JP2007094028A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Takuo Kinoshita
卓生 木下
Yoshiaki Aramatsu
義明 荒松
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Abstract

【課題】額縁領域の少なくとも端子領域の表面の段差を小さくし、配線が断線しにくい液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】シール材で貼り合わされた第1及び第2の透明基板を有する液晶パネルを備えた液晶表示装置において、第1の透明基板11の第2の透明基板と対向する面であって、シール材で囲まれた表示領域16の外側の額縁領域17には、第1の透明基板11側から順に、所定間隔で設けられた第1の配線18a、第1の配線18a及び第1の透明基板11を覆うゲート絶縁膜22、ゲート絶縁膜22上であって第1の配線18aの間に位置する第2の配線18b、第2の配線18b及びゲート絶縁膜22を覆う保護膜26が積層され、額縁領域17の一部である端子領域19では、ゲート絶縁膜22の第1の配線18aの間に凹部22aを形成し、凹部22aを埋めるように第2の配線18bを設ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、2枚の透明基板をシール材で貼り合わせた後に透明基板を切断して得られる液晶パネルを備えた液晶表示装置に関するものである。
液晶表示装置を製造する場合には、液晶セルを1つずつ独立して作製するのでは生産性が悪いため、実際には大判のガラス基板(マザー基板)上に複数の液晶セルを隣接して配設してから個々の液晶セルに分割している。
このとき、個々の液晶セルに分割するためには、端子領域に対向する基板の一部を切断する必要がある。この基板の切断時にガラス粉やカレット(破片)などの異物が発生し、この異物が端子領域に残ると、切断時やその後の工程で配線が傷付けられ、断線するおそれがある。そこで、この断線を防止する様々な手法が提案されている。
例えば、特許文献1には、薄膜トランジスタの製造工程において、端子電極間に第2の電極と、アモルファスシリコンと、第1の保護膜と、n型アモルファスシリコンと、保護膜とからなる積層膜を形成することが開示されている。これによると、積層膜が2つのガラス基板を貼り合わせた際の突起部となって、ガラス切断片等による端子電極の破壊から保護するとされている。
また例えば、特許文献2には、上下一対の基板間にシール材を介して液晶を封入してなるカラー液晶表示装置において、上側の基板におけるシール材の外側に位置する切断個所付近に対向する下側の基板の上面にダミーカラーフィルタを所定間隔で形成するとともに、このダミーカラーフィルタを覆って絶縁保護膜を形成し、ダミーカラーフィルタ間の絶縁保護膜上に電極リード端子を所定ピッチで形成したものが開示されている。これによると、電極リード端子の上面がダミーカラーフィルタ上に対応する絶縁保護膜の上面よりも低くなるので、上側の基板の切断時に発生したガラス粉などの異物が付着しても、これらの異物によって電極リード端子が傷付けられることが少なく、電極リード端子の断線を大幅に低減できるとしている。
ところで、液晶表示装置の小型化が進むにつれ、額縁領域に形成される配線のスペースも小さくなっている。配線形成のためのスペースが小さくなると、配線同士の間隔を狭くすることになるが、それにも限界がある。配線同士の間隔を狭くしすぎると、配線を形成する写真蝕刻工程(Photo Engraving Process;PEP)の中の露光工程において、パターン通りに露光することが不可能になる。その結果、隣接する配線同士が繋がってしまう。
そこで、例えば特許文献3に記載されているような、配線を2層にすることで対処する技術が知られている。
まずこの配線の2層化は、表示領域において交差するゲート配線とソース配線の内、一方の配線である例えばゲート配線について、表示領域周辺の額縁領域で行われている。図4には、額縁部分に形成されたゲート配線について、2層の配線18a、18bが形成された基板の断面図を示す。透明基板11上に例えば奇数番のゲート配線である第1の配線18aが所定の間隔で形成され、その上にゲート絶縁膜22が積層され、その上であって第1の配線18aの間に、偶数番目のゲート配線である第2の配線18bが形成され、その上に保護膜26が積層されている。なお第1の配線は表示領域におけるゲート配線と同工程で作成されており、第2の配線は表示領域にソース配線と同工程で作成されている。そして第2の配線は、表示領域における対応するゲート配線と電気的に接続するように、額縁部分で、ゲート絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して接続している。
