JP2007087304A - 画像処理装置、入力画像補正方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、入力画像補正方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって従来よりも簡単に入力画像の中からノイズを取り除くことができるようにする。
【解決手段】画像処理装置1に、原稿画像GA0に含まれるノイズの画像を検出するノイズ画像検出部103と、ユーザによって指定された、原稿画像GA0を複数に分割した分割画像のうちの1つまたは複数を、ノイズ画像検出部103によって検出されたノイズの画像であるノイズ画像Gzのうちのその指定された分割画像に含まれるものの位置を示す印とともに表示する、画面表示処理部102と、表示されている分割画像に含まれるノイズ画像Gzのうちのノイズ画像検出部103によって誤ってノイズの画像として検出されたものをユーザに選択させるためのノイズ編集ウィンドウWN2と、ノイズ画像Gzのうちのノイズ編集ウィンドウWN2において選択されたもの以外を原稿画像GA0から除去した画像である補正画像GA2を生成する入力画像補正部107と、を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、スキャナなどで入力された入力画像を補正する画像処理装置および補正方法などに関する。
原稿の画像をスキャナによって入力すると、その入力画像の中にノイズの画像が含まれてしまうことがある。より綺麗な入力画像を得るためには、入力画像からノイズを除去するのが望ましい。そこで、例えば、特許文献1に記載されるような、入力画像からノイズを取り除く方法が提案されている。
係る方法によると、画像処理装置は、画像入力機器から読み込まれた入力画像を、連続する黒画素を一まとめにした外接矩形の集合として抽出する。次に各矩形について、ノイズであるか否かの判定を行う。ノイズと判定した矩形内の黒画素を白画素に変換することによって、ノイズを取り除く。ノイズを除去した入力画像を、ディスプレイに表示させる。ここで、ユーザは、表示されたその入力画像を確認しつつ、誤判定されたノイズの修正指示を行う。つまり、除去されていないノイズに対しては、ノイズである事を指示し、除去されてしまった画像の一部はノイズでない旨の指示を行う。そして、指示された内容は実行され、画像は修正される。修正作業が終了した時点でノイズ除去の処理が完了する。
特開2004−110128号公報
しかし、特許文献1に記載されるような従来の方法では、修正の指示が難しい。なぜなら、通常、ノイズは入力画像の広範囲に点在している。よって、最初の除去処理の際に除去できなかったノイズも広範囲に点在しているので、ユーザは、これらを1つずつ指定する作業をしていると、どこまで作業が進んだのかが徐々に分かりにくくなり、精神的負担が大きくなってしまうからである。作業のミスも発生しやすい。
また、ノイズでないにも関わらず除去されてしまった部分を指定するのはもっと難しい。なぜなら、係る部分は既に除去されておりディスプレイに表示されないので、元の原稿とディスプレイに表示されている画像とを比較しながら指定しなければならないからである。
本発明は、このような問題点に鑑み、ユーザにとって従来よりも簡単に入力画像の中からノイズの部分を正確に取り除くことができるようにすることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、画像入力装置によって入力された画像である入力画像に含まれるノイズの画像を検出するノイズ画像検出手段と、ユーザによって指定された、前記入力画像を複数に分割した分割画像のうちの1つまたは複数を、前記ノイズ画像検出手段によって検出されたノイズの画像である検出ノイズ画像のうちの当該指定された分割画像に含まれるものの位置を示す印とともに表示する、分割画像表示手段と、表示されている前記分割画像に含まれる前記検出ノイズ画像のうちの前記ノイズ画像検出手段によって誤ってノイズの画像として検出されたものをユーザに選択させるための誤検出ノイズ選択手段と、前記検出ノイズ画像のうちの前記誤検出ノイズ選択手段によって選択されたもの以外を前記入力画像から除去した画像であるノイズ補正画像を生成するノイズ補正画像生成手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記入力画像の前記各分割画像に対応するセルが当該各分割画像同士の相対的な位置関係に従って配置されてなるセル群を、当該各セルのうちの、前記分割画像表示手段によって現在表示されている前記分割画像に対応するセルが、第一の表示形態になるように、ユーザによってノイズの検出の誤りの有無を確認された前記分割画像に対応するセルが、第二の表示形態になるように、および前記分割画像表示手段によって現在表示されておらずかつ未だユーザによってノイズの検出の誤りの有無を確認されていない前記分割画像に対応するセルが、第三の表示形態になるように、表示する、分割画像セル表示手段、を有する。
