JP2007086078A - 核燃料集合体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホウ素含有化合物を可燃性毒物として使用し、核燃料集合体を構成する燃料棒の大部分に分布させた核燃料集合体を提供する。
【解決手段】燃料集合体は、それぞれが複数の核燃料ペレットを含む複数の燃料棒から成り、燃料集合体を構成する燃料棒の50%超における少なくとも1つの燃料ペレットが金属酸化物、金属炭化物または金属窒化物とホウ素含有化合物との焼結混合物から成る。
【選択図】図4

Description

本発明は発電用原子炉に使用される核燃料集合体に係わる。燃料集合体は核燃料にホウ素含有化合物を混合した燃料ペレットを含む。
加圧水型原子炉(PWR)、重水または沸騰水型原子炉(BWR)のような典型的な原子炉において、炉心は多数の燃料集合体を含み、それぞれの燃料集合体は複数の細長い燃料要素または燃料棒から成る。それぞれの燃料棒は多くの場合、積重ねられた核燃料ペレットの形態を呈する二酸化ウラン(UO)または二酸化プルトニウム(PuO)、または両者の混合物のような核分裂性物質を含有するが、環状または粒状の燃料が使用される場合もある。燃料棒は、高い核分裂率を、従って、大量の熱エネルギーの放出を持続させるに充分な中性子束を炉心に発生させるように配列される。炉心に発生する熱の一部を抽出して実質的な仕事をさせるため、炉心に冷却材、例えば、水が送入される。燃料棒のサイズおよび設計は所要の炉心サイズおよび原子炉サイズに応じて異なる。
新しい反射炉の起動時には、多くの場合、炉心は、炉心における位置および/またはそれぞれの濃縮レベルによって区別できる複数の、例えば、3つ以上の集合体群に分割される。例えば、第1のバッチまたは領域はウラニウム-235が2.0%の同位体含有量まで濃縮されており、第2のバッチまたは領域はウラニウム-235が2.5%まで濃縮されており、第3のバッチまたは領域はウラニウム-235が3.5%まで濃縮されている。約10乃至24ヶ月運転した後、多くの場合、原子炉を停止させ、第1の燃料バッチを抜き取り、それまでよりも高い濃縮レベル(好ましい最高濃縮レベル)の新しいバッチと交換する。以後のサイクルでは、約8乃至24ヶ月の間隔でこのようなシーケンスを繰返す。上記のように燃料交換が必要になるのは原子炉が核装置として作用できるのは臨界質量の状態にある間に限られるからである。即ち、特定の期間、通常は約6乃至18ヶ月に亘って作用できるように、燃料サイクルの開始時において、原子炉に充分な過剰反応度を与える。
原子炉はやや臨界超過の状態で動作するから、サイクル開始に際して供給される過剰反応度を相殺しなければならない。初期過剰反応度を相殺するため、炉心へ制御棒を挿入するか、または燃料に中性子吸収要素を添加するなど、種々の方法が考案されている。ここでは“可燃性毒物”または“可燃性吸収材”と呼ぶ公知の中性子吸収材として、例えば、ホウ素、ガドリニウム、カドミウム、サマリウム、エルビウム、ユウロピウム化合物が挙げられる。可燃性毒物は初期の過剰中性子量を吸収すると同時に、(最善の場合)新しいまたは追加の中性子を生成することなく、中性子吸収の結果として中性子を新しい毒物に変化させる。このような燃料要素の作用の初期段階において、過剰中性子が可燃性毒物によって吸収されるが、この可燃性毒物は、中性子稼働率が比較低くなる燃料要素寿命の後期において、燃料要素の反応度に殆ど影響しない中性子断面積が小さい要素に変化するのが好ましい。
ホウ素含有化合物またはその他の可燃性毒物が混合されている核燃料の焼結ペレットは公知である。例えば、米国特許第3,349,152号;第3,520,958号;および第4,774,051号を参照されたい。但し、ホウ素が燃料と反応する懸念があるため、また、ホウ素を使用すると、下記の反応に伴うヘリウムの蓄積から燃料棒に著しい内部昇圧が起こると考えられたから、大規模な地上原子炉において、ホウ素の可燃性吸収材を燃料と混合した核燃料ペレットが使用されることはなかった:
10B+n→11B(励起状態)→He+Li
現行の方法では、燃料と反応する恐れのない、例えば、ZrBのようなホウ素含有化合物でペレットの表面をコーティングする。しかし、これでは昇圧の問題を解決することはできず、個々の燃料棒内に含ませることができるコーティングの量が制限される。10Bローディングが低く、その分、本数が多い燃料棒を使用しなければならず、従って、夥しい数の燃料ペレットを処理し、コーティングすることが必要になるが、これには多額の費用を要し、結果的には間接費が増大する。さらにまた、コーティングを施される燃料と施されない燃料の製造および集合体形成の作業を分離する必要上、製造工程が複雑になる。事実、ペレットをコーティングするためのコストがその用途を制限し、上述した昇圧の問題に鑑み、燃料棒の本数が可能な限り少ない場合にのみ採用される。従来、燃料サイクルが比較的短く、235U濃縮度が比較的低く、原子炉の総熱出力が比較的低いという理由でこの方式が受け入れられてきた。
ペレットにGdやErのような化合物を直接添加することもできるが、これらの化合物は長寿命の広断面積残留反応性物質を残すから、これらの化合物はホウ素ほど好ましくない。
可燃性毒物を有する原子炉炉心の構成は公知である。例えば、米国特許第5,075,075号は核分裂性物質を含有するが可燃性吸収材は含有しない第1群の燃料棒と、核分裂性物質とともに可燃性吸収材をも含有する第2群の燃料棒とを有し、第1群における燃料棒の本数が第2群における燃料棒の本数よりも多い原子炉炉心を開示している。可燃性吸収材はエルビウム化合物とホウ素化合物の組み合わせから成る。
米国特許第5,337,337号が開示している燃料集合体においては、中性子吸収断面積が小さい可燃性毒物要素(例えば、フッ素)を含有する燃料棒を中性子エネルギーがソフトであって熱中性子束が大きい炉心領域に配置し、中性子吸収断面積が大きい可燃性毒物要素(例えば、ガドリニウム)を有する燃料棒を中性子エネルギー・スペクトルが平均的な炉心の領域に配置する。上記2つの特許のいずれも燃料棒の大部分が可燃性毒物としてホウ素だけを含有する燃料集合体となるように燃料棒を構成することを開示していない。また、いずれも500メガワット以上の熱出力を達成する原子炉に好適な集合体構成を開示してはいない。
燃料サイクルを長くしても、235U濃縮度を高めても、費用効果があり、しかも余計な反応性物質を発生させることなく燃料の寿命を延ばすことができる核燃料および可燃性吸収材を一体的に有する燃料集合体の開発が課題として残る。
発明の概要
本発明は、複数の燃料棒から成る燃料集合体において、それぞれの燃料棒が複数の核燃料ペレットを含有し、燃料集合体を構成する燃料棒の50%超における少なくとも1つの燃料ペレットがアクチニド酸化物、アクチニド炭化物またはアクチニド窒化物とホウ素含有化合物との焼結混合物から成ることを特徴とする燃料集合体を提供することによって上記課題を解決する。ホウ素は他の可燃性吸収材に比較してその寄生断面積が小さいから、燃料棒の50%超にホウ素含有燃料ペレットを含有させることが必要になる。従来の仮説に反して、ホウ素が核燃料と相互作用することはなく、燃料使用中に生成するヘリウムの量を放出されるヘリウム以外の核分裂気体の量と比較した場合、ホウ素が燃料棒中に起こる昇圧の主因ではないとの所見が得られた。しかも、ホウ素を混入させた燃料棒の製造ならコストが低くて済む。従って、ホウ素含有燃料ペレットを含む燃料棒の本数を増やすことができ、その結果、炉心におけるホウ素の量は増大するが個々の燃料棒に含まれるホウ素の量は少ないから、昇圧の問題は回避される。例えば、コーティングされたペレットを使用する場合、燃料棒は約2ミリグラム/インチのホウ素を含むのに対して、直接ホウ素を添加したペレットを使用する場合、燃料棒は約1−1.5ミリグラム/インチのホウ素を含むことになり、25−50%少なくなる。