特開2000−29061号公報 特開平9−90399号公報 特開平9−311341号公報
しかしながら、額縁領域の一部である端子領域の表面に凹凸があると、その段差部分の強度が弱くなり、段差部分に異物が当たると積層膜が剥離してしまい、配線の断線の原因となる。特に配線の2層化を行う図4の構成によると、第1の配線18aはゲート絶縁膜22及び保護膜26によって覆われ、第2の配線18bは保護膜26のみによって覆われるので、第2の配線18b上の保護膜26表面の段差部分に異物が当たることによる第2の配線18bの断線が非常に生じやすい。従って、少なくとも端子領域の表面は、異物が挟まっても断線しにくいようにできるだけ平坦であることが望ましい。
本発明は、額縁部分で2層配線化を行う液晶表示装置において、額縁領域の少なくとも端子領域の表面の段差をできるだけ小さくし、配線が断線しにくい液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、シール材で貼り合わされた第1及び第2の透明基板を有する液晶パネルを備えた液晶表示装置において、第1の透明基板の第2の透明基板と対向する面であって、前記シール材で囲まれた表示領域の外側の額縁領域には、第1の透明基板側から順に、所定間隔で設けられた第1の配線、第1の配線及び第1の透明基板を覆う絶縁膜、前記絶縁膜上であって第1の配線の間に位置する第2の配線、第2の配線及び前記絶縁膜を覆う保護膜が積層され、前記額縁領域の一部である端子領域においては、前記絶縁膜の第1の配線の間に凹部が形成され、該絶縁膜に形成された凹部を埋めるように第2の配線が形成されていることを特徴とする。
また、シール材で貼り合わされた第1及び第2の透明基板を有する液晶パネルを備えた液晶表示装置において、第1の透明基板の第2の透明基板と対向する面であって、前記シール材で囲まれた表示領域の外側の額縁領域には、第1の透明基板側から順に、所定間隔で設けられた第1のゲート配線、第1の配線及び第1の透明基板を覆うゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜上であって第1のゲート配線の間に位置する第2のゲート配線、第2のゲート配線及び前記ゲート絶縁膜を覆う保護膜が積層され、前記額縁領域の一部である端子領域においては、前記ゲート絶縁膜の第1のゲート配線の間に凹部が形成され、該ゲート絶縁膜に形成された凹部を埋めるように第2のゲート配線が形成されていることを特徴とする。
この構成によると、第2の配線が絶縁膜に形成された凹部を埋めるように設けられることにより、従来、第2の配線上方の保護膜の表面に生じていた段差を小さくすることができる。
上記の液晶表示装置において、前記凹部は、エッチングにより形成されることが望ましい。工程数は増えるが形成が容易であるからである。
また上記の液晶表示装置において、前記凹部の深さが、第2の配線の厚みよりも深いことが望ましい。万一、異物が第2の配線上方の段差の角に引っかかった場合でも剥離しやすいのは第2の配線の周囲の保護膜であって、第2の配線上方の保護膜は剥がれにくいからである。
本発明によれば、第2の配線が絶縁膜に形成された凹部を埋めるように設けられることにより第2の配線上方の保護膜の表面に生じていた段差が小さくなるので、ガラス粉やカレットなどの異物によって層が剥離するおそれが減少し、配線が傷付けられにくくなり、断線しにくくなる。その結果、歩留まりが向上し生産性が上がる。
図1(a)は、液晶パネルの平面図、図1(b)は、図1(a)の領域Pの拡大図、図2は、図1のA−A線断面図である。図1、図2は液晶注入前の状態を示している。液晶パネル10は、ガラス等からなる第1及び第2の透明基板11、12が間隔を有して対向しており、透明基板11、12の対向面にそれぞれ電極や絶縁膜等の各種膜が積層された積層膜13、14が所定のパターンで設けられている。第1及び第2の透明基板11、12の対向面を縁取るようにシール材15が設けられている。シール材15は、第1及び第2の透明基板11、12を接着するとともに、液晶(不図示)が注入される表示領域16を囲んでいる。シール材15の一部は途切れており、液晶を注入するための注入口を形成している。
