JP2005317044A - 印刷コンテンツ送出装置、印刷装置および印刷システム - Google Patents

印刷コンテンツ送出装置、印刷装置および印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】 サムネイル画像を使用する旨の標準化されたコマンドを必要とすることなく、かつ、異常動作を引き起こすことなく、印刷コンテンツ送出装置が印刷装置に対して、サムネイル画像を使用するように指示することができる印刷システム等を提供する。
【解決手段】 印刷コンテンツをXML形式で記述し、指示コマンドをXML形式で印刷コンテンツ内に記述する。つまり、ステップS201において、処理制御部111は、ユーザ入力I/F部からの入力があれば、ステップS202に進む。ステップS202において、独自情報付加部104は、印刷にサムネイル画像を使用するべきかどうかを判断する。サムネイル画像を使用するべきであると判断した場合(S202:Yes)、独自情報付加部104は、印刷コンテンツにサムネイル画像を使用する指示を追記するように印刷コンテンツ生成部108に指示する(ステップS203)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、デジタルスチルカメラに代表される電子撮像装置等によって撮影された画像に基づいて生成され圧縮処理された画像データを含む印刷コンテンツを印刷装置に送出する印刷コンテンツ送出装置、及び印刷コンテンツを受信し、適宜展開して画像を含む印刷出力を行う印刷装置等に関する。
近年、光学レンズによって結像された被写体像をCCD等の撮像素子を用いて電気信号に光電変換し、その電気信号に基づいてJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等の圧縮処理を施した画像データを生成してPCカードやSDカード等のカード媒体や内蔵する固定メモリ等の記録媒体に記録を行うデジタルスチルカメラ(「電子スチルカメラ」ともいう。)が広く普及している。また、このようなデジタルスチルカメラ等によって生成された画像データを用いて、紙媒体などに画像を印刷するプリンタが登場している。
従来の一般的なデジタルスチルカメラ等によって生成されるJPEG方式等の画像データには、通常、Exif(Exchangeable Image File Format)規格に基づいたヘッダ情報が付記されている。このヘッダ情報には、画像データの作成に使用したデジタルスチルカメラの種類や、撮影時の撮影条件などが記載されている。
また、多くの場合、主画像より解像度を落としたサムネイル画像を同時に生成し保持している。
上記のような複数の解像度の画像を保持する場合に、どの解像度の画像を印刷に使用するかを選択できるシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。このシステムは、主画像と小さなサムネイル画像とから構成されるJPEG方式の画像データを用いて印刷するときに、サムネイル画像を使って印刷イメージデータを形成するように指示することができるので、不必要に解像度が高い(即ち、大きなサイズの)主画像をハンドリングせずに済み、メモリ効率も上がり、印刷に要する時間も短くすることが可能である。
さらに上記システムは、ある印刷イメージデータを異なる解像度毎に記憶しておき、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と略称する。)上のアプリケーションプログラムから印刷指示がなされた文書中にその印刷イメージデータがある場合には、PCで指定された印刷品位に応じた解像度の印刷イメージデータを選択し、それを所定のフォーマットにして印刷装置に出力する機構を有する。これにより、複数の解像度の印刷イメージデータの中から、印刷に最も適した印刷イメージデータを印刷装置に送付することができる。
特開2000−267829号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているシステムでは、印刷イメージデータを生成するのはPC内のデバイスドライバであり、ユーザもしくはアプリケーションが“サムネイル画像の使用”を伝える相手は、同じPC内のデバイスドライバである。従って、“サムネイル画像の使用”を伝えるコマンドはデバイスドライバが解釈できればよく、そのコマンド体系は、メーカ独自に規定することができる。一般的に、この考え方には、他社のデバイスドライバに上記コマンドを送る場合があるという配慮はない。
しかし、STB(Set Top Box)とプリンタで構成される印刷システムの場合は、ST
B側にプリンタ機種毎のデバイスドライバを組み込むというPC方式を採用することは難しい。なぜなら、STBは、デファクトスタンダードなOSが搭載されているPCと異なり、STBの機種毎にOSの種類がまちまちであり、それらのOSに合わせてプリンタのデバイスドライバを開発するのは非常に手間がかかることだからである。
そうなると、STBとプリンタのような外部機器との間で“サムネイル画像の使用”を伝えるコマンドをやり取りする必要がでてくる。しかし、そのコマンドを独自に定義してしまうと、その独自コマンドを理解できない他社外部機器などが独自コマンドを受け取ったときに異常動作を引き起こしかねない。この異常動作を回避するためには、コマンド仕様を各社間で標準化しておく必要があるが、コマンドを各社間で標準化する作業は往々にして時間がかかり、標準化できるコマンドも各社の最大公約数的な範囲にとどまりがちである。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、サムネイル画像を使用する旨の標準化されたコマンドを必要とすることなく、かつ、異常動作を引き起こすことなく、印刷コンテンツ送出装置が印刷装置に対して、サムネイル画像を使用するように指示することができる印刷システムおよび印刷装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における印刷システムにおいては、画像をJPEG方式の画像単独で送信するのではなく、XML仕様に準拠して記述されたコンテンツの一部として送信し、さらに“サムネイル画像を使用する指示”もXML仕様に準拠したタグをコンテンツ内に記述しておく。XMLには、「認識できないタグおよび属性があった場合、ユーザエージェント(プリンタ等)は、当該タグおよび属性の定義全体(すなわち、
