JP2007092960A - クリップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インナー部材2とアウター部材3とを有するクリップ1を介して、取付部材9が被取付部材21に取り付けられた状態では、アウター部材3の挿通孔12に挿通されたインナー部材2の基端部5側を、取付部材9の他面側(アウター部材3が設けられていない側)で基台部11の開放側から視認可能に構成するとともに、インナー部材2における突起部5Bの平坦面5Aが、アウター部材3における挿通孔12の周辺面12Aと略面一になるように構成する。
【選択図】図7
Description
例えば、特開平11−70838号公報には、車体のフロアに形成された2つの嵌合孔のそれぞれに対して、コンソールボックスのフランジに形成された嵌合孔及び台座部に形成された貫通孔とを合致させた状態で、外側部材と内側部材とから構成されるクリップを挿通することにより、車体のフロアに取り付けられるコンソール装置が記載されている。
このように、コンソールボックスを車体フロアに取り付ける段階で、両者の適正な取付状態の確認を行うことができないことに起因して、後に不良品が発生する虞が高く、また、不良品が発生した場合には、煩雑な再取付作業を行う必要がある。
このとき、かかる視認作業は、取付部材を被取付部材に取り付ける一連の取付作業を行っている間に、取付部材の側からインナー部材の挿通側端部を一見するだけで極めて簡単に行うことができ、視認作業のために移動等する必要は全くない。
このように、前記取付作業を行っている間に取付部材と被取付部材とが適正に取り付けられているかどうかを確認することができることから、後における不良品の発生を抑制することができる。
図1において、クリップ1は、基本的に、インナー部材2とアウター部材3とから構成されている。
図1及び図3において、アウター部材3は、各種の樹脂、例えば、ポリプロピレンから、コンソールボックス、インパネ等の取付部材9に一体成形されている。アウター部材3は、取付部材9の一面側(図1中上面側)に設けられており、各種の成形方法により取付部材9と一体に成形される平板部10を有する。平板部10には、台状に形成された基台部11が形成されており、かかる基台部11の上面における略中央部には長方形状の挿通孔12が形成されている。ここに、挿通孔12は、基台部11を貫通するように形成されており、かかる挿通孔12には、後述するように、インナー部材2がその基端部5の突起部5B側から挿通される。ここに、基台部11の内上壁面は、図4等に示すように、挿通孔12の下端周辺における周辺面12Aと同一面を構成する。
このとき、各収納溝17の深さは、各板状部8の厚さと略同一となるように形成されており、これにより前記のようにアウター部材3の係止片13における係止爪14をインナー部材2の第2係止溝7に係止して取付部材9を被取付部材に取り付けた際に、各板状部8の上面とアウター部材3における基台部11の上面とは、相互に面一となる。従って、取付部材9を被取付部材に取り付けた状態で、アウター部材3におけるインナー部材2の取付面は平面を保持することとなりアウター部材3の取付面を見栄え良く構成することができる。
これにより、インナー部材2とアウター部材3とが本ロック状態となり、取付部材9は被取付部材21に取り付けられるものである。
このように、取付部材9の取付作業を行っている間に取付部材9と被取付部材21とが適正に取り付けられているかどうかを確認することができることから、後における不良品の発生を抑制することができる。
このとき、各収納溝17の深さは、各板状部8の厚さと略同一となるように形成されており、これにより前記のようにアウター部材3の係止片13における係止爪14をインナー部材2の第2係止溝7に係止して取付部材9を被取付部材に取り付けた際に、各板状部8の上面とアウター部材3における基台部11の上面とは、相互に面一となる。従って、取付部材9を被取付部材に取り付けた状態で、アウター部材3におけるインナー部材2の取付面は平面を保持することとなりアウター部材3の取付面を見栄え良く構成することができる。
ここで、前記実施形態の第1変形例を図8に示す。図8は第1変形例に係るクリップを介して取付部材を被取付部材に取り付けた状態を模式的に示す説明図である。
図9において、クリップ40は、取付部材41に対してに対して公知の方法により一体形成されたアウター部材42、及び、アウター部材42の挿通孔43に挿通されるインナー部材44を備えており、かかるクリップ40を介して取付部材41を被取付部材45に取り付けた状態では、インナー部材44の下端部にて形成されるとともに平坦面46を有する突起部47が、挿通孔43から、挿通孔43に対向して取付部材41に形成された貫通孔48に挿通されるとともに、突起部47の平坦面46が貫通孔48の下側周辺にて取付部材41に存在する周辺面49と略面一にされている。
2 インナー部材
3 アウター部材
4 カム部
5 基端部
5A 平坦面
5B 突起部
6 第1係止溝
7 第2係止溝
8 板状部
9 取付部材
10 平板部
11 基台部
12 挿通孔
12A 挿通孔の周辺面
13 係止片
14 係止爪
15 保護壁
17 収納溝
21 被取付部材
22 取付孔
30 クリップ
31 取付部材
32 アウター部材
33 挿通孔
34 インナー部材
35 被取付部材
36 平坦面
37 突起部
38 貫通孔
39 貫通孔の周辺面
40 クリップ
41 取付部材
42 アウター部材
43 挿通孔
44 インナー部材
45 被取付部材
46 平坦面
47 突起部
48 貫通孔
1 貫通孔の周辺面
Claims (3)
- インナー部材と、
取付部材の一面側に設けられ、前記インナー部材が挿通される挿通孔が形成されるとともにインナー部材が挿通孔に挿通されるに従って弾性変形可能な少なくとも一対の係止片を有するアウター部材とを備え、
前記アウター部材の各係止片を被取付部材の取付孔に挿通するとともにインナー部材をアウター部材の挿通孔に挿通することにより、アウター部材の係止片を弾性変形させて取付部材を被取付部材に取り付けるクリップにおいて、
前記挿通孔に挿通されるインナー部材の挿通側端部は、前記取付部材が被取付部材に取り付けられた状態で、取付部材の他面側から視認可能に構成されていることを特徴とするクリップ。 - 前記インナー部材の挿通側端部に形成され、平坦面を有する突起部を備え、
前記インナー部材における突起部の平坦面は、前記取付部材が被取付部材に取り付けられた状態で、前記アウター部材における挿通孔の周辺面と略面一になることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。 - 前記インナー部材の挿通側端部に形成され、平坦面を有する突起部と、
前記挿通孔に対向して前記取付部材に形成された貫通孔とを備え、
前記インナー部材における突起部は、前記取付部材が被取付部材に取り付けられた状態で、前記挿通孔から貫通孔に挿通され、
前記突起部の平坦面は、前記貫通孔の周辺面と略面一になることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
Priority Applications (1)
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JP2005286258A JP2007092960A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005286258A JP2007092960A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | クリップ |
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JP (1) | JP2007092960A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010113723A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 株式会社ニフコ | 備品の取り付け構造、及び内装品の取り付け構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11287224A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-19 | Togo Seisakusyo Corp | 防振クリップ |
JP2001182724A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-06 | Yazaki Corp | 室内装備取付ブラケット |
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2005
- 2005-09-30 JP JP2005286258A patent/JP2007092960A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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