シール材15の外側の第1の透明基板11上は、表示領域16に形成された各種配線からのびる配線18(後述する第1の配線18aと第2の配線18bとを含む)が形成された額縁領域17である。そして額縁領域17の一部であって、対向する第2の透明基板12がない部分は端子領域19と呼ぶ。
後述するように、第1の配線18aと第2の配線18bであるゲート配線は2層構造になっており、1層構造の配線パターンよりも配線同士の間隔が狭くなっている。なおこの額縁部分におけるゲート配線の2層化構造は従来技術で述べたものと同様である。端子領域19において、配線18の先端付近はFPC(不図示)などの外部接続や液晶パネル10を駆動するドライバ(不図示)が接続される配線端子部20となっている。
次に、液晶パネル10を備えた液晶表示装置の製造プロセスについて説明する。大きく分けてアレイ工程、セル工程、モジュール工程の3つの工程がある。アレイ工程とは、第1の透明基板11を加工してスイッチング素子や配線等が形成される積層膜13を作り込むアレイ基板の工程である。なお、生産効率向上のため、基板としては複数の液晶パネルが配列されるマザー基板を用いることが好ましい。
次工程のセル工程は、先に出来上がったアレイ基板とこれに対向するCF基板(第2の透明基板12)との表面処理を行った後、両者を貼り合わせて組み立て、マザー基板から液晶パネル毎に切断し、その2枚の基板の隙間(ギャップ)に液晶を注入して封じ込める工程である。
液晶パネル毎に切断するにはスクライブ・ブレーク法が用いられる。図2において、第2の透明基板12から切断される端材12aを破線で示す。切断は、まず第2の透明基板12の外面の切断面12bとなる部分をスクライブし、その後切断面12bに対向する第1の透明基板11の外面を叩いて端材12aをブレークさせる。この端材12aの切断時に切断面12bの角が積層膜13に当たると、その衝撃で積層膜13が剥がれて配線18が断線するおそれがある。また、切断面12bの一部が欠けてカレットとして積層膜13上に残ると、後の工程でカレットが挟まり配線18が断線するおそれがある。従って配線18を保護するような積層膜13を設ける必要がある。
最後のモジュール工程は、先に出来上がったアレイ・CF基板を電気的に制御できるように駆動系の電子回路などを取り付ける工程であり、更に、光源となるバックライトなどの電子部品・材料を取り付ける工程でもある。
以下、アレイ工程で形成される第1の透明基板11の構成について詳しく説明する。図3は、第1の透明基板11の構成を示す断面図である。図3の左図は端子領域19を、右図は表示領域16を示す。なお、端子領域19以外の額縁領域17の断面は端子領域19の断面と同様とすることができる。
まず、第1の透明基板11上に、額縁領域17の少なくとも端子領域19においては第1の配線18aが所定間隔で形成され、表示領域16においてはゲート配線及びゲート電極21が形成される。第1の配線18a及びゲート配線、ゲート電極21は、スパッタ法及びPEPによって2200Åの厚みに形成される。その材料としては、Ta、MoTa、MoW、などの合金やAlを用いることができる。なお第1の配線18aは、表示領域16に形成されたゲート配線の中の例えば奇数番目の配線と直接に接続している。
なお、第1の配線18a及びゲート電極21は、その上に重ねる膜の被覆性を良くするためにエッジ部はなだらかな形状、つまり、テーパー形状であることが望ましい。この対応として、PEPにおけるエッチング工程はガス放電を用いるドライエッチングプロセスを用い、そのガスに酸素を混合し、レジストをエッチングしながら第1の配線18a及びゲート電極21のエッチングを行う。
次に、額縁領域17の少なくとも端子領域19と表示領域16とにおいて、ゲート絶縁膜22が形成される。端子領域19においては、配線端子部20以外の部分に形成される。ゲート絶縁膜22は、CVD(化学的気相成長)法によって4000Åの厚みに形成される。その材料としては、SiNなどを用いることができる。
