JP2007085191A - バルブ開閉装置 - Google Patents
バルブ開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007085191A JP2007085191A JP2005272020A JP2005272020A JP2007085191A JP 2007085191 A JP2007085191 A JP 2007085191A JP 2005272020 A JP2005272020 A JP 2005272020A JP 2005272020 A JP2005272020 A JP 2005272020A JP 2007085191 A JP2007085191 A JP 2007085191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- shaft
- valve opening
- closing device
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/16—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
- F16K1/18—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
- F16K1/22—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
- F16K1/223—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves with a plurality of valve members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/10—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
- F02D9/1035—Details of the valve housing
- F02D9/106—Sealing of the valve shaft in the housing, e.g. details of the bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/10—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
- F02D9/107—Manufacturing or mounting details
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/10—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
- F02D9/1075—Materials, e.g. composites
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/10—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
- F02D9/109—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps having two or more flaps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/02—Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
- F16K27/0209—Check valves or pivoted valves
- F16K27/0218—Butterfly valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
【課題】 樹脂製の吸気流制御バルブ4に一体的に形成されたバルブ軸5の第1、第2軸受け部41、42の外径変形を防止することを課題とする。
【解決手段】 樹脂製のハウジング3の内部に開閉自在に組み込まれた樹脂製の吸気流制御バルブ4の回転中心軸線近傍に一体的に形成されたバルブ軸5の軸方向の中間部(バルブ保持部33)の内周部、つまりハウジング3の第1、第2軸受け穴21、22との間で第1、第2摺動部を構成する第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側以外の部位に、バルブシャフト(角形鋼製シャフト)6に設けられる多角断面形状のシャフト外径部を圧入固定する多角穴63を有する圧入部53を設けている。これによって、バルブシャフト6のシャフト外径部を、バルブ軸5のシャフト貫通穴10の内部に挿入しても、第1、第2軸受け部41、42の外径が拡径する側に変形することを確実に防止できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 樹脂製のハウジング3の内部に開閉自在に組み込まれた樹脂製の吸気流制御バルブ4の回転中心軸線近傍に一体的に形成されたバルブ軸5の軸方向の中間部(バルブ保持部33)の内周部、つまりハウジング3の第1、第2軸受け穴21、22との間で第1、第2摺動部を構成する第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側以外の部位に、バルブシャフト(角形鋼製シャフト)6に設けられる多角断面形状のシャフト外径部を圧入固定する多角穴63を有する圧入部53を設けている。これによって、バルブシャフト6のシャフト外径部を、バルブ軸5のシャフト貫通穴10の内部に挿入しても、第1、第2軸受け部41、42の外径が拡径する側に変形することを確実に防止できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、樹脂製のハウジングの内部に樹脂製のバルブを開閉自在に組み込んだバルブ開閉装置に関するもので、樹脂製のハウジングの内部に樹脂製のバルブを開閉自在に組み込んだバルブユニットを、例えば内燃機関の吸気管の一部を構成する共通のケーシングに一定の間隔でシャフトの軸方向に並列して複数配置した多連一体型のバルブ開閉装置に係わる。
[従来の技術]
近年、多連一体型の吸気制御バルブを備えた内燃機関用吸気制御装置の軽量化や低コスト化を図る目的で、金属材料で製造されていたハウジングや吸気制御バルブを樹脂化したものが多くなりつつある。また、例えば弾性体構造を持った樹脂製のハウジングの内部に樹脂製の吸気制御バルブを開閉自在に組み込んだバルブユニットを、内燃機関の吸気管(例えばインテークマニホールド)の一部を構成する共通のケーシング(ブロック)に一定の間隔でシャフトの軸方向に並列して複数配置した内燃機関用吸気制御装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
近年、多連一体型の吸気制御バルブを備えた内燃機関用吸気制御装置の軽量化や低コスト化を図る目的で、金属材料で製造されていたハウジングや吸気制御バルブを樹脂化したものが多くなりつつある。また、例えば弾性体構造を持った樹脂製のハウジングの内部に樹脂製の吸気制御バルブを開閉自在に組み込んだバルブユニットを、内燃機関の吸気管(例えばインテークマニホールド)の一部を構成する共通のケーシング(ブロック)に一定の間隔でシャフトの軸方向に並列して複数配置した内燃機関用吸気制御装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、多連一体型の吸気制御バルブを備えた内燃機関用吸気制御装置の場合には、複数の吸気制御バルブの開度を一括して1つのバルブ駆動装置によって制御することが望ましい。具体的には、複数のバルブユニットの各吸気制御バルブ毎に、バルブ駆動装置によって駆動される1本の鋼製角シャフトの各シャフト側嵌合部の外周に嵌め合わされるバルブ側嵌合部を設け、吸気制御バルブ毎の各バルブ側嵌合部を貫通するようにシャフト貫通穴を設けることが望ましい。また、吸気制御バルブ毎の各シャフト貫通穴の穴形状を、鋼製角シャフトの外形形状に合わせて多角穴形状とすることで、複数のバルブユニットの吸気制御バルブ毎の各シャフト貫通穴に1本の鋼製角シャフトを圧入固定した後の、鋼製角シャフトと各吸気制御バルブとの回転方向の相対回転運動を防止することが望ましい。
ここで、上記のような樹脂製のハウジング101は、図5に示したように、内部に吸気通路(流体流路)102が形成されている。また、樹脂製の吸気制御バルブ103は、内部にシャフト貫通穴104が形成された円筒状のバルブ軸105を有している。このバルブ軸105は、軸方向に延ばされており、吸気制御バルブ103の回転中心軸線上に一体的に形成されている。また、バルブ軸105の軸方向の両端部には、ハウジング101の軸受け穴111との間で摺動部を構成する軸受け部112がそれぞれ設けられている。そして、バルブ軸105の半径方向の内径側には、軸受け部112を含む軸方向の全領域に渡って、1本の角形鋼製シャフト107を圧入固定するための圧入部113が設けられている。