燃料集合体を構成する燃料棒の大多数における少なくとも1つの燃料ペレットに天然または濃縮ホウ素を添加することによって、公知の方法によって得られるのと等価の、またはそれ以上の反応度抑制が公知方法よりもはるかに低いコストで得られる。さらにまた、燃料棒の本数を増やすことで、燃料棒の内圧を従来の2倍または3倍以上も低くすることができる。即ち、低レベルのホウ素含有化合物を使用するとともに、これを多数の燃料棒間に広く配分することによって本発明の利点を提供するものである。当業者には明らかなように、水冷却型原子炉の場合ならば、炉心の熱出力が500熱メガワット以上、ガス冷却型原子炉の場合ならば、200熱メガワット以上の時に極めて有益な利点である。
沸騰水型原子炉において、従来使用されているGdおよびErの代わりにホウ素を使用すればさらに大きい利点を提供することになる。製造を容易にし、燃料棒の昇圧を抑制するだけでなく、燃料ペレットにおいてGdおよびErによって占有されるスペースをより多くのUO(またはその他のアクチニド酸化物、アクチニド炭化物またはアクチニド窒化物)で占有させることができ、その結果、所与のサイズの炉心に、より多くの燃料を装荷することができる。これらの希土酸化物の熱伝導率が低いため燃料棒ごとに課せられる濃縮の制約を完全に回避することができるから、核燃料の製造が著しく簡略化されることになる。
上述したように、それぞれが複数の核燃料ペレットを含有する複数の燃料棒から成る燃料集合体において、前記燃料集合体を構成する前記燃料棒の50%超における少なくとも1つの燃料ペレットが金属化合物または金属窒化物とホウ素含有化合物との焼結混合物から成ることを特徴とする燃料集合体を提供する。ホウ素含有化合物は燃料中の可燃性毒物として機能する。ここで使用する語“燃料ペレット”は燃料棒に装填される個々の焼結燃料ペレットを意味する。燃料集合体を構成する燃料棒の60%超における少なくとも1つの燃料ペレットはホウ素含有化合物を含むことが好ましい。より好ましくは、燃料集合体を構成する燃料棒の70−80%超における少なくとも1つの燃料パレットがホウ素含有化合物を含む。
ここに示す数値域に関しては、指摘した最小値と最大値との間のすべての整数値および/または分数値をも含む。例えば、燃料集合体を構成する燃料棒の50%超の範囲には50%と100%の間のすべての中間値、例えば、51%、52%、53%、60%、70%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、100%はもちろん、その他のすべての中間値が含まれる。1つの実施例では、燃料集合体を構成する燃料棒の50%超における少なくとも1つの燃料ペレットがホウ素含有化合物と核燃料との混合物から成る。他の実施例では、燃料集合体を構成する燃料棒の少なくとも60%、70%、80%、90%またはそれ以上における少なくとも1つの燃料ペレットがホウ素化合物を含有する。
少なくとも1つのホウ素含有燃料ペレットを有する燃料棒においては、燃料棒中のすべてのペレットの最大限100%まで任意の数のホウ素含有燃料ペレットをしようするこができる。典型的には、燃料棒中のホウ素含有燃料ペレットの数は50%超であるが、個々の燃料棒中のホウ素含有ペレットの数は、詳しくは後述するように、燃料設計のすべての観点に基づいて決定される。
選択された特定の核燃料と適合し、密度、熱安定性、物理的安定性などのような燃料仕様に合致するなら、任意の好適なホウ素含有化合物を使用することができる。好適なホウ素含有化合物の例としては、ZrB、TiB、MoB、UB、UB、UB、B、ThB、UB12、BC、PuB、PuB、PuB12、ThB、およびこれらの混合物が挙げられる。好ましいホウ素含有化合物はUBおよびUB12である。
