JP2007081670A - コンテンツ受信機 - Google Patents

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勉 阿部
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Abstract

【課題】適切なタイミングでコンテンツを消去して、ユーザ視聴の不具合を防止することができるコンテンツ受信機を提案する。
【解決手段】PVR機器10において、CPU151に、取得プログラム153b2を実行したCPU151により取得された放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、HDD12に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する放送予定消去優先度を付与させる付与プログラム153b5と、CPU151に、HDD12に新コンテンツを記憶する前に、HDD12の空き容量が当該新コンテンツを記憶可能な容量となるように、付与プログラム153b5を実行したCPU151により付与された放送予定消去優先度が高いコンテンツから順に、HDD12に記憶されたコンテンツを消去させる消去プログラム153b6と、を備えるよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ受信機に関する。
送信されたコンテンツを受信して記憶し、そして、当該記憶したコンテンツの中からユーザ所望のコンテンツを取得して出力装置に出力するコンテンツ受信機が知られている。このようなコンテンツ受信機においては、記憶容量が決まっている。したがって、新しいコンテンツを記憶する際、当該新しいコンテンツのデータ量がコンテンツ受信機の記憶空き容量を上回る場合は、コンテンツ受信機に記憶していたコンテンツのうちの何れかを消去してから、当該新しいコンテンツを記憶する必要がある。
そこで、消去するコンテンツ(録画)を、ユーザによりセットされた消去優先度に基づいて決める方法(例えば、特許文献1参照)、消去するコンテンツを、ユーザにより指定された削除するための優先度に基づいて決めたり、或いは、ユーザが記憶依頼(蓄積依頼)をしたコンテンツのデータ量とコンテンツの管理情報(具体的には、タイトル、伝送レート、再生時間などのコンテンツを識別するための管理情報)又はユーザにより指定された削除するための優先度とに基づいて決める方法(例えば、特許文献2参照)、ユーザの好みにどれだけ合うかを推定した優先度を算出することができるようにしておき、消去するコンテンツ(番組)を、新たに記憶するコンテンツの優先度と、過去に記憶したコンテンツの優先度と、を比較して決める方法(例えば、特許文献3参照)、消去するコンテンツ(提供データ)を、コンテンツの保存期間や、コンテンツへのアクセス回数、コンテンツのデータ量(データサイズ)などに基づいて決める方法(例えば、特許文献4参照)などが提案されている。
特開2005−176406号公報 特開2003−263381号公報 特開2002−218363号公報 特開2002−116971号公報
ところで、送信されるコンテンツの中には、いわゆるサーバ型放送のように、定期的に送信(放送)されるものの、常時放送されないコンテンツがある。このような場合、特許文献1〜4のように、今後の放送予定を無視した条件に基づいてコンテンツを消去すると、例えば、今後、何度も放送されるコンテンツを記憶したままで、今後、放送予定のないものを先に消去してしまう場合があり、ユーザは、後から当該消去したコンテンツを視聴したいと思っても、視聴することができないという問題があった。
本発明の課題は、適切なタイミングでコンテンツを消去して、ユーザ視聴の不具合を防止することができるコンテンツ受信機を提案することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、順次放送されるコンテンツを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたコンテンツを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを出力装置に出力させる出力制御手段と、を備えるサーバ型放送におけるコンテンツ受信機において、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの放送スケジュールを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された放送スケジュールから、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、前記記憶手
段に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する第1の消去優先度を付与する第1の付与手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの所定項目の特性に関する特性情報を記憶する特性情報記憶手段と、前記出力制御手段により前記出力装置に出力されたコンテンツの前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を記憶する累積出力実績記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツが前記出力制御手段により前記出力装置に出力された際に、前記特性情報記憶手段に記憶された当該コンテンツの特性情報に基づいて、前記累積出力実績記憶手段における該当する前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を更新する更新手段と、前記コンテンツの所定項目における所望の所定項目を選択する選択手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、前記選択手段により選択された所定項目の特性情報毎の累積出力実績を前記累積出力実績記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された累積出力実績に所定の演算を施して点数化し、当該点数に基づいて、コンテンツに対する第2の消去優先度を付与する第2の付与手段と、前記第1の付与手段により付与される第1の消去優先度と、前記第2の付与手段により付与される第2の消去優先度と、に対して重み付けを設定する設定手段と、前記記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、前記第1の付与手段により付与された第1の消去優先度と前記設定手段により設定された当該第1の消去優先度に対する重み付けとの積と、前記第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と前記設定手段により設定された当該第2の消去優先度に対する重み付けとの積と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する第1の消去手段と、前記消去手段により前記記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する際に、当該コンテンツを消去する旨を、前記出力装置を介して報知する報知手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの中から不要なコンテンツを指定する指定手段と、前記指定手段により指定された不要なコンテンツを、前記記憶手段から消去する第2の消去手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、順次放送されるコンテンツを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたコンテンツを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを出力装置に出力させる出力制御手段と、を備えるコンテンツ受信機において、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの放送スケジュールを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された放送スケジュールから、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