JP2007093632A - 帯電装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置の大型化、コストアップをすることなく、感光体内部の空気が共鳴して発生する騒音を抑制することのできる帯電装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 電源ユニット17が帯電ローラ12に印加する交流電圧の周波数fが、『Va(n+0.4)/2L≦f≦Va(n+0.6)/2L』となるようにする。これにより、装置の大型化、コストアップをすることなく、共鳴により生じる帯電騒音を減少、抑制することが可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、帯電装置及び画像形成装置に関し、特に、帯電時に発生する帯電音を減少することが可能な帯電装置及び画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真方式の画像形成装置においては、電圧を印加した帯電部材を近接させることで、被帯電体を所定の極性の電位に帯電する近接方式の帯電装置が実用化されている。
帯電性能としては、帯電ローラなどの帯電部材と、感光体ローラ(像担持体)などの被帯電体とが接触している必要はなく、両者が非接触で近接していてもバイアスの印加条件を制御して接触帯電と変わらない帯電を実現することが可能である。
このような近接方式の帯電装置において、帯電部材への電圧印加方式としては、直流電圧のみを印加するDCバイアス方式と、交流電圧あるいは交流電圧に直流電圧を重畳させた振動(脈流)電圧を印加するAC電圧印加方式と、がある。後者のAC電圧印加方式は、DC電圧印加方式よりも帯電均一性に優れているため、好まれて使用されている。
しかし、このAC電圧印加方式では、帯電部材に印加する交流電圧の周波数によっては帯電部材である帯電ローラと被帯電体である感光体ローラとの間で共振音が生じ、騒音となる場合がある。
従って、近年では、いかにしてこの共振音による騒音を抑制するかが考えられている。
共振音を抑制することのできる帯電装置に関する技術としては、次のものが提案されている。
特許文献1では、帯電による騒音と同一の周波数、大きさで、且つ逆位相波形の音波を発生する音波発生器を備えた帯電装置が提案されている。この音波発生器により帯電装置からの騒音を打ち消すことで、共振音による騒音を低減する。
また、特許文献2、3、4では、感光体の筒内に所定重量の円筒状部材を挿入した画像形成装置が提案されている。感光体筒内に挿入した所定重量の円筒状部材により、感光体筒内で生じる帯電騒音を抑制する。
特開平2002−162814号公報 特開平5−35166号公報 特開平5−35167号公報 特開平5−35048号公報
しかし、上記の技術は、以下の問題点を有している。
特許文献1の技術では、帯電装置に音波発生器を設けなければならず、帯電装置の大型化やコストアップにつながってしまう。また、特許文献2、3、4の技術では、円筒状部材を設けなければならず、装置のコストアップが避けられない。
さらに、上記の技術では、感光体内部の定在波の振動数と、帯電ローラに印加する交流成分の周波数の値が近いと、感光体内部の空気が共鳴し騒音が生じてしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、装置の大型化、コストアップをすることなく、感光体内部の空気が共鳴して発生する騒音を抑制することのできる帯電装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、帯電ローラと、感光体ローラとを備え、直流成分に交流成分を重畳した電圧を前記帯電ローラに印加し、該帯電した帯電ローラにより前記感光体ローラを帯電する帯電装置であって、前記感光体ローラの円筒長手方向の長さである気柱長さをL、前記感光体ローラ内の音速をVa、前記感光体ローラ内に生じる定在波の節の数をn、とするとき、前記帯電ローラに印加される交流電圧の周波数fが、Va(n+0.4)/2L≦f≦Va(n+0.6)/2Lの関係式を満たすことを特徴とする。
請求項2記載の帯電装置は、請求項1記載の帯電装置において、前記感光体ローラの円筒内部に気柱長さを調整するための気柱長さ調整部材を1つ以上有することを特徴とする。