[従来の技術の不具合]
ところが、吸気制御バルブ103を樹脂化した場合には、高い成形精度の確保が困難であった。そして、バルブ軸105の内部に形成されるシャフト貫通穴104の穴形状を、角形鋼製シャフト107の外形形状に合わせて多角穴形状(例えば断面矩形状の穴)とした場合には、バルブ軸105の軸方向に垂直な断面の肉厚が周方向において不均一となり、バルブ軸105の外径寸法精度が悪化する可能性がある。また、角形鋼製シャフト107がシャフト貫通穴104の内部に圧入嵌合されるため、バルブ軸105の軸受け部112の外径が変形(例えば拡径)する可能性がある。
ところが、吸気制御バルブ103を樹脂化した場合には、高い成形精度の確保が困難であった。そして、バルブ軸105の内部に形成されるシャフト貫通穴104の穴形状を、角形鋼製シャフト107の外形形状に合わせて多角穴形状(例えば断面矩形状の穴)とした場合には、バルブ軸105の軸方向に垂直な断面の肉厚が周方向において不均一となり、バルブ軸105の外径寸法精度が悪化する可能性がある。また、角形鋼製シャフト107がシャフト貫通穴104の内部に圧入嵌合されるため、バルブ軸105の軸受け部112の外径が変形(例えば拡径)する可能性がある。
ここで、バルブ軸105の軸受け部112の外径が変形(特に拡径)した場合には、ハウジング101の軸受け穴111の内周面に対するバルブ軸105の軸受け部112の外周面の面圧が上がることで、ハウジング101の軸受け穴111の内周面とバルブ軸105の軸受け部112の外周面との間の摺動部の摺動性が悪化する。これにより、ハウジング101に対するバルブ軸105の摺動抵抗や摩擦トルクが増加するため、吸気制御バルブ103の動作不良が発生する。これを防止するためには、バルブ駆動装置、特にモータアクチュエータを大型化する必要がある。
また、エンジンの吸気管内には、吸気バルブの開閉に伴って吸気脈動(圧力脈動)が発生する。この吸気脈動が吸気制御バルブ103に加わると、ハウジング101の軸受け穴111の内周面とバルブ軸105の軸受け部112の外周面との間の摺動部に微小な相対滑りが発生し、このときの応力集中により摺動部にフレッティング摩耗が発生する。また、この摺動部の偏摩耗により発生した樹脂摩耗粉が堆積して部分的に盛り上がり強い片当たり状態となって更に摺動部の摩耗を促進させる問題がある。また、発生した樹脂摩耗粉にガラス繊維が含まれている場合には、これが内燃機関の気筒内に吸入され、内燃機関の摺動部品を摩耗させる等の問題もある。
特表2003−509634号公報(第1−9頁、図1−図6)
本発明の目的は、樹脂製のバルブの軸受け部の外径変形を防止することのできるバルブ開閉装置を提供することにある。また、バルブの軸受け部の外径寸法精度を向上させることのできるバルブ開閉装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によれば、樹脂製のハウジングの内部に開閉自在に組み込まれた樹脂製のバルブに、ハウジングを軸受けとして摺動する軸受け部を設けている。そして、この軸受け部の半径方向の内径側以外に、シャフトを圧入する圧入部を設けたことにより、仮にバルブの貫通穴の内部を貫通するようにシャフトを挿入した場合であっても、軸受け部の半径方向の内径側には圧入部が設けられていないので、バルブの軸受け部の外径変形を抑制することができる。これによって、ハウジングに対するバルブの軸受け部の面圧が上がり難くなり、ハウジングとバルブの軸受け部との間の摺動部の摺動性を向上させることができる。
したがって、ハウジングに対するバルブの軸受け部の摺動抵抗や摩擦トルクを低減させることができるので、バルブを小さい動力で開閉動作させることができる。このため、シャフトを介してバルブを開弁駆動(または閉弁駆動)するバルブ駆動装置を大型化する必要はなく、バルブ開閉装置全体の体格をコンパクト化することができる。また、バルブの軸受け部の外径変形を抑制することができるので、仮に圧力脈動がバルブに加わっても、ハウジングとバルブの軸受け部との間の摺動部におけるフレッティング摩耗等の偏摩耗の発生を防止することができる。これにより、ハウジングまたはバルブの軸受け部のいずれか一方から樹脂摩耗粉が発生するのを抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、バルブの軸受け部の半径方向の内径側に、シャフトとの間に隙間を形成する非圧入部を設けることにより、仮にバルブの軸受け部の貫通穴の内部を貫通するようにシャフトを挿入した場合であっても、軸受け部の半径方向の内径側には圧入部が設けられていないので、バルブの軸受け部の外径が変形し難くなる。これによって、ハウジングに対するバルブの軸受け部の面圧が上がり難くなり、ハウジングとバルブの軸受け部との間の摺動部の摺動性が向上する。したがって、請求項1に記載の発明と同様な効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、バルブの非圧入部に、丸穴形状の円形穴を設けている。そして、バルブの非圧入部の円形穴の内部にシャフトを隙間嵌めすることにより、バルブの軸受け部の外径変形を抑制することができる。なお、円形穴は、バルブの内部に形成される貫通穴の一部を成す。また、請求項4に記載の発明によれば、バルブの軸受け部の、シャフトの軸方向に垂直な断面形状を円筒形状に形成することにより、バルブの軸受け部の肉厚を周方向全体に渡って略均一化することができるので、バルブの軸受け部の外径寸法精度を向上させることができる。これによって、ハウジングに対するバルブの軸受け部の面圧が上がり難くなり、ハウジングとバルブの軸受け部との間の摺動部の摺動性が向上する。したがって、請求項1に記載の発明と同様な効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、シャフトの軸方向に垂直な断面形状を多角形状に形成している。また、請求項6に記載の発明によれば、バルブの圧入部に、シャフトの断面形状と略同一の穴形状の多角穴を設けている。そして、バルブの圧入部の多角穴の内部にシャフトを締まり嵌めすることにより、バルブとシャフトとの相対的な回転を規制することができる。なお、多角穴は、バルブの内部に形成される貫通穴の一部を成す。また、請求項7に記載の発明によれば、内部に貫通穴が形成されたバルブ軸をバルブに一体的に形成することにより、バルブとバルブ軸とを組み付ける必要はなく、部品点数が減り、コスト削減を図ることができる。また、請求項8に記載の発明によれば、バルブ軸の貫通穴の内部にシャフトを挿入して、シャフトをバルブ軸の内周に圧入嵌合しても良い。
請求項9に記載の発明によれば、バルブの軸受け部を、バルブに一体的に形成されたバルブ軸の外周部(バルブ軸の半径方向の外径側)に設け、また、バルブの圧入部を、軸受け部とバルブ軸の軸方向位置が異なる部分の内周部(バルブ軸の内周部、バルブ軸の半径方向の内径側)に設けても良い。また、請求項10に記載の発明によれば、バルブ軸の貫通穴の内部にシャフトを挿入して、シャフトをバルブ軸の圧入部に圧入固定しても良い。また、請求項11に記載の発明によれば、ハウジングのシャフトの軸方向の両側、すなわち、流体流路内を流れる流体の平均的な流れの軸線方向に対して略直交する方向の両側に、バルブの軸受け部を回転方向に摺動自在に軸支する軸受け穴を設けても良い。
請求項12に記載の発明によれば、シャフトが金属材料によって形成されているため、樹脂製のバルブを補強することができる。また、請求項13に記載の発明によれば、シャフトが樹脂材料によって形成されているため、樹脂製のハウジング、樹脂製のバルブ、樹脂製のシャフトの線膨張係数が等しくなり、ハウジングとバルブとがかじる心配がない。したがって、バルブの動作不良を防止することができる。
本発明を実施するための最良の形態は、バルブの軸受け部の外径変形を防止するという目的を、バルブの軸受け部の半径方向の内径側以外に、シャフトを圧入する圧入部を設けることで実現した。また、バルブの軸受け部の外径寸法精度を向上させるという目的を、バルブの軸受け部の断面形状を円筒形状に形成して、バルブの軸受け部の肉厚を周方向全体に渡って略均一化することで実現した。
[実施例1の構成]
図1ないし図4は本発明の実施例1を示したもので、図1(b)、(c)はバルブユニットを示した図で、図2および図3は内燃機関用吸気流制御装置を示した図である。
図1ないし図4は本発明の実施例1を示したもので、図1(b)、(c)はバルブユニットを示した図で、図2および図3は内燃機関用吸気流制御装置を示した図である。
