JP2007091141A - トロリー線位置測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型かつ安価な構成で、誤検出を抑制することの可能なトロリー線位置測定装置を提供する。
【解決手段】電車車両1の屋根上に設けられてトロリー線6上の一点を照らすスリット光源2と、スリット光源2に対してレール8方向に間隔をおいて設けられ、スリット光源2上方のトロリー線6を撮像するITVカメラ3と、車両1内部に設けられITVカメラ3によって撮像した画像を録画する画像録画部4と、画像録画部4から取得した画像データを解析して、トロリー線6によるスリット光の反射点の位置をトロリー線6の位置として算出する画像処理部5とを備えたトロリー線位置測定装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、トロリー線の位置を計測するトロリー線位置測定装置に関し、特に、電車の屋根上にカメラを設置し、このカメラ画像を取得することでトロリー線の高さ、偏位、押し上げ量を計測する画像処理によるトロリー線位置測定装置に関する。
従来、電車線におけるトロリー線を保守するための用途でトロリー線の高さ、偏位および押し上げ量など、トロリー線の位置の測定が行われており、トロリー線の偏位と高さを計測する技術として、例えばレーザ光を使用するレーザ光照射法、ナトリウムランプを使用するナトリウムランプ照射法、または画像処理を使用する画像処理法などがある。
なお、トロリー線の高さとはレールからトロリー線までの高さであり、トロリー線の偏位とはトロリー線のレール方向に対する左右の位置である。また、トロリー線の押し上げ量とは電車が通過する際にパンタグラフによってトロリー線が押し上げられる高さとトロリー線の平常の高さとの差である。
レーザ光照射法は、レーザ光照射を使用してトロリー線の偏位と高さを計測するために、単一波長の光をトロリー線に照射し、その反射光の位置によりトロリー線の位置を計測する(例えば、非特許文献1参照)。
ナトリウムランプ照射法は、ナトリウムランプ照射によりトロリー線の偏位と高さを計測するために、ナトリウム光源をトロリー線に照射し、その反射光の位置によりトロリー線の位置を計測する(例えば、非特許文献2参照)。ナトリウム光源は太陽光中に占める割合の少ない波長を多く持つ光源であることから、太陽光の影響を受けにくい特徴がある。
画像処理法は、画像処理によりトロリー線の偏位と高さを測定するために、可視光の照明をトロリー線に照射し、その反射光の映像をカメラにより取得して、画像中に映っているトロリー線を画像処理により検出し、トロリー線の位置を計測する。画像処理の方法として各種工夫があり、画像中にフレームを設け、そのフレーム中の輝度の極大点をトロリー線として検出する方法などがある(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
また、トロリー線の押し上げ量を計測する技術として、地上から測定器により計測する方法がある。これは、電車が通過しない間にトロリー線にマーカを設置し、地上から平常のマーカ高さとパンタグラフが通過する瞬間のマーカ高さを計測し、両者のマーカ高さの差分からトロリー線の押し上げ量を計算する方法である。
特開平9−118153号公報 特開2004−291672号公報 佐藤、他著「新幹線電気軌道総合検測車電力測定装置の開発」電学産、No272、p.1407−1410 久須美 俊一、 "軌陸車を用いた電車線検測装置の開発"、[online]、114回鉄道総研月例発表会要旨、[平成17年9月2日検索]、インターネット〈URL:http://www.rtri.or.jp/infoce/getsurei/1998/getsu09/g114_5.html〉
しかしながら、レーザ光照射法によりトロリー線の偏位と高さを計測する場合は、パンタグラフの上下動に合わせてレンズ調整をする必要があり、計測機器として大型になる問題がある。またレンズ等の構造物を精度よく組み立てる必要がありコストが高くなるという問題がある。
ナトリウムランプ照射法によりトロリー線の偏位と高さを計測する場合は、レーザ光照射と同様にパンタグラフの上下動に合わせてレンズを調整する構造が必要であるため、計測機器として大型になる問題がある。また、レンズ等の構造物を精度よく組み立てる必要がありコストが高くなるという問題がある。
画像処理法によりトロリー線の偏位と高さを計測する場合は、照明とカメラと計算装置の構成で計測できるため比較的安価である利点がある。しかしながら、画像中には各種の物体が映りこむため、これをトロリー線として誤検出するおそれがある。
