって、テンプレートデータを直接編集することなく、データのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるデータ処理方法は、メディアに記録されたデータを取得するデータ取得工程と、前記データ取得工程によって取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが前記データに関連付けられているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程によってテンプレートデータが関連付けられていると判定された場合、前記データ取得工程によって取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、出力用のデータを生成する生成工程と、前記生成工程によって生成された出力用のデータを出力装置に対して出力する出力工程と、を含んだことを特徴とする。
したがって、テンプレートデータがあらかじめメディアに関連付けられている場合には、メディアに記録されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて生成された出力用のデータを、出力装置に対して出力することができる。これによって、出力装置に対して出力するデータに、テンプレートデータを関連付けることで、データのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるプリント方法は、メディアに記録されたデータを取得するデータ取得工程と、前記データ取得工程によって取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが前記データに関連付けられているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程によってテンプレートデータが関連付けられていると判定された場合、前記データ取得工程によって取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、出力用のデータを生成する生成工程と、前記生成工程によって生成された出力用のデータに基づく画像を、被記録部材にプリントするプリント工程と、を含んだことを特徴とする。
したがって、テンプレートデータがあらかじめメディアに関連付けられている場合には、メディアに記録されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて生成された出力用のデータに基づく画像を、被記録部材にプリントすることができる。これによって、プリントするデータに、テンプレートデータを関連付けることで、データのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるデータ記録方法は、メディアにデータを記録するデータ記録方法であって、前記データのレイアウトを定義するテンプレートデータが記録されたメディアに記録するデータを取得する取得工程と、前記テンプレートデータによって定義されるレイアウトの中から、前記取得工程によって取得されたデータのレイアウトの指定を受け付ける指定工程と、前記指定工程によってレイアウトの指定を受け付けた場合、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータに関する情報および前記取得工程によって取得されたデータを関連付けて前記メディアに記録する記録工程と、を含んだことを特徴とする。
したがって、テンプレートデータによって定義されるレイアウトの中から、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータに関する情報が関連付けられたデータをメディアに記録することができる。これによって、メディアに記録するデータに、テンプレートデータを関連付けることで、データのレイアウトを編集することができる。
また、この発明にかかるプログラムは、上述したデータ処理方法、プリント方法またはデータ記録方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。したがって、この発明にかかるプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したデータ処理方法またはデータ記録方法によって得られる動作がコンピュータによって実現される。
また、この発明にかかる記録媒体は、上述したプログラムを記録したことを特徴とする。したがって、この発明にかかる記録媒体に記録されたプリントプログラムをコンピュータによって読み取らせ、実行させることによって、上述したプログラムの実行によって得られる各種動作が実現される。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデータ処理装置、プリンタ、データ記録装置、データ処理方法、プリント方法、データ記録方法、プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかるプリントシステムの機能的構成を示すブロック図である。まず、この発明の実施の形態にかかるプリントシステムの機能的構成について図1を参照して説明する。図1に示すように、プリントシステム100は、プリンタ110とデジタルスチルカメラ(以下、「DSC」という)130とを備えている。この実施の形態では、プリンタ110によってこの発明にかかるデータ処理装置およびプリンタが実現され、DSC130によってこの発明にかかるデータ記録装置が実現されている。