ホウ素含有化合物とアクチニド酸化物、アクチニド炭化物またはアクチニド窒化物を混合し、これを焼結することにより燃料ペレットを製造する。このような核燃料ペレットの製法は公知であり、米国特許第3,349,152号;第3,520,958号;および第4,774,051号に開示されている。天然ホウ素または10B同位体として濃縮されたホウ素を使用することができ、幾つかの要因にもよるが、10Bの濃縮レベルは天然のレベル以上なら、如何なるレベルであってもよい。濃縮度の高いホウ素を使用すれば、ホウ素含有化合物の必要量が少なくて済み、従って、燃料装荷を増やすことができる。但し、濃縮ホウ素は天然ホウ素よりも高価であるから、濃縮ホウ素の使用量は燃料設計上の他の観点との兼ね合いでその経費を検討しなければならない。
検討の結果として、燃料ペレット中に存在するホウ素含有化合物の量は燃料ペレット中の燃料総量に対して、約5ppmから約5重量%、より好ましくは約10ppmから20,000ppmであり、具体的な使用量はウラン濃縮レベル、ホウ素濃縮レベル、およびその他の要因に応じて異なる。燃料ペレット中に使用すべきホウ素含有化合物の所要量も、燃料集合体を構成する特定本数の燃料棒に装填すべきホウ素含有化合物を含む燃料ペレットの個数も、燃料設計の当業者ならば容易に計算できるであろう。このような計算は燃料装荷の設計に際して必ず行われる計算であり、燃料の年齢、周辺燃料の使用パターンおよび活性、燃料中のウラン-235のレベルおよび放出される中性子の数を考慮しなければならない。例えば、(中性子との関係で問題がないとして)燃料集合体を構成するすべての燃料棒に等量の天然ホウ素を使用する場合には、約66乃至7,000ppmのホウ素レベルが必要であるのに対して、100%濃縮ホウ素を使用すれば、必要なホウ素レベルが約13乃至1,200ppmまで軽減される。中性子に関しては、公知の毒物配分方法と同様に、個々の燃料棒に対して選択的にホウ素を添加する方法が好ましい。天然ホウ素だけを含有する燃料ペレットを装填された燃料棒、濃縮ホウ素だけを含有する燃料ペレットを装填された燃料棒、および両者を組み合わせた燃料ペレットを装填された燃料棒はいずれも本発明に包含される。
ホウ素含有化合物は好適な如何なる核燃料とも併用できる。好適な核燃料の例としては、アクチニド酸化物、アクチニド炭化物およびアクチニド窒化物が挙げられる。燃料としては、例えば、UO、PuO、ThO、UN、(U,P)O、(U,P,Th)O、および(U,Th)O、他のアクチニド酸化物、アクチニド炭化物およびアクチニド窒化物、アクチニド酸化物の混合物、アクチニド炭化物の混合物、およびアクチニド窒化物の混合物が挙げられる。
上述した燃料集合体は高速増殖炉のほか、加圧水型原子炉(PWR)、沸騰水型原子炉(PHWRまたはCANDU)を含めて、軽水炉または重水炉のような実質的に熱核分裂に基づく原子炉に使用するのに好適であり、経済的である。燃料集合体はガス冷却炉にも好適である。上記タイプの原子炉の炉心からの熱出力は、水冷炉の場合には500熱メガワット以上、ガス冷却炉の場合には200熱メガワット以上であることが好ましい。
以下の説明において、添付の図面を通して同じ参照符号は同じか、または対応する部品を指示する。また、以下の説明中、“前方”、“後方”、“左”、“右”、“上方へ”、“下方へ”などの語は便宜上の語であり、特別に制限された語ではない。
添付の図面、特に図1および2には、好適な多くの原子炉タイプのうちの1つである加圧水型原子炉(PWR)を実施例として示し、全体を参照符号10で示している。PWR 10は複数の細長い燃料集合体16から成る炉心14を収容する原子炉圧力容器12を含む。図1には、煩雑さを避けるため実際よりも少ない燃料集合体16を示している。実際には、図2に略示するように、炉心14はもっと多くの燃料集合体から構成されている。
原子炉圧力容器12から半径方向に内方へ間隔を置いてほぼ円筒状の炉心バレル18が配置され、バレル18内には、以下にバッフル構造20と呼称するフォーマー/バッフル・システムが設けられ、このバッフル構造20は、円筒状のバレル18から、複数の燃料集合体によって形成される炉心14の四角に区切られた周縁への移行を可能にする。バッフル構造20は炉心14の燃料集合体16を囲む。典型的な態様としては、バッフル構造20が(図示しないが)ボルトを介して接合されたプレート22で形成される。炉心14とバッフル構造20は上下炉心プレート24、26間に介在し、上下炉心プレートは炉心バレル18によって支持されている。