属性とその値)を無視しなければならない。」という決め事がある。本システム10にお
いては、コンテンツをXMLに準拠して記述することだけを標準化しておけば、サムネイル画像を使用するコマンドなどは標準化せずともよい。なぜなら、XML仕様に準拠した他社プリンタは、自身が知らない“サムネイル画像を使用する”コマンドを無視しなければならないので、異常動作につながることはありえない。
つまり、本発明に係る印刷コンテンツ送出装置は、印刷装置に印刷コンテンツを送出する印刷コンテンツ送出装置であって、所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを取得または生成するコンテンツ入手手段と、前記取得又は生成された印刷コンテンツの特徴を識別する特徴識別手段と、前記識別された特徴を、前記マークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文として記述し、当該定義文を前記印刷コンテンツに追記する追記手段と、前記追記された印刷コンテンツを印刷装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る印刷装置は、所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを受信する受信手段と、前記受信した印刷コンテンツの中から、前記マークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文を抽出する抽出手段と、前記抽出された定義文に基づいて印刷イメージデータを生成し、当該印刷イメージデータを用いて印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴とする。
これにより、サムネイル画像を使用する旨の標準化されたコマンドを必要とすることなく、かつ、異常動作を引き起こすことなく、印刷コンテンツ送出装置が印刷装置に対して、サムネイル画像を使用する指示を含む印刷コンテンツを送信し、印刷装置は、受信した印刷コンテンツに含まれる指示に基づいてサムネイル画像を使用して印刷することが可能となる。
なお、本発明は、印刷コンテンツ送出装置や印刷装置として実現するだけでなく、上記印刷コンテンツ送出装置及び印刷装置を備える印刷システムとして構成することも可能である。
さらに、本発明は、印刷コンテンツ送出装置又は印刷装置の構成手段をステップとする印刷コンテンツ送出方法又は印刷方法として実現することも可能であり、それらのステップを全て含むプログラムやそれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現することも可能である。
本発明に係る印刷コンテンツ送出装置は、所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツに、その印刷コンテンツの特徴(例えば、サムネイル画像を使用する旨)を表す独自定義のタグを含む定義文を追記して印刷装置に送信するので、サムネイル画像を使用する旨の標準化されたコマンドを必要とすることなく、かつ、異常動作を引き起こすことなく、印刷装置に対してサムネイル画像を使用するように指示することが可能となる。
また、本発明に係る印刷システムは、画像をJPEG画像のみで送信するのではなく、XML形式で記述されたコンテンツとして送信し、さらに“サムネイル画像を使用する指示”もXML仕様に準拠したタグを用いてコンテンツ内に記述しておく。そうすることにより、この“サムネイル画像を使用する指示”を解釈できるプリンタは、サムネイル画像を用いて印刷イメージデータを生成するので、主画像を用いて印刷イメージデータを生成するより早く印刷を完了することができる。
また、XML形式で記述されたコンテンツが、XML仕様に準拠しているが“サムネイル画像を使用する指示”を解釈できない他社プリンタに送付した場合であっても、これを受信したプリンタは、その指示を示す記述を無視するので、異常動作につながることはない。
また、XML形式で記述するコンテンツの中に、その印刷コンテンツが表示内容と同じ内容を印刷対象とする印刷コンテンツなのか印刷専用のコンテンツなのかを示す情報を記述することで、印刷結果に選択肢を設けることができる。
また、XML仕様に準拠しているが、“印刷コンテンツの種類を示すXML記述”を解釈できない他社プリンタに、“印刷コンテンツの種類を示すXML記述”を書いた印刷コンテンツが送付されても、送付された他社プリンタは“印刷コンテンツの種類を示すXML記述”を無視するので、異常動作につながることはない。
以下では、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において、本発明について図面を用いて説明するが、本発明はこれらに限定することを意図しない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における画像処理システム10の機能構成を示すブロック図である。本画像処理システム(「印刷システム」ともいう。)10は、XML仕様に準拠して記述された印刷コンテンツに基づいて印刷を可能とするシステムであり、特にXML形式で記述された“サムネイル画像を使用する指示”を利用して印刷を行うことが可能なシステムである。
なお、本実施例では、印刷コンテンツをプリンタに出力する機器としてSTB100を例に挙げているが、STBに限定する必要はなく、STBを内蔵したデジタルテレビ(DTV)でもよいし、デジタルカメラやPDAなど、他の機器でSTBの機能を実現する機器であってもよい。
図1に示されるように、本システム10は、STB100、モニタ190及びプリンタ150を備えている。
STB100は、アンテナ(図示せず)などを介して受信した、画像データを含む放送コンテンツを、予め規定されたフォーマットに変換してプリンタやモニタに送信する装置であり、処理制御部111、データインターフェース(以下「I/F」と略称する。)部101、符号化情報展開部102、描画エンジン部103、独自情報付加部104、ビデオRAM部105、表示画像I/F部106、表示制御I/F部107、印刷コンテンツ生成部108及び印刷コンテンツI/F部109を備える。
