JP2007087466A - 二次元符号化方法 - Google Patents

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浩一 羽賀
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Abstract

【課題】複雑な復号処理を必要とせず、少ない画素数で多くのデータを記録再生することができるホログラフィー用の二次元符号化方法を提供する。
【解決手段】輝度の異なる複数の参照用画素と、輝度に応じてデータを表すデータ用画素と、を含む二次元画像を用い、ホログラムとして記録する複数ビットの2進数列を、前記複数の参照用画素の輝度を基準とする前記データ用画素の輝度レベルに対応付けて符号化する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ホログラフィー用の二次元符号化方法に関し、特に、2進数列を二次元画像の画素の輝度レベルに対応付けて符号化する二次元符号化方法に関する。
ホログラフィー技術では、信号光と参照光を記録媒体に照射して、その干渉パターンにより記録媒体内に回折格子を形成し、ホログラムを記録する。そして、記録されたホログラムに参照光を照射することで、ホログラムによる回折によって信号光が再生される。即ち、ホログラムからの回折光は、信号光と同じ波面を備えている。
信号光は、例えば、0を黒画素、1を白画素として、液晶表示素子等の空間光変調器にデジタルデータに応じた画像パターンを表示して、コリメート光を強度変調又は位相変調することで生成される。二進数列からなるデジタルデータを画像パターンに変換することを二次元符号化という(特許文献1)。
ホログラムからの回折光は、CCD等の光検出器で検出される。光検出器上には画像パターンの実像が結像される。この画像パターンから二進数列を復号することで、デジタルデータが再生される。このとき、検出された画素(以下、「データ用画素」という。)の輝度が、閾値以上の場合は白画素、閾値未満の場合は黒画素と判断される。
しかしながら、回折光の強度を一定に維持することは難しいため、絶対的な閾値を設定することは難しい。このため、画像パターンに参照用の画素(以下、「参照用画素」という。)を設けて、データ用画素の輝度と参照用画素の輝度との差分から白画素か黒画素かを判断する。参照用画素の輝度との差分を利用する符号化方法は、一般に「差分コード法」と呼ばれている。
例えば、一般化差分コード法と呼ばれる方法では、参照用の画素を1つ設けて、それの近傍にある複数の画素の各々に記録したい2値データを表現する。例えば、2値データの0、1を各々黒、白の画素で表現する。デコードの際には、データ用画素と参照用画素との輝度の差分をとり、それが正か負かを判別することで、2値データの0か1かを判断する(非特許文献1)。
また、グレースケール差分コード法と呼ばれる方法では、輝度が最低の参照用画素(A)と、輝度が最高の参照用画素(B)とを用い、それらの近傍にある複数の画素の各々に、記録したい2値データをグレースケールで表現する。デコードの際には、参照用画素(A)と参照用画素(B)との輝度の差分に対する、データ用画素と参照用画素(B)との輝度の差分の割合を求め、表示可能な最大階調にこの割合を乗じて、グレースケールで表現されたデータ用画素の輝度を検出する。そして、データ用画素の輝度値から2値データを復号する(非特許文献1)。
特開平9−197947号公報 J. Opt. Soc. Am. A, 12, 2432 (1995)
しかしながら、従来の差分コード法には種々の問題があった。例えば、一般化差分コード法では、1つのデータ用画素で1ビットしか表現できないため、1ページあたりのデータ量が小さいという問題がある。また、グレースケール差分コード法では、再生画素の輝度を検出するまでの計算が複雑であり、さらに、その輝度を用いてオリジナルの2値データに復号するまでに新たな計算を要する。したがって、復号処理が複雑であり、再生に長い時間がかかるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、本発明の目的は、複雑な復号処理を必要とせず、少ない画素数で多くのデータを記録再生することができるホログラフィー用の二次元符号化方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の二次元符号化方法は、輝度の異なる複数の参照用画素と、輝度に応じてデータを表すデータ用画素と、を含む二次元画像を用い、ホログラムとして記録する複数ビットの2進数列を、前記複数の参照用画素の輝度を基準とする前記データ用画素の輝度レベルに対応付けて符号化することを特徴としている。