原子炉圧力容器12の上端は取外し可能な閉鎖頭部28によって密閉され、閉鎖頭部28には複数の制御棒駆動機構30が設けられている。ここでも、煩雑になるのを避けるため、多くの制御棒駆動機構30のうちの一部だけを図示してある。それぞれの駆動機構30はロッドクラスター制御機構32を燃料集合体16の幾つかから引き上げたり、逆に挿入したりする。
PWR10の運転中、炉心14の燃料集合体16において行われる核分裂プロセスが発生させる熱は、炉心14内を循環する、例えば、可溶性ホウ素のような冷却液によって奪われる。具体的には、冷却液は多くの場合複数の注入ノズル34(図1にはそのうちの1つだけを示す)を介して原子炉圧力容器12内へ注入される。冷却液は原子炉圧力容器12と炉心バレル18(および炉心バレルの熱遮蔽壁38)の間に画定される勘定域36を流下した後、原子炉圧力容器12の底に達し、180°向きを変えた後、下方炉心プレートを通過し、次いで炉心14内を上昇する。炉心14の燃料集合体16を上向きに流動するのに伴って、燃料集合体から冷却液への熱エネルギー伝達によって冷却液が原子炉運転温度まで加熱される。高温に達した冷却液は炉心バレル18を貫通する(図1には1つだけを示す)複数の出口ノズル40を通って原子炉圧力容器12から排出される。こうして、燃料集合体16が冷却液に与えた熱エネルギーが冷却液によって圧力容器12から運び去られる。
炉心バレル18には(図示しないが)孔が存在するから、バレル18とバッフル構造20の間でも炉心14内よりも高い圧力で存在する。但し、冷却液は原子炉圧力容器12と炉心バレル18の間の環状域36を流下する間、バッフル構造20が炉心バレル18と協働して冷却液を燃料集合体16から分離する。
概説したように、炉心14は多数の細長い燃料集合体16で構成されている。図3に示すように、PWR 10に使用されるタイプである個々の燃料集合体16は基本的には集合体を下方炉心プレート26上に支持する下端構造または底部ノズル42と、底部ノズル42から上方へ突出する多数の縦方向に延びるガイドチューブまたはシンブル44を含む。集合体16はまた、ガイドシンブル44の長さに沿って軸方向に順次間隔を保ち、且つガイドシンブル44に固定されている複数の横方向支持グリッド46をも含む。グリッド46は複数の燃料棒48を横方向に間隔を保った規則的な配列となるように支持する。集合体16はその中心に配置された計測管50と、ガイドシンブル44の上端に固定された上端構造または頂部ノズル52をも有する。各部品をこのように配置したから、燃料集合体16はその部品を損傷することなく取り扱うことができる一体的なユニットを形成することになる。
図3および4から明らかなように、燃料集合体16を構成する燃料棒48は、それぞれが細長い中空の被覆管54を有し、被覆管54の両端に上端プラグ56および下端プラグ58がそれぞれ固定され、シールされて被覆管54内に密閉チャンバー60を画定しているという点でいずれも同じ構造を備えている。チャンバー60内に、端部と端部を当接させたスタックの状態で複数の核燃料ペレットを収容し、ペレット・スタックの頂部と上端プラグ56との間に介在するようにチャンバー60内に配置したばね64の作用下にこれら核燃料ペレットを下端プラグ58と当接するように偏倚させる。
PWRの運転において、ウラン燃料を有効に利用して燃料コストを軽減するため、炉心14の寿命をできるだけ長くすることが望ましい。この目的を達成するためには、炉心14における初期反応度を過剰に設定すると同時に、耐用年限に亘って反応度を比較的一定に維持する手段を設けるのが慣行である。