、前記記憶手段に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する消去優先度を付与する付与手段と、前記記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、前記付与手段により付与された消去優先度が高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する消去手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のコンテンツ受信機において、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの所定項目の特性に関する特性情報を記憶する特性情報記憶手段と、前記出力制御手段により前記出力装置に出力されたコンテンツの前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を記憶する累積出力実績記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツが前記出力制御手段により前記出力装置に出力された際に、前記特性情報記憶手段に記憶された当該コンテンツの特性情報に基づいて、前記累積出力実績記憶手段における該当する前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を更新する更新手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、該当する前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を前記累積出力実績記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された累積出力実績に所定の演算を施して点数化し、当該点数に基づいて、コンテンツに対する第2の消去優先度を付与する第2の付
与手段と、を備え、前記消去手段は、前記記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、前記付与手段により付与された消去優先度と、前記第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のコンテンツ受信機において、前記付与手段により付与される消去優先度と、前記第2の付与手段により付与される第2の消去優先度と、に対して重み付けを設定する設定手段を備え、前記消去手段は、前記記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、前記付与手段により付与された消去優先度と前記設定手段により設定された当該消去優先度に対する重み付けとの積と、前記第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と前記設定手段により設定された当該第2の消去優先度に対する重み付けとの積と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のコンテンツ受信機において、前記コンテンツの所定項目における所望の所定項目を選択する選択手段を備え、前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、前記選択手段により選択された所定項目の特性情報毎の累積出力実績を前記累積出力実績記憶手段から抽出することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の何れか一項に記載のコンテンツ受信機において、前記消去手段により前記記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する際に、当該コンテンツを消去する旨を、前記出力装置を介して報知する報知手段を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2〜6の何れか一項に記載のコンテンツ受信機において、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの中から不要なコンテンツを指定する指定手段と、前記指定手段により指定された不要なコンテンツを、前記記憶手段から消去する第2の消去手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1の付与手段によって、取得手段により取得された放送スケジュールから、記憶手段に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、記憶手段に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する第1の消去優先度を付与することができる。したがって、今後、何度も放送されるコンテンツ(すなわち、今後、何度も再記憶の機会があるコンテンツ)を記憶したままで、今後、放送予定のないコンテンツ(すなわち、今後、一度も再記憶の機会がないコンテンツ)を先に消去してしまうことがなくなる。すなわち、適切なタイミングでコンテンツを消去することができるため、効果的に、ユーザ視聴の不具合を防止することができる。
そして、抽出手段によって、記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、選択手段により選択された所定項目の特性情報毎の累積出力実績を累積出力実績記憶手段から抽出することができ、第2の付与手段によって、抽出手段により抽出された累積出力実績に所定の演算を施して点数化し、当該点数に基づいて、コンテンツに対する第2の消去優先度を付与することができる。したがって、消去するコンテンツを決める際、今後の放送予定に加えて、これまでのユーザの視聴傾向も反映することができ、さらに、ユーザは、複数ある所定項目の中から、消去するコンテンツ
を決める際に反映したい所定項目を選択することができる。また、第1の消去手段によって、記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、第1の付与手段により付与された第1の消去優先度と設定手段により設定された当該第1の消去優先度に対する重み付けとの積と、第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と設定手段により設定された当該第2の消去優先度に対する重み付けとの積と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去することができる。したがって、ユーザは、消去するコンテンツを決める際の、今後の放送予定を重視する度合いと、これまでの視聴傾向を重視する度合いと、を設定することができる。さらに、報知手段によって、消去手段により記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する際に、当該コンテンツを消去する旨を、出力装置を介して報知することができる。したがって、ユーザは、消去されるコンテンツを知ることができるため、例えば、当該消去されるコンテンツが記憶手段に残しておきたいコンテンツである場合は、当該消去されるコンテンツが消去されないよう対応することができる。すなわち、ユーザの好みに合わせてコンテンツを消去することができる。
そして、第2の消去手段によって、指定手段により指定された不要なコンテンツを、記憶手段から消去することができる。したがって、第1の消去優先度や第2の消去優先度に関わらず、ユーザは、消去したいコンテンツがある場合は、任意のタイミングで、当該消去したいコンテンツを記憶手段から消去させることができるため、使い勝手がよい。
