JP2007081677A - テレビジョン受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 視聴者の位置に応じて動作が制御されるテレビジョン受信装置を提供する。
【解決手段】 テレビジョン受信装置が備えるCPU110は、撮影された被写体の位置関係を特定する処理を実行する相対位置関係特定部420と、スピーカから出力される音量を予めメモリに格納されている音量と比較する音量比較部430と、比較の結果に基づいてスピーカから出力される音量を調整する指令を生成する音量調整指令部440と、当該指令に基づいてアンプに対して音声信号のレベルを変更するように指令するスピーカ出力指令部450と、認証された個人に対応するデータを読み出す個人情報取得部460と、ディスプレイに表示される文字の表示態様を調整する指令を生成するOSD文字調整指令部470と、メッセージを調整する指令を生成する文章表現調整部480とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明はテレビジョン受信装置に関し、より特定的には、視聴者に応じた表示あるいは音声出力を行なうテレビジョン受信装置に関する。
テレビジョン受信装置(以下、単に「テレビ」という。)の視聴者は、テレビのリモコン端末を操作することにより、画面の表示を切り替え、あるいは音量を調整する。このようなテレビに対して、視聴者の認識機能を有し、認識された視聴者に応じた動作を行なうテレビが提案されている。
たとえば、特開平8−9282号公報(特許文献1)は、過去の受信頻度に限定されず、視聴者の嗜好に応じた番組を選択して提示することができるテレビジョン選局装置を開示する。このテレビジョン選局装置は、リモコン装置に設けられた個人認識センサおよび個人認識論理部によって、リモコンを操作する視聴者を個人認識する。復調分離部は、チューナで受信された放送から、番組と番組内容を説明する番組情報とを分離する。番組評価部は、番組毎に番組情報からキーワードを抽出し、このキーワード毎の適合度を視聴者毎に記憶されたフィルタリングパラメータ記憶・更新部から読み出し、適合度の合計である評価値を番組毎に計算する。番組提示部は、各チャンネルの画像をテクスチャ化し、評価値の高い番組を手前に3次元空間内にテクスチャを貼り付けてCRT(Cathode Ray Tube)に表示する。その結果、過去の受信頻度に限定されず、視聴者の嗜好に応じた番組が、選択して提示される。
また、特開2001−16514号公報(特許文献2)は、視聴者に応じた動作を行なうことができる認識機能付表示装置を開示する。この表示装置は、視聴者の眼の虹彩パターンを撮影する虹彩認識カメラと、虹彩認識カメラで撮影された虹彩パターンに基づいて視聴者を特定する視聴者特定手段とを備える。視聴者が幼児や未成年者の場合には、教育上悪影響を与える画面が表示されるときに、チャンネルが切り替えられ、警告が発せられ、あるいは、電源が遮断される。
また、特開2002−112218号公報(特許文献3)は、個々の視聴者にとって最適な条件で視聴することが可能な、あるいは、電力の浪費を抑制可能な表示装置を開示する。この表示装置は、利用状態を識別する利用状態識別手段からの識別情報と、当該識別情報に対応した制御情報を記憶するデータ記憶手段と、識別情報に基づいて画像を制御する画面制御手段と音声を制御する音声制御手段とに信号を出力する情報処理手段とを備える。
さらに、特開平10−243309号公報(特許文献4)は、番組視聴中などでも視聴者が視聴制限の操作や設定に煩わされることがない放送受信装置を開示する。この放送受信装置は、放送された番組を受信する受信部と、受信部により受信された番組を出力する出力部を用いて番組を視聴する視聴者を撮像するための視聴者撮像部と、視聴者撮像部の撮像画像から視聴者を認識する視聴者認識部と、視聴者認識部により認識された視聴者に、出力部により出力される番組の視聴が許可されているか否かを判別する視聴許可判別部と、視聴許可判別部の判別結果に従って出力部の出力内容を制御する出力内容制御部とを備える。
このように、上記の各技術によれば、視聴者による操作を必要とすることなく、視聴者に応じてテレビの動作を制御することが可能になる。
特開平8−9282号公報 特開2001−16514号公報 特開2002−112218号公報 特開平10−243309号公報
しかしながら、特開平8−9282号公報に開示された技術によれば、番組と番組情報とを含む放送信号に対して適用可能である。そのため、番組情報を含まない放送信号に対しては、視聴者の嗜好に応じた番組を選択して提示できない可能性がある。
また、特開2001−16514号公報に開示された技術によれば、表示装置と視聴者の虹彩との距離によっては虹彩パターンが認識されない可能性がある。また、視聴者が眼鏡を着用している場合、レンズのために虹彩パターンが認識されない可能性もある。
また、特開2002−112218号公報に開示された技術によれば、同一の視聴者は、日によって異なった場所で視聴しても、同一の条件で視聴することになり、最適な視聴が実現されない可能性もある。
また、特開平10−243309号公報に開示された技術によれば、視聴者の位置に応じた動作の制御が行なわれないという問題がある。
さらに、上述の各技術によれば、一人の視聴者を認識して、認識結果に応じた制御は可能であっても、複数の視聴者が視聴している場合には、当該制御が実現されないという問題もある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その第1の目的は、視聴者が視聴する位置に応じて動作を調整できるテレビジョン受信装置を提供することである。
第2の目的は、視聴者の位置が日によって異なっても、動作を調整できるテレビジョン受信装置を提供することである。
第3の目的は、複数の視聴者が視聴していても、動作を調整できるテレビジョン受信装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従うテレビジョン受信装置は、被写体を撮影して画像データを生成する撮像部と、入力される信号に応じて音声を出力する音声出力部と、テレビジョン受信装置に対して予め定められた標準の視聴位置における視聴者を撮影することにより生成された画像データから算出された特徴量と、視聴者の位置に応じて音声の出力を制御する制御データとを格納する記憶部とを備える。特徴量は、視聴者の顔の特徴点間の画素数を含む。テレビジョン受信装置は、テレビジョン受信装置の視聴に応答して、撮像手段に視聴者を撮影させる撮影制御手段と、視聴に応答して撮影された被写体の画像データから、視聴者の顔の画像が含まれる画像領域を抽出する検出手段と、画像領域に対応するデータに基づいて、視聴に応答して撮影された視聴者の顔の特徴点間の画素数を算出する算出手段と、記憶部に格納されている画素数と算出手段により算出された画素数とに基づいて、視聴者がテレビジョン受信装置に登録されている視聴者であるか否かを確認する確認手段と、視聴者がテレビジョン受信装置に登録されていることが確認された場合に、記憶部に格納されている画素数と算出手段により算出された画素数との比に基づいて、標準の視聴位置と視聴時の位置との位置関係を表わす情報を算出する位置情報算出手段とを備える。位置関係は、テレビジョン受信装置と視聴者との遠近関係を含む。テレビジョン受信装置は、遠近関係と制御データとに基づいて、視聴時に、音声の音量を制御する音量制御手段とを備える。