本実施例の内燃機関用吸気流制御装置は、自動車等の車両に搭載された多気筒内燃機関(例えば4気筒ガソリンエンジン:以下エンジンと言う)の各気筒内において混合気の燃焼を促進させるための縦方向の吸気渦流(タンブル流)を生成することが可能な吸気流発生装置(渦流発生装置)である。エンジンは、吸入空気と燃料との混合気を燃焼室内で燃焼させて得る熱エネルギーにより出力を得るもので、吸気管の下流端に気密的に結合されるシリンダヘッド(図示せず)と、このシリンダヘッドに設けられる3次元的な吸気流路形状の吸気ポート(インテークポート)より混合気が吸入される燃焼室を形成するシリンダブロック(図示せず)とを備えている。
なお、シリンダヘッドには、先端部が各気筒の燃焼室内に露出するようにスパークプラグ(図示せず)が取り付けられている。また、シリンダヘッドには、吸気ポート内に最適なタイミングで燃料を噴射するインジェクタ(図示せず)が取り付けられている。また、シリンダヘッドの一方側に形成される複数の吸気ポートは、ポペット型の吸気バルブ(インテークバルブ)によって開閉され、また、シリンダヘッドの他方側に形成される複数の排気ポートは、ポペット型の排気バルブ(エキゾーストバルブ)によって開閉される。
ここで、吸気管は、吸入空気を濾過するエアクリーナ(濾過エレメント)を収容保持するエアクリーナケース、このエアクリーナケースよりも吸入空気の流れ方向の下流側に結合されるスロットルボデー、このスロットルボデーよりも吸入空気の流れ方向の下流側に結合されるサージタンク、およびこのサージタンクよりも吸入空気の流れ方向の下流側に結合されるインテークマニホールド等を有している。インテークマニホールドは、内部に流入した吸入空気を、エンジンのシリンダヘッドに設けられる気筒分の吸気ポートに分配供給する吸気多岐管であって、軽量化およびコスト削減を目的として樹脂化されており、樹脂材料(例えばガラス繊維強化の熱可塑性樹脂)によって一体的に形成されている。
そして、吸気流発生装置は、エンジンの気筒(燃焼室、シリンダ)に連通する吸気通路を形成する吸気管に一体的に設けられている。この吸気流発生装置は、エンジンの吸気管の一部を成す直方体形状のケーシング1と、このケーシング1の内部に支持固定された複数の樹脂ハウジング(第1〜第4樹脂ハウジング:以下ハウジングと略す)3と、これらのハウジング3毎に対応して設けられて、複数のハウジング3の内部にそれぞれ開閉自在(回転自在)に収容された複数の樹脂バルブ(多連一体型の吸気流制御バルブ、第1〜第4樹脂バルブ:以下吸気流制御バルブと略す)4と、これらの吸気流制御バルブ4の回転中心軸線近傍にそれぞれ一体的に形成(樹脂一体成形)されたバルブ軸5と、複数の吸気流制御バルブ4のバルブ開度(回転角度)を一括変更することが可能な1つのバルブ駆動装置とを備えている。すなわち、吸気流発生装置は、1個の樹脂ハウジングの内部に1個の樹脂バルブを開閉自在に組み込んだバルブユニット2を、共通のケーシング1の内部に一定の間隔でバルブシャフト(角形鋼製シャフト)6の軸方向に並列的に複数配置した吸気流制御バルブモジュール(多連一体型のバルブ開閉装置)を構成している。
ここで、本実施例の複数の吸気流制御バルブ4を一括して閉弁駆動または開弁駆動するバルブ駆動装置は、電力によって運転される電動モータと、この電動モータのモータシャフト(出力軸)の回転運動を1本のバルブシャフト6に伝達するための動力伝達機構(本実施例では歯車減速機構)とを含んで構成される動力ユニットを備えた電動式アクチュエータによって構成されている。電動モータは、ブラシレスDCモータやブラシ付きのDCモータ等の直流(DC)モータが採用されている。なお、三相誘導電動機等の交流(AC)モータを用いても良い。また、歯車減速機構は、電動モータのモータシャフトの回転速度を所定の減速比となるように減速するもので、電動モータのモータ出力軸トルク(駆動力)をバルブシャフト6に伝達する動力伝達機構を構成する。ここで、バルブ駆動装置、特に電動モータは、エンジン制御ユニット(以下ECUと呼ぶ)によって通電制御されるように構成されている。
本実施例のケーシング1は、インテークマニホールドの一部(または全体)を成すブロック(自動車部品、エンジン部品、樹脂製インテークマニホールド)であって、熱可塑性樹脂等の樹脂材料によって直方体形状に一体的に形成されている。そして、ケーシング1には、複数のバルブユニット(第1〜第4バルブユニット)2毎の各ハウジング3を収容保持する複数の嵌合穴(バルブユニット格納部、第1〜第4嵌合穴)11、および隣設する2つの嵌合穴11間(例えば第1、第2嵌合穴間、第2、第3嵌合穴間、第3、第4嵌合穴間等)を気密的に区画する複数の区画壁12が設けられている。
また、ケーシング1には、図示右側の側壁部から図示左側の側壁部に向けて、空気流路内を流れる吸入空気の平均的な流れの軸線方向に対して直交する方向(バルブシャフト6の軸方向)に真っ直ぐに延びる複数のシャフト貫通孔13が、全ての嵌合穴11および全ての区画壁12を連通(貫通)するように設けられている。また、ケーシング1の吸気ポート側の端面には、複数のハウジング3の内部に形成される空気流路よりも吸入空気の流れ方向の下流側(吸気ポート側)を、上層側の第1空気通路14と下層側の第2空気通路15とに区画形成する角筒状の隔壁部16が一体的に形成されている。なお、これらの第1、第2空気通路14、15および隔壁部16は、設けられていなくても良い。
ここで、複数のバルブユニット2は、エンジンの気筒数分だけ設けられており、バルブシャフト6の挿入方向の先端から後端に向かって順番に第1〜第4バルブユニットが配置されている。これらのバルブユニット2は、複数のハウジング3毎に内部を吸入空気が流れる断面長方形状の空気流路(流体流路)7を有し、且つ複数の吸気流制御バルブ4毎に各空気流路7内を流れる吸入空気の平均的な流れの軸線方向に対して直交する方向に真っ直ぐに延びるシャフト貫通穴(貫通穴)10を有している。
複数のハウジング3は、内部に空気流路7がそれぞれ形成された長方形状(または矩形状)の筒状体である。これらのハウジング3は、全て樹脂化されており、樹脂材料(例えばガラス繊維強化の熱可塑性樹脂)によって所定の形状に一体的に形成されている。そして、複数のハウジング3の内部には、二組の対辺よりなる4つの辺で囲まれた略長方形状の空気流路7が形成されている。これらの空気流路7は、複数のバルブユニット2毎に独立(対応)して接続される複数の吸気ポートを介してエンジンの各気筒(燃焼室、シリンダ)にそれぞれ連通している。
そして、複数のハウジング3には、各空気流路7内を流れる吸入空気の平均的な流れの軸線方向に対して直交する方向(バルブシャフト6の軸方向)の両側に断面円形状の軸受け穴(以下2つの第1、第2軸受け穴と言う)21、22がそれぞれ形成されている。また、複数のハウジング3の上流側の端面には、吸気管(吸気ダクトまたはスロットルボデーまたはサージタンクまたはインテークパイプ等)の下流端との間を気密的に密閉するシール機能を持つ複数の環状ガスケット(ゴム系弾性体、フローティングゴム)23が嵌め合わされている。また、複数のハウジング3の吸気ポート側の端面には、各空気流路7よりも吸入空気の流れ方向の下流側(吸気ポート側)を、ケーシング1の第1空気通路14に連通する上層側の第1空気通路24とケーシング1の第2空気通路15に連通する下層側の第2空気通路25とに区画形成する角筒状の隔壁部26が一体的に形成されている。なお、これらの第1、第2空気通路24、25および隔壁部26は、設けられていなくても良い。
複数の吸気流制御バルブ4は、内部をバルブシャフト6の軸方向に貫通する貫通穴(シャフト貫通穴10)がそれぞれ形成された方形状(または矩形状または円形状)の板状体である。これらの吸気流制御バルブ4は、全て樹脂化されており、樹脂材料(例えばガラス繊維強化の熱可塑性樹脂)によって所定の形状に一体的に形成されている。そして、複数の吸気流制御バルブ4は、ハウジング3の軸線方向(空気流路7内を流れる吸入空気の平均的な流れの軸線方向)に対して直交する方向に回転中心軸線を有するバタフライ型バルブ(インテークマニホールド用吸気切替バルブ)である。
そして、複数の吸気流制御バルブ4は、複数のハウジング3毎の各空気流路7内を流れる吸入空気の流量が最大となる全開位置から、複数のハウジング3毎の各空気流路7内を流れる吸入空気の流量が最小となる全閉位置に至るまでの回転動作範囲にて回転角度(バルブ開度)が変更されることで、複数のハウジング3毎の各空気流路7を開閉する。なお、これらの吸気流制御バルブ4は、図示しないコイルスプリング等によって全開位置に戻る方向に付勢されている。そして、複数の吸気流制御バルブ4の回転中心軸線位置は、複数のハウジング3の図示上下方向(高さ方向)の中心位置よりも図示下方に偏心している。したがって、複数の吸気流制御バルブ4は、片持ち型のバルブとなっている。
