JP2007076722A - Pop機能付きカートン - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、POP効果に優れ、輸送効率も良く、容易に大量陳列ができるPOP機能付きカートンを提供することを目的とする。
【解決手段】4枚の側面パネル(1、2、3、4)を折り目線(b、c、d)を介して一方向に連設し、この側面パネル(1、2、3、4)の連設方向の一端部に折り目線(a)を介して糊代部(5)を連設し、前記側面パネル(1、2、3、4)上辺に折り目線(e、f、g、h)を介して上部フラップ(6、7、8、9)を連設し、且つ、下辺に折り目線(i、j、k、l)を介して下部フラップ(10、11、12、13)を連設した直方体状のカートンにおいて、前記上部フラップ(6、7、8、9)の少なくとも一枚をPOP用パネルとして利用し、利用したフラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)が設けられていることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
【選択図】図1

Description

本発明は、化粧品、医薬品、菓子類などの商品をカートンに収納して、店頭の陳列台または陳列棚において販売する際、該商品の販売促進を目的にしたPOP機能付きカートンに関するものである。
従来、化粧品、医薬品、菓子類などの商品をカートンなどに収納して、店頭の陳列台または陳列棚において販売する際、該商品の販売促進を目的にして店頭広告を行なうが通常、POPと呼ばれている。すなわち、POP(ピーオーピー)とは、購買時点広告(Pointof Purchase Advertising)の略で、一般的には小売店、デパート、スーパーマーケットなどに置かれる店頭広告のことをいう。POPは販売の場において客を目的の商品に誘導し、購買の意志決定を促す重要なものであり、全広告活動、販売促進活動の総仕上げである。
POP広告用のディスプレイの種類は、統一された分類はないが、通常の分類は、場所別分類と形態別分類を組み合わせたものである。例えば、(1)商品そのものに取り付けるディスプレイ。(2)シーリングディスプレイ(Ceiling Display):天井などに下げるもので連続旗、のれん、モールなど。(3)ハンガーディスプレイ(Hanger Display):天井から吊り下げるものであるが、シーリングディスプレイより、やや下の空間を飾るものであり、最も多く使用されている。(4)カウンターディスプレイ(Counter Display):店のカウンターの上におかれるもので、これも多量に使用されている。1枚の板紙に足をつけた簡単なものから、極めて複雑なものまである。(5)ウインドーディスプレイ(Window Display):ショーウィンドウ及びウィンドーを飾るもの。(6)フロアディスプレイ(Floor Display):床に置くもので、等身大のフロアディスプレイと販売台など。(7)ウォールディスプレイ(Wall Display):壁かけなど。(8)シェルフディスプレイ(Shelf Display):商品の棚に置くものなど。(9)屋外看板(Outdoor Sign):屋外に設置する電飾看板、野立看板、ファサード看板など。
以上のように、多種類のPOP広告用のディスプレイがあるが、これらのディスプレイに用いられる材料は、主に板紙が半分程度である。従来の商品そのものに取り付けるディスプレイとしてのPOP機能付きカートンは、例えば、図17または図18に示すように異形カットカートンが用いられる。このような形態の場合は、大量輸送時、POP部(P)がデッドスペースとなり輸送効率が悪い。また、POP部(P)が折れ易い。さらに、POP部(P)が邪魔してスタッキングしての大量陳列が困難(不可能ではないが、非常に手間がかかる)。
次に、図19に示すように、カートンを切り取り線(m)に沿って開口して上部を切り離し、図20に示すように、折り目線を利用したPOP機能付きカートンの場合は、POP部(P)が紙の反発のみで立ち上がるため、立ち上がり角が低く店頭効果が弱い。また、化粧箱という極めて限られた用途でしか使用できない。さらに、開口するという人手によるアクションがあって初めて機能するため手間がかかる。
次に、図21に示すように、カートンに別途作製したPOPステッカーを貼り付けた場合は、POPステッカーを別途製造するためその分コスト高となる。また、POPステッカーをカートンに貼り付ける別工程が発生するのでその分製造リードタイムが長くなるうえにコストも上昇する。
次に、上部より上方に突出した可撓性のラベルが設けられている複数の商品収納箱と、開閉部が上部に形成されており、かつ、開閉部を含む上部を取り除くためのミシン目が形成されているセット箱とを有する商品収納構造が提案(例えば、特許文献1参照。)されているが、前記ラベルは、開閉部を閉じた状態が長く続くと、いずれにしろ無理に倒されている状態なのでラベルの上方への復元力が損なわれ直立状態でなくなりPOP効果がなくなってしまう。