地上からトロリー線の押し上げ量を測定する技術は、まず電車が走行しない間にトロリー線へマーカを設置し、地上から電車の通過する前と通過する瞬間のマーカ位置を計測し、最後にマーカを撤去する作業が必要である。したがって全走行区間の押し上げ量を計測するには、一地点について各々「マーカ取付け+計測+取外」の作業を行い、線路を移動しながらこの作業を繰り返す必要があり効率が悪いという問題がある。
このようなことから本発明は、小型かつ安価な構成で、誤検出を抑制することの可能なトロリー線位置測定装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の請求項1に係るトロリー線位置測定装置は、電車車両の屋根上に設けられてトロリー線を照らす照明手段と、前記照明手段に対してレール方向に間隔をおいて設けられ、前記照明手段によって照らされた前記トロリー線を撮像する撮像手段と、前記車両内部に設けられ前記撮像手段によって撮像した画像を録画する画像録画部と、前記画像録画部から画像データを取得し、前記画像データを解析してトロリー線の位置を算出する画像処理部とを備えたトロリー線位置測定装置であって、前記照
明手段がスリット光を照射するスリット光源よりなり、前記スリット光がほぼ直上かつ前記レールに直交する面に沿って照射されて前記トロリー線上の一点を照らし、前記画像処理部は、前記スリット光の前記トロリー線による反射点の位置を前記トロリー線の位置として算出することを特徴とする。
本発明の請求項2に係るトロリー線位置測定装置は、電車車両の屋根上に設けられてトロリー線を照らす照明手段と、前記照明手段に対してレール方向に間隔をおいて設けられ、前記照明手段によって照らされた前記トロリー線を撮像する撮像手段と、前記車両内部に設けられ前記撮像手段によって撮像した画像を録画する画像録画部と、前記画像録画部から画像データを取得し、前記画像データを解析してトロリー線の位置を算出する画像処理部とを備えたトロリー線位置測定装置であって、前記照明手段がスリット光を照射するスリット光源よりなり、前記スリット光が前記撮像手段側へ向かって前記撮像手段と同じ角度で照射されて前記トロリー線上の一点を照らし、前記画像処理部は、前記スリット光の前記トロリー線による反射点の位置を前記トロリー線の位置として算出することを特徴とする。
本発明の請求項3に係るトロリー線位置測定装置は、請求項1又は請求項2記載のトロリー線位置測定装置において、前記画像処理部が、前記画像データから直線を抽出した後、前記直線上に存在する高輝度の光点を検出し、前記光点を前記反射点とする反射点検出手段と、前記反射点の画像データ上の座標を取得する座標検出手段と、座標変換によって前記画像データ上の座標からトロリー線の実座標を算出する実座標計算手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項4に係るトロリー線位置測定装置は、請求項1又は請求項2記載のトロリー線位置測定装置において、前記画像処理部が、前記画像データから高輝度の光点を検出した後、前記光点上を通る直線の有無を確認し、前記直線が存在する場合に前記直線をトロリー線とし、前記光点を前記反射点とする直線確認手段と、前記反射点の画像データ上の座標を取得する座標検出手段と、座標変換によって前記画像データ上の座標からトロリー線の実座標を算出する実座標計算手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項5に係るトロリー線位置測定装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置において、前記画像処理部が、前記画像データ全体の輝度の度数分布を算出し、前記画像データ全体の輝度の高低を判定する画像輝度判定手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項6に係るトロリー線位置測定装置は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置において、前記撮像手段を複数用い、前記画像処理部が前記撮像手段によって取得した複数の画像データからそれぞれ高輝度の光点を検出し、全ての前記画像データ上で座標が一致する光点を前記反射点とすることを特徴とする。
本発明の請求項7に係るトロリー線位置測定装置は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置において、前記スリット光源を前記レール方向に間隔をおいて複数設け、前記撮像手段が前記トロリー線上の複数の前記反射点を撮像し、前記画像処理部が複数の高輝度の光点を有する直線をトロリー線として検出することを特徴とする。
