JPH03267617A - ガスタービン燃焼器内の火炎監視装置 - Google Patents
ガスタービン燃焼器内の火炎監視装置Info
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- JPH03267617A JPH03267617A JP6706990A JP6706990A JPH03267617A JP H03267617 A JPH03267617 A JP H03267617A JP 6706990 A JP6706990 A JP 6706990A JP 6706990 A JP6706990 A JP 6706990A JP H03267617 A JPH03267617 A JP H03267617A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガスタービン燃焼器に係り、特に、ガスター
ビン燃焼器内の火炎を観察、監視するために好適なガス
タービン燃焼器内の火炎監視装置に関する。
ビン燃焼器内の火炎を観察、監視するために好適なガス
タービン燃焼器内の火炎監視装置に関する。
従来、ガスタービン燃焼器の空気と燃料の混合比、すな
わち、空気比は、1〜1.5 の範囲であり、十分安定
した火焔となっていた。しかし、近年、乾式低NOx燃
焼器が実用化され、この空気比が1.5〜2.0の範囲
で使われる。
わち、空気比は、1〜1.5 の範囲であり、十分安定
した火焔となっていた。しかし、近年、乾式低NOx燃
焼器が実用化され、この空気比が1.5〜2.0の範囲
で使われる。
従って、火炎は、空気過剰の火炎であり、安定限界に非
常に近い燃焼方式を採用する結果となった。
常に近い燃焼方式を採用する結果となった。
特に、火炎色は、濃炎が生じ易く、又、振動しやすくな
った。
った。
これらは、排気ガス中に、−酸化炭素、未燃炭化水素を
増加させる結果となる。
増加させる結果となる。
又、火炎色の濃炎により、燃焼筒に温度差が生じ、燃焼
筒を変形させる。
筒を変形させる。
更に、燃焼ガスが通過するホットガスパス部品に、熱的
アンバランスが加わり、部品の割れの発生を助長する。
アンバランスが加わり、部品の割れの発生を助長する。
従って、これらを防ぐには、燃焼筒内の火炎を監視し、
事前に、火炎状態をチエツクする事が必要である。
事前に、火炎状態をチエツクする事が必要である。
本発明の目的は、燃焼筒内の火炎を、燃焼ガスの下流の
燃焼ガス通過筒から、光ファイバにより監視し、火炎状
態を、常時、適確に把握し火炎の撮動、火炎消火、火炎
色濃度のアンバランスをチエツクする手段を提供するこ
とにある。
燃焼ガス通過筒から、光ファイバにより監視し、火炎状
態を、常時、適確に把握し火炎の撮動、火炎消火、火炎
色濃度のアンバランスをチエツクする手段を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、上述の手段により、火炎色を監視
し、その火炎の温度よりNOx濃度の推定を行ない、か
つ、火炎色の最適化を行ないNOx濃度を減少させるこ
とにある。
し、その火炎の温度よりNOx濃度の推定を行ない、か
つ、火炎色の最適化を行ないNOx濃度を減少させるこ
とにある。
本発明の他の目的は、乾式二段燃焼式低NOx燃焼器に
於いて、−段目火炎から二段目火炎への火移りを監視す
る事にある。
於いて、−段目火炎から二段目火炎への火移りを監視す
る事にある。
本発明の他の目的は、多缶燃焼器に於−て、火炎輝度を
均一化し、燃焼ガス温度の燃焼筒毎のアンバランスを小
さくし、ガスタービンホラトノ(−ッに与える熱的不均
一性を低減することにある。
均一化し、燃焼ガス温度の燃焼筒毎のアンバランスを小
さくし、ガスタービンホラトノ(−ッに与える熱的不均
一性を低減することにある。
上記目的は、ガスタービン燃焼器内の火炎を、ホットガ
スの下流側から、光ファイバとITVカメラを用いて、
観察する事により達成される。
スの下流側から、光ファイバとITVカメラを用いて、
観察する事により達成される。
光ファイバを設置する場所は、高温燃焼ガスが流れるた
め、ガスタービン圧縮機の吐出空気の一部を、昇圧冷却
し、高温燃焼ガス封入空気として使うことにより達成さ
れる。