請求項2に記載の発明によれば、付与手段によって、取得手段により取得された放送スケジュールから、記憶手段に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、記憶手段に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する消去優先度を付与することができ、消去手段によって、記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、付与手段により付与された消去優先度が高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去することができる。したがって、今後、何度も放送されるコンテンツ(すなわち、今後、何度も再記憶の機会があるコンテンツ)を記憶したままで、今後、放送予定のないコンテンツ(すなわち、今後、一度も再記憶の機会がないコンテンツ)を先に消去してしまうことがなくなる。すなわち、適切なタイミングでコンテンツを消去することができるため、効果的に、ユーザ視聴の不具合を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、抽出手段によって、記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、該当する所定項目の特性情報毎の累積出力実績を累積出力実績記憶手段から抽出することができ、第2の付与手段によって、抽出手段により抽出された累積出力実績に所定の演算を施して点数化し、当該点数に基づいて、コンテンツに対する第2の消去優先度を付与することができ、消去手段によって、記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、付与手段により付与された消去優先度と、第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去することができる。したがって、消去するコンテンツを決める際、今後の放送予定に加えて、これまでのユーザの視聴傾向も反映することができるため、ユーザの好みに合わせてコンテンツを消去することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、消去手段によって、記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新
しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、付与手段により付与された消去優先度と設定手段により設定された当該消去優先度に対する重み付けとの積と、第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と設定手段により設定された当該第2の消去優先度に対する重み付けとの積と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去することができる。したがって、ユーザは、消去するコンテンツを決める際の、今後の放送予定を重視する度合いと、これまでの視聴傾向を重視する度合いと、を設定することができることとなって、より、ユーザの好みに合わせてコンテンツを消去することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3又は4に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、抽出手段によって、記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、選択手段により選択された所定項目の特性情報毎の累積出力実績を累積出力実績記憶手段から抽出することができる。したがって、ユーザは、複数ある所定項目の中から、消去するコンテンツを決める際に反映したい所定項目を選択することができることとなって、さらに、ユーザの好みに合わせてコンテンツを消去することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、報知手段によって、消去手段により記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する際に、当該コンテンツを消去する旨を、出力装置を介して報知することができる。したがって、ユーザは、消去されるコンテンツを知ることができるため、例えば、当該消去されるコンテンツが記憶手段に残しておきたいコンテンツである場合は、当該消去されるコンテンツが消去されないよう対応することができることとなって、より一層、ユーザの好みに合わせてコンテンツを消去することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、第2の消去手段によって、指定手段により指定された不要なコンテンツを、記憶手段から消去することができる。したがって、消去優先度や第2の消去優先度に関わらず、ユーザは、消去したいコンテンツがある場合は、任意のタイミングで、当該消去したいコンテンツを記憶手段から消去させることができるため、使い勝手がよい。
以下、図を参照して、本発明にかかるコンテンツ受信機の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
本実施形態では、コンテンツ受信機としてPVR(Personal Video Recorder)機器を
例示して説明することとする。
<PVR機器の構成>
まず、PVR機器10の構成について説明する。
PVR機器10は、例えば、サーバ型放送におけるコンテンツ受信機であって、図1に示すように、出力装置20を接続している。
具体的には、PVR機器10は、チューナ11と、HDD(Hard Disk Drive)12と
、デコーダ13と、リモコン受信部14と、制御部15と、などを備えて構成される。各部は、バスBによって接続されている。また、PVR機器10は、PVR機器10用のリモートコントローラ141(以下、「リモコン141」という。)も備えている。
チューナ11は、アンテナ111を有しており、アンテナ111及びチューナ11は、受信手段として、制御部15からの指示に従って、順次放送されるコンテンツを受信する。
具体的には、チューナ11は、制御部15からの指示に従って、例えば、アンテナ111により受信されるデジタル方式のテレビジョン放送波の中から、ユーザ所望のコンテンツであって、HDD12に記憶されていないコンテンツを受信する。
ここで、ユーザ所望のコンテンツとは、例えば、ユーザによって予め指定されたコンテンツやユーザの視聴傾向等に基づいて制御部15が選択したコンテンツなどである。
また、アンテナ111及びチューナ11は、例えば、制御部15からの指示に従って、定期的に、アンテナ111及びチューナ11により受信可能なコンテンツのEPG(Electronic Program Guide)情報を受信する。
HDD12は、例えば、磁気的記録媒体で構成される。
具体的には、HDD12は、例えば、記憶手段として、制御部15からの指示に従って、アンテナ111及びチューナ11により受信されたコンテンツを記憶する。
デコーダ13は、例えば、制御部15からの指示に従って、HDD12に記憶されたコンテンツをデコードして、出力装置20に出力する。
出力装置20は、例えば、画像表示部21と、音声出力部22と、などを備えている。
画像表示部21は、液晶表示機器などであり、例えば、デコーダ13によりデコードされたコンテンツに基づく画像を表示する。
音声出力部22は、スピーカ機器などであり、例えば、デコーダ13によりデコードされたコンテンツに基づく音声を出力する。
リモコン受信部14は、例えば、リモコン141から送信された各種信号を受信する。
リモコン141は、例えば、設定手段として、ユーザが付与プログラム153b5を実行したCPU151(後述)により付与される消去優先度(第1の消去優先度)としての放送予定消去優先度と第2の消去優先度としての出力実績消去優先度とに対して重み付けを設定する際に使用される。ユーザのリモコン141操作により設定された放送予定消去優先度に対する重み付けは、トータル消去優先度データテーブル153a7の「重み付け」記憶領域153a73(後述)に記憶され、ユーザのリモコン141操作により設定された出力実績消去優先度に対する重み付けは、トータル消去優先度データテーブル153a7の「重み付け」記憶領域153a75(後述)に記憶される。
また、リモコン141は、例えば、選択手段として、ユーザがコンテンツの所定項目における所望の所定項目を選択する際に使用される。ユーザのリモコン141操作により選択された所定項目(以下、「選択所定項目」という。)は、出力実績消去優先度データテーブル153a5の「選択所定項目」記憶領域153a52(後述)に記憶される。
また、リモコン141は、例えば、指定手段として、ユーザがHDD12に記憶されたコンテンツの中から不要なコンテンツを指定する際に使用される。
なお、重み付けの設定、選択所定項目の選択、不要なコンテンツの指定は、好適な任意のタイミングで行われることとする。
制御部15は、例えば、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)15
