JP2007085345A - 液冷式燃焼用カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】工業用ガスタービン内の燃焼過程を観察するためのカメラ(103)を備える液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)を提供すること。
【解決手段】液冷式燃焼用カメラアセンブリは、3重同心管アセンブリ(106、108、110)、および3重同心管アセンブリ(106、108、110)の第1の端部に配置された窓蓋(102)をさらに備える。カメラ(103)は、窓蓋(102)に隣接してその後ろに配置され得る。3重管アセンブリ(106、108、110)は、それぞれの管の間に、冷却材の流れを入口(124)からカメラ(103)へ、またカメラ(103)から出口(126)へ導くチャネルを形成することができる。冷却材は水でもよい。窓蓋(102)は円筒形で、直径が1インチ(2.54cm)を超えずにおくことができる。窓蓋(102)はろう付け石英ガラスでもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、工業レベルで燃焼過程を観察するためのカメラアセンブリに関し、より詳細には、それに限定されないが、液体冷却された燃焼用カメラに関する。
燃焼用カメラは、工業用ガスタービンでは、燃焼過程を可視化するために設計され、使用されてきた。公知の設計では、一般には電荷結合素子(「CCD」)カメラである、アセンブリに用いられるカメラを冷却するには空気を用いてきた。空気を冷却媒体として用いることに伴う限界のために、これらのアセンブリは、比較的大きかった。それにも拘わらず、これらアセンブリはまだ十分には冷却されず、その結果、CCDカメラは、その熱感度のために、しばしば誤動作を生じた。空気冷却媒体には大きなサイズが必要なために、燃焼過程を観察するのに燃焼チャンバに直径約2.0インチ(約5cm)の開口が必要になる。しかし、この大きさの開口は、工業用ガスタービンに許容されるものより一般に大きい。
さらに、公知の燃焼用カメラアセンブリは、一般に、ガスタービンの外側に装着され、レンズセットなど、カメラの小部分のみが、高圧、高温のタービン環境に挿入される。最近、多くの工業用ガスタービンに要求されるように、燃焼用カメラ全体をガスタービンの内部に装着すると、CCDカメラが著しく過熱され、不具合を生じることがある。公知の燃焼用カメラは、一般に、設計上の特徴として、それを通してCCDカメラが燃焼過程を視認する透明層である石英ガラスの窓蓋を取り付け、シールするために、ねじ式機械的締結具およびガスケット構成を有している。しかし、この構成は、2つの望ましくない結果をもたらす。すなわち、(1)大きなカメラハウジング直径、および(2)高温環境下の劣化によるガスケットの頻繁な交換である。
公知の燃焼用カメラにはまた、ボイラ内の燃焼過程を観察するのに用いられるカメラ設計を改造したアセンブリが含まれている。これら改造アセンブリは、やはり空冷であり、その結果サイズが大きい。別の一般的な設計としては、レンズをカメラから分離したものがある。この種のカメラアセンブリのレンズには、一般に、燃焼過程の画像をボイラの外側に配置された後方のCCDカメラに投影するのに使用する「レンズセット」が含まれている。この配置では、タービンの極度の温度および圧力状態中には、レンズセットのみを配置すればよい。この設計の欠点としては、光の減衰および画像の歪がある。光の減衰は、着火過程中のスパークの観察など、明度の低い燃焼過程局面の観察を妨げる。画像の歪は、画像を幾分ぼやけさせ、燃焼過程の細部の詳細な観察を妨げる。
最新の工業用ガスタービンの多くでは、燃焼用カメラアセンブリが以下の基準を満たすように設計する必要がある。すなわち、(1)350psi、825°F(24.6kg/cm、440℃)の環境内に全体が取り付けられ、3000°F(1650℃)の燃焼過程を観察しながら作動すること、(2)冷却媒体を燃焼器中に排出することがないように冷却すること、冷却媒体が燃焼器中へ排出されると、燃焼過程に影響を及ぼし、したがって、燃焼過程が実際の過程を表さなくなる、(3)直径1.0インチ(約2.5cm)の開口を通して燃焼過程を観察すること、(4)CCDカメラが、燃焼着火過程中のスパークプラグの作動を観察することができるように、光の減衰量を制限すること、(5)工業用タービンおよび燃焼器テストスタンドの空間上の制約を満足するように、全体の周囲寸法が小さいこと、および(6)タービンまたはテストスタンド内の燃焼用カメラアセンブリ位置への限られた難しいアクセスを要する点検整備を行うことなく、長時間の作動が可能であることである。
