JP2007075457A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract


【課題】 遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供する。
【解決手段】 パチンコ遊技機10は、遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤14と、遊技者による操作によって、遊技盤の遊技領域に遊技球を発射させる発射ハンドル26と、遊技盤14の遊技領域15において遊技盤面の一部を形成し、遊技球を受け入れる受入口を有する一般入賞口320やゴンドラ330、および遊技球に衝突し転動させる遊技釘17が設けられ、遊技盤面に対して水平方向への可動を行う可動部材300とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、パチンコ遊技装置、パチスロ遊技装置、スロットマシン等の遊技機に関する。
従来のパチンコ機では、遊技球を転動させるための遊技釘などの遊技部材が形成された遊技盤に、遊技者の発射操作によって遊技球が発射され、遊技盤上において、遊技球が各遊技部材に衝突して転動しつつ流下し、所定の領域に設けられた入賞領域(役物)を通過すると、所定数の入賞球が払い出される。従って、遊技者は、遊技球が入賞領域を通過するかに注目し、入賞領域に遊技球が通過するように発射操作を調整しながら遊技を進める。
しかし、遊技盤に形成された各遊技部材は可動することなく固定された位置に設けられており、遊技盤自体も固定されているため、遊技球は遊技部材に衝突することで転動するものの、遊技者にとっては単調な転動に感じられやすい。
また、上記の遊技機においては、遊技領域に植設された遊技釘が固定されているため、遊技者が狙う遊技釘は動かず一定した位置にあり、一旦発射操作の調整がうまくいくと、その後発射操作する必要が低下する。このため、発射操作が単調となりやすく遊技者にとって退屈となり得る。
そこで、複数の遊技釘を所定配列で植設した可動部材を、遊技盤面と略画一状態で回動きせて、遊技釘による遊技球の誘導流路を変更させることにより、遊技領域を転動流下する遊技球を、遊技者にとってより有利な方向へ導いたり、入賞領域へ直接入賞させたりすることが可能となり、興趣性を高める遊技機が提案されている(特許文献1)。
特開2003‐299789公報
しかしながら、この遊技機では入賞口などが可動するわけではなく、可動するのが遊技盤の一部を形成する可動部材の遊技釘のみであり、遊技者の狙いの対象となる入賞口が固定されているため、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消するまでには至らない。
このため、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機の提案が望まれる。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することである。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、遊技者による操作によって、前記遊技盤の前記遊技領域に遊技球を発射させる発射手段と、前記遊技盤の前記遊技領域において遊技盤面の一部を形成し、遊技球を受け入れる受入口を有する受入体、および遊技球に衝突し転動させる遊技釘が設けられ、前記遊技盤面に対して水平方向への可動を行う可動部材とを備えることを特徴とする遊技機。
(1)の発明によれば、遊技盤面の一部を形成し、遊技釘と遊技者の狙いの対象となる受入口(例えば入賞口など)とを有する受入体とが設けられた可動部材(例えば、遊技盤上の中心に設けられた略円形状の部材)が、遊技盤面に対して水平方向への可動(例えば、可動部材の真ん中を中心にゆっくりと回動)を行う。このため、可動部材の可動によって受入体と遊技釘の位置が移動し、遊技球の転動がより複雑になるため、遊技者が発射手段によって遊技球を遊技領域に発射させるにあたって、遊技釘の見方が難しくなり遊技性が高まり、遊技者の興味を喚起することが可能となる。さらに、可動部材の可動によって受入体と遊技釘の位置が移動し、その移動に応じて遊技者は発射操作を行うため、発射操作への興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
(2) (1)に記載の遊技機において、前記可動部材の可動に伴い前記受入体を前記受入口が上方向に向くように姿勢を矯正する上方向姿勢矯正手段を備えることを特徴とする遊技機。
(2)の発明によれば、(1)の発明に加えて、上方向姿勢矯正手段(例えば、錘や障害物や案内部など)を有するため、可動部材の可動に伴い、受入体(例えば、入賞口役物や、遊技球を収納するゴンドラなど)を受入口が上方向に向くように姿勢を矯正することが可能になる。このため、可動部材が可動しても受入体は受入口が上方向に向くように姿勢が矯正された状態で移動し、遊技者が発射手段の発射操作を行うにあたり、受入口を狙いやすく、発射操作に対する遊技者の興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
(3) (1)又は(2)に記載の遊技機において、前記受入体は、前記可動部材の所定位置に設けられ、前記受入口に入球した遊技球を収納し、前記可動部材は、可動によって前記受入体を遊技盤の下方位置から上方位置に移動させる一方、前記上方位置において前記受入体を前記受入口が下方向に向くように姿勢を矯正する下方向姿勢矯正手段を有することを特徴とする遊技機。
