JP2007091141A - トロリー線位置測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電車車両1の屋根上に設けられてトロリー線6上の一点を照らすスリット光源2と、スリット光源2に対してレール8方向に間隔をおいて設けられ、スリット光源2上方のトロリー線6を撮像するITVカメラ3と、車両1内部に設けられITVカメラ3によって撮像した画像を録画する画像録画部4と、画像録画部4から取得した画像データを解析して、トロリー線6によるスリット光の反射点の位置をトロリー線6の位置として算出する画像処理部5とを備えたトロリー線位置測定装置とした。
【選択図】図1
Description
明手段がスリット光を照射するスリット光源よりなり、前記スリット光がほぼ直上かつ前記レールに直交する面に沿って照射されて前記トロリー線上の一点を照らし、前記画像処理部は、前記スリット光の前記トロリー線による反射点の位置を前記トロリー線の位置として算出することを特徴とする。
(1)画像録画部から画像を入力する(ステップS11)。
(2)入力した画像中から実際のトロリー線6の幅に対応する幅で、かつ実際のトロリー線6の向きに対応する直線を複数検出し(ステップS12)、検出した直線がトロリー線6に対応する幅および向きを有するか確認する(ステップS13)。なお、トロリー線に対応する幅とは、所定のトロリー線6の直径から光学的に一意に決まる画像中の幅であり、トロリー線6の方向とは、ITVカメラ3の設置向きにより光学的に一意に決まる方向で、例えばカメラ光軸が車両進行方向と同向きであれば、トロリー線6は画像中においてほぼ垂直な直線となる。
(3)確認の終了した複数の直線の中から、高輝度の光点が存在する直線を1〜2本選択し、それらの光点を反射点7として検出する(ステップS14)。1〜2本選択するとは、オーバラップと呼ばれるトロリー線6が2本見える区間に対応する。
(4)検出した反射点7の画像上における座標(u,v)を取得する(ステップS15)。
(5)座標(u,v)を変換行列等によって実座標(x,y)に変換し(ステップS16)、トロリー線6の偏位xと高さyを求める。
(6)入力された全ての画像の処理が終了するまで(1)から(5)の処理を繰り返す(ステップS17)。
(1)画像録画部4から画像を入力する(ステップS21)。
(2)入力した画像中から実際のトロリー線6の反射点7に対応する直径の光点を複数検出する(ステップS22)。
(3)検出した光点上を通る直線を検出し(ステップS23)、検出した直線がトロリー線6に対応する幅および向きを有するか確認する(ステップS24)。
(4)直線がトロリー線6に対応することを確認したら、直線上に存在する光点を反射点7とし、反射点7の画像上の座標(u,v)を取得する(ステップS25)。
(5)座標(u,v)を変換行列等によって実座標(x,y)に変換し、トロリー線6の偏位x、高さyを求める(ステップS26)。
(6)入力された全ての画像の処理が終了するまで(1)から(5)の処理を繰り返す(ステップS27)。
(1)画像録画部から画像を入力する(ステップS31)。
(2)入力した画像全体で輝度の度数分布を算出し、図2のように輝度の低い階級が多い場合は夜間、図5のように輝度の高い階級が多い場合は昼間と判定する(ステップS32)。
(3)入力した画像中から(2)の判定に応じて、例えば図2に示す夜間画像の場合は黒背景に灰色(斜線部分)の直線、図5に示す昼間画像の場合は白背景に略黒色(斜線部)の直線で、かつ実際のトロリー線6の幅に対応する幅、および実際のトロリー線6の向きに対応する直線を複数検出し(ステップS33)、検出した直線がトロリー線6に対応する幅および向きを有するか確認する(ステップS34)。なお、トロリー線6に対応する幅および方向とは、上述した実施例1および実施例2と同様とする。
(4)トロリー線6であると確認された複数の直線の中から、高輝度の光点が存在する直線を1〜2本選択し、それらの光点を反射点7として検出する(ステップS35)。1〜2本選択するとは、オーバラップと呼ばれるトロリー線6が2本見える区間に対応する。
(5)検出した反射点7の画像上における座標(u,v)を取得する(ステップS36)。
(6)座標(u,v)を変換行列等によって実座標(x,y)に変換し(ステップS37)、トロリー線6の偏位xと高さyを求める。
(7)入力された全ての画像の処理が終了するまで(1)から(6)の処理を繰り返す(ステップS38)。
(1)画像録画部4よりITVカメラ3が撮像した画像を入力する(ステップS51)。本実施例においては、間隔を置いて配置された二台のスリット光源2a,2bがトロリー線6を照らしているため、図10に示すように画像中には二ヶ所の反射点7a,7bが存在する。なお、図10に示した背景部分と、斜線を施したトロリー線6等は、実際の画像では例えばそれぞれ背景部分が略黒色、トロリー線6等が灰色に表示される。
(2)入力した画像中から実際のトロリー線6の幅に対応する幅で、かつ実際のトロリー線6の向きに対応する直線を複数検出し(ステップS52)、検出した直線がトロリー線6に対応する幅および向きを有するか確認する(ステップS53)。なお、トロリー線6に対応する幅および方向とは、上述した実施例1〜実施例4と同様とする。