本発明の請求項8に係るトロリー線位置測定装置は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置を二組用いて、一方のトロリー線位置測定装置はパンタグラフから距離を有する前記トロリー線の位置を、他方のトロリー線位置測定装置は前記パンタグラフ近傍の前記トロリー線の位置を測定して、それぞれの前記トロリー線位置測定装置によって算出した前記トロリー線の高さの差分を前記トロリー線の前記パンタグラフによる押し上げ量として算出する押上量算出部を設けたことを特徴とする。
上述した本発明に係るトロリー線位置測定装置によれば、レーザ光照射またはナトリウムランプ照射によってトロリー線の位置を測定する場合と比べ、簡素な構成で測定を行うことができるため、安価である。さらに、電車の屋根上へはスリット光源と撮像手段としてのカメラを設けるのみであり、屋根上の装置を小型化することができる。さらに加えて、計測によって異常値が検出された場合には、この異常値を計測値と画像によって再確認することが可能である。
さらにスリット光を照射する角度を撮像手段の光軸の仰角と同じ角度にすれば、撮像手段によって正反射のスリット光を受光することとなり、反射点の輝度が大きくなるため、より容易に反射点の検出を行うことが可能となる。
さらに加えて、画像処理手段によって画像データ全体の輝度の度数分布を算出し、画像全体の輝度の高低に応じてトロリー線を検出する際の基準を設定すれば、例えば夜間に測定したか、昼間に測定したかなど、背景の輝度の高低を考慮する必要なくトロリー線を検出することが可能となり、より円滑にトロリー線の位置の測定を行うことができる。
さらに撮像手段を二つ以上用いて測定を行えば、上述した利点に加えて複数の撮像手段によって取得した画像を比較しながら判定を行うことができるため、反射点の誤検出を防止することができ、また、複数の照明を用い、それぞれの照明がトロリー線を照らす構成とすれば、反射点が複数個存在する直線をトロリー線と判断することにより誤検出を防止することが可能となる。
そして、トロリー線位置測定装置を二組用いて、一組はパンタグラフの影響を受けないトロリー線、他の一組はパンタグラフ近傍のトロリー線の位置を測定し、両者の差分をとる押上量算出部を設ければ、パンタグラフによるトロリー線の押し上げ量を計測することができる。
以下に、本発明によるトロリー線位置測定装置の実施形態を説明する。本実施形態によるトロリー線位置測定装置は、電車車両の屋根上に設けられ、トロリー線へスリット光を照射するスリット光源と、同じく車両の屋根上に設けられ、トロリー線によって反射されたスリット光を撮像するITVカメラと、車両内部に設けられ、ITVカメラによって取得した画像を録画する画像録画部と、画像録画部に録画された画像を解析する画像処理部とによって構成される。
そして、画像処理部によって、画像データ中の輝度の高い光点を検出し、この光点をトロリー線上の反射点として光点の画像データ中の座標を取得し、光点の座標を実座標に変換することによってトロリー線の位置および偏位を得るものである。なお、本発明の詳細については、後述する実施例において説明する。
本発明の第一の実施例の詳細を図1〜図3に基づいて説明する。図1に示すように本実施例によるトロリー線位置測定装置は、電車車両(以下、単に車両という)1の屋根上にスリット光源2とITVカメラ3を、また車両1の内部に画像録画部4と画像処理部5を設置するものである。なお、図中6はトロリー線、8はレール、9は電車線柱、10は曲引金具である
スリット光源2は、ほぼ直上に、スリット光が枕木方向、すなわちレール8方向に直交する方向へ照射されるように設置する。ITVカメラ3は、図2に示すような、スリット光源2によって照らされた反射点7を有するトロリー線6の画像を取得するものであり、図1中破線で囲んだ反射点7の上下左右の移動範囲を包含して撮像するものとする。画像録画部4は、ITVカメラ3によって撮像された画像を記録するものであり、記録された画像は画像処理部5によって解析され、トロリー線6の偏位と高さが求められる。なお、図2に示した背景部分と、斜線を施したトロリー線6等は、実際の画像では例えばそれぞれ背景部分が略黒色、トロリー線6等が灰色となっている。
次に、図3に示すフローチャートに基づいて、画像処理部5によってトロリー線6の偏位と高さを求める手順を説明する。
(1)画像録画部から画像を入力する(ステップS11)。
(2)入力した画像中から実際のトロリー線6の幅に対応する幅で、かつ実際のトロリー線6の向きに対応する直線を複数検出し(ステップS12)、検出した直線がトロリー線6に対応する幅および向きを有するか確認する(ステップS13)。なお、トロリー線に対応する幅とは、所定のトロリー線6の直径から光学的に一意に決まる画像中の幅であり、トロリー線6の方向とは、ITVカメラ3の設置向きにより光学的に一意に決まる方向で、例えばカメラ光軸が車両進行方向と同向きであれば、トロリー線6は画像中においてほぼ垂直な直線となる。