したがって、これらの要件を満足し、上記の公知の設計に見られる幾つかの限界を改善する燃焼用カメラアセンブリが必要であると長い間思われてきた。
したがって、本出願は、工業用ガスタービン内の燃焼過程を観察するためのカメラを備える液冷式燃焼用カメラアセンブリを記載することができ、その液冷式燃焼用カメラアセンブリは、3重同心管アセンブリ、および3重同心管アセンブリの第1の端部に配置された窓蓋をさらに備える。カメラは、窓蓋に隣接してその後ろに配置され、3重管アセンブリは、それぞれの管の間に、冷却材の流れを入口からカメラへ、またカメラから出口へ導くチャネルを形成する。冷却材は水でもよい。
ある実施形態では、窓蓋の幅が1インチ(2.54cm)の長さを超えずにおくことができる。別の実施形態では、窓蓋は円筒形で、直径が1インチ(2.54cm)を超えずにおくことができる。窓蓋はろう付け石英ガラスでもよい。液冷式燃焼用カメラは、液体冷却材の流れを入口に送り込み、出口から液体冷却材の流れを排出させる液体循環手段をさらに備える。
ある実施形態では、液冷式燃焼用カメラは、3重同心管アセンブリの第2の端部に接続されたハウジングをさらに備えることができる。ハウジングは、供給ホースに接続された入口、および排出ホースに接続された出口を備えることができる。ハウジングは、水の流れを入口から3重同心管アセンブリへ、また3重同心管アセンブリから出口へ導く複数のハウジングチャネルをさらに備えることができる。
他の実施形態では、3重同心管アセンブリは、内側カメラ管、中間カメラ管、および外側カメラ管を備えることができる。内側カメラ管が中間カメラ管内に配置され、それにより第1の冷却材チャネルを生成し、中間カメラ管が前記外側カメラ管内に配置され、それにより第2の冷却材チャネルを生成することができる。第1のハウジングチャネルが、冷却材の流れを入口から第1の冷却材チャネルへ導き、第2のハウジングチャネルが、冷却材の流れを第2の冷却材チャネルから出口へ導くことができる。
本発明のこれらおよび他の特徴は、以下の好ましい実施形態の詳細な説明を、図面および添付特許請求の範囲と併せて考察することによって明らかになる。
ここで図面を参照すると、複数の図を通して同じ数字は同じ要素を指すが、図1は、本明細書に記述する液冷式燃焼用カメラアセンブリ100の一実施形態を表す。液冷式燃焼用カメラ(アセンブリ)100は、窓蓋102を備えることができる。窓蓋102は、GE−214など、当技術分野では公知のろう付け石英ガラス材から製作することができる。窓蓋102は、カメラ103にとって、燃焼過程を視るための透明な圧力境界であり得る。他の公知の材料もまた、カメラ103がそれを通して燃焼過程を観察することができる透明な窓をもたらすと共に、燃焼環境中で作動するために必要な物理的特性を備えていれば、窓蓋102に用いることができる。
窓蓋102の直径は、約1インチ(約2.54cm)以下であり得る。窓蓋102の厚さは、1/8〜1/4インチ(約3.18〜6.35cm)であり得る。窓蓋102は、窓蓋保持部104に固定することができる。
液冷式燃焼用カメラアセンブリ100はさらに、外側カメラ管106、中間カメラ管108、および内側カメラ管110を備える3重同心管構成を有することができる。3重同心管構成は、ステンレス鋼、インコネル、または他の同様な当技術分野では公知の材料から製作することができる。これらの管は、内側カメラ管110が中間カメラ管108内に嵌り、中間カメラ管108は外側カメラ管106内に嵌るような寸法にすることができる。さらに、組み立てたときに、3重同心管構成の寸法は、内側カメラ間110の外径と中間カメラ間108の内径との間、および中間カメラ間108の外径と外側カメラ管106の内径との間に空間を残すようにすることができる。この空間により、流体がその中を通るチャネルを生成することができる。
窓蓋保持部104は、溶接または当技術分野で公知の手段によって、外側カメラ管106の一方の端部に固定することができ、それによって一体の部品を形成する。外側カメラ管106の他方の端部は、管締込み接手114を介してカメラ取付けフランジ112に取り付け、シールすることができる。カメラ取付けフランジ112は、管締込み接手114をその中に取り付けることができる中心開口116を備えることができる。以下により詳細に説明し、より詳細に図2および3に示すように、カメラ取付けフランジ112はまた、液体流が特別な方式でその内部を通して導かれる内部チャネルを備えることができる。カメラ取付けフランジ112は、液冷式燃焼用カメラ100を所望の位置に取り付けるためにボルト120がそれを通って使用され得る複数の開口118をさらに備えることができる。カメラ取付けフランジ112は、ステンレス鋼、インコネル、または他の同様な当技術分野では公知の材料から製作することができる。