(3)の発明によれば、(1)又は(2)の発明に加えて、可動部材の可動により、受入体(例えば、遊技球を格納するゴンドラなど)は、遊技盤の下方位置から上方位置に移動する。さらに、遊技盤の上方位置において、下方向姿勢矯正手段(例えば、障害物など)によって、受入体を受入口が下方向に向くように姿勢を矯正するため、受入体に収納された遊技球が遊技領域に排出されて転動し流下する。このため、遊技者が意図しない遊技球の転動によって、遊技球の転動がより複雑になるため、遊技者の興味を喚起することが可能となる。さらに、可動部材の可動によって、受入体が遊技盤の下方位置から上方位置に移動し、その移動に応じて遊技者は発射操作を行うため、発射操作への興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
(4) (1)乃至(3)いずれか記載の遊技機において、前記遊技盤の所定位置に、前記可動部材の可動に応じた所定のタイミングによって、前記受入体の前記受入口を開放及び閉鎖する開閉手段を設けたことを特徴とする遊技機。
(4)の発明によれば、(1)乃至(3)いずれかの発明に加えて、可動部材の可動に応じた所定のタイミングによって、開閉手段が、受入体の受入口を開放及び閉鎖する。このため、可動部材の可動によって、受入口が開放及び閉鎖するため、所定のタイミングに応じて遊技球が受入体に受け入れられなくなり、遊技球の受入体を狙う発射操作がより困難化するため、発射操作に対する遊技者の興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
本発明によれば、遊技盤面の一部を形成し、遊技釘と遊技者の狙いの対象となる受入口とを有する受入体とが設けられた可動部材が、遊技盤面に対して水平方向への可動を行うため、遊技球の転動がより複雑になり、遊技釘の見方が難しくなり遊技性が高まり、遊技者の興味を喚起することが可能になるとともに、発射操作への興味も喚起することが可能となるので、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下において説明する実施形態においては、本発明に係る遊技機に好適な実施形態として本発明を第1種パチンコ遊技機(「デジパチ」とも称される)に適用した場合を示す。
[遊技機の構成]
遊技機の概観について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す斜視図である。また、図2は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、パチンコ遊技機10は、前面に遊技盤取付部80が形成された本体枠12と、その本体枠12における遊技盤取付部80の内部に配設される各種の部品と、本体枠12に連結する可動部材300と、本体枠12の前方に開閉自在に軸着された扉11とから構成されている。この扉11は、図1に示すように、遊技盤取付部80を前面から閉鎖するためのものであり、通常閉鎖した状態で遊技が行われる。また、本体枠12の前面には、上皿20、下皿22、発射ハンドル26、等が配設されている。
本体枠12の遊技盤取付部80内部には、後述するように、画像を表示する表示手段としての液晶表示装置32と、遊技盤14等が配設されている。なお、遊技盤14、液晶表示装置32、可動部材300以外の各種の部品(図示せず)については、理解を容易にするために説明を省略する。また、遊技盤取付部80には、可動部材駆動部310が設けられている。可動部材300は、可動部材駆動部310に連結する。
可動部材300には、その前面側に、発射された遊技球が転動可能な遊技領域350を有している。詳しくは後述するように、可動部材300における遊技領域350には複数の遊技釘17が打ちこまれている。また、可動部材300における遊技領域350には受入体の一例である複数の一般入賞口320が設けられている。また、可動部材300における遊技領域350には受入体の一例である複数のゴンドラ330が設けられている。
遊技盤14は、その前面側に、発射された遊技球が転動可能な遊技領域15を有している。この遊技領域15は、ガイドレール30(具体的には後述の図3に示す外レール30a)に囲まれ、遊技球が転動可能な領域である。また、遊技盤14における遊技領域15には複数の遊技釘13が打ちこまれている。また、遊技盤14上において外レール30aの右上部端付近に、ラウンド数表示器51が設けられている。なお、遊技盤14は、その全部又は一部が透過性を有する板形状の樹脂(透過性を有する部材)によって形成されても良い。この透過性を有する部材としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂など各種の材質が該当する。
液晶表示装置32は、遊技盤取付部80の略中央部に設けられている。この液晶表示装置32は、遊技に関する画像の表示を可能とする表示領域32aを有している。この液晶表示装置32における表示領域32aには、演出用の識別情報画像、演出用の演出画像、装飾用の装飾画像等、各種の画像が表示される。このように、表示領域32aは、液晶表示手段の一例である。
扉11には、詳しくは後述する電飾ユニット53が設けられている。この電飾ユニット53は、特別図柄表示器33および普通図柄表示器35を収納する表示器ケース37、特別図柄保留ランプ34a、34b、34c、34dならびに普通図柄保留ランプ50a、50b、50c、50dで構成される電飾ユニット53が設けられる。表示器ケース37の前面側は、視認向上を目的として、透明レンズ(図示せず)で覆われている。
図1及び図2を用いたパチンコ遊技機10の概観の説明を続ける。扉11には、透過性を有する保護板19が配設されている。この保護板19は、扉11が閉鎖された状態で遊技盤14の前面に対面するように配設されている。
発射ハンドル26は本体枠12に対して回動自在に設けられている。また、発射ハンドル26の裏側には、駆動装置である発射ソレノイド(図示せず)が設けられている。さらに、発射ハンドル26の周縁部には、タッチセンサ(図示せず)が設けられている。このタッチセンサが遊技者により触接されたときには、遊技者により発射ハンドル26が握持されたと検知される。発射ハンドル26が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、発射ソレノイドに電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤14に順次発射され、遊技が進められる。このように、発射ハンドル26は、遊技者による操作によって、遊技盤の遊技領域に遊技球を発射させる発射手段の一例である。
