JP2007081922A - 信号受信装置 - Google Patents

信号受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007081922A
JP2007081922A JP2005268196A JP2005268196A JP2007081922A JP 2007081922 A JP2007081922 A JP 2007081922A JP 2005268196 A JP2005268196 A JP 2005268196A JP 2005268196 A JP2005268196 A JP 2005268196A JP 2007081922 A JP2007081922 A JP 2007081922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
subsequent stage
signal processing
processing system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005268196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007081922A5 (ja
Inventor
Katsutoshi Baba
勝利 馬場
Keiichi Yamaguchi
恵一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
D&M Holdings Inc
Original Assignee
D&M Holdings Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by D&M Holdings Inc filed Critical D&M Holdings Inc
Priority to JP2005268196A priority Critical patent/JP2007081922A/ja
Publication of JP2007081922A publication Critical patent/JP2007081922A/ja
Publication of JP2007081922A5 publication Critical patent/JP2007081922A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

【課題】 アンテナダイバーシティの方式を採用した信号受信装置で複数のチャンネルの信号を受信する信号受信装置において、或る系に係る電界強度に対応して最適な利得を得るように自動制御することが、他の系の最適な利得の確保を妨げないことを目的とする。
【解決手段】 アンテナ1,51とRF回路2,52からなる二組のフロントエンドの後段にそれぞれ、AGC回路3,4,53,54、ミキサ5,6,55,56を有する同数の受信信号処理の系を接続し、且つ、ミキサ5,6,55,56によって中間周波数を得るための局部発信器7,57を前記二組のフロントエンドの系で互いに共用する構成にした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、データ伝送されて来る音声データ等を受信する信号受信装置に関する。
特に、より安定した利得を得るように、2つのフロントエンドを備えて受信信号を切換えて、感度のよりよい信号を選択するアンテナダイバーシティの構成を有する信号受信装置に関する。
信号受信装置においては、使用環境等によって利得に変動が生じて、結果的に、最終段において安定した出力が得られない場合がある。
この問題を解決するために、2つのフロントエンドを備えてアンテナダイバーシティを構成し、入力を選択的に切換えることによってより利得のよい信号を得る信号受信の方法が知られている。
このようなアンテナダイバーシティの方式を採用している受信装置として、以下に示す公報で開示されている。
特開平9−98121号公報
特開平9−98121号公報において開示されているアンテナダイバーシティの方式を有する信号受信装置は、アンテナ、ディジタルアッテネータ、RF回路、ミキサ、復調回路、AFアンプ及びスイッチをこの順序接続してなる信号受信処理の系を2組備え、且つ、各系のミキサに共通のローカル発信回路を介在させ、更に、各系の復調回路からCPUを介してディジタルアッテネータに帰還させ且つ各系の受信利得を比較するコンパレータに比較信号を送り、このコンパレータの比較によって2つの系のうち利得のより良好な受信信号を出力するように構成されている。
特開平9−98121号公報で開示された発明は、AGC回路が内蔵された、2組のディジタルアッテネータを自動的に切換えを行うことによって、利得の良い状態の電波を選択的に受信するという構成であり、電界強度の変化に追従してスプリアスを低く抑えることが可能になっている。
ここで、例えばカラオケ歌謡音声等を複数のマイクロホンでピックアップし、その各マイクロホンが音声を信号(音声データ)に変換し、その信号を信号送信装置で送り、その送られて来る信号を前記公報に係る発明の受信装置を使用して受信する場合であって、一つのマイクロホンについて電界強度が強く働く場合には、この電界強度の強いマイクロホンは利得が良好な状態で信号を受信することになる。