または、画像入力装置によって入力された画像である入力画像に含まれるノイズの画像を検出するノイズ画像検出手段と、前記入力画像に含まれる、ノイズであると疑わしい部分の画像である疑ノイズ画像を検出する、疑ノイズ画像検出手段と、前記入力画像を、当該入力画像に含まれる、前記ノイズ画像検出手段によって検出されたノイズの画像である検出ノイズ画像の位置に、第一の印を施しかつ当該入力画像に含まれる前記疑ノイズ画像の位置に第二の印を施して、表示する、入力画像表示手段と、表示されている前記入力画像に含まれる前記検出ノイズ画像のうちの前記ノイズ画像検出手段によって誤ってノイズの画像として検出されたものおよび前記疑ノイズ画像のうちのノイズの画像であるものをユーザに選択させるための選択手段と、前記検出ノイズ画像のうちの前記選択手段によって選択されたもの以外と前記疑ノイズ画像のうちの前記選択手段によって選択されたものとを前記入力画像から除去した画像であるノイズ補正画像を生成するノイズ補正画像生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明において、検出ノイズ画像の位置の印および疑ノイズ画像の位置の印は、例えば、その検出ノイズ画像および疑ノイズ画像に、元の画像とは異なる色を付けることによって施される。または、その検出ノイズ画像および疑ノイズ画像の周囲を、点線または一点鎖線などで囲うことによって印を施してもよい。または、その検出ノイズ画像および疑ノイズ画像の上にアイコンを印として表示するようにしてもよい。
本発明によると、ユーザは、従来よりも簡単に入力画像の中からノイズの部分を正確に取り除くことができる。
図1は画像処理装置1が設けられたシステムの全体的な構成の例を示す図、図2は画像処理装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は画像処理装置1の機能的構成の例を示す図である。
本発明に係る画像処理装置1とMFP(Multi Function Peripherals)2とは、図1に示すように、通信回線3を介して互いに接続されている。通信回線3として、インターネット、LAN、公衆回線、または専用線などが用いられる。USBまたはRS−232Cなどのインタフェースを介して接続してもよい。
画像処理装置1は、図2に示すように、画像処理装置本体10、ディスプレイ11、および入力装置12などによって構成される。入力装置12は、マウスまたはキーボードなどの、ユーザが画像処理装置本体10に対してデータまたは指令などを入力するための装置である。
画像処理装置本体10は、CPU10a、RAM10b、ROM10c、ハードディスク10d、通信インタフェース10e、ビデオインタフェース10f、および入力インタフェース10gなどからなる。
通信インタフェース10eは、NIC(Network Interface Card)またはモデムなどであって、通信回線3を介してMFP2と通信を行うために用いられる。ビデオインタフェース10fおよび入力インタフェース10gは、それぞれ、ディスプレイ11および入力装置12と接続するために用いられる。
ハードディスク10dには、図3に示すような原稿画像受信部101、画面表示処理部102、ノイズ画像検出部103、疑ノイズ画像検出部104、ノイズ除去画像生成部105、画像分割部106、入力画像補正部107、画像等記憶部1M1、および修正ノイズ位置等記憶部1M2などの機能を実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは、必要に応じてRAM10bに呼び出され、CPU10aによってプログラムが実行される。
画像処理装置1として、例えばパーソナルコンピュータまたはワークステーションなどが用いられる。
MFP2は、コピー、ネットワークプリンティング、スキャナ、ファックス、ドキュメントサーバ、およびファイル転送などの機能を備えた画像形成装置である。「複合機」などと呼ばれることもある。
以下、図3に示す画像処理装置1の各部およびMFP2の機能および処理内容などについて詳細に説明する。
図4は原稿画像ウィンドウWN1の表示例を示す図、図5はノイズ編集ウィンドウWN2および領域確認ウィンドウWN3の表示例を示す図、図6は補正画像生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図3において、MFP2は、原稿台にセットされた原稿の用紙に描かれている写真、文字、絵、図表などの画像をスキャナによって光学的に読み取り、画像ファイルFGを生成する。そして、その画像ファイルFGをFTP(File Transfer Protocol)などによって画像処理装置1に転送する。以下、MFP2によって読み取られた原稿の画像を「原稿画像GA0」と記載する。なお、本実施形態では、原稿画像GA0が白黒の二値画像である場合を例に説明する。
画像処理装置1の原稿画像受信部101は、MFP2から原稿画像GA0の画像ファイルFGを受信する。受信された原稿画像GA0の画像ファイルFGは、画像等記憶部1M1に記憶される。画像等記憶部1M1には、そのほか、後に説明するノイズ画像Gz、疑ノイズ画像Gd、分割画像GAb、および補正画像GA2などの画像の画像データが記憶される。
画面表示処理部102は、MFP2からの画像ファイルFGが受信された後、図4に示すような原稿画像ウィンドウWN1をデスクトップDPに表示させる。この原稿画像ウィンドウWN1は、画像表示領域RY1、拡大率指定メニューKM1、および分割実行ボタンBN1などによって構成される。画像表示領域RY1には、受信された画像ファイルFGに基づいて原稿画像GA0が表示される。
原稿画像GA0のサイズまたは形状と画像表示領域RY1のサイズまたは形状との関係で、原稿画像GA0を画像表示領域RY1に表示しきれないときは、原稿画像GA0の一部分だけを画像表示領域RY1に表示させる。この場合は、ユーザは、画像表示領域RY1の右方のスクロールボタンを操作して原稿画像GA0をスクロールさせ、表示されていない部分を表示させることができる。
なお、画面表示処理部102は、後に説明するノイズ編集ウィンドウWN2および領域確認ウィンドウWN3(図5参照)などのウィンドウをデスクトップDPに表示させる処理も行う。