この発明の他の局面に従うテレビジョン受信装置は、視聴者の撮影により生成された画像データを取得する取得手段と、取得された画像データに基づいて、視聴者の顔の特徴量を算出する算出手段と、テレビジョン受信装置に対して予め定められた標準の視聴位置における視聴者を撮影することにより生成された画像データから算出された特徴量と、視聴者の位置に応じてテレビジョン受信装置の動作を制御する制御データとを格納する記憶部と、記憶部に格納されている特徴量と算出手段により算出された特徴量とに基づいて、視聴者がテレビジョン受信装置に登録されている視聴者であるか否かを確認する確認手段と、視聴者がテレビジョン受信装置に登録されていることが確認された場合に、記憶部に格納されている特徴量と算出手段により算出された特徴量とに基づいて標準の視聴位置と視聴時の位置との位置関係を表わす情報を算出する位置情報算出手段と、位置関係と制御データとに基づいて、テレビジョン受信装置の動作を制御する制御手段とを備える。
好ましくは、取得手段は、テレビジョン受信装置に接続されている撮像装置から出力されるデータの入力を受け付ける外部入力部を含む。撮像装置は、被写体を撮影して被写体の画像データを出力する。
好ましくは、取得手段は、被写体を撮影して画像データを生成する撮像部を含む。
好ましくは、テレビジョン受信装置は、テレビジョン受信装置の視聴に応答して、撮像部に視聴者を撮影させる撮影制御手段をさらに備える。算出手段は、視聴に応答して撮影された被写体の画像データから、視聴者の顔の画像が含まれる画像領域を抽出する検出手段と、画像領域に対応するデータに基づいて、視聴に応答して撮影された視聴者の顔の特徴量を算出する特徴量算出手段とを含む。
好ましくは、位置情報算出手段は、撮影された視聴者とテレビジョン受信装置との遠近関係を表わす情報を算出する。
好ましくは、テレビジョン受信装置は、入力される信号に基づいて音声を出力する音声出力部をさらに備える。制御データは、遠近関係に基づいて、出力される音声の音量を制御する音量制御データを含む。制御手段は、音量制御データと遠近関係とに基づいて、音声出力部から出力される音声の音量を制御する音量制御手段を含む。
好ましくは、記憶手段は、視聴者の属性を表わす属性データをさらに格納している。属性データと音量制御データとは関連付けられている。音量制御手段は、視聴者の属性に応じて音量を制御する。
好ましくは、テレビジョン受信装置は、入力される信号に基づいて映像を表示する表示部と、表示部に文字を表示するための文字データを生成する生成手段とをさらに備える。制御データは、遠近関係に基づいて、文字の表示態様を規定する表示制御データを含む。制御手段は、表示制御データに基づいて、遠近関係に応じた表示態様で文字を表示する文字データを生成手段に生成させる。
好ましくは、記憶手段は、視聴者の属性を表わす属性データをさらに格納している。属性データと表示制御データとは関連付けられている。生成手段は、視聴者の属性に応じて文字データを生成する。
好ましくは、属性データは、視聴者の年齢を表わすためのデータを含む。
好ましくは、テレビジョン受信装置は、入力される信号に基づいて音声を出力する複数の音声出力部をさらに備える。制御データは、視聴者の位置に応じて、各音声出力部から出力される音声の音量を制御する音量制御データを含む。位置情報算出手段は、標準の視聴位置からの視聴者の左右方向における位置関係を表わす情報を算出する。制御手段は、左右方向における位置関係と音量を制御するデータとに基づいて、各音声出力部により出力される音声の音量を制御する。
好ましくは、位置情報算出手段は、視聴者がテレビジョン受信装置に登録されていることが確認された場合に、位置関係を表わす情報を算出する。
好ましくは、特徴量は、視聴者の顔の特徴点間の画素数を含む。
本発明に係るテレビジョン受信装置によれば、視聴者が視聴する位置に応じて動作が調整される。また、視聴者の位置が日によって異なっても、同一の視聴者のために、動作が制御される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1および図2を参照して、本発明の実施の形態に係るテレビ100について説明する。図1は、テレビ100を正面から表わす図である。図2は、テレビ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
図1に示されるように、テレビ100は、ディスプレイ130とカメラ150と、スピーカ140a,140bとを備える。スピーカ140a,140bは、たとえばステレオ音声の出力が可能なスピーカである。
図2に示されるように、テレビ100は、アンテナ102と、外部入力部104と、受光部106と、操作部108と、CPU(Central Processing Unit)110と、チューナ114と、切換回路116とを備える。CPU110は、メモリ112を含む。
アンテナ102により受信された放送信号は、チューナ114に伝送される。チューナ114は、CPU110からの制御信号に基づいて選局が指示されたチャンネルを選択する。
外部入力部104は、外部から映像音声信号の入力を受け付ける。映像音声信号は、外部入力部104から切換回路116に伝送される。外部入力部104は、映像信号と音声信号とを別々に入力を受け付けるものであってもよいし、各々の信号を伝送するケーブルを1つにまとめたものであってもよい。
切換回路116は、CPU110からの切換指令に基づいてチューナ114から出力される信号と外部入力部104から出力される信号とのいずれかを選択的に出力する。
テレビ100はさらに、カメラ150と、メモリ152と、解析装置160とを備える。カメラ150は、たとえばCCD(Charge Coupled Device)固体撮像素子を含む。メモリ152は、たとえばフラッシュメモリである。カメラ150は、CPU110から出力される撮影指令に基づいて被写体を撮影し、その被写体の画像データをメモリ152に対して伝送する。メモリ152は、CPU110から出力される書込指令に基づいてその指令によって特定された領域に画像データを格納する。解析装置160は、CPU110からの指令に基づいてカメラ150の撮影により取得された画像データを解析する。解析処理については後述する。