め、ガスタービン圧縮機の吐出空気の一部を、昇圧冷却
し、高温燃焼ガス封入空気として使うことにより達成さ
れる。
封入空気は、ガスタービン起動停止時、運動機駆動のブ
ロアから得る。又、ガスタービン負荷運転時、ガスター
ビンアクセサリギア駆動のブースト圧縮機により、ガス
タービン圧縮機吐出空気の一部を昇圧する事により得ら
れる。
ロアから得る。又、ガスタービン負荷運転時、ガスター
ビンアクセサリギア駆動のブースト圧縮機により、ガス
タービン圧縮機吐出空気の一部を昇圧する事により得ら
れる。
光ファイバの先端は、燃焼ガス通過筒の内部に挿入され
、視角は、燃焼筒内の火炎を、その範囲に含む。光ファ
イバの耐熱温度は、80℃程度のため、ガスタービン圧
縮機吐出空気の一部を抽気し、ブースト圧縮機により昇
圧更に熱交換器により、30℃まで冷却し、光フアイバ
先端が高温(1200℃)の燃焼ガスに晒されない様、
光フアイバ先端を、この冷却空気により封入する。
、視角は、燃焼筒内の火炎を、その範囲に含む。光ファ
イバの耐熱温度は、80℃程度のため、ガスタービン圧
縮機吐出空気の一部を抽気し、ブースト圧縮機により昇
圧更に熱交換器により、30℃まで冷却し、光フアイバ
先端が高温(1200℃)の燃焼ガスに晒されない様、
光フアイバ先端を、この冷却空気により封入する。
ガスタービン起動停止時は、ブースト圧縮機による十分
に圧力の高い封入空気が得られないため、電動機駆動の
ブロアより、封入空気を得、これにより、光フアイバ先
端を、高温燃焼ガスより遮る。
に圧力の高い封入空気が得られないため、電動機駆動の
ブロアより、封入空気を得、これにより、光フアイバ先
端を、高温燃焼ガスより遮る。
以下、本発明の一実施例を説明する。最初に第5図に従
って、ガスタービンの構成及び動作につき簡単に説明す
る。
って、ガスタービンの構成及び動作につき簡単に説明す
る。
ガスタービンは、通常圧縮機、燃焼器及びタービンの三
つの主要な要素から構成されている。
つの主要な要素から構成されている。
第5図では、特に、燃焼器の断面図を示し、圧縮機とタ
ービンは、省略しである。
ービンは、省略しである。
ラッパ1.外筒3及びエンドカバー5は、圧力室6を形
成し、圧縮機出口静翼7の内部から吐出された圧縮空気
8を保持する。圧力室6には、燃焼器内筒9及び尾筒1
1が存在し、それぞれ、内筒9は、エンドカバー5に固
定された燃料ノズル13により支持され、尾筒11は、
タービンケーシング15の水平面で担持され、複数の初
段静翼16を、保持するリテーナリング17に尾筒11
と一体のブラケット19を介して支持される。
成し、圧縮機出口静翼7の内部から吐出された圧縮空気
8を保持する。圧力室6には、燃焼器内筒9及び尾筒1
1が存在し、それぞれ、内筒9は、エンドカバー5に固
定された燃料ノズル13により支持され、尾筒11は、
タービンケーシング15の水平面で担持され、複数の初
段静翼16を、保持するリテーナリング17に尾筒11
と一体のブラケット19を介して支持される。
圧縮空気8は、圧力室6内で反転し、外筒と内筒9の環
状空間21へ流入し、燃料ノズル13の側に多くあけら
れた内筒9の燃焼空気孔(図示せず)から燃焼域23へ
流入する。本発明の範囲外の燃料流量制御装置から圧送
された燃料は、燃料ノズル13を介して、燃焼域23へ
流入し、圧縮空気8と反応し、多量の熱を発生し、燃焼
ガス8aとなり尾筒11を経由して、初段ノズル16に
流入する。
状空間21へ流入し、燃料ノズル13の側に多くあけら
れた内筒9の燃焼空気孔(図示せず)から燃焼域23へ
流入する。本発明の範囲外の燃料流量制御装置から圧送
された燃料は、燃料ノズル13を介して、燃焼域23へ
流入し、圧縮空気8と反応し、多量の熱を発生し、燃焼
ガス8aとなり尾筒11を経由して、初段ノズル16に
流入する。
燃料が、天然ガスや軽油の場合に、燃焼域23の空間に
明るく輝く火炎が存在する。
明るく輝く火炎が存在する。
第1図は1本発明の火炎監視手段の詳細を示す図である
。本発明の実施例に於いて、内筒9の中心線は、ガスタ
ービンの回転軸心と平行である。
。本発明の実施例に於いて、内筒9の中心線は、ガスタ
ービンの回転軸心と平行である。
互いに傾斜がある場合でも、本発明に、何等変更を加え
るものではない。
るものではない。