ところで、原稿画像GA0には、MFP2がその元の原稿を読み取った際に発生したノイズの画像が含まれていることがある。本実施形態に係る画像処理装置1によると、ユーザは、この原稿画像ウィンドウWN1の画像表示領域RY1の原稿画像GA0を拡大表示させてノイズを確認しながら、ノイズを正確に除去するように画像処理装置1に対して指示を与えることができる。
ノイズ画像検出部103は、原稿画像GA0に発生しているノイズの画像を検出する。以下、ノイズ画像検出部103によって検出されたノイズの画像を「ノイズ画像Gz」と記載する。ノイズ画像Gzは、公知の方法によって検出すればよいが、本実施形態では、例えば次のような方法で検出する。
所定のサイズαとして、「αx×αy」を予め設定しておく。原稿画像GA0の中から黒色を示す値を有する1つの画素または連続する複数の画素からなる塊を検索する。つまり、白色を示す値を有する画素によって周囲を囲まれた画素の塊を検索する。そして、検索された塊のサイズがサイズα未満である場合すなわちその塊の横方向の長さがαx未満でありかつ縦方向の長さがαy未満である場合に、その塊の部分の画像をノイズ画像Gzであると判別する。
疑ノイズ画像検出部104は、原稿画像GA0の中からノイズであると疑われる画像を検出する。以下、疑ノイズ画像検出部104によって検出された画像を「疑ノイズ画像Gd」と記載する。疑ノイズ画像Gdは、次のような方法によって検知すればよい。
所定のサイズβとして、「βx×βy」を予め設定しておく。原稿画像GA0の中から黒色を示す値を有する連続する複数の画素の塊を検索する。そして、検索された塊のサイズがサイズα以上でありかつサイズβ未満である場合すなわちその塊の横方向の長さがαx以上かつβx未満でありかつ縦方向の長さがαy以上かつβy未満である場合に、その塊の画像を疑ノイズ画像Gdであると判別する。ただし、「βx≧αx」かつ「βy≧αy」かつ「(βx×βy)>(αx×αy)」である。
ノイズ画像検出部103によって検出されたノイズ画像Gzの画像データは、原稿画像GA0におけるそのノイズ画像Gzの各画素の位置を示す位置情報Pzとともに、画像等記憶部1M1に記憶される。同様に、疑ノイズ画像検出部104によって検出された疑ノイズ画像Gdの画像データは、原稿画像GA0におけるその疑ノイズ画像Gdの各画素の位置を示す位置情報Pdとともに、画像等記憶部1M1に記憶される。
ノイズ除去画像生成部105は、ノイズ画像検出部103によって検出されたノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像検出部104によって検出された疑ノイズ画像Gdを原稿画像GA0から除去することによってノイズ除去画像GA1を生成する。ノイズ除去画像GA1は、公知の方法によって生成すればよい。例えば、原稿画像GA0の中の、検出されたノイズ画像Gzの各画素の値および疑ノイズ画像Gdの各画素の値を、白を示す値に変更することによって、ノイズ除去画像GA1を生成することができる。生成されたノイズ除去画像GA1は、画像等記憶部1M1に記憶される。
画像分割部106は、ノイズ除去画像GA1を複数の矩形の領域の画像に分割する処理を行う。係る処理は、ユーザが図4の原稿画像ウィンドウWN1などで指定した拡大率に基づいて行われる。
すなわち、ユーザが、デスクトップDPに表示されている原稿画像ウィンドウWN1において、拡大率指定メニューKM1を操作して原稿画像GA0の表示の拡大率(以下、「拡大率Kr」と記載する。)を指定し分割実行ボタンBN1をクリックすると、画像分割部106は、その原稿画像GA0のノイズ除去画像GA1を分割する処理を開始する。
まず、原稿画像GA0を拡大率Krに応じて拡大したときのサイズを算出する。つまり、原稿画像GA0の横の長さおよび縦の長さをそれぞれLxおよびLyとすると、「Lx×Kr」および「Ly×Kr」を算出する。例えば、「Kr=500%」である場合は、LxおよびLyをそれぞれ5倍する。以下、算出された拡大時の横の長さおよび縦の長さをそれぞれLx’およびLy’と記載する。
「Lx’/RYx」および「Ly’/RYy」を算出し、割り切れない場合は算出した商の小数点第一位を繰り上げる。ただし、RYxおよびRYyは、それぞれ、後に説明する画像表示領域RY2(図5参照)の横の長さおよび縦の長さである。以下、このようにして求められた値を、それぞれ、DVx、DVyと記載する。
そして、ノイズ除去画像GA1を、DVx×DVy個の矩形の領域の画像に等分する。これにより、ノイズ除去画像GA1の分割の処理が完了する。以下、分割された各画像を「分割画像GAb」と記載する。
画像分割部106によってノイズ除去画像GA1が複数の分割画像GAbに分割された後、画面表示処理部102は、原稿画像ウィンドウWN1をクローズする。そして、図5に示すように、ノイズ編集ウィンドウWN2および領域確認ウィンドウWN3をデスクトップDPに表示させる。
ノイズ編集ウィンドウWN2は、画像表示領域RY2、拡大率指定メニューKM2、分割実行ボタンBN2、チェックボックスCB2、上移動ボタンMB21、下移動ボタンMB22、右移動ボタンMB23、および左移動ボタンMB24などによって構成されている。
画面表示処理部102は、画像表示領域RY2に、ノイズ除去画像GA1の分割画像GAbのうちのいずれか1つを、ユーザが指定した拡大率Krで拡大して表示させる。さらに、その分割画像GAbの元の原稿画像GA0に含まれていたノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdのうちの、その分割画像GAbの領域内に位置していたものを、その分割画像GAbの上にレイヤのように重ね合わせて表示させる。
ノイズ画像Gzを分割画像GAbに重ね合わせる位置は、そのノイズ画像Gzの位置情報Pzに基づいて、そのノイズ画像Gzが元にあった位置になるようにする。つまり、ノイズ画像Gzは、それが分割画像GAbから削除されていなければその分割画像GAbに表れていた位置に、重ね合わされる。疑ノイズ画像Gdについても同様である。