プリンタ110およびDSC130は、それぞれ、同一の規格にしたがってフォーマットされたメディアとしてのメモリカード150にデータを記録し、メモリカード150からデータを読み取ることが可能である。以下に、プリンタ110およびDSC130の個々の機能的構成について説明する。
まず、プリンタ110について図1を参照して説明する。プリンタ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、GRAM(Graphics RAM)114と、EPROM(Erasable and Programmable ROM)115と、入力デバイス116と、LCD117と、インターフェース(以下、「I/F」という)118と、メモリカード用コントローラ(以下、「MMC」という)119、120と、を備えている。
CPU111は、プリンタ110全体の制御を司る。ROM112は、ブートプログラム、データ処理プログラム、プリントプログラムなどのプログラムを記録している。RAM113は、CPU111のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU111は、RAM113をワークエリアとして使用しながら、ROM112に記録された各種プログラムを実行することによって、プリンタ110の全体の制御を司る。
ここで、データ処理プログラムとは、CPU111によって実行されることにより、メモリカード150に記録されたデータを取得させ、取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが、取得されたデータに関連付けられているか否かを判定させ、テンプレートデータが関連付けられていると判定された場合に、取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて出力用のデータを生成させ、生成された出力用のデータを、出力装置に対して出力させるプログラムである。出力装置は、たとえば、プリンタ110に接続された別のプリンタや表示装置などによって実現される。出力装置は、プリンタ110に直接接続されているものに限らず、I/F118を介してネットワークに接続されていてもよい。
データ処理プログラムは、CPU111によって実行されることにより、上述したように、取得されたデータにテンプレートデータが関連付けられているか否かを判定させた結果、テンプレートデータが記録されていないと判定された場合に、メモリカード150にテンプレートデータを記録させるプログラムであってもよい。データ処理プログラムが実行されることによって記録されるテンプレートデータは、XHTML(eXtensible Markup Language)を用いて記述されている。
ここで、XHTMLとは、Webページを記述するためによく使われるHTMLを、XMLに適合するように定義し直したマークアップ言語である。HTMLとは、文書の論理構造や見栄えなどを記述するためのマークアップ言語の一つであり、XMLとは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つである。より詳細には、XMLは、マークアップ言語を作成するためのメタ言語である。
マークアップ言語とは、「タグ」と呼ばれる特定の文字列で地の文に構造を埋め込んでいく言語である。メタ言語とは、タグを使用した囲み方は規定しているが、タグの意味は規定していない言語である。このため、メタ言語は、メタ言語とタグの意味を規定するスキーマ言語と組み合わせてマークアップ言語になる。XHTMLを用いて作成された文書(XHTML文書)は、テキスト文書の一種となり、テキストエディタで開き、タグごとテキスト文書として読み書きすることが可能である。
データ処理プログラムは、CPU111によって実行されることにより、さらに、テンプレートデータに加えて、出力用のデータが出力される出力装置の性能に関するデータを記録させてもよい。ここで、この実施の形態では、プリンタ110によってこの発明にかかるデータ処理装置およびプリンタが実現されているため、たとえば、プリンタ110の型式やプリンタ110においてプリント可能な用紙サイズなどの情報が、出力装置の性能として挙げられる。この実施の形態においては、データ処理プログラムがCPU111によって実行されることにより、プリンタ110の性能に関するデータ(以下、「プリンタデータ」という)が記録される。
また、プリントプログラムは、CPU111によって実行されることにより、メモリカード150に記録されたデータを取得させ、取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータがデータに関連付けられているか否かを判定させ、テンプレートデータが関連付けられていると判定された場合に、取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいてプリント用のデータを生成させ、生成されたプリント用のデータに基づく画像を、被記録部材にプリントさせるプログラムである。
また、GRAM114は、即時プリントあるいは出力可能な画像のデータを一時的に記録する。ここで、画像のデータとは、たとえば、DSC130によって撮影された画像のデータである。GRAM114は、たとえば、CPU111によって画像のデータを展開する際に使用される。GRAM114としては、たとえば、SDRAM(Synchronous Dynamic RAM)、SGRAM(Synchronous Graphics RAM)、DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous DRAM)などを用いることができる。