以下に先行技術文献を示す。
特開2003−70606号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、POP効果に優れ、輸送効率も良く、容易に大量陳列ができるPOP機能付きカートンを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、4枚の側面パネル(1、2、3、4)を折り目線(b、c、d)を介して一方向に連設し、この側面パネル(1、2、3、4)の連設方向の一端部に折り目線(a)を介して糊代部(5)を連設し、前記側面パネル(1、2、3、4)の折り目線(a、b、c、d)と直交する位置の該側面パネル(1、2、3、4)上辺に折り目線(e、f、g、h)を介して上部フラップ(6、7、8、9)を連設し、且つ該側面パネル(1、2、3、4)下辺に折り目線(i、j、k、l)を介して下部フラップ(10、11、12、13)を連設した直方体状のカートンにおいて、前記上部フラップ(6、7、8、9)の少なくとも一枚をPOP用パネルとして利用し、該POP用パネルとして利用したフラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)が設けられていることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載のPOP機能付きカートンにおいて、前記POP用パネルとして利用したフラップ(7)と側面パネル(2)とを連設する境界線部分(S)に折り目線(f)が設けられていないことを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のPOP機能付きカートンにおいて、前記切り取り線(m)が前記折り目線(f)または境界線部分(S)を跨いで連続的に該側面パネル(2)内まで設けられていることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載のPOP機能付きカートンにおいて、前記POP用パネルに利用したフラップ(7)と該フラップ(7)に対向するフラップ(9)の長さ(N)がほぼ同寸法であることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本発明の請求項5に係る発明は、4枚の側面パネル(1、2、3、4)を折り目線(b、c、d)を介して一方向に連設し、この側面パネル(1、2、3、4)の連設方向の一端部に折り目線(a)を介して糊代部(5)を連設し、前記側面パネル(1、2、3、4)の折り目線(a、b、c、d)と直交する位置の該側面パネル(1、2、3、4)上辺
に折り目線(e、f、g、h)を介して上部フラップ(6、7、8、9)を連設し、且つ該側面パネル(1、2、3、4)下辺に折り目線(i、j、k、l)を介して下部フラップ(10、11、12、13)を連設した直方体状のカートンにおいて、前記上部フラップ(6、7、8、9)の少なくとも一枚をPOP用パネルとして利用し、該POP用パネルとして利用したフラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)を設け、前記POP用パネルに利用したフラップ(7)に対向するフラップ(9)の長さ(N)が前記POP用パネルに利用したフラップ(7)の長さ(N)より長い寸法であることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本発明の請求項6に係る発明は、請求項5記載のPOP機能付きカートンにおいて、前記POP用パネルに利用したフラップ(7)に複数の折り目線(o)が該フラップ(7)の折り目線(f)から該フラップ(7)の先端縁(r)に向かって設けられ、さらに該フラップ(7)に対向するフラップ(9)に複数の折り目線(o´)が該フラップ(9)の折り目線(q)から該フラップ(9)の先端縁(r´)に向かって設けられていることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本発明の請求項7に係る発明は、請求項5又は6記載のPOP機能付きカートンにおいて、前記POP用パネルとして利用したフラップ(7)に対向するフラップ(9)の折り目線(q)上部にPOP部(P)を直立に支持する支持片(14)を形成するための切り取り線(m´)が設けられていることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本発明に係るPOP機能付きカートンは、4枚の側面パネルを折り目線を介して一方向に連設し、この側面パネルの連設方向の一端部に折り目線を介して糊代部を連設し、前記側面パネルの折り目線と直交する位置の該側面パネル上辺に折り目線を介して上部フラップを連設し、且つ該側面パネル下辺に折り目線を