処理制御部111は、例えばRAMやROMを備えるマイクロコンピュータであり、STB100における各部の制御を行う。
データI/F部101は、上記アンテナ等を介して受信した放送コンテンツに所定の処理を施し、符号化情報展開部102に出力する。
符号化情報展開部102は、データI/F部101から、例えばXHTML(eXtensible Hyper Text Markup Language)形式のデータ、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式のデータ、又はBML(Broadcast Markup Language)形式のデータを含む放送コンテンツを受信する。さらに、符号化情報展開部102は、受信した放送コンテンツに含まれる各データに対して、それぞれのデータ形式に合った復号化処理を行い、STB100への制御指示を表すデータの抽出や、画像データの抽出などを行う。なお、処理制御部111は、符号化情報展開部102で抽出されたデータのうち、モニタ190に表示すべきデータを描画エンジン部103に送信する。
描画エンジン部103は、符号化情報展開部102から受信したデータを画像データとしてビデオRAM部105に格納する。ビデオRAM部105は、格納された画像データを表示画像I/F部106に出力する。表示画像I/F部106は、モニタ190における表示制御I/F部107との間で、表示すべきデータや制御データなどのやり取りを担う。
また、図1には図示されてないが、例えばリモコン等のユーザ入力I/F部から印刷指示を受けた場合、符号化情報展開部102は、ユーザの指示に従って印刷対象のコンテンツを選択し、これを独自情報付加部104に送付する。
独自情報付加部104は、印刷対象のコンテンツに付加するSTB100独自の情報を印刷コンテンツ生成部108に送信する。印刷コンテンツ生成部108は、符号化情報展開部102から受信した印刷対象のコンテンツと独自情報付加部104から受信した独自情報を用いて、印刷用のXML言語で記述された印刷コンテンツを生成する。
図4は、印刷コンテンツ生成部108において生成された印刷コンテンツの一例を示す図である。図4(a)は、印刷時のレイアウトに関する指示や印刷するテキストが記述されたファイル「honbun.xhtml」の一例である。図4(b)及び(c)は、上記「honbun.xhtml」において指示されたレイアウトに従って嵌め込まれる画像例である(上記の各画像に係るファイル名は、それぞれ「mobile1.jpg」、「mobile2.jpg」である)。
印刷コンテンツI/F部109は、プリンタ150の印刷コンテンツI/F部151と
の間で、印刷コンテンツや印刷コマンドなどのやり取りを行う。
モニタ190は、STB100から受信したデータに基づいて動画やテキスト等の表示を行う装置であり、表示画像I/F部191、表示画像処理部192、画像表示部193、表示制御部194及び表示制御I/F部195を備える。
表示画像I/F部191は、STB100の表示画像I/F部106との間で画像データ等の通信を行い、受信した画像データ等を表示画像処理部192に送信する。表示画像処理部192は、受信した画像データ等に所定の処理を施し、画像表示部193に送信する。
画像表示部193は、例えばCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、プロジェクターなどの表示デバイスであり、表示画像処理部192から受信した画像データ等に基づいて画像を表示する。表示制御部194は、表示制御I/F部195に入力された制御データ等に基づいて、モニタ190内の各部を制御する。
プリンタ150は、STB100から受信したデータに基づいて画像やテキストを印刷媒体に印刷する装置であり、印刷コンテンツI/F部151、コンテンツ解釈部152、印刷イメージ生成部153、印刷部154及び印刷制御部155を備える。
印刷コンテンツI/F部151は、STB100の印刷コンテンツI/F部109との間で、印刷コンテンツや印刷コマンドなどのやり取りを行う。
印刷コンテンツI/F部151は、印刷コンテンツI/F部151から受信した印刷コンテンツをコンテンツ解釈部152に送信する。コンテンツ解釈部152は、印刷用のXML言語で記述された各行を順次解釈し、印刷時におけるプリンタ150への指示内容を表すデータなどを抽出する。コンテンツ解釈部152で解釈/抽出されたデータは、プリンタ150の各部に送信される。
印刷イメージ生成部153は、コンテンツ解釈部152で抽出されたデータに基づいて印刷媒体に印刷する印刷イメージデータを生成する。
印刷部154は、印刷イメージ生成部153で生成された印刷イメージデータに基づいて、所定の解像度(例えば、200dpi、300dpi又は400dpi)で紙などの印刷媒体上に印刷を行う。この場合の印刷方式としては、感熱型、熱転写型、昇華型又はインクジェット型などがある。
印刷制御部155は、例えば、RAMやROM等を備えるマイクロコンピュータであり、プリンタ150における各部の制御を行う。
なお、STB100、モニタ190およびプリンタ150は、IEEE1394バスやUSBなどによって相互に接続されており、それぞれの機器のI/F部は、接続しているバスの仕様に従ってデータのやり取りを行う。
次に、上記のように構成される画像処理システム10の動作について説明する。
図2は、本システム10におけるSTB100の処理の流れを示すフローチャートである。
上記のように、アンテナなどを介して放送コンテンツが入力されると、符号化情報展開部102は、入力された放送コンテンツに含まれるデータに対し、そのデータ形式に応じて復号化処理を行い、STB100への制御指示の抽出や映像・画像データの抽出などを行う。
符号化情報展開部102で抽出されたデータ等に基づいて、処理制御部111は、モニタ190に画像を表示させるため、コンテンツを描画エンジン部103に送信する。描画エンジン部103は、ビデオRAM部105に画像データを格納する。