また、EPROM115は、MPVプリントテンプレートを記録している。ここで、MPVとは、メモリカード150などに記録されたデータに関するインデックスデータについての規格の名称であり、近年の策定が図られている。MPVプリントテンプレートとは、プリンタ110によってプリントすることができる画像のデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが記述されたファイルである。MPVプリントテンプレートにおいて、テンプレートデータは、複数種類用意されている。各テンプレートデータは、たとえば、CSS(Cascading Style Sheets)などに準拠して記述され、それぞれ異なるレイアウトを定義する。
図2は、フレームイメージの一例を示す説明図である。フレームイメージ200は、テンプレートデータによって定義されるレイアウトを可視化してあらわした画像である。図2においては、2つの画像のデータのレイアウトを定義するテンプレートデータによってあらわされるフレームイメージ200が示されている。図2に示すように、フレームイメージ200において、用紙フレーム201は、画像がプリントされる用紙などに対するプリント範囲をあらわす。画像フレーム202、203は、用紙フレーム201内に配置される各画像の位置および大きさなどをあらわす。
MPVプリントテンプレートは、各フレームイメージをサムネイルの形態であらわすサムネイルデータを備えている。サムネイルデータは、テンプレートデータによって定義されるレイアウトをあらわす画像を、通常のフレームイメージをあらわす場合よりも少ないデータ量であらわすことができるように圧縮された情報である。MPVプリントテンプレートは、MPV規格にしたがい、XHTMLを用いて記述されている。
また、入力デバイス116は、各種指示を入力するためのキーを備えており、利用者のキー操作に応じた信号をCPU111へ出力する。LCD117は、たとえば、入力デバイス116を介して入力される指示内容の概略情報などを表示する。なお、プリンタ110は、LCD117に加えてあるいは代えて、プリンタの動作状態(エラー発生の有無など)を報知する図示しないLEDを備えていてもよい。
また、I/F118は、無線あるいは通信ケーブルを介して図示しないネットワークに接続され、このネットワークとCPU111とのインターフェースとして機能する。ネットワークにはLANやWANなどがある。ネットワークに接続されたパーソナル・コンピュータなどから送信された画像データは、I/F118を介して受信される。
また、MCC119、120は、MCC119、120に対して着脱自在なメモリカード150に記録されたデータの読み取りや、メモリカード150へのデータの記録を制御する。MCC119、120は、EPROM115に記録されたMPVプリントテンプレートを参照して、同じMPVプリントテンプレートをメモリカード150に記録する。
なお、特に図示しないが、プリンタ110は、たとえば、印刷をおこなうためのプリンタヘッドや、プリンタヘッドの移動あるいは用紙搬送のためのモータなどの各種の図示しないデバイスを駆動制御するデバイス制御ICを備えている。デバイス制御ICは、デバイス制御ICが制御するデバイスの数に応じて複数設けられている。
つぎに、DSC130について図1を参照して説明する。DSC130は、CPU131と、ROM132と、RAM133と、CCD(Charge Coupled Device)134と、入力デバイス135と、LCD(Liquid Crystal Display)136と、LED(Light Emitting Diode)137と、VRAM(Video RAM)138と、I/F139と、MCC140、141と、を備えている。
CPU131は、DSC130全体の制御を司る。ROM132は、ブートプログラム、データ記録プログラムなどのプログラムを記録している。RAM133は、CPU131のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU131は、RAM133をワークエリアとして使用しながら、ROM132に記録された各種プログラムを実行することによって、DSC130の全体の制御を司る。
ここで、データ記録プログラムとは、CPU131によって実行されることにより、上述したテンプレートデータが記録されたメモリカード150に記録するデータを取得させ、テンプレートデータによって定義されるレイアウトの中から、取得されたデータのレイアウトの指定を受け付けさせ、レイアウトの指定を受け付けた場合に、MPVプリントマニフェスト(図3参照)をメディアに記録させるプログラムである。MPVプリントマニフェストは、上述したMPVプリントテンプレートとともに、MPV規格を用いたプリントに関する規則を定義するMPVプリントプロファイルにしたがって記述されている。
MPVプリントマニフェストとは、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータおよび画像のデータを関連付けてあらわす情報である。具体的には、MPVプリントマニフェストは、テンプレートデータへのリンク情報を含んでいる。テンプレートデータへのリンク情報には、入力デバイス135によって指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータを含むテンプレートデータが記録されている場所、および、当該MPVプリントマニフェストにおけるテンプレートデータを特定する情報が記述されている。