また、液晶表示装置32の表示領域32aでは、特別図柄表示器33において表示される特別図柄と関連する演出画像が表示される。
詳しくは後述するが、例えば、特別図柄表示器33で表示される特別図柄の変動表示中においては、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて、複数の図柄列(本実施形態においては3列)毎に数字や記号等からなる図柄(演出用の識別情報でもある。例えば、“0”から“9”までの数字)が変動表示される。また、特別図柄表示器33において変動表示されていた特別図柄が停止表示されるとともに、液晶表示装置32の表示領域32aにおける演出用の識別情報が停止表示される。液晶表示装置32は、液晶表示領域(表示領域32a)を有し、識別情報を変動表示及び停止表示する変動表示手段の一例である。
また、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示された場合には、大当りであることを遊技者に把握させる演出画像が液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される。具体的には、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示された場合には、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される演出用の識別情報の組合せが特定の表示態様(例えば、複数の図柄列のそれぞれに“1”から“9”のいずれかが全て揃った状態で停止表示される態様)となる。
この演出用の識別情報の組合せとして、特定の数字図柄(例えば、“奇数”の数字図柄)が全て揃った状態で停止表示された場合は、通常遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R大当り遊技状態(特別遊技状態)に遊技状態が移行する。また、大当り遊技状態の終了後は、大当り遊技状態に移行する確率が通常より高い確変状態(特別モード)に移行する。
特定の数字図柄(例えば、“偶数”の数字図柄)が全て揃った状態で停止表示された場合は、通常遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R大当り遊技状態(特別遊技状態)に遊技状態が移行する。ただし、大当り遊技状態の終了後は、大当り遊技状態に移行する確率が通常より高い確変状態(特別モード)には移行しない。
このように、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される演出用の識別情報の組合せが特定の表示態様となった場合には、更に、「大当り!!」などの文字画像とともに、喜んでいるキャラクタ画像が液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される。
次に、図3を用いて、パチンコ遊技機10の概観を詳細に説明する。図3は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す正面図である。なお、図3を用いたパチンコ遊技機10の概観の説明では、図1及び図2を用いたパチンコ遊技機10の概観の説明と重複する部分を省略する。
図3に示すように、遊技釘13、2つのガイドレール30(30a及び30b)、障害物57a、57b、通過ゲート54a、54b、54c、始動口25、シャッタ40、大入賞口39、ラウンド数表示器51、可動部材300が設けられている。なお、扉11の上部に、特別図柄表示器33、普通図柄表示器35等の電飾ユニット53が設けられている。
扉11の上部に設けられた電飾ユニット53は、特別図柄表示器33、普通図柄表示器35、特別図柄保留ランプ34a〜34dおよび普通図柄保留ランプ50a〜50dを備える。
特別図柄表示器33は、複数の7セグメントLED41で構成されている。この7セグメントLED41は、所定の特別図柄の変動表示開始条件の成立により、点灯・消灯を繰り返す。7セグメントLED41の点灯・消灯によって、“0”から“9”までの10個の数字図柄が、特別図柄(識別情報ともいう)として変動表示される。この特別図柄として、特定の数字図柄(例えば、“7”の数字図柄)が停止表示された場合は、通常遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R大当り遊技状態(特別遊技状態)に遊技状態が移行する。また、大当り遊技状態の終了後は、大当り遊技状態に移行する確率が通常より高い確変状態(特別モード)に移行する。
15R大当り遊技状態(特別遊技状態)となった場合には、シャッタ40が開放状態に制御され、大入賞口39に遊技球が受け入れ可能な状態となる。
一方、特別図柄として、特定の数字図柄以外の数字図柄(例えば、“3”、“5”、または“7”以外の数字図柄)が停止表示された場合は、通常遊技状態が維持される。以上のように、特別図柄が変動表示された後、停止表示され、その結果によって遊技状態が移行又は維持されるゲームを「特別図柄ゲーム」という。
特別図柄表示器33の右側には、普通図柄表示器35が設けられている。普通図柄表示器35は、2つの表示用ランプ(図示せず)で構成されており、これら表示用ランプが交互に点灯・消灯を繰り返すことによって、例えば“○”、“×”等の記号が普通図柄として変動表示される。