請求項3記載の帯電装置は、請求項1または2に記載の帯電装置において、送風を行うことで前記感光体ローラを冷却する冷却手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の帯電装置において、前記冷却手段は、前記感光体ローラの円筒内部に送風を行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4に記載の帯電装置において、前記感光体ローラの円筒内部の温度を測定する測定手段と、前記冷却手段の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記測定手段が測定した前記感光体ローラの円筒内部の測定温度に基づいて、前記冷却手段の駆動を制御することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の帯電装置を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明により、帯電ローラに印加される交流電圧の周波数fの範囲を『Va(n+0.4)/2L≦f≦Va(n+0.6)/2L』の範囲に設定することで、感光体ローラの円筒内部の空気が共鳴することで生じる騒音を抑制することが可能となるので、装置の大型化、コストアップをすることなく、帯電騒音の発生を抑制することが可能となる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の帯電装置について、実施の形態に即して詳細に説明する。
<帯電装置>
まず、図1、図2を参照して、第1の実施形態の帯電装置について説明する。図1は、帯電装置10を側面から見たものを示し、図2は、帯電装置10を正面から見たものを示す。
帯電装置10は、感光体ローラ11と、帯電ローラ12と、芯金13と、駆動モータ14と、スペーサ部材15と、絶縁材料16と、電源ユニット17と、感光体駆動モータ18と、を有して構成される。
像担持体としての感光体ローラ11は、円筒形状(ドラム形状)の感光体であり、回転軸を中心に所定方向(図1では時計回り)に回転する。該感光体ローラ11は、感光体駆動モータ18により回転駆動する。
感光体ローラ11の円筒内部は、図3に示すように空洞となっており、円形状の面の開口にはフランジ19が圧入されている。
なお、以下の説明においては、図3のL(感光体ローラ11の円筒長手方向の長さ)を、『感光体気柱長さ』と表記する。
帯電部材としての帯電ローラ12は、帯電領域内で感光体ローラ11の表面に対し所定のギャップ(図1、g)を形成するように非接触に近接して設けられた帯電部材であり、芯金13を中心軸として所定方向(図1では反時計回り)に回転する。
芯金13は電気を伝導する金属材料からなる。芯金13の一端は、電源ユニット17と接続されている。該電源ユニット17から芯金13に電圧を印加することで帯電ローラ12が帯電される。
なお、電源ユニット17には、交流電圧あるいは交流電圧に直流電圧を重畳させた振動電圧を印加するAC電圧印加方式を採用している。
また、芯金13の他端は、電気を伝導しない絶縁材料16からなり、該絶縁材料16に接合する形で駆動モータ14が設けられている。該駆動モータ14により、芯金13及び帯電ローラ11は回転駆動する。なお、絶縁材料16を間に介しているため、電源ユニット17が印加する電圧は、駆動モータ14には伝達されない。
スペーサ部材15は、ギャップgを形成するために、帯電ローラ12の軸方向両端部に設けられた部材であり、本実施形態ではベアリングを用いている。
作像時には、感光体ローラ11は、感光体駆動モータ18により、所定の回転方向(図1では時計回り)に、一定の速度で回転する。また、帯電ローラ12は、駆動モータ14により、感光体1の回転方向とは逆方向(図1では反時計回り)に回転する。この際、電源ユニット17がONされて、交流電圧あるいは交流電圧に直流電圧を重畳させた振動(脈流)電圧が芯金13を介して帯電ローラ12に供給され、これにより感光体ローラ11は帯電される。
<帯電騒音発生の原理>
次に帯電騒音の発生について説明する。
感光体ローラ11内の空気を振動させると、感光体ローラ11内に定在波が生じる。図4は、感光体ローラ11内に発生する定在波を示すものであり、(a)は基本振動数(定在波の節の数n=1)の定在波を、(b)は2倍振動数(n=2)の定在波を、(c)は3倍振動数(n=3)の定在波を示す。
ここで、感光体気柱長さをL(mm)、感光体ローラ内に生じる定在波の節の数をn(個)とすると、定在波の波長λは、『λ=2L/n』(mm)となる。
また、感光体ローラ11内の音速をVa(mm/s)、定在波の周波数(振動数)をF(Hz)とすると、VaとFの間には『Va=λ×F』の関係が成立する。これに上記のλの式を代入して展開すると、定在波の周波数Fは以下の数式から算出される。
Figure 2007093632
この定在波の周波数Fが、帯電ローラ12に印加する交流電圧の周波数fと近い値であると、感光体ローラ11が共鳴し、騒音が発生する。
<印加電圧の制御>
上述したように、定在波の周波数Fと印加する交流電圧の周波数fとが近い値であると共鳴して騒音が発生するので、本実施形態の帯電装置10においては、定在波の周波数Fと印加する交流電圧の周波数fとを離すことにより、共鳴により生じる騒音の発生を抑制する。