そして、この時の電界強度の強さに対応させて、CPUはディジタルアッテネータのAGCゲインの切り換え制御を行うことになる。つまり、ディジタルアッテネータのAGCゲインは、低く抑えるように自動的に切り換えの制御が行われる。
しかしながら、この状態において、他のマイクロホンを使用していて、そのマイクロホンからの信号について電界強度が弱く働く場合では、ディジタルアッテネータのAGCゲインが低く抑えられているので、受信した電界強度の弱い信号に対しても同様に低く抑えられたAGCゲインが作用する。よって、この信号に対してフロントエンド以降では、良好な利得を得ることができない。
従って、いずれかのマイクロホンからの信号の電界強度が弱い場合では、全てのマイクロホン(信号送信側)からの信号が良好な電界強度を確保し結果的に良好な利得を得るためには、マイクロホン側である信号送信装置を信号受信装置に近付けた状態で使用する必要があるという問題が出て来る。
つまり、別言すると、信号を送るマイクロホンの側は、信号受信装置に対して大きな距離を隔てて使用すると、確実に良好な利得を得ることができるということが保証されず、両装置の間の距離つまり飛距離を稼ぐことができない問題が生じる。
今日では、カラオケ歌謡に例えば30本という数多くのマイクロホンを使用することもある。複数のマイクロホン(信号送信装置の側)がそれぞれカラオケ歌謡の音声をピックアップして音声を電気信号に変換し、それぞれの電気信号はマイクロホンに対応した信号送信装置から音声出力側である信号受信装置に送る際に、各マイクロホンに係る電界強度がそれぞれ異なっている場合には、前記複数のマイクロホンが全て同じ長さの飛距離を稼ぐことが可能であるとは言えない。
よって、信号受信装置の受信する信号に対する各出力が一定ではなく不安定であり、複数のマイクロホンからの信号を受信して全てが確実なレベルで出力するには、電界強度の最も劣悪な信号に合わせることになり、受信の信号の数が増えるほど問題はより一層であった。
尚、ここで、特開平9−98121号公報に開示の発明において、電界強度の強弱に対応すべく、2つのフロントエンドの後段にそれぞれ同数の受信信号処理の系を接続する構成が想定できる。
しかしながら、斯かる構成では、利得を得るためのAGC回路はディジタルアッテネータに内蔵されているので、利得のレベルはフロントエンドで決定され、その決定された利得のレベルがそのままフロントエンド以降の信号処理の系に作用するので、結果的に、電界強度の強弱に対応することはない。よって、信号送信装置との飛距離を稼ぐことができないという問題は、依然として残ることになる。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、受信電波に係る電界強度が変化してもアンテナダイバーシティの方式を採用することによって電界強度の変化に対応させて良好な利得を保持させながら受信することが可能であって、しかも、受信すべき信号が複数のチャンネルによって送られて来る各信号に対して、その各信号に係る電界強度がそれぞれ異なっていてもそれらの各信号に係る利得が制御可能であることから、各チャンネルの信号の受信が他のチャンネルに係る各信号の電界強度に影響を受けることがなく、よって、各チャンネルがそれぞれ独立してより良好な利得を確保し、よって、信号送信装置との距離いわゆる飛距離を稼ぐことが可能な信号受信装置を提供するものである。
この発明は、二つのフロントエンドにそれぞれ二以上で同数の信号処理の系を接続させて二つの受信の系を構成させ、且つ、その二つの受信の系の間で、前記信号処理の系同士が共用の局部発信によってミキシングされる構成とした信号受信装置である。
その詳細な構成は、アンテナダイバーシティの系を構成する互いに独立した第1及び第2のフロントエンドと、それら第1及び第2のフロントエンドの後段にそれぞれ複数で同数ずつ並列で接続され、構成が互いに同じである受信信号処理の系と、が備えられ、
前記各受信信号処理の系は、前記フロントエンドの後段に接続されるAGC回路と、そのAGC回路の後段に接続される周波数変換手段と、その周波数変換手段の後段に接続されるIF回路と、そのIF回路の後段に接続され、当該受信信号処理の系のAGC回路に制御信号を出力し、且つ、入力信号を復調して出力する復調回路と、その復調回路の後段に接続され、復調回路からの信号を増幅するAFアンプと、局部発信機能を有し、上記第1のフロントエンドからの受信信号処理の系と第2のフロントエンドからの受信信号処理の系の間でペアとなるように前記局部発信機能の発信周波数を共通させて前記AGC回路からの信号にミキシングを行う局部発信手段とを備えて構成され、
加えて、各受信信号処理の系の復調回路からの信号に基づいて、前記受信信号処理の系の各AFアンプからの出力の中からノイズの少ない出力信号を選択して出力するように制御する制御手段が備えられてなる信号受信装置である。
斯かる構成の信号受信装置では、二つのフロントエンドがアンテナダイバーシティを構成していて、フロントエンドにおいて受信信号の各チャンネルの選択が行われ、且つ、受信信号処理の系において中間周波数の変換は前記二つのフロントエンドの系に対して局部発信を共有化している。