テンプレートデータへのリンク情報は、具体的には、たとえば、以下のように記述される。
<mpvpt:PrintTemplateBinding>
<mpv:LastURL>../PrintTemplate/Template.html</mpv:LastURL>
<mpv:StillRef mpv:id="TemplatePlaceholderid"mpv:idRef="ID00001"/>
</mpv:StillRef>
</mpvpt:PrintTemplateBinding>
上述したテンプレートデータへのリンク情報においては、<mpv:LastURL>から</mpv:LastURL>までの間の情報によってテンプレートデータが記録されている場所が記述され、<mpv:StillRefから</mpv:StillRef>までの間の情報によってテンプレートデータが記述されている。テンプレートデータが記録されている場所は、URL(Uniform Resource Locators)によってあらわされる。
なお、プリンタ110が、I/F118を介してネットワークに接続されている場合、ネットワーク中の図示しないサーバなどにMPVプリントテンプレートを記録させ、サーバに記録されたMPVプリントテンプレートにおけるテンプレートデータをURLによってあらわしてもよい。
MPVプリントマニフェストにおいては、上述したテンプレートデータへのリンク情報に加えて、たとえば、以下のような情報が記述される。
<mpv:AssetList>
<mpv:Still mpv:id="ID00001">
<mpv:LastURL> XXX LOGO.jpg</mpv:LastURL>
<mpv:Renditionmpv:RenditionUsage="Binding">
<mpv:StillRefmpv:idRef="Customer'sAssetid">
</mpv:Rendition>
</mpv:Still>
<mpv:Stillmpv:id="Customer'sAssetid">
<mpv:LastURL>../Customer/Customer0001.jpg</mpv:LastURL>
</mpv:Still>
</mpv:AssetList>
上述した情報においては、<mpv:Renditionmpv:RenditionUsage="Binding">によって、上述したリンク情報によって特定されたテンプレートデータによってあらわされるフレームイメージにおいて、"Customer'sAssetid"によって特定される画像のデータを配置することが記述されている。この情報によって、入力デバイス135の操作によって指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータを用いて、たとえば、画像フレーム202、203に、"Customer'sAssetid"によって特定される画像のデータを配置することができる。
なお、"Customer'sAssetid"によって特定される画像のデータの記録場所に関する情報は、同一のMPVプリントマニフェストにおける別の場所に記述されている。これにより、テンプレートデータの特定、特定されたテンプレートデータ内の画像フレーム(たとえば、画像フレーム202、203)の特定、および、特定された画像フレームに配置される画像のデータが、MPVプリントマニフェストにおけるテンプレートデータへのリンク情報を用いて関連付けられる。
なお、ROM132には、CCD134に入射された光を光電変換することによって得られるデータ(以下、「画像のデータ」という)を記録する画像記録領域が確保されていてもよい。画像記録領域は、DSC130にメモリカード150などのメディアが挿入されていない状態でシャッターボタンが押された場合の画像データを記録する。
また、CCD134は、入射された光を電気信号に変換する光電変換素子である。CCD134には、DSC130が備える図示しない光学系を介して、撮影対象からの反射光が入射される。なお、CCD134は、RGBのフィルタが積層された単板式であっても、プリズムとフィルタとを用いて三原色に分けた光がそれぞれ入射される三板式であってもよい。
また、入力デバイス135は、たとえば、画像撮影に際して押されるシャッターボタンなど、各種指示を入力するための複数のキーを備えている。シャッターボタンが押されると、シャッターボタンが押された時点において光学系を介してCCD134に入射された光を光電変換することによって得られるデータが、画像のデータとして生成される。LCD136は、撮影対象となる画像あるいは撮影済みの画像や、入力デバイス135によって入力される指示内容の概略情報などを表示する。LED137は、たとえば、デジタルカメラの電源のON/OFFや、ストロボ動作状態などに応じて点灯/消灯される。
また、VRAM138は、LCD136に即時表示可能な画像データを一時的に記録し、たとえば、メモリカード150に記録された画像のデータを、CPU131によって展開する際に使用される。I/F139は、無線あるいは通信ケーブルを介してパーソナル・コンピュータなどの外部装置に接続され、この外部装置とCPU131とのインターフェースとして機能する。外部装置に接続されることにより、DSC130からパーソナル・コンピュータなどへ、撮影した画像のデータを送信することができる。