中間カメラ管110は、溶接または他の手段によって、上部ハウジング122に取り付けることができ、それによって一体部品を形成する。上部ハウジングは、ステンレス鋼、インコネル、または他の同様な当技術分野では公知の材料から製作することができる。上部ハウジング122は、入口124および出口126を備えることができる。入口124は入口管接手128に接続され、それによって、入口124が供給ホース(図示せず)に接続され得る。ポンプ(図示せず)が、供給ホースを通して入口124の中へ加圧液体を循環させることができる。ポンプは、遠心ポンプ、往復ポンプ、または他の同様なポンプおよび流体移動装置など、当技術分野で公知のいかなるポンプでもよい。出口124は出口管接手130に接続され、それによって、出口126が排出ホース(図示せず)に接続され得る。より詳細に図2および3に示されるように、上部ハウジング122はさらに、その内部を通って水の流れが特別な方式で導かれる内部チャネルを備えることができる。
上部ハウジング122内の入口内部チャネル202は、水の流れを入口124から内部カメラ管110の外径と中間カメラ管108の内径との間の空間へ導くことができる。上部ハウジング122内の出口チャネル132は、液体冷却材の流れをカメラ取付けフランジ112内に形成された接続チャネル204から出口126へ導くことができる。接続チャネル204は、液体冷却材を、中間カメラ管108の外径と外側カメラ管106の内径との間の空間から出口チャネル132へ導くことができる。上部ハウジング114は、カメラ取付けフランジ112に対してO−リング134によってシールされ得る。カメラ取付けフランジ112の接続チャネル204は、上部ハウジング122の出口チャネル132に対してO−リング136によってシールされ得る。併せてアセンブリのハウジングと呼ぶことができるカメラ取付けフランジ112と上部ハウジング122中にこれら冷却通路を機械加工することによって、装置全体の寸法を減少させることができ、それは、工業用燃焼装置中での観察および試験装置の取付けに関する空間的制約を考慮すれば、重要なことである。
カメラ保持部138は、カメラ103を、使用中は窓蓋102に近接して支持し位置合わせすることができる。カメラ103はCCDカメラでもよい。CCDカメラ103は、当技術分野では公知のこの形式のカメラから選択することができる。複数の小ねじ139が、カメラ保持部138の所定の位置にCCDカメラ103を強固に固定する。カメラ保持部110は、内部カメラ管110の一方の端部に溶接し、または当技術分野で公知の他の手段によってそこに取り付けることができる。次に、CCDカメラのカメラケーブル140は、内部カメラ管110を上って水供給ホースの中へ導かれ得る。水供給ホースの中を通ってカメラケーブル104はガスタービンから外へ出ることができ、当技術分野で公知のカメラ画像装置(図示せず)に接続され、その結果、CCDカメラ103が視認した画像が、調査され記録される。この手法によれば、燃焼炎のごく近くに光減衰が軽微または皆無の状態でCCDカメラ103を配置することができ、それにより、低温CCDカメラ103およびカメラケーブル140をタービン環境の高温から保護しながら、燃焼過程の明るく、鮮明で、はっきりした画像を生成することができる。
内部カメラ管110は、その他方の端部で4ボルトフランジ141に固定することができる。4ボルトフランジ141は、上部ハウジング122の上面にある複数の開口(図示せず)に位置あわせされ、ボルト142によって上部ハウジング122に取り付けられ得る。ボルト142は、組み立てられたとき、内部カメラ管110を上部ハウジング114中および中間カメラ管108内に機械的に固定し位置あわせする。
上部カメラフランジ144およびO−リング146は、4ボルトフランジ141の上側に配置され、複数のシーリングボルト148と共に、アセンブリをシールし一体に纏めるのに使用され得る。シーリングボルト148は、上部カメラフランジ144の開口150および上部ハウジング122の開口152を通って、カメラ取付けフランジ112の上面のねじ式開口(図示せず)に差し込まれ得る。アセンブリを一体に纏めながら、シーリングボルト148はまた、中間カメラ管108を外側カメラ管106中に機械的に固定し位置合わせすることができる。当業者は、アセンブリをシールし一体に纏めるのに、他の公知の手段を使用できることを理解するであろう。
この液冷式燃焼用カメラ100の設計は、装置を効率的に組み立て、点検整備することを可能にし得る。たとえば、窓蓋102が損傷した場合、外側カメラ管106を管締込み接手114から取り外し、窓蓋102/窓蓋保持部104/外側カメラ管106アセンブリを新しいものに交換することによって、窓蓋102を効率的に交換することができる。