この発明は、アンテナダイバーシティが構成されているフロントエンドおいて受信信号の各チャンネルは利得のより良好な受信信号の選択が行われ、且つ、中間周波数の変換は前記二つのフロントエンドの系に対して局部発信が共有化されているので受信信号処理の系においてより利得の良好な系の受信信号が選択される構成であることより、受信信号の各チャンネルは他のチャンネルと独立して利得の良好な状態が選択され、結果的に、受信信号の各チャンネルは他のチャンネルと独立して対応する信号送信装置からの距離いわゆる飛距離を稼ぐことが可能な信号受信装置である。
以下に、図面に従って、この発明の実施の最良の形態を詳細に説明する。しかし、この最良の形態によって、この発明が限定されるものではない。
信号受信装置Rは、30チャンネルのカラオケ歌謡の音声をマイクロホンによって電気信号に変換し、その電気信号を前記マイクロホンに内蔵の信号送信装置によって送信し、ここでその送信されて来る音声に係る信号を受信するものである。
信号受信装置Rは、図1に示すように、アンテナ1,51と、RF回路2,52と、AGC回路3,4,53,54と、ミキサ5,6,55,56と、局部発信器7,57と、IF回路8,9,58,59と、復調回路10,11,60,61と、AFアンプ12,13,62,63と、スイッチ14,15,64,65と、出力端部16,66と、制御手段17が備えられている。
アンテナ1,51は、前記マイクロホンに内蔵の信号送信装置からの信号(電波)を受信するためのものであって、30チャンネルの周波数を受信可能である。
RF回路2,52はそれぞれアンテナ1,51からの信号を受け取ると、希望波、つまり前記信号送信装置からの信号を選択し、その選択した希望波の信号を低雑音増幅して感度を向上させためのものである。
ここで、アンテナ1,51及びRF回路2,52によって信号受信手段つまりフロントエンドを構成しており、且つ、そのフロントエンドの構成が互いに同一であり、信号受信装置Rにおいて結果的にアンテナダイバーシティの系を構成している。
つまり、アンテナ1,51、又は、アンテナ1とRF回路2及びアンテナ51とRF回路52が、ダイバーシティアンテナを構成している。
AGC回路3,4,53,54はそれぞれ、後段に位置する復調回路10,11,60,61のその時の出力に基づいて、対応するフロントエンドからの信号の受信電界強度が変動することに対応するように、利得を自動的に制御するものである。
ミキサ5と局部発信器7、ミキサ6と局部発信器57、ミキサ55と局部発信器7、ミキサ56と局部発信器57から、周波数変換手段がそれぞれ構成されている。
つまり、周波数変換手段は、AGC回路3,4,53,54からの信号を受けて、必要とされる中間周波数に変換した信号をそれぞれIF回路8,9,58,59に出力するものである。
尚、局部発信器7からの局部発信の周波数はミキサ5及びミキサ55に、局部発信器57からの局部発信の周波数はミキサ6及びミキサ56にそれぞれ共用されている。
斯かる構成によって、ミキサ5,6,55,56から中間周波数を得る構成になっている。
IF回路8,9,58,59はそれぞれ、AGC回路3,4,53,54からの信号ではなく、ミキサ5,6,55,56によって中間周波数に変換されて得られるIF信号を受け取ると、目的信号(IF信号)以外の信号に対してフィルタをかけ、高利得の増幅を行うものである。
復調回路10,11,60,61はそれぞれ高利得の増幅が行われたIF回路8,9,58,59からの信号を受け取って復調を行って、受信の対象としている周波数を受信すると、その信号を音声信号に復調して出力するものである。
又、復調回路10,11,60,61はその出力を、それぞれに対応するAGC回路3,4,53,54に帰還させてAGC回路3,4,53,54のオートゲイン機能に共働するものである。
AFアンプ12,13,62,63は、それぞれの前段に位置する復調回路10,11,60,61からの音声信号を受けて、必要な帯域に整え且つ増幅を行うものである。
スイッチ14,15,64,65は、それぞれAFアンプ12,13,62,63の後段に接続され、制御手段19からの制御信号に基づき、それぞれが対応するAFアンプ12,13,62,63からの出力のON/OFFを行うものである。
出力端部16,66は、スイッチ14,15,64,65の後段に接続され、信号を出力するためのものである。
制御手段17は、復調回路10,11,60,61の後段に接続され、各復調回路の利得を比較して、利得の良好な系を選択し結果的にその時点で最も利得の良好な系のAFアンプからの出力を、スイッチ14,15,64,65を介して出力端部16,66から出力させるものである。
ここで、信号受信装置Rは、上述したように、アンテナダイバシティの方式が採用されている。更に、各フロントエンドの後段に接続されている受信信号処理の系は構成が互いに同じであって、且つ、それぞれ同数である2つずつが接続されている。