これらの距離は、初段ノズル16の平均半径より大きい
。よって、尾筒11は、燃焼ガス8aの入口側から出口
側に、猫背状に曲っている。
。よって、尾筒11は、燃焼ガス8aの入口側から出口
側に、猫背状に曲っている。
内筒9の中心線を、燃焼ガス8aの下流側に延長すると
、尾筒の背側の壁面を貫通する。この部分に、ボス31
を設け、冷却管33の中に存在する直視型のファイバス
コープ35を取付ける。
、尾筒の背側の壁面を貫通する。この部分に、ボス31
を設け、冷却管33の中に存在する直視型のファイバス
コープ35を取付ける。
取付手段は、例えば、食込み継手37を用いる。
又、ラッパ1との取合も、食込み継手38゜39を用い
る。冷却管33は、不銹wi裂の薄い板厚のチューブで
あり、圧力室6内にて、はぼ、自在に曲げた後1尾筒1
1とラッパ1に組立てる事ができる。
る。冷却管33は、不銹wi裂の薄い板厚のチューブで
あり、圧力室6内にて、はぼ、自在に曲げた後1尾筒1
1とラッパ1に組立てる事ができる。
ファイバスコープ35の詳細については、(株)オリン
パスのカタログBO47JB−1089Uに示されてい
る。ファイバスコープ35の尾筒11側の端部に達した
映像は、ファイバスコープ35内を通過し。
パスのカタログBO47JB−1089Uに示されてい
る。ファイバスコープ35の尾筒11側の端部に達した
映像は、ファイバスコープ35内を通過し。
他方のラッパ1外部の端部に達する。
第2図は、冷却管33中に納まったファイバスコープ3
5の尾筒11側端部の詳細を示す。
5の尾筒11側端部の詳細を示す。
ブロック45は、直視型ファイバスコープ35の先端4
7を、セットスクリュー42により、固定する。41は
、石英耐熱ガラス41であり、ブロック45に、貫通孔
をもつナツト43により固定される。石英耐熱ガラス4
1は、直接燃焼ガス8aが、ファイバスコープ35に接
触することを防ぐ為に設ける。冷却管33とファイバス
コープ35の環状空間を流れるラッパ1の外部から導入
された冷却空気46dは、冷却管33の先端で、尾筒1
1内の空間に噴出される。
7を、セットスクリュー42により、固定する。41は
、石英耐熱ガラス41であり、ブロック45に、貫通孔
をもつナツト43により固定される。石英耐熱ガラス4
1は、直接燃焼ガス8aが、ファイバスコープ35に接
触することを防ぐ為に設ける。冷却管33とファイバス
コープ35の環状空間を流れるラッパ1の外部から導入
された冷却空気46dは、冷却管33の先端で、尾筒1
1内の空間に噴出される。
この噴出流46dは、いわゆるパージエアであり、上述
の石英耐熱ガラス41に、燃焼ガスが、直接、接触する
量を、できるだけ少なくするために設けた物である。ま
た、燃焼ガス中の煤塵が、石英耐熱ガラス41に付着す
ることを防ぐためのものである。
の石英耐熱ガラス41に、燃焼ガスが、直接、接触する
量を、できるだけ少なくするために設けた物である。ま
た、燃焼ガス中の煤塵が、石英耐熱ガラス41に付着す
ることを防ぐためのものである。
第3図は、第2図の変形例を示す。この例の特徴は、第
2図との比較で説明すると、石英耐熱ガラス41のパー
ジエア46c、dと、ファイバスコープ35の冷却空気
146c、dの系統を分けた物であり、冷却空気146
c、dは、ファイバスコープ35を冷却した後、ラッパ
1外部の大気中へ放出される。この方法では、ファイバ
スコープ35を少量の空気で冷却する事ができる。しが
し、冷却管33の構造が複雑となる。又、冷却空気14
6c、dに、十分圧力があれば、冷却空気146c、d
を、圧力室6に放出しても良い。
2図との比較で説明すると、石英耐熱ガラス41のパー
ジエア46c、dと、ファイバスコープ35の冷却空気
146c、dの系統を分けた物であり、冷却空気146
c、dは、ファイバスコープ35を冷却した後、ラッパ
1外部の大気中へ放出される。この方法では、ファイバ
スコープ35を少量の空気で冷却する事ができる。しが
し、冷却管33の構造が複雑となる。又、冷却空気14
6c、dに、十分圧力があれば、冷却空気146c、d
を、圧力室6に放出しても良い。
第4図は、ファイバスコープ35の冷却管33の配置を
示すガスタービンの軸心直角方向の断面図である。本図
に於いて、尾筒11は、全部で10缶配置されている。