さらに、ろう付け石英ガラス102を使用することにより、ねじ式機械的取付け機構をなくすことによって、カメラハウジングの直径(すなわちそれは一般に窓蓋102および窓蓋保持部104または同様の構成部品の直径を含むが)を、1インチ(約2.54cm)以下の直径に減少させることができる。石英ガラスを金属製保持部にろう付けすることにより、石英ガラスと金属を一体に融合させ、それによって密封シールを形成することができる。したがって、石英ガラスを金属に取り付け/固定するのに機械的締結具を必要とせず、それによってアセンブリを小型化することができる。ろう付け石英ガラスの手法はまた、高温高圧環境では通常頻繁な点検整備を必要とする高温ガスケットまたはシールの必要性を低減することができる。すなわち、ろう付け石英ガラスの手法で形成されたシールは、ガスケットまたは他のシールを必要なくすることができる。
また、カメラ保持部138/内部カメラ管110/4ボルトフランジ141アセンブリは、効率的なCCDカメラ103の装着および交換を可能にし得る。CCDカメラ103は、内部カメラ管110を上部ハウジング122から取り外した状態で、内部カメラ管110の下部でカメラ保持部138に挿入し、3本の小ねじ139を締め込むことによって取り付けることができる。次いで、内部カメラ管110を、上部ハウジング122に挿入し、シールボルト148によって所定位置に固定することができる。使用中、液冷式燃焼用カメラアセンブリ100は、工業用ガスタービンの高圧高温環境内にあるCCDカメラ103を、液体冷却材の内部流れを用いて保護し冷却することができる。空気より大きな水の冷却能力によって、カメラハウジングの大きさを減少させることが可能になる。この使用例では、液体冷却材は水として説明されるが、他の液体も使用することができる。
図3に示されるように、冷却水が、入口管接手128に取り付けられた可撓金属ホース(図示せず)を介しタービン外部から、入口124を通って上部ハウジング122に流入することができる。水ポンプ(図示せず)が、加圧水の流れを可撓金属ホースを通して供給することができる。水は、圧力10〜80psi、流量約5〜30gal/s(約0.32〜1.89 l/s)で供給され得る。次いで、冷却水は、入口内部チャネル202を通って内部カメラ管110の外径と中間カメラ管108の内径とによって画成される空間へ流れる。次いで、水は、この空間を下方へ窓蓋102に向かって流れ下ることができる。冷却水が窓蓋102に達すると、窓蓋102は、流れの方向を180度変えて、冷却水が、中間カメラ管108の外径と外側カメラ管106の内径とによって画成される空間に導かれるようにすることができる。次いで、冷却水は、この空間を通って、カメラ取付けフランジ112に向かって流れ戻る。カメラ取付けフランジ112で、冷却水は、カメラ取付けフランジ112内に機械加工された接続チャネル204に導入され得る。
接続チャネル204から、冷却水は、上部ハウジング122内の出口チャネル132に導入され得る。次いで、冷却水は、出口チャネル132を通って出口126および出口管接手130へ流れ、出口管接手130に接続された可撓金属ホース(図示せず)によってそこから運び去られ得る。このようにして、カメラ103は、燃焼過程に影響を与えるであろう燃焼器中への冷却材の流出を生じることなしに冷却され得る。冷却材は、約80°F(約26.7℃)でアセンブリに流入し、約92°F(約33.3℃)で流出し得る。このように冷却することによって、液冷式燃焼用カメラ100は、圧力が350psiを超え、温度が900°F(約482.2℃)を超えることが多い工業用ガスタービン内で作動することができる。
図5に示されるように、アセンブリから流出した冷却水は、次いで、水ポンプ502、熱交換器504、ならびに当技術分野で公知の他の装置およびバルブ類(図示せず)を用いて再循環され、それによって閉ループ冷却システムを形成することができる。熱交換器504に於いて、冷却水は、水ポンプ502によって燃焼用カメラアセンブリ100内へ再循環させられる前に、アセンブリを通って流れている間に吸収したエネルギーを放出することができる。当業者は、この熱伝達目的を満足する他の方法も思い付くであろう。
上記は本発明の好ましい実施形態のみに関するものであり、添付特許請求の範囲およびその同等物によって定義された本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本明細書に数多くの変更および修正を加えることができることは明らかであろう。
本発明の液冷式燃焼用カメラの実施形態を示す分解組立図である。 図1の液冷式燃焼用カメラの平面図である。 図1の液冷式燃焼用カメラの側方断面図である。 図1の液冷式燃焼用カメラを通る液体冷却材の流れを示す側方断面図である。 図1の液冷式燃焼用カメラと共に用いることができる閉ループ冷却システムの例を示す略図である。