図5は、気柱長さL=334(mm)、外径φ=60(mm)の感光体ローラ11に帯電ローラ12を近接させ、直流成分に交流成分を重畳した電圧を電源ユニット17から印加した場合に生じる騒音の測定結果を示す。
なお、本測定においては、印加した電圧の直流成分を−800V、交流成分の振幅をピーク間で2.2kVにして、交流成分の周波数fを変化させている。また、音速Vaは、341×103(mm/s)としている。
この測定結果から、印加する交流電圧の周波数fが、定在波の周波数Fに対し、下記式の関係にあると、発生する帯電騒音が著しく減少することが判明した。
Figure 2007093632
また、該関係式に、F=nVa/2Lを代入すると、上記関係式は、以下のように書き換えることができる。
Figure 2007093632
本実施形態の帯電装置10においては、電源ユニット17が帯電ローラ12に印加する交流電圧の周波数fが、上記の関係式で示される範囲内となるようにする。これにより、共鳴により生じる帯電騒音を減少、抑制することが可能となる。また、印加する交流電圧の範囲を指定することによって帯電騒音を抑制する構成であるので、装置の大型化、コストアップをすることなく、帯電騒音を抑制することが可能となっている。
<第2の実施形態>
図6を参照して、本発明の帯電装置10の第2の実施形態について説明する。本実施形態の帯電装置10は、第1の実施形態の帯電装置において、感光体ローラ11の内部に気柱長さ調整部材20を設けた構成を有している。
図6を参照して、具体的に説明する。図6に示すように、感光体ローラ11の円筒内部には、気柱長さ調整部材20が1つ設けられている。この気柱長さ調整部材20により、感光体気柱長さは、Lよりも短いLaに置き換わっている。
LがLaに置き換わっているため、上述の関係式は、『Va(n+0.4)/2La ≦f ≦ Va(n+0.6)/2La』となる。これを変形すると、『Va(n+0.4)/2f ≦ La ≦ Va(n+0.6)/2f』というLaの範囲を規定する関係式が導かれる。
ここで、気柱長さLを334mm、定在波の節の数nを2、音速Vaを341×103(mm/s)、印加する電圧の直流成分を−800V、交流成分の振幅をピーク間で2.2kV、交流成分の周波数fを1.4kHzとすると、Laの範囲は、『292≦La≦317』となる。すなわち、La/Lが0.87〜0.95の範囲程度となる。
従って、Laがこの範囲にあれば、帯電騒音を低く抑えることができる。なお、このLaの範囲は、定在波の節の数nや印加する電圧の交流成分の周波数fにより変動する。
なお、本実施形態では、気柱長さ調整部材20を感光体ローラ11内の片端に1つ設けた構成を取っているが、両端に設けた構成であっても構わない。
<第3の実施形態>
次に、図7を参照して、本発明の帯電装置10の第3の実施形態について説明する。本実施形態の帯電装置10は、第2の実施形態の帯電装置において、感光体ローラ11を外部から冷却する冷却ファン21、感光体ローラ11内の温度tを測定する温度センサ22、冷却ファン21の動作制御を行う冷却ファン制御部23を設けた構成を有している。
感光体ローラ11内の温度は、帯電装置10の駆動状態や外部環境に応じて変動する。特に連続通紙(連続印刷)を行うと、温度は上昇する。
感光体ローラ11内の温度をt(℃)とすると、感光体ローラ11内の音速Vaは、『Va=(331.5+0.6t)×103』(mm/s)となる。すなわち、感光体ローラ11内の温度tに応じて、音速Vaは増減する。
感光体ローラ11内の温度tが変化により音速Vaが変化すれば、定在波の周波数F(=nVa/2L)の値も変動してしまう。変動後の定在波の周波数Fが、帯電ローラ12に印加する交流電圧の周波数fと近い値であると、感光体ローラ11が共鳴し騒音が発生してしまう。
また、上述した交流電圧の周波数fの範囲を表す関係式『F+0.2Va/L≦f≦F+0.3Va/L』、『Va(n+0.4)/2L≦f≦Va(n+0.6)/2L』についても、式に音速Vaが含まれているので、温度に応じてfの範囲が変動してしまう。
従って、感光体ローラ11内の温度tを可能な限り一定に保つことが重要となる。
そこで、本実施形態の帯電装置10では、図7に示すように、感光体ローラ11を外部から冷却する冷却手段としての冷却ファン21と、感光体ローラ11内の温度tを測定する測定手段としての温度センサ22と、冷却ファン21の動作制御を行う制御手段としての冷却ファン制御部23と、を設け、感光体ローラ11内の温度を所定の温度(例えば15℃)に保つように冷却ファン21を駆動することで、温度変動の影響を抑制する。