そして、複数の吸気流制御バルブ4は、二組の対辺よりなる4つの辺で囲まれた略長方形状で、図示左右方向の両端側に位置する左右辺(左右側面、両側面)よりも、図示上下方向の両端側に位置する上下辺(上下端面、両端面)の方が長く(または短く)なっている。そして、複数の吸気流制御バルブ4は、複数のハウジング3毎の各空気流路7の内部に開閉自在(回転自在)に収容されている。なお、複数の吸気流制御バルブ4の上端面の中央部(空気流路7の上層部)を一部切り欠くことで、複数のハウジング3と複数の吸気流制御バルブ4との間に所望の吸気流を形成するための開口部(スリット)29を形成しても良い。この開口部29は設けなくても良い。また、複数の吸気流制御バルブ4の下端面または左右側面の一部を切り欠くことで、複数のハウジング3と複数の吸気流制御バルブ4との間に所望の吸気流を形成するための開口部(スリット)を形成しても良い。
また、複数の吸気流制御バルブ4は、バルブシャフト6の外周に嵌め合わされる円筒状のバルブ軸5が軸方向に延びるように設けられたバルブ軸一体型の吸気流制御バルブを構成している。複数の吸気流制御バルブ4の各バルブ軸5の内部には、バルブシャフト6が軸方向に貫通するシャフト貫通穴10が形成されている。そして、バルブ軸5の軸方向の両端部には、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22の内部にそれぞれ嵌め込まれる2つの第1、第2円筒部31、32が設けられている。また、バルブ軸5の軸方向の中間部、つまり第1、第2円筒部31、32の中間には、複数の吸気流制御バルブ4と共に複数のハウジング3毎の各空気流路7内に開閉自在に収容される円筒状のバルブ保持部33が設けられている。なお、吸気流制御バルブ4は、バルブ軸5のバルブ保持部33の外周面から半径方向の外径側に突出するように一体的に形成されている。
そして、第1円筒部31は、吸気流制御バルブ4の一方の側面(左側面)よりもバルブ軸5の軸方向の一端側(図示左側)に向けて突出している。この第1円筒部31の外周部(第1円筒部31の半径方向の外径側)は、ハウジング3の第1軸受け穴21の内周面との間に第1摺動部を構成する第1軸受け部(第1摺動面)41として機能する。また、第2円筒部32は、吸気流制御バルブ4の他方の側面(右側面)よりもバルブ軸5の軸方向の他端側(図示右側)に向けて突出している。この第2円筒部32の外周部(第2円筒部32の半径方向の外径側)は、ハウジング3の第2軸受け穴22の内周面との間に第2摺動部を構成する第2軸受け部(第2摺動面)42として機能する。
ここで、バルブ軸5の第1軸受け部41の外周面とハウジング3の第1軸受け穴21の内周面との間には、バルブ軸5を第1軸受け穴21内で円滑に回転させるために筒状隙間が形成されている。また、バルブ軸5の第2軸受け部42の外周面とハウジング3の第2軸受け穴22の内周面との間には、バルブ軸5を第2軸受け穴22内で円滑に回転させるために筒状隙間が形成されている。そして、第1、第2軸受け部41、42は、第1、第2円筒部31、32と同様に、バルブ軸5の回転中心軸線に垂直な断面形状が円筒形状に形成されている。
そして、バルブ軸5の軸方向の両端部(第1、第2円筒部31、32)の内周部、つまりバルブ軸5の第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側には、バルブシャフト6の外周面との間に筒状隙間を形成する第1、第2非圧入部51、52が設けられている。また、バルブ軸5の第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側以外の部位、つまりバルブ軸5の軸方向の中間部(バルブ保持部33)の内周部には、バルブシャフト6を圧入固定(圧入嵌合)する圧入部53が設けられている。そして、第1、第2非圧入部51、52は、シャフト貫通穴10の一部を成す第1、第2円形穴(非圧入穴)61、62を有している。なお、第1、第2円形穴61、62は、丸穴形状とされ、バルブシャフト6の外径(例えば対角線の長さ)よりも大きい内径を有している。また、第1、第2円形穴61、62のうちで、バルブシャフト6を挿入する側に位置する第2円形穴62の外部側開口端(図示右側開口端)に、テーパー状の面取りを施して、バルブシャフト6をバルブ軸5の内部に挿入し易くしても良い。また、圧入部53は、第1、第2軸受け部41、42とバルブ軸5の軸方向位置が異なる部分の内周部に設けられている。そして、圧入部53は、シャフト貫通穴10の一部を成す多角穴(圧入穴)63を有している。
なお、多角穴63は、多角穴形状(例えば四角穴形状)とされ、バルブシャフト6の外径(例えば対角線の長さ)よりも小さい内径(バルブシャフト6の外径と略同一内径を含む)を有し、バルブシャフト6の外周面と多角穴63の内周面とが圧入寸法関係となるように設定されている。ここで、第1円形穴61の図示右端部と多角穴63の図示左端部との間には、円環状の第1段差部(第1段差面)71が設けられており、また、第2円形穴62の図示左端部と多角穴63の図示右端部との間には、円環状の第2段差部(第2段差面)72が設けられている。したがって、複数の吸気流制御バルブ4の各バルブ軸5を軸方向に貫通するシャフト貫通穴10は、第1段差部71よりも第1非圧入部側の第1円形穴61の方が、第1段差部71よりも圧入部側の多角穴63に対して内径が大きくなっている。また、シャフト貫通穴10は、第2段差部72よりも第2非圧入部側の第2円形穴62の方が、第2段差部72よりも圧入部側の多角穴63に対して内径が大きくなっている。すなわち、第1、第2円筒部31、32の内部には、丸穴形状の第1、第2円形穴61、62が形成され、また、バルブ保持部33の内部には、多角穴形状(例えば四角穴形状)の多角穴63が形成されている。
ここで、ケーシング1、ハウジング3、吸気流制御バルブ4およびバルブ軸5は、ペレット状の樹脂素材を加熱して溶融し、この溶融樹脂に圧力を加えて射出成形用金型のキャビティ内に射出注入し、冷却して固化(硬化)した後に射出成形用金型の中から取り出す射出成形方法を用いて製造(樹脂一体成形)される熱可塑性樹脂製品(樹脂成形品)である。また、ケーシング1、ハウジング3、吸気流制御バルブ4およびバルブ軸5に用いられる熱可塑性樹脂としては、耐熱性や強度上の観点から、ポリアミド樹脂(PA)、不飽和ポリエステル樹脂(UP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等が好ましい。特にケーシング1、ハウジング3、吸気流制御バルブ4およびバルブ軸5の樹脂材料としてガラス繊維強化の熱可塑性樹脂を用いる場合には、ポリアミド樹脂(PA)等よりなる熱可塑性樹脂に、ガラス繊維等の樹脂補強材を混合または添加した樹脂系の複合材料(例えばPAG30またはPAG40)によって一体的に形成しても良い。
本実施例のバルブシャフト6は、例えば鉄系の金属材料によって回転中心軸線に垂直な断面形状が多角形状(例えば四角形状)に形成された多角断面シャフト(角形鋼製シャフト、金属シャフト)である。すなわち、バルブシャフト6には、バルブシャフト6の軸方向に一定の間隔で、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5のシャフト貫通穴10の内部に嵌め合わされる多角断面形状のシャフト外径部が設けられている。なお、本実施例では、バルブシャフト6の軸方向の全領域が略同一断面形状となっている。これにより、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5を補強することができる。また、バルブシャフト6の外形形状がバルブ軸5の多角穴63の穴形状と略同一の外形形状に形成されているため、全ての吸気流制御バルブ4の各バルブ軸5に対するバルブシャフト6の回転方向の相対運動を防止することができる。このバルブシャフト6は、圧入嵌合によって複数の吸気流制御バルブ4の各バルブ軸5のシャフト貫通穴10の内部に挿入されて、バルブ保持部33内に形成される多角穴63の内周(圧入部53)に圧入固定されて、全ての吸気流制御バルブ4を連動可能に連結する1本の駆動軸である。
[実施例1の製造方法]
次に、本実施例の内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)の製造方法を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。
次に、本実施例の内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)の製造方法を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。
