JP2007093843A - 顔画像取得方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】認証に利用可能な適切な生体情報を確実に取得し、かつ利用者の負担を増加させることなく、利用者のすりかわりを防止する。
【解決手段】顔画像取得装置10は、指紋取得部40により利用者の指紋データを仮に取得し、この指紋データが指紋認証に利用可能な情報であるか否かを判定し、指紋認証に利用可能な情報であると判定されたときには、認証用指紋データとして保存する。また利用者がタッチパネル41の撮影ボタンにタッチすることにより、撮影ボタンの下に配置されている指紋取得部50により利用者の指紋データが取得され、また静止顔画像が取得される。さらに、この撮影ボタンのタッチにより取得された指紋データと、認証用指紋データとが一致するときには、静止顔画像データが保存される。一致しないときには、静止顔画像データは消去される。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として身分証明書や磁気カードなどの個人に帰属する書札等に添付する顔写真を撮影する顔画像取得装置に関するものであり、より詳細には利用者の顔写真の撮影に加え、利用者の手に属する生体情報を取得する機能を有する顔画像取得装置に関するものである。
現在、街頭には、無人で利用者の顔写真を撮影する顔画像取得装置が設置されている。このような顔画像取得装置は、撮影した顔写真を普通紙やシールなどの紙に印刷して利用者に提供する。
また、顔写真の撮影とともに、指紋などの生体情報を取得可能な顔画像取得装置も提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1では、まず顔写真を撮影し、その後で生体情報を取得している。顔写真撮影と生体情報を取得する間に、利用者がすりかわった場合には、その記録が残るように、生体情報の取得の前後に、利用者の顔を含む監視写真を撮影している。しかし、このように監視写真を撮影することは、すりかわりを抑制する効果はあるが、生体情報の取得および顔写真撮影の現場において、利用者のすりかわりを防止することは困難である。
利用者のすりかわりを防止するために、顔写真の撮影と生体情報の取得を同時に行う顔画像取得装置も考えられている。しかし、例えば生体情報として指紋を取得する場合であれば、指紋の取得に慣れていない利用者にとっては、顔写真の撮影と同時に、認証に利用可能な適切な指紋を取得することは簡単ではない。また指紋の取得に失敗した場合に、指紋の再取得を容認すれば、すりかわりを阻止することはできない。
一方、顔写真撮影の前に生体情報を取得し、顔写真撮影の際には、その生体情報を再度取得して本人であることを確認する顔画像取得装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開2005−196388号公報 特開2005−141429号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載されている顔画像取得装置では、利用者のすりかわりは防止できるものの、顔写真を撮影する際に、再度生体情報を取得しなければならず、利用者の負担が増加するという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、認証に利用可能な適切な生体情報を確実に取得し、かつ利用者の負担を増加させることなく、利用者のすりかわりを防止することのできる顔画像取得装置を提供することを目的とするものである。
本発明の顔画像取得方法は、利用者の生体情報を仮に取得し、
前記生体情報が、生体認証に利用可能な情報であるか否かを判定し、
前記生体情報が生体認証に利用可能な情報であると判定されたときには、前記生体情報を認証用生体情報として保存し、
前記利用者の顔画像取得用の入力動作により、該利用者の生体情報を取得し、
前記入力動作により取得された生体情報と前記認証用生体情報とが一致するときには、前記利用者の顔画像を取得し、該顔画像を保存することを特徴とするものである。
また、本発明の顔画像取得装置は、利用者の生体情報を仮に取得する生体情報仮取得手段と、
該生体情報仮取得手段で取得された前記生体情報が、生体認証に利用可能な情報であるか否かを判定する生体情報判定手段と、
該判定手段で前記生体情報が生体認証に利用可能な情報であると判定されたときには、前記生体情報を認証用生体情報として保存する生体情報保存手段と、
前記利用者の顔画像取得用の入力動作により、前記利用者の生体情報を取得する入力手段と、
