JP2007092476A - 引戸装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】引戸扉を引戸枠部材に簡単に取り付けることができ、現場での工数を低減させることのできるとともに、意匠的にも優れた引戸装置を提供すること。
【解決手段】出入り口に配置される引戸扉4と、引戸枠部材2と、該引戸枠部材2の一側に形成され、引戸扉4を収納する戸袋3とからなる引戸装置1において、戸先側縦枠2aと戸袋入口の方立2bとの間の開口幅Wを引戸扉4の横幅Lよりも大とし、戸先側縦枠2a又は戸袋入口の方立2bの少なくとも一方に着脱自在な付枠5を配設したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】出入り口に配置される引戸扉4と、引戸枠部材2と、該引戸枠部材2の一側に形成され、引戸扉4を収納する戸袋3とからなる引戸装置1において、戸先側縦枠2aと戸袋入口の方立2bとの間の開口幅Wを引戸扉4の横幅Lよりも大とし、戸先側縦枠2a又は戸袋入口の方立2bの少なくとも一方に着脱自在な付枠5を配設したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、引戸装置に関し、特に、引戸装置の施工時の作業性を向上させることのできる引戸装置に関するものである。
従来の引戸装置の例を図6〜7に示す。この引戸装置10は、引戸枠部材2と、該枠部材2の一側に形成された戸袋3内に収納される引戸扉4と、戸袋3とより構成される。
通常、この種の引戸装置10の場合、施工後に引戸扉4が全閉状態で戸袋3入口の方立2bとの間に隙間が生じることを防止するために、戸先側縦枠と戸袋入口の方立との間の開口部分の横幅W’よりも、引戸扉4の横幅L’の方が大きくなっている。
通常、この種の引戸装置10の場合、施工後に引戸扉4が全閉状態で戸袋3入口の方立2bとの間に隙間が生じることを防止するために、戸先側縦枠と戸袋入口の方立との間の開口部分の横幅W’よりも、引戸扉4の横幅L’の方が大きくなっている。
そして、この引戸装置10の施行に際しては、引戸扉4を引戸枠部材2に組み込むときに、図7に示すように、引戸扉4を開口部分に対して斜めから挿入する必要があり、特に、開口戸尻側の床面に引戸扉4の振れ止め用ガイドローラ8を配設しているときは、ガイドローラ8よりも引戸扉4を高く持ち上げた後に引戸扉4の下部に設けた溝部分にガイドローラ8を嵌入するため非常に作業性が悪く、また、引戸扉4を廊下のコーナ部分に位置する開口に取り付けようとするときは、引戸扉4の先端を戸先枠よりも壁側に数百mm移動させる必要から、当初の設計通りには引戸装置10を施工することができない場合も生じるといった問題があった。
本発明は、上記従来の引戸装置の有する問題点に鑑み、引戸扉を引戸枠部材に簡単に取り付けることができ、現場での工数を低減させることのできるとともに、意匠的にも優れた引戸装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の引戸装置は、出入り口に配置される引戸扉と、引戸枠部材と、該引戸枠部材の一側に形成され、引戸扉を収納する戸袋とからなる引戸装置において、戸先側縦枠と戸袋入口の方立との間の開口幅を引戸扉の横幅よりも大とし、戸先側縦枠又は戸袋入口の方立の少なくとも一方に着脱自在な付枠を配設したことを特徴とする。
この場合において、付枠には、戸先側縦枠又は戸袋入口の方立に設けた係止穴に係合する、断面L字状の係止爪を配設することができる。
本発明の引戸装置によれば、戸先側縦枠と戸袋入口の方立との間の開口幅を引戸扉の横幅よりも大とし、戸先側縦枠又は戸袋入口の方立の少なくとも一方に着脱自在な付枠を配設するから、引戸枠部材への引戸扉の取り付けが容易で、引戸扉取り付け後に付枠を縦枠又は戸袋入口の方立の少なくとも一方に配設すれば、引戸全閉時に明かり漏れが生じることもなく、また付枠の形状を傾斜面を有するテーパ状とすることによって意匠性を向上させることができる。
また、付枠に、戸先側縦枠又は戸袋入口の方立に設けた係止穴に係合する、断面L字状の係止爪を配設するときは、戸先側縦枠又は戸袋入口の方立に付枠を取り付けが簡易かつ容易に行うことができる。
以下、本発明の引戸装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、従来装置と同様の構造については同一の符号、一連の符号を付し説明を省略する。
図1〜図5に、本発明の引戸装置の第1実施例を示す。