描画エンジン部103が画像データを格納する一方で、処理制御部111は、図示されていないユーザ入力I/F部からの入力を監視する。ユーザ入力I/F部は、STB100やプリンタ150に備えられるボタンやリモコンや、STB内のコンテンツそのものに記述されている指示を読み取る部分や、システム内のパーソナルコンピュータや、本システム外からの通信受信部(いずれも図示せず)など、その形態はどのようなものでもよい。
処理制御部111は、ユーザ入力I/F部からの入力を受け付けると(S201)、独自情報付加部104にその旨を通知する。これにより、独自情報付加部104は、印刷にサムネイル画像を使用するか否かを判断する(S202)。
上記の「印刷にサムネイル画像を使用するべきかどうか」を判断する方法としては、様々な方法がある。例えば、STBで写真を表示するアプリケーションを起動していて、写真インデックスシートを印刷する指示が入力された場合、図3に示すように、写真インデックスシート300には小さな画像が大量に印刷され、画像の印刷品質より印刷完了までのスピードが優先すべきであると判断される場合は、サムネイル画像を使用すると判断する。また、他の判断方法の例として、印刷が指示された画像の縦横サイズが、サムネイル画像を縮小しない場合のサイズより小さい場合も、サムネイル画像を使用すると判断する。例えば、プリンタの印刷解像度が200dpi、画像が印刷されたときの縦横サイズが「横:0.4インチ、縦:0.3インチ」であると指定された場合を考える。本画像の縦横画素数が横画素1600pixelであり、縦画素が1200pixelであるので、例えば、サムネイル画像の縦横画素数において横画素が160pixel、縦画素が120pixelであるときは、それぞれの画像を印刷解像度で印刷したとすると、本画像の印刷サイズは「横:8インチ、縦:6インチ」であり、サムネイル画像の印刷サイズは、「横:0.8インチ、縦:0.6インチ」である。印刷画像の縦横サイズが「横:0.4インチ、縦:0.3インチ」に指定されるということは、サムネイル画像をさらに縮小する必要がある。この場合、独自情報付加部104は、サムネイル画像を使用すると判断する。
独自情報付加部104が、サムネイル画像を使用すると判断した場合(S202:Yes)、印刷コンテンツ生成部108は、印刷コンテンツにサムネイル画像を使用する指示を追記する(S203)。具体的には、図4(a)に示すように、画像を特定している記述<object data="./mobile1.jpg" type="image/jpeg" style="width:12mm;height:16mm">と、</object>の間に、<param name="imagepriority" value="thumbnail" valuetype="data"></param>という指示を挿入する。図5(a)は、上記の指示を追加した印
刷コンテンツの一例である。
なお、追加する記述としては、上記以外に<object>タグの独自属性として「imagepriority」を定義する方法もある。その場合の記述は、<object data="./mobile1.jpg" type="image/jpeg" style="width:12mm;height:16mm" imagepriority="thumbnail">となり
、その意味するところは、「JPEG画像データを格納したファイルmobile1.jpgからサ
ムネイル画像を使用して横12mm、縦16mmの印刷イメージデータを生成すること」である。
このあと、処理制御部111は、印刷コンテンツI/F部109に追記したコンテンツをプリンタに送信するように指示する(S204)。
ここで、画像データのフォーマットについて、図6を参照しながら説明する。
一般に、Exif規格に準拠しているJPEG形式の画像ファイル600は、SOI(start of image)601とAPP1(アプリケーションマーカ1)602と主画像603とEOI(end of image)604の4つの部分から構成されている。さらに、APP1602の中に定義されているサムネイル画像610は、SOI(start of image)610aとサムネイル画像610bとEOI(end of image)610cから構成されている。主画像603とサムネイル画像610bは、それぞれ圧縮されている。
次に、STB100から印刷コンテンツを受信したプリンタ150の動作について、図7に示すフローチャートに従って説明する。
最初に、印刷コンテンツI/F部151を介して印刷コンテンツを受信すると(S701)、コンテンツ解釈部152は、受信した印刷コンテンツの解釈を開始する(S702)。その解釈において、サムネイル画像を印刷に使用することを指示する記述である<param name="imagepriority" value="thumbnail" valuetype="data" ></param>を見つけた場合(S703:Yes)、コンテンツ解釈部152は、上記図6に示すExif規格に準拠した構造を有する画像ファイルから、サムネイル画像のJPEG圧縮データ610bを取り出す。
さらに、コンテンツ解釈部152は、取り出したサムネイル画像のJPEG圧縮データ610bをデコードして印刷イメージ生成部153に送信する。印刷イメージ生成部153は、サムネイル画像を使用して印刷用イメージデータを生成して印刷部154に送信する。これにより、印刷部154は、生成された印刷用イメージデータに基づいて紙等の印刷媒体に印刷する。
図8は、上記印刷部154においてサムネイル画像を用いて印刷を実行した場合の一例である。図8に示されるように、印刷結果は、サムネイル画像を用いて構成した画像と文字から構成されている。
上述したように、サムネイル画像のサイズ(総ピクセル数)は、主画像のサイズよりも小さいので、サムネイル画像を使用して印刷イメージを生成することにより、主画像を使用して印刷イメージを生成する場合に比べて処理時間を短縮させることができる。
ここで、比較のために、「サムネイル画像を使用する指示」を解釈できないプリンタ(便宜上、このプリンタを「他社プリンタ」という。)に、上記図5に示す印刷用コンテンツを入力したときの他社プリンタの動作を図9及び図11を用いて説明する。なお、図11のフローチャートにおいては、上記図7のフローチャートと同じ処理は同じ符番を付し、その説明は省略する。