示すガスタービンの軸心直角方向の断面図である。本図
に於いて、尾筒11は、全部で10缶配置されている。
それぞれの尾筒11には、内部にファイバスコープ35
をもつ冷却管33が装着されており、ラッパ1の外部へ
導かれ、冷却管マニフオルド51に接続される。
をもつ冷却管33が装着されており、ラッパ1の外部へ
導かれ、冷却管マニフオルド51に接続される。
冷却管マニフオルド51には、複数のITVカメラ10
1が取付られており、冷却管33の内部のファイバスコ
ープ35の映像を、電気信号103に変換する。
1が取付られており、冷却管33の内部のファイバスコ
ープ35の映像を、電気信号103に変換する。
ラッパ1を含むガスタービンは、ベース105に、サポ
ート板107を介して、固定されている。
ート板107を介して、固定されている。
冷却槽マニフオルド51には、共通の空気源より、80
℃以下に冷却された空気46が供給される。
℃以下に冷却された空気46が供給される。
ガスタービンは、停止状態と運転状態とで、その温度が
300〜400℃異なる。よって、運転状態では、温度
上昇によりラッパ1の直径が、多少大きくなる。この伸
びが、冷却管マニフオルド51に、過大な反力を与えな
い様、外部冷却管33bに数個所キングを付けて布設す
る。
300〜400℃異なる。よって、運転状態では、温度
上昇によりラッパ1の直径が、多少大きくなる。この伸
びが、冷却管マニフオルド51に、過大な反力を与えな
い様、外部冷却管33bに数個所キングを付けて布設す
る。
冷却管マニフオルド51に導入される空気は、圧縮機吐
出部、又は、圧力室6から抽気した空気を、熱交換器(
第6図参照)で、80℃以下に冷却して用いる。この場
合、冷却空気46は、圧力室6内の空気と、燃焼器内筒
99尾筒11内部の空間の燃焼ガス8aの、圧力差によ
って流れる。
出部、又は、圧力室6から抽気した空気を、熱交換器(
第6図参照)で、80℃以下に冷却して用いる。この場
合、冷却空気46は、圧力室6内の空気と、燃焼器内筒
99尾筒11内部の空間の燃焼ガス8aの、圧力差によ
って流れる。
この圧力差は、ガスタービンの定格負荷条件で、圧縮機
吐出空気圧の約3%が普通である。
吐出空気圧の約3%が普通である。
又、上述の方法では、燃焼ガス温度が高い場合。
石英ガラス41のパージエア不足となる。この場合には
、第6図に示す冷却空気系統を用いる。
、第6図に示す冷却空気系統を用いる。
この系統の特徴は、冷却空気46を、ブロア111によ
り若干昇圧する事である。
り若干昇圧する事である。
冷却空気46は、圧力室6より抽気され、フィルタ11
3を通り、−旦、100’C程度に、水119aを冷媒
とする熱交換器115により冷却される。
3を通り、−旦、100’C程度に、水119aを冷媒
とする熱交換器115により冷却される。
冷却空気46の温度が、若干、上昇するブロア111に
より、昇圧された後、更に、別の水119bを冷媒とす
る熱交換器117により再度80℃以下に冷却される。
より、昇圧された後、更に、別の水119bを冷媒とす
る熱交換器117により再度80℃以下に冷却される。
その後、各冷却管マニフォルド51に冷却空気46が供
給される。
給される。
もちろん、この系統に於いて、冷却管マニフォルド51
に供給される空気が80℃以下であれば、熱交換器は、
115の一個でも良い。ブロア111の不流側に熱交換
器117を設ける場合、ブロア111は、300〜40
0℃の耐熱性をもつ必要がある。ブロア11上の上流側
に熱交換器115を設ける場合、熱交換器115は、ブ
ロア111による温度上昇を考慮し、冷却空気46の温
度を、十分低くする必要がある。ブロア111の駆動は
、電動機(図示せず)、又は、ガスタービンのアクセサ
リギア図示せずによる方法でも良い。又、起動時は電動
機駆動とし、運転時は、アクセサリギア駆動の併用でも
良い。
に供給される空気が80℃以下であれば、熱交換器は、
115の一個でも良い。ブロア111の不流側に熱交換
器117を設ける場合、ブロア111は、300〜40
0℃の耐熱性をもつ必要がある。ブロア11上の上流側
に熱交換器115を設ける場合、熱交換器115は、ブ
ロア111による温度上昇を考慮し、冷却空気46の温
度を、十分低くする必要がある。ブロア111の駆動は