図2を再び参照して、テレビ100は、信号処理回路120と、ドライバ128と、ディスプレイ130と、アンプ136a,136bと、スピーカ140a,140bとを備える。信号処理回路120は、分離回路122と、OSD(On Screen Display)回路124とを含む。
切換回路116から出力された信号は、分離回路122に入力される。分離回路122は、CPU110からの指令に基づいて、映像信号と音声信号とを分離するための処理を実行する。分離回路122から出力される映像信号は、OSD回路124に入力される。分離回路122から出力される音声信号は、アンプ136a,136bにそれぞれ伝送される。
OSD回路124は、CPU110からの指令に基づいてディスプレイ130に画像を表示するための信号を生成する。画像は、文字情報を含む。文字情報には、チューナ114により選局されているチャンネルを表わす数字、音量レベルを表わす表示、テレビ100の動作を表わす表示を含む。動作を表わす表示は、音量のアップまたはダウン、コントラストの変更等を含む。より具体的には、OSD回路124は、分離回路122から出力される映像信号とメモリ112に格納されているデータに基づいて生成される画像信号とを合成し、当該合成により生成された信号をドライバ128に対して出力する。
ドライバ128は、OSD回路124から出力される信号に基づいてディスプレイ130における映像の表示処理を実行する。アンプ136a,136bは、分離回路122から出力される各々の音声信号を増幅してスピーカ140a,140bにそれぞれ伝送する。スピーカ140a,140bは、その信号に基づいて音声を出力する。
図3を参照して、解析装置160について説明する。図3は、解析装置160によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。解析装置160は、入力部310と、顔画像領域抽出部320と、特徴量算出部330と、データ書込指令部340と、個人認証部350と、認証結果生成部360と、出力部370とを備える。
入力部310は、信号線(図示しない)を介してCPU110からの指令の入力を受け付ける。また、入力部310は、メモリ152に格納されているデータの入力を受け付ける。顔画像領域抽出部320は、メモリ152から読み出された画像データに基づいて、被写体の顔に相当する画像領域を抽出する。この抽出処理については後述する。特徴量算出部330は、顔画像領域抽出部320により抽出された顔の画像データに基づいてその画像の特徴量を算出する。
ここで、特徴量とは、抽出された領域を特定するためのデータによって算出されるその領域の属性をいう。特徴量には、たとえば、画像を構成する画素の数、画像の濃淡部の濃淡の程度、複数の濃淡部が存在する場合における各濃淡部の距離などが含まれる。画素の数が特徴量として使用される場合、視聴者の顔の各部のサイズを規定するデータが、画素の数として表現される。たとえば、目の間隔(両目の目元の距離)、目元と口元との距離、眉毛の長さ、等が特徴量として使用される。
データ書込指令部340は、特徴量算出部330によって算出された特徴量をメモリ152に格納するための指令を生成する。この指令は、出力部370を介して出力される。個人認証部350は、特徴量算出部330によって算出された特徴量と、メモリ152に予め格納されている視聴者の特徴量とに基づいて被写体の認証処理を行なう。認証処理は、たとえば算出された特徴量と予め記憶されている特徴量とが一致するか否かを判断することにより行なわれる。たとえば、各特徴量の差異が予め定められた範囲よりも小さい場合には、撮影された被写体は、予め登録されている被写体と同一であると判断される。そうでない場合には、登録されていない被写体が撮影されたと判断されることになる。
認証結果生成部360は、個人認証部350によって認証された結果を表わすデータを生成する。このデータは、出力部370を介してCPU110に対して伝送される。
次に、図4を参照して、本発明に係るテレビ100を実現するCPU110について説明する。図4は、CPU110によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。CPU110は、入力部410と、相対位置関係特定部420と、音量比較部430と、音量調整指令部440と、スピーカ出力指令部450と、個人情報取得部460と、OSD文字調整指令部470と、文章表現調整部480と、出力部490とを備える。相対位置関係特定部420は、特徴量比較部422を含む。
入力部410は、CPU110の外部から信号の入力を受け付ける。ここで外部とは、受光部106、操作部108を含む。CPU110は、さらに解析装置160からのデータの入力を受け付ける。このデータも、入力部410を介して内部に伝送される。
相対位置関係特定部420は、メモリ152に格納されているデータに基づいて、カメラ150によって撮影された被写体の位置関係を特定するための処理を実行する。具体的には、相対位置関係特定部420は、被写体がテレビ100からどの程度離れているか(以下適宜「前後方向」という)あるいは、テレビ100の正面に対してどの程度左右にずれているか(以下適宜「左右方向」という)を表わす情報を算出する。ずれを表わす情報は、たとえば、画素数を単位として表現される。
特徴量比較部422は、予め記憶されている特徴量と新たに算出された特徴量とを比較する。予め記憶されている特徴量は、テレビ100に対する標準的な視聴位置において視聴者を撮影することにより取得された画像データから算出されたものである。
音量比較部430は、特徴量比較部422の結果に基づいてスピーカ140a,140bから出力される音量を予めメモリ112に格納されている音量と比較する。音量調整指令部440は、音量比較部430による比較の結果に基づいてスピーカ140a,140bから出力される音量を調整するための指令を生成する。スピーカ出力指令部450は、音量調整指令部440によって生成された指令に基づいてアンプ136a,136bに対して音声信号のレベルを変更するように指令する。この指令は、出力部490を介してアンプ136a,136bに伝送される。
個人情報取得部460は、メモリ112に格納されているデータから、解析装置160によって認証された個人(すなわち被写体)に対応するデータを読み出す。読み出されたデータは、音量調整指令部440に伝送される。音量調整指令部440は、他の局面においては、特定された個人に応じた音量調整の指令を生成する。
OSD文字調整指令部470は、個人情報取得部460によって取得されたデータに基づいて、ディスプレイ130に表示される文字の表示態様を調整する指令を生成する。指令は、出力部490を介してOSD回路124に伝送される。ここで表示態様には、文字のサイズ、大きさ、文字色、書体、文書のスタイル等が含まれる。当該スタイルは、たとえばコマンドの平仮名表示、カタカナ表示等を含む。