次に、額縁領域17の少なくとも端子領域19において、第1の配線18aの間のゲート絶縁膜22に凹部22aが形成される。凹部22aはエッチングによって3000Åの深さに形成される。また、凹部22aの平面形状は第2の配線18b(後述)の形状に形成される。
なお、このゲート絶縁膜22に形成される凹部22aは、このような方法により形成されるもの限定されるわけではない。例えば、前工程のゲート絶縁膜22を2回の工程により、2層に形成し、1層目をエッチングすることにより、凹部22aを形成してもよい。
次に、表示領域16において、ゲート電極21の上方の所定位置にアイランド23が形成される。アイランド23はCVD法によって1600Åの厚みに形成される。その材料としては、アモルファスシリコンなどを用いることができる。
次に、表示領域16において、アイランド23上にソース配線(図示していないが、ゲート配線と交差するように形成される)、ソース電極24及びドレイン電極25が形成される。そしてこの時、額縁領域17においても凹部22aを埋めるように第2の配線18bが設けられる。これにより額縁領域17に形成されたゲート配線の2層化構造が行われる。第2の配線18bは、表示領域16に形成されたゲート配線の中の偶数番目の配線とコンタクトホールを介して電気的に接続される。なお、ソース配線、ソース電極24及びドレイン電極25、第2の配線18bはスパッタ法及びPEPによって2000Åの厚みに形成される。その材料としては、AlやTiなどを用いることができる。この工程までで、表示領域16における1画素ごとにスイッチング素子であるTFTが形成される。
なお、第2の配線18bは第1の配線18aと同様にテーパー形状に形成しても良いが、第2の配線18b上に積層する保護膜26(後述)を平坦化する観点からは凹部22aの端まで埋めるようにする方が望ましい。
また、本実施形態においては、凹部22aの深さ(3000Å)が第2の配線18bの厚みより多少深いが、凹部22aの深さと第2の配線18bの厚みとが同じであっても良く、また凹部22aの深さよりも配線18bの厚みが多少厚くても問題はない。
また、第2の配線18bをソース電極24等と同時に形成して、2層化構造をとっているが、別途第2の配線18bを形成する工程を設けて、表示領域16に形成されたゲート配線と接続させてよいが、工程数が増加してしまう。ただしこの場合、第2の配線18bの厚さを任意に調整可能となる。
次に、額縁領域17の少なくとも端子領域19と表示領域16とにおいて、TFTなどを保護するための保護膜26が形成される。端子領域19においては、配線端子部20以外の部分に形成される。保護膜26は、CVD法によって2500Åの厚みに形成される。その材料としては、SiNなどを用いることができる。
次に、表示領域16において、樹脂膜27が形成される。樹脂膜27は、スピンコートによって2.7μmの厚みで表面が平坦に形成される。その材料としては、ノボラック系の樹脂などを用いることができる。なお、表示領域16において樹脂膜27を設ける理由は、表示領域16内に格子状に形成された配線と、後述する画素電極27との間で生じる容量の影響を抑えるためである。特に中大型の液晶表示装置であれば、画素一つ一つの大きさも大きくので、配線と画素電極との間で生じる容量による表示への影響もある程度許容できる。しかしながら携帯電話などに用いられる小型の液晶表示装置の場合、一つの画素が非常に小さいため、配線と画素電極との間で生じる容量が表示へ大きく影響してしまう。そこで保護膜26の上に更に樹脂膜27を形成することによって、配線と画素電極との間の距離が大きくなり、配線と画素電極との間で生じる容量も非常に小さくすることができる。
次に、表示領域16において、画素電極28が形成される。画素電極28は、スパッタ法によって1000Åの厚みに形成される。その材料としてはITOなどを用いることができる。
このように、額縁領域17の少なくとも端子領域19において、第2の配線18bがゲート絶縁膜22に形成された凹部22aを埋めるように設けられることにより、従来、第2の配線18b上方の保護膜26の表面に生じていた段差を小さくすることができる。例えば、上記の実施形態ではその段差は凹部22aの深さ(3000Å)から第2の配線18bの厚み(2000Å)を差し引いた1000Åの段差が生じることになる。これは従来の段差(第2の配線18bの厚みに相当する2200Å)より相当小さい値である。従って、額縁領域17の少なくとも端子領域19の表面は平坦に近いと言え、透明基板11、12の分断時の衝撃や、ガラス粉やカレットなどの異物によって層が剥離するおそれが減少し、配線18が傷付けられにくくなり、断線しにくくなる。