、電動機(図示せず)、又は、ガスタービンのアクセサ
リギア図示せずによる方法でも良い。又、起動時は電動
機駆動とし、運転時は、アクセサリギア駆動の併用でも
良い。
ガスタービンの燃焼器内筒9中に、火炎が存在する場合
、その細心の延長上に設置されたファイバスコープ35
を介して、火炎の映像は、ガスタービンの外部に取り出
され、工業用テレビカメラ101により、電気信号10
3に交換されて、モニタTV(図示せず)に表示される
。ファイバスコープ35は、耐熱性が不十分のため、圧
力室6より抽気し、80℃以下に冷却された空気46に
より、常に冷却される。
、その細心の延長上に設置されたファイバスコープ35
を介して、火炎の映像は、ガスタービンの外部に取り出
され、工業用テレビカメラ101により、電気信号10
3に交換されて、モニタTV(図示せず)に表示される
。ファイバスコープ35は、耐熱性が不十分のため、圧
力室6より抽気し、80℃以下に冷却された空気46に
より、常に冷却される。
又、ファイバスコープ35先端部分は、石英ガラス41
を介しているが、熱負荷が過大とならぬ様、冷却空気4
6で、常に、燃焼ガスをパージしている。
を介しているが、熱負荷が過大とならぬ様、冷却空気4
6で、常に、燃焼ガスをパージしている。
この様にして、信頼性を高められたファイバスコープ3
5により得られた火炎画像は、燃焼器の運転状態の監視
に、十分段に立つ。更に、メタノール燃焼等における不
輝炎にてもファイバスコープとITVカメラが紫外線の
検知が可能であると、下記の確認に有効である。
5により得られた火炎画像は、燃焼器の運転状態の監視
に、十分段に立つ。更に、メタノール燃焼等における不
輝炎にてもファイバスコープとITVカメラが紫外線の
検知が可能であると、下記の確認に有効である。
先ず、点火時に、火炎の有無の判断に使用できる。更に
、火炎が、異常事態により消火した場合にも、直接的に
どの燃焼器で消火が起こったか。
、火炎が、異常事態により消火した場合にも、直接的に
どの燃焼器で消火が起こったか。
把む事ができる。
又、特に、燃焼器が、二段燃焼式、すなわち。
火炎が、別々の場所に、互いに独立的に存在する場合、
どちらの火炎が着火しており、又は、消えているか、火
炎画像から判断する事が出来る。
どちらの火炎が着火しており、又は、消えているか、火
炎画像から判断する事が出来る。
火炎が異常振動しているかどうかも分かる。
又、火炎色により、特に近年問題となっている窒素酸化
物の多少も、ある程度、判断可能である。
物の多少も、ある程度、判断可能である。
本発明のこの記述は、画素がニガ程度の光ファイバとI
TVカメラを組合せて使うものであるが。
TVカメラを組合せて使うものであるが。
最近、急速に実用化された画素が25万程度の固体撮像
素子(CCDチップ)を、ビデオイメージスコープとし
て5、直接1尾筒11のボス31の部分に固接し、第6
図と同じ冷却システムを用いれば、直接、火炎画像の電
気信号103を受信することが可能である。
素子(CCDチップ)を、ビデオイメージスコープとし
て5、直接1尾筒11のボス31の部分に固接し、第6
図と同じ冷却システムを用いれば、直接、火炎画像の電
気信号103を受信することが可能である。
従って、CCDチップを用いる場合も、本発明に含まれ
る。工業用ビデオイメージスコープの詳細については(
株)オリンパスのカタログBO46JB−1089を参
照されたい。
る。工業用ビデオイメージスコープの詳細については(
株)オリンパスのカタログBO46JB−1089を参
照されたい。
本発明の、更に、進んだ利用法につき、第7図に従って
以下に示す。
以下に示す。
ファイバスコープ35により伝送された火炎像は、IT
V(工業用テレビ)カメラ101に導かれ映像化されモ
ニタテレビ201に常時デイスプレーされる。ITVカ
メラ101から出力されるアナログ映像信号の一方は、
A/D変換器203を介してディジタル信号に変換され
た後、イメージプロセサ205に送られ、火炎画像の温
度等高線を、計算2表示する。この等高線により、平均
燃焼ガス温度(Tavg) を、演算器207にて積
分にて算出する。また、燃焼ガス温度のピーク値(T−
ax)を求める。これらの値を用い、次の計算式により
、燃焼ガスのパターンファクタ(P、F、)を求める。