先ず、ケーシング1、ハウジング3、吸気流制御バルブ4およびバルブ軸5をそれぞれ射出成形方法を用いて製造する(射出成形工程)。一方、バルブシャフト6を金属材料によって一体的に形成する。
次に、複数のハウジング3毎の各空気流路7内に複数の吸気流制御バルブ4を開閉自在に組み込んだバルブユニット2を、ケーシング1の複数の嵌合穴11に組み込む(第1工程)。これにより、バルブユニット2が、共通のケーシング1の内部に一定の間隔でバルブシャフト6の軸方向に並列的に複数配置される。
次に、複数のハウジング3毎の各空気流路7内に複数の吸気流制御バルブ4を開閉自在に組み込んだバルブユニット2を、ケーシング1の複数の嵌合穴11に組み込む(第1工程)。これにより、バルブユニット2が、共通のケーシング1の内部に一定の間隔でバルブシャフト6の軸方向に並列的に複数配置される。
上述したように、ケーシング1の複数の嵌合穴11内に複数のバルブユニット2を組み付けた後に、図4に示したように、複数の吸気流制御バルブ4の図示上下端面を、複数のハウジング3の流路壁面にメカニカルタッチ(直接的に接触)させる(第2工程)。このとき、複数の吸気流制御バルブ4のバルブ開度は、全閉位置に相当するバルブ開度に設定される。また、全ての吸気流制御バルブ4の各シャフト貫通穴10を、ケーシング1の全てのシャフト貫通孔13と同一中心軸線上に位置するように配置することが望ましい。
次に、バルブシャフト6を、ケーシング1の図示右端側の右壁部のシャフト貫通孔13から、全ての吸気流制御バルブ4の各シャフト貫通穴10の内部に挿入する(第3工程)。このとき、バルブシャフト6の軸方向に一定の間隔で設けられる多角断面形状のシャフト外径部は、図1に示したように、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の軸方向の両端部に設けられる第1、第2円筒部31、32の各第1、第2円形穴61、62の内部、すなわち、バルブ軸5の第1、第2非圧入部51、52の内部に隙間嵌めされる。
また、バルブシャフト6のシャフト外径部は、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の軸方向の中間部に設けられるバルブ保持部33の多角穴63の内部、すなわち、圧入部53の内部に締まり嵌めされる。これにより、バルブシャフト6は、全ての吸気流制御バルブ4の各圧入部53にそれぞれ圧入固定される。したがって、1本のバルブシャフト6によって全ての吸気流制御バルブ4のバルブ開度を一括変更可能なように全ての吸気流制御バルブ4がバルブシャフト6のシャフト外径部の外周に一体的に連結される。以上によって、ケーシング1、複数のバルブユニット2およびバルブシャフト6を備えた内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)が製造される。
[実施例1の作用]
次に、本実施例の内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)の作用を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。
次に、本実施例の内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)の作用を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。
タンブル流を生じさせる必要のある場合には、全ての吸気流制御バルブ4を閉じることで、エアクリーナで濾過された吸入空気が、複数の吸気流制御バルブ4の開口部29、上層側の第1空気通路14の通路壁面近くを通って吸気ポートに供給され、更に、吸気バルブの周囲を通ってエンジンの各気筒の燃焼室内に導入される。燃焼室内に導入される吸入空気の殆どは、複数の吸気流制御バルブ4の開口部29を通過しているので、燃焼室内に導入される吸入空気流は、縦方向の吸気渦流(タンブル流)となる。
すなわち、複数の吸気流制御バルブ4のバルブ全閉時に、複数の吸気流制御バルブ4の開口部29、上層側の第1空気通路14(インテークマニホールドの内部の吸気通路の上層部)、吸気ポートの上層部を経由して燃焼室内に混合気を入れることができるので、燃焼室内において縦方向の吸気渦流(タンブル流)を容易に生成できる。したがって、エンジンの各気筒の燃焼室内において混合気の燃焼を促進させるためのタンブル流を積極的に生成できるので、通常では燃え難い空燃比で燃焼(希薄燃焼)させることができ、エンジン性能を落とさずに燃費を改善できる。
[実施例1の効果]
以上のように、本実施例の内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)においては、樹脂製のハウジング3の内部に樹脂製の吸気流制御バルブ4を開閉自在に組み込んだバルブユニット2を、共通のケーシング1の内部に一定の間隔でバルブシャフト6の軸方向に並列的に複数配置している。そして、複数の吸気流制御バルブ4毎の回転中心軸線近傍には、内部にシャフト貫通穴10が形成された円筒状のバルブ軸5が一体的に形成されている。そして、複数の吸気流制御バルブ4毎に一体的に形成されたバルブ軸5の軸方向の両端部(第1、第2円筒部31、32)の外周部には、ハウジング3の第1、第2軸受け穴21、22の内周面との間に第1、第2摺動部を構成する第1、第2軸受け部41、42が設けられている。そして、第1、第2円筒部31、32の内周部、つまり第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側には、バルブシャフト6の軸方向に一定の間隔で設けられる多角断面形状のシャフト外径部を隙間嵌めする第1、第2非圧入部51、52が設けられ、また、第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側以外の部位、つまりバルブ保持部33の内周部には、バルブシャフト6のシャフト外径部を圧入嵌合(締まり嵌め)する圧入部53が設けられている。
以上のように、本実施例の内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)においては、樹脂製のハウジング3の内部に樹脂製の吸気流制御バルブ4を開閉自在に組み込んだバルブユニット2を、共通のケーシング1の内部に一定の間隔でバルブシャフト6の軸方向に並列的に複数配置している。そして、複数の吸気流制御バルブ4毎の回転中心軸線近傍には、内部にシャフト貫通穴10が形成された円筒状のバルブ軸5が一体的に形成されている。そして、複数の吸気流制御バルブ4毎に一体的に形成されたバルブ軸5の軸方向の両端部(第1、第2円筒部31、32)の外周部には、ハウジング3の第1、第2軸受け穴21、22の内周面との間に第1、第2摺動部を構成する第1、第2軸受け部41、42が設けられている。そして、第1、第2円筒部31、32の内周部、つまり第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側には、バルブシャフト6の軸方向に一定の間隔で設けられる多角断面形状のシャフト外径部を隙間嵌めする第1、第2非圧入部51、52が設けられ、また、第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側以外の部位、つまりバルブ保持部33の内周部には、バルブシャフト6のシャフト外径部を圧入嵌合(締まり嵌め)する圧入部53が設けられている。
以上の構成によって、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の内部に形成されるシャフト貫通穴10を軸方向に貫通するようにバルブシャフト6のシャフト外径部を差し込んで、1本のバルブシャフト6によって全ての吸気流制御バルブ4のバルブ開度を一括変更可能なように連結する場合、第1、第2円筒部31、32の内周部、つまり第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側には第1、第2非圧入部51、52が設けられているので、第1、第2軸受け部41、42の半径方向の内径側には、バルブシャフト6のシャフト外径部を圧入固定(圧入嵌合)する圧入嵌合部が設けられていない。