(3)確認の終了した複数の直線の中から、高輝度の光点が存在する直線を1〜2本選択し、それらの光点を反射点7として検出する(ステップS14)。1〜2本選択するとは、オーバラップと呼ばれるトロリー線6が2本見える区間に対応する。
(4)検出した反射点7の画像上における座標(u,v)を取得する(ステップS15)。
(5)座標(u,v)を変換行列等によって実座標(x,y)に変換し(ステップS16)、トロリー線6の偏位xと高さyを求める。
(6)入力された全ての画像の処理が終了するまで(1)から(5)の処理を繰り返す(ステップS17)。
なお、変換行列は、以下の式によって求められる。
Figure 2007091141
すなわち変換行列は、予め図1に示した破線内で四隅近傍の四点の実座標(xn,yn)と、これら四点の画像中の座標(un,vn)を取得し、数1と四点の座標とによって求めることができる。なお、実座標(x,y)は、図1に示すように枕木方向をx軸、上下方向をy軸とする。
上述したように、本実施例はスリット光をトロリー線6に照射した画像を処理して、トロリー線6の偏位と高さを計測するものであり、スリット光源2とITVカメラ3と計算装置4,5で構成するため、比較的安価である。さらに、設置位置の制約が多い電車屋根上へはスリット光源2とITVカメラ3を設置するだけで済むので、屋根上装置が小型化できる。さらに加えて、画像処理部5において異常値を検出した場合、従来のレーザ等を使用する方法では計測値でしか判断できないが、本実施例によれば計測値を再確認するとともに、そのときの画像を目視によって再確認できるという利点を有する。
なお、スリット光源2は、専用の平たいスリット形状の照度分布をもつ照明でもよいし、自動車用のフォグランプ等でもよい。これは、以下に示す実施例においても同様である。
本発明の第二の実施例による測定装置は、図1に示す実施例1と同様、車両1の屋根上にスリット光源2とITVカメラ3を、また車両1の内部に画像録画部4と画像処理部5を設置するものであり、実施例1とは画像処理部5における処理の手順が異なる。以下、実施例1と類似する構成については同じ符号を用いて説明は省略し、異なる構成を中心に説明する。
図4に示すフローチャートに基づいて、本実施例の画像処理部5における処理の手順を説明する。
(1)画像録画部4から画像を入力する(ステップS21)。
(2)入力した画像中から実際のトロリー線6の反射点7に対応する直径の光点を複数検出する(ステップS22)。
(3)検出した光点上を通る直線を検出し(ステップS23)、検出した直線がトロリー線6に対応する幅および向きを有するか確認する(ステップS24)。
(4)直線がトロリー線6に対応することを確認したら、直線上に存在する光点を反射点7とし、反射点7の画像上の座標(u,v)を取得する(ステップS25)。
(5)座標(u,v)を変換行列等によって実座標(x,y)に変換し、トロリー線6の偏位x、高さyを求める(ステップS26)。
(6)入力された全ての画像の処理が終了するまで(1)から(5)の処理を繰り返す(ステップS27)。
上述したように、本実施例は上述した実施例1と比べて、直線を検出する前に反射点7を検出する点が異なる。
本発明の第三の実施例によるトロリー線位置測定装置は、上述した実施例1および実施例2と同様の構成であり、画像処理部5において、画像輝度判定手段として画像録画部4から入力した画像が夜間に撮像したものか昼間に撮像したものかを判定し、その後、反射点7を検出する点が異なる。すなわち、取得した画像全体の輝度に応じてトロリー線6を検出する基準が設定される構成となっている。なお、ここでいう夜間、昼間とは、画像中において輝度の低い階級が多い場合と、輝度の高い階級が多い場合を示すものとする。
ITVカメラ3によって撮像された画像は、例えば、図2に示すように夜間などの背景が暗い場合と、図5に示すように昼間などの背景が明るい場合とで、背景の輝度に対するトロリー線6の輝度の高低が異なるため、背景の明暗によらずにトロリー線6を検出するためには、背景の明暗に応じてトロリー線6を検出する基準を変更する必要がある。
すなわち、画像が夜間に撮像したものか、昼間に撮像したものかを判定し、判定に応じて画像から直線を検出する際の基準を設定すれば、より円滑に作業を進めることができる。なお、実施例1または実施例2と類似する構成については同じ符号を用いて説明は省略し、異なる構成を中心に説明する。
図6に示すフローチャートに基づいて、本実施例の画像処理部5における処理の手順を説明する。