図2、3および4はこの目的を達成するための、本発明の好ましい実施例を示す。図3および4から明らかなように、燃料棒48はその燃料ペレット・スタックの上下端部に軸方向ブランケットとして、ホウ素化合物を含有しない端部と端部が当接したストリングの状態の燃料ペレット62Aを有する。燃料棒48はスタックの中央部にホウ素化合物を含有する燃料ペレット・ストリング62Bを有する。
図2に示す本発明の炉心14における燃料集合体配列の好ましい実施例では、ホウ素含有化合物を含まない燃料棒から成る集合体には参照符号“o”を付し、すべての燃料棒がホウ素含有化合物を有する少なくとも1つの燃料ペレットを含む集合体には参照符号“x”を付してある。
下に掲げる表1は本発明の集合体と公知集合体との比較データの1例を示す。
表1
IFBA-被覆燃料(ZrB) UB装填燃料棒
装填オリジナル燃料棒 (本発明)
ホウ素含有量 10mg/inch 325.5ppm
ZrB被覆または 60% 100%
UB含有燃料棒の%
ペレット直径 0.37インチ 0.37インチ
UO密度 10.47gm/cm 10.47gm/cm
UO含有量 18.43gmUO2/inch 18.43gmUO2/inch
10B含有量 108.5ppm 65.1ppm
ホウ素総量における 20% 20%
10Bレベル
ならし10B含有量 524.5ppm 325.5ppm
B総含有量 524.5ppm 325.5ppm
UB4含有量 2,119ppm UB4
IFBAまたはUB4を含有 100% 100%
するペレットの%
説明を目的として、本発明の特定実施例を以上に述べたが、当業者には明らかなように、付記する請求項において定義する本発明の範囲を逸脱することなく本発明の細部に種々の変更を加えることができる。
本発明の好ましい実施例を添付図面に沿って以下に説明する。
本発明を応用できる公知の原子炉を一部は断面図で、一部は立面図で示す縦長図である。 図1の2−2線における簡略化した拡大断面図であるが、その炉心は本発明の燃料およびホウ素含有化合物の構成と配列を有する。 図2の原子炉における核燃料集合体の1つを、明確を期するため、一部を断面図で、一部を切り欠き、上下方向に短縮した形で示す立面図である。 ホウ素含有燃料ペレットから成る中間ストリングとコーティングされていない燃料ペレットから成る上下ストリングを含む図3の燃料集合体の燃料棒の拡大短縮縦断面図である。

Claims (20)

  1. それぞれが複数の核燃料ペレットを含有する複数の燃料棒から成る燃料集合体において、燃料集合体を構成する燃料棒の50%超における少なくとも1つの燃料ペレットがアクチニド化合物とホウ素含有化合物との焼結混合物であり、アクチニド化合物が窒素、酸素または炭素と化合した1個または2個以上のアクチニド化合物から成り、ホウ素含有化合物がホウ素と化合した1個または2個以上のアクチニド化合物から成り、アクチニド化合物およびホウ素含有化合物に同じ1個または2個以上のアクチニドを使用することにより、燃料棒中でのアクチニドの一貫性を達成することを特徴とする燃料集合体。
  2. アクチニド化合物をUO,PuO,ThO,(U,P)O,(U,P,Th)O,および(U,Th)Oおよびこれらの混合物から成る群から選択したことを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  3. アクチニド化合物をUN,PuN,ThN,(U,P)N,(U,P,Th)N,および(U,Th)Nおよびこれらの混合物から成る群から選択したことを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  4. アクチニド化合物をUC,UC,PuC,ThC,(U,P)C,および(U,Th)C2およびこれらの混合物から成る群から選択したことを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  5. ホウ素含有化合物をUB,UB,UB,UB12,PuB,PuB,PuB12,ThB,および(U,Th)Bから成る群から選択したことを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  6. 少なくとも1つの燃料ペレット中のホウ素含有化合物が濃縮ホウ素から成ることを特徴とする請求項5に記載の燃料集合体。