表示器ケース37の左右の両側には、特別図柄保留ランプ34a〜34dが設けられている。この特別図柄保留ランプ34a〜34dは、点灯又は消灯によって保留されている特別図柄の変動表示の実行回数(所謂、「保留球数」、「特別図柄に関する保留球数」)を表示する。例えば、特別図柄の変動表示の実行が1回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプ34aが点灯し、特別図柄の変動表示の実行が2回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプ34aの他に特別図柄保留ランプ34bが点灯し、特別図柄の変動表示の実行が3回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプ34a、34bの他に特別図柄保留ランプ34cが点灯し、特別図柄の変動表示の実行が4回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプ34a、34b、34cの他に特別図柄保留ランプ34dが点灯する。
表示器ケース37の下側には、普通図柄保留ランプ50a〜50dが設けられている。この普通図柄保留ランプ50a〜50dは、後述するように、点灯又は消灯によって保留されている普通図柄の変動表示の実行回数(所謂、「保留球数」、「普通図柄に関する保留球数」)を表示する。特別図柄と同様に、普通図柄の変動表示の実行が1回分保留されている場合には、普通図柄保留ランプ50aが点灯する。
遊技盤14上の略中心の液晶表示装置32の周囲には、略円形状の可動部材300が設けられている。可動部材300は、遊技盤14の遊技領域15において遊技盤面の一部を形成している。可動部材300には、複数の遊技釘17と、受入口を有する受入体の一例である一般入賞口320a〜320dと、受入口を有する受入体の一例であるゴンドラ330a〜330dが設けられている。可動部材300は、詳しくは後述するが、遊技盤面に対して水平方向への可動(例えば、可動部材300の真ん中を中心にゆっくりと回動)を行う。このように、可動部材300は、遊技盤の遊技領域において遊技盤面の一部を形成し、遊技球を受け入れる受入口を有する受入体、および遊技球に衝突し転動させる遊技釘が設けられ、遊技盤面に対して水平方向への可動を行う可動部材の一例である。
このように、遊技盤面の一部を形成し、遊技釘と遊技者の狙いの対象となる受入口(例えば一般入賞口320a〜320dやゴンドラ330a〜330dなど)とを有する受入体とが設けられた可動部材300(例えば、遊技盤上の中心に設けられた略円形状の部材)が、遊技盤面に対して水平方向への可動(例えば、可動部材300の真ん中を中心にゆっくりと回動)を行う。このため、可動部材300の可動によって受入体と遊技釘17の位置が移動し、遊技球の転動がより複雑になるため、遊技者が発射ハンドル26などの発射手段によって遊技球を遊技領域に発射させるにあたって、遊技釘17の見方が難しくなり遊技性が高まり、遊技者の興味を喚起することが可能となる。さらに、可動部材300の可動によって受入体と遊技釘17の位置が移動し、その移動に応じて遊技者は発射操作を行うため、発射操作への興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
遊技盤14の略中央の上側には、詳しくは後述するが下方向姿勢矯正手段の一例である障害物55が設けられている。遊技盤14の略中央の左上側には障害物57aが設けられ、遊技盤14の略中央の左上側には障害物57bが設けられている。
遊技盤14の左側に設けられている2つのガイドレール30は、遊技領域15を区画(画定)する外レール30aと、その外レール30aの内側に配設された内レール30bとから構成される。発射された遊技球は、遊技盤14上に設けられたガイドレール30に案内されて、遊技盤14の上部に移動し、複数の遊技釘13、遊技盤14上に設けられた障害物55、57a、57b等との衝突により、その進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって流下する。
始動口25に遊技球が入賞した場合(所定の特別図柄の変動表示開始の一つである。)には、特別図柄表示器33による特別図柄の変動表示が開始される。また、特別図柄の変動表示中に遊技球が始動口25へ入賞した場合には、変動表示中の特別図柄が停止表示されるまで、始動口25への遊技球の入賞に基づく特別図柄の変動表示の実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた特別図柄が停止表示された場合には、保留されていた特別図柄の変動表示が開始される。なお、特別図柄の変動表示の実行が保留される回数、つまり、保留球数には上限が設定されており、例えば、4回(個)を上限として特別図柄の変動表示が保留されてもよい。
また、液晶表示装置32の表示領域32aにおいても、前述した始動口25に遊技球が入賞した場合(所定の演出用の識別情報の変動表示開始の一つである。)には、演出用の識別情報の変動表示が開始される。また、特別図柄に関する変動表示中に遊技球が始動口25へ入賞した場合には、変動表示中の演出用の識別情報が停止表示されるまで、始動口25への遊技球の入賞に基づく演出用の識別情報の変動表示の実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた演出用の識別情報が停止表示された場合には、保留されていた演出用の識別情報の変動表示が開始される。
なお、本実施形態においては、始動口25に遊技球が入賞したこと等を、所定の特別図柄の変動表示開始条件又は所定の演出用の識別情報の変動表示開始条件としたが、これに限らず、別の態様であってもよい。