1と、RAM(Random Access Memory)152と、記憶部153と、などを備えている。
CPU151は、記憶部153に記憶されたPVR機器10用の各種処理プログラムに従って、各種の制御動作を行う。
RAM152は、CPU151によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部153は、PVR機器10で実行可能なシステムプログラム、当該システムプロ
グラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU151によって演算処理された各種結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部153に記憶されている。
具体的には、記憶部153は、例えば、図1に示すように、EPG情報データテーブル153a1と、放送スケジュールデータテーブル153a2と、特性情報データテーブル153a3と、累積出力実績データテーブル153a4と、出力実績消去優先度データテーブル153a5と、放送予定消去優先度データテーブル153a6と、トータル消去優先度データテーブル153a7と、出力制御プログラム153b1と、取得プログラム153b2と、更新プログラム153b3と、抽出プログラム153b4と、付与プログラム153b5と、消去プログラム153b6と、報知プログラム153b7と、などを記憶している。
EPG情報データテーブル153a1は、アンテナ111及びチューナ11により受信されたEPG情報を記憶する。
具体的には、EPG情報は、例えば、コンテンツの放送スケジュールと、コンテンツの所定項目の特性に関する特性情報と、などを含む情報である。
放送スケジュールデータテーブル153a2は、HDD12に記憶されたコンテンツの放送スケジュールを記憶する。
具体的には、放送スケジュールデータテーブル153a2は、例えば、図2に示すように、「コンテンツ識別情報」記憶領域153a21と、「放送スケジュール」記憶領域153a22と、などを有している。
「コンテンツ識別情報」記憶領域153a21は、HDD12に記憶されたコンテンツを識別するための情報(例えば、コンテンツのタイトルなど)を記憶する。
「放送スケジュール」記憶領域153a22は、取得プログラム153b2を実行したCPU151(後述)により取得された、HDD12に記憶されたコンテンツの放送スケジュールを記憶する。
特性情報データテーブル153a3は、特性情報記憶手段として、HDD12に記憶されたコンテンツの所定項目の特性に関する特性情報を記憶する。
具体的には、特性情報データテーブル153a3は、例えば、図3に示すように、「コンテンツ識別情報」記憶領域153a31と、「特性情報」記憶領域153a32と、などを有している。
「特性情報」記憶領域153a32は、取得プログラム153b2を実行したCPU151(後述)により取得された、HDD12に記憶されたコンテンツの所定項目の特性情報を記憶する。例えば、図3の「特性情報」記憶領域153a32には、所定項目「ジャンル」の特性情報「映画」,「ドラマ」,「スポーツ」、所定項目「放送局」の特性情報「○○テレビ」,「△△放送」、…が記憶されている。
累積出力実績データテーブル153a4は、累積出力実績記憶手段として、所定期間内に、出力制御プログラム153b1を実行したCPU151により出力装置20に出力されたコンテンツの所定項目の特性情報毎の累積出力実績を記憶する。
ここで、所定期間とは、例えば、最初に出力制御プログラム153b1を実行したCPU151が出力装置20にコンテンツを出力した時点から現時点までの期間等の任意の期間である。
具体的には、累積出力実績データテーブル153a4は、例えば、図4に示すように、「所定項目」記憶領域153a41と、「特性情報」記憶領域153a42と、「累積出力実績」記憶領域153a43と、などを有している。
出力実績消去優先度データテーブル153a5は、累積出力実績データテーブル153a4に記憶された累積出力実績に基づいて付与された、HDD12に記憶されたコンテンツに対する出力実績消去優先度を記憶する。
具体的には、出力実績消去優先度データテーブル153a5は、例えば、図5に示すように、「コンテンツ識別情報」記憶領域153a51と、「選択所定項目」記憶領域153a52と、「特性情報」記憶領域153a53と、「累積出力実績」記憶領域153a54と、「点数」記憶領域153a55と、「出力実績消去優先度」記憶領域153a56と、などを有している。
放送予定消去優先度データテーブル153a6は、放送スケジュールデータテーブル153a2に記憶された放送スケジュールに基づいて付与された、HDD12に記憶されたコンテンツに対する放送予定消去優先度を記憶する。
具体的には、放送予定消去優先度データテーブル153a6は、例えば、図6に示すように、「コンテンツ識別情報」記憶領域153a61と、「放送回数」記憶領域153a62と、「放送回数消去優先度」記憶領域153a63と、「放送期間順位」記憶領域153a64と、「放送期間消去優先度」記憶領域153a65と、「放送予定消去優先度」記憶領域153a66と、などを有している。
トータル消去優先度データテーブル153a7は、放送予定消去優先度データテーブル153a6に記憶された放送予定消去優先度と、出力実績消去優先度データテーブル153a5に記憶された出力消去優先度と、に基づいて演算された、HDD12に記憶されたコンテンツに対する演算値としてのトータル消去優先度を記憶する。
具体的には、トータル消去優先度データテーブル153a7は、例えば、図7に示すように、「コンテンツ識別情報」記憶領域153a71と、「放送予定消去優先度」記憶領域153a72と、「重み付け」記憶領域153a73と、「出力実績消去優先度」記憶領域153a74と、「重み付け」記憶領域153a75と、「トータル消去優先度」記憶領域153a76と、などを有している。
出力制御プログラム153b1は、CPU151に、HDD12に記憶されたコンテンツを、デコーダ13によりデコードして、出力装置20に出力させる機能を実現させる。
CPU151は、かかる出力制御プログラム153b1を実行することによって、出力制御手段として機能する。
取得プログラム153b2は、CPU151に、EPG情報データテーブル153a1に記憶されたEPG情報の中から、HDD12に記憶されたコンテンツの放送スケジュールを取得して、放送スケジュールデータテーブル153a2に記憶させる機能を実現させる。
また、取得プログラム153b2は、CPU151に、EPG情報データテーブル153a1に記憶されたEPG情報の中から、或いは、アンテナ111及びチューナ11により受信されてデコーダ13によりデコードされたコンテンツから、HDD12に記憶されたコンテンツの所定項目の特性情報を取得して、特性情報データテーブル153a3に記憶させる機能を実現させる。
なお、CPU151は、好適な任意のタイミングで、取得プログラム153b2を実行することとする。
CPU151は、かかる取得プログラム153b2を実行して、取得手段として機能する。
更新プログラム153b3は、CPU151に、HDD12に記憶されたコンテンツが出力制御プログラム153b1を実行したCPU151により出力装置20に出力された際に、特性情報データテーブル153a3に記憶された当該コンテンツの特性情報に基づ
いて、累積出力実績データテーブル154a4における該当する所定項目の特性情報毎の累積出力実績(「累積出力実績」記憶領域153a43に記憶された累積出力実績)を更新する機能を実現させる。
CPU151は、かかる更新プログラム153b3を実行することによって、更新手段として機能する。
抽出プログラム153b4は、CPU151に、HDD12に記憶されたコンテンツ毎に、特性情報データテーブル153a3に記憶された特性情報に基づいて、ユーザのリモコン141操作により選択された選択所定項目の特性情報毎の累積出力実績を累積出力実績データテーブル153a4の「累積出力実績」記憶領域153a43から抽出して、出力実績消去優先度データテーブル153a5の「累積出力実績」記憶領域153a54に記憶させる機能を実現させる。
CPU151は、かかる抽出プログラム153b4を実行することによって、抽出手段として機能する。