(1)画像録画部から画像を入力する(ステップS31)。
(2)入力した画像全体で輝度の度数分布を算出し、図2のように輝度の低い階級が多い場合は夜間、図5のように輝度の高い階級が多い場合は昼間と判定する(ステップS32)。
(3)入力した画像中から(2)の判定に応じて、例えば図2に示す夜間画像の場合は黒背景に灰色(斜線部分)の直線、図5に示す昼間画像の場合は白背景に略黒色(斜線部)の直線で、かつ実際のトロリー線6の幅に対応する幅、および実際のトロリー線6の向きに対応する直線を複数検出し(ステップS33)、検出した直線がトロリー線6に対応する幅および向きを有するか確認する(ステップS34)。なお、トロリー線6に対応する幅および方向とは、上述した実施例1および実施例2と同様とする。
(4)トロリー線6であると確認された複数の直線の中から、高輝度の光点が存在する直線を1〜2本選択し、それらの光点を反射点7として検出する(ステップS35)。1〜2本選択するとは、オーバラップと呼ばれるトロリー線6が2本見える区間に対応する。
(5)検出した反射点7の画像上における座標(u,v)を取得する(ステップS36)。
(6)座標(u,v)を変換行列等によって実座標(x,y)に変換し(ステップS37)、トロリー線6の偏位xと高さyを求める。
(7)入力された全ての画像の処理が終了するまで(1)から(6)の処理を繰り返す(ステップS38)。
上述したように、本実施例によれば、上述した実施例1および実施例2の利点に加えて、夜間に測定したか、昼間に測定したかを問わずトロリー線6に対応する直線を抽出し、トロリー線6の高さおよび偏位を測定することが可能である。
本発明の第四の実施例による測定装置は、上述した実施例1〜実施例3おけるトロリー線位置測定装置にITVカメラを一台追加し、二台のITVカメラを用いる構成としたものである。すなわち本実施例は、図7に示すように、車両1の屋根上にスリット光源2と二台のITVカメラ3a,3bを設け、車両1内部に画像録画部4と画像処理部5を設けた構成となっている。ITVカメラ3a,3bはいずれも、図7中に破線で囲んだ、トロリー線6が上下左右に移動する範囲を包含して撮像を行うものとする。なお、上述した実施例と類似する構成については説明を省略し、異なる構成を中心に説明する。
二台のITVカメラ3a,3bによって撮像された画像から、それぞれ実施例1〜実施例3に示したいずれかの方法を用いて高輝度の光点の位置を検出する。そして二つの画像から検出した光点の位置を比較して、二つの画像で座標が重複する光点を反射点7として検出し、この反射点7の実座標(x,y)を求める。この位置をトロリー線6の偏位xおよび高さyとする。
なお、図7においてITVカメラ3a,3bは枕木方向に並んで設置されているが、レール8方向に並設するなど、その他の配置としてもよい。また、二台以上のITVカメラを設置してもよい。ただし、各ITVカメラの撮像範囲は、図7に破線で示す範囲を過不足なく包含しなければならない。
上述したように、本実施例によれば二台のITVカメラ3a,3bで撮像した画像から検出したそれぞれの画像上の光点の座標が互いに一致するかどうかを確認し、座標が一致する光点を反射点7として検出する構成としたため、反射点の誤検出を防ぐことができる。
本発明の第五の実施例によるトロリー線位置測定装置は、上述した実施例1〜実施例3によるトロリー線位置測定装置にスリット光源を一台追加して、スリット光源を二台用いる構成としたものである。すなわち本実施例は、図8に示すように、車両1の屋根上に二台のスリット光源2a,2bとITVカメラ3を設け、車両1の内部に画像録画部4および画像処理部5を設ける構成となっている。スリット光源2a,2bはレール方向に間隔をおいて並置され、それぞれスリット光が上方かつ枕木方向へ広がるように設置される。なお、上述した実施例と類似する構成については説明を省略し、異なる構成を中心に説明する。
以下、図9に示すフローチャートに基づいて画像処理の手順を説明する。
(1)画像録画部4よりITVカメラ3が撮像した画像を入力する(ステップS51)。本実施例においては、間隔を置いて配置された二台のスリット光源2a,2bがトロリー線6を照らしているため、図10に示すように画像中には二ヶ所の反射点7a,7bが存在する。なお、図10に示した背景部分と、斜線を施したトロリー線6等は、実際の画像では例えばそれぞれ背景部分が略黒色、トロリー線6等が灰色に表示される。
(2)入力した画像中から実際のトロリー線6の幅に対応する幅で、かつ実際のトロリー線6の向きに対応する直線を複数検出し(ステップS52)、検出した直線がトロリー線6に対応する幅および向きを有するか確認する(ステップS53)。なお、トロリー線6に対応する幅および方向とは、上述した実施例1〜実施例4と同様とする。