他社プリンタは、図5の印刷コンテンツの解釈を開始する(S702)。しかし、他社プリンタは、図9に示すように、印刷コンテンツの中の取り消し線で示した記述文は解釈できない。ところが、XMLの規約によれば、解釈できない記述文は無視することになっているので、他社プリンタは、取り消し線で示した部分を無視するか、またはデフォルト値で代替してそれ以降の記述文を解釈する。
つまり、他社プリンタは、印刷イメージの生成にサムネイル画像を使わず、通常通りの主画像を用いて印刷イメージデータを生成する(S707)。
図10は、印刷イメージデータを紙に転写した結果を図10に示す。図10は図8と同様の印刷物ができる。しかし、印刷された画像部分はサムネイル画像よりサイズ(総ピクセル数)が大きな主画像を使用するので、印刷イメージを生成する処理にかかる時間は、サムネイル画像使用指示を解釈できるコンテンツ解釈部152を備える本プリンタ150
より長くなる。
以上のように、本実施の形態に係る印刷システムによれば、印刷対象の画像に応じてXML形式で定義した「サムネイル画像を使用する指示」をプリンタに通知するので、印刷時の異常動作の発生を回避しつつ、印刷スピードの高速化を図ることが可能となる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、“サムネイル画像を使用する指示”を印刷コンテンツに追記する実施例について説明したが、本実施の形態では、“表示内容と同内容の印刷を行う指示”又は“印刷専用コンテンツを印刷する指示”を印刷コンテンツに追記する実施例について説明する。
一般に、印刷コンテンツには、スクリーン(「モニタ」ともいう。)上に表示されている内容と同じ内容に限定したコンテンツ(以下「表示限定コンテンツ」という。)を対象として印刷を行うものと、スクリーンには表示されない印刷専用のコンテンツ(以下「印刷専用コンテンツ」という。)を対象として印刷を行うものの2種類がある。それぞれの印刷コンテンツによって、システムは異なった印刷動作が要求される。
図12は、form要素によって記述された2種類の印刷コンテンツに対して印刷指示がされた場合の印刷動作の違いを説明するための図である。
まず、表示限定コンテンツについて印刷指示がされた場合は、スクリーン上に表示されている内容と同じ内容の印刷を行うこととなる(この場合、ユーザは、スクリーンに表示されている画像を保存するために印刷を行うと考えられる)。
図12は、textarea要素によって記述されたテキスト内容がスクリーン上又は印刷媒体上においてどのように表現されるのかについて示している。スクリーン上では、スクロールバーがある場合は、全てのテキスト内容は表示されていない。従って、表示限定コンテンツについて印刷が指示された場合は、印刷媒体においてもテキスト内容の全てについては印刷を行わず、スクリーン上の表示と同じ内容、即ちスクロールバーの位置に応じた一部のテキスト内容について印刷が行なわれる。
一方、スクリーン上には表示されない印刷専用コンテンツについて印刷を行うように指示がされた場合は、コンテンツの全てに対して印刷を行うこととする。
これは、テキスト内容の一部のみの印刷を行うと、印刷されなかった部分の内容をユーザは見ることができない。これは、スクリーン上の表示と同じ内容の印刷を行う場合に比べると、ユーザにとって著しく不都合である。よって、印刷専用コンテンツを印刷する場合は、印刷専用コンテンツの全てを印刷することとする。
上記機能を実現する、本実施の形態に係る画像処理システム(「印刷システム」ともいう。)20の機能構成を図13に示す。なお、図13においては、上記実施の形態1の図1と同じ機能構成については同じ符番を付し、その説明は省略する。
独自情報付加部104は、プリンタ150に送信する印刷コンテンツが、表示限定コンテンツなのか、印刷専用コンテンツなのかを判断する。この場合の判断方法はいろいろあるが、一例を挙げると、モニタに表示している表示限定コンテンツを印刷する場合は、印刷コンテンツを表示コンテンツから生成する。この場合は、印刷コンテンツを生成することが判断の根拠となる。他の例としては、印刷コンテンツのファイル名と表示しているコンテンツのファイル名とを照合し、一致した場合に表示限定コンテンツの印刷であると判断する。
独自情報付加部104において判断された結果は、印刷コンテンツ生成部108で生成される印刷コンテンツ内の記述に反映される。
プリンタ150における表現方法選択部256は、コンテンツ解釈部152で抽出された、STB100における上記判断に基づいてプリンタ150における表現方法を選択する。選択された表現方法は、印刷イメージ生成部253において生成される印刷イメージデータに反映される。
次に、上記のように構成される画像処理システム20の動作について説明する。
図14は、画像処理システム20のSTB100における処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、ユーザから印刷指示を受けると(S1401)、独自情報付加部104は、その印刷コンテンツが、表示限定コンテンツなのか、印刷専用コンテンツなのかを判断する(S1402)。
もし、表示限定コンテンツなら、独自情報付加部104は、印刷コンテンツに表示限定コンテンツであることを示す記述を追加する(S1403)。具体的には、図15(a)に示すように、<meta name="display-target" content="screen" />という記述を<head>と</head>の間に挿入する。なお、この記述が表示限定コンテンツであることを示すことは、STB100とプリンタ250で予め合意しておくこととする。STB100は、上記の記述が追加された後、印刷コンテンツをプリンタ150に送出する。
一方、印刷コンテンツが印刷専用コンテンツである場合、独自情報付加部104は、印刷コンテンツに印刷専用コンテンツであることを示す記述を追加する。具体的には図15(b)に示すように、<meta name="display-target" content="print" />という記述を<head>と</head>の間に挿入する。
