JP2007085252A - スクロール型圧縮機および空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 端板の一方の側面に立設された渦巻き状の壁体を有する固定スクロールと、他の端板35の一方の側面に立設された渦巻き状の他の壁体37を有するとともに、壁体および他の壁体37をかみ合わせて圧縮室を形成するように公転旋回運動可能に支持された旋回スクロール25と、他の端板35の他方の側面に配置され、旋回スクロール25を公転旋回駆動させる回転軸41と、回転軸41に設けられ、旋回スクロール25の公転旋回運動と位相が略180度ずれた状態で回転するバランスウエイト51と、を有し、他の端板35の他方の側面には円環状の凹部47が設けられ、バランスウエイト51の一部が凹部47の内部に配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
このように、スクロール型圧縮機は、所定質量を有する旋回スクロールを旋回運動させるため、そのままの状態では回転バランスが悪くなるという問題があった。
そのため、上述の問題を解決するさまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この技術によれば、回転シャフトにバランスウエイトを設けることにより、旋回スクロールの動的アンバランスを平衡させることができた。
本発明のスクロール型圧縮機は、端板の一方の側面に立設された渦巻き状の壁体を有するとともに所定位置に固定された固定スクロールと、他の端板の一方の側面に立設された渦巻き状の他の壁体を有するとともに、前記壁体および前記他の壁体をかみ合わせて圧縮室を形成するように公転旋回運動可能に支持された旋回スクロールと、前記他の端板の他方の側面に配置され、該旋回スクロールを公転旋回駆動させる回転軸と、該回転軸に設けられ、前記旋回スクロールの公転旋回運動と位相が略180度ずれた状態で回転するバランスウエイトと、を有し、前記他の端板の他方の側面には円環状の凹部が設けられ、前記バランスウエイトの一部が前記凹部の内部に配置されていることを特徴とする。
また、旋回スクロールを大型化して圧縮室を大容量化しても、旋回スクロールの質量増加を抑えることができる。そのため、スクロール型圧縮機の大容量化を図るとともに、運転による振動を抑制することができる。
つまり、固定および旋回スクロールのかみ合わせで形成される圧縮室は、外周領域から中央領域に移動するにつれて、容積が小さくなるため内部の流体圧力が上昇する。そのため、他の端板における中央領域は、上昇した流体圧力に耐えられる板厚で形成されている。
凹部が形成された領域では、中央領域と比較すると、上記流体圧力は低い。そのため、凹部が形成された領域における他の端板の板厚を、上記中央領域の板厚以下としても、旋回スクロールの強度を確保することができ、凹部の深さを深くした分だけ、旋回スクロールの質量軽減とバランスウエイトの大型化、大質量化を図ることができる。
つまり、従来の旋回スクロールは、一方の側面に渦巻き状の他の壁体が設けられているとともに、回転軸により公転旋回運動する面に沿う方向への移動が規制されている。すると、旋回スクロールの重心点は他の壁体側に位置することになり、この重心点に働く遠心力は、重心点から離れた他方の側面側に配置された回転軸により受け止められる。そのため、従来の旋回スクロールには転倒モーメントが作用することになる。
本発明のように、他の端板の他方の側面における、凹部より外周側の面を内周側の面よりもバランスウエイト側に突出させると、旋回スクロールの重心点は他の端板の近傍に移動する。すると、重心点と回転軸の支持部との距離が短くなり、旋回スクロールに働く転倒モーメントが小さくなる。
また、旋回スクロールを大型化して圧縮室を大容量化しても、旋回スクロールの質量増加を抑えることができる。そのため、スクロール型圧縮機の大容量化を図るとともに、運転による振動を抑制することができるという効果を奏する。
以下、本発明の第1の実施形態に係るスクロール型圧縮機を備えた空気調和機ついて図1から図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るスクロール型圧縮機を備えた空気調和機の概略構成を説明する回路図である。
空気調和機1は、図1に示すように、冷媒を圧縮するスクロール型圧縮機3と、圧縮された冷媒の熱を外部に放出させる放熱器5と、放熱した冷媒の圧力を減圧させる膨張弁(減圧器)7と、減圧された冷媒に熱を与える吸熱器9と、から概略構成されている。
スクロール型圧縮機3は、図2に示すように、内部に密閉空間mを有するハウジング11と、このハウジング11内に配置され、密閉空間m内に取り込まれた冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構13と、このスクロール圧縮機構13を駆動する回転軸15と、このスクロール圧縮機構13を公転駆動する駆動部と、を主たる要素として構成されている。