介して下部フラップを連設してなる直方体状のカートンにおいて、前記上部フラップの少なくとも一枚をPOP用パネルとして利用したフラップにPOP部を形成するための切り取り線を設けることにより、店頭でPOP部が極めて効果的にアピールし、競合品との差別化が可能になり、輸送時は自然にPOP部が倒れ、通常の直方体カートンと同様に効率良く輸送でき、スタッキングして大量に陳列する時も、POP部が上に載った商品の重さで自動的に倒れ通常の直方体カートンと同様に簡単に陳列可能であり、化粧箱から取り出した瞬間に紙の反発を利用してPOP部が自動的に立ち上がるため手間が全くかからず、且つ該POP部が垂直に近い角度まで立ち上がるため高い店頭効果が得られ、通常の紙器加工と同様の設備で製造できるのでコストが安くなる。
本発明の実施の形態を図1〜図22に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るPOP機能付きカートンの第一実施例を示す平面図であり、図2は本発明に係るPOP機能付きカートンの第二実施例を示す平面図であり、図3は本発明に係るPOP機能付きカートンの第三実施例を示す平面図であり、図4は本発明に係るPOP機能付きカートンの第四実施例を示す平面図であり、図5は本発明の第一実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図であり、図6は図5の側断面図であり、図7は本発明の第一実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図であり、図8は図7の側断面図であり、図9は本発明の第二実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図であり、図10は本発明の第二実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図であり、図11は、本発明の第三実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図であり、図12
は図11の側断面図であり、図13は本発明の第三実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図であり、図14は図13の側断面図であり、図15は本発明の第四実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図であり、図16は本発明の第四実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図であり、図17は本発明に係るPOP機能付きカートンの第五実施例を示す平面図であり、図18は本発明に係るPOP機能付きカートンの第六実施例を示す平面図であり、図19は本発明の第五実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図であり、図20は本発明の第五実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図であり、図21は本発明の第六実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図であり、図22は本発明の第六実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図である。
本発明に係る第一実施例のPOP機能付きカートンは、図1に示すように、4枚の側面パネル(1、2、3、4)を折り目線(b、c、d)を介して一方向に連設し、この側面パネル(1、2、3、4)の連設方向の一端部に折り目線(a)を介して糊代部(5)を連設し、前記側面パネル(1、2、3、4)の折り目線(a、b、c、d)と直交する位置の該側面パネル(1、2、3、4)上辺に折り目線(e、f、g、h)を介して上部フラップ(6、7、8、9)を連設し、且つ該側面パネル(1、2、3、4)下辺に折り目線(i、j、k、l)を介して下部フラップ(10、11、12、13)を連設してなる直方体状のカートンにおいて、前記上部フラップ(7)をPOP用パネルとして用いたことを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本実施例においては、前記上部フラップ(7)をPOP用パネルとして利用しているので、該上部フラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)が設けられている。
前記切り取り線(m)が設けられた該上部フラップ(7)のPOP部(P)は、図5及び図6に示すように、輸送時やスタッキング時は、折り目線(f)を介して、折り畳まれ、上に載った商品の重さで倒れた状態になる。