もし、表示限定コンテンツと区別がつくならば、印刷コンテンツには何の記述の追加をしないでプリンタ150に送出してもよい。
図16は、画像処理システム20のプリンタ250の処理の流れを示すフローチャートである。プリンタ250のコンテンツ解釈部152は、印刷対象コンテンツを受信すると(S1601)、印刷対象コンテンツの記述を解釈する(S1602)。その記述の中に印刷対象コンテンツの種類を示す情報<meta name="display-target" content="screen" />などの記述を見つけると、コンテンツ解釈部152は、その種類を示す情報を表現方
法選択部256に送信する(S1603)。
次に、表現方法選択部256は、受信した印刷対象コンテンツの種類を示す情報に基づいて(S1604)、印刷イメージ生成部253における印刷イメージデータの生成アルゴリズムを選択する。具体的には図15(a)に示すように、印刷対象コンテンツに<meta name="display-target" content="screen" />の記述があった場合は表示限定コンテ
ンツであるため、表現方法選択部156は、モニタ上の表示と同じtextarea要素の内容が印刷される印刷イメージデータの生成アルゴリズムを選択する(S1604:スクリーン表示)。その結果、印刷イメージ生成部153は、図17(a)に示すような、textarea要素の表示領域の大きさを優先した印刷イメージデータを生成し(S1605)、印刷媒体に印刷を行う(S1606)。
一方、図15(b)に示す記述が印刷専用コンテンツであった場合、表現方法選択部156は、印刷専用コンテンツ用の印刷イメージデータの生成アルゴリズムを選択し(ステップS1604:印刷専用)、図17(b)に示すようなtextarea要素の内容の大きさを優先した印刷イメージデータを生成する(S1607)。
以上のように、本実施の形態に係る画像処理システムによれば、“表示内容と同内容の印刷を行う指示”なのか“印刷専用コンテンツを印刷する指示”なのかを指定することが可能となるので、印刷結果における表現方法を選択することが可能となる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、上記実施の形態以外のXMLタグの利用方法について説明する。なお、本実施の形態における画像処理システム30は、基本的には、上記実施の形態1における画像処理システム10と同じであるため、重複する機能構成についての説明は省略する。
図18は、本実施の形態に係るXML仕様に準拠した特殊タグの一例である。図18(a)は、特殊タグの属性の一例であり、「colorspace」、「content-width」及び「content-height」の例が示されている。
「colorspace」は、画像の色空間について定義するための属性であり、これにより、印刷コンテンツを受信したプリンタは、的確に色空間を把握することが可能となり、印刷結果に反映させることが可能となる。具体的な属性値としては、図18(a)に示すように“hc-srgb”などがある。
「content-width」及び「content-height」は、画像のドット幅やドット高さを定義す
る属性であり、これにより、印刷コンテンツを受信したプリンタは、画像のヘッダを解析することなしに画像の縦横サイズを把握することが可能となる。具体的には、content-width=“80px”等により指定を行う。印刷コンテンツに画像を印刷する際のサイズが記
載されていないときには、プリンタは画像のヘッダを解析して画像が本来持つ縦横のピクセル数を取り出し、そのピクセル数から印刷の際のサイズを計算で割り出さなければならない、しかし、「content-width」、「content-height」が記載されていれば、印刷に使
用する画像のヘッダを解析することなしに、その記載されている数値を使って画像を印刷する際のサイズを割り出すことができる。これにより、画像のヘッダの解析に要する時間と機能を省略することができる。なお、画像の縦横サイズを「ドット」でなく、長さ(例えば「mm」)で指定することとしてもよい。
また、図18(b)は、コンテンツの種類を指定するためのメタ情報名「content-kind」の一例である。
例えば、印刷コンテンツの一部に「content-kind=“photo-print”」という記述を追
加することにより、当該画像の種類は「写真」であることをプリンタ側に通知することが可能となる。
以上のように、本実施の形態に係る画像処理システム30によれば、画像の色空間、画像の縦横サイズ及びコンテンツの種類について、STBからプリンタに的確に通知することが可能となる。
なお、上記実施の形態1〜3においては、ユーザが定義したタグ等を解釈し得るマークアップ言語としてXMLを挙げたが、XMLに限定するものではなく、ユーザが定義したタグ等を解釈し得る言語であればXML以外の言語であってもよい。
本発明は、STB(又はSTBの機能を有するデジタルテレビ等)と印刷装置を含む印刷システムに適用が可能であり、特に、XML等を解釈し得る印刷システムに適用が可能である。
実施の形態1における画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるSTBの処理の流れを示すフローチャートである。 インデックスシートの印刷例を示す図である。 (a)印刷コンテンツの構成例を示す図である。(b)印刷コンテンツ内に記述される画像ファイルの一例である。(c)印刷コンテンツ内に記述される画像ファイルの一例である。 (a)「サムネイル画像を使用する指示」を追記した印刷コンテンツの構成例を示す図である。(b)上記(a)に示す印刷コンテンツ内に記述される画像ファイルの一例である。(c)上記(a)に示す印刷コンテンツ内に記述される画像ファイルの一例である。 Exif規格の画像フォーマットを説明するための図である。 実施の形態1におけるプリンタの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1のプリンタにおける印刷結果の一例を示す図である。 他社プリンタが上記図5(a)に示す印刷コンテンツを解釈する際の様子を示した図である。 他社プリンタにおける印刷結果の一例を示す図である。 他社プリンタにおける処理の流れを示すフローチャートである。 form要素で記述されたコンテンツの表示及び印刷における表現のされ方を示す図である。 実施の形態2における画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態2におけるSTBの処理の流れを示すフローチャートである。 (a)実施の形態2における「表示限定コンテンツ」について追記した印刷コンテンツ例を示す図である。(b)実施の形態2における「印刷専用コンテンツ」について追記した印刷コンテンツ例を示す図である。 実施の形態2におけるプリンタの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2のプリンタにおける印刷結果の一例を示す図である。 (a)特殊タグの属性の一例を示す図である。(b)コンテンツの種類を指定するためのメタ情報名の一例を示す図である。