(3)トロリー線6と判定された複数の直線の中から、高輝度の光点が二ヶ所存在する直線を1〜2本選択して、これらの光点を反射点7a,7bとして検出し(ステップS54)、検出した反射点7a,7bの画像上における座標(u1,v1)、(u2,v2)を取得する(ステップS55)。
(5)座標(u1,v1)、(u2,v2)を変換行列等によって実座標(x1,y1),(x2,y2)に変換し(ステップS56)、トロリー線6の高さyと偏位xを求める。
(6)入力された全ての画像の処理が終了するまで(1)から(5)の処理を繰り返す(ステップS57)。
2,2a,2b,72a,72b スリット光源
3,3a,3b,73a,73b ITVカメラ
4,74a,74b 画像録画部
5,75a,75b 画像処理部
6 トロリー線
7,7a,7b 反射点
8 レール
11 パンタグラフ
Claims (8)
- 電車車両の屋根上に設けられてトロリー線を照らす照明手段と、前記照明手段に対してレール方向に間隔をおいて設けられ、前記照明手段によって照らされた前記トロリー線を撮像する撮像手段と、前記車両内部に設けられ前記撮像手段によって撮像した画像を録画する画像録画部と、前記画像録画部から画像データを取得し、前記画像データを解析してトロリー線の位置を算出する画像処理部とを備えたトロリー線位置測定装置であって、前記照明手段がスリット光を照射するスリット光源よりなり、前記スリット光がほぼ直上かつ前記レールに直交する面に沿って照射されて前記トロリー線上の一点を照らし、前記画像処理部は、前記スリット光の前記トロリー線による反射点の位置を前記トロリー線の位置として算出することを特徴とするトロリー線位置測定装置。
- 電車車両の屋根上に設けられてトロリー線を照らす照明手段と、前記照明手段に対してレール方向に間隔をおいて設けられ、前記照明手段によって照らされた前記トロリー線を撮像する撮像手段と、前記車両内部に設けられ前記撮像手段によって撮像した画像を録画する画像録画部と、前記画像録画部から画像データを取得し、前記画像データを解析してトロリー線の位置を算出する画像処理部とを備えたトロリー線位置測定装置であって、前記照明手段がスリット光を照射するスリット光源よりなり、前記スリット光が前記撮像手段側へ向かって前記撮像手段と同じ角度で照射されて前記トロリー線上の一点を照らし、前記画像処理部は、前記スリット光の前記トロリー線による反射点の位置を前記トロリー線の位置として算出することを特徴とするトロリー線位置測定装置。
- 前記画像処理部が、前記画像データから直線を抽出した後、前記直線上に存在する高輝度の光点を検出し、前記光点を前記反射点とする反射点検出手段と、前記反射点の画像データ上の座標を取得する座標検出手段と、座標変換によって前記画像データ上の座標からトロリー線の実座標を算出する実座標計算手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトロリー線位置測定装置。
- 前記画像処理部が、前記画像データから高輝度の光点を検出した後、前記光点上を通る直線の有無を確認し、前記直線が存在する場合に前記直線をトロリー線とし、前記光点を前記反射点とする直線確認手段と、前記反射点の画像データ上の座標を取得する座標検出手段と、座標変換によって前記画像データ上の座標からトロリー線の実座標を算出する実座標計算手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトロリー線位置測定装置。
- 前記画像処理部が、前記画像データ全体の輝度の度数分布を算出し、前記画像データ全体の輝度の高低を判定する画像輝度判定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置。
- 前記撮像手段を複数用い、前記画像処理部が前記撮像手段によって取得した複数の画像データからそれぞれ高輝度の光点を検出し、全ての前記画像データ上で座標が一致する光点を前記反射点とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置。
- 前記スリット光源を前記レール方向に間隔をおいて複数設け、前記撮像手段が前記トロリー線上の複数の前記反射点を撮像し、前記画像処理部が複数の高輝度の光点を有する直線をトロリー線として検出することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置。
- 一方はパンタグラフから距離を有する前記トロリー線の位置を、他方は前記パンタグラフ近傍の前記トロリー線の位置を測定して、それぞれが算出した前記トロリー線の高さの差分を前記トロリー線の前記パンタグラフによる押し上げ量として算出する押上量算出部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置。
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