また、MCC140、141は、MCC140、141に対して着脱自在なメモリカード150に記録されたデータの読み取りや、メモリカード150へのデータの記録を制御する。MCC140、141は、たとえば、メモリカード150に記録されたMPVプリントテンプレートを読み取ったり、撮影された画像のデータやMPVプリントマニフェストをメモリカード150に記録したりする。
図3は、MPVプリントプロファイルにおけるファイルの関連を示す説明図である。上述したように、MPVプリントプロファイルにおける1つのファイルであるMPVプリントマニフェスト310においては、テンプレートデータへのリンク情報311が記述されているため、記述されたリンク情報311を参照することで、MPVプリントプロファイルにおける別のファイルであるMPVプリントテンプレート320およびテンプレートデータ321、322または323を特定することができる。図3に示すように、MPVプリントテンプレート320には、複数のテンプレートデータ321〜323が記述されているが、リンク情報311によって1つのテンプレートデータ321、322または323を特定することができる。
図4は、DSC130の処理手順を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、MCC140または141にメモリカード150などのメディアが挿入されたか否かを判断する(ステップS401)。挿入されていない場合(ステップS401:No)には、ステップS404へ移行する。挿入された場合(ステップS401:Yes)には、メモリカード150などのメディアに記録されているデータを読み取り(ステップS402)、読み取ったデータの中からプリンタデータを取得する(ステップS403)。
つぎに、シャッターボタンが押されたか否かを判定し(ステップS404)、押された場合(ステップS404:Yes)には、シャッターボタンが押された時点における画像のデータを生成する(ステップS405)。そして、生成された画像のデータのレイアウトを編集するか否かを判定する(ステップS406)。ステップS406においては、たとえば、「レイアウトを編集しますか」などのメッセージをLCD136に表示し、メッセージを表示している最中に、レイアウトを編集する旨の操作が入力デバイス135を介してなされたか否かを判定することによってレイアウトを編集するか否かを判定する。
ステップS406において、レイアウトを編集しない場合(ステップS406:No)には、ステップS410へ移行する。レイアウトを編集する場合(ステップS406:Yes)には、ステップS402において読み取ったデータの中から、メモリカード150などのメディアに記録されたテンプレートデータ321〜323を取得する(ステップS407)。そして、取得されたテンプレートデータ321〜323によって定義されるレイアウトの中から、いずれか1つのレイアウトが指定されるまで待つ(ステップS408:No)。
ステップS408においては、たとえば、ステップS407において取得されたテンプレートデータ321〜323を用いて、各テンプレートデータ321〜323によってあらわされるフレームイメージをLCD136に表示させ、入力デバイス135を介して、利用者にいずれか1つのフレームイメージを指定させることによってレイアウトを指定させる。
なお、ステップS408においては、ステップS407において取得されたテンプレートデータ321〜323のすべてをDSC130側で用いることが可能であれば、ステップS407において取得されたテンプレートデータ321〜323のすべてを用いてフレームイメージをLCD136に表示させる。これに対し、CPU131の性能などにより、テンプレートデータ321〜323のすべてをDSC130側で用いることが不可能である場合には、サムネイルデータを用いてフレームイメージをLCD136に表示させる。
ステップS408において、画像のデータのレイアウトが指定された場合(ステップS408:Yes)には、指定されたレイアウトを定義するテンプレートデータ321、322または323を用いて、MPVプリントマニフェスト310を生成する(ステップS409)。ステップS409においては、たとえば、CPU131の処理速度などに起因するDSC130の性能に応じて、ステップS407において取得されたテンプレートデータ321、322または323をDSC130側で用いることが可能であれば、ステップS407において取得されたテンプレートデータ321、322または323を用いてMPVプリントマニフェスト310を生成する。
一方、DSC130におけるCPU131の処理能力などの理由により、ステップS407において取得されたテンプレートデータをDSC130側で用いることが不可能であれば、ステップS407において取得されたテンプレートデータ321、322または323のサムネイルデータを用いてMPVプリントマニフェスト310を生成する。
そして、ステップS409において生成されたMPVプリントマニフェスト310およびステップS405において生成された画像のデータを、メモリカード150などのメディアに記録して(ステップS410)、一連の処理を終了する。なお、ステップS404において、シャッターボタンが押されていない場合(ステップS404:No)には、メモリカード150などのメディアあるいはROM132の画像記録領域における記録済データが読み出されたか否かを判定する(ステップS411)。読み出された場合(ステップS411:Yes)にはステップS406へ移行し、読み出されていない場合(ステップS411:No)にはステップS401へ戻る。