次に、店頭で陳列するために輸送用化粧箱から取り出した時点で、図7及び図8に示すように、上に載った商品の重さがなくなるので、POP部(P)が板紙の剛性により、元に戻ろうとする反発力と該上部フラップ(7)の下側に該上部フラップ(7)と対向する上部フラップ(9)のPOP部(P)を手前に押し出そうとする力とによって該POP部(P)を立ち上げるため、該化粧箱からPOP機能付きカートンを取り出すだけで自動的に該POP部(P)が垂直に近い状態にまで立ち上がる。その結果、極めて高い店頭効果と陳列効率、そして従来の通常のカートンと同様の輸送効率を兼ね備えることが可能になる。
前述のように、該POP部(P)を手前に押し出そうとする力を発現するためには、該上部フラップ(7)と対向する上部フラップ(9)の両方のフラップの長さ(N)が同一寸法か、該上部フラップ(9)の方がやや長めの方が好ましい。
次に、本発明に係る第二実施例のPOP機能付きカートンは、図2に示すように、第一実施例のPOP機能付きカートンにおいて、該上部フラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)が前記上部フラップ(7)と側面パネル(2)とを連設している折り目線(f)を跨いで連続的に該側面パネル(2)内まで設けられていることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
このように切り取り線(m)が折り目線(f)を跨いで連続的に該側面パネル(2)内まで設けられた該上部フラップ(7)のPOP部(P)は、図9に示すように、輸送時やスタッキング時は、折り畳まれ、上に載った商品の重さで倒れた状態になる。
次に、店頭で陳列するために輸送用化粧箱から取り出した時点で、図10に示すように、上に載った商品の重さがなくなるので、POP部(P)が板紙の剛性により元に戻ろうとする反発力と該上部フラップ(7)の下側に該上部フラップ(7)と対向する上部フラップ(9)のPOP部(P)を手前に押し出そうとする力とによって該POP部(P)を立ち上げるため、該化粧箱からPOP機能付きカートンを取り出すだけで自動的に該POP部(P)が垂直に近い状態にまで立ち上がる。特に、切り取り線(m)が折り目線(f)を跨いで連続的に該側面パネル(2)内まで設けられているのでより一層垂直に近い状態にまで立ち上がる。その結果、極めて高い店頭効果と陳列効率、そして従来の通常のカートンと同様の輸送効率を兼ね備えることが可能になる。
次に、本発明に係る第三実施例のPOP機能付きカートンは、図3に示すように、第一実施例のPOP機能付きカートンにおいて、前記POP用パネルとして利用したフラップ(7)と側面パネル(2)とを連設する境界線部分(S)に折り目線(f)が設けられていないことを特徴とするPOP機能付きカートンである。
このように境界線部分(S)に折り目線(f)が設けられていないことにより、該上部フラップ(7)に形成されているPOP部(P)は、板紙の剛性で折り畳み難くいが、図11及び図12に示すように、輸送時やスタッキング時は、折り畳まれ、上に載った商品の重さで倒れた状態になる。
次に、店頭で陳列するために輸送用化粧箱から取り出した時点で、図13及び図14に示すように、POP部(P)が板紙の剛性により元に戻ろうとする反発力と該上部フラップ(7)の下側に該上部フラップ(7)と対向する上部フラップ(9)のPOP部(P)を手前に押し出そうとする力とによって該POP部(P)を立ち上げるため、該化粧箱からPOP機能付きカートンを取り出すだけで自動的に該POP部(P)が垂直に近い状態にまで立ち上がる。前記POP部(P)の板紙の反発力は、境界線部分(S)に折り目線(f)が設けられていない分、板紙の剛性が一層強くなり、反発力はより強くなる。その結果、安定して極めて高い店頭効果と陳列効率、そして従来の通常のカートンと同様の輸送効率を兼ね備えることが可能になる。
次に、本発明に係る第四実施例のPOP機能付きカートンは、図4に示すように、第三実施例のPOP機能付きカートンにおいて、該上部フラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)が前記上部フラップ(7)と側面パネル(2)とを連設する境界線部分(S)を跨いで連続的に該側面パネル(2)内まで設けられていることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
このように切り取り線(m)が境界線部分(S)を跨いで連続的に該側面パネル(2)内まで設けられた該上部フラップ(7)のPOP部(P)は、境界線部分(S)に折り目線(f)が設けられていないことにより、該上部フラップ(7)に形成されているPOP部(P)は、板紙の剛性で折り畳み難くいが、図15に示すように、輸送時やスタッキング時は、折り畳まれ、上に載った商品の重さで倒れた状態になる。
次に、店頭で陳列するために輸送用化粧箱から取り出した時点で、図16に示すように、POP部(P)が板紙の反発力と該上部フラップ(7)の下側に該上部フラップ(7)と対向する上部フラップ(9)のPOP部(P)を手前に押し出そうとする力とによって該POP部(P)を立ち上げるため、該化粧箱からPOP機能付きカートンを取り出すだ