つまり、アンテナ1とRF回路2からなるフロントエンドの後段には、AGC回路3、ミキサ5、IF回路8、復調回路10、AFアンプ12、スイッチ14からなる系と、AGC回路4、ミキサ6、IF回路9、復調回路11、AFアンプ13、スイッチ15からなる系が接続されている。他方、アンテナ51とRF回路52からなるフロントエンドの後段には、AGC回路53、ミキサ55、IF回路58、復調回路60、AFアンプ62、スイッチ64からなる系と、AGC回路54、ミキサ56、IF回路59、復調回路61、AFアンプ63、スイッチ65からなる系が接続されている。
信号受信装置Rは、更に、上記二つのフロントエンドに接続されている受信信号処理の系の間でペアとなるように、ミキサ5及びミキサ55に共通の局部発信器7を、ミキサ6及びミキサ56に共通の局部発信器57をそれぞれ接続して局部発信機能の発信周波数を共通させる構成になっている。
信号受信装置Rは、上述したように構成されている。以下において、信号受信装置Rの機能を説明する。
デュエット歌唱のカラオケでユーザーA及びBがそれぞれのマイクロホンMa及びMb(図示省略)に対して歌謡音声を発する。
マイクロホンMa及びMbはそれぞれ彼らの歌謡音声を電気信号に変換し、更に、その電気信号はそのマイクロホンMa及びMbに内蔵されている信号送信装置によって送られる。
ここで、信号受信装置Rは、マイクロホンMa及びMbに内蔵されている信号送信装置からのカラオケ歌謡に係る信号Sa,Sbを受け取る。
フロントエンドであるアンテナ1,51及びRF回路2,52は共に信号Sa,Sbを受け取って後段に送るが、アンテナ1とRF回路2を介した信号SaはAGC回路3に送られる。他方、アンテナ51とRF回路52を介した信号Saは、AGC回路53に送られる。
又、アンテナ1とRF回路2を介した信号SbはAGC回路4に送られる。他方、アンテナ51とRF回路52を介した信号Sbは、AGC回路54に送られる。
AGC回路3に送られた信号Saは、復調回路10のこの時の出力に基づいて、それぞれのフロントエンドからの信号の受信電界強度が変動することに対応するように、利得を自動的に制御し、その制御した信号Saをミキサ5に送る。
同様にして、AGC回路4,53,54はそれぞれ、制御した信号Sb,Sa,Sbをミキサ6,55,56に送る。
ここで、ミキサ5は、AGC回路3からの信号Saと局部発信器7からの局部発信の周波数を受けて中間周波数変換を行い、IF回路8に送る。
同様に、ミキサ6は、AGC回路4からの信号Sbと局部発信器57からの局部発信の周波数を受けて、中間周波数変換を行ってIF回路9に送る。ミキサ55は、AGC回路53からの信号Saと局部発信器7からの局部発信の周波数を受けて、中間周波数変換を行ってIF回路58に送る。ミキサ56は、AGC回路54からの信号Sbと局部発信器57からの局部発信の周波数を受けて、中間周波数変換を行ってIF回路59に送る。
IF回路8,9,58,59はそれぞれ、入力の信号にフィルタをかけ且つ増幅して得られる信号を復調回路10,11,60,61に送る。
復調回路10は、IF回路8から信号Saを受け取って復調を行い、一つに制御用のフィードバック信号としてAGC回路3に、二つに音声信号(カラオケ歌謡に係る信号)としてAFアンプ12に、三つにフロントエンドの切り換えを決定するための信号を制御手段17に送る。
同様にして、復調回路11は、IF回路9から信号Sbを受け取って復調を行い、一つに制御用のフィードバック信号としてAGC回路4に、二つに音声信号(カラオケ歌謡に係る信号)としてAFアンプ13に、三つにフロントエンドの切り換えを決定するための信号を制御手段17に送る。復調回路60は、IF回路58から信号Saを受け取って復調を行い、一つに制御用のフィードバック信号としてAGC回路53に、二つに音声信号(カラオケ歌謡に係る信号)としてAFアンプ62に、三つにフロントエンドの切り換えを決定するための信号を制御手段17に送る。復調回路61は、IF回路59から信号Sbを受け取って復調を行い、一つに制御用のフィードバック信号としてAGC回路54に、二つに音声信号(カラオケ歌謡に係る信号)としてAFアンプ63に、三つにフロントエンドの切り換えを決定するための信号を制御手段17に送る。
AFアンプ12は、復調回路10からの音声信号を受けると、必要な帯域に整え且つ増幅を行ってスイッチ14に送る。
同様に、AFアンプ13は、復調回路11からの音声信号を受けると、必要な帯域に整え且つ増幅を行ってスイッチ15に送る。AFアンプ62は、復調回路60からの音声信号を受けると、必要な帯域に整え且つ増幅を行ってスイッチ64に送る。AFアンプ63は、復調回路61からの音声信号を受けると、必要な帯域に整え且つ増幅を行ってスイッチ65に送る。
ここで、信号Saは、アンテナ1と、RF回路2と、AGC回路3と、ミキサ5への経路、及び、アンテナ51と、RF回路52と、AGC回路53と、ミキサ55への経路を進むが、この二つの経路においてミキサ5,55に対して、共に局部発信器7を共通している、つまり、局部発信の周波数を共用する構成になっている。
従って、中間周波数を得る際にローカル共用のミキシングを行っているので、二つのフロントエンドの利得に係る優劣の比がそのまま後段の復調回路10,60に現れることになり、制御手段17は復調回路10,60からの信号に基づいて選択を行うので信頼性の高い選択が可能になっている。