付与プログラム153b5は、CPU151に、取得プログラム153b2を実行したCPU151により取得された放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、HDD12に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する放送回数消去優先度を付与すると共に、取得プログラム153b2を実行したCPU151により取得された放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツにおける今後の放送時間を抽出して、今後の放送時間までの期間が短いものほど高くなるように、コンテンツに対する放送期間消去優先度を付与し、当該放送回数消去優先度と当該放送期間消去優先度とに基づいて、コンテンツに対する放送予定消去優先度を付与する機能を実現させる。
具体的には、例えば、CPU151は、取得プログラム153b2を実行したCPU151により取得されて放送スケジュールデータテーブル153a2に記憶された放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、放送予定消去優先度データテーブル153a6の「放送回数」記憶領域153a62に記憶させ、「放送回数」記憶領域153a62に記憶された放送回数に所定の演算を施して得た値(具体的には、例えば、「10」を乗じて得た値)を、「放送回数消去優先度」記憶領域153a63に記憶させる。そして、CPU151は、放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツにおける今後の放送時間を抽出して、今後の放送時間までの期間が長いものから順に「1」,「2」,「3」,…を、「放送期間順位」記憶領域153a64に記憶させ、「放送期間順位」記憶領域153a64に記憶された値に所定の演算を施して得た値(具体的には、例えば、「5」を乗じて得た値)を、「放送期間消去優先度」記憶領域153a65に記憶させる。そして、CPU151は、「放送回数消去優先度」記憶領域153a63に記憶された値と「放送期間消去優先度」記憶領域153a65に記憶された値との和を、「放送予定消去優先度」記憶領域153a66に記憶させると共に、トータル消去優先度データテーブル153a7の「放送予定消去優先度」記憶領域153a72に記憶させる。
また、付与プログラム153b5は、CPU151に、抽出プログラム153b4を実行したCPU151により抽出された累積出力実績に所定の演算を施して点数化し、当該点数に基づいて、コンテンツに対する出力実績消去優先度を付与する機能を実現させる。
具体的には、CPU141は、抽出プログラム153b4を実行したCPU151により抽出されて出力実績消去優先度データテーブル153a5の「累積出力実績」記憶領域153a54に記憶された各コンテンツの累積出力実績に所定の演算を施して得た点数(具体的には、例えば、各コンテンツの累積出力実績を合計して得た点数)を、「点数」記憶領域153a55に記憶させ、「点数」記憶領域153a55に記憶された点数に所定の演算を施して得た値(具体的には、例えば、「−1」を乗じて得た値)を、「出力実績消去優先度」記憶領域153a56に記憶させると共に、トータル消去優先度データテー
ブル153a7の「出力実績消去優先度」記憶領域153a74に記憶させる。
CPU151は、かかる付与プログラム153b5を実行することによって、付与手段(第1の付与手段)及び第2の付与手段として機能する。
消去プログラム153b6は、CPU151に、HDD12に新しいコンテンツ(以下、「新コンテンツ」という。)を記憶する前に、HDD12の空き容量と、当該新コンテンツのデータ量と、に基づいて、HDD12の空き容量が当該新コンテンツを記憶可能な容量となるように、付与プログラム153b5を実行したCPU151により付与された放送予定消去優先度とユーザのリモコン141操作により設定された当該放送予定消去優先度に対する重み付けとの積と、付与プログラム153b5を実行したCPU151により付与された出力実績消去優先度とユーザのリモコン141操作により設定された当該出力実績消去優先度に対する重み付けとの積と、に所定の演算を施して得たトータル消去優先度の高いコンテンツから順に、HDD12に記憶されたコンテンツを消去する機能を実現させる。
具体的には、CPU151は、付与プログラム153b5を実行したCPU151により付与されて、トータル消去優先度データテーブル153a7の「放送予定消去優先度」記憶領域153a72に記憶された放送予定消去優先度とユーザのリモコン141操作により設定されて「重み付け」記憶領域153a73に記憶された重み付けとの積(第1の積)と、付与プログラム153b5を実行したCPU151により設定されて、「出力実績消去優先度」記憶領域153a74に記憶された出力実績消去優先度とユーザのリモコン141の操作により設定されて「重み付け」記憶領域153a75に記憶された重み付けとの積(第2の積)と、に所定の演算を施して得たトータル消去優先度(具体的には、例えば、第1の積と第2の積とを足して得たトータル消去優先度)を、トータル消去優先度データテーブル153a7の「トータル消去優先度」記憶領域153a76に記憶させ、「トータル消去優先度」記憶領域153a76に記憶されたトータル消去優先度の高いコンテンツから順に、HDD12に記憶されたコンテンツを消去する。
また、消去プログラム153b6は、CPU151に、ユーザのリモコン141操作により指定された不要なコンテンツを、HDD12から消去する機能を実現させる。
CPU151は、かかる消去プログラム153b6を実行することによって、消去手段(第1の消去手段)及び第2の消去手段として機能する。
報知プログラム153b7は、CPU151に、消去プログラム153b5を実行したCPU151によりHDD12に記憶されたコンテンツを消去する際に、当該コンテンツを消去する旨を、出力装置20を介して報知する機能を実現させる。
CPU151は、かかる報知プログラム153b7を実行することによって、報知手段として機能する。
<PVR機器による処理>
次に、PVR機器10による処理について説明する。
[出力実績消去優先度更新処理]
まず、PVR機器10による出力実績消去優先度の更新に関する処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザのリモコン141操作により、HDD12に記憶されたコンテンツ(例えば、コンテンツA〜E)のうちの一のコンテンツ(例えば、コンテンツA)を出力するよう指示されると(ステップS11)、CPU151は、出力制御プログラム153b1を実行して、HDD12からコンテンツAを取得して、出力装置20に出力させる(ステップS12)。
次いで、CPU151は、更新プログラム153b3を実行して、特性情報データテーブル153a3(図3)に記憶されたコンテンツAの特性情報に基づいて、累積出力実績データテーブル154a4(図4)の「累積出力実績」記憶領域153a43に記憶された累積出力実績を更新する(ステップS13)。
具体的には、CPU151は、更新プログラム153b3を実行して、累積出力実績データテーブル154a4(図4)の「累積出力実績」記憶領域153a43に記憶された累積出力実績のうちの、コンテンツAの特性情報(所定項目「ジャンル」の特性情報「映画」、所定項目「放送局」の特性情報「○○テレビ」、所定項目「出演者」の特性情報「●●●●」,…、…)に対応する累積出力実績を、「1」を足すことによって、更新する。
次いで、CPU151は、抽出プログラム153b4及び付与プログラム153b5を実行して、出力実績消去優先度データテーブル153a5(図5)の「出力実績消去優先度」記憶領域153a56に記憶された出力実績消去優先度と、トータル消去優先度データテーブル153a7(図7)の「出力実績消去優先度」記憶領域153a74に記憶された出力実績消去優先度と、を更新して(ステップS14)、本処理を終了する。
具体的には、CPU151は、抽出プログラム153b4を実行して、累積出力実績データテーブル153a4(図4)の「累積出力実績」記憶領域153a43に記憶された累積出力実績を抽出して、出力実績消去優先度データテーブル153a5(図5)の「累積出力実績」記憶領域153a54の該当する位置に記憶させる。そして、CPU151は、付与プログラム153b5を実行して、「累積出力実績」記憶領域153a54に記憶された累積出力実績から、コンテンツAの累積出力実績の合計と、コンテンツBの累積出力実績の合計と、コンテンツCの累積出力実績の合計と、コンテンツDの累積出力実績の合計と、コンテンツEの累積出力実績の合計と、を演算して「点数」記憶領域153a55の該当する位置に記憶させる。そして、CPU151は、「点数」記憶領域153a55に記憶された値に「−1」を乗じた値を、「出力実績消去優先度」記憶領域153a56に記憶させると共に、トータル消去優先度データテーブル153a7の「出力実績消去優先度」記憶領域153a74に記憶させる。