すなわち、バルブシャフト6のシャフト外径部と第1、第2軸受け部41、42の内部の第1、第2円形穴61、62の内周面との間には筒状隙間が形成され、バルブシャフト6のシャフト外径部が第1、第2軸受け部41、42の内部の第1、第2円形穴61、62の内部に隙間嵌めされるため、バルブシャフト6のシャフト外径部を第1、第2円形穴61、62の内部に差し込んでも、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の第1、第2円筒部31、32(第1、第2軸受け部41、42)の外径が拡径する側に変形することを確実に防止することができる。これによって、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22の内周面に対する複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42の面圧が上がることはなく、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22の内周面と複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42との間の第1、第2摺動部の摺動性を向上させることができる。
また、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の第1、第2円筒部31、32(第1、第2軸受け部41、42)の断面形状を円筒形状に形成することにより、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の第1、第2円筒部31、32(第1、第2軸受け部41、42)の肉厚を周方向全体に渡って略均一化することができる。このため、複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42の外径寸法精度を向上させることができる。これによって、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22の内周面に対する複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42の面圧が上がることはなく、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22の内周面と複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42との間の第1、第2摺動部の摺動性を向上させることができる。
したがって、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22の内周面に対する複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42の摺動抵抗や摩擦トルクを低減させることができるので、全ての吸気流制御バルブ4を小さい回転動力(モータ出力軸トルク)で開閉動作させることができる。このため、1本のバルブシャフト6を介して、複数の吸気流制御バルブ4を一括して閉弁駆動または開弁駆動するバルブ駆動装置(特に電動モータ)を大型化する必要はなく、バルブ開閉装置全体の体格(特に電動モータの体格)をコンパクト化することができる。
また、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の第1、第2円筒部31、32(第1、第2軸受け部41、42)の外径が拡径する側に変形することを確実に防止することができ、また、複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42の外径寸法精度を向上させることができるので、エンジンに内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)を搭載し、エンジン運転中に吸気脈動が複数の吸気流制御バルブ4に加わっても、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22の内周面と複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42との間の第1、第2摺動部におけるフレッティング摩耗等の偏摩耗の発生を防止することができる。
これによって、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22または複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42のいずれか一方から樹脂摩耗粉が発生するのを抑制することができる。また、この第1、第2摺動部の偏摩耗により発生した樹脂摩耗粉が堆積して部分的に盛り上がり強い片当たり状態となって更に第1、第2摺動部の摩耗を促進させる不具合も回避することができる。また、発生した樹脂摩耗粉にガラス繊維が含まれている場合には、これがエンジンの各気筒内に吸入され、エンジンの摺動部品(例えばシリンダ、ピストン等)を摩耗させる等の不具合も回避することができる。これにより、複数のバルブユニット2を備えた内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置)の耐久性およびエンジンの耐久性を向上させることができる。
[変形例]
本実施例では、内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置、渦流発生装置)を、エンジンの各気筒の燃焼室内にて混合気の燃焼を促進させるための縦方向の吸気渦流(タンブル流)の生成が可能となるように構成したが、内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置、渦流発生装置)を、エンジンの各気筒の燃焼室内にて混合気の燃焼を促進させるための横方向の吸気渦流(スワール流)の生成が可能となるように構成しても良い。また、内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置、渦流発生装置)を、エンジンの燃焼を促進するためのスキッシュ渦の生成が可能となるように構成しても良い。
本実施例では、内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置、渦流発生装置)を、エンジンの各気筒の燃焼室内にて混合気の燃焼を促進させるための縦方向の吸気渦流(タンブル流)の生成が可能となるように構成したが、内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置、渦流発生装置)を、エンジンの各気筒の燃焼室内にて混合気の燃焼を促進させるための横方向の吸気渦流(スワール流)の生成が可能となるように構成しても良い。また、内燃機関用吸気流制御装置(吸気流発生装置、渦流発生装置)を、エンジンの燃焼を促進するためのスキッシュ渦の生成が可能となるように構成しても良い。
本実施例では、本発明を、内燃機関の各気筒の燃焼室内に吸入される吸入空気を制御する内燃機関用吸気流制御装置に適用しているが、本発明を、内燃機関の各気筒の燃焼室内に吸入される吸入空気の流量を制御する内燃機関用吸気制御装置に適用しても良い。この場合には、アイドル回転速度制御バルブ、スロットルバルブ等の吸気流量制御バルブがハウジングの内部に組み込まれる。また、エンジンの排気ガスの一部を排気通路から吸気通路に再循環させる排気ガス還流量を制御するEGR制御バルブを備えた排気ガス再循環装置に適用しても良い。
また、本発明を、可変吸気バルブを備えた内燃機関用可変吸気装置に適用しても良い。可変吸気バルブは、エンジン回転速度に対応してインテークマニホールドの吸気通路の通路長また通路断面積を可変する内燃機関用吸気制御弁である。なお、内燃機関用可変吸気装置は、例えばエンジン回転速度が低中速回転領域の時にはインテークマニホールドの吸気通路の通路長が伸長するように可変吸気バルブによって吸気通路を切り替え、また、エンジン回転速度が高速回転領域の時にはインテークマニホールドの吸気通路の通路長が短縮するように可変吸気バルブによって吸気通路を切り替えることで、エンジン回転速度に拘らず、エンジン出力軸トルク(エンジントルク)を向上できる装置である。また、流体として、吸入空気や排気ガス等の気体だけでなく、水、オイル、燃料等の液体を用いても良い。
本実施例では、吸気流制御バルブ4を閉弁駆動(または開弁駆動)するバルブ駆動装置を、電動モータと動力伝達機構(例えば歯車減速機構等)とを含んで構成される動力ユニットを備えた電動式アクチュエータによって構成したが、バルブを開弁駆動または閉弁駆動するバルブ駆動装置を、電磁式または電動式負圧制御弁を備えた負圧作動式アクチュエータや、電磁式アクチュエータによって構成しても良い。なお、バルブを開弁方向または閉弁方向に付勢するスプリング等のバルブ付勢手段を設置しなくても良い。また、本実施例では、バルブとして、バルブ軸5の回転中心軸線を中心にして回転するバタフライ型バルブを適用した例を説明したが、プレート型バルブ、ロータリー型バルブ等の他のバルブを用いても良い。