この引戸装置1は、従来例と同様、引戸枠部材2と、該枠部材2の一側に形成された戸袋3内に収納される引戸扉4と、戸袋3とより構成される。
引戸扉4の開閉の仕組みは特に限定されるものではなく、引戸扉4の上面に備えた対をなす前後の吊り車(図示しない)を走行用レール(図示しない)に載置し、通常は走行用レールを閉じ側に向けて傾斜せしめ、引戸扉4の自重によって、又は適宜手段(例えば、レールを床面と平行に取り付け、巻バネを用いて引戸扉4を閉鎖方向に付勢する等)によって常時は引戸扉4を閉じ方向に付勢するように構成する場合や走行用レールを水平に設け、開閉を人手のみにゆだねるものの他、引戸枠部材2下方の床面に敷設したレール上に引戸扉4を載置して引戸扉4を開閉する構成であってもかまわない。
また、引戸扉4を閉じ方向に付勢するように構成する場合には、引戸扉4に周知のフリーストッパ機構を設けることが好ましい。
この引戸装置1は、従来例と同様、引戸枠部材2と、該枠部材2の一側に形成された戸袋3内に収納される引戸扉4と、戸袋3とより構成される。
引戸扉4の開閉の仕組みは特に限定されるものではなく、引戸扉4の上面に備えた対をなす前後の吊り車(図示しない)を走行用レール(図示しない)に載置し、通常は走行用レールを閉じ側に向けて傾斜せしめ、引戸扉4の自重によって、又は適宜手段(例えば、レールを床面と平行に取り付け、巻バネを用いて引戸扉4を閉鎖方向に付勢する等)によって常時は引戸扉4を閉じ方向に付勢するように構成する場合や走行用レールを水平に設け、開閉を人手のみにゆだねるものの他、引戸枠部材2下方の床面に敷設したレール上に引戸扉4を載置して引戸扉4を開閉する構成であってもかまわない。
また、引戸扉4を閉じ方向に付勢するように構成する場合には、引戸扉4に周知のフリーストッパ機構を設けることが好ましい。
そして、本発明の引戸装置1は、戸先側縦枠と戸袋入口の方立との間の開口幅Wを引戸扉4の横幅Lよりも大とし、戸先側縦枠2a又は戸袋入口の方立2bの少なくとも一方に着脱自在な付枠5を配設するようにしている。
付枠5は、戸先側縦枠2a又は戸袋入口側方立2bの一方でも、また両方に配設しても良く、引戸扉4を引戸枠部材2に取り付けた後、引戸扉4を全閉したときに明かり漏れがしない幅を付枠5によって確保できれば良い(図2に示すように、付枠の横寸法a、bと、引戸枠部材2の開口幅W、引戸扉4の横幅Lの関係が、a=b>W−Lとなれば良い)。
なお、意匠的には両方に配設することが好ましい。(以下、両方に配設する図例に添って説明する。)
付枠5は、戸先側縦枠2a又は戸袋入口側方立2bの一方でも、また両方に配設しても良く、引戸扉4を引戸枠部材2に取り付けた後、引戸扉4を全閉したときに明かり漏れがしない幅を付枠5によって確保できれば良い(図2に示すように、付枠の横寸法a、bと、引戸枠部材2の開口幅W、引戸扉4の横幅Lの関係が、a=b>W−Lとなれば良い)。
なお、意匠的には両方に配設することが好ましい。(以下、両方に配設する図例に添って説明する。)
付枠5は、戸先側縦枠2aに取り付ける戸先用付枠51と、戸袋入口の方立2bに取り付ける方立用付枠52a、52bとからなり、さらに戸先用付枠51は、引戸扉4の戸先側に配設するパッキン4aが当接する当たり部分を重複させる形で略対象形状の付枠51aと付枠51bとした分割構造とすることもできる。
付枠5には、戸先側縦枠2a又は戸袋入口側方立2bに穿孔した係止穴62に係合する係止爪61を配設するとともに、上部に設けた突出部にネジなどの固着部材を嵌入し、戸先側縦枠2a又は戸袋入口の方立2bに固着するためのネジ用穴63を穿孔する。
戸先側縦枠2a又は戸袋入口側方立2bに穿孔した係止穴62は、横幅62aと立幅62bとがそれぞれ係止爪61の横幅61aと立幅61bよりも大きく穿孔し、付枠5に配設した係止爪61を挿入後下側に摺動させることによって付枠5を戸先側縦枠2a又は戸袋入口側方立2bに簡単に固定することができるようにしている。
しかして、引戸扉4を、引戸枠部材2に取り付ける際、図5(a)に示す如く、引戸扉4を引戸枠部材2に取り付ける。この際、戸先側縦枠と戸袋入口の方立との間の開口幅Wよりも引戸扉4の横幅Lが小さいから、引戸扉4を斜めから取り付ける必要はなく容易に引戸扉4を引戸枠部材2に取り付けることができる。
ついで、図5(b)に示すように、引戸扉4を若干戸袋3側に移行させ、戸先側縦枠2aに穿孔した係止穴62に戸先用付枠51の係止爪61を係合し、下側に摺動させて固定した後、ネジ用穴63にネジなどの固着手段64で戸先用付枠51を戸先側縦枠2aに取り付ける。