V(工業用テレビ)カメラ101に導かれ映像化されモ
ニタテレビ201に常時デイスプレーされる。ITVカ
メラ101から出力されるアナログ映像信号の一方は、
A/D変換器203を介してディジタル信号に変換され
た後、イメージプロセサ205に送られ、火炎画像の温
度等高線を、計算2表示する。この等高線により、平均
燃焼ガス温度(Tavg) を、演算器207にて積
分にて算出する。また、燃焼ガス温度のピーク値(T−
ax)を求める。これらの値を用い、次の計算式により
、燃焼ガスのパターンファクタ(P、F、)を求める。
Tavg Tca
但し、Teaは、圧縮機吐出温度である。
燃焼状態を診断するため、比較テーブルとして正常な燃
焼をしている場合の燃焼負荷に対するパターンファクタ
データをあらかじめ用意しておき、それらの偏差を比較
器209により算出し、その偏差I F傘−F l
が、パターンファクターの許容値より小であれば、運転
継続は出来ると判断し、逆に大きい場合は、運転継続停
止の信号が、トリップ回路211から発信される。
焼をしている場合の燃焼負荷に対するパターンファクタ
データをあらかじめ用意しておき、それらの偏差を比較
器209により算出し、その偏差I F傘−F l
が、パターンファクターの許容値より小であれば、運転
継続は出来ると判断し、逆に大きい場合は、運転継続停
止の信号が、トリップ回路211から発信される。
更に、本発明により、ガスタービンの試運転時、各燃焼
器内の燃焼ガス温度分布を、把握し、燃料流量を微調整
することにより各燃焼器の平均燃焼ガス温度を平均化す
ることができる。
器内の燃焼ガス温度分布を、把握し、燃料流量を微調整
することにより各燃焼器の平均燃焼ガス温度を平均化す
ることができる。
この調整を行なえば、ガスタービンのホントパーツに与
える損傷を最小とすることができる。
える損傷を最小とすることができる。
本発明によれば、内筒内の火炎を直接火炎画像として見
る事ができるため、火炎振動2着火消火。
る事ができるため、火炎振動2着火消火。
火炎色のバランス状態を監視する事ができる。
更に、燃焼器が二段燃焼式の場合、従来、困難であった
、火炎間の火移りの有無をチエツクする事ができる。
、火炎間の火移りの有無をチエツクする事ができる。
更に、火炎形状から、パターン認識の手段で内筒断面の
温度分布を計算すれば、タービン部のホットパーツへ与
える熱応力のバランス度が分かり、ホットパーツの寿命
管理に使う事ができる。
温度分布を計算すれば、タービン部のホットパーツへ与
える熱応力のバランス度が分かり、ホットパーツの寿命
管理に使う事ができる。
第1図は、本発明の一実施例の光ファイバを設置した燃
焼器断面図、第2図は、本発明の一実施例の光フアイバ
冷却手段の断面図、第3図は、本発明の他の実施例の光
フアイバ冷却手段の断面図、第4図は、多缶燃焼器に対
する光ファイバの配置を示す断面図、第5図は、従来の
燃焼器構造を示す断面図、第6図は光ファイバの冷却空
気系統図、第7図は、火炎画像の処理系統図を示す。 11・・・尾筒、35・・光ファイバ、33・・冷却管
。 41・・・耐熱石英ガラス、101・・・ITVカメラ
、第 (2) 芋 竿 図 茅40 竿 6 釘ム 57へ
焼器断面図、第2図は、本発明の一実施例の光フアイバ
冷却手段の断面図、第3図は、本発明の他の実施例の光
フアイバ冷却手段の断面図、第4図は、多缶燃焼器に対
する光ファイバの配置を示す断面図、第5図は、従来の
燃焼器構造を示す断面図、第6図は光ファイバの冷却空
気系統図、第7図は、火炎画像の処理系統図を示す。 11・・・尾筒、35・・光ファイバ、33・・冷却管
。 41・・・耐熱石英ガラス、101・・・ITVカメラ
、第 (2) 芋 竿 図 茅40 竿 6 釘ム 57へ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、燃焼器内筒及び前記燃焼器内筒に接続された燃焼器
尾筒を含むガスタービン燃焼器に於いて、前記燃焼器内
筒の内面を、その軸心に、略沿わせて、上流方向に見、
かつ、ガスタービン圧縮機の吐出空気により冷却された
火炎監視手段を、前記燃焼器尾筒の壁の一部分に設けた
ことを特徴とするガスタービン燃焼器内の火炎監視装置
。 2、請求項1に於いて、前記ガスタービン圧縮機の吐出