また、ノイズ画像Gz、疑ノイズ画像Gd、および分割画像GAbの表示形態をそれぞれ異なるようにして、ユーザが簡単に区別することができるようにする。例えば、分割画像GAbのコンテンツ部分を黒色で表示し、ノイズ画像Gzのコンテンツ部分を赤色で表示し、疑ノイズ画像Gdのコンテンツ部分を黄色で表示する。または、ノイズ画像Gzの周囲を点線で囲み、疑ノイズ画像Gdの周囲を一点鎖線で囲んでもよい。
このような処理によって、画像表示領域RY2には、原稿画像GA0の分割画像が、それに含まれるノイズ画像Gzの部分、疑ノイズ画像Gdの部分、およびこれら以外の画像の部分(分割画像GAb)をそれぞれ異なる表示形態によって、表示される。
なお、ノイズ編集ウィンドウWN2を表示させた時点では、デフォルトとして、ノイズ除去画像GA1の分割画像GAbのうちの一番左上に位置する分割画像GAbを画像表示領域RY2に表示させる。そして、右移動ボタンMB23がクリックされたら、現在表示している分割画像GAbの表示を止め、その右隣の分割画像GAbを表示させる。このときも、新たに表示させたその分割画像GAbの領域の範囲内にあったノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdを、重ね合わせて表示させる。同様に、下移動ボタンMB22がクリックされたらその下隣の分割画像GAb、ノイズ画像Gz、および疑ノイズ画像Gdを表示させ、左移動ボタンMB24がクリックされたらその左隣の分割画像GAb、ノイズ画像Gz、および疑ノイズ画像Gdを表示させ、上移動ボタンMB21がクリックされたらその上隣の分割画像GAb、ノイズ画像Gz、および疑ノイズ画像Gdを表示させる。
領域確認ウィンドウWN3は、表示位置確認テーブルTL3および補正実行ボタンBN3などによって構成される。表示位置確認テーブルTL3は、DVx×DVy個のセルすなわち分割された分割画像GAbの個数分のセルを有する。各セルは、相対的な位置関係が同じである分割画像GAbと対応している。つまり、左からX番目でありかつ上からY番目であるセルは、分割された分割画像GAbのうちの左からX番目でありかつ上からY番目である分割画像GAbに対応している。
ノイズ編集ウィンドウWN2の画像表示領域RY2に現在表示されている分割画像GAbに対応するセルは、他のセルと異なる表示形態(例えば黒色など)で表示される。したがって、画像表示領域RY2に表示される分割画像GAbが変わるごとに、黒色のカーソルが移動するかのように、セルの表示形態が変化する。
ノイズ編集ウィンドウWN2において、ユーザは、画像を今よりも拡大して見たい場合は、前に指定した拡大率Krよりも大きな拡大率Krを、拡大率指定メニューKM2を操作して指定する。または、縮小して見たい場合は、前に指定した拡大率Krよりも小さな拡大率Krを指定する。そして、分割実行ボタンBN2をクリックする。
すると、画像分割部106は、新たに指定された拡大率Krに基づいてノイズ除去画像GA1の分割の処理をやり直す。画面表示処理部102は、再分割された分割画像GAbを画像表示領域RY2に表示させる。
また、ユーザは、ノイズ編集ウィンドウWN2の画像表示領域RY2において、本来ノイズでないにも関わらずノイズ画像検出部103によって検出されたノイズ画像Gzを確認し指定することができる。また、疑ノイズ画像検出部104によって検出された疑ノイズ画像Gdのうちノイズであるものを確認し指定することができる。これらの指定は、例えば、そのノイズ画像Gzまたは疑ノイズ画像Gdの画像の上にマウスポインタを合わせ、マウスのボタンをダブルクリックするなどして選択することによって行う。
すると、図3の修正ノイズ位置等記憶部1M2は、指定されたノイズ画像Gzの位置情報Pzに示される位置(つまり、実際はノイズでないノイズ画像Gzの、元のノイズ除去画像GA1における位置)を、非ノイズ位置情報Nzとして記憶する。また、指定された疑ノイズ画像Gdの位置情報Pzに示される位置(つまり、実際にノイズである疑ノイズ画像Gdの、元のノイズ除去画像GA1における位置)を、ノイズ位置情報Ndとして記憶する。
指定されたノイズ画像Gzの表示形態は、指定されていないノイズ画像Gzの表示形態と異なるようにし、ユーザが簡単に区別することができるようにする。例えば、指定されたノイズ画像Gzの色を、指定されていないノイズ画像Gzの色よりも濃くして表示する。疑ノイズ画像Gdについても同様である。
ユーザは、ノイズ画像Gzまたは疑ノイズ画像Gdを誤って指定した場合は、そのノイズ画像Gzまたは疑ノイズ画像Gdをもう一度ダブルクリックするなどして選択する。すると、そのノイズ画像Gzの非ノイズ位置情報Nzまたは疑ノイズ画像Gdのノイズ位置情報Ndが修正ノイズ位置等記憶部1M2から削除されるとともに、そのノイズ画像Gzまたは疑ノイズ画像Gdの表示形態が元に戻る。これにより、指定が解除される。
画像表示領域RY2に現在表示されているノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdについて必要な指定が終わったら、ユーザは、上移動ボタンMB21、下移動ボタンMB22、右移動ボタンMB23、および左移動ボタンMB24のうちのいずれかをクリックする。
すると、画面表示処理部102は、画像表示領域RY2の表示内容を一旦クリアした後、その移動ボタンに対応する隣の分割画像GAbを画像表示領域RY2に表示させ、さらに、その分割画像GAbの範囲内にあったノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdをその分割画像GAbにレイヤのように重ね合わせて表示する。これにより、画像表示領域RY2には、隣り合う分割画像GAbがコマ送りのように順番に表示される。
