JP2007085496A - ロータリーバルブ及びその組立体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中心に位置するコモンポート22及び中心周りに位置する複数のポート23を有し、ハウジング11の一端側に固定されるステータ21と、コモンポート22とポート23のうち選択された一つとを連通させる溝32を有し、ハウジング11の途中に、押圧状態で保持されるロータ31と、ハウジング11の他端側に回転自在に支持され、ロータ31を回転させる駆動軸41とを具備する。この駆動軸41は、ロータ31の中心から突設される第1軸42と、ハウジング11の他端側に回転自在に支持される第2軸43とに分割される。第1軸42と第2軸43とは、回転力を伝達しスラスト力を伝達しない面接触により連結させる連結部46を有する。
【選択図】 図1
Description
この構成によると、回転体から突設する第1軸と、ハウジングに回転自在に支持される第2軸とに分割されているため、第2軸の回転軸周りのブレが第1軸に伝達されない。また、前記第1軸と前記第2軸とは、回転力を伝達しスラスト力を伝達しない面接触により連結されているため、駆動系の回転力を第2軸から第1軸へと正確に伝えながら、第2軸のブレは第1軸に伝わらない。さらに、回転体は第2軸と分割された状態でハウジングに回転自在に支持されるため、回転体のハウジングを基準とした同心度が確保される。
この構成によると、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが同心状に嵌合するので、前記回転体と前記第2軸との同心度が正確に合わせられる。
この構成によると、回転体がスラスト軸受を介して第2ハウジングに回転自在に支持され、このスラスト軸受の中心軸周りにスプリングが配設されているため、回転体は固定部材に押圧された状態で同心度を保って回転する
この構成によると、第2ハウジングが、スラスト軸受及びスプリングが組み込まれたホルダーを有することにより、回転体が支持されるスラスト軸受は第2ハウジングに同心状に組み込まれる。
この構成によると、前記中心の周りに位置する複数の第2ポートの一つを選択して中心に位置する第1ポートに所望の液体を供給できる。
前記ロータリーバルブは、ハウジングと、中心に位置する第1ポート及び前記中心の周りに位置する複数の第2ポートを有し、前記ハウジングの一端側に固定される固定部材と、前記第1ポートと前記第2ポートのうち選択された一つとを連通させる溝を有し、前記ハウジングの途中に、前記固定部材の前記中心に一致するように回転可能に支持されると共に前記固定部材に対して押圧状態で保持される回転体と、前記ハウジングの他端側に回転自在に支持され、前記回転体を回転させる駆動軸とを具備し、前記駆動軸は、前記回転体の中心から突設される第1軸と、前記ハウジングの他端側に回転自在に支持される第2軸とに分割され、前記第1軸と前記第2軸とは、回転力を伝達しスラスト力を伝達しない面接触により連結されてなることを特徴とする。
この構成によると、回転体から突設する第1軸と、ハウジングに回転自在に支持される第2軸とに分割されているため、第2軸の回転軸周りのブレが第1軸に伝達されない。また、前記第1軸と前記第2軸とは、回転力を伝達しスラスト力を伝達しない面接触により連結されているため、駆動系の回転力を第2軸から第1軸へと正確に伝えながら、第2軸のブレは第1軸に伝わらない。また、回転体は第2軸と分割された状態でハウジングに回転自在に支持されるため、回転体のハウジングを基準とした同心度が確保される。更に、ロータリーバルブの駆動軸は駆動部と継手を介して連結されるため、駆動部の軸周りのブレが駆動軸により伝わりにくくなる。また、ロータリーエンコーダにより、駆動軸の回転制御は正確なものになる。
図1は、ロータリーバルブの断面図、図2は、図1のA−A線から見たステータの上面図、図3は、図1のB−B線から見た軸同士の連結部の断面図である。
第1ハウジング12にステータ21を嵌め込み、ピン等で位置決めする。
第2ハウジング13に第2軸43を差し込み、ラジアル軸受44,45により回転自在に支持する。
ホルダー14内に、スプリング35、バネ受け部材34、スラスト軸受33を嵌め込む。更に、スラスト軸受33の内周にロータ31から突設された第1軸42を嵌め込む。これにより、ロータ31を第2ハウジング13に対して同心状態で回転自在であるとともに、軸方向押圧自在に保持するホルダー14の部分組立体を形成する。
例えば、図1のロータリーバルブ10において、第2ハウジング13は、ホルダー14を有しない一体ものとすることができる。組立が不便になるものの、ロータ31とステータ21との同心度確保はより優れたものになる。
2 駆動部
3 フレキシブルジョンイト(継手)
4 ロータリーエンコーダ
10 ロータリーバルブ
11 ハウジング
12 第1ハウジング
13 第2ハウジング
14 ホルダー
21 ステータ
22 コモンポート(第1ポート)
23 ポート(第2ポート)
31 ロータ
32 溝
33 スラスト軸受
35 スプリング
41 駆動軸
42 第1軸