前記入力動作により取得された生体情報と前記認証用生体情報とが一致するときには、前記利用者の顔画像を取得し、該顔画像を保存する顔画像取得・保存手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、ここで「生体情報」とは、指紋または指静脈パターン等の指に属する生体情報や、嘗紋、嘗形または手のひら静脈パターン等の手に属する生体情報や、声紋等である。
前記生体情報が指紋であれば、前記入力手段としては、指紋取得機能を備えている指定手段、例えば指紋取得機能付き押圧ボタンあるいはタッチパネル等を用いることができる。
前記生体情報が声紋であれば、前記顔画像指定手段としては、声紋取得機能を備えている指定手段、例えば声紋取得機能付き音声認識装置を用いることができる。
本発明の顔画像取得方法および装置では、利用者の生体情報を仮に取得し、前記生体情報が、生体認証に利用可能な情報であるか否かを判定し、前記生体情報が生体認証に利用可能な情報であると判定されたときには、前記生体情報を認証用生体情報として保存し、
前記利用者の顔画像取得用の入力動作により、該利用者の生体情報を取得し、前記入力動作により取得された生体情報と前記認証用生体情報とが一致するときには、前記利用者の顔画像を取得して、該顔画像を保存するので、生体認証に利用可能な生体情報を認証用生体情報として確実に保存でき、かつ顔画像を取得する際には、顔画像取得用の入力動作を行うのみで、顔画像の取得と、生体認証とが可能となり、利用者の負担を増加させることなく、利用者のすりかわりを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態である顔画像取得装置について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である顔画像取得装置10の概略構成図である。本顔画像取得装置10は、全体的に直方体の筐体を有し、大きさは高さ2.0m、幅1.4m程度である。一例として、図2に装置10の外観を示す。
図1に示すように、装置10は幅75cm程度の客室12を含み、利用者14は客室12に設けられた椅子16に座って撮影を行う。
顔画像取得装置10は客室12以外の部分が上段18と、中段20と、机部21を有する下段22とに分かれている。中段20にはデジタルカメラ24およびコントローラ33が設置されている。コントローラ33は、デジタルカメラ24の制御を含む、顔画像取得装置10全体の動作を制御するものである。デジタルカメラ24のレンズの画角αは広く、客室12の背面壁27の高さ60cm〜170cm程度の範囲をカバーする。したがって、利用者14が椅子16に座った時、少なくとも頭部15および胸部17を確実にカバーでき、利用者14の身長に依存しない撮影が可能である。
上段18には照明装置25、CRTディスプレイ26およびスピーカ29が配置されている。照明装置25、CRTディスプレイ26およびスピーカ29はコントローラ33に接続されている。
CRTディスプレイ26は、コントローラ33から出力される動画像および静止画像を表示可能である。ディスプレイ26の表示画面30は下方向に向けられていて、その表示内容は、上段18と中段20との間の中空な境界面32を通して、中段20のハーフミラー34に投影される。
カメラ24と利用者14との間に配置された傾斜したハーフミラー34によれば、ディスプレイ26および客室12からの光の一部は相互に反射される。一方、客室12からの光の一部は透過してカメラ24に向かうが、カメラ24側からの光は遮断され、客室12に届かない。したがって、利用者14は、ガラス窓35を通してハーフミラー34上の投影内容を確認できるが、カメラ24は利用者14からは見えない。しかし、客室12からハーフミラー34を透過してカメラ24に到達する光によって、カメラ24は利用者14の画像を撮影可能である。
照明装置25は撮影に十分な明るさを保つために客室12を照らす照明であり、スピーカ29は利用者14に対して操作指示を音声により伝える装置である。
下段22には、指紋取得部40と、操作用のタッチパネル41と、カードライタ42と、プリンタ43と、モデム44とが設けられている。指紋取得部40と、操作用のタッチパネル41と、カードライタ42と、プリンタ43と、モデム44とはコントローラ33に接続されている。なお、指紋取得部40と、操作用のタッチパネル41と、カードライタ42とは、机部21に収容されている。
指紋取得部40は、半導体方式の指紋取得部であり、また所定の面積以上の領域に指が接触した場合に、自動的に指紋のデジタルデータを取得するように構成されている。