けで自動的に該POP部(P)が垂直に近い状態にまで立ち上がる。前記POP部(P)の板紙の反発力は、境界線部分(S)に折り目線(f)が設けられていない分、板紙の剛性が一層強くなり、反発力はより強くなる。さらに、切り取り線(m)が境界線部分(S)を跨いで連続的に該側面パネル(2)内まで設けられているのでより一層垂直に近い状態にまで立ち上がる。その結果、極めて高い店頭効果と陳列効率、そして従来の通常のカートンと同様の輸送効率を兼ね備えることが可能になる。
本発明に係る第五実施例のPOP機能付きカートンは、図17に示すように、4枚の側面パネル(1、2、3、4)を折り目線(b、c、d)を介して一方向に連設し、この側面パネル(1、2、3、4)の連設方向の一端部に折り目線(a)を介して糊代部(5)を連設し、前記側面パネル(1、2、3、4)の折り目線(a、b、c、d)と直交する位置の該側面パネル(1、2、3、4)上辺に折り目線(e、f、g、h)を介して上部フラップ(6、7、8、9)を連設し、且つ該側面パネル(1、2、3、4)下辺に折り目線(i、j、k、l)を介して下部フラップ(10、11、12、13)を連設した直方体状のカートンにおいて、前記上部フラップ(6、7、8、9)の少なくとも一枚をPOP用パネルとして利用し、該POP用パネルとして利用したフラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)を設け、前記POP用パネルに利用したフラップ(7)に対向するフラップ(9)の長さ(N)が前記POP用パネルに利用したフラップ(7)の長さ(N)より長い寸法であることを特徴とするPOP機能付きカートンである。
本実施例においては、前記上部フラップ(7)をPOP用パネルとして利用しているので、該上部フラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)が設けられている。
前記POP用パネルとして利用したフラップ(7)に対向するフラップ(9)の折り目線(q)上部にPOP部(P)を直立に支持する支持片(14)を形成するための切り取り線(m´)が設けられている。
前記切り取り線(m)が設けられた該上部フラップ(7)のPOP部(P)は、図19に示すように、輸送時やスタッキング時は、折り目線(f)を介して、R状(湾曲)に折り畳まれ、上に載った商品の重さで倒れた状態になる。
次に、店頭で陳列するために輸送用化粧箱から取り出した時点で、図20に示すように、上に載った商品の重さがなくなるので、POP部(P)が板紙の剛性により、元に戻ろうとする反発力と該上部フラップ(7)の下側に該上部フラップ(7)と対向する上部フラップ(9)から突出した支持片(14)により、該POP部(P)を立ち上げるため、該化粧箱からPOP機能付きカートンを取り出すだけで自動的に該POP部(P)が垂直に近い状態にまで立ち上がる。その結果、極めて高い店頭効果と陳列効率、そして従来の通常のカートンと同様の輸送効率を兼ね備えることが可能になる。
次に、本発明に係る第六実施例のPOP機能付きカートンは、図18に示すように、第五実施例のPOP機能付きカートンにおいて、前記POP用パネルに利用したフラップ(7)に複数の折り目線(o)が該フラップ(7)の折り目線(f)から該フラップ(7)の先端縁(r)に向かって設けられ、さらに該フラップ(7)に対向するフラップ(9)に複数の折り目線(o´)が該フラップ(9)の折り目線(q)から該フラップ(9)の先端縁(r´)に向かって設けられている。
このように該フラップ(7)と該フラップ(7)に対向するフラップ(9)に複数の折り目線(o、o´)を設けることにより、図21に示すように、輸送時やスタッキング時
は、上に載った商品の重さで、折り目線(f)を介して、より一層容易にR状(湾曲)に折り畳まれて見栄えの良い状態になる。
尚、複数の折り目線(o、o´)が設けられている場合は、前記折り目線(f、q)は、設けなくても構わない。
次に、店頭で陳列するために輸送用化粧箱から取り出した時点で、図22に示すように、上に載った商品の重さがなくなるので、POP部(P)が板紙の剛性により、元に戻ろうとする反発力と該上部フラップ(7)の下側に該上部フラップ(7)と対向する上部フラップ(9)から突出した支持片(14)により、該POP部(P)を立ち上げるため、該化粧箱からPOP機能付きカートンを取り出すだけで自動的に該POP部(P)が垂直に近い状態にまで立ち上がる。その結果、極めて高い店頭効果と陳列効率、そして従来の通常のカートンと同様の輸送効率を兼ね備えることが可能になる。
前記切り取り線(m、m´)を設ける方法は、通常の紙器加工に使用されている、切れ刃と罫線刃(折り目線を設けるための押し刃)を埋め込んだ表抜き用打抜型を使用することができる。
