JP2007090928A - 車両用カップホルダ装置 - Google Patents

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兼弘 川町
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Abstract

【課題】飲料容器保持穴を深くした場合でも、飲料容器に対する取出性を向上し得るようにする。
【解決手段】飲料容器保持穴3を有するカップホルダ本体4と、飲料容器保持穴3を開閉可能な蓋体5とを備えた車両用カップホルダ装置であって、飲料容器保持穴3の内部に飲料容器を載置するトレイ21を昇降自在に配設し、蓋体5とトレイ21との間に、蓋体5の開閉によってトレイ21を昇降可能なトレイ昇降駆動機構25を設けるようにしている。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両用カップホルダ装置に関するものである。
自動車などの車両には、車室内にカップホルダ装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。このようなカップホルダ装置には、各種のものが存在するが、例えば、図11〜図13に示すように、センターコンソールなどの車室内パネル部1に形成された開口部2に下側から設置されるものに、飲料容器保持穴3を有するカップホルダ本体4と、飲料容器保持穴3の上縁開口部および車室内パネル部1の開口部2を開閉可能な蓋体5とを備えたものがある。
この場合、カップホルダ本体4は、図12に示すように、車幅方向6に2連の飲料容器保持穴3を備えた正面視で概略W字状の有底容器状を呈しており、蓋体5は、車幅方向6へ延びる短冊状のシャッター片を車両前後方向9へ複数連結したシャッターとされている。カップホルダ本体4の車幅方向6の両側部にはサイドパネル7がネジ止めされ、蓋体5は、サイドパネル7に形成されたガイド溝8に沿ってスライドするように構成されている。このガイド溝8は、飲料容器保持穴3の上縁開口部に沿って車両前後方向9へ延びる直線部10と、図13に示すように、この直線部10からほぼ下方へ向けて屈曲する半円弧状の曲線部11とを有している。この曲線部11は、図11に示すように、飲料容器保持穴3の深さとほぼ等しい直径を有している。また、蓋体5上面の曲線部11とは反対側の端部周辺には蓋体5を開閉操作可能な摘み部12が突設されている。この摘み部12は、開時に開口部2の縁部に当ることにより、ストッパとしても機能する。このカップホルダ装置は、図12に示すように、飲料容器保持穴3の上縁開口部2と車室内パネル部1の開口部2とを合致させた状態で、サイドパネル7の上部に形成されたフランジ13の部分を車室内パネル部1にネジ14を用いて固定されている。
特開2000−153738号公報
しかしながら、上記車両用カップホルダ装置では、飲料容器保持穴3を深くした場合、飲料容器に対する取出性が悪くなるという問題があった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、飲料容器保持穴を有するカップホルダ本体と、飲料容器保持穴を開閉可能な蓋体とを備えた車両用カップホルダ装置において、飲料容器保持穴の内部に飲料容器を載置するトレイを昇降自在に配設し、蓋体とトレイとの間に、蓋体の開閉によってトレイを昇降可能なトレイ昇降駆動機構を設けた車両用カップホルダ装置を特徴としている。
請求項1の発明によれば、トレイ昇降駆動機構が、蓋体の開閉によってトレイを昇降させることにより、飲料容器保持穴を深くした場合でも、飲料容器に対する取出性を向上することが可能となる。
飲料容器保持穴を深くした場合でも、飲料容器に対する取出性を向上し得るようにするという目的を、蓋体とトレイとの間に、蓋体の開閉によってトレイを昇降可能なトレイ昇降駆動機構を設ける、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図10は、この発明の実施例を示すものである。
まず、構成を説明すると、自動車などの車両に対して、車室内に、例えば、図1〜図6に示すようなカップホルダ装置20を設ける。このカップホルダ装置20は、図1に示すような形状を有しており、図2に示すように、センターコンソールなどの車室内パネル部1に形成された開口部2に下側から設置されるものとする。このカップホルダ装置20は、飲料容器保持穴3を有するカップホルダ本体4と、飲料容器保持穴3の上縁開口部2および車室内パネル部1の開口部2を開閉可能な蓋体5とを備えている。