タッチパネル41は、利用者14の操作に基づく信号をコントローラ33に出力する装置である。タッチパネル41は、利用者の名前や、住民票コード番号あるいはパスポート番号等の個人情報を入力する情報入力画面と、利用者による操作を入力する操作入力画面とを切り換えて表示可能である。情報入力画面では、キーボードが表示され、操作入力画面では、図3に示すように顔写真の撮影を指示する撮影ボタン48と、撮影された顔写真の中から後述する記録媒体に書き込む顔写真を選択する選択ボタン49とが表示される。なお、タッチパネル41の撮影ボタン48が表示されている部位には、半導体方式の指紋取得部50が組み込まれ、操作入力画面が表示されている場合のみ、利用者が撮影ボタン48にタッチしたときに、自動的に指紋を取得する。
カードライタ42は、利用者14の持参する記録媒体51用の挿入口52を有し、挿入された媒体に書き込み可能な装置である。記録媒体51としては、フレキシブルディスク、スマートメディア(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SD(Secure Digital)メモリカード(登録商標)、xD(Extreme Digital)ピクチャーカード(登録商標)等を用いることができる。
カードライタ42は、カメラ24によって撮影された顔のデジタル画像データおよび指紋取得部40により取得された左右の人差し指の指紋データを、記録媒体51に書き込む。
プリンタ43は、カメラ24の撮影した画像を写真としてプリント可能である。プリントされた写真は、排出口53から排出される。
モデム44は、利用者が希望する場合には、利用者の顔のデジタル画像データを通信回線62を介して所定の拠点、例えば管理センター66へ転送する転送手段である。
図1では図示の便宜上、装置10の上段18、中段20および下段22の内部を可視化して示しているが、実際は、指紋取得部40、タッチパネル41、カードライタ42の挿入口52およびプリンタ43の排出口53以外は、壁によって隠されていて、利用者14からは見えない。また、下段22は、実際はさらに、料金投入口や返金口などの機構も備えているが、これらは図示を省略している。
装置10の側壁71には、利用者14を継続的に撮影する監視用カメラ74が備えられている。カメラ74としては、例えば赤外線LED(Light−Emitting Diode)カメラを用いるとよい。監視用カメラ74は、図1には図示しないものの、モデム44を介して通信回線62に接続され、所定の遠隔拠点、例えば管理センター66に接続されている。
図4は図1のデジタルカメラ24およびコントローラ33の機能ブロック図である。光学レンズ80は被写体14からの光を受けて被写体像を撮像部81の受光面へ結像する。撮像部81としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を使用可能である。撮像部81で光電変換された画像信号はビデオ出力部82に出力される。
ビデオ出力部82は、通常、撮像部81からの画像信号をそのまま出力端子を介してCRTディスプレイ26に送る。したがって、利用者14の動画像は、カメラ24に取り込まれて出力され、CRT26に表示され、ハーフミラー34によって反射されて利用者14へ帰還する。このように動画像をそのまま利用者へ帰還させることを、以下、ビデオスルーと称する。利用者14は、撮影前は、ビデオスルーにより、帰還した自己の動画像をリアルタイムに見ることができる。
撮像部81から出力される画像信号は、A/D変換器(Analogue/Digital Converter; ADC)83にも出力可能である。顔画像の撮影時には、A/D変換器83は、アナログ信号である画像信号をデジタル画像信号に変換し、メモリ84へ保存する。
CPU(Central Processing Unit)85は、ADC83、メモリ84およびD/A変換機(Digital/Analogue Converter; DAC)86に接続され、これらのユニットを制御する。撮影時には、CPU85は、ADC83へ変換命令を発信し、動画像信号を1フレーム単位でA/D変換させる。CPU85は、デジタル化されメモリ84に記録されたデジタル画像信号を取り込み、様々な画像処理を行って、メモリ84に再格納することが可能である。
CPU85は、デジタルカメラ24で撮影された利用者14の顔画像データに、タッチパネル41から入力された個人情報データ、例えば、利用者の名前や、住民票コード番号あるいはパスポート番号等を対応させる。また、CPU85は、デジタル画像データに、認証用指紋データおよび本顔画像取得装置10の固有識別番号および撮影日時データも対応させる。