遊技盤14の略中央の左右両側には通過ゲート54a、54bが設けられ、遊技盤14の略中央の上方に通過ゲート54cが設けられている。この通過ゲート54a、54b、54cには、後述する通過球センサ113、114、115(図12参照)が設けられている。通過球センサ113、114、115は、遊技球が通過ゲート54a、54b、54cを通過したことを検出する。そして、通過球センサ113、114、115によって遊技球の通過が検出されたときには、普通図柄表示器35において普通図柄の変動表示が開始され、所定の時間が経過した後、普通図柄の変動表示が停止する。前述したように、この普通図柄は、“○”、“×”等の記号である。
この普通図柄が所定の図柄、例えば“○”として停止表示されたときには、始動口25の左右の両側に設けられている羽根部材(所謂、普通電動役物)23が閉鎖状態から開放状態となり、始動口25に遊技球が入りやすくなる。また、羽根部材23を開放状態とした後、所定の時間が経過したときには、羽根部材23を閉鎖状態として、始動口25に遊技球が入りにくくなるようにする。以上のように、普通図柄が変動表示された後、停止表示され、その結果によって羽根部材23の開放・閉鎖状態が異なってくるゲームを「普通図柄ゲーム」という。
また、特別図柄の変動表示と同じように、普通図柄の変動表示中において通過ゲート54a、54b、54cを遊技球が通過した場合には、変動表示中の普通図柄が停止表示されるまで、当該通過ゲート54a、54b、54cへの遊技球の通過に基づく普通図柄の変動表示の実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた普通図柄が停止表示された場合には、保留されていた普通図柄の変動表示が開始される。
大入賞口39には、その前面側(前方)に開閉自在なシャッタ40が設けられている。このシャッタ40は、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示され、遊技状態が15R大当り遊技状態に移行された場合は、遊技球を受け入れやすい開放状態となるように駆動される。その結果、大入賞口39は、遊技球を受け入れやすい開放状態(第1の状態)となる。
一方、シャッタ40の背面側(後方)に設けられた大入賞口39には、V・カウントセンサ102(図12参照)を有する特定領域(図示せず)と、カウントセンサ104(図12参照)を有する一般領域(図示せず)とがあり、それらの領域を遊技球が所定個数(例えば10個)通過するか、又は、所定時間(例えば30秒)が経過するまでシャッタ40が開放状態に駆動される。そして、開放状態において大入賞口39への所定数の遊技球の入賞又は所定時間の経過のいずれかの条件が成立すると、シャッタ40は、遊技球を受け入れ難い閉鎖状態になるように駆動される。その結果、大入賞口39は、遊技球を受け入れ難い閉鎖状態となる(第2の状態)。
なお、大入賞口39が遊技球を受け入れやすい状態となっている開放状態(第1の状態)から大入賞口39が遊技球を受け入れ難い状態となっている閉鎖状態(第2の状態)までの遊技をラウンドゲームという。したがって、シャッタ40は、ラウンドゲーム時に開放し、各ラウンドゲーム間では閉鎖することになる。また、ラウンドゲームは、“1”ラウンド、“2”ラウンド等のラウンド数として計数される。例えば、ラウンドゲームの1回目を第1ラウンド、2回目を第2ラウンドと呼称する場合がある。
続いて、開放状態から閉鎖状態(第2の状態)に駆動されたシャッタ40は、開放状態において大入賞口39に受け入れられた遊技球がV・カウントセンサ102(図12参照)を通過したことを条件に、再度開放状態に駆動される。つまり、シャッタ40の開放状態において大入賞口39に受け入れられた遊技球がV・カウントセンサ102(図12参照)を通過したことを条件に、次のラウンドゲームへ継続して進むことができる。なお、第1ラウンドのラウンドゲームから、次のラウンドゲームに継続して進むことができない(最終の)ラウンドゲームが終了するまでの遊技を特別遊技といい、この遊技状態を特別遊技状態(15R大当り遊技状態)という。
特別遊技の実行中において、最初のラウンド数から最もラウンドゲームが継続された場合の最後のラウンドゲームまでのラウンド数(最大継続ラウンド数)は、15ラウンドである。なお、特別遊技の実行中における最大継続ラウンド数は15ラウンドに限定されない。例えば、最大継続ラウンド数は、ラウンド数抽選手段(後述するメインCPU66を含む主制御回路60(図12参照))による抽選により、“1”ラウンドから“15”ラウンドまでの間から選択されるなど、任意のラウンド数であってもよい。
また、始動口25、大入賞口39、可動部材300に設けられた一般入賞口320a〜320dにおける特定領域及び一般領域に遊技球が入賞又は通過したときには、それぞれの入賞口の種類に応じて予め設定されている数の遊技球が上皿20又は下皿22に払い出される。
一方、遊技盤14上の遊技領域外域16には、ラウンド数表示器51が設けられている。ラウンド数表示器51は、少なくとも1つの7セグメントLEDで構成されており、少なくとも1桁の数字図柄(本実施形態の場合、2桁の数字)の表示が可能である。本実施形態では、ラウンド数表示器51は、現在実行されているラウンドゲームが第何ラウンドであるかを示す「ラウンド数」を表示する。
このように、特別遊技の実行中においてラウンド数を表示するラウンド数表示手段を、演出画像を表示する演出表示手段と別に備えるため、ラウンド数を的確に分かりやすく表示することが可能である。
なお、本実施形態において、画像を表示する部分として液晶ディスプレイパネルからなる液晶表示装置32を採用したが、これに限らず、他の態様であってもよく、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)を含むブラウン管、ドットLED、セグメントLED、EL(Electronic Luminescent)、プラズマ等からなるものであってもよい。また、本実施形態においては、液晶表示装置32は、遊技機であるパチンコ遊技機10における遊技盤14の正面略中央に設けられている場合を示したが、遊技者により視認可能な位置であれば何処の位置に液晶表示装置32を設けることとしてもよい。また、本実施形態においては、液晶表示装置32とは別に特別図柄表示器33および普通図柄表示器35を備えるように構成したが、これに限らず、液晶表示装置32に特別図柄及び普通図柄を変動表示させるように構成してもよい。また、変動表示手段として液晶表示装置32を採用したが、これに限らず、別の態様であってもよく、例えば、回転リール、ドラム、ベルト、リーフ等を変動表示手段として採用してもよい。