したがって、特に特別な装置を用意することもないし、また作業工程も通常の紙器加工と全く同様に行うことができる。
一般的に、紙器加工に使用されている打抜型は、雄型と雌型から構成されており、雄型は合板に函の形状に合せて、レーザー切断装置で溝を切り込み、板紙に折り目線(折り罫線)をつける罫線刃と切断する切れ刃を植え込んである。
一方の雌型は、鉄板(面板またはカッティングプレートと呼ぶ)上に、堅い紙であるプレスボードを貼り付け、罫線刃の当たる部分に溝を作製する。
このような打抜型を平板打抜機に取り付け、この平板打抜機の雄・雌の打抜型の間にあらかじめ印刷された紙を送り込み、平圧式で加圧して打ち抜きを行い、切刃による切断と罫線刃による折り目線(折り罫線)を同時に加工して、所定の寸法・形状のブランクを作製するのが一般的である。
本発明のPOP機能付きカートンに用いる用紙としては、コートマニラボール、コートボール、コートカードなどの板紙が挙げられるが、その用途によって適宜選定される。また、厚さは、100〜600g/m2の範囲内で選択するのが好ましい。
また、前記板紙にPOP効果を高めるために有効な材質、例えば、金属箔、金属蒸着フィルム、パールフィルムなどを積層することは有効である。
これらの材料を用いて製造される本発明のPOP機能付きカートンの製造方法は、通常の折り畳みカートンと同様に、印刷、打ち抜き、製函からなる一連の工程で生産性よく製造することができる。
前記印刷は、オフセット印刷方式、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式、シルクスクリーン印刷方式などの公知の印刷方式を用いることができるが、生産ロットによって選択される。一般的には、多品種小ロット生産の場合は、枚葉式のオフセット印刷方式が好ましい。また、小品種大ロット生産の場合は、巻き取り式のグラビア印刷方式が好適である。
前記打ち抜きは、例えば、図1に示すようなパターンの打抜型を使用することにより、通常のカートンと同様、罫線刃(折り目線を設ける押し刃)と切れ刃とで筋押しと打ち抜きを同時に行い、カートンブランクを製造することができる。
前記製函は、前記カートンブランクを通常のサック貼機により、高速のサック貼り作業を行なうことができるので生産性に優れている。
以下に、本発明のPOP機能付きカートンの実施例をいくつか挙げて、さらに詳しく説明する。
<実施例1>
本発明のPOP機能付きカートンに使用する板紙としては、坪量310g/m2でL判半才のコートボール(商品名:マリコート 北越製紙株式会社製)を用い、該板紙の表面に、オフセット印刷方式を用いて4色の絵柄印刷を行なった。カートンの仕上がり寸法は、幅70mm×奥行き70mm×高さ100mmに設定した。
次に、前記カートンブランクを作製するための打抜型は、図1に示すように、4枚の側面パネル(1、2、3、4)を折り目線(b、c、d)を介して一方向に連設し、この側面パネル(1、2、3、4)の連設方向の一端部に折り目線(a)を介して糊代部(5)を連設し、前記側面パネル(1、2、3、4)の折り目線(a、b、c、d)と直交する位置の該側面パネル(1、2、3、4)上辺に折り目線(e、f、g、h)を介して上部フラップ(6、7、8、9)を連設し、且つ該側面パネル(1、2、3、4)下辺に折り目線(i、j、k、l)を介して下部フラップ(10、11、12、13)を連設した形態にした。さらに、前記上部フラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)を前記折り目線(f)の両端近傍から逆U字状に設けた。
次に、このような打抜型を平板打抜機に取り付け、この平板打抜機の雄・雌の打抜型の間にあらかじめ印刷された板紙を送り込み、平圧式で加圧して打ち抜きを行い、罫線刃による折り目線(折り罫線)と切刃による切断を同時に加工して、所定の寸法・形状のカートンブランクを作製した。次に、該カートンブランクをサック貼機で製函して、仕上がり寸法が、幅70mm×奥行き70mm×高さ100mmの本発明のPOP機能付きカートンを得た。
<実施例2>
実施例1において、前記切り取り線(m)の逆U字の両先端を前記上部フラップ(7)と側面パネル(2)とを連設している折り目線(f)を跨いで連続的に該側面パネル(2)内まで5mm程度延長垂下した以外は実施例1と同様にしてPOP機能付きカートンを得た。
<実施例3>
実施例1において、前記POP用パネルとして利用したフラップ(7)と側面パネル(2)とを連設する境界線部分(S)の折り目線(f)を設けなかった以外は実施例1と同様にしてPOP機能付きカートンを得た。
<実施例4>
実施例2において、前記POP用パネルとして利用したフラップ(7)と側面パネル(2)とを連設する境界線部分(S)の折り目線(f)を設けなかった以外は実施例2と同様にしてPOP機能付きカートンを得た。
<実施例5>