文章表現調整部480は、個人情報取得部460によって取得されたデータに基づいてディスプレイ130に表示されるメッセージを調整する指令を生成する。メッセージには、音量、画面のコントラストその他テレビ100の機能を実行するためのメッセージなどが含まれる。ディスプレイ130における表示態様は後述する。
図5〜図8を参照して、テレビ100のデータ構造について説明する。図5は、メモリ152におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。メモリ152は、データを格納するための領域510〜540を含む。
図5に示されるように、視聴者を特定するためのデータ(視聴者ID(Identification))は、領域510に格納されている。予めカメラ150によって撮影された標準位置における顔画像ファイルは、領域520に格納されている。ここで標準位置とは、テレビ100から正面方向に予め定められた距離だけ離れた位置をいう。この位置に被写体が位置し、カメラ150がその被写体を撮影することにより、認証処理に使用されるデータが取得される。このデータは、判断の基準となるデータとして使用される。視聴者の年齢は、領域530に格納されている。
視聴者の顔の第1の特徴量としての目の間隔は、領域540に格納されている。領域540における目の間隔は、説明を簡単にするために、長さ(mm)として表わされているが、データ処理上は、画素数として取り扱われてもよい。
同様に、第2の特徴量としての目と口との間隔は、領域550に格納されている。なお、視聴者の顔の特徴量は、上述のものに限られない。顔の特徴量は、目、口、耳、鼻その他の顔の認識技術の分野において、顔の特徴点間の距離その他の位置関係を表わすものであればよい。
領域510から540に格納されているデータは、それぞれ相互に関連付けられている。したがって視聴者IDを参照することにより、その視聴者の顔画像データ、年齢、その他の属性などが一意に特定されることになる。
なお、メモリ152に格納されているデータは、視聴者の初期登録時に格納されるが、その後の更新動作によって書き替え可能であってもよい。
図6は、CPU110の内部のメモリ112におけるデータの格納の一態様を表わす図である。メモリ112は、テーブル600,610,620,640を含む。テーブル600は、データを格納する領域602,604を含む。テーブル610は、領域612,614を含む。テーブル620は、領域622,624,626を含む。テーブル630は、領域632,634,636を含む。
テーブル600に格納されているデータを特定するためのデータは、領域602に格納されている。スピーカ140a,140bから出力される基準音量を決定するためのデータは、領域604に格納されている。基準音量は、たとえばテレビ100の製造時に予め設定される。基準音量は、音量を調整する判断の基準として使用される。
テーブル610において、視聴者の年齢を特定するためのデータは、領域612に格納されている。各年齢層に応じて設定された基準音量レベルは、領域614に格納されている。図6に示される例では、スピーカ140a,140bから出力される音量のレベルは、最大レベルが「レベル20」である。標準の基準音量レベルは、レベル10である(領域604)。また、たとえば年齢が「20以下」の視聴者に対しては、基準音量レベルとして「レベル9」が設定されている。したがって、テレビ100の視聴者の年齢が「20以下」であると判断された場合には、レベル10で出力されていた音声は、レベル9まで引き下げられることになる。
逆に、たとえば年齢が「81以上」の視聴者に対しては、基準音量レベルは、「レベル13」である。したがって、視聴者の年齢が「81以上」であると判断された場合に、出力されている音量のレベルが「レベル13」よりも小さい場合には、テレビ100は、音量レベルを「レベル13」まで高くし、スピーカ140a,140bからそれぞれ音声を出力する。その結果、標準レベルの音声を聞き取りにくい年齢層に属する視聴者も、テレビ100からの音声を聴き取りやすくなる。
テーブル620を参照して、認識された視聴者の位置(相対位置)を特定するデータは、領域622に格納されている。左スピーカからの音量レベルを規定するためのデータは、領域624に格納されている。右スピーカからの音量レベルを規定するためのデータは、領域626に格納されている。
たとえば、視聴者の位置が標準位置よりも「右より」であると認識された場合には、左スピーカからの音量レベルは「レベル10」から「レベル11」に変更される。逆に、右スピーカからの音量レベルは、「レベル10」から「レベル9」に変更される。CPU110は、変更後のデータに基づいて制御信号を生成し、アンプ136a,136bに対して送出する。
その結果、視聴者から遠くなったスピーカからの音声は、大きくなる。視聴者は、このスピーカからの音声も正確に聴き取ることができる。一方、視聴者に近いスピーカからの音声は、小さくなる。視聴者は、このスピーカからの音声を大きすぎると感じなくなる。これにより、視聴者は、テレビからの音声を快適に聴くことができる。
図6を再び参照して、テーブル630に示されるように、認識された視聴者の位置(相対位置)を特定するデータは、領域632に格納されている。左スピーカからの音量レベルを規定するためのデータは、領域634に格納されている。右スピーカからの音量レベルを規定するためのデータは、領域636に格納されている。
たとえば、視聴者の位置が標準位置よりも「前方」であると認識された場合には、左スピーカからの音量レベルは「レベル10」から「レベル8」に変更される。逆に、右スピーカからの音量レベルは、「レベル10」から「レベル12」に変更される。CPU110は、変更後のデータに基づいて制御信号を生成し、アンプ136a,136bに対して送出する。
その結果、視聴者がテレビ100に対して標準位置よりも近くにいる場合には、スピーカ136a,136bからの音声は、通常の音量レベルよりも小さく出力される。一方、視聴者が標準位置よりも離れて存在する場合には、スピーカ136a,136bからの音声は、通常の音量レベルよりも大きく出力される。これにより、視聴者は、テレビからの音声を快適に聴くことができる。
なお、年齢層別に設定される基準音量レベルは、図6に示される区分に限られない。また、基準音量レベルを設定するための年齢差は、領域612に示される区分に限られない。さらに細かいものであってもよいし、逆に間隔が粗いものであってもよい。
また、音量レベルの変更は、標準の視聴位置に対して前方、後方のいずれかのみに対応するものに限られない。たとえば、音量レベルは、標準の視聴位置から離れた距離に応じて連続的に変更されてもよいし、段階的に変更されてもよい。