[可動部材]
図4〜図10を用いて、可動部材300を詳細に説明する。図4は、可動部材を含む遊技境域の斜視図である。図5は、受入体の一例である一般入賞口の説明図である。図6は、受入体の一例である一般入賞口の説明図である。図7は、受入体の一例であるゴンドラの説明図である。図8は、下方向姿勢矯正手段の一例である障害物の説明図である。図9は、下方向姿勢矯正手段の一例である障害物の説明図である。図10は、下方向姿勢矯正手段の一例である障害物の説明図である。図11は、受入体の一例であるゴンドラの説明図である。
図4に示すように、遊技盤14上の略中心の液晶表示装置32の周囲には、略円形状の可動部材300が設けられている。可動部材300は、遊技盤14の遊技領域15において遊技盤面の一部を形成している。可動部材300には、複数の遊技釘17と、受入口を有する受入体の一例である一般入賞口320a〜320dと、受入口を有する受入体の一例である遊技球を収納するゴンドラ330a〜330dが設けられている。
図5に示すように、各一般入賞口320(一般入賞口320a〜320d)は、カバー部322と、カバー部322に連結したハウジング部321と、可動部材300に固定された固定部324とを備える。ハウジング部321の上部には、遊技球を受け入れる入賞開口部323が設けられている。このように、一般入賞口320は、遊技球を受け入れる受入口を有する受入体の一例である。
図6は、ハウジング部321を除去した状態の一般入賞口320の説明図である。図6に示すように、カバー部322は、裏面の略中央部に軸部328が設けられている。軸部328は、固定部324の取付孔部(図示せず)に回動可能に嵌合している。カバー部322は、裏面下部に上方向姿勢矯正手段の一例である錘部325が設けられている。固定部324には、入球した遊技球が通過する入球開口部326が設けられている。
可動部材300が、遊技盤面に対して水平方向への可動(例えば、可動部材300の真ん中を中心にゆっくりと回動するなど)によって一般入賞口320を遊技盤の下方位置から上方位置に移動させる場合、カバー部322とハウジング部321は、錘部325の働きによって、軸部328を中心に入賞開口部323が上方を向くように姿勢を矯正する。このように、錘部325は、可動部材300の可動に伴い受入体を受入口が上方向に向くように姿勢を矯正する上方向姿勢矯正手段の一例である。なお、本実施形態において、上方向姿勢矯正手段の一例として、錘部を記載したが、本発明はこれに限定されず、例えば、案内部、ギア、障害物など、受入口が上方を向くように姿勢を矯正するいかなる上方向姿勢矯正手段であっても良い。
図7に示すように、各ゴンドラ330(ゴンドラ330a〜330d)は、可動部材300と固定される固定部336と、固定部336と回動可能に連結された本体部334とを備える。本体部334は、上部に遊技球18を受け入れるゴンドラ開口部332と、底部に上方向姿勢矯正手段の一例である錘部335とを備える。
可動部材300が、遊技盤面に対して水平方向への可動(例えば、可動部材300の真ん中を中心にゆっくりと回動するなど)によってゴンドラ330を遊技盤の下方位置から上方位置に移動させる場合、ゴンドラ330の本体部334は、底部にある錘部335の働きによって、固定部336を中心として、ゴンドラ開口部332が上方を向くように姿勢を矯正する。このように、ゴンドラ330は、可動部材300の所定位置に設けられ、受入口に入球した遊技球を収納する受容体の一例である。また、このように、錘部335は、可動部材300の可動に伴い受入体を受入口が上方向に向くように姿勢を矯正する上方向姿勢矯正手段の一例である。なお、本実施形態において、上方向姿勢矯正手段の一例として、錘部を記載したが、本発明はこれに限定されず、例えば、案内部、ギア、障害物など、受入口が上方を向くように姿勢を矯正するいかなる上方向姿勢矯正手段であっても良い。
このように、上方向姿勢矯正手段(例えば、錘部325や錘部335など)を有するため、可動部材300の可動に伴い、受入体(例えば、一般入賞口320や、遊技球を収納するゴンドラ330など)を受入口(例えば、入賞開口部323やゴンドラ開口部332)が上方向に向くように姿勢を矯正することが可能になる。このため、可動部材300が可動しても受入体は受入口が上方向に向くように姿勢が矯正された状態で移動し、遊技者が発射手段の発射操作を行うにあたり、受入口を狙いやすく、発射操作に対する遊技者の興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
なお、本実施形態において、一般入賞口が4つ設けられているが、本発明はこれに限定されず、1つ、2つ、3つ、5つ、6つなど、任意の数の一般入賞口を設けても良い。また、本実施形態において、遊技球を収納するゴンドラが4つ設けられているが、本発明はこれに限定されず、1つ、2つ、3つ、5つ、6つなど、任意の数のゴンドラを設けても良い。また、本実施形態において、受入体の一例として、一般入賞口や、ゴンドラが記載されているが、本発明はこれに限定されず、通過ゲートや、始動入賞口、大入賞口など遊技球を受け入れる受入口を有するいかなる受入体であっても良い。