(3)トロリー線6と判定された複数の直線の中から、高輝度の光点が二ヶ所存在する直線を1〜2本選択して、これらの光点を反射点7a,7bとして検出し(ステップS54)、検出した反射点7a,7bの画像上における座標(u1,v1)、(u2,v2)を取得する(ステップS55)。
(5)座標(u1,v1)、(u2,v2)を変換行列等によって実座標(x1,y1),(x2,y2)に変換し(ステップS56)、トロリー線6の高さyと偏位xを求める。
(6)入力された全ての画像の処理が終了するまで(1)から(5)の処理を繰り返す(ステップS57)。
上述したように、本実施例によれば、二台のスリット光源2a,2bを用いて得られた画像を処理してトロリー線6の位置を計測するものであり、高輝度の光点を二ヶ所有する直線をトロリー線6と判断するため、上述した実施例の利点に加えて誤検出を防ぐことができる。
本発明の第六の実施例による測定装置は、上述した実施例1〜実施例5に示した測定装置のスリット光源2(又は2a,2b)が、鉛直上方ではなく斜め上方へスリット光を照射する構成としたものである。例えば図11に示すように、スリット光がITVカメラ3側へ傾倒した方向へ照射されるようにスリット光源2を設置するものである。なお、光が照射される角度θはITVカメラ3の仰角と等しいものとする。
ITVカメラ3によって取得した画像から、上述した実施例1〜実施例5のいずれかの手段により反射点7の座標(x,y)を求め、さらにITVカメラ3の仰角を考慮してトロリー線6の偏位をx、トロリー線の高さをycosθとして算出する。
本実施例によれば、スリット光をITVカメラ3の光軸の仰角と同じ角度で照射することにより、ITVカメラ3は正反射したスリット光を受光することができ、したがって画像処理部5には輝度がより高い反射点7の画像が入力されることとなるため、反射点7を検出しやすくなる。なお、本実施例においては上述した実施例1乃至実施例3の構成を用いて説明したが、実施例4又は実施例5に示した構成を用いてトロリー線の位置を測定することが可能であることはいうまでもない。
本実施例によるトロリー線位置測定装置は、図5に示したような、太陽光によって反射点7を検出しにくい昼間の測定に特に有効である。なお、角度θは、レール8方向に対してスリット光源2(又は2a,2b)とITVカメラ3(又は3a,3b)のほぼ中間地点のトロリー線6にスリット光が照射されるような角度に設定すれば好適である。
本発明の第七の実施例による測定装置を図12に基づいて説明する。本実施例は、上述した実施例1〜実施例6のいずれかの測定装置を二組用いることによって、トロリー線6のパンタグラフ11による押し上げ量を測定するものである。
すなわち、図12に示すように、例えば車両71a,71bの屋根上にそれぞれスリット光源72a,72bおよびITVカメラ73a,73bを設け、車両71a,71bの内部にそれぞれ画像録画部74a,74bおよび画像処理部75a,75bを設けて、車両71aにおいてはパンタグラフ11に影響されない位置のトロリー線6の高さを測定し、車両71bにおいてはパンタグラフ11近傍のトロリー線6の高さを測定する。そして、押上量算出部(図示省略)によって、車両71aおよび車両71bにおいてそれぞれ得られたトロリー線6の高さの差分を算出すれば、トロリー線6のパンタグラフ11による押し上げ量を測定することができる。
したがって、本実施例によれば、従来の一地点ごとにトロリー線6のパンタグラフ11による押し上げ量を測定する装置と比べ、車両1の走行に伴ってトロリー線6のパンタグラフ11による押し上げ量を測定することができるため、効率がよいという利点を有する。
本発明は、電車線におけるトロリー線を保守するための用途で、トロリー線の位置を計測するトロリー線位置測定装置に関し、特に、電車の屋根上にカメラを設置し、このカメラ画像を取得することでトロリー線の高さ、偏位、押し上げ量を計測する画像処理によるトロリー線位置測定装置に利用可能である。
本発明の実施例1および実施例2の構成を示す概略図である。 本発明の実施例により取得した画像の例を示す模式図である。 本発明の実施例1の画像処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の画像処理の手順を示すフローチャートである。 発明の実施例により取得した画像の例を示す模式図である。 本発明の実施例3の画像処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例4の構成を示す概略図である。 本発明の実施例5の構成を示す概略図である。 本発明の実施例5の画像処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例5により取得した画像の例を示す模式図である。 本発明の実施例6の構成を示す概略図である。 本発明の実施例7の構成を示す概略図である。