さらに、音量レベルの調整は、前後方向と左右方向とを組み合わせた位置関係に基づくものであってもよい。たとえば視聴者の位置が標準位置に対して、「左前方」、「左後方」、「右前方」、「右後方」等の位置であってもよい。この場合、テーブル620および630に格納されているデータをくみあわせて調整量が決定される。たとえば、左右方向の調整量(テーブル620)と前後方向の調整量(テーブル630)の各々に対して、重み係数を加えた算術和により導出される調整量が、音量レベルの調整量として使用されてもよい。
このようにすると、音量がスムーズに調整されるため、たとえば、視聴者が番組の視聴中に位置を変更した場合であっても、当該視聴者は、違和感を感じることなく視聴を続けることができる。
図7は、メモリ112におけるデータの格納の一態様を表わす図である。このデータは、ディスプレイ130に表示される文字の表示態様を調整するために使用される。メモリ112は、テーブル700,710を含む。テーブル700は、領域702,704,706を含む。テーブル710は、領域712,714,716を含む。
テーブル700に格納されているデータの種類を特定するための情報は、領域702に格納されている。表示される文字のサイズを規定するデータは、領域704に格納されている。表示される文字の書体を規定するデータは、領域706に格納されている。テーブル700は、標準の表示態様として予め設定されたデータを含む。
テーブル710において、視聴者の年齢層を規定するデータは、領域712に格納されている。ディスプレイ130に表示される文字のサイズを規定するデータは、領域714に格納されている。その文字の書体を規定するデータは、領域716に格納されている。領域712,714,716に格納されているデータは、それぞれ関連付けられている。したがって、年齢層が特定されることにより、ディスプレイ130に表示される文字のサイズおよび書体が特定されることになる。たとえばテレビ100の視聴者が「20以下」であると判断された場合、表示される文字のサイズは、「15ポイント」であり、書体は「丸文字 標準」となる。
図8は、メモリ112におけるテーブル800の格納の一態様を表わす図である。テーブル800は、データを格納する領域810,820,830,840を含む。テーブル800に格納されているデータは、ディスプレイ130に表示される文章の表現を調整するために使用される。当該文章は、テレビ100の内部で作成されたデータに基づいて表示されるテキスト映像として表示される(以下、適宜「OSD表示」という)。
ディスプレイ130にOSD表示される文字は、領域810に格納されている。視聴者の年齢が「12歳以下」である場合に表示される文字は、領域820に格納されている。視聴者の年齢が「13歳〜60歳」である場合に表示される文字は、領域830に格納されている。視聴者の年齢が「60歳以上」である場合に表示される文字は、領域840に格納されている。領域810〜840に格納されているデータはそれぞれ相互に関連付けられている。
この場合、領域810のデータ項目と視聴者の年齢層とが特定されることにより、年齢層に応じて表示される文字が決定される。たとえば、テレビ100の視聴者の年齢が「12歳以下」である場合に、ディスプレイ130に表示される文字が「ミュート」である場合、実際にはディスプレイ130は、「ミュート」の代わりに「しずかにする」というメッセージを表示する。このようにすると、通常表示されるメッセージの理解が視聴者にとって難解であっても、視聴者は、代わりに表示されるメッセージを見ることにより、テレビ100の動作の内容を容易に理解することができる。
図9および図10を参照して、本実施の形態に係るテレビ100の制御構造について説明する。図9は、視聴者を最初に認証するためにCPU110と解析装置160とが実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS910にて、CPU110は、受光部106を介して入力されるリモコン端末(図示しない)による指示に基づいて、テレビ100の動作モードをカメラ150による撮影モードに切り換えるための指示を検知する。ステップS920にて、CPU110は、受光部106によって受信されるリモコン端末からの撮影指示信号に基づいて、カメラ150の撮影ボタン(図示しない)の押下の指令を検知する。CPU110は、カメラ150に対して予め設定された撮影モードにて被写体を撮影するように指令を出力する。撮影モードには、絞り、シャッタスピード等が含まれる。カメラ150は、その指令に応答して撮影処理を実行する。その撮影処理の後、カメラ150は、画像データをメモリ152に対して送出する。
ステップS930にて、CPU110は、カメラ150からメモリ152に伝送されたデータを、メモリ152において予め確保した領域に格納する。ステップS940にて、CPU110は、解析装置160に対して、メモリ152に格納されたデータを用いて解析するように指示する。
ステップS950にて、解析装置160は、その指示に基づいてメモリ152から画像データを読み出し、RAM(Random Access Memory)(図示しない)のワーク領域に格納する。ステップS960にて、解析装置160は、そのデータから顔に相当する画像領域を抽出する。この抽出処理は、たとえば公知の画像処理を用いて実現される。
ステップS970にて、解析装置160は、その画像領域に対して特徴量を算出するための処理を実行する。算出される特徴量は、CPU110によって予め指定されたものである。ステップS980にて、解析装置160は、算出した特徴量をメモリ152において予め確保された領域に格納する。その結果、テレビ100に対して標準位置に位置する視聴者の認証処理が完了し、その視聴者を特定するためのデータは、メモリ152に格納されることになる。
図10は、テレビ100の動作を制御するためにCPU110が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。なお、図9に示される処理と同一の処理には同一のステップ番号を付してある。処理の内容も同じである。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
ステップS1010にて、CPU110は、メモリ152に既に保存されている特徴量と、新たに算出された特徴量とを比較する。ステップS1020にて、CPU110は、各特徴量の比の値に基づく比例関係によって視聴者の位置を推定する。
ステップS1030にて、CPU110は、これらの特徴量が一致するか否かを判断する。特徴量が一致する場合には(ステップS1030にてYES)、処理をステップS1040に移される。そうでない場合には(ステップS1030にてNO)、処理はステップS1050に移される。
ステップS1040にて、CPU110は、メモリ152に予め登録されている視聴者の属性に応じた音量調整の指示をアンプ136a,136bに対して送出する。ステップS1050にて、CPU110は、初期値として予め設定されている音量調整指示をアンプ136a,136bにそれぞれ送出する。アンプ136a,136bは、音声信号のレベルを当該指示によって規定されるレベルに調整して、調整後の音声信号をスピーカ140a,140bにそれぞれ伝送する。その結果、スピーカ140a,140bは、視聴者に応じた音量レベルの音声を出力する。