[放送予定消去優先度更新及びコンテンツ消去処理]
次に、PVR機器10による放送予定消去優先度の更新及びコンテンツの消去に関する処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、所定のプログラム(図示省略)を実行したCPU151により、HDD12に新コンテンツを記憶する準備を行うよう指示されると(ステップS21)、CPU151は、付与プログラム153b5を実行して、放送予定消去優先度データテーブル153a6(図6)の「放送回数消去優先度」記憶領域153a63に記憶された放送回数消去優先度を更新する(ステップS22)。
具体的には、例えば、放送時間が「1月1日 10:00〜12:00」の新コンテンツを記憶する準備を行うよう指示されると、CPU151は、付与プログラム153b5を実行して、放送スケジュールデータテーブル153a2(図2)に記憶された放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツ(コンテンツA〜E)の「1月1日 12:00以降」の放送回数を抽出して、放送予定消去優先度データテーブル153a6(図6)の「放送回数」記憶領域153a62に記憶させ、「放送回数」記憶領域153a62の記憶された放送回数に「10」を乗じた値を、「放送回数消去優先度」記憶領域153a63に記憶させる。
次いで、CPU151は、放送予定消去優先度データテーブル153a6(図6)の「放送期間消去優先度」記憶領域153a65に記憶された放送期間消去優先度を更新する(ステップS23)。
具体的には、CPU151は、放送スケジュールデータテーブル153a2(図2)に記憶された放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツ(コンテンツA〜E)における「1月1日 12:00以降」の放送時間を抽出し、当該抽出した放送時間までの期間が長いものから順に(コンテンツB,C,A,D,Eの順に)「1」,「2」,「3」,「4」,「5」を、「放送期間順位」記憶領域153a64に記憶させ、「放送期間順位」記憶領域153a64に記憶された値に「5」を乗じた値を、「放送期間消去優先度」記憶領域153a65に記憶させる。
次いで、CPU151は、放送予定消去優先度データテーブル153a6(図6)の「放送予定消去優先度」記憶領域153a66に記憶された放送予定消去優先度と、トータル消去優先度データテーブル153a7(図7)の「放送予定消去優先度」記憶領域153a72に記憶された放送予定消去優先度と、を更新する(ステップS24)。
具体的には、CPU151は、放送予定消去優先度データテーブル153a6(図6)の「放送回数消去優先度」記憶領域153a63に記憶された値と「放送期間消去優先度」記憶領域153a65に記憶された値との和を、「放送予定消去優先度」記憶領域153a66に記憶させると共に、トータル消去優先度データテーブル153a7(図7)の「放送予定消去優先度」記憶領域153a72に記憶させる。
次いで、CPU151は、消去プログラム153b6を実行して、トータル消去優先度データテーブル153a7(図7)の「トータル消去優先度」記憶領域153a76に記憶されたトータル消去優先度を更新する(ステップS25)。
具体的には、CPU151は、消去プログラム153b6を実行して、トータル消去優先度データテーブル153a7(図7)の「放送予定消去優先度」記憶領域153a72に記憶された放送予定消去優先度と「重み付け」記憶領域153a73に記憶された重み付けとの積と、「出力実績消去優先度」記憶領域153a74に記憶された出力実績消去優先度と「重み付け」記憶領域153a75に記憶された重み付けとの積と、の和を、「トータル消去優先度」記憶領域153a76に記憶させる。
次いで、CPU151は、HDD12の空き容量と、新コンテンツのデータ量と、を比較して、HDD12の空き容量が新コンテンツのデータ量よりも大きいか否かを判定する(ステップS26)。
ステップS26で、HDD12の空き容量が新コンテンツのデータ量よりも大きくないと判定すると(ステップS26;No)、CPU151は、報知プログラム153b7を実行して、トータル消去優先度データテーブル153a7(図7)の「トータル消去優先度」記憶領域153a76に記憶されたトータル消去優先度が最も高いコンテンツをHDD12から消去する旨を、出力装置20の画像表示部21に表示して報知する(ステップS27)。
次いで、CPU151は、ユーザのリモコン141操作により、コンテンツをHDD12から消去してもよいと指示されたか否かを判定する(ステップS28)。
ステップS28において、コンテンツをHDD12から消去してもよいと指示されていないと判定すると(ステップS28;No)、CPU151は、トータル消去優先度が次に高いコンテンツをHDD12から消去する旨を、出力装置20の画像表示部21に表示して報知して(ステップS29)、ステップS28以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS28において、コンテンツをHDD12から消去してもよいと指示されたと判定すると(ステップS28;Yes)、CPU151は、消去プログラム153b6を実行して、消去してもよいと指示されたコンテンツを、HDD12から消去して(
ステップS30)、ステップS26以降の処理を繰り返して行う。
また、ステップS26で、HDD12の空き容量が新コンテンツのデータ量よりも大きいと判定すると(ステップS26;Yes)、CPU151は、新コンテンツのHDD12への記憶を開始して(ステップS31)、本処理を終了する。
以上説明した本発明のサーバ型放送におけるコンテンツ受信機としてのPVR機器10によれば、順次放送されるコンテンツを受信するアンテナ111及びチューナ11と、当該受信されたコンテンツを記憶するHDD12と、当該記憶されたコンテンツを出力装置20に出力させる出力制御プログラム153b1を実行したCPU151と、を備え、取得プログラム153b2を実行したCPU151によって、HDD12に記憶されたコンテンツの放送スケジュールを取得することができ、付与プログラム153b5を実行したCPU151によって、取得プログラム153b2を実行したCPU151により取得された放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、HDD12に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する放送回数消去優先度を付与すると共に、取得プログラム153b2を実行したCPU151により取得された放送スケジュールから、HDD12に記憶されたコンテンツにおける今後の放送時間を抽出して、今後の放送時間までの期間が短いものほど高くなるように、コンテンツに対する放送期間消去優先度を付与し、当該放送回数消去優先度と当該放送期間消去優先度とに基づいて、コンテンツに対する放送予定消去優先度を付与することができる。したがって、今後、何度も放送されるコンテンツ(すなわち、今後、何度も再記憶の機会があるコンテンツ)を記憶したままで、今後、放送予定のないコンテンツ(すなわち、今後、一度も再記憶の機会がないコンテンツ)を先に消去してしまうことや、今後、すぐにでも再記憶することできるコンテンツを記憶したままで、今後、なかなか再記憶することができないコンテンツを消去してしまうことがなくなる。すなわち、適切なタイミングでコンテンツを消去することができるため、効果的に、ユーザ視聴の不具合を防止することができる。