符号の説明
1,71a,71b 車両
2,2a,2b,72a,72b スリット光源
3,3a,3b,73a,73b ITVカメラ
4,74a,74b 画像録画部
5,75a,75b 画像処理部
6 トロリー線
7,7a,7b 反射点
8 レール
11 パンタグラフ

Claims (8)

  1. 電車車両の屋根上に設けられてトロリー線を照らす照明手段と、前記照明手段に対してレール方向に間隔をおいて設けられ、前記照明手段によって照らされた前記トロリー線を撮像する撮像手段と、前記車両内部に設けられ前記撮像手段によって撮像した画像を録画する画像録画部と、前記画像録画部から画像データを取得し、前記画像データを解析してトロリー線の位置を算出する画像処理部とを備えたトロリー線位置測定装置であって、前記照明手段がスリット光を照射するスリット光源よりなり、前記スリット光がほぼ直上かつ前記レールに直交する面に沿って照射されて前記トロリー線上の一点を照らし、前記画像処理部は、前記スリット光の前記トロリー線による反射点の位置を前記トロリー線の位置として算出することを特徴とするトロリー線位置測定装置。
  2. 電車車両の屋根上に設けられてトロリー線を照らす照明手段と、前記照明手段に対してレール方向に間隔をおいて設けられ、前記照明手段によって照らされた前記トロリー線を撮像する撮像手段と、前記車両内部に設けられ前記撮像手段によって撮像した画像を録画する画像録画部と、前記画像録画部から画像データを取得し、前記画像データを解析してトロリー線の位置を算出する画像処理部とを備えたトロリー線位置測定装置であって、前記照明手段がスリット光を照射するスリット光源よりなり、前記スリット光が前記撮像手段側へ向かって前記撮像手段と同じ角度で照射されて前記トロリー線上の一点を照らし、前記画像処理部は、前記スリット光の前記トロリー線による反射点の位置を前記トロリー線の位置として算出することを特徴とするトロリー線位置測定装置。
  3. 前記画像処理部が、前記画像データから直線を抽出した後、前記直線上に存在する高輝度の光点を検出し、前記光点を前記反射点とする反射点検出手段と、前記反射点の画像データ上の座標を取得する座標検出手段と、座標変換によって前記画像データ上の座標からトロリー線の実座標を算出する実座標計算手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトロリー線位置測定装置。
  4. 前記画像処理部が、前記画像データから高輝度の光点を検出した後、前記光点上を通る直線の有無を確認し、前記直線が存在する場合に前記直線をトロリー線とし、前記光点を前記反射点とする直線確認手段と、前記反射点の画像データ上の座標を取得する座標検出手段と、座標変換によって前記画像データ上の座標からトロリー線の実座標を算出する実座標計算手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトロリー線位置測定装置。
  5. 前記画像処理部が、前記画像データ全体の輝度の度数分布を算出し、前記画像データ全体の輝度の高低を判定する画像輝度判定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置。
  6. 前記撮像手段を複数用い、前記画像処理部が前記撮像手段によって取得した複数の画像データからそれぞれ高輝度の光点を検出し、全ての前記画像データ上で座標が一致する光点を前記反射点とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置。
  7. 前記スリット光源を前記レール方向に間隔をおいて複数設け、前記撮像手段が前記トロリー線上の複数の前記反射点を撮像し、前記画像処理部が複数の高輝度の光点を有する直線をトロリー線として検出することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置。
  8. 一方はパンタグラフから距離を有する前記トロリー線の位置を、他方は前記パンタグラフ近傍の前記トロリー線の位置を測定して、それぞれが算出した前記トロリー線の高さの差分を前記トロリー線の前記パンタグラフによる押し上げ量として算出する押上量算出部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のトロリー線位置測定装置。
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