図11および図12を参照して、テレビ100の表示態様について説明する。図11は、音量レベルが調整される場合にディスプレイ130に表示される画面を表わす図である。
画面(A)は、基準の音量レベル(レベル10)が設定されている場合に、レベル表示の指示に応答して表示される画面である。その後、テレビ100の視聴者の年齢が「20以下」であることが認識されると、画面(B)に示されるように、音量レベルは、「レベル9」まで引下げられる。
あるいは、視聴者の位置が予め定められた標準の視聴位置に対して近いと判断されると、音量レベルは、現在の位置に応じて引き下げられる。この場合、メモリ112のテーブル630に格納されているデータに基づいて、音量レベルは、「レベル8」間で引き下げられる。
一方、視聴者の年齢が「61から80」であると判断されると、音量レベルは、「レベル12」まで引上げられる(画面(C))。
このように、ディスプレイ130がそのときに出力されている音声の音量レベルを表示するため、視聴者は、どの程度の音量レベルが設定されているか容易に認識することができる。なお、図11に示される画面の推移は、あくまで例示であり、推移の順序は、図11に示されるものに限られない。
図12は、文章表現が調整される場合にディスプレイ130に表示される画面を表わす図である。
画面(A)は、視聴者が認識されていない場合、あるいはテレビ100が初期値に基づいて表示を行なっている場合に示される画面を表わす。すなわちディスプレイ130は、音量を大きくするためのメッセージとして「ボリュームアップ」を表示する。その後、視聴者の年齢が12歳以下であると認識された場合、ディスプレイ130は、文字の表示を変更し、「おと おおきくする」に切り換える。これにより、若年層の視聴者も、テレビ100の動作の内容を容易に理解することができる。一方、視聴者の年齢が「61以上」であると認識されると、ディスプレイ130は、「ボリュームアップ」の表示に代えて「音量 大きくする」と表示する。これにより、たとえばカタカナ用語に不慣れな視聴者であっても、テレビ100の動作を容易に制御することができる。
以上のようにして、本発明の第1の実施の形態に係るテレビ100は、標準の視聴位置として予め定められた位置において撮影された視聴者の顔画像の特徴量を格納している。テレビ100は、視聴者を再度撮影し、視聴者を認識し、顔画像のデータに基づいて算出される特徴量を比較することにより、視聴者の位置を確認する。特徴量の比較の結果、テレビ100が認識した顔画像が、既に登録されている顔画像に一致することが確認されると、テレビ100は、その視聴者の位置に応じた動作、たとえば音声の出力、文字サイズの変更等の調整を行なう。これにより、視聴者にとって最適な音量レベルによる音声の出力、視認しやすい文字の表示、理解が容易なOSD表示等が実現される。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るテレビ1300は、画像の解析機能を有さない点で、当該機能を有するテレビ100と異なる。すなわちテレビ1300は、外部の解析装置によって解析された結果の入力を受けて、入力された結果に基づいて音量の制御その他の機能を実行することができる。この場合、通常の構成を有するテレビジョン受信装置が、テレビ1300として使用可能である。
図13を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るテレビ1300のハードウェア構成について説明する。テレビ1300は、図2に示される構成に対して、カメラとメモリと解析装置160とを有さない。テレビ1300は、CPU110に接続されたインターフェイス1310をさらに備える。インターフェイス1310には、カメラユニット1400が接続ケーブル(図示しない)を介して電気的に接続される。インターフェイス1310は、カメラユニット1400から出力される信号の入力を受け付けて、CPU110に伝送する。
図14を参照して、解析機能を有するカメラユニット1400について説明する。図14は、カメラユニット1400のハードウェア構成を表わすブロック図である。
カメラユニット1400は、入力部1420と、CPU1410と、レンズ1430と、CCD素子1440と、信号処理回路1450と、メモリ1460と、解析装置1470と、インターフェイス1480とを含む。
入力部1420は、外部からの信号の入力を受け付ける。外部から入力される信号には、テレビ1300から入力される制御信号、あるいは、カメラユニット1400がリモコン機能を有する場合には、対応するリモコン端末からの信号等が含まれる。その信号は、CPU1410に伝送される。CPU1410は、入力される信号に基づいてカメラユニット1400のハードウェアの動作を制御する。
レンズ1430は、カメラユニット1400に対して予め定められた位置に配置されている。レンズ1430によって集められた光信号は、CCD素子1440に伝送される。CCD素子1440は、CPU1410からの指示に基づいて駆動し、光信号を電気信号に変換し、生成された電気信号を信号処理回路1450に送出する。
信号処理回路1450は、CPU1410から出力される指示に基づいて、CCD素子1440から出力された電荷に対して予め定められた信号処理を行なう。信号処理回路1450から出力されたデータは、メモリ1460において予め確保された領域に格納される。
解析装置1470は、CPU1410からの指令に基づいてメモリ1460に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて解析処理を実行する。具体的には、解析装置1470は、図2に示される解析装置160によって実現される機能と同様の機能を実現する。
インターフェイス1480は、解析装置1470から出力される信号の入力を受け付ける。インターフェイス1480は、その信号をカメラユニット1400の外部に出力する。これにより、解析結果が、テレビ1300に伝送される。
以上のようにして、本発明の第2の実施の形態によれば、テレビ1300は、カメラユニット1400からの信号に基づいて、視聴者の現在の位置情報を取得する。テレビ1300は、その情報に基づいて、視聴者が標準の視聴位置に対してどのような位置に存在しているかを認識する。テレビ1300は、その認識結果に基づいて、現在の視聴者の位置に応じて音量レベルの調節、表示される文字サイズの調節などを行なう。これにより、視聴者の位置に応じた制御が実現される。