図5は、プリンタ110の処理手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、MCC119または120にメモリカード150などのメディアが挿入されるまで待って(ステップS501:No)、挿入された場合(ステップS501:Yes)には、メモリカード150などのメディアに、MPVプリントマニフェスト310が記録されているか否かを判定する(ステップS502)。
ステップS502において、MPVプリントマニフェスト310が記録されている場合(ステップS502:Yes)には、テンプレートプリントをおこなうか否かを判定する(ステップS503)。ここで、テンプレートプリントとは、MPVプリントテンプレート320によって定義されるレイアウトにしたがってデータをプリントすることである。テンプレートプリントをおこなわない場合(ステップS503:No)には、ステップS505へ移行する。
ステップS503において、テンプレートプリントをおこなう場合(ステップS503:Yes)には、メモリカード150などのメディアに記録されているMPVプリントマニフェスト310に基づいて、プリントデータを生成する(ステップS504)。ステップS504においては、指定されたレイアウトのテンプレートデータ321、322または323の所定の位置に、指定された画像のデータが配置されたプリントデータを生成する。
そして、ステップS504において生成されたプリントデータを用いてプリント処理をおこない(ステップS505)、一連の処理を終了する。ステップS505においては、デバイス制御ICなどを介してプリント処理に関わる各部を駆動制御することによって、用紙などの被記録部材に画像を形成する。
一方、ステップS502において、MPVプリントマニフェスト310が記録されていない場合(ステップS502:No)には、メモリカード150などのメディアを初期化するか否かを判定する(ステップS506)。ステップS506においては、たとえば、「メディアを初期化しますか」などのメッセージをLCD117に表示し、メッセージを表示中に初期化する旨の操作が入力デバイス116を介してなされたか否かを判定することによって初期化するか否かを判定する。
ステップS506において、初期化する場合(ステップS506:Yes)には、MPV規格にしたがってメモリカード150などのメディアを初期化するとともに、初期化されたメモリカード150などのメディアにMPVテンプレート320におけるテンプレートデータ321〜323およびプリンタデータを記録して(ステップS507)、一連の処理を終了する。初期化しない場合(ステップS506:No)には、そのまま一連の処理を終了する。
上述したように、この実施の形態のプリンタ110によれば、テンプレートデータがあらかじめメモリカード150などのメディアに関連付けられている場合には、メモリカード150などのメディアに記録されたMPVプリントマニフェスト310に基づいて生成されたプリントデータに基づく画像を、用紙にプリントすることができる。
したがって、プリントするデータに、テンプレートデータ321、322または323を関連付けるだけで、テンプレートデータ321〜323を直接編集することなく、画像のデータのレイアウトを編集することができる。これによって、利用者は、画像データのレイアウトを簡単な操作で編集することができる。
なお、この実施の形態では、プリンタ110においてプリントデータを生成するようにしたが、これに限るものではない。たとえば、パーソナル・コンピュータなどにおいて、メモリカード150に記録されたMPVプリントマニフェスト310に基づいて出力用のデータを生成し、生成されたデータをプリンタ110や図示しない表示装置などの出力装置に対して出力するようにしてもよい。
この場合にも、出力装置に対して出力するデータに、テンプレートデータ321、322または323を関連付けるだけで、テンプレートデータ321〜323を直接編集することなく、画像データのレイアウトを編集することができるので、利用者は、画像のデータのレイアウトを簡単な操作で編集することができる。
また、この実施の形態のプリンタ110によれば、MPVプリントマニフェスト310が記録されていないメモリカード150などのメディアに、MPVテンプレート320におけるテンプレートデータ321〜323を記録することができる。したがって、テンプレートデータ321〜323の追記が可能なすべてのメモリカード150などのメディアに記録された画像データのレイアウトを編集することができる。これによって、利用者は、メモリカード150などのメディアの種類に依存することなく、画像のデータのレイアウトを簡単な操作で編集することができる。
また、この実施の形態のプリンタ110によれば、MPVプリントテンプレート320におけるテンプレートデータ321〜323がXHTMLを用いて記述されている。したがって、利用者は、テンプレートデータ321〜323をテキストエディタで開き、タグごとテキスト文書として編集することができる。これによって、画像のデータのレイアウトを簡単な操作で編集することができる。
また、この実施の形態のプリンタ110によれば、メモリカード150などのメディアへのテンプレートデータ321〜323の記録に際して、さらに、プリンタ110の性能に関するプリンタデータを記録することによって、DSC130に対して、プリンタ110の性能に応じた画像のデータを記録させることができる。