本実施例では、本発明を、気筒が群配置された直列4気筒のエンジンに適用しているが、本発明を、気筒が群配置された複数のバンクを有する内燃機関に適用しても良い。このような内燃機関としては、V型エンジン、水平型エンジン、水平対向型エンジン等の多気筒エンジンがある。また、複数のハウジング3毎の各第1、第2軸受け穴21、22の内周面と複数の吸気流制御バルブ4毎の各第1、第2軸受け部41、42との間に、軸受け部材(ベアリング等)を介装しても良い。また、バルブは、多連一体型のバルブに限定されず、バルブ軸一体型のバルブであれば1個のバルブでも良い。また、本実施例では、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の圧入部53の穴形状を、多角形状としているが、丸穴形状またはD形状にしても良い。
本実施例では、バルブシャフト6を、金属材料によって多角形状に一体的に形成しているが、バルブシャフト6を、樹脂材料によって一体的に形成しても良い。この場合には、バルブシャフト6を複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の圧入部53に圧入固定した後に、バルブシャフト6の外周部と複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の軸方向の中間部(バルブ保持部33)の内周部とをそれぞれ例えば振動溶着またはレーザー溶着を用いて溶着固定して組み付けるようにしても良い。これにより、バルブシャフト6と吸気流制御バルブ4とをより強固に固定することができる。
本実施例では、バルブシャフト6の断面形状を軸方向の全領域に渡って、圧入部53の穴形状に対応した多角形状としているが、バルブシャフト6の、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の圧入部53に圧入される複数のシャフト外径部(バルブシャフト6の被圧入部)の断面形状のみを、圧入部53の穴形状に対応した多角形状としても良い。また、バルブシャフト6の被圧入部の外周面にローレット加工を施しても良い。例えばバルブシャフト6の被圧入部の外周面の一部または全部に刻み目または凹凸部を形成しても良い。これにより、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の圧入部53とバルブシャフト6のシャフト外径部との間の食い付き性(結合性能)を向上でき、バルブシャフト6に対する、複数の吸気流制御バルブ4毎の各バルブ軸5の軸方向または回転方向の相対運動を防止することができる。
1 ケーシング
2 バルブユニット
3 ハウジング
4 吸気流制御バルブ
5 吸気流制御バルブのバルブ軸(バルブ側嵌合部)
6 バルブシャフト(シャフト)
7 ハウジングの空気流路(流体流路)
10 吸気流制御バルブのシャフト貫通穴(貫通穴)
21 ハウジングの第1軸受け穴
22 ハウジングの第2軸受け穴
41 吸気流制御バルブの第1軸受け部
42 吸気流制御バルブの第2軸受け部
51 吸気流制御バルブの第1非圧入部
52 吸気流制御バルブの第2非圧入部
53 吸気流制御バルブの圧入部
61 吸気流制御バルブの第1円形穴(非圧入穴)
62 吸気流制御バルブの第2円形穴(非圧入穴)
63 吸気流制御バルブの多角穴(圧入穴)
2 バルブユニット
3 ハウジング
4 吸気流制御バルブ
5 吸気流制御バルブのバルブ軸(バルブ側嵌合部)
6 バルブシャフト(シャフト)
7 ハウジングの空気流路(流体流路)
10 吸気流制御バルブのシャフト貫通穴(貫通穴)
21 ハウジングの第1軸受け穴
22 ハウジングの第2軸受け穴
41 吸気流制御バルブの第1軸受け部
42 吸気流制御バルブの第2軸受け部
51 吸気流制御バルブの第1非圧入部
52 吸気流制御バルブの第2非圧入部
53 吸気流制御バルブの圧入部
61 吸気流制御バルブの第1円形穴(非圧入穴)
62 吸気流制御バルブの第2円形穴(非圧入穴)
63 吸気流制御バルブの多角穴(圧入穴)
Claims (13)
- (a)内部に流体流路が形成された樹脂製のハウジングと、
(b)前記流体流路を開閉すると共に、内部に貫通穴が形成された樹脂製のバルブと、 (c)前記貫通穴の内部に圧入固定されて前記バルブに組み付けられるシャフトと
を備えたバルブ開閉装置において、
前記バルブは、前記ハウジングとの間で摺動部を構成する軸受け部、およびこの軸受け部の半径方向の内径側以外に、前記シャフトを圧入する圧入部を有していることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項1に記載のバルブ開閉装置において、
前記バルブは、前記軸受け部の半径方向の内径側に、前記シャフトとの間に隙間を形成する非圧入部を有していることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項2に記載のバルブ開閉装置において、
前記非圧入部は、丸穴形状の円形穴を有し、
前記シャフトは、前記円形穴の内部に隙間嵌めされていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載のバルブ開閉装置において、
前記軸受け部は、前記シャフトの軸方向に垂直な断面形状が円筒形状に形成されていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載のバルブ開閉装置において、
前記シャフトは、前記シャフトの軸方向に垂直な断面形状が多角形状に形成されていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項5に記載のバルブ開閉装置において、
前記圧入部は、前記シャフトの断面形状と略同一の穴形状の多角穴を有し、
前記シャフトは、前記多角穴の内部に締まり嵌めされていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載のバルブ開閉装置において、
前記バルブは、内部に前記貫通穴が形成された筒状のバルブ軸を有し、
前記バルブ軸は、前記バルブに一体的に形成されていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項7に記載のバルブ開閉装置において、
前記シャフトは、前記貫通穴の内部に挿入されて、前記バルブ軸の内周に圧入嵌合されていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項7または請求項8に記載のバルブ開閉装置において、
前記軸受け部は、前記バルブ軸の外周部に設けられており、
前記圧入部は、前記軸受け部と前記バルブ軸の軸方向位置が異なる部分の内周部に設けられていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項9に記載のバルブ開閉装置において、
前記シャフトは、前記貫通穴の内部に挿入されて、前記圧入部に圧入固定されていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項1ないし請求項10のうちのいずれか1つに記載のバルブ開閉装置において、
前記ハウジングは、前記流体流路内を流れる流体の平均的な流れの軸線方向に対して略直交する方向の両側に、前記軸受け部を回転方向に摺動自在に軸支する軸受け穴を有していることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項1ないし請求項11のうちのいずれか1つに記載のバルブ開閉装置において、
前記シャフトは、金属材料によって一体的に形成されていることを特徴とするバルブ開閉装置。 - 請求項1ないし請求項11のうちのいずれか1つに記載のバルブ開閉装置において、
前記シャフトは、樹脂材料によって一体的に形成されていることを特徴とするバルブ開閉装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005272020A JP2007085191A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | バルブ開閉装置 |
DE102006000465A DE102006000465A1 (de) | 2005-09-20 | 2006-09-19 | Ventilöffnungs- und -schließvorrichtung |
US11/523,654 US20070063164A1 (en) | 2005-09-20 | 2006-09-20 | Valve open and close apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005272020A JP2007085191A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | バルブ開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007085191A true JP2007085191A (ja) | 2007-04-05 |