温度制御のフローを図8に示す。温度センサ22で感光体ローラ11内の温度を適宜測定し(ステップS1)、測定温度を冷却ファン制御部23に送る(ステップS2)。冷却ファン制御部23は、送られてきた測定温度と、冷却ファン21駆動の基準となる第1の基準温度と、を数値比較する(ステップS3)。
比較の結果、測定温度が第1の基準温度よりも低い場合には(ステップS4/No)、再びS1に戻る。逆に、測定温度が第1の基準温度よりも高い場合には(ステップS4/Yes)、冷却ファン制御部23は、冷却ファン21を駆動して、感光体ローラ11を外部から冷却する(ステップS5)。
冷却ファン21の駆動後も、温度センサ22は感光体ローラ11内の温度を適宜測定し、測定温度を冷却ファン制御部23に送る(ステップS6)。冷却ファン制御部23は、送られてきた測定温度と、冷却ファン21停止の基準となる第2の基準温度とを数値比較する(ステップS7)。
比較の結果、測定温度が第2の基準温度よりも高い場合には(ステップS8/No)、再びS6に戻る。逆に、測定温度が第2の基準温度よりも低い場合には(ステップS8/Yes)、冷却ファン制御部23は、冷却ファン21を停止し(ステップS9)、処理を抜ける。
このように本実施形態の帯電装置10においては、冷却ファン21、温度センサ22、冷却ファン制御部23を用いて、感光体ローラ11内の温度を所定の温度に制御するので、温度変動による音速Vaの変化の影響を減少させることが可能となる。
なお、上記の説明においては、第2の実施形態の帯電装置に本実施形態の構成である冷却ファン21などを適用して説明しているが、第1の実施形態の帯電装置に本実施形態の構成である冷却ファン21などを適用しても何ら問題はない。
<第3の実施形態/他の構成例>
第3の実施形態の帯電装置10の他の構成例について説明する。
例えば、第3の実施形態の帯電装置10において、冷却ファン制御部23は、測定温度に応じて冷却ファン21の駆動速度を切り替えられるようにしても良い。このようにすることにより、測定温度に応じた冷却ファン21の駆動が可能となるので、冷却効率を上げることが可能となる。
また、上記第3の実施形態の帯電装置10においては、感光体ローラ11内の温度を冷却するための冷却ファン21を1つしか設けていないが(図7参照)、冷却ファン21は複数あっても構わない。また、測定温度に応じて複数の冷却ファン21の運転動作の組み合わせを行うようにしても良い。このように構成することにより、より精度良く且つ速やかに感光体ローラ11内の温度を冷却調整することが可能となる。
また、上記第3の実施形態の帯電装置10においては、図9に示すように、冷却ファン21による送風を感光体ローラ11の外部に対して行っているが、外部に対して行うのはではなく、直接感光体ローラ11の内部に行うようにしても良い。このように構成することで、感光体ローラ11内部の冷却効率を高めることが可能となる。
<画像形成装置>
次に、図10を参照して、上述した第1の実施形態から第3の実施形態の帯電装置10を有して構成される画像形成装置1について説明する。
画像形成装置1は、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色毎のトナー像をそれぞれ形成し、これを重ね合わせることでフルカラーの画像を形成するタンデム型の画像形成装置であり、原稿台2と、読み取り装置3と、光走査装置4と、感光体ローラ11(YMCK)と、帯電ローラ12(YMCK)と、現像装置5(YMCK)と、中間転写ベルト6と、転写ローラ7、定着装置8と、給紙トレイ9と、を有する。
なお、感光体ローラ11及び帯電ローラ12を組み合わせたものが上述の帯電装置10に該当する。
原稿台2は、印刷を予定する原稿、すなわち読み取りの対象となる原稿を載せるための台である。なお、原稿台2の下面はコンタクトガラスから形成される。
読み取り装置3は、原稿台2に載せられた原稿を読み取る装置であり、原稿にレーザ光を照射し、原稿からの反射光を受光することで原稿内容を読み取る。
光走査装置4は、画像データ(読み取った原稿内容)に基づいて、書き込み用のレーザ光を各色に対応する感光体ローラ11に照射する。
感光体ローラ11(YMCK)は、YMCK各色毎に設けられたローラ形状の感光体である。各感光体4は、同一径であり、中間転写ベルト6に等間隔で圧設されている。作像時には、YMCA各色感光体ローラ11毎に配設された帯電ローラ12により帯電され、この帯電された感光体ローラ11表面に光走査装置10からのレーザ光が照射されることで感光体ローラ11上に各色に対応した静電潜像が形成される。
現像装置5(YMCK)は、現像剤であるトナーを保持し、感光体ローラ11に形成された静電潜像をトナー現像し感光体ローラ11上にトナー像を形成する。ここでは、現像装置5は、対応する感光体ローラ11に対応した色のトナー(現像剤)を保持する。