したがって、たとえば、プリンタ110ではプリントできないサイズの画像のデータが、メモリカード150などのメディアに記録されたり、プリンタ110の性能以上に詳細な画像のデータがメモリカード150に記録されることによって、メモリカード150における記録容量が不必要に多く使用されたり、記録に要する時間が長くなったりすることを防止することができる。これによって、プリンタ110の性能に適したデータを用いて、画像のデータのレイアウトを簡単な操作で編集することができる。
また、この実施の形態のDSC130によれば、テンプレートデータ321〜323によって定義されるレイアウトの中から、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータ321、322または323が関連付けられたデータをメモリカード150に記録することができる。
したがって、プリンタ110によってプリントするためのデータを生成する性能を備えていない場合にも、メモリカード150に記録するデータに、テンプレートデータを関連付けるだけで、テンプレートデータを直接編集することなく、画像のデータのレイアウトを編集することができる。これによって、プリンタ110によってプリントするためのデータを生成する性能を備えていないDSC130においても、画像のデータのレイアウトを簡単な操作で編集することができる。
さらに、この実施の形態によれば、MPVプリントテンプレート320がサムネイルデータを備えている。したがって、たとえば、画像のデータのレイアウトを編集する際に、CPU131の能力のために、すべてのテンプレートデータを用いることが不可能な場合には、サムネイルデータを用いて、画像のデータのレイアウトを編集することができる。これによって、画像のデータのレイアウトを編集する際にすべてのテンプレートデータを用いることが不可能なDSC130においても、画像のデータのレイアウトを簡単な操作で編集することができる。
また、この実施の形態によれば、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータ321、322または323および取得された画像のデータを、MPVプリントマニフェスト310によって間接的に関連付けてメモリカード150などのメディアに記録することができる。これによって、テンプレートデータ321〜323を直接編集することなく、画像のデータのレイアウトを編集することができる。
なお、この実施の形態においては、図5のステップS507において、MPVテンプレート320におけるテンプレートデータ321〜323を、メモリカード150などのメディアに記録するようにしたがこれに限るものではない。メモリカード150などのメディアには、DSC130において画像のデータのレイアウトを編集することが可能なデータと、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータ321、322または323を特定することが可能なデータと、が記録されていればよい。
このため、図5のステップS507において、MPVテンプレート320におけるテンプレートデータ321〜323そのものに代えて、DSC130において画像のデータのレイアウトを編集することが可能な程度までテンプレートデータ321〜323を圧縮したサムネイルデータをメモリカード150などのメディアに記録するようにしてもよい。
この場合、DSC130においては、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータのサムネイルデータ、および、画像のデータを関連付けてあらわすMPVプリントマニフェスト310が生成される。
このように、MPVテンプレート320におけるテンプレートデータ321〜323そのものに代えて、DSC130において画像のデータのレイアウトを編集することが可能な程度のサムネイルデータを、メモリカード150などのメディアに記録することにより、メモリカード150における記録容量を圧迫することがない。これによって、たとえば、メモリカード150における画像のデータの記録容量を増やすことができる。
なお、本実施の形態で説明したデータ処理方法、プリント方法、およびデータ記録方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
実施の形態にかかるプリントシステムの機能的構成を示すブロック図。 フレームイメージの一例を示す説明図。 MPVプリントプロファイルにおけるファイルの関連を示す説明図。 DSCの処理手順を示すフローチャート。 プリンタの処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
110 プリンタ、130 DSC、150 メモリカード

Claims (12)

  1. メディアに記録されたデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが前記データに関連付けられているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によってテンプレートデータが関連付けられていると判定された場合、前記データ取得手段によって取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、出力用のデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された出力用のデータを出力装置に対して出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記判定手段によってテンプレートデータが記録されていないと判定された場合、前記メディアに前記テンプレートデータを記録する記録手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記記録手段は、