符号の説明
100 液冷式燃焼用カメラアセンブリ
102 窓蓋
103 カメラ
104 窓蓋保持部
106 外側カメラ管
108 中間カメラ管
110 内側カメラ管
112 カメラ取付けフランジ
114 管締込み接手
116 中心開口
118 開口
120 ボルト
122 上部ハウジング
124 入口
126 出口
128 入口管接手
130 出口管接手
132 出口チャネル
134 O−リング
136 O−リング
138 カメラ保持部
139 小ねじ
140 カメラケーブル
141 4ボルトフランジ
142 ボルト
144 上部カメラフランジ
146 O−リング
148 シーリングボルト
150 開口
152 開口
202 入口内部チャネル
204 接続チャネル
502 水ポンプ
504 熱交換器

Claims (10)

  1. 工業用ガスタービン内の燃焼過程を観察するためのカメラ(103)を備える液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)であって、
    3重同心管アセンブリ(106、108、110)と、
    前記3重同心管アセンブリ(106、108、110)の第1の端部に配置された窓蓋(102)と
    を備え、
    前記カメラ(103)は、前記窓蓋(102)に隣接してその後ろに配置され、前記3重同心管アセンブリ(106、108、110)は、それぞれの管の間に、冷却材の流れを入口(124)から前記カメラ(103)へ、また前記カメラ(103)から出口(126)へ導くチャネルを形成する、液冷式カメラアセンブリ(100)。
  2. 前記冷却材が水である、請求項1記載の燃焼用カメラアセンブリ(100)。
  3. 前記窓蓋(102)の幅が2.54cmを超えない、請求項1記載の液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)。
  4. 前記窓蓋(102)が円筒形であり、その直径が2.54cmを超えない、請求項1記載の液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)。
  5. 前記窓蓋(102)がろう付け石英ガラスを備える、請求項1記載の液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)。
  6. 液体冷却材の流れを前記入口(124)に送り込み、前記出口(126)から前記液体冷却材の流れを排出させる液体循環手段(502)をさらに備える、請求項1記載の液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)。
  7. 3重同心管アセンブリ(106、108、110)の第2の端部に接続されたハウジング(112、122)をさらに備える、請求項1記載の液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)であって、
    前記ハウジング(112、122)が、供給ホースに接続された前記入口(124)、および排出ホースに接続された前記出口(126)を備える、液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)。
  8. 前記ハウジング(112、122)が、水の流れを前記入口(124)から前記3重同心管アセンブリ(106、108、110)へ、また前記3重同心管アセンブリ(106、108、110)から前記出口(126)へ導く複数のハウジングチャネルを備える、請求項7記載の液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)。
  9. 前記3重同心管アセンブリ(106、108、110)が、内側カメラ管(110)と、中間カメラ管(108)と、外側カメラ管(106)とを備え、
    前記内側カメラ管が前記中間カメラ管(108)内に配置され、それによって第1の冷却材チャネルを生成し、前記中間カメラ管(108)が前記外側カメラ管(106)内に配置され、それによって第2の冷却材チャネルを生成する、請求項8記載の液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)。
  10. 第1のハウジングチャネル(202)が、前記冷却材の流れを前記入口(124)から前記第1の冷却材チャネルへ導き、第2のハウジングチャネル(132)が、前記冷却材の流れを前記第2の冷却材チャネルから前記出口(126)へ導く、請求項9記載の液冷式燃焼用カメラアセンブリ(100)。
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