符号の説明
10、20 画像処理システム
100 STB
101 データI/F部
102 符号化情報展開部
103 描画エンジン部
104 独自情報付加部
105 ビデオRAM部
106 表示画像I/F部
107 表示制御I/F部
108 印刷コンテンツ生成部
109 印刷コンテンツI/F部
111 処理制御部
150、250 プリンタ
151 印刷コンテンツI/F部
152 コンテンツ解釈部
153、253 印刷イメージ生成部
154 印刷部
155 印刷制御部
156 表現方法選択部
190 モニタ
191 表示画像I/F部
192 表示画像処理部
193 画像表示部
194 表示制御部
195 表示制御I/F部
256 表現方法選択部

Claims (20)

  1. 印刷装置に印刷コンテンツを送出する印刷コンテンツ送出装置であって、
    所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを取得または生成するコンテンツ入手手段と、
    前記取得又は生成された印刷コンテンツの特徴を識別する特徴識別手段と、
    前記識別された特徴を、前記マークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文として記述し、当該定義文を前記印刷コンテンツに追記する追記手段と、
    前記追記された印刷コンテンツを印刷装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする印刷コンテンツ送出装置。
  2. 前記特徴識別手段は、
    前記印刷コンテンツが、その印刷の際にサムネイル画像を使用すべきコンテンツであるか否かを識別し、
    前記追記手段は、
    サムネイル画像を使用すべきコンテンツであると識別された場合は、サムネイル画像を使用すべき旨を表わす前記定義文を追記する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷コンテンツ送出装置。
  3. 前記特徴識別手段は、さらに、
    前記印刷コンテンツが、インデックスシートを含む場合には、サムネイル画像を使用すべきコンテンツであると識別する
    ことを特徴とする請求項2記載の印刷コンテンツ送出装置。
  4. 前記特徴識別手段は、
    前記印刷コンテンツが、画像を印刷する際のサイズが記載されているコンテンツであるか否かを識別し、
    前記追記手段は、
    前記サイズの記載がないコンテンツであると識別された場合は、画像の縦横のピクセル数を表す前記定義文を追記する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷コンテンツ送出装置。
  5. 前記特徴識別手段は、
    前記印刷コンテンツが、スクリーンに表示されたコンテンツであるか印刷専用のコンテンツであるかを識別し、
    前記追記手段は、
    前記識別されたコンテンツを表わす前記定義文を追記する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷コンテンツ送出装置。
  6. 前記特徴識別手段は、
    前記印刷コンテンツの種類を識別し、
    前記追記手段は、
    前記印刷コンテンツの種類を表わす前記定義文を追記する
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷コンテンツ送出装置。
  7. 所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信した印刷コンテンツの中から、前記マークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された定義文に基づいて印刷イメージデータを生成し、当該印刷イメージデータを用いて印刷を行う印刷手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  8. 前記抽出された定義文は、
    印刷にサムネイル画像を使用すべき旨を表わすタグを含む定義文であり、
    前記印刷手段は、
    前記定義文に基づいてサムネイル画像を使用して印刷イメージデータを生成する
    ことを特徴とする請求項7記載の印刷装置。
  9. 前記印刷装置は、さらに、
    前記印刷コンテンツからサムネイル画像のみを取得する取得手段を備え、
    前記印刷手段は、
    前記取得されたサムネイル画像を使用して印刷イメージデータを生成する
    ことを特徴とする請求項8記載の印刷装置。
  10. 前記抽出された定義文は、
    画像の縦横ピクセル数を表す定義文であり、
    前記印刷手段は、
    前記印刷イメージデータを生成するときに、画像を印刷する際の縦横サイズを、前記定義文から読み取って決定する
    ことを特徴とする請求項7記載の印刷装置。
  11. 前記印刷手段は、
    スクリーンにおける表示と同じ生成アルゴリズムを使用して印刷イメージデータを生成する
    ことを特徴とする請求項7記載の印刷装置。
  12. 前記印刷手段は、
    textarea要素の表示領域の大きさをtextarea要素の内容の大きさよりも優先するアルゴリズムを使用して、前記イメージデータを生成する