本発明によれば、復号処理が簡単になり、少ない画素数で多くのデータを記録再生することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1は、ホログラム記録再生装置の構成を示す概略図である。
図1に示すように、このホログラム記録再生装置には、例えばNd:YVO4結晶を用いたレーザ発振器10が設けられている。レーザ発振器10からは、コヒーレント光である波長532nmのレーザ光が発振され、照射される。レーザ発振器10のレーザ光照射側には、P偏光を透過し且つS偏光を反射することにより、レーザ光を参照光用の光と信号光用の光との2つの光に分離する偏光ビームスプリッタ16が配置されている。
偏光ビームスプリッタ16の光反射側には、参照光用のレーザ光を反射して光路をホログラム記録媒体方向に変更する反射ミラー18、及び参照光用のレーザ光を集光して球面参照波からなる参照光を生成する対物レンズ20が順に配置されている。この対物レンズ20のレーザ光集光側には、ホログラム記録媒体24を保持するステージ22が設けられている。対物レンズ20は、ホログラム記録媒体24に球面参照波であるS偏光を参照光として照射する。
偏光ビームスプリッタ16の光透過側には、偏光ビームスプリッタ16を透過したP偏光を遮断するためのシャッター12及び偏光面を90度回転する旋光子26の各々が、各々別々に光路中に挿入及び光路から退避可能に配置されている。旋光子26の光透過側には、信号光用のレーザ光を45°の反射角で反射して光路をホログラム記録媒体方向に変更する反射ミラー28、レンズ30、32、34で構成されたレンズ系が順に配置されている。レンズ32とレンズ34との間には、液晶表示素子等で構成され、供給された各ページ毎の記録信号に応じて信号光用のレーザ光を変調し、ホログラムの各ページを記録するための信号光を生成する透過型の空間光変調器36が配置されている。
レンズ30、32は、レーザ光を大径のビームにコリメートして空間光変調器36に照射し、レンズ34は空間光変調器36で変調されて透過したP偏光を信号光としてホログラム記録媒体24上に集光させる。このとき、信号光の集光スポットが、参照光の集光スポットより小さくなるように集光され、信号光と参照光とが同時にホログラム記録媒体24に照射される。
ホログラム記録媒体24の再生光透過側には、レンズ38、再生光から所定偏光方向の光(例えば、0°偏光成分、45°偏光成分、または90°偏光成分)を選択して透過させる検光子44、及びCCD等の撮像素子で構成され、受光した再生光を電気信号に変換して出力する光検出器40が配置されている。光検出器40は、パーソナルコンピュータ42に接続されている。
パーソナルコンピュータ42は、パーソナルコンピュータから所定のタイミングで供給された記録信号に応じてパターンを発生するパターン発生器46を介して空間光変調器36に接続されている。また、パーソナルコンピュータ42には、シャッター12及び旋光子26を各々別々に光路中に挿入するように駆動すると共に、光路中に挿入されているシャッター12または旋光子26を光路から別々に退避させる駆動装置48が接続されている。
ホログラム記録媒体(光記録媒体)24は、100μm厚以上の厚膜状に成型された光記録材料で構成されている。光記録材料としては、光誘起屈折率変化あるいは光誘起二色性を示し、光誘起屈折率変化あるいは光誘起二色性が常温で保持されるフォトリフラクティブ材料や偏光感応材料であればどのような材料も使用することができるが、側鎖に光異性化する基を有する高分子、例えば、ポリエステル群から選ばれた少なくとも一種の重合体であって、その側鎖に光異性化する基、例えば、アゾベンゼン骨格を有する材料が好適である。
図1に示すホログラム記録再生装置を用いて、ホログラムを記録する場合には、まず、駆動装置(図示せず)を駆動し、シャッター12を光路から退避させてレーザ光が通過できるようにする。次に、レーザ発振器10からレーザ光を照射すると共に、パーソナルコンピュータ42から各ページ毎の記録信号を所定のタイミングで空間光変調器36に供給し、ホログラム記録媒体24へのホログラム記録処理を実行する。
即ち、レーザ発振器10から射出されたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ16に入射し、偏光ビームスプリッタ16によりレーザ光を参照光用の光(S偏光)と信号光用の光(P偏光)との2つの光に分離される。偏光ビームスプリッタ16を透過したP偏光は、反射ミラー28で反射され、レンズ30、32によりコリメートされて、空間光変調器36に照射される。空間光変調器36に照射された光は、空間光変調器36で記録信号に応じて変調されて信号光が生成される。生成されたP偏光の信号光は、レンズ34で集光され、ホログラム記録媒体24に照射される。