  7. 濃縮ホウ素を、10Bの含有量が天然ホウ素よりも大きくなるように濃縮したことを特徴とする請求項6に記載の燃料集合体。
  8. ホウ素含有化合物が燃料ペレット中の燃料総量に対して約5ppm乃至約5重量%の割合で燃料ペレット中に存在することを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  9. ホウ素含有化合物が燃料ペレット中の燃料総量に対して約10ppm乃至約20,000ppmの割合で燃料ペレット中に存在することを特徴とする請求項8に記載の燃料集合体。
  10. ホウ素含有化合物が燃料ペレット中の燃料総量に対して約600ppm乃至約20,000ppmの割合で燃料ペレット中に存在することを特徴とする請求項9に記載の燃料集合体。
  11. 燃料集合体における燃料棒の少なくとも60%における少なくとも1つの燃料ペレットがアクチニド化合物とホウ素含有化合物との焼結混合物から成ることを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  12. 燃料集合体における燃料棒の少なくとも80%における少なくとも1つの燃料ペレットがアクチニド化合物とホウ素含有化合物との焼結混合物から成ることを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  13. 燃料集合体における燃料棒の50%以上90%未満における少なくとも1つの燃料ペレットがアクチニド化合物とホウ素含有化合物との焼結混合物から成ることを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体。
  14. それぞれがコーティングを必要としない複数の核燃料ペレットを含有する複数の燃料棒から成る燃料集合体を有する沸騰水型原子炉において、燃料集合体を構成する燃料棒の50%超における少なくとも1つの燃料ペレットがアクチニド化合物とホウ素含有化合物との焼結混合物であり、アクチニド化合物が窒素、酸素または炭素と化合した1個または2個以上のアクチニド化合物から成り、ホウ素含有化合物がホウ素と化合した1個または2個以上のアクチニド化合物から成り、アクチニド化合物およびホウ素含有化合物に同じ1個または2個以上のアクチニドを使用することにより、燃料棒中でのアクチニドの一貫性を達成することを特徴とする沸騰水型原子炉。
  15. アクチニド化合物をUO,PuO,ThO,(U,P)O,(U,P,Th)O,および(U,Th)Oおよびこれらの混合物から成る群から選択したことを特徴とする請求項14に記載の沸騰水型原子炉。
  16. アクチニド化合物をUN,PuN,ThN,(U,P)N,(U,P,Th)N,および(U,Th)Nおよびこれらの混合物から成る群から選択したことを特徴とする請求項14に記載の沸騰水型原子炉。
  17. アクチニド化合物をUC,UC,PuC,ThC,(U,P)C,および(U,Th)C2およびこれらの混合物から成る群から選択したことを特徴とする請求項14に記載の沸騰水型原子炉。
  18. ホウ素含有化合物をUB,UB,UB,UB12,PuB,PuB,PuB12,ThB,および(U,Th)Bから成る群から選択したことを特徴とする請求項14に記載の沸騰水型原子炉。
  19. 少なくとも1つの燃料ペレット中のホウ素含有化合物が濃縮ホウ素から成ることを特徴とする請求項18に記載の沸騰水型原子炉。
  20. 濃縮ホウ素を、10Bの含有量が天然ホウ素よりも大きくなるように濃縮したことを特徴とする請求項19に記載の沸騰水型原子炉。
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