また、上記の実施形態の1000Åの段差は従来と異なり窪んでいるので、万一、異物が段差の角に引っかかった場合でも剥離しやすいのは第2の配線18bの周囲の保護膜26であって、第2の配線18b上方の保護膜26は剥がれにくい。従って、配線18は断線しにくい。
なお、本実施例においては、額縁領域17に形成されたゲート配線について、2層化構造がとられている。これは通常携帯電話用など小型の液晶表示装置においては、額縁部分のゲート配線を引き回すように形成し、一方の側にゲート配線、ソート配線等を集約させて、ドライバと接続させる、所謂片端子型のものが多いからである。ただし、例えば、このような片端子型の液晶表示装置においても、ゲート配線と交差するソース配線についても、2層化構造を採用してもよい。この場合、例えば、ソース配線の奇数番目を額縁領域に形成された一層目の第1の配線と接続し、ソース配線の偶数番目を額縁領域に形成された2層目の第2の配線と接続する。その際、第1の配線はゲート配線と同工程で作成し、表示領域のソース配線と電気的に接続される。このような構成であれば、高精細化により、額縁領域における隣接するソース配線間の間隔が狭くなったとしても、隣接配線間でのショートを防止することができる。
本発明の液晶表示装置は、2層の配線を有する液晶パネルに利用でき、特に、2枚の透明基板をシール材で貼り合わせた後に透明基板を切断して得られる液晶パネルを備えた液晶表示装置に有効に利用することができる。
(a)は本発明の液晶パネルの平面図、(b)は図1(a)の領域Pの拡大図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の第1の透明基板の構成を示す断面図である。 従来の2層の配線が形成された基板の断面図である。
符号の説明
10 液晶パネル
11 第1の透明基板
12 第2の透明基板
15 シール材
16 表示領域
17 額縁領域
18 配線
18a 第1の配線
18b 第2の配線
19 端子領域
22 ゲート絶縁膜
23 アイランド
26 保護膜

Claims (4)

  1. シール材で貼り合わされた第1及び第2の透明基板を有する液晶パネルを備えた液晶表示装置において、
    第1の透明基板の第2の透明基板と対向する面であって、前記シール材で囲まれた表示領域の外側の額縁領域には、第1の透明基板側から順に、所定間隔で設けられた第1の配線、第1の配線及び第1の透明基板を覆う絶縁膜、前記絶縁膜上であって第1の配線の間に位置する第2の配線、第2の配線及び前記絶縁膜を覆う保護膜が積層され、
    前記額縁領域の一部である端子領域においては、前記絶縁膜の第1の配線の間に凹部が形成され、該絶縁膜に形成された凹部を埋めるように第2の配線が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. シール材で貼り合わされた第1及び第2の透明基板を有する液晶パネルを備えた液晶表示装置において、
    第1の透明基板の第2の透明基板と対向する面であって、前記シール材で囲まれた表示領域の外側の額縁領域には、第1の透明基板側から順に、所定間隔で設けられた第1のゲート配線、第1の配線及び第1の透明基板を覆うゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜上であって第1のゲート配線の間に位置する第2のゲート配線、第2のゲート配線及び前記ゲート絶縁膜を覆う保護膜が積層され、
    前記額縁領域の一部である端子領域においては、前記ゲート絶縁膜の第1のゲート配線の間に凹部が形成され、該ゲート絶縁膜に形成された凹部を埋めるように第2のゲート配線が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記凹部は、エッチングにより形成されることを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装置。
  4. 前記凹部の深さが、第2の配線の厚みよりも深いことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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