    ことを特徴とする請求項11記載の印刷装置。
  13. 前記印刷手段は、
    textarea要素の表示領域の大きさよりもtextarea要素の内容の大きさを優先する生成アルゴリズムを使用して、前記印刷イメージデータを生成する
    ことを特徴とする請求項11記載の印刷装置。
  14. 印刷装置と当該印刷装置に印刷コンテンツを送出する印刷コンテンツ送出装置を備える印刷システムであって、
    前記印刷コンテンツ送出装置は、
    所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを取得または生成するコンテンツ入手手段と、
    前記取得又は生成された印刷コンテンツの特徴を識別する特徴識別手段と、
    前記識別された特徴を、前記マークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文として記述し、当該定義文を前記印刷コンテンツに追記する追記手段と、
    前記追記された印刷コンテンツを印刷装置に送信する送信手段とを備え、
    前記印刷装置は、
    印刷コンテンツ送出装置から印刷コンテンツを受信する受信手段と、
    前記受信した印刷コンテンツの中から、前記所定のマークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された定義文に基づいて印刷イメージデータを生成し、当該印刷イメージデー
    タを用いて印刷を行う印刷手段と
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  15. 印刷装置に印刷コンテンツを送出するための印刷コンテンツ送出方法であって、
    所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを取得または生成するコンテンツ入手ステップと、
    前記取得又は生成された印刷コンテンツの特徴を識別する特徴識別ステップと、
    前記識別された特徴を、前記マークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文として記述し、当該定義文を前記印刷コンテンツに追記する追記ステップと、
    前記追記された印刷コンテンツを印刷装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする印刷コンテンツ送出方法。
  16. 所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを受信する受信ステップと、
    前記受信した印刷コンテンツの中から、前記所定のマークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出された定義文に基づいて印刷イメージデータを生成し、当該印刷イメージデータを用いて印刷を行う印刷ステップと
    を含むことを特徴とする印刷方法。
  17. 印刷装置に印刷コンテンツを送出する印刷コンテンツ送出装置のためのプログラムであって、
    所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを取得または生成するコンテンツ入手ステップと、
    前記取得又は生成された印刷コンテンツの特徴を識別する特徴識別ステップと、
    前記識別された特徴を、前記マークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文として記述し、当該定義文を前記印刷コンテンツに追記する追記ステップと、
    前記追記された印刷コンテンツを印刷装置に送信する送信ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 印刷装置のためのプログラムであって、
    所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを受信する受信ステップと、
    前記受信した印刷コンテンツの中から、前記所定のマークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出された定義文に基づいて印刷イメージデータを生成し、当該印刷イメージデータを用いて印刷を行う印刷ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  19. 印刷装置に印刷コンテンツを送出する印刷コンテンツ送出装置のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムは、
    所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを取得または生成するコンテンツ入手ステップと、
    前記取得又は生成された印刷コンテンツの特徴を識別する特徴識別ステップと、
    前記識別された特徴を、前記マークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文として記述し、当該定義文を前記印刷コンテンツに追記する追記ステップと、
    前記追記された印刷コンテンツを印刷装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする記録媒体。
  20. 印刷装置のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムは、
    所定のマークアップ言語に準拠して記述された印刷コンテンツを受信する受信ステップと、
    前記受信した印刷コンテンツの中から、前記所定のマークアップ言語が対処し得る独自定義のタグを含む定義文を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出された定義文に基づいて印刷イメージデータを生成し、当該印刷イメージデータを用いて印刷を行う印刷ステップと
    を含むことを特徴とする記録媒体。
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