空気の一部分を、ブロアで昇圧し、更に、前記ブロアよ
り吐出された圧縮空気を、熱交換器により冷却し、また
は、前記熱交換器で冷却した空気を前記ブロアで昇圧し
て冷却された圧縮空気により、冷却するガスタービン燃
焼器内の火炎監視装置。 3、請求項1において、前記ガスタービン圧縮機の吐出
の一部分の空気を、熱交換器により冷却され、更に、ガ
スタービンアクセサリギアで、駆動されるブロアで、昇
圧し、前記空気により、冷却するガスタービン燃焼器内
の火炎監視装置。 4、請求項1に於いて、前記ガスタービンの起動停止時
、電動機により駆動されるブロアにより、冷却するガス
タービン燃焼器内の火炎監視装置。 5、請求項1において冷却管内に挿入された光ファイバ
、更に工業用テレビカメラにより火炎画像を遠隔伝送す
るガスタービン燃焼器内の火炎監視装置。 6、請求項1において、冷却管内に挿入された固体撮像
素子により火炎画像を、遠隔伝送するガスタービン燃焼
器内の火炎監視装置。 7、請求項1において、前記燃焼筒の内部に火炎ガス個
所が独立に形成されるガスタービン燃焼器内の火炎監視
装置。 8、請求項1において火炎画像から火炎温度の等高線を
得、これにより、燃焼ガス平均温度を求め、更に燃焼ガ
スのパターンファクタの算出により、燃焼状態につき判
断するガスタービン燃焼器内の火炎監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6706990A JPH03267617A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ガスタービン燃焼器内の火炎監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6706990A JPH03267617A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ガスタービン燃焼器内の火炎監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03267617A true JPH03267617A (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=13334194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6706990A Pending JPH03267617A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | ガスタービン燃焼器内の火炎監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03267617A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007085345A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | General Electric Co <Ge> | 液冷式燃焼用カメラ |
EP3872462A1 (de) * | 2020-02-18 | 2021-09-01 | Vaillant GmbH | Wärmezelle mit optischer sensoreinheit |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP6706990A patent/JPH03267617A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007085345A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | General Electric Co <Ge> | 液冷式燃焼用カメラ |
EP3872462A1 (de) * | 2020-02-18 | 2021-09-01 | Vaillant GmbH | Wärmezelle mit optischer sensoreinheit |
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