JP2007094500A - 自動販売機 - Google Patents

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JP2007094500A
JP2007094500A JP2005279718A JP2005279718A JP2007094500A JP 2007094500 A JP2007094500 A JP 2007094500A JP 2005279718 A JP2005279718 A JP 2005279718A JP 2005279718 A JP2005279718 A JP 2005279718A JP 2007094500 A JP2007094500 A JP 2007094500A
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duct
heat
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JP2005279718A
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Masaharu Kamei
正治 亀井
Toshikazu Sakai
寿和 境
Koichi Nishimura
晃一 西村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】ダクト内を流れる冷気や加熱された空気の熱損失を低減することができる自動販売機を提供するものである。
【解決手段】ダクト8の側面に断熱材13を配設することにより、ダクトの壁面を伝わる熱伝導によりダクトの外に熱が逃げるのを抑制することができ、熱損失を低減することができる。また、ポリプロピレン発泡体などの成形可能な断熱材13を用いることで、耐熱性に優れ、断熱材13の熱変形を防止できる自動販売機を提供することができるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動販売機の庫内下部風路の断熱構造に関するものである。
従来、この種の自動販売機の断熱構造は、庫内下部に設けられたダクトを周囲壁面から所定空間だけ離間させることにより、壁面での熱伝達を抑制し、冷却効率または加温効率を向上させている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の自動販売機の断熱構造を示すものである。図5に示すように、自動販売機本体1における断熱構造の内箱2内である庫内3の下部に、庫内3の上部側から空気を導入する導入ダクト4と、導入ダクト4からの空気を手前側に送る送風ファン5と、空気を冷却する蒸発器6と、空気を加熱するヒータ7とが配設されている。また、ヒータ7を覆うヒータユニットカバーがダクト8により構成され、このダクト8が、ヒータ7を覆うだけでなく、蒸発器6で冷却された空気やヒータ7で加熱された空気を手前側および上方側に導くように構成されている。そしてこのダクト8が、内箱2の底面2aおよび側面から所定空間だけ離間させた姿勢で配設されている。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。
庫内3の空気は、庫内3背面に沿って配置された導入ダクト4から吸引された後、庫内3下端の送風ファン5により手前側に送られ、冷却時には蒸発器6により冷却され、また、加温時にはヒータ7により加熱される。そして、この冷却もしくは加熱された空気がダクト8から手前側および上方側に導かれて、収納コラムに収納された商品を冷却もしくは加温する。
このとき、ダクト8は、内箱2の底面2аおよび側面から所定空間だけ離間させた姿勢で配設されているので、ダクト8と内箱2の底面2аおよび側面との間に空気の断熱層が形成されることとなり、内箱2の底面2аや側面に接している空気は、ダクト8により送られている冷却された空気または加熱された空気よりも、高温または低温に維持される。
この結果、ダクト8を内箱2の底面2аや側面に密着させて配設した場合と比べて、内箱2の底面2аにおける内壁面と外壁面との間の温度差、ならびに、内箱2の側面における内壁面と外壁面との間の温度差がそれぞれ減少し、温度勾配が小さくなって、内箱2の底面2аや側面からの熱が比較的伝達され難い状態となる。したがって、ダクト8を通る冷気や加熱された空気が、温められたり冷却されたりすることが最小限に抑えられながら、庫内で循環されるため、熱効率が良好となり、省エネルギーとなって電気代が抑えられる。
特開2004−162960号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ダクトと内箱の底面および側面との間に空気の断熱層を形成しているが、ダクトを断熱していないので、ダクト内の空気の熱がダクトを伝熱してダクト外の空気に逃げてしまい、ダクト外の空気断熱層の効果が著しく低下し、熱損失が増大するという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ダクト内を流れる冷気や加熱された空気の熱損失を低減する自動販売機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、ダクトの側面に断熱材を配設したものであり、ダクト内の空気の熱がダクトを伝熱してダクト外の空気に逃げるのを抑制し、熱損失を低減する。
また、ポリプロピレン発泡体などの成形可能な断熱材を用いることで、耐熱性に優れ、断熱材の熱変形を防止できる。
本発明の自動販売機は、ダクト内を流れる冷気や加熱された空気のダクトを伝熱して逃げる熱損失を低減することができる。
請求項1に記載の発明は、庫内の熱交換器を囲う枠体と、前記枠体と連結されるダクトと、前記ダクトの上部に隙間を設けて設置されるシュータを備え、前記ダクトを庫内側面から所定空間だけ離間させた姿勢で配設し、前記ダクトの側面に断熱材を配設したことにより、ダクト内を流れる冷気や加熱された空気が、ダクトを伝熱してダクト外の空気に逃げるのを抑制し、熱損失を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、庫内底部に這わしている電気コードを断熱材で覆ったものであり、電気コードを伝わる熱を抑制し、熱損失をさらに低減できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、庫内の熱交換器を囲う枠体と、前記枠体と連結されるダクトと、前記ダクトの上部に隙間を設けて設置されるシュータを備え、前記枠体と、前記ダクトと、庫内底面および庫内側面とで囲まれる空間に断熱材を敷設したものであり、庫内下部空間が断熱材で埋められるため、ダクト壁面および仕切板を伝熱する熱損失を低減できるとともに、気流の循環する容積が減少し、省エネが図れる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記断熱材をダクト形状に合わせて発泡成型したものであり、製造時の敷設作業が簡単になり、製造工数を削減できる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の縦断面図である。図2は、本発明の実施の形態1における自動販売機の庫内下部上面図である。