また、このとき、領域確認ウィンドウWN3の表示位置確認テーブルTL3の中の、直前に画像表示領域RY2に表示されていた分割画像GAbに対応するセルを、確認済であることがユーザに分かるように、灰色などの色で強調表示する。さらに、新たに表示された分割画像GAbに対応するセルを黒色に変更する。ここで、ユーザは、新たに重ね合わせて表示されたノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdについても、誤って検出されたものおよびノイズであるものを指定する。
画面表示処理部102は、既に確認済である分割画像GAbが画像表示領域RY2にもう一度表示するときは、チェックボックスCB2を「オン」の状態にしておき、画像表示領域RY2の全体が薄い灰色などでマスクされるようにする。ただし、マスクの下の分割画像GAb、ノイズ画像Gz、および疑ノイズ画像Gdを、透けて見えるようにする。このような表示形態は、その分割画像GAbの範囲内にあったノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdについての指定が禁止されている(つまり、編集不可である)ことを意味する。そこで、ユーザは、これらのノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdについて指定をやり直したい場合は、チェックボックスCB2をクリックして「オフ」にする。これにより、マスクの表示および指定の禁止が解除され、再指定が可能となる。
入力画像補正部107は、領域確認ウィンドウWN3の中の補正実行ボタンBN3がクリックされると、例えば図6(a)に示すような手順で原稿画像GA0を補正し、補正画像GA2を生成する処理を行う。
補正対象である原稿画像GA0のノイズ除去画像GA1と、修正ノイズ位置等記憶部1M2に記憶されている非ノイズ位置情報Nzに示される位置にあるノイズ画像Gz(つまり、ノイズ画像検出部103によって誤って検知されたが本来はノイズでないノイズ画像Gz)の画像データおよびその位置情報Pzと、いずれのノイズ位置情報Ndにも示されない位置にある疑ノイズ画像Gd(つまり、ノイズの疑いがあるものとして疑ノイズ画像検出部104によって検知された疑ノイズ画像Gdのうちの、実際はノイズでない疑ノイズ画像Gd)の画像データおよびその位置情報Pdとを、画像等記憶部1M1から呼び出す(図6(a)の#201)。
呼び出したノイズ除去画像GA1に、同じく呼び出したノイズ画像Gzを重ね合わせる(#202)。ただし、そのノイズ画像Gzを重ね合わせる位置は、そのノイズ画像Gzの位置情報Pzに示される位置とする。
さらに、そのノイズ除去画像GA1に、呼び出した疑ノイズ画像Gdを重ね合わせる(#203)。この場合もステップ#202と同様に、その疑ノイズ画像Gdを重ね合わせる位置は、その疑ノイズ画像Gdの位置情報Pdに示される位置とする。
このように、ノイズでありまたはその疑いがあると機械的に判別された部分の画像が除去されているノイズ除去画像GA1の上に、ユーザが指定した実際はノイズでない画像を重ね合わせることによって、原稿画像GA0からノイズがより正確に除去された補正画像GA2を生成することができる。
または、図6(b)に示すような手順で、ノイズ除去画像生成部105によって前に実行したノイズ除去画像GA1の生成処理を取り消し(Undoし)、ユーザがノイズ編集ウィンドウWN2で指定した内容などに基づいてノイズ除去画像GA1の生成をやり直すことによって補正画像GA2を生成してもよい。
まず、画像等記憶部1M1および修正ノイズ位置等記憶部1M2に記憶されている位置に関する情報に基づいて、原稿画像GA0に発生しているノイズの位置を確認する。具体的には、画像等記憶部1M1に記憶されている位置情報Pzの中から、修正ノイズ位置等記憶部1M2に記憶されている非ノイズ位置情報Nzが示す位置のうちのいずれをも示さない位置情報Pzを呼び出す(図6(b)の#211)。つまり、ノイズ画像検出部103によって誤りなく検知されたノイズ画像Gzの位置情報Pzを呼び出す。さらに、修正ノイズ位置等記憶部1M2に記憶されているノイズ位置情報Ndを呼び出す(#212)。つまり、実際にノイズである疑ノイズ画像Gdのノイズ位置情報Ndを呼び出す。
そして、原稿画像GA0を構成する画素のうちの、ステップ#211、#212で呼び出した位置情報Pzおよびノイズ位置情報Ndにそれぞれ示される位置の画素を、白色の値を示すように変更することによって、ノイズ除去画像GA1を生成し直す(#213)。このようにして生成されたノイズ除去画像GA1が補正画像GA2となる。
次に、画像処理装置1が原稿画像GA0からノイズを除去して補正画像GA2を生成する際の全体的な処理の流れを、フローチャートを参照して説明する。図7は画像処理装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図7において、画像処理装置1は、MFP2から原稿画像GA0のデータを取得すると(#1)、その原稿画像GA0の中からノイズ画像Gzおよびその位置情報Pzを検出するとともに(#2)、疑ノイズ画像Gdおよびその位置情報Pdを検出する(#3)。そして、検出したノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdを原稿画像GA0から除去することによってノイズ除去画像GA1を生成し(#4)、デスクトップDPに原稿画像ウィンドウWN1(図4参照)を表示させる(#5)。この原稿画像ウィンドウWN1の画像表示領域RY1には、ステップ#4で生成したノイズ除去画像GA1が表示されている。