そして、特性情報データテーブル153a3によって、HDD12に記憶されたコンテンツの所定項目の特性に関する特性情報を記憶することができ、累積出力実績データテーブル153a4によって、出力制御プログラム153b1を実行したCPU151により出力装置20に出力されたコンテンツの所定項目の特性情報毎の累積出力実績を記憶することができ、更新プログラム153b3を実行したCPU151によって、HDD12に記憶されたコンテンツが出力制御プログラム153b1を実行したCPU151により出力装置20に出力された際に、特性情報データテーブル153a3に記憶された当該コンテンツの特性情報に基づいて、累積出力実績データテーブル153a4における該当する所定項目の特性情報毎の累積出力実績を更新することができ、ユーザのリモコン141操作によって、コンテンツの所定項目における所望の所定項目を選択することができ、抽出プログラム153b4を実行したCPU151によって、HDD12に記憶されたコンテンツ毎に、特性情報データテーブル153a3に記憶された特性情報に基づいて、ユーザのリモコン141操作により選択された所定項目の特性情報毎の累積出力実績を累積出力実績データテーブル153a4から抽出することができ、付与プログラム153b5を実行したCPU151によって、抽出プログラム153b4を実行したCPU151により抽出された累積出力実績に所定の演算を施して点数化し、当該点数に基づいて、コンテンツに対する出力実績消去優先度を付与することができる。したがって、消去するコンテンツを決める際、今後の放送予定に加えて、これまでのユーザの視聴傾向も反映することができ、さらに、ユーザは、複数ある所定項目の中から、消去するコンテンツを決める際に反映したい所定項目を選択することができる。また、ユーザのリモコン141操作によって、付与プログラム153b5を実行したCPU151により付与される放送予定消去優先度と出力実績消去優先度とに対して重み付けを設定することができ、消去プログラム1
53b6を実行したCPU151によって、HDD12に新コンテンツを記憶する前に、HDD12の空き容量と、当該新コンテンツのデータ量と、に基づいて、HDD12の空き容量が当該新コンテンツを記憶可能な容量となるように、付与プログラム153b5を実行したCPU151により付与された放送予定消去優先度とユーザのリモコン141操作により設定された当該放送予定消去優先度に対する重み付けとの積と、付与プログラム153b5を実行したCPU151により付与された出力実績消去優先度とユーザのリモコン141操作により設定された当該出力実績消去優先度に対する重み付けとの積と、に所定の演算を施して得たトータル消去優先度の高いコンテンツから順に、HDD12に記憶されたコンテンツを消去することができる。したがって、ユーザは、消去するコンテンツを決める際の、今後の放送予定を重視する度合いと、これまでの視聴傾向を重視する度合いと、を設定することができる。さらに、報知プログラム153b7を実行したCPU151によって、消去プログラム153b6を実行したCPU151によりHDD12に記憶されたコンテンツを消去する際に、当該コンテンツを消去する旨を、出力装置20を介して報知することができる。したがって、ユーザは、消去されるコンテンツを知ることができるため、例えば、当該消去されるコンテンツがHDD12に残しておきたいコンテンツである場合は、当該消去されるコンテンツが消去されないよう対応することができる。すなわち、ユーザの好みに合わせてコンテンツを消去することができる。
そして、ユーザのリモコン141操作によって、HDD12に記憶されたコンテンツの中から不要なコンテンツを指定することができ、消去プログラム153b6を実行したCPU151によって、ユーザのリモコン141操作により指定された不要なコンテンツを、HDD12から消去することができる。したがって、放送予定消去優先度や出力実績消去優先度に関わらず、ユーザは、消去したいコンテンツがある場合は、任意のタイミングで、当該消去したいコンテンツをHDD12から消去させることができるため、使い勝手がよい。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
コンテンツ受信機は、PVR機器10の限りでなく、コンテンツを受信して記憶して出力装置20に出力することができる好適な機器であれば任意である。
また、出力装置20は、コンテンツ受信機(PVR機器10)と別体としたが、コンテンツ受信機内に備えられていてもよい。
放送予定消去優先度の演算方法は、本実施の形態の限りではなく、今後の放送回数が多いコンテンツほど高くなるように、そして、今後の放送回数が同じ場合は、今後の放送時間までの時間が短いコンテンツほど高くなるように、放送予定消去優先度を演算することができる好適な方法であれば任意である。
また、放送予定消去優先度を演算する際、今後の放送回数と、今後の放送時間と、を反映するようにしたが、少なくとも、今後の放送回数が反映されればよい。
出力実績消去優先度の演算方法は、本実施の形態の限りではなく、ユーザの視聴傾向が高い特性情報を多く含むコンテンツほど低くなるように、或いは、ユーザにより選択された所定項目(選択所定項目)を多く含むコンテンツほど低くなるように且つユーザの視聴傾向が高い特性情報を多く含むコンテンツほど低くなるように、出力実績消去優先度を演算することができる好適な方法であれば任意である。
また、所定項目に替えて、特性情報を選択することができるようにしてもよい。この場合、出力実績消去優先度は、ユーザにより選択された特性情報を多く含むコンテンツほど低くなるように且つユーザの視聴傾向が高い特性情報を多く含むコンテンツほど低くなるように演算されることとなる。
トータル消去優先度の演算方法は、本実施の形態の限りではなく、放送予定消去優先度が高いほど高くなるように且つ出力実績消去優先度が高いほど高くなるように、トータル消去優先度を演算することができる好適な方法であれば任意である。
また、消去するコンテンツを決める際、放送予定消去優先度と、出力実績消去優先度と、を反映するようにしたが、少なくとも、放送予定消去優先度が反映されればよい。
本実施の形態におけるPVR機器の機能的構成を示すブロック図である。 図1に示した放送スケジュールデータテーブルのデータ構造を示す図である。 図1に示した特性情報データテーブルのデータ構造を示す図である。 図1に示した累積出力実績データテーブルのデータ構造を示す図である。 図1に示した出力実績消去優先度データテーブルのデータ構造を示す図である。 図1に示した放送予定消去優先度データテーブルのデータ構造を示す図である。 図1に示したトータル消去優先度データテーブルのデータ構造を示す図である。 PVR機器による出力実績消去優先度の更新に関する処理を説明するためのフローチャートである。 PVR機器による放送予定消去優先度の更新及びコンテンツの消去に関する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 PVR機器(コンテンツ受信機)
11 チューナ(受信手段)
12 HDD(記憶手段)
20 出力装置
111 アンテナ(受信手段)
141 リモコン(設定手段、選択手段、指定手段)
151 CPU(出力制御手段、取得手段、更新手段、抽出手段、付与手段(第1の付与手段)、第2の付与手段、消去手段(第1の消去手段)、第2の消去手段、報知手段)
153a3 特性情報データテーブル(特性情報記憶手段)
153a4 累積出力実績データテーブル(累積出力実績記憶手段)
153b1 出力制御プログラム(出力制御手段)
153b2 取得プログラム(取得手段)
153b3 更新プログラム(更新手段)
153b4 抽出プログラム(抽出手段)
153b5 付与プログラム(付与手段(第1の付与手段)、第2の付与手段)
153b6 消去プログラム(消去手段(第1の消去手段)、第2の消去手段)
153b7 報知プログラム(報知手段)

Claims (7)

  1. 順次放送されるコンテンツを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたコンテンツを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを出力装置に出力させる出力制御手段と、を備えるサーバ型放送におけるコンテンツ受信機において、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツの放送スケジュールを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された放送スケジュールから、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、前記記憶手段に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する第1の消去優先度を付与する第1の付与手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツの所定項目の特性に関する特性情報を記憶する特性情報記憶手段と、