図1、図2において、庫内の熱交換器10を囲う枠体11と、枠体11と連結されるダクト8と、ダクト8の上面は開口し、ダクト8上面の上部に隙間を設けて設置されるシュータ12を備えるとともに、ダクト8を庫内側面2bから所定空間だけ離間させた姿勢で配置し、ダクト8の側面に断熱材13を配設している。
また、庫内底部に這わしている電気コード14は、断熱材15で覆われている。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、枠体11内の熱交換器10により冷却または加熱された空気は、送風ファン5により枠体11と連結されたダクト8に導かれ、シュータ12に設けられた孔あるいは、ダクト8とシュータの隙間から上方側に吹出され、収納コラムに収納された商品を冷却もしくは加温する。
このとき、ダクト内壁はダクト8内を流れる冷気あるいは加熱された空気にさらされており、ダクト壁面内部を伝わる熱伝導によりダクトの外に熱を逃がすように作用するが、ダクト外壁に設けられた断熱材13により、熱移動を抑制することができる。
また、庫内底部を這わしている電気コード14を、断熱材15で覆うことにより、電気コードを伝わって庫内の熱が逃げるのを抑制する。
以上のように、本実施の形態においては、ダクト8の側面に断熱材13を配設することにより、ダクトの壁面を伝わる熱伝導によりダクトの外に熱が逃げるのを抑制することができ、熱損失を低減することができる。
また、庫内底部に這わしている電気コード14を断熱材15で覆うことにより、電気コードを伝わる熱を抑制し、熱損失をさらに低減できる。
なお、本実施の形態の断熱材13の厚みを、10〜30mmとすることにより、適切な断熱効果を発揮させながら、断熱材13のコスト増加を抑えることができる。
また、本実施の形態の断熱材15の厚みを、5〜10mmとすることにより、効果的な断熱効果を維持しつつ、断熱材15のコスト増加を抑制することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における自動販売機の庫内下部上面図である。
図3において、枠体11と、ダクト8と、庫内底面および庫内側面2bとで囲まれる空間に複数の断熱材16を敷設している。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
ダクト8とシュータ12の隙間から溢れる冷気もしくは加熱された空気が、庫内側面2bに直接接触すると、庫内側面2bを伝熱して比較的大きな熱損失が発生してしまう。この熱損失を低減するために、ダクト8と庫内側面2bの間の空間に、複数の断熱材16をブロックを嵌め込むように敷設し、冷気もしくは加熱された空気が、庫内側面2bと直接接触しないようにする。
以上のように、本実施の形態においては、枠体11と、ダクト8と、庫内底面および庫内側面2bとで囲まれる空間に、断熱材16をブロックを嵌め込むように敷設することにより、冷気もしくは加熱された空気が、庫内側面2bと直接接触して熱損失が増大するのを防止できるとともに、気流の循環する容積が減少して省エネが図れる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における自動販売機の庫内下部上面図である。
図4において、枠体11と、ダクト8と、庫内底面および庫内側面とで囲まれる空間に、ダクト形状に合わせて発泡成型した断熱材17を敷設している。
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作、作用を説明する。
ダクト8と庫内側面2bの空間に敷設する断熱材は、複数個のブロック状の断熱材の集合体ではなく、ダクト形状に合わせて発泡成型した一対の断熱材17であるため、製造時の敷設作業が簡単になる。
以上のように、本実施の形態においては、枠体11と、ダクト8と、庫内底面および庫内側面2bとで囲まれる空間に、ダクト形状に合わせて発泡成型した一対の断熱材を敷設するため、製造時の敷設作業が簡単になり、製造工数を削減できる。
なお、断熱材としては、断熱性が高く熱変形の小さなポリプロピレン発泡体(例えば、JSP製EPP−15P)が望ましく、他の断熱材である発泡スチロールでは、70℃以上の雰囲気下での熱変形の問題が発生し、ウレタンでは、耐熱性は高くなるが、吸湿性を有するという問題が発生するため、好ましくない。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、ダクト内を流れる冷気や加熱された空気の熱損失を低減することが可能となるので、冷温蔵庫等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における自動販売機の縦断面図 本発明の実施の形態1における自動販売機の庫内下部上面図 本発明の実施の形態2における自動販売機の庫内下部上面図 本発明の実施の形態3における自動販売機の庫内下部上面図 従来の自動販売機の断熱構造を示す図
符号の説明
2b 庫内側面
8 ダクト
10 熱交換器
11 枠体
12 シュータ
13 断熱材
14 電気コード
15 断熱材
16 断熱材
17 断熱材

Claims (4)

  1. 庫内の熱交換器を囲う枠体と、前記枠体と連結されるダクトと、前記ダクトの上部に隙間を設けて設置されるシュータを備え、前記ダクトを庫内側面から所定空間だけ離間させた姿勢で配設し、前記ダクトの側面に断熱材を配設したことを特徴とする自動販売機。
  2. 庫内底部に這わしている電気コードを断熱材で覆ったことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 庫内の熱交換器を囲う枠体と、前記枠体と連結されるダクトと、前記ダクトの上部に隙間を設けて設置されるシュータを備え、前記枠体と、前記ダクトと、庫内底面および庫内側面とで囲まれる空間に断熱材を敷設したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 前記断熱材をダクト形状に合わせて発泡成型したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機。
JP2005279718A 2005-09-27 2005-09-27 自動販売機 Pending JP2007094500A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106839559A (zh) * 2016-12-20 2017-06-13 贵州安顺惠烽科技发展有限公司 简易风冷装置

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