このようにすると、テレビ1300は、従来の構成を有する装置により実現されるため、カメラユニット1400を接続するだけで、既存のテレビジョン受信装置を本発明に係るテレビジョン受信装置として機能させることができる。
ここで、図15を参照して、前述の各実施の形態における顔画像データの抽出処理について説明する。図15は、メモリ152に格納された顔画像を概念的に表わす図である。
被写体がテレビ100のディスプレイ130の正面に位置した状態で撮影処理が正常に実行されると、撮影処理によって生成されたデータは、メモリ152に格納される。被写体の顔は、肌色の部分とそうでない部分とを含む。たとえば頭髪、眉あるいは瞳は、多くの場合、黒色である。このような被写体の画像に対してたとえば画像データの2値化処理あるいは濃淡処理を行なうと、濃淡の程度が異なる画像が生成される。
図15に示されるように、眉1502a,1502bと、瞳1504a,1504bと、口1508とがそれぞれ抽出される。メモリ152の領域が予め特定されている場合、たとえば目の間隔1512と、目の長さ1510,1514と、口元の幅1516と、目尻と口の中心部との距離1518とがそれぞれ算出される。距離は、たとえば画素の数により表わされる。たとえば、間隔1512の値と間隔1518の値とは、それぞれ左右方向の情報、上下方向の情報としてメモリ152に格納される。これにより、カメラ150の撮影により生成された画像に対応する被写体がどの位置にいるかを容易に特定することができる。
図16を参照して、本発明に係るテレビが使用される場合における「標準位置」について説明する。図16は、テレビ100が設置された部屋10を上部から表わした図である。部屋10において、視聴者11は、テレビ100を視聴している。
視聴者11は、テレビ100に対して「標準位置」に位置している。ここで、標準位置とは、テレビ100に対して予め定められた位置である。この位置は、たとえば、テレビ100からの距離と、テレビの中心を通る軸からの距離とによって特定される。
図16に示される例では、標準位置は、点線1620と点線1630との交点となる。点線1630は、テレビ100の基準の位置に対応する点線1610から予め定められた距離だけ離れた位置に相当する。点線1620は、テレビ100の中心線、たとえばディスプレイ130の中心を通り、ディスプレイ130に垂直に交叉するような線に対応する。
このような状態で、視聴者11は、テレビ100に対する初期登録を行なう。すなわち、カメラ150による撮影を受け、解析装置160が視聴者11の顔画像を認識し、特徴量を算出する。その結果、視聴者11が正常に認識され、テレビ100に特徴量が登録されると、その後、視聴者11は、テレビ100を視聴する都度、カメラ150に撮影され、新たに算出された特徴量と保存済みの特徴量との比較が行なわれることになる。
視聴者が標準位置よりもテレビ100に近い位置にて視聴する場合も考えられる。たとえば、視聴者が、点線1631に対応する位置12において視聴する場合がある。あるいは、逆に、テレビ100から離れた点線1632に対応する位置13にて視聴する場合も考えられる。
このような場合、カメラ150までの距離が短くなるが、本発明においては、特徴量の比が、視聴者の認識に使用される。たとえば、視聴者の目の間隔と目と口の間隔との比が、認識に使用される。この場合、同一の視聴者であれば、カメラ150からの距離が異なっても、当該比は、同一の値になるため、別の視聴者として誤って認識されることはない。したがって、その後のテレビ100の動作の制御も、視聴者に応じた正確な制御が実現可能になる。
さらに、視聴者が、テレビ100に対して、中心軸からずれた位置において視聴する場合もある。たとえば、複数の視聴者がテレビ100の映像を視聴する場合である。具体的には、図16に示されるように、視聴者が点線1621,1622上の位置において視聴する場合である。
このような場合も、特徴量の比の値は、予め登録された特徴量の比の値に対して大きくずれないため、視聴者を正確に認証することができる。その結果、予め登録されたデータに基づいて、視聴者に応じたテレビ100の制御が可能になる。
なお、標準位置と異なる位置は、図16に示されるものに限られない。部屋10の中で、テレビ100の映像を視聴可能な位置は、標準位置と異なる位置になり得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、テレビジョン受像装置その他の表示機能を有する表示装置に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るテレビ100を正面から表わす図である。 テレビ100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 解析装置160によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 CPU110によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 メモリ152におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 CPU110の内部のメモリ112におけるデータの格納の一態様を表わす図である。 メモリ112におけるデータの格納の一態様を表わす図である。 メモリ112におけるテーブル800の格納の一態様を表わす図である。 視聴者を最初に認証するためにCPU110と解析装置160とが実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 テレビ100の動作を制御するためにCPU110が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。 音量レベルが調整される場合にディスプレイ130に表示される画面を表わす図である。 文章表現が調整される場合にディスプレイ130に表示される画面を表わす図である。 本発明の第2の実施の形態に係るテレビ1300のハードウェア構成を表わすブロック図である。 カメラユニット1400のハードウェア構成を表わすブロック図である。 メモリ152に格納された顔画像を概念的に表わす図である。 図16は、テレビ100が設置された部屋10を上部から表わした図である。
符号の説明
100 テレビ、102 アンテナ、104 外部入力部、106 受光部、108 操作部、110,1410 CPU、112,152,1460 メモリ、114 チューナ、116 切換回路、120,1450 信号処理回路、122 分離回路、124 OSD回路、128 ドライバ、130 ディスプレイ、136a,136b アンプ、140a,140b スピーカ、150 カメラ、160,1470 解析装置、310,410,1420 入力部、320 顔画像領域抽出部、330 特徴量算出部、340 データ書込指令部、350 個人認証部、360 認証結果生成部、370,490 出力部、420 相対位置関係特定部、422 特徴量比較部、430 音量比較部、440 音量調整指令部、450 スピーカ出力指令部、460 個人情報取得部、470 OSD文字調整指令部、480 文章表現調整部、1310,1480 インターフェイス、1400 カメラユニット、1430 レンズ、1440 CCD素子。