リアハウジング11Rの側部前側には、冷媒を吸入する吸入口(図示せず)が、密閉空間mに連通するように形成されており、リアハウジング11Rの後側には、後述する吐出キャビティ21と連通し、圧縮冷媒ガスを吐出する吐出口(図示せず)が形成されている。
固定スクロール23は、固定端板(端板)27とその内面(一方の側面)に立設された渦巻状壁体(壁体)29とを備え、固定端板27の中央部には、吐出ポート31が形成されている。この吐出ポート31は、ボルトを介して固定端板27の後側表面(他方の側面)に取り付けられた吐出弁33により開閉される。
旋回スクロール25は、図2および図3に示すように、旋回端板(他の端板)35と、その内面(一方の側面)に立設された渦巻状壁体(他の壁体)37とを備えている。旋回端板35の外面(他方の側面)に突出して設けられたボス39内には、偏心ブッシュ(回転軸)41が、軸受43を介して回転自在に嵌合されている。この偏心ブッシュ41に設けられた穴に、回転軸15の端部から突出した偏心ピン45が嵌合されている。
なお、凹部47は、鋳ぬきにより形成されていてもよいし、加工により形成されていてもよく、特に限定するものではない。
また、旋回スクロール25とフロントハウジング11Fとの間には、オルダムリング(自転防止機構)49が設けられており、回転軸15を回転させたときに、旋回スクロール25が偏心ブッシュ41回りに自転しないようになっている。したがって、回転軸15を回転させたとき、旋回スクロール25は自転せず公転旋回運動のみを行うようになっている。
なお、エンジンや電動モータ等から回転軸15への駆動力の伝達・遮断は、図示しない電磁クラッチにより制御される。
空気調和機1において冷媒は、図1に示すように、スクロール型圧縮機3に圧縮され放熱器5に向けて吐出される。放熱器5に流入した冷媒は、外部に熱を放熱して凝縮・液化する。液化した冷媒は膨張弁7において減圧、断熱膨張され、吸熱器9に流入する。吸熱器9に流入した冷媒は、外部から熱を吸収して蒸発・気化する。気化した冷媒はスクロール型圧縮機3に吸入され、上述のサイクルを繰り返す。
スクロール型圧縮機3においては、図2に示すように、図示しない電磁クラッチが入れられることによりエンジンや電動モータ等からの回転駆動力が回転軸15に伝達され、この回転駆動力が偏心ピン45、偏心ブッシュ41、およびボス39を介してスクロール圧縮機構13の旋回スクロール25に伝達される。旋回スクロール25は、オルダムリング49により自転を阻止され、公転旋回半径を半径とする円軌道上で公転旋回運動を行うように駆動される。
また、旋回スクロール25は公転旋回運動するのに対してバランスウエイト51は回転運動するため、凹部47内に配置されたバランスウエイト51の先端は凹部47内を相対的に回転移動する。
また、旋回スクロール25を大型化して圧縮室Cを大容量化しても、旋回スクロール25の質量増加を抑えることができる。そのため、スクロール型圧縮機3の大容量化を図るとともに、運転による振動を抑制することができる。
つまり、固定および旋回スクロール23,25のかみ合わせで形成される圧縮室Cは、外周領域から中央領域に移動するにつれて、容積が小さくなるため内部の冷媒圧力が上昇する。そのため、他の端板における中央領域は、上昇した冷媒圧力に耐えられる板厚で形成されている。
凹部47が形成された領域では、中央領域と比較すると、上記冷媒圧力は低い。そのため、凹部47が形成された領域における旋回端板35の板厚を、上記中央領域の板厚以下としても、旋回スクロール25の強度を確保することができる。
このように、凹部47が形成された領域の板厚を中央領域より薄くし、凹部47の深さをより深くすることによって、更なる旋回スクロール25の質量軽減とバランスウエイト51の大型化、大質量かが可能となり、一層の動的アンバランス軽減を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図4から図6を参照して説明する。
本実施形態の空気調和機の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、スクロール型圧縮機のスクロール圧縮機構およびバランスウエイトの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図4から図6を用いてスクロール圧縮機構およびバランスウエイトの構成のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
スクロール型圧縮機103のスクロール圧縮機構113は、図4および図5に示すように、固定スクロール123と、旋回スクロール125とから概略構成されている。