43 第2軸
46 連結部
51 アタッチメント
Claims (6)
- ハウジングと、
中心に位置する第1ポート及び前記中心の周りに位置する複数の第2ポートを有し、前記ハウジングの一端側に固定される固定部材と、
前記第1ポートと前記第2ポートのうち選択された一つとを連通させる溝を有し、前記ハウジングの途中に、前記固定部材の前記中心に一致するように回転可能に支持されると共に前記固定部材に対して押圧状態で保持される回転体と、
前記ハウジングの他端側に回転自在に支持され、前記回転体を回転させる駆動軸とを具備するロータリーバルブにおいて、
前記駆動軸は、前記回転体の中心から突設される第1軸と、前記ハウジングの他端側に回転自在に支持される第2軸とに分割され、
前記第1軸と前記第2軸とは、回転力を伝達しスラスト力を伝達しない面接触により連結されていることを特徴とするロータリーバルブ。 - 前記ハウジングは、前記固定部材を同心状に固定する第1ハウジングと、前記回転体を回転自在に保持するとともに、前記第2軸を回転自在に支持する第2ハンジングとからなり、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが同心状に嵌合され、更に固定される請求項1に記載のロータリーバルブ。 - 前記回転体は、第2ハウジングと前記第1軸との間に配設され、前記回転体に当接するスラスト軸受を介して、前記第2ハウジングに対して回転自在に支持され、
このスラスト軸受の中心軸周りに、前記回転体を前記固定部材に向けて押圧するスプリングが配設されている請求項2に記載のロータリーバルブ。 - 前記第2ハウジングは、前記スプリングを保持するとともに、前記スラスト軸受の外周を支持するホルダーを有する請求項3に記載のロータリーバルブ。
- 前記複数の第2ポートに対応する複数種類の液体をそれぞれ各第2ポートに供給し、前記第2ポートのうち選択された一つからの液体が前記第1ポートから送出されるようにした請求項1に記載のロータリーバルブ。
- ロータリーバルブと駆動部とを継手を介して連結し、前記駆動部にロータリーエンコーダが取り付けられたロータリーバルブ組立体であって、
前記ロータリーバルブは、
ハウジングと、
中心に位置する第1ポート及び前記中心の周りに位置する複数の第2ポートを有し、前記ハウジングの一端側に固定される固定部材と、
前記第1ポートと前記第2ポートのうち選択された一つとを連通させる溝を有し、前記ハウジングの途中に、前記固定部材の前記中心に一致するように回転可能に支持されると共に前記固定部材に対して押圧状態で保持される回転体と、
前記ハウジングの他端側に回転自在に支持され、前記回転体を回転させる駆動軸とを具備し、
前記駆動軸は、前記回転体の中心から突設される第1軸と、前記ハウジングの他端側に回転自在に支持される第2軸とに分割され、
前記第1軸と前記第2軸とは、回転力を伝達しスラスト力を伝達しない面接触により連結されてなることを特徴とするロータリーバルブ組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005277181A JP2007085496A (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | ロータリーバルブ及びその組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005277181A JP2007085496A (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | ロータリーバルブ及びその組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007085496A true JP2007085496A (ja) | 2007-04-05 |
Family
ID=37972664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005277181A Pending JP2007085496A (ja) | 2005-09-26 | 2005-09-26 | ロータリーバルブ及びその組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007085496A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114317703A (zh) * | 2020-09-29 | 2022-04-12 | 深圳市真迈生物科技有限公司 | 核酸序列测定方法、系统、存储介质和计算机程序产品 |
Citations (5)
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-
2005
- 2005-09-26 JP JP2005277181A patent/JP2007085496A/ja active Pending
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