ここで、ユーザによって拡大率Krの指定がなされると(#6)、画像処理装置1は、拡大率Krに応じてノイズ除去画像GA1を複数の分割画像GAbに分割し(#7)、原稿画像ウィンドウWN1をクローズした後、ノイズ編集ウィンドウWN2および領域確認ウィンドウWN3(図5参照)をデスクトップDPに表示させる(#8)。
このノイズ編集ウィンドウWN2の画像表示領域RY2には、ステップ#7で分割した分割画像GAbのうちのいずれか1つを拡大率Krに応じて拡大表示する。さらに、分割画像GAbには、ステップ#2で検出されたノイズ画像Gzおよびステップ#3で検出された疑ノイズ画像Gdのうちの、その分割画像GAbの領域内に位置していたものを、その分割画像GAbの上にレイヤのように重ね合わせて表示する。これらのノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdも、拡大率Krに応じて拡大表示する。
ここで、ユーザは、画像表示領域RY2に表示されているノイズ画像Gzのうちの、ノイズであると誤って検出されているノイズ画像Gzを、マウスでダブルクリックするなどして指定する。さらに、画像表示領域RY2に表示されている疑ノイズ画像Gdのうちの、ノイズである疑ノイズ画像Gdを指定する。
画像処理装置1は、これらの指定を受け付けると(#9)、指定されたノイズ画像Gzの非ノイズ位置情報Nzおよび疑ノイズ画像Gdのノイズ位置情報Ndを取得する(#10)。
ユーザは、ノイズ編集ウィンドウWN2において、上移動ボタンMB21ないし左移動ボタンMB24を操作することによって、画像表示領域RY2に表示する分割画像GAbを切り換えることができる。切り換わった分割画像GAbにおいても、ノイズであると誤って検出されているノイズ画像Gzおよびノイズである疑ノイズ画像Gdを指定する。
ユーザは、ノイズ除去画像GA1のすべての分割画像GAbについてノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdの確認および必要な指定が完了したら(#11でYes)、ステップ#2で取得した位置情報Pzおよび位置情報Pdおよびステップ#10で取得した非ノイズ位置情報Nzおよびノイズ位置情報Ndなどに基づいて、ステップ#4で生成したノイズ除去画像GA1よりも正確に、原稿画像GA0からノイズを除去した画像である補正画像GA2を生成する(#12)。補正画像GA2を生成する手順は、前に、図6(a)(b)で説明した通りである。
補正画像GA2を生成した後、ノイズ編集ウィンドウWN2および領域確認ウィンドウWN3をクローズし、新たにウィンドウをオープンしこれにその補正画像GA2を表示してもよい。または、補正画像GA2の画像データを所定のフォーマットに変換し、画像ファイルとしてハードディスク10dに保存しておいてもよいし画像処理装置1に接続されている他の装置に出力してもよい。
本実施形態によると、ノイズの検出結果(ノイズ画像Gz)を、ノイズが除去された原稿画像(ノイズ除去画像GA1)の上に重ね合わせて表示する。さらに、ノイズであることが疑わしい部分の画像(疑ノイズ画像Gd)も、ノイズ除去画像GA1の上に重ね合わせて表示する。しかも、ノイズ除去画像GA1、ノイズ画像Gz、および疑ノイズ画像Gdの表示色として、それぞれ、黒色、赤色、および黄色を用いている。これにより、ユーザは、原稿画像に含まれているノイズの部分を従来よりも簡単にかつ正確に取り除くことができる。
しかも、ノイズ除去画像GA1、ノイズ画像Gz、および疑ノイズ画像Gdの表示は、ノイズ除去画像GA1の分割画像GAbの単位で行う。また、領域確認ウィンドウWN3の表示位置確認テーブルTL3には、現在表示されている範囲、確認済の範囲、および未確認の範囲がそれぞれ異なる色のセルで示される。よって、ユーザは、ノイズの検出の誤りなどを、どの範囲まで確認したのかを容易に把握することができ、従来よりも精神的負担が軽減される。
図8は比較ウィンドウWN4の例を示す図である。
本実施形態では、原稿画像GA0からノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdを検出し、ノイズ除去画像GA1を生成した後に、分割画像GAbへの分割を行ったが、他の順番で行ってもよい。例えば、先に原稿画像GA0を分割画像に分割しておき、その後で、各分割画像について、ノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdを検出し、ノイズ除去画像を生成してもよい。この場合は、分割画像ごとに、ユーザが指定した、実際にノイズが発生している部分のノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdをノイズ除去画像に重ね合わせる処理を行う。そして、重ね合わせが行われた各ノイズ除去画像を元の位置に配置して統合することによって、原稿画像GA0の補正画像GA2を生成すればよい。
ノイズ画像検出部103で検出されたノイズ画像Gzが誤りであることが多い場合は、ノイズの判別の基準となる閾値であるサイズαを小さい値に変更し、変更後のサイズαでノイズ画像Gzの検出処理をやり直すようにしてもよい。変更する値は、ユーザが指定してもよいし画像処理装置1が自動的に決定してもよい。または、ノイズ画像Gzの検出漏れが多い場合は、サイズαを大きい値に変更し、ノイズ画像Gzの検出処理をやり直すようにしてもよい。同様に、疑ノイズ画像Gdを検出する際の閾値の1つであるサイズβについても、検出の精度に応じて変更し、疑ノイズ画像Gdの検出処理をやり直すようにしてもよい。