スクロール圧縮機構113を駆動する回転軸に取り付けられた偏心ブシュ41には旋回スクロール125に働く遠心力を打ち消すバランスウエイト151が取り付けられている。
旋回スクロール125は固定スクロール123に対して相互に公転旋回半径だけ偏心しかつ180度だけ位相をずらした状態で、渦巻状壁体129,137どうしを噛み合わせて組み付けられている。
一方、旋回スクロール125の旋回端板135も、図5(b)に示すように、渦巻状壁体137が立設された内面(一方の側面)に、渦巻状壁体137の渦方向に沿って中心部側で高く外終端側で低くなるよう形成された端板段付部135aを備えている。
一方、旋回端板135の底面も、図5(b)に示すように、端板段付部135aが形成されていることにより、中心部よりに設けられた(底の浅い底面)面が高くなる高面部135bと外終端よりに設けられた(底の深い底面)面が低くなる低面部135cとの2つの部位に分けられている。隣り合う高面部135b,低面部135c間には、端板段付部135aを構成し、前記高面部135b,低面部135cを繋いで垂直に切り立つ連結壁面135dが存在している。
一方、旋回スクロール125の渦巻状壁体137も、図5(b)に示すように、固定スクロール123の端板段付部127aに対応し、渦巻き状の上縁が2つの部位に分割され、かつ渦の中心部側で低く(低部位)外終端側で高く(高部位)なる壁体段付部となっている。
一方、渦巻状壁体137の上縁も、図5(b)に示すように、中心部寄りに設けられた低位の低上縁(低部位)137bと外終端寄りに設けられた高位の高上縁(高部位)137cとの2つの部位に分けられ、隣り合う低上縁137b,高上縁137c間には、両者を繋いで旋回面に垂直な連結縁(壁体段付部)137dが存在している。
なお、凹部147は、鋳ぬきにより形成されていてもよいし、加工により形成されていてもよく、特に限定するものではない。
本実施形態におけるスクロール型圧縮機103の冷媒を圧縮する動作は、第1の実施形態のスクロール型圧縮機とほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。
固定スクロール12と旋回スクロール13とは、図6に示すように、組み合わされて圧縮室Cを形成している。図6に示す状態は圧縮を開始する状態を示している。
この圧縮開始状態では、渦巻状壁体129の外終端が渦巻状壁体137の外側面に当接するとともに、渦巻状壁体137の外終端が渦巻状壁体129の外側面に当接し、固定端板127,旋回端板135、渦巻状壁体129,137間に圧縮する流体が封入され、スクロール圧縮機構の中心を挟んで正対した位置に、最大容積の圧縮室Cが二つ形成される。
この状態においては、図4から図6に示すように、二つの圧縮室Cは、それぞれ渦巻状壁体129,137と、低面部127c,135cに囲まれている。
その後、旋回スクロール125が所定位相旋回すると、再び連結縁129dと連結壁面135d、連結縁137dと連結壁面127dが摺接して、一つになっていた圧縮室Cは二つに分離される。
この状態においては、二つの圧縮室Cは、図4から図6に示すように、それぞれ渦巻状壁体129,137と、高面部127b,135bに囲まれている。そのため、圧縮室Cの容積は、第1の実施形態と比較してより小さくなっている。
次に、本発明の第3の実施形態について図7および図8を参照して説明する。
本実施形態の空気調和機の基本構成は、第2の実施形態と同様であるが、第2の実施形態とは、スクロール型圧縮機のスクロール圧縮機構およびバランスウエイトの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図7および図8を用いてスクロール圧縮機構およびバランスウエイトの構成のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図7は、本実施形態に係るスクロール型圧縮機のスクロール圧縮機構およびバランスウエイトの構成を説明する部分拡大図である。図8は、図7のスクロール圧縮機構における固定スクロールおよび旋回スクロールの構成を説明する斜視図である。
なお、第2の実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
スクロール圧縮機構213を駆動する回転軸に取り付けられた偏心ブシュ41には旋回スクロール225に働く遠心力を打ち消すバランスウエイト251が取り付けられている。
一方、旋回スクロール225は、図8(b)に示すように、旋回端板(他の端板)235の内面(一方の側面)に渦巻状壁体137が立設された構成となっている。旋回端板235は、中央部が渦巻状壁体137側に突出するとともに、外周部が偏心ブシュ41側に突出するように形成されている。