本発明のPOP機能付きカートンに使用する板紙としては、坪量310g/m2でL判半才のコートボール(商品名:マリコート 北越製紙株式会社製)を用い、該板紙の表面に、オフセット印刷方式を用いて4色の絵柄印刷を行なった。カートンの仕上がり寸法は、幅70mm×奥行き70mm×高さ100mmに設定した。
次に、前記カートンブランクを作製するための打抜型は、図17に示すように、4枚の側面パネル(1、2、3、4)を折り目線(b、c、d)を介して一方向に連設し、この側面パネル(1、2、3、4)の連設方向の一端部に折り目線(a)を介して糊代部(5)を連設し、前記側面パネル(1、2、3、4)の折り目線(a、b、c、d)と直交する位置の該側面パネル(1、2、3、4)上辺に折り目線(e、f、g、h)を介して上部フラップ(6、7、8、9)を連設し、且つ該側面パネル(1、2、3、4)下辺に折り目線(i、j、k、l)を介して下部フラップ(10、11、12、13)を連設した形態にした。さらに、前記上部フラップ(7)にPOP部(P)を形成するための切り取り線(m)を前記折り目線(f)の両端近傍から山字状に設け、且つ、前記POP用パネルとして利用したフラップ(7)に対向するフラップ(9)の折り目線(q)上部にPOP部(P)を直立に支持する支持片(14)を形成するための切り取り線(m´)を設けた。尚、前記POP用パネルに利用したフラップ(7)に対向するフラップ(9)の長さ(N)を前記POP用パネルに利用したフラップ(7)の長さ(N)より20mm程度、長い寸法にした。
次に、このような打抜型を平板打抜機に取り付け、この平板打抜機の雄・雌の打抜型の間にあらかじめ印刷された板紙を送り込み、平圧式で加圧して打ち抜きを行い、罫線刃による折り目線(折り罫線)と切刃による切断を同時に加工して、所定の寸法・形状のカートンブランクを作製した。次に、該カートンブランクをサック貼機で製函して、仕上がり寸法が、幅70mm×奥行き70mm×高さ100mmの本発明のPOP機能付きカートンを得た。
<実施例6>
実施例5において、前記POP用パネルに利用したフラップ(7)に4本の折り目線(o)を該フラップ(7)の折り目線(f)から該フラップ(7)の先端縁(r)に向かって設け、さらに該フラップ(7)に対向するフラップ(9)に4本の折り目線(o´)を該フラップ(9)の折り目線(q)から該フラップ(9)の先端縁(r´)に向かって設けた以外は実施例5と同様にしてPOP機能付きカートンを得た。
<効果>
実施例1から実施例4で得たPOP機能付きカートンは、両方共、輸送時やスタッキング時においては、折り目線(f)を介して、直角に折り畳まれ、倒れた状態になった。また、店頭で陳列するために輸送用化粧箱から取り出したところ、自動的に該POP部(P)が垂直に近い状態にまで立ち上った。
次に、実施例5及び実施例6で得たPOP機能付きカートンは、輸送時やスタッキング時においては、R状に折り畳まれ、倒れた状態になった。店頭で陳列するために輸送用化粧箱から取り出したところ、自動的に該POP部(P)が完全に垂直に近い状態にまで立ち上った。
以上の結果、本発明のPOP機能付きカートンは、店頭でPOP部が極めて効果的にアピールし、競合品との差別化が可能になり、輸送時は自然にPOP部が倒れ、通常の直方体カートンと同様に効率良く輸送でき、スタッキングして大量に陳列する時も、POP部が上に載った商品の重さで自動的に倒れ通常の直方体カートンと同様に簡単に陳列可能で
あり、化粧箱から取り出した瞬間に紙の反発を利用してPOP部が自動的に立ち上がるため手間が全くかからず、且つ該POP部が垂直に近い角度まで立ち上がるため高い店頭効果が得られ、通常の紙器加工と同様の設備で製造できるのでコストが安くなる。
本発明に係るPOP機能付きカートンの第一実施例を示す平面図である。 本発明に係るPOP機能付きカートンの第二実施例を示す平面図である。 本発明に係るPOP機能付きカートンの第三実施例を示す平面図である。 本発明に係るPOP機能付きカートンの第四実施例を示す平面図である。 本発明の第一実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図である。 図5の側断面図である。 本発明の第一実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図である。 図7の側断面図である。 本発明の第二実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図である。 本発明の第二実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図である。 本発明の第三実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図である。 図11の側断面図である。 本発明の第三実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図である。 