そして、図5(c)に示すように、戸袋入口側方立2bに方立用付枠52a、52bを戸先用付枠51と同様の要領で取り付け施工を完了する。
ついで、図5(b)に示すように、引戸扉4を若干戸袋3側に移行させ、戸先側縦枠2aに穿孔した係止穴62に戸先用付枠51の係止爪61を係合し、下側に摺動させて固定した後、ネジ用穴63にネジなどの固着手段64で戸先用付枠51を戸先側縦枠2aに取り付ける。
そして、図5(c)に示すように、戸袋入口側方立2bに方立用付枠52a、52bを戸先用付枠51と同様の要領で取り付け施工を完了する。
なお、戸先用付枠51と方立用付枠52a、52bとの取り付け順序は逆であっても構わず、また、固着手段64による戸先側縦枠2a又は戸袋入口側方立2bへの固定は最後に行ってもかまわない。
以上、本発明の引戸装置について、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の引戸装置は、引戸扉の横幅を開口幅よりも小とし、引戸扉取り付け後に付枠を取り付けることによって明かり漏れを防止するという特性を有していることから、新規設備の引戸装置に用いることができる他、例えば、既設建造物の改造工事においても、引戸扉と付枠を用意することによって適用することができる。
1 引戸装置
2 引戸枠部材
2a 戸先側縦枠
2b 方立
4 引戸扉
5 付枠
61 係止爪
62 係止穴
2 引戸枠部材
2a 戸先側縦枠
2b 方立
4 引戸扉
5 付枠
61 係止爪
62 係止穴
Claims (2)
- 出入り口に配置される引戸扉と、引戸枠部材と、該引戸枠部材の一側に形成され、引戸扉を収納する戸袋とからなる引戸装置において、戸先側縦枠と戸袋入口の方立との間の開口幅を引戸扉の横幅よりも大とし、戸先側縦枠又は戸袋入口の方立の少なくとも一方に着脱自在な付枠を配設したことを特徴とする引戸装置。
- 付枠には、戸先側縦枠又は戸袋入口の方立に設けた係止穴に係合する、断面L字状の係止爪を配設したことを特徴とする請求項1記載の引戸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005286793A JP2007092476A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 引戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005286793A JP2007092476A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 引戸装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007092476A true JP2007092476A (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=37978499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005286793A Pending JP2007092476A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 引戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007092476A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021036111A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | コマニー株式会社 | パーティション |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005286793A patent/JP2007092476A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021036111A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | コマニー株式会社 | パーティション |
JP7316155B2 (ja) | 2019-08-30 | 2023-07-27 | コマニー株式会社 | パーティション |
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