一方、偏光ビームスプリッタ16で反射されたS偏光は、反射ミラー18で反射されて、レンズ20で集光され、球面参照波からなる参照光が生成される。生成されたS偏光の参照光は、ホログラム記録媒体24に信号光と同じ側から照射される。このように信号光と参照光とが同時に照射されることで、信号光と参照光の干渉により光が強めあうところでは屈折率あるいは吸収変化が生じ、弱めあうところではこれらの変化が少ない。この現象によって各ページのホログラム記録が行われる。ここでは、信号光と参照光とをホログラム記録媒体24の同じ側から照射することで、ホログラム記録媒体24には、厚さ方向に高密度記録が可能な透過型ホログラムが記録される。
次に、図1に示すホログラム記録再生装置を用いて、記録されたホログラムを再生する場合には、まず、駆動装置(図示せず)を駆動し、シャッター12を光路中に挿入する。これにより、偏光ビームスプリッタ16を透過したレーザ光がシャッター12で遮断されるため、参照光のみが、ホログラムが記録されたホログラム記録媒体24に照射される。また、偏光ビームスプリッタ16で反射されたS偏光は、反射ミラー18で反射されて、レンズ20で集光され、ホログラム記録媒体24に照射される。
ホログラム記録媒体24で回折された再生光は、レンズ38を透過し、検光子44を介して光検出器40で受光される。光検出器40で受光された再生光は、電気信号に変換されてパーソナルコンピュータ42に入力され、パーソナルコンピュータに設けられているディスプレイ(図示せず)に表示される。こうして各ページのホログラム像が再生される。
図2は、上記の空間光変調器36に表示されるページ毎の画像パターン(以下、「データページ」という。)を示す図である。
データページ50は、記録データを表現するデータ領域52と、データ領域52の周囲に形成された余白領域54とから構成されている。データ領域52は複数のサブデータ領域56に分割されており、データ領域52には複数のサブデータ領域56が二次元状に配列されている。本実施の形態では、データ領域56に9個のサブデータ領域56が3×3のマトリクス状に配列されている。
図3(A)及び(B)は、サブデータ領域の画素配置を示す図である。
サブデータ領域56には、複数の画素58が二次元状に配列されている。本実施の形態では、サブデータ領域56に9個の画素58が3×3のマトリクス状に配列されている。9個の画素58は、輝度の異なる3個の参照用画素R1、R2、R3と、6個のデータ用画素D1、D2、D3、D4、D5、D6とで構成されている。この配置例では、3個の参照用画素R1、R2、R3は、マトリクスの対角線上に配置されているが、異なる位置に配置することもできる。図3(A)は各画素の配置を示す図であり、図3(B)は輝度分布を示す図である。
図4は、輝度レベルの設定と二進数列の割り当ての一例を示す図である。
3個の参照用画素R1、R2、R3の各輝度を小さい順にLr1、Lr2、Lr3とすると、データ用画素の輝度Ldは、参照用画素の輝度を基準として下記の第1〜第4レベルに設定することができる。
第1レベル Ld<Lr1
第2レベル Lr1<Ld<Lr2
第3レベル Lr2<Ld<Lr3
第4レベル Lr3<Ld
ホログラムとして記録する複数ビットの2進数列を、上記のデータ用画素の輝度レベルに対応付けて符号化することができる。上述したように4段階の輝度レベルが設定される場合には、2進数列「00」を第1レベルに対応付け、2進数列「01」を第2レベルに対応付け、2進数列「10」を第3レベルに対応付け、2進数列「11」を第4レベルに対応付けることができる。即ち、2ビットの2進数列が、輝度レベルの各々に対応付けられる。
例えば、表示可能な最大階調を256階調とすると、最低の輝度は0、最高の輝度は255である。空間光変調器36に表示するデータページの画素の輝度と、その画素の透過光の強度とが比例するとすると、3個の参照用画素の各輝度を小さい順に42、126、210とした場合に、第1レベルの輝度を0に割り当て、第2レベルの輝度を84に割り当て、第3レベルの輝度を168に割り当て、第4レベルの輝度を255に割り当てることができる。
図5は、図3に示すサブデータ領域の輝度分布を示す図である。
3個の参照用画素R1、R2、R3の輝度Lr1、Lr2、Lr3は、各々42、126、210である。6個のデータ用画素D1、D2、D3、D4、D5、D6の輝度Ld1、Ld2、Ld3、Ld4、Ld5、Ld6は、各々255、168、0、0、255、84である。サブデータ領域56に含まれる9個の画素の輝度分布は、図5に示す通りである。