図13の側断面図である。 本発明の第四実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図である。 本発明の第四実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図である。 本発明に係るPOP機能付きカートンの第五実施例を示す平面図である。 本発明に係るPOP機能付きカートンの第六実施例を示す平面図である。 本発明の第五実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図である。 本発明の第五実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図である。 本発明の第六実施例に係るPOP機能付きカートンの輸送時やスタッキング時の状態を示す斜視図である。 本発明の第六実施例に係るPOP機能付きカートンの店頭で化粧箱から取り出した時の状態を示す斜視図である。 従来のPOP機能付きカートンの第一実施例を示す斜視図である。 従来のPOP機能付きカートンの第二実施例を示す斜視図である。 従来のPOP機能付きカートンのPOP部を引き出す前の第三実施例を示す斜視図である。 従来のPOP機能付きカートンの第三実施例を示す斜視図である。 従来のPOP機能付きカートンの第四実施例を示す斜視図である。
符号の説明
A・・・POP機能付きカートン
N・・・長さ
P・・・POP部
S・・・境界線部分
1・・・側面パネル
2・・・側面パネル
3・・・側面パネル
4・・・側面パネル
5・・・糊代部
6・・・上部フラップ
7・・・上部フラップ
8・・・上部フラップ
9・・・上部フラップ
10・・・下部フラップ
11・・・下部フラップ
12・・・下部フラップ
13・・・下部フラップ
14・・・切り取り線
a・・・折り目線
b・・・折り目線
c・・・折り目線
d・・・折り目線
e・・・折り目線
f・・・折り目線
g・・・折り目線
h・・・折り目線
i・・・折り目線
j・・・折り目線
k・・・折り目線
l・・・折り目線
m、m´・・・切り取り線
o、o´・・・複数の折り目線
q・・・折り目線
r、r´・・・先端縁

Claims (7)

  1. 4枚の側面パネルを折り目線を介して一方向に連設し、この側面パネルの連設方向の一端部に折り目線を介して糊代部を連設し、前記側面パネルの折り目線と直交する位置の該側面パネル上辺に折り目線を介して上部フラップを連設し、且つ該側面パネル下辺に折り目線を介して下部フラップを連設した直方体状のカートンにおいて、前記上部フラップの少なくとも一枚をPOP用パネルとして利用し、該POP用パネルとして利用したフラップにPOP部を形成するための切り取り線が設けられていることを特徴とするPOP機能付きカートン。
  2. 前記POP用パネルとして利用したフラップと側面パネルとを連設する境界線部分に折り目線が設けられていないことを特徴とする請求項1記載のPOP機能付きカートン。
  3. 前記切り取り線が前記折り目線または境界線部分を跨いで連続的に該側面パネル内まで設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のPOP機能付きカートン。
  4. 前記POP用パネルに利用したフラップと該フラップに対向するフラップの長さがほぼ同寸法であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のPOP機能付きカートン。
  5. 4枚の側面パネルを折り目線を介して一方向に連設し、この側面パネルの連設方向の一端部に折り目線を介して糊代部を連設し、前記側面パネルの折り目線と直交する位置の該側面パネル上辺に折り目線を介して上部フラップを連設し、且つ該側面パネル下辺に折り目線を介して下部フラップを連設した直方体状のカートンにおいて、前記上部フラップの少なくとも一枚をPOP用パネルとして利用し、該POP用パネルとして利用したフラップにPOP部を形成するための切り取り線を設け、前記POP用パネルに利用したフラップに対向するフラップの長さが前記POP用パネルに利用したフラップの長さより長い寸法であることを特徴とするPOP機能付きカートン。
  6. 前記POP用パネルに利用したフラップに複数の折り目線が該フラップの折り目線から該フラップの先端縁に向かって設けられ、さらに該フラップに対向するフラップに複数の折り目線が該フラップの折り目線から該フラップの先端縁に向かって設けられていることを特徴とする請求項5記載のPOP機能付きカートン。
  7. 前記POP用パネルとして利用したフラップに対向するフラップの折り目線上部にPOP部を直立に支持する支持片を形成するための切り取り線が設けられていることを特徴とする請求項5又は6記載のPOP機能付きカートン。
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