対応のさせ方はあらゆる方法で行ってよく、例えば個人情報データを用いて顔画像データに名前を付けることができる。あるいはテキストデータをデジタル画像データのヘッダ部分に記録して、一体的に扱い、メモリ84に格納してもよい。このようにしてデジタル画像データに対応付けられた個人情報データによって、「誰に帰属するデータか」の識別が可能なデジタル画像データを作成することができる。
CPU85は、画像処理を行ったデジタル静止画像を出力し、DAC86によりD/A変換を行ってビデオ出力部82に送ることができる。このとき、ビデオ出力部82を制御し、ビデオスルーされているアナログ動画像信号に代えて、アナログ化された静止画像信号出力させることができる。これにより、撮影され、画像処理が施された静止画像を利用者に示すことができる。また、アナログ静止画像信号および動画像信号はカラーおよび白黒のいずれの形式でも出力することができる。
CPU85は、画像処理を施した撮影画像を自由にレイアウトしてCRT26に表示させることができる。また、画像の出力とともに、メモリ84に予め用意された複数の静止画像をコマ送りに表示して簡単なアニメーションをCRT26に表示させることもできる。さらに、ビデオ出力部82を介した自由なグラフィック出力が可能であり、利用者14に対するメッセージをCRT26に表示させることができる。
CPU85はスピーカ29にも接続され、予め用意された音声信号をスピーカ29へ出力し、各動作に適合した操作指示を利用者14に対して音声で指示可能である。
CPU85はプリンタ43およびタッチパネル41にも接続されている。画像処理を施された静止画像は、CPU85から、プリント命令とともにプリンタ43へ出力することにより、写真としてプリント可能である。また、CPU85はタッチパネル41からの操作命令を受信し、利用者14の操作に従った処理を行う。
CPU85はさらに、ROM(Read Only Memory)87に接続されている。ROM87は、少なくとも、複数の画像処理プログラムと、証明写真の要求仕様とを記録する。要求仕様は、少なくとも、プリントすべき写真のサイズおよび当該写真における頭部の大きさおよび位置に関する情報を含む。CPU85は、ROM87にアクセスし、各種プログラムと写真の要求仕様とを、適宜読み込み、メモリ84から取り込んだ静止顔画像に対して、要求仕様に適合した写真を作成するための画像処理を行う。
このように、本発明は、デジタルカメラ24のレンズの画角αを広くして広範な撮影範囲を確保し、利用者14の目線合わせ作業の廃止およびカメラ24の構造の簡素化を図っている。その一方、得られる画像は大きく、従来の撮影範囲のように証明写真用に使用可能な領域が特定されていないが、その問題は頭部検出機能によって解消している。
CPU85は、指紋取得部40で取得された指紋データが認証に利用可能な指紋データであるか否かを判定し、認証に利用可能なデータである判定されたときには、その指紋データをメモリ84へ認証用指紋データとして保存する。また、指紋取得部50で取得された指紋データと認証用指紋データが一致しているか否かを判定するものである。なお、指紋認証動作および顔画像取得動作の詳細については、以下に記載するフローチャートに記載する。
以上のように構成された本発明による顔画像取得装置10の動作を以下説明する。図5は本発明による顔画像取得装置10の動作を説明するフローチャートである。本発明の動作はすべて、スピーカ29の音声メッセージに促されて行われる。利用者14は、まず料金を投入する(ステップ100)。これにより写真顔画像取得装置10が起動する。次に記録媒体51をカードライター42挿入口52へ挿入する(ステップ101)。その後情報入力画面(キーボード)が表示されているタッチパネル41から氏名、住民票コードなどの個人情報を入力する(ステップ102)。次に、指紋取得部40において利用者の左右の人差し指それぞれから指紋のデジタルデータを仮に取得する(ステップ103)。コントローラ33は、これらの指紋データから特徴点を抽出し、指紋認証に必要な特徴点が揃っているか否か、すなわちこれらの指紋データが、指紋認証に利用可能なデータであるか否かを判定する(ステップ104)。これらの指紋データが、指紋認証に利用可能なデータではないと判定された場合には、ステップ103へ戻り、利用者へ指紋デジタルデータの再取得を促す。これらの指紋データが、指紋認証に利用可能なデータであると判定された場合には、ステップ105へ進み、コントローラ33のメモリ84へこれらの指紋データを認証用指紋データとして保存する。