図6は、図3に示すサブデータ領域のデータ用画素の複号順序を示す図である。
ホログラムからの回折光は、CCD等の光検出器で検出される。光検出器上には画像パターンの実像が結像される。この画像パターンから二進数列を復号することで、デジタルデータが再生される。図6に示すように、光検出器の出力画像のサブデータ領域56に含まれる複数のデータ用画素は、所定の順序で復号される。本実施の形態では、サブデータ領域56に含まれる6個のデータ用画素D1、D2、D3、D4、D5、D6は、矢印で示すように、D1→D2→D3→D4→D5→D6の順に復号される。
次に、サブデータ領域から二進数列を複号する復号処理について説明する。サブデータ領域は、参照用画素とデータ用画素との輝度を比較することにより復号される。即ち、データ用画素の輝度が、各参照用画素の輝度より大きいか否かを判別することにより復号される。図7は、コンピュータにより実行される復号処理のルーチンを示すフローチャートである。この処理ルーチンは、ホログラムの再生時に、光検出器から検出データが入力されたときに開始される。
まず、ステップ100で、データ用画素の輝度値Ldを読み込み、ステップ102で、入力された輝度値Ldが参照用画素の輝度Lr3より大きいか否かを判断する。輝度Lr3は、参照用画素R1、R2、R3の輝度Lr1、Lr2、Lr3の中で最も大きな値を示す。肯定判断の場合は、データ用画素の輝度値Ldは第4レベルにあるので、ステップ112で、2進数列「11」を割り当て、ステップ110に進む。否定判断の場合は、次のステップ104に進む。
次のステップ104では、入力された輝度値Ldが参照用画素の輝度Lr2より大きいか否かを判断する。輝度Lr2は輝度Lr1、Lr2、Lr3の中で2番目に大きな値を示す。肯定判断の場合は、データ用画素の輝度値Ldは第3レベルにあるので、ステップ114で、2進数列「10」を割り当て、ステップ110に進む。否定判断の場合は、次のステップ106に進む。
次のステップ106では、入力された輝度値Ldが参照用画素の輝度Lr1より大きいか否かを判断する。輝度Lr1は輝度Lr1、Lr2、Lr3の中で最も小さな値を示す。肯定判断の場合は、データ用画素の輝度値Ldは第2レベルにあるので、ステップ116で、2進数列「01」を割り当て、ステップ110に進む。否定判断の場合は、データ用画素の輝度値Ldは第2レベルにあるので、ステップ108で、2進数列「00」を割り当て、ステップ110に進む。
次のステップ110では、次のデータ用画素が在るか否かが判断される。肯定判断の場合には、ステップ100に戻って、次のデータ用画素の輝度値Ldを読み込み、ステップ102〜108を繰り返す。ステップ110で否定判断の場合には、ルーチンを終了する。
図8は、図3に示すサブデータ領域から複号された二進数列を示す図である。上述した復号処理が実行されると、6個のデータ用画素が所定の順序で復号される。6個のデータ用画素D1、D2、D3、D4、D5、D6の輝度は、各々255、168、0、0、255、84である。データ用画素D1、D2、D3、D4、D5、D6の輝度レベルの各々に、11、10、00、00、11、01という2ビットの2進数列が対応付けられ、「111000001101」の12桁の二進数列が復号される。
以上説明した通り、本実施の形態では、サブデータ領域を二値画像パターンではなく多値画像パターンとし、サブデータ領域内に輝度の異なる3種類の参照用画素を設けたので、サブデータ領域に含まれる1つのデータ用画素に2ビットの二進数列を対応付けることができ、1ページあたりに記録するデータ量を大きくすることができる。
また、データ用画素の輝度が、各参照用画素の輝度より大きいか否かを順次判断することにより復号処理が行なわれるので、従来のグレースケール差分コード法と比べると、復号処理が簡単になる。
なお、上記の実施の形態では、サブデータ領域に9個の画素が3×3のマトリクス状に配列されている場合について説明したが、サブデータ領域に(m×n)個の画素がm行n列のマトリクス状に配列されている場合について説明する。例えば、9個の画素を1×9のマトリクス状に配列してもよい。各々のサブデータ領域にq種類の輝度レベルを有する参照用画素を各々1個入れるとすると、データ用画素1個あたりで表現可能な二進数での桁数はp桁であり、参照用画素の数qとの関係は下記式(1)で表される。
p≦log2(q+1) 式(1)
pには、式(1)を満たす最大の整数を選択する。特に、参照用画素の数qが下記式(2)を満たすとき、式(1)の等号が成り立ち、p=sとなる。pを一定としたとき、参照用画素数qを最小にするには、下記式(2)を満足させる。