可動部材300(図4参照)は、可動部材300の真ん中を中心にゆっくりと反時計回りに回動する。図8に示すように、遊技球18を収納したゴンドラ330は、可動部材300の可動によって遊技盤14の下方位置から上方位置へ移動させられている。ゴンドラ330は、底部に設けられた錘部335(図7参照)の働きにより、ゴンドラ開口部332が上方に向いている。ゴンドラ330は、可動部材300の回動によって、遊技盤14の液晶表示装置32の上方に設けられた障害物55に接近する。このように、可動部材300は、可動によって受入体を遊技盤の下方位置から上方位置に移動させる可動部材の一例である。
図9に示すように、可動部材300の回動に伴って、さらに、ゴンドラ330は、障害物55に接近し、ゴンドラ330の本体部334の左壁下部が障害物55と接する。さらに、可動部材300の回動に伴って、本体部334の左壁の下部が障害物55と接するゴンドラ330は、固定部336は、可動部材300の回動に伴って、左方向に移動する。一方、障害物55と接する本体部334の左壁下部は、可動部材300の回動に伴って、左方向に移動することが困難である。
図10に示すように、可動部材300の回動に伴って、固定部336が左方向に移動し、さらに、障害物55によって、本体部334のゴンドラ開口部332が下方向に向くように姿勢が矯正される。このように、障害物55は、上方位置において受入体を受入口が下方向に向くように姿勢を矯正する下方向姿勢矯正手段の一例である。
このため、可動部材300の可動により、受入体(例えば、遊技球を格納するゴンドラ330など)は、遊技盤の下方位置から上方位置に移動する。さらに、遊技盤の上方位置において、下方向姿勢矯正手段(例えば、障害物55など)によって、受入体を受入口(例えば、ゴンドラ開口部332など)が下方向に向くように姿勢を矯正するため、受入体に収納された遊技球が遊技領域に排出されて転動し流下する。このため、遊技者が意図しない遊技球の転動によって、遊技球の転動がより複雑になるため、遊技者の興味を喚起することが可能となる。さらに、可動部材300の可動によって、受入体が遊技盤の下方位置から上方位置に移動し、その移動に応じて遊技者は発射操作を行うため、発射操作への興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
遊技盤14に設けられた障害物57a、57bは、可動部材300に設けられた一般入賞口320やゴンドラ330の入賞開口部323やゴンドラ開口部332を、可動部材300の回動に基づく所定のタイミングに応じて開放及び閉鎖する。このように、障害物57a、57bは、遊技盤の所定位置に、可動部材300の可動に応じた所定のタイミングによって、受入体の受入口を開放及び閉鎖する開閉手段の一例である。
このように、可動部材300の可動に応じた所定のタイミングによって、開閉手段(例えば、障害物57a,57bなど)が、受入体の受入口(例えば、ゴンドラ330のゴンドラ開口部332など)を開放及び閉鎖する。このため、可動部材300の可動によって、受入口が開放及び閉鎖するため、所定のタイミングに応じて遊技球が受入体に受け入れられなくなり、遊技球の受入体を狙う発射操作がより困難化するため、発射操作に対する遊技者の興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
図11に示すように、受入体の一例であるゴンドラ430は、可動部材300に回動可能に固定された固定部436と、遊技球を収納する本体部434と、開閉可能な可動底部435、437とを備える。可動底部435、437が、所定のタイミングに応じて開閉動作をする。このため、可動底部435、437が開くことによって、収納された遊技球18が遊技領域15に流下する。このように、ゴンドラ430は、所定のタイミングで受入口に入球し収納した遊技球を放出する放出手段を備えた受入体の一例である。
このように、受入体(例えば、ゴンドラ430など)に収納された遊技球18が遊技領域15に排出されて転動し流下する。このため、遊技者が意図しない遊技球の転動によって、遊技球の転動がより複雑になるため、遊技者の興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
なお、本実施形態において、可動部材300の可動が可動部材300の真ん中を中心にゆっくりと反時計回りに回動すると記載したが、本発明はこれに限定されず、時計回りの回動や、上下運動であっても良い。また、可動部材300の形状は、略円形に限定されず、略三角形や、略四角形、略六角形、略八角形など他の形状であっても良い。
[遊技機の電気的構成]
本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路について図12を用いて説明する。図12は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路を示すブロック図である。
遊技制御手段としての主制御回路60は、図12に示すように、制御手段であるメインCPU66、メインROM(読み出し専用メモリ)68、メインRAM(読み書き可能メモリ)70を備えている。この主制御回路60は、遊技の進行を制御する。
メインCPU66には、メインROM68、メインRAM70等が接続されており、このメインROM68に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。このように、このメインCPU66は、例えば、特別遊技実行手段や抽選手段として機能するなど、後述する各種の手段として機能することとなる。
メインROM68には、メインCPU66によりパチンコ遊技機10の動作を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、乱数抽選によって大当り判定をする際に参照される大当り判定テーブルや、演出を選択する際に参照される演出条件選択テーブル等の各種のテーブル、他のテーブルも記憶されている。
メインRAM70は、メインCPU66の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