この後、デジタルカメラ24で撮像している利用者の顔動画像を、ビデオスルーによりCRTディスプレイ26に表示する(ステップ106)。なおタッチパネル41は操作入力画面に切り換えられる。利用者はCRTディスプレイ26に表示されている自身の顔画像を観察しながら、所望のタイミングで撮影ボタン48にタッチする。(ステップ107)。この撮影指示動作により、撮影ボタン48に組み込まれている指紋取得部50が動作し、利用者の指紋データが取得される(ステップ108)。またデジタルカメラ24により顔の静止画像が取得され、顔画像データとしてコントローラ33のメモリ84へ保存される(ステップ87)。さらに、コントローラ33は、この撮影指示動作により取得された指紋データの特徴点と、保存されている認証用指紋データの特徴点とを比較する(ステップ110)撮影指示動作により取得された指紋データの特徴点が、保存されている左右どちらの指紋データの特徴点とも一致しない場合には、メモリ84へ保存されている顔画像データを消去(ステップ111)した後、ステップ107に戻り、利用者へ撮影ボタン48への再タッチを促す。特徴点が一致している場合には、ステップ112へ進む。なお、ステップ111のように、一旦保存した顔画像データをすぐに消去した場合は、本発明の顔画像データを取得して、保存することには含まない。
ステップ112では、メモリ84に顔画像データが3枚保存されているか否かを判定する。3枚保存されていない場合には、ステップ107へ戻り、撮影ボタンへの再タッチを促す。顔画像データが3枚保存されている場合には、ステップ113へ進み、3枚の顔画像データをCRTディスプレイ26に表示する。4では利用者は、選択ボタン49により好みの顔画像データを選択する。
ステップ115では、コントローラ33は、カードライタ42の挿入口52に挿入されている記録媒体51へ、ステップ114で選択された顔画像データと、認証用指紋データと、利用者の名前や、住民票コード番号あるいはパスポート番号等の個人情報と、本顔画像取得装置10の固有識別番号および撮影日時データを対応させて、書き込む。
なお、利用者が希望する場合には、これらのデータを通信回線62を介して所定の拠点、例えば管理センター66へ転送してもよいし、あるいはプリントアウトしてもよい。
以上の説明で明らかなように、本発明の第1の実施の形態である顔画像取得装置10は、
利用者の指紋データを仮に取得し、この指紋データが指紋認証に利用可能な情報であるか否かを判定し、指紋認証に利用可能な情報であると判定されたときには、認証用指紋データとして保存し、また利用者がタッチパネル41の撮影ボタン48をタッチすることにより、利用者の指紋データが取得され、静止顔画像データが取得され、さらにこの撮影ボタン48のタッチにより取得された指紋データと認証用指紋データとが一致するときには、静止顔画像データが保存されるので、指紋認証に利用可能な指紋データを認証用指紋データとして確実に保存でき、かつ顔画像データを取得する際には、撮影ボタン48にタッチするのみで、顔画像データの取得と、指紋認証とが可能となり、利用者の負担を増加させることなく、利用者のすりかわりを防止することができる。
次に、図6を用いて本発明の第2の実施の形態である顔画像取得装置11について説明する。本顔画像取得装置11は、指紋の変わりに声紋を使用したものである。なお図1に示す第1の具体的な実施の形態である顔画像取得装置10と同等の要素については同番号を付し、特に必要のない限りその説明は省略する。
本顔画像取得装置11は、図6に示すように、音声認識機能および声紋取得および声紋認証機能を有するコントローラ90と、マイク91とを有している。なお、その他のコントローラ90の機能は、コントローラ33と同様である。また、コントローラ90は、マイク91に入力された音声から声紋認証に使用可能な声紋を取得可能か否かを判定する機能を備えている。
本発明の動作はすべて、スピーカ29の音声メッセージに促されて行われる。利用者14は、料金投入および個人情報を登録後、まず認証用の声紋を登録する。この際には、マイク91に向かって、例えば「撮影」と発声する。コントローラ90は、これらの音声に声紋認証に使用可能な声紋が含まれているか否かを判定し、声紋認証に使用可能な声紋が含まれている場合には、これらの音声の声紋を認証用声紋として保存する。声紋認証に利用可能な声紋が含まれていない場合には、利用者へ音声の再入力を促す。