この場合、カップホルダ本体4は、図4に示すように、飲料容器を車幅方向6に2つ並置可能な大きさよりも若干大きい1つの飲料容器保持穴3を備えた平坦な底部を有する容器状を呈している。また、蓋体5は、車幅方向6へ延びる短冊状のシャッター片を車両前後方向9へ複数連結したシャッターとされている。更に、カップホルダ本体4の車幅方向6の両側部にはサイドパネル7がネジ止めされている。そして、蓋体5は、サイドパネル7に形成されたガイド溝8に沿ってスライドするように構成されている。このガイド溝8は、飲料容器保持穴3の上縁開口部2に沿って車両前後方向9へ延びる直線部10と、図5に示すように、この直線部10からほぼ下方へ向けて屈曲する半円弧状の曲線部11とを有している。また、図2に示すように、蓋体5上面における閉時に曲線部11とは反対側となる端部周辺には摘み部12が突設されている。この摘み部12は、図3に示すように、開時に開口部2の縁部に当ることにより、ストッパとしても機能される。このカップホルダ装置20は、図4に示すように、飲料容器保持穴3の上縁開口部2と車室内パネル部1の開口部2とを合致させた状態で、サイドパネル7の上部に形成されたフランジ13の部分を車室内パネル部1にネジ14を用いて固定されている。
この実施例のものでは、飲料容器保持穴3の内部に飲料容器を載置するトレイ21を昇降自在に配設する。このトレイ21は、飲料容器を車幅方向6に2つ並置可能な大きさの1つの飲料容器保持穴33を備えた平坦な底部を有する容器状としても良い。また、トレイ21を、図6に示すように、車幅方向6に2連の飲料容器保持穴33を備えた正面視で概略W字状の有底容器状を呈するものとしても良い。ここで、カップホルダ本体4の飲料容器保持穴3は、トレイ21を配設した場合には、トレイ保持孔として機能し、トレイ21を配設しない場合には、そのまま飲料容器保持穴3として機能することとなる。
なお、必要に応じて、カップホルダ本体4とトレイ21との間に、図5に示すような昇降ガイド機構22を設ける。この昇降ガイド機構22は、カップホルダ本体4とトレイ21との一方に形成された上下方向へ延びる昇降ガイド体23と、他方に形成されて昇降ガイド体23に沿って昇降可能な被昇降ガイド体24とで構成する。この場合、昇降ガイド体23は、カップホルダ本体4の両側内面に形成された昇降ガイド溝とされ、被昇降ガイド体24は、トレイ21の両側外面に形成されたガイド用突起とされている。
そして、蓋体5とトレイ21との間に、図2、図3に示すように、蓋体5の開閉によってトレイ21を昇降(駆動)可能なトレイ昇降駆動機構25を設ける。
このトレイ昇降駆動機構25は、例えば、蓋体5における閉時に曲線部11側となる端部に形成されて、開時にトレイ21の対応する面32(前後面)のほぼ中間部をほぼ水平方向内側へ押すことによってトレイ21を押上可能な押上部26と、トレイ21の上記面32の中間部から下部にかけて形成され、押上部26に押されることによってトレイ21を上昇可能な昇降用ガイドテーパ部27と、カップホルダ本体4の対応する面34(前後面)の中間部に形成されて、蓋体5の押上部26を通過させる貫通穴28とを備えている。更に、ガイド溝8の曲線部11の直径を小さくして、蓋体5の押上部26をトレイ21の昇降用ガイドテーパ部27へ案内すると共に、昇降用ガイドテーパ部27を押込ませ得るようにする(小径曲線部29)。この場合、小径曲線部29の直径は、図11〜図13の半分程度とされている。また、昇降用ガイドテーパ部27は、飲料容器保持穴33の車両前後方向9の中間部へ向って下り勾配となるように形成されている。
なお、図7に示すように、カップホルダ本体4とトレイ21との底部間に、トレイ21を下方向へ付勢可能なコイルスプリングなどの補助付勢手段31を介装することもできる。この補助付勢手段31は、トレイ21の車両前後方向9中間部に設けるのが、バランス上好ましい。
また、図6のトレイ21では、昇降用ガイドテーパ部27を上記面32の車幅方向6の全域に亘って形成しているのに対し、図8に示すように、昇降用ガイドテーパ部27aをトレイ21aの上記面32の車幅方向6の両側部に部分的に形成することもできる。この場合には、図9に示すように、蓋体5a端部の押上部26aも車幅方向6の両側部に部分的に突出形成するようにする。