q=2s−1 (sは正の整数) 式(2)
一般的に、1個のサブデータ領域あたり表示可能な二進数での桁数rは下記式(3)で表される。
r=(mn−q)p 式(3)
これら式(1)乃至(3)から分かるように、サブデータ領域に含まれる参照用画素の数q、即ち、互いに輝度の異なる参照用画素の数qを増やすことで、データ用画素1個あたりで表現可能な桁数pを増やすことができる。
上述したm=n=3,q=3(p=2)の場合には、サブデータ領域の全画素数m×nは9、データ用画素1個あたりで表現可能な桁数pは2、参照用画素の数qは3であり、表示可能な二進数での桁数rは12となる。このように参照用画素を3つ以上用いることで、1つのデータ用画素に複数ビットの情報を持たせることができ、複雑な計算をすることなく、単純に参照用画素との輝度を比較するだけで、複数ビットの情報を持ったデータを読み取ることができる。
なお、多値の輝度を再現良く再生するためには、空間光変調器に表示された個々のサブデータ領域に入射する光強度分布が一様であることが望ましい。現実的には、入射光はガウス分布型の強度分布を有するため、サブデータ領域のサイズ(m×n)は、参照用画素の数qに応じて規定することが好ましい。サブデータ領域のサイズ(m×n)は、q×q〜4q×4qの範囲が好ましく、q×q〜2q×2qの範囲がより好ましい。
また、上記の実施の形態では、サブデータ領域の個々の画素を参照用画素、データ用画素とする例について説明したが、複数の画素からなるセルを参照用セル、データ用セルとし、各セル毎に輝度を設定することもできる。図9は、サブデータ領域の画素配置の他の一例を示す図である。この例では、サブデータ領域56には、36個の画素58が6×6のマトリクス状に配列されており、36個の画素58は複数のセル60に分割されている。
各セル60内の4個の画素58には、1種類のデータ(階調レベル)が設定されている。3個の参照用セルSR1、SR2、SR3の輝度は、各々42、126、210である。6個のデータ用セルSD1、SD2、SD3、SD4、SD5、SD6の輝度は、各々255、168、0、0、255、84である。
図1に示す構成と同じ構成のホログラム記録再生装置を用い、図9に示すサブデータ領域を含むデータページを空間光変調器に表示して、ホログラム記録媒体にホログラムを記録し、記録したホログラムを再生する実験を行った。再生像を光検出器として用いたCCDにて撮像し、空間光変調器の1画素とCCDの1画素とを対応させた。実験条件を以下に示す。
記録光及び読出し光の波長:532nm
記録光エネルギー:178mJ/cm2
読出し光エネルギー:1mJ/cm2
記録媒体の材料:アゾポリマー
記録媒体の膜厚:250μm
なお、上記のアゾポリマーとしては、Jpn. J. Appl. Phys. 43 (2004) 4964に記載されているアゾポリマーを用いた。
図10は、データページを空間光変調器に表示したときの入力画素の輝度と、光検出器40で検出された画像パターンの出力画素の輝度との相関関係を示す図である。図10から分かるように、入力画素の輝度が増加するに従い、出力画素の輝度も増加している。この結果は、データ用画素との輝度を参照用画素の輝度と比較することにより、サブデータ領域から二進数列を複号することが可能であることを示す。なお、本実験では、入力画素の輝度レベルをほぼ等間隔に設定したため、出力画素の輝度は、空間光変調器に起因する非線形性を示したが、この非線形性を考慮して、入力画素の輝度間隔を決定することで、出力画素の輝度間隔を等しくすることができる。これにより、SN比を向上させることが可能である。
また、図11は、サブデータ領域の画素配置の他の一例を示す図である。この例では、各セル60内の4個の画素58には、1種類のデータ(輝度レベル)が設定されている。例えば、参照用セルSR1の左上に配置された1個の画素が参照用画素R1であり、参照用画素R1の輝度は42である。同様に、参照用セルSR1、SR2、SR3、データ用セルSD1、SD2、SD3、SD4、SD5、SD6の各々について、4個の画素からなるセルの左上に配置された1個の画素に、データが設定されている。このように、セル内の一部の画素にデータを設定することで、ページ内クロストークやCCDの位置ずれに対して耐性を持たせることができる。なお、データを設定しない画素については、光が透過しないようにするために、輝度を0レベルにすることが望ましい。