また、メインRAM70には、特別図柄記憶領域、普通図柄記憶領域が位置付けられ、種々の情報が記憶されている。
また、この主制御回路60は、所定の周波数のクロックパルスを生成するリセット用クロックパルス発生回路62、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路64、後述する副制御回路200に対してコマンドを供給するためのシリアル通信用IC72を備えている。また、これらのリセット用クロックパルス発生回路62、初期リセット回路64、シリアル通信用IC72は、メインCPU66に接続されている。なお、このリセット用クロックパルス発生回路62は、後述するシステムタイマ割込処理を実行するために、所定の周期(例えば2ミリ秒)毎にクロックパルスを発生する。
また、主制御回路60には、各種の装置が接続されており、例えば、図12に示すように、V・カウントセンサ102、カウントセンサ104、一般入賞球センサ106、108、110、112、通過球センサ113、114、115、始動入賞球センサ116、大入賞口ソレノイド120、シーソーソレノイド122、バックアップクリアスイッチ124が接続されている。
V・カウントセンサ102は、大入賞口39における特定領域に設けられている。このV・カウントセンサ102は、大入賞口39における特定領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
カウントセンサ104は、大入賞口39における特定領域とは異なる一般領域に設けられている。このカウントセンサ104は、大入賞口39における一般領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
一般入賞球センサ106、108、110、112は、一般入賞口320a〜320dにそれぞれ設けられている。この一般入賞球センサ106、108、110、112は、各一般入賞口320a〜320dを遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
通過球センサ113、114、115は、通過ゲート54a、54b、54cにそれぞれ設けられている。この通過球センサ113、114、115は、通過ゲート54a、54b、54cをそれぞれ遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
遊技球検出手段である始動入賞球センサ116は、始動口25に設けられている。始動入賞球センサ116は、始動口25に遊技球が入賞(通過)したことを検出して、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
大入賞口ソレノイド120は、図3に示すシャッタ40に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シャッタ40を駆動させ、大入賞口を開放状態又は閉鎖状態とする。
シーソーソレノイド122は、板形状でシャッタ40内部に設けられているシーソー(図示せず)に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シーソーを変位させ、そのシーソーの傾斜を変更する。このシーソーが傾斜された結果、特定領域を通過しやすくなるように又は一般領域を通過しやすくなるように切り替えることとなる。
バックアップクリアスイッチ124は、パチンコ遊技機10に内蔵されており、電断時等におけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
また、主制御回路60には、払出・発射制御回路126が接続されている。この払出・発射制御回路126には、遊技球の払出を行なう払出装置128、遊技球の発射を行なう発射装置130、カードユニット150が接続されている。
この払出・発射制御回路126は、主制御回路60から供給される賞球制御コマンド、カードユニット150から供給される貸し球制御信号を受け取り、払出装置128に対して所定の信号を送信することにより、払出装置128に遊技球を払い出させる。また、払出・発射制御回路126は、発射装置130に対して発射信号を供給することにより、遊技球を発射させる制御を行なう。
また、発射装置130には、前述した発射ソレノイド、タッチセンサ等の遊技球を発射させるための装置が備えられている。発射ハンドル26が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、発射ソレノイドに対して、回動操作に応じた電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が発射ソレノイドにより遊技盤14に順次発射される。
さらに、主制御回路60には、ランプ74の制御を行なうランプ制御回路76が接続されており、このランプ制御回路76には、ランプ74が接続されている。ランプ制御回路76は、ランプ74に対してランプ(LED)制御信号を供給する。なお、ランプ74には、白熱電球、LED等、具体的には、特別図柄保留ランプ34a〜34d、普通図柄保留ランプ50a〜50d、特別図柄表示器33(7セグメントLED41)、普通図柄表示器35(表示用ランプ)、ラウンド数表示器51(7セグメントLED52)等が含まれる。
一方、シリアル通信用IC72には、副制御回路200が接続されている。この副制御回路200は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに応じて、液晶表示装置32における表示制御、スピーカ46から発生させる音声に関する制御、ランプ74、ランプ132の制御等を行なう。なお、ランプ132には、白熱電球、LED等、具体的には、遊技盤14上を明暗表示する装飾ランプ(図示せず)等が含まれる。副制御回路200には、可動部材駆動部310が接続されている。
なお、本実施形態においては、主制御回路60から副制御回路200に