更に、図10に示すように、シャッター式の蓋体5ではなく、回転式の蓋体5bを有するカップホルダ装置20に対して、同様のトレイ21およびトレイ昇降駆動機構25を設けることもできる。このトレイ昇降駆動機構25は、例えば、回転式の蓋体5bの開時にカップホルダ本体4の内側に退避される側の端部に形成した押上部26bと、トレイ21の対応する面32の中間部から下部にかけ形成されて押上部26bによって押上操作可能な昇降用ガイドテーパ部27bとを備えている。この場合、押上部26bは、蓋体5bの裏面側からほぼ垂直に突設されている。なお、このカップホルダ装置20に対しても、図7〜図9と同様の構成を適用することが可能である。このカップホルダ装置20は、サイドパネル7がないため、カップホルダ本体4を直接車室内パネル部1にネジ止めするよう構成されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
蓋体5を開くと、蓋体5の端部に形成された押上部26が、昇降用ガイドテーパ部27を押すことにより、トレイ21が上昇される。
蓋体5を閉める際、トレイ21は自重により下方向に収納される。また、図7に示すように、コイルスプリングなどの補助付勢手段31によってトレイ21が下方に収納される動きを補助することができる。
また、図8、図9のように、昇降用ガイドテーパ部27aをトレイ21aに対して部分的に形成すると共に、蓋体5aに対して部分的な押上部26aを形成することにより、飲料容器保持穴33の容積を大きく確保することができる。
図10のものの場合、回転式の蓋体5bが開くと、回転式の蓋体5bの端部に形成した押上部26bが昇降用ガイドテーパ部27bを押すことにより、トレイ21が上昇される。
このように、この実施例によれば、トレイ昇降駆動機構25が、蓋体5の開閉によってトレイ21を昇降させることにより、飲料容器保持穴3を深くした場合でも、飲料容器に対する取出性を向上することが可能となる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、これらの可能な組合せが含まれることは勿論である。
本発明の実施例にかかるカップホルダ装置の全体斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図2の作動図である。 図1のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 図2のトレイの斜視図である。 付勢手段を備えたカップホルダ装置の側方断面図である。 変形例にかかるトレイの斜視図である。 変形例にかかる蓋体の斜視図である。 回転式の蓋体を有するカップホルダ装置の側方断面図である。 従来例にかかるカップホルダ装置の側方断面図である。 図11の縦断面図である。 図11の水平断面図である。
符号の説明
3 飲料容器保持穴
4 カップホルダ本体
5 蓋体
20 カップホルダ装置
21 トレイ
25 トレイ昇降駆動機構
33 飲料容器保持穴

Claims (1)

  1. 飲料容器保持穴を有するカップホルダ本体と、飲料容器保持穴を開閉可能な蓋体とを備えた車両用カップホルダ装置において、
    飲料容器保持穴の内部に飲料容器を載置するトレイを昇降自在に配設し、蓋体とトレイとの間に、蓋体の開閉によってトレイを昇降可能なトレイ昇降駆動機構を設けたことを特徴とする車両用カップホルダ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091706A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Inoac Corp シャッタ
JP2016158085A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 沖電気工業株式会社 昇降装置
WO2021254487A1 (en) * 2020-06-19 2021-12-23 Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Trim Systems Co., Ltd. Vehicle interior component
CN115489410A (zh) * 2022-09-27 2022-12-20 浙江汉恒热电科技有限公司 一种具有升降功能的双杯双控车载冷热杯托

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