Family
ID=37852845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005272020A Pending JP2007085191A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | バルブ開閉装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20070063164A1 (ja) |
JP (1) | JP2007085191A (ja) |
DE (1) | DE102006000465A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011017365A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Roki Co Ltd | 吸気装置用バルブの構造 |
JP2020529568A (ja) * | 2017-07-14 | 2020-10-08 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 熱可塑性材料製のバルブステム |
JP2021127738A (ja) * | 2020-02-14 | 2021-09-02 | 株式会社ミクニ | 車両の排気バルブ装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090078907A1 (en) * | 2007-09-26 | 2009-03-26 | Honeywell International, Inc. | Composite valve assembly for aircraft environmental control systems |
JP4434269B2 (ja) * | 2007-11-28 | 2010-03-17 | 株式会社デンソー | 内燃機関の吸気制御装置 |
JP4888541B2 (ja) * | 2009-11-12 | 2012-02-29 | 株式会社デンソー | 内燃機関の吸気装置 |
US9335005B2 (en) * | 2013-01-21 | 2016-05-10 | Siemens Industry, Inc. | Manifold |
FR3014497B1 (fr) * | 2013-12-09 | 2018-03-16 | Valeo Systemes Thermiques | Dispositif de distribution de gaz d'echappement recircules, collecteur d'admission et module d'admission correspondants. |
JP6780371B2 (ja) * | 2016-08-26 | 2020-11-04 | アイシン精機株式会社 | 吸気装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5035214A (en) * | 1990-02-16 | 1991-07-30 | Siemens Automotive L.P. | Engine throttle blade sealing |
US5797589A (en) * | 1997-07-09 | 1998-08-25 | Ford Motor Company | Throttle body with captured bearings |
DE29916333U1 (de) * | 1999-09-16 | 2000-01-13 | Montaplast GmbH, 51597 Morsbach | Lagervorrichtung |
US6763802B1 (en) * | 2002-11-25 | 2004-07-20 | Hayes Lemmerz International, Inc. | Intake manifold valve system |
JP4220504B2 (ja) * | 2005-07-25 | 2009-02-04 | 三菱電機株式会社 | 吸気制御システム |
-
2005
- 2005-09-20 JP JP2005272020A patent/JP2007085191A/ja active Pending
-
2006
- 2006-09-19 DE DE102006000465A patent/DE102006000465A1/de not_active Withdrawn
- 2006-09-20 US US11/523,654 patent/US20070063164A1/en not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011017365A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Roki Co Ltd | 吸気装置用バルブの構造 |
JP2020529568A (ja) * | 2017-07-14 | 2020-10-08 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 熱可塑性材料製のバルブステム |
JP7260539B2 (ja) | 2017-07-14 | 2023-04-18 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 熱可塑性材料製のバルブステム |
JP2021127738A (ja) * | 2020-02-14 | 2021-09-02 | 株式会社ミクニ | 車両の排気バルブ装置 |
JP7428533B2 (ja) | 2020-02-14 | 2024-02-06 | 株式会社ミクニ | 車両の排気バルブ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20070063164A1 (en) | 2007-03-22 |
DE102006000465A1 (de) | 2007-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4434138B2 (ja) | バルブユニットの製造方法及び組付方法 | |
JP4556864B2 (ja) | 内燃機関用吸気装置 | |
JP4506735B2 (ja) | 多連一体型バルブ開閉装置 | |
JP2007085191A (ja) | バルブ開閉装置 | |
JP4706775B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JP4623206B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
EP1571299A2 (en) | Bearing support device | |
US20080035094A1 (en) | Integrated valve device | |
JP2007064176A (ja) | 流体制御装置の製造方法 | |
JP2007064177A (ja) | 多連一体型バルブ開閉装置の製造方法 | |
JP4735302B2 (ja) | 吸気渦流発生装置 | |
JP2009052426A (ja) | 内燃機関の吸気制御装置 | |
JP2010019209A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JP4888541B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
US8052118B2 (en) | Passage control device | |
US8327824B2 (en) | Air-intake apparatus of internal combustion engine | |
JP4475304B2 (ja) | 内燃機関の吸気制御装置 | |
JP2008274785A (ja) | バルブユニット | |
JP2012219765A (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JP5633488B2 (ja) | 流体制御弁 | |
JP2007192030A (ja) | アクチュエータ | |
JP5061934B2 (ja) | バルブユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091027 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100202 |