認証用声紋を保存した後、デジタルカメラ24で撮像している利用者の顔動画像を、ビデオスルーによりCRTディスプレイ26に表示する。利用者はCRTディスプレイ26に表示されている自身の顔画像を観察しながら、所望のタイミングでマイク91へ向かって「撮影」と発声する。この撮影指示動作により、コントローラ90は、利用者14の声紋を取得する。またデジタルカメラ24により顔の静止画像が取得され、顔画像データとしてコントローラ33のメモリ84へ保存される。さらに、コントローラ90は、この撮影指示動作により取得された声紋と、保存されている認証用声紋とを比較し、一致している場合には、その顔画像データをそのまま保存する。一致していない場合には、顔画像データを消去する。このような動作により、顔画像データを3枚保存した後、これらの3枚の顔画像データをCRTディスプレイ26に表示し、利用者は、音声指示あるいは選択ボタンの押圧により好みの顔画像データを選択する。
以上の説明で明らかなように、本発明の第2の実施の形態である顔画像取得装置11は、
利用者の声紋を仮に取得し、この声紋が声紋認証に利用可能な情報であるか否かを判定し、声紋認証に利用可能な情報であると判定されたときには、認証用声紋として保存し、また利用者が「撮影」と発声することにより、利用者の声紋が取得され、かつ静止顔画像データが取得され、さらにこの撮影指示動作である発声により取得された声紋と認証用声紋とが一致するときには、静止顔画像データが保存されるので、声紋認証に利用可能な声紋を認証用声紋として確実に保存でき、かつ顔画像データを取得する際には、「撮影」と発生するのみで、顔画像データの取得と、声紋認証とが可能となり、利用者の負担を増加させることなく、利用者のすりかわりを防止することができる。なお、顔画像の撮影は、利用者の発声が終了し、表情が落ち着いた時点で行われることが好ましい。
また、各実施の形態においては、静止顔画像データを取得した後に、生体認証動作を行ったが、これに限定されるものではなく、例えば、静止顔画像データの取得と生体認証動作を平行して同時に行ってもよいし、生体認証動作を短時間で行える場合であれば、生体認証動作を先に行ってもよい。生体認証動作を先に行う場合には、取得した生体情報と認証用生体情報が一致しなければ、静止顔画像データを取得することなく、撮影用の再入力動作へ戻ってもよい。
なお、保存する生体情報は、例えば生体情報が指紋である場合には、指紋の画像であってもよいし、あるいは指紋の特徴点であってもよく、すなわち生体認証に利用可能な形態であれば、いかなる形態の生体情報であってもよい。
本発明の第1の実施の形態である顔画像取得装置の概略構成図 図1に示す顔画像取得装置の外観図 走査入力画面の説明図 図1に示すデジタルカメラおよびコントローラの機能ブロック図である。 図1に示す顔画像取得装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態である顔画像取得装置の概略構成図
符号の説明
10、11 顔画像取得装置
24 デジタルカメラ
33、90 コントローラ
40、50 指紋取得部
41 タッチパネル操作入力画面
42 カードライタ
51 記録媒体
74 監視カメラ
91 マイク

Claims (4)

  1. 利用者の生体情報を仮に取得し、
    前記生体情報が、生体認証に利用可能な情報であるか否かを判定し、
    前記生体情報が生体認証に利用可能な情報であると判定されたときには、前記生体情報を認証用生体情報として保存し、
    前記利用者の顔画像取得用の入力動作により、該利用者の生体情報を取得し、
    前記入力動作により取得された生体情報と前記認証用生体情報とが一致するときには、前記利用者の顔画像を取得し、該顔画像を保存することを特徴とする顔画像取得方法。
  2. 利用者の生体情報を仮に取得する生体情報仮取得手段と、
    該生体情報仮取得手段で取得された前記生体情報が、生体認証に利用可能な情報であるか否かを判定する生体情報判定手段と、
    該判定手段で前記生体情報が生体認証に利用可能な情報であると判定されたときには、前記生体情報を認証用生体情報として保存する生体情報保存手段と、
    前記利用者の顔画像取得用の入力動作により、前記利用者の生体情報を取得する入力手段と、
    前記入力動作により取得された生体情報と前記認証用生体情報とが一致するときには、前記利用者の顔画像を取得し、該顔画像を保存する顔画像取得・保存手段とを備えたことを特徴とする顔画像取得装置。
  3. 前記生体情報が指紋であり、前記入力手段が、指紋取得機能を備えていることを特徴とする請求項2記載の顔画像取得装置。
  4. 前記生体情報が声紋であり、前記入力手段が、声紋取得機能を備えていることを特徴とする請求項2記載の顔画像取得装置。
JP2005281367A 2005-09-28 2005-09-28 顔画像取得方法および装置 Withdrawn JP2007093843A (ja)

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