Claims (14)

  1. テレビジョン受信装置であって、
    被写体を撮影して画像データを生成する撮像部と、
    入力される信号に応じて音声を出力する音声出力部と、
    前記テレビジョン受信装置に対して予め定められた標準の視聴位置における視聴者を撮影することにより生成された画像データから算出された特徴量と、前記視聴者の位置に応じて前記音声の出力を制御する制御データとを格納する記憶部とを備え、前記特徴量は、前記視聴者の顔の特徴点間の画素数を含み、
    前記テレビジョン受信装置の視聴に応答して、前記撮像手段に視聴者を撮影させる撮影制御手段と、
    前記視聴に応答して撮影された被写体の画像データから、前記視聴者の顔の画像が含まれる画像領域を抽出する検出手段と、
    前記画像領域に対応するデータに基づいて、前記視聴に応答して撮影された視聴者の顔の特徴点間の画素数を算出する算出手段と、
    前記記憶部に格納されている画素数と前記算出手段により算出された画素数とに基づいて、前記視聴者が前記テレビジョン受信装置に登録されている視聴者であるか否かを確認する確認手段と、
    前記視聴者が前記テレビジョン受信装置に登録されていることが確認された場合に、前記記憶部に格納されている画素数と前記算出手段により算出された画素数との比に基づいて、前記標準の視聴位置と視聴時の位置との位置関係を表わす情報を算出する位置情報算出手段とを備え、前記位置関係は、前記テレビジョン受信装置と前記視聴者との遠近関係を含み、
    前記遠近関係と前記制御データとに基づいて、前記視聴時に、前記音声の音量を制御する音量制御手段とを備える、テレビジョン受信装置。
  2. テレビジョン受信装置であって、
    視聴者の撮影により生成された画像データを取得する取得手段と、
    取得された画像データに基づいて、前記視聴者の顔の特徴量を算出する算出手段と、
    前記テレビジョン受信装置に対して予め定められた標準の視聴位置における視聴者を撮影することにより生成された画像データから算出された特徴量と、前記視聴者の位置に応じて前記テレビジョン受信装置の動作を制御する制御データとを格納する記憶部と、
    前記記憶部に格納されている特徴量と前記算出手段により算出された特徴量とに基づいて、前記視聴者が前記テレビジョン受信装置に登録されている視聴者であるか否かを確認する確認手段と、
    前記視聴者が前記テレビジョン受信装置に登録されていることが確認された場合に、前記記憶部に格納されている特徴量と前記算出手段により算出された特徴量とに基づいて、前記標準の視聴位置と視聴時の位置との位置関係を表わす情報を算出する位置情報算出手段と、
    前記位置関係と前記制御データとに基づいて、前記テレビジョン受信装置の動作を制御する制御手段とを備える、テレビジョン受信装置。
  3. 前記取得手段は、前記テレビジョン受信装置に接続されている撮像装置から出力されるデータの入力を受け付ける外部入力部を含み、前記撮像装置は、被写体を撮影して前記被写体の画像データを出力する、請求項2に記載のテレビジョン受信装置
  4. 前記取得手段は、被写体を撮影して画像データを生成する撮像部を含む、請求項2に記載のテレビジョン受信装置。
  5. 前記テレビジョン受信装置の視聴に応答して、前記撮像部に視聴者を撮影させる撮影制御手段をさらに備え、
    前記算出手段は、
    前記視聴に応答して撮影された被写体の画像データから、前記視聴者の顔の画像が含まれる画像領域を抽出する検出手段と、
    前記画像領域に対応するデータに基づいて、前記視聴に応答して撮影された視聴者の顔の特徴量を算出する特徴量算出手段とを含む、請求項4に記載のテレビジョン受信装置。
  6. 前記位置情報算出手段は、前記撮影された視聴者と前記テレビジョン受信装置との遠近関係を表わす情報を算出する、請求項2に記載のテレビジョン受信装置。
  7. 入力される信号に基づいて音声を出力する音声出力部をさらに備え、
    前記制御データは、前記遠近関係に基づいて、出力される音声の音量を制御する音量制御データを含み、
    前記制御手段は、前記音量制御データと前記遠近関係とに基づいて、前記音声出力部から出力される音声の音量を制御する音量制御手段を含む、請求項6に記載のテレビジョン受信装置。
  8. 前記記憶手段は、前記視聴者の属性を表わす属性データをさらに格納し、前記属性データと前記音量制御データとは関連付けられており、
    前記音量制御手段は、前記視聴者の属性に応じて前記音量を制御する、請求項7に記載のテレビジョン受信装置。
  9. 入力される信号に基づいて映像を表示する表示部と、
    前記表示部に文字を表示するための文字データを生成する生成手段とをさらに備え、
    前記制御データは、前記遠近関係に基づいて、前記文字の表示態様を規定する表示制御データを含み、
    前記制御手段は、前記表示制御データに基づいて、前記遠近関係に応じた表示態様で文字を表示する文字データを前記生成手段に生成させる、請求項6に記載のテレビジョン受信装置。
  10. 前記記憶手段は、前記視聴者の属性を表わす属性データをさらに格納し、前記属性データと前記表示制御データとは関連付けられており、
    前記生成手段は、前記視聴者の属性に応じて前記文字データを生成する、請求項9に記載のテレビジョン受信装置。
  11. 前記属性データは、前記視聴者の年齢を表わすためのデータを含む、請求項8または10に記載のテレビジョン受信装置。
  12. 入力される信号に基づいて音声を出力する複数の音声出力部をさらに備え、
    前記制御データは、前記視聴者の位置に応じて、各前記音声出力部から出力される音声の音量を制御する音量制御データを含み、
    前記位置情報算出手段は、前記標準の視聴位置からの前記視聴者の左右方向における位置関係を表わす情報を算出し、
    前記制御手段は、前記左右方向における位置関係と前記音量を制御するデータとに基づいて、各前記音声出力部により出力される音声の音量を制御する、請求項2に記載のテレビジョン受信装置。
  13. 前記位置情報算出手段は、前記視聴者が前記テレビジョン受信装置に登録されていることが確認された場合に、前記位置関係を表わす情報を算出する、請求項2に記載のテレビジョン受信装置。
  14. 前記特徴量は、前記視聴者の顔の特徴点間の画素数を含む、請求項2に記載のテレビジョン受信装置。
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