    前記出力制御手段により前記出力装置に出力されたコンテンツの前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を記憶する累積出力実績記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツが前記出力制御手段により前記出力装置に出力された際に、前記特性情報記憶手段に記憶された当該コンテンツの特性情報に基づいて、前記累積出力実績記憶手段における該当する前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を更新する更新手段と、
    前記コンテンツの所定項目における所望の所定項目を選択する選択手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、前記選択手段により選択された所定項目の特性情報毎の累積出力実績を前記累積出力実績記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された累積出力実績に所定の演算を施して点数化し、当該点数に基づいて、コンテンツに対する第2の消去優先度を付与する第2の付与手段と、
    前記第1の付与手段により付与される第1の消去優先度と、前記第2の付与手段により付与される第2の消去優先度と、に対して重み付けを設定する設定手段と、
    前記記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、前記第1の付与手段により付与された第1の消去優先度と前記設定手段により設定された当該第1の消去優先度に対する重み付けとの積と、前記第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と前記設定手段により設定された当該第2の消去優先度に対する重み付けとの積と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する第1の消去手段と、
    前記消去手段により前記記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する際に、当該コンテンツを消去する旨を、前記出力装置を介して報知する報知手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツの中から不要なコンテンツを指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された不要なコンテンツを、前記記憶手段から消去する第2の消去手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ受信機。
  2. 順次放送されるコンテンツを受信する受信手段と、前記受信手段により受信されたコンテンツを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを出力装置に出力させる出力制御手段と、を備えるコンテンツ受信機において、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツの放送スケジュールを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された放送スケジュールから、前記記憶手段に記憶されたコンテンツの今後の放送回数を抽出して、前記記憶手段に記憶される機会が多いものほど高くなるように、コンテンツに対する消去優先度を付与する付与手段と、
    前記記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、前記付与手段により付与された消去優先度が高いコンテンツから順
    に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する消去手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ受信機。
  3. 請求項2に記載のコンテンツ受信機において、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツの所定項目の特性に関する特性情報を記憶する特性情報記憶手段と、
    前記出力制御手段により前記出力装置に出力されたコンテンツの前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を記憶する累積出力実績記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツが前記出力制御手段により前記出力装置に出力された際に、前記特性情報記憶手段に記憶された当該コンテンツの特性情報に基づいて、前記累積出力実績記憶手段における該当する前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を更新する更新手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、該当する前記所定項目の特性情報毎の累積出力実績を前記累積出力実績記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された累積出力実績に所定の演算を施して点数化し、当該点数に基づいて、コンテンツに対する第2の消去優先度を付与する第2の付与手段と、
    を備え、
    前記消去手段は、前記記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、前記付与手段により付与された消去優先度と、前記第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去することを特徴とするコンテンツ受信機。
  4. 請求項3に記載のコンテンツ受信機において、
    前記付与手段により付与される消去優先度と、前記第2の付与手段により付与される第2の消去優先度と、に対して重み付けを設定する設定手段を備え、
    前記消去手段は、前記記憶手段に新しいコンテンツを記憶する前に、当該記憶手段の空き容量と、当該新しいコンテンツのデータ量と、に基づいて、空き容量が当該新しいコンテンツを記憶可能な容量となるように、前記付与手段により付与された消去優先度と前記設定手段により設定された当該消去優先度に対する重み付けとの積と、前記第2の付与手段により付与された第2の消去優先度と前記設定手段により設定された当該第2の消去優先度に対する重み付けとの積と、に所定の演算を施した演算値の高いコンテンツから順に、当該記憶手段に記憶されたコンテンツを消去することを特徴とするコンテンツ受信機。
  5. 請求項3又は4に記載のコンテンツ受信機において、
    前記コンテンツの所定項目における所望の所定項目を選択する選択手段を備え、
    前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶されたコンテンツ毎に、前記特性情報記憶手段に記憶された特性情報に基づいて、前記選択手段により選択された所定項目の特性情報毎の累積出力実績を前記累積出力実績記憶手段から抽出することを特徴とするコンテンツ受信機。
  6. 請求項2〜5の何れか一項に記載のコンテンツ受信機において、
    前記消去手段により前記記憶手段に記憶されたコンテンツを消去する際に、当該コンテンツを消去する旨を、前記出力装置を介して報知する報知手段を備えることを特徴とするコンテンツ受信機。
  7. 請求項2〜6の何れか一項に記載のコンテンツ受信機において、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツの中から不要なコンテンツを指定する指定手段と

    前記指定手段により指定された不要なコンテンツを、前記記憶手段から消去する第2の消去手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013111510A1 (ja) * 2012-01-26 2013-08-01 日本電気株式会社 データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理用プログラム

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