一方、旋回端板235の底面は、図8(b)に示すように、上記中央部に対応する領域に設けられた(底の浅い底面)面が高くなる高面部235bと、上記外周部に対応する領域に設けられた(底の深い底面)面が低くなる低面部235cとの2つの部位に分けられている。これら高面部235bと低面部235cとの間には、端板段付部235aが形成されている。
なお、凹部247は、鋳ぬきにより形成されていてもよいし、加工により形成されていてもよく、特に限定するものではない。
本実施形態におけるスクロール型圧縮機203の冷媒を圧縮する動作は、第2の実施形態のスクロール型圧縮機とほぼ同様であるので、その説明を省略する。
本実施形態における旋回スクロール225は、旋回端板235の外面における、凹部247より外周側の面を中央側(内周側)の面よりもバランスウエイト251側に突出させている。そのため、旋回スクロール225の重心点は旋回端板235の近傍に移動するため、重心点と偏心ブシュ41等による支持点との距離が短くなる。その結果、旋回スクロール225に働く転倒モーメントが小さくなり、スクロール型圧縮機203の振動を低減することができる。
例えば、上記の実施の形態においては、この発明を車両用のスクロール型圧縮機に適用して説明したが、この発明は車両用のスクロール型圧縮機に限られることなく、その他各種のスクロール型圧縮機に適応できるものである。
3,103,203 スクロール型圧縮機
5 放熱器
7 膨張弁(減圧器)
9 吸熱器
23,123,223 固定スクロール
25,125,225 旋回スクロール
27,127,227 固定端板(端板)
29,129 渦巻状壁体(壁体)
35,135,235 旋回端板(他の端板)
37,137 渦巻状壁体(他の壁体)
41 偏心ブッシュ(回転軸)
47,147,247 凹部
51,151,251 バランスウエイト
127a,227a 端板段付部
127b,227b 高面部
127c,227c 低面部
129b 低上縁(低部位)
129c 高上縁(高部位)
129d 連結縁(壁体段付部)
135a,235a 端板段付部
135b,235b 高面部
135c,235c 低面部
137b 低上縁(低部位)
137c 高上縁(高部位)
137d 連結縁(壁体段付部)
C 圧縮室
Claims (5)
- 端板の一方の側面に立設された渦巻き状の壁体を有するとともに所定位置に固定された固定スクロールと、
他の端板の一方の側面に立設された渦巻き状の他の壁体を有するとともに、前記壁体および前記他の壁体をかみ合わせて圧縮室を形成するように公転旋回運動可能に支持された旋回スクロールと、
前記他の端板の他方の側面に配置され、該旋回スクロールを公転旋回駆動させる回転軸と、
該回転軸に設けられ、前記旋回スクロールの公転旋回運動と位相が略180度ずれた状態で回転するバランスウエイトと、を有し、
前記他の端板の他方の側面には円環状の凹部が設けられ、
前記バランスウエイトの一部が前記凹部の内部に配置されていることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 前記他の端板における前記凹部が設けられた領域の板厚が、前記他の端板の略中央領域の板厚以下の板厚であることを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
- 前記他の端板の他方の側面における前記凹部より外周側の面が、内周側の面よりも前記バランスウエイト側に突出していることを特徴とする請求項1または2に記載のスクロール型圧縮機。
- 前記壁体および前記他の壁体の上縁に壁体段付部が形成され、
前記壁体および前記他の壁体には、前記壁体段付部より渦巻き方向の中心側に高さが低い低部位が形成されるとともに外周端側に高さが高くなる高部位が形成され、
前記端板および前記他の端板における一方の側面に、前記壁体段付部に対向する位置に端板段付部が形成され、
前記一方の側面には、前記端板段付部より渦巻き方向の中心側に面が高くなる高面部が形成されるとともに外周端側で面が低くなる低面部が形成され、
前記凹部が、前記他の端板の他方の側面における前記高面部が前記回転軸の軸線方向に投影された領域に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスクロール型圧縮機。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のスクロール型圧縮機と、
該スクロール型圧縮機に圧縮された冷媒の熱を外部に放熱させる放熱器と、
放熱された冷媒の圧力を減圧させる減圧部と、
減圧された冷媒に外部の熱を吸熱させる吸熱器と、が設けられていることを特徴とする空気調和機
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