他方、中間周波数を得る際にミキシングが独立して行われている場合では、二つのフロントエンドの利得に係る優劣の比が後段の復調回路10,60に現れることを保証しないことになり、制御手段17は復調回路10,60からの優劣の対比が為されていない信号に基づいて選択を行うことになる。よって、その選択は、信頼性が得られていないことになる。
同様にして、信号Sbは、アンテナ1と、RF回路2と、AGC回路4と、ミキサ6への経路、及び、アンテナ51と、RF回路52と、AGC回路54と、ミキサ56への経路を進むが、この二つの経路においてミキサ6,56に対して、共に局部発信器57を共通している、つまり、局部発信の周波数を共用する構成になっている。
従って、中間周波数を得る際にローカル共用のミキシングを行っているので、二つのフロントエンドの利得に係る優劣の比がそのまま後段の復調回路11,61に現れることになり、制御手段17は復調回路11,61からの信号に基づいて選択を行うので信頼性の高い選択が可能になっている。
従って、信号Sa,Sbの受信については、フロントエンドにおける利得が反映された状態で復調回路10,11,60,61に送られ、それらに対応して、AGC3,4,53,54がそれぞれオートゲイン機能が作用する。
他方、復調回路10,11,60,61が上記利得の状態が確保された信号を制御手段17に送り、制御手段17は復調回路10,11,60,61の斯かる状態の信号に基づいてスイッチ14,15,64,65のON/OFFの切り換えを制御、つまり、最終出力の選択を行うので、得られる最終の出力は利得が高く雑音の少ないより良質な信号が選ばれることになる。
デュエット歌唱のカラオケでユーザーA及びBがそれぞれ使用するマイクロホンMa及びMbからの信号を送信する信号送信装置の信号は、上述したように、信号発信時の電界強度に拘わらず、互いに独立したものであって各信号の利得の最良の信号を信号受信装置Rは選択して出力するので、マイクロホンMa及びMbからのいずれかの信号の送信時の電界強度に他方の信号に係る飛距離が影響を受けることがなく、結果的に、飛距離の稼ぐことが可能になっている。
信号受信装置Rは、二つのフロントエンドにそれぞれ2組ずつの受信信号処理の系が接続されているが、3組以上の同数の受信信号処理の系が接続される構成であってもよい。斯かる構成であっても、前記二つのフロントエンドの間で局部発振を共用する必要がある。 又、3組以上の同数の受信信号処理をフロントエンドに接続する構成によって、それと同じ数の受信の系、つまり、例えばカラオケ歌謡に係る信号においてはマイクロホンがその数だけ受信が対応可能になる。
この発明の実施の形態の信号受信装置の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
R: 信号受信装置
1,51: アンテナ
2,52: RF回路
3,4,53,54: AGC回路
5,6,55,56: ミキサ
7,57: 局部発信器
8,9,58,59: IF回路
10,11,60,61: 復調回路
12,13,62,63: AFアンプ
14,15,64,65: スイッチ
16,66: 出力端部
17: 制御手段

Claims (2)

  1. アンテナダイバーシティの系を構成する互いに独立した第1及び第2のフロントエンドと、それら第1及び第2のフロントエンドの後段にそれぞれ複数で同数ずつ並列で接続され、構成が互いに同じである受信信号処理の系と、が備えられ、
    前記各受信信号処理の系は、前記フロントエンドの後段に接続されるAGC回路と、そのAGC回路の後段に接続される周波数変換手段と、その周波数変換手段の後段に接続されるIF回路と、そのIF回路の後段に接続され、当該受信信号処理の系のAGC回路に制御信号を出力し、且つ、入力信号を復調して出力する復調回路と、その復調回路の後段に接続され、復調回路からの信号を増幅するAFアンプと、局部発信機能を有し、上記第1のフロントエンドからの受信信号処理の系と第2のフロントエンドからの受信信号処理の系の間でペアとなるように前記局部発信機能の発信周波数を共通させて前記AGC回路からの信号にミキシングを行う局部発信手段とを備えて構成され、
    加えて、各受信信号処理の系の復調回路からの信号に基づいて、前記受信信号処理の系の各AFアンプからの出力の中からノイズの少ない出力信号を選択して出力するように制御する制御手段が備えられてなる信号受信装置。
  2. 前記複数の受信信号処理の系の各AFアンプの後段にそれぞれ、前記制御手段によって出力/出力停止の制御が行われるスイッチが接続されてなる請求項1に記載の信号受信装置。
JP2005268196A 2005-09-15 2005-09-15 信号受信装置 Pending JP2007081922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005268196A JP2007081922A (ja) 2005-09-15 2005-09-15 信号受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005268196A JP2007081922A (ja) 2005-09-15 2005-09-15 信号受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007081922A true JP2007081922A (ja) 2007-03-29