ホログラム記録再生装置の構成を示す概略図である。 空間光変調器に表示されるデータページを示す図である。 サブデータ領域の画素配置を示す図である。 輝度レベルの設定と二進数列の割り当ての一例を示す図である。 図3に示すサブデータ領域の輝度分布を示す図である。 図3に示すサブデータ領域のデータ用画素の複号順序を示す図である。 復号処理のルーチンを示すフローチャートである。 図3に示すサブデータ領域から複号された二進数列を示す図である。 サブデータ領域の画素配置の他の一例を示す図である。 図9に示すサブデータ領域を含むデータページを空間光変調器に表示したときの入力画素の輝度と、光検出器で検出された画像パターンの出力画素の輝度との相関関係を示す図である。 サブデータ領域の画素配置の更に他の一例を示す図である。
符号の説明
10 レーザ発振器
12 シャッター
16 偏光ビームスプリッタ
18 反射ミラー
20 レンズ
22 ステージ
24 ホログラム記録媒体
26 旋光子
28 反射ミラー
30 レンズ
32 レンズ
34 レンズ
36 空間光変調器
38 レンズ
40 光検出器
42 パーソナルコンピュータ
44 検光子
46 パターン発生器
48 駆動装置
50 データページ
52 データ領域
54 余白領域
56 サブデータ領域
56 データ領域
58 画素
60 セル

Claims (13)

  1. 輝度の異なる複数の参照用画素と、輝度に応じてデータを表すデータ用画素と、を含む二次元画像を用い、
    ホログラムとして記録する複数ビットの2進数列を、前記複数の参照用画素の輝度を基準とする前記データ用画素の輝度レベルに対応付けて符号化する、
    二次元符号化方法。
  2. 前記参照用画素をq種類用いて前記データ用画素1個でpビットを表現するときに、前記pが、p≦log2(q+1)を満たす最大の整数であることを特徴とする請求項1に記載の二次元符号化方法。
  3. 前記qが、q=2s−1(sは2以上の整数)を満たすことを特徴とする請求項2に記載の二次元符号化方法。
  4. 前記q種類の参照用画素の各輝度を小さい順にLr1、Lr2、…、Lrqとしたときに、前記データ用画素の輝度Ldを下記の第1〜第(q+1)レベルに設定することを特徴とする請求項3に記載の二次元符号化方法。
    第1レベル Ld<Lr1
    第2レベル Lr1<Ld<Lr2

    第qレベル Lrq-1<Ld<Lrq
    第q+1レベル Lrq<Ld
  5. 前記参照用画素を3種類以上用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の二次元符号化方法。
  6. 輝度の異なる3種類の参照用画素を用い、前記参照用画素の輝度の各々を基準に前記データ用画素の輝度レベルを4段階に設定し、2ビットの2進数列を設定された輝度レベルに対応付けて符号化することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の二次元符号化方法。
  7. 前記3種類の参照用画素の各輝度を小さい順にLr1、Lr2、Lr3としたときに、前記データ用画素の輝度Ldを下記の第1〜第4レベルに設定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の二次元符号化方法。
    第1レベル Ld<Lr1
    第2レベル Lr1<Ld<Lr2
    第3レベル Lr2<Ld<Lr3
    第4レベル Lr3<Ld
  8. 2進数列「00」を前記第1レベルに対応付け、2進数列「01」を前記第2レベルに対応付け、2進数列「10」を前記第3レベルに対応付け、2進数列「11」を前記第4レベルに対応付ける請求項7に記載の二次元符号化方法。
  9. 前記第1〜第4レベルを256階調の輝度の中で割り当てる請求項7または8に記載の二次元符号化方法。
  10. 前記3種類の参照用画素の各輝度を小さい順に42、126、210としたときに、前記第1レベルの輝度を0に割り当て、前記第2レベルの輝度を84に割り当て、前記第3レベルの輝度を168に割り当て、前記第4レベルの輝度を255に割り当てる請求項9に記載の二次元符号化方法。
  11. 前記二次元画像のデータ領域が、輝度の異なる複数の参照用画素と前記データ用画素とを含む複数のサブデータ領域に分割され、サブデータ領域毎に復号が可能な請求項1乃至10のいずれか1項に記載の二次元符号化方法。
  12. 前記サブデータ領域に、輝度の異なる3個の参照用画素と6個のデータ用画素とが3×3のマトリックス状に配置された請求項11に記載の二次元符号化方法。
  13. 前記二次元画像に含まれる前記データ用画素の復号順序が予め設定された請求項1乃至12のいずれか1項に記載の二次元符号化方法。
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