    前記テンプレートデータを、XHTMLを用いて記述することを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記記録手段は、
    さらに、前記出力手段によって出力用のデータが出力される出力装置の性能に関するデータを記録することを特徴とする請求項2または3に記載のデータ処理装置。
  5. メディアに記録されたデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段によって取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが前記データに関連付けられているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によってテンプレートデータが関連付けられていると判定された場合、前記データ取得手段によって取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、プリント用のデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成されたプリント用のデータに基づく画像を、被記録部材にプリントするプリント手段と、
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  6. メディアにデータを記録するデータ記録装置であって、
    前記データのレイアウトを定義するテンプレートデータが記録されたメディアに記録するデータを取得する取得手段と、
    前記テンプレートデータによって定義されるレイアウトの中から、前記取得手段によって取得されたデータのレイアウトの指定を受け付ける指定手段と、
    前記指定手段によってレイアウトの指定を受け付けた場合、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータに関する情報および前記取得手段によって取得されたデータを関連付けて前記メディアに記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とするデータ記録装置。
  7. 前記記録手段は、
    前記指定手段によって指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータの記録場所に関するデータ、および、前記指定手段によって指定を受け付けたレイアウトにおける前記取得手段によって取得されたデータの位置に関するデータを前記メディアに記録することを特徴とする請求項6に記載のデータ記録装置。
  8. メディアに記録されたデータを取得するデータ取得工程と、
    前記データ取得工程によって取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが前記データに関連付けられているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によってテンプレートデータが関連付けられていると判定された場合、前記データ取得工程によって取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、出力用のデータを生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された出力用のデータを出力装置に対して出力する出力工程と、
    を含んだことを特徴とするデータ処理方法。
  9. メディアに記録されたデータを取得するデータ取得工程と、
    前記データ取得工程によって取得されたデータのレイアウトを定義するテンプレートデータが前記データに関連付けられているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によってテンプレートデータが関連付けられていると判定された場合、前記データ取得工程によって取得されたデータおよび当該データに関連付けられているテンプレートデータに基づいて、出力用のデータを生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された出力用のデータに基づく画像を、被記録部材にプリントするプリント工程と、
    を含んだことを特徴とするプリント方法。
  10. メディアにデータを記録するデータ記録方法であって、
    前記データのレイアウトを定義するテンプレートデータが記録されたメディアに記録するデータを取得する取得工程と、
    前記テンプレートデータによって定義されるレイアウトの中から、前記取得工程によって取得されたデータのレイアウトの指定を受け付ける指定工程と、
    前記指定工程によってレイアウトの指定を受け付けた場合、指定を受け付けたレイアウトを定義するテンプレートデータに関する情報および前記取得工程によって取得されたデータを関連付けて前記メディアに記録する記録工程と、
    を含んだことを特徴とするデータ記録方法。
  11. 請求項8〜10のいずれか一つに記載の方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。

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