JP2007081922A5 JP2007081922A5 (ja) 2008-04-24

Family

ID=37941729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005268196A Pending JP2007081922A (ja) 2005-09-15 2005-09-15 信号受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007081922A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0998121A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空間ダイバシティ・ワイヤレス受信装置
JP2000286769A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Kokusai Electric Co Ltd 受信装置
WO2004068754A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Fujitsu Limited マルチキャリア受信装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0998121A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空間ダイバシティ・ワイヤレス受信装置
JP2000286769A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Kokusai Electric Co Ltd 受信装置
WO2004068754A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Fujitsu Limited マルチキャリア受信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10637700B2 (en) Systems and methods for combining signals from multiple active wireless receivers
US7894786B2 (en) Gain controlled and multi-band processing receiver
US20100284541A1 (en) Receiving apparatus
US20080171525A1 (en) High-Frequency Receiver And Adjacent Interference Wave Reducing Method
WO2006117894A1 (ja) 自動利得制御装置
KR20130065485A (ko) 저잡음 증폭 회로를 포함하는 수신장치 및 이의 입력 신호 처리 방법
WO2006134791A1 (ja) 受信モジュールとこれを用いた受信機器
JP2007081922A (ja) 信号受信装置
JP2007081922A5 (ja)
JP2010283717A (ja) 受信機
JP2008236414A (ja) デジタル信号受信機
CN110418247B (zh) 一种音频接收芯片和音频接收机
JP4736891B2 (ja) 移動無線機
JPS5917740A (ja) スペ−ス・ダイバ−シテイ受信機
KR100664256B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송의 수신 감도 개선을 위한 장치
JP2007311994A (ja) 送受信装置及び送受信方法
JP4068713B2 (ja) 無線伝送装置
JP2004072644A (ja) 受信回路およびこれを用いた無線通信装置
JP4735122B2 (ja) 受信モジュールとこれを用いた受信機器
KR100380723B1 (ko) 약전계 수신감도를 개선한 디지탈 위성수신기
JP2006060361A (ja) デジタル・アナログ共用受信機
JP2002314450A (ja) イヤホンを用いたアンテナの切替装置
JP2006050449A (ja) 受信システム
KR20050031005A (ko) Tdd방식의 휴대 인터넷 무선중계기의 피드백신호감소장치
KR100252784B1 (ko) 이동통신기기의송신출력제어회로

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080311

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080311

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100903