また、サイズαまたはサイズβの変更前のノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdの検出結果と変更後のノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdの検出結果とを同時に表示することによって、変更前の閾値(サイズαおよびサイズβ)を採用すべきか変更後の閾値を採用すべきかを、ユーザが選択できるようにしてもよい。例えば、図8の比較ウィンドウWN4のように、変更前の閾値に基づく検出結果と変更後の閾値に基づく検出結果とを並べて同時に表示してもよい。そして、その中からユーザが選択した方を採用するようにすればよい。または、1つの領域に、変更前の閾値に基づく検出結果と変更後の閾値に基づく検出結果とを重ねて表示するようにしてもよい。この場合は、ノイズ画像Gzの表示形態を、変更前のみに検出されたもの、変更後のみに検出されたもの、および変更前にも変更後にも検出されたものによって、異なるようにするのが望ましい。例えば、変更前のみに検出されたノイズ画像Gzを濃い赤色で表示し、変更後のみに検出されたノイズ画像Gzを薄い赤色で表示し、変更前にも変更後にも検出されたノイズ画像Gzをその中間の濃さの赤色で表示するようにする。疑ノイズ画像Gdについても同様である。
本実施形態では、MFP2で入力された原稿画像GA0を画像処理装置1に送信し、画像処理装置1でノイズの除去の処理を行ったが、MFP2が単体ですべての処理を行うようにしてもよい。この場合は、図3に示す各部の機能をMFP2に設けるようにすればよい。
本実施形態では、ノイズ編集ウィンドウWN2において、分割画像GAbを1つだけ表示したが、画像表示領域RY2を複数設けておき、分割画像GAbを複数同時に表示できるようにしてもよい。
本実施形態では、原稿画像GA0が白黒の二値画像である場合を例に説明したが、原稿画像GA0がカラー画像である場合にも本発明を適用することができる。この場合は、原稿画像GA0を例えばC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、およびK(ブラック)の各版に色分解し、各版の画像についてノイズ画像Gzおよび疑ノイズ画像Gdの検出処理などを行えばよい。また、本発明は、線強調処理の際に画像処理装置が自動的に検出した線の誤りを修正するためにも適用することができる。
その他、画像処理装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、特に、色または模様の付いている用紙に印刷されている原稿の入力画像からノイズを除去するために好適に用いられる。
画像処理装置が設けられたシステムの全体的な構成の例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 原稿画像ウィンドウの表示例を示す図である。 ノイズ編集ウィンドウおよび領域確認ウィンドウの表示例を示す図である。 補正画像生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。 画像処理装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 比較ウィンドウの例を示す図である。
符号の説明
1 画像処理装置
2 MFP(画像入力装置)
12 入力装置(誤検出ノイズ選択手段、選択手段)
102 画面表示処理部(分割画像表示手段、分割画像セル表示手段、入力画像表示手段)
103 ノイズ画像検出部(ノイズ画像検出手段)
104 疑ノイズ画像検出部(疑ノイズ画像検出手段)
107 入力画像補正部(ノイズ補正画像生成手段)
GA0 原稿画像(入力画像)
GA2 補正画像(ノイズ補正画像)
Gd 疑ノイズ画像
Gz ノイズ画像(検出ノイズ画像)
RY2 画像表示領域(分割画像表示手段、誤検出ノイズ選択手段、選択手段)
TL3 表示位置確認テーブル(セル群)
WN3 領域確認ウィンドウ(分割画像セル表示手段)
α サイズ(第一のサイズ)
β サイズ(第二のサイズ)

Claims (9)

  1. 画像入力装置によって入力された画像である入力画像に含まれるノイズの画像を検出するノイズ画像検出手段と、
    ユーザによって指定された、前記入力画像を複数に分割した分割画像のうちの1つまたは複数を、前記ノイズ画像検出手段によって検出されたノイズの画像である検出ノイズ画像のうちの当該指定された分割画像に含まれるものの位置を示す印とともに表示する、分割画像表示手段と、
    表示されている前記分割画像に含まれる前記検出ノイズ画像のうちの前記ノイズ画像検出手段によって誤ってノイズの画像として検出されたものをユーザに選択させるための誤検出ノイズ選択手段と、
    前記検出ノイズ画像のうちの前記誤検出ノイズ選択手段によって選択されたもの以外を前記入力画像から除去した画像であるノイズ補正画像を生成するノイズ補正画像生成手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記入力画像の前記各分割画像に対応するセルが当該各分割画像同士の相対的な位置関係に従って配置されてなるセル群を、当該各セルのうちの、前記分割画像表示手段によって現在表示されている前記分割画像に対応するセルが、第一の表示形態になるように、ユーザによってノイズの検出の誤りの有無を確認された前記分割画像に対応するセルが、第二の表示形態になるように、および前記分割画像表示手段によって現在表示されておらずかつ未だユーザによってノイズの検出の誤りの有無を確認されていない前記分割画像に対応するセルが、第三の表示形態になるように、表示する、分割画像セル表示手段、を有する、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. ユーザによって指定された前記分割画像および前記セル群は、同一のデスクトップ上に並べられて表示される、