中間転写ベルト6は、各感光体ローラ11の表面に形成された各色トナー像を順次重ね合わせて転写するための転写体である。各色トナー像を順次重ね合わせることで中間転写ベルト6上にはカラー画像が形成される。
転写ローラ7は、中間転写ベルト6上に形成されたカラー画像を、給紙トレイ9から搬送される記録紙上に転写するためのローラである。定着装置8は、記録紙上に転写されたカラー画像を熱定着する。給紙トレイ9は、記録紙を保持、ストックしているトレイである。
なお、感光体ローラ11(YMCK)は、すべて同一の方向に回転する。また、中間転写ベルト6は、感光体ローラ11の回転方向とは、逆の方向で移動する。図10では、感光体ローラ11は反時計回りに回転し、中間転写ベルト6は時計回りに移動する。
<作像動作>
画像形成装置1における作像動作(画像形成動作)について説明する。読み取り装置3により原稿台2に置かれた原稿を読み取り、読み取った内容を画像データとして光走査装置4に送信する。光走査装置4は、該画像データに基づいて書き込みレーザを照射し、帯電ローラ12により帯電した感光体ローラ11上に各色毎に対応した静電潜像を形成する。該静電潜像を各色対応の現像装置5でトナー現像してトナー像を形成し、該トナー像を中間転写ベルト6上に順次重ねて転写することでカラー画像を形成する。転写ローラ7は該カラー画像を記録紙に転写し、定着装置8は記録紙上に転写されたカラー画像を熱定着する。熱定着後、カラー画像が熱定着された記録紙、すなわち印刷物を画像形成装置1の機外(排紙トレイ)に排紙する。
画像形成装置1は、上述の第1〜第3の実施形態で説明した帯電装置10(感光体ローラ11及び帯電ローラ12から構成される装置)を有しているので、帯電ローラ12に印加される交流電圧の周波数fは上述の関係式を満たす。よって、帯電騒音の発生を抑制することができる。
<付記事項>
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施形態の一例を示すものにすぎず、本発明の実施の形態を限定する趣旨のものではない。よって、本発明は上述の実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施を行うことが可能である。
第1の実施形態の帯電装置を側面から見た図である。 第1の実施形態の帯電装置を正面から見た図である。 感光体ローラを説明するための図である。 感光体ローラ内に発生する定在波を説明するための図である。 印加した交流電圧の周波数毎の帯電騒音を示すグラフ図である。 第2の実施形態の帯電装置を正面から見た図である。 第3の実施形態の帯電装置を正面から見た図である。 冷却ファンの駆動制御を示すフローである。 第3の実施形態の帯電装置の他の構成を示す図である。 画像形成装置の構成を示す図である。
符号の説明
10 帯電装置
11 感光体ローラ
12 帯電ローラ
17 電源ユニット
20 気柱長さ調整部材
21 冷却ファン
22 温度センサ
23 冷却ファン制御部

Claims (6)

  1. 帯電ローラと、感光体ローラとを備え、直流成分に交流成分を重畳した電圧を前記帯電ローラに印加し、該帯電した帯電ローラにより前記感光体ローラを帯電する帯電装置であって、
    前記感光体ローラの円筒長手方向の長さである気柱長さをL、前記感光体ローラ内の音速をVa、前記感光体ローラ内に生じる定在波の節の数をn、とするとき、
    前記帯電ローラに印加される交流電圧の周波数fが、
    Va(n+0.4)/2L≦f≦Va(n+0.6)/2L
    の関係式を満たすことを特徴とする帯電装置。
  2. 前記感光体ローラの円筒内部に気柱長さを調整するための気柱長さ調整部材を1つ以上有することを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  3. 送風を行うことで前記感光体ローラを冷却する冷却手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の帯電装置。
  4. 前記冷却手段は、前記感光体ローラの円筒内部に送風を行うことを特徴とする請求項3記載の帯電装置。
  5. 前記感光体ローラの円筒内部の温度を測定する測定手段と、
    前記冷却手段の駆動を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記測定手段が測定した前記感光体ローラの円筒内部の測定温度に基づいて、前記冷却手段の駆動を制御することを特徴とする請求項3または4に記載の帯電装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の帯電装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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