    請求項1記載の画像処理装置。
  4. 画像入力装置によって入力された画像である入力画像に含まれるノイズの画像を検出するノイズ画像検出手段と、
    前記入力画像に含まれる、ノイズであると疑わしい部分の画像である疑ノイズ画像を検出する、疑ノイズ画像検出手段と、
    前記入力画像を、当該入力画像に含まれる、前記ノイズ画像検出手段によって検出されたノイズの画像である検出ノイズ画像の位置に、第一の印を施しかつ当該入力画像に含まれる前記疑ノイズ画像の位置に第二の印を施して、表示する、入力画像表示手段と、
    表示されている前記入力画像に含まれる前記検出ノイズ画像のうちの前記ノイズ画像検出手段によって誤ってノイズの画像として検出されたものおよび前記疑ノイズ画像のうちのノイズの画像であるものをユーザに選択させるための選択手段と、
    前記検出ノイズ画像のうちの前記選択手段によって選択されたもの以外と前記疑ノイズ画像のうちの前記選択手段によって選択されたものとを前記入力画像から除去した画像であるノイズ補正画像を生成するノイズ補正画像生成手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記ノイズ画像検出手段は、前記入力画像に含まれる、連続する黒色を示す画素の塊が第一のサイズ未満である場合に、当該塊をノイズの画像として検出し、
    前記疑ノイズ画像検出手段は、前記入力画像に含まれる、連続する黒色を示す画素の塊が前記第一のサイズ以上でありかつ第二のサイズ未満である場合に、当該塊を前記疑ノイズ画像として検出する、
    請求項4記載の画像処理装置。
  6. 画像入力装置によって入力された画像である入力画像を補正する入力画像補正方法であって、
    前記入力画像に含まれるノイズの画像を検出し、
    ユーザによって指定された、前記入力画像を複数に分割した分割画像のうちの1つまたは複数を、検出したノイズの画像である検出ノイズ画像のうちの当該指定された分割画像に含まれるものの位置を示す印とともに表示し、
    表示している前記分割画像に含まれる前記検出ノイズ画像のうちの誤ってノイズの画像として検出したものをユーザに選択させ、
    前記検出ノイズ画像のうちのユーザによって選択されたもの以外を前記入力画像から除去した画像であるノイズ補正画像を生成する、
    ことを特徴とする入力画像補正方法。
  7. 画像入力装置によって入力された画像である入力画像を補正する入力画像補正方法であって、
    前記入力画像に含まれるノイズの画像を検出し、
    前記入力画像に含まれる、ノイズであると疑わしい部分の画像である疑ノイズ画像を検出し、
    前記入力画像を、当該入力画像に含まれる、検出したノイズの画像である検出ノイズ画像の位置に、第一の印を施しかつ当該入力画像に含まれる前記疑ノイズ画像の位置に第二の印を施して、表示し、
    表示している前記入力画像に含まれる前記検出ノイズ画像のうちの誤ってノイズの画像として検出したものおよび前記疑ノイズ画像のうちのノイズの画像であるものをユーザに選択させ、
    前記検出ノイズ画像のうちのユーザによって選択されたもの以外と前記疑ノイズ画像のうちのユーザによって選択されたものとを前記入力画像から除去した画像であるノイズ補正画像を生成する、
    ことを特徴とする入力画像補正方法。
  8. 画像入力装置によって入力された画像である入力画像の補正を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記入力画像に含まれるノイズの画像を検出する処理と、
    ユーザによって指定された、前記入力画像を複数に分割した分割画像のうちの1つまたは複数を、検出したノイズの画像である検出ノイズ画像のうちの当該指定された分割画像に含まれるものの位置を示す印とともに表示する処理と、
    表示している前記分割画像に含まれる前記検出ノイズ画像のうちの誤ってノイズの画像として検出したものをユーザに選択させる処理と、
    前記検出ノイズ画像のうちのユーザによって選択されたもの以外を前記入力画像から除去した画像であるノイズ補正画像を生成する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  9. 画像入力装置によって入力された画像である入力画像の補正を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記入力画像に含まれるノイズの画像を検出する処理と、
    前記入力画像に含まれる、ノイズであると疑わしい部分の画像である疑ノイズ画像を検出する処理と、
    前記入力画像を、当該入力画像に含まれる、検出したノイズの画像である検出ノイズ画像の位置に、第一の印を施しかつ当該入力画像に含まれる前記疑ノイズ画像の位置に第二の印を施して、表示する処理と、
    表示している前記入力画像に含まれる前記検出ノイズ画像のうちの誤ってノイズの画像として検出したものおよび前記疑ノイズ画像のうちのノイズの画像であるものをユーザに選択させる処理と、
    前記検出ノイズ画像のうちのユーザによって選択されたもの以外と前記疑ノイズ画像のうちのユーザによって選択されたものとを前記入力画像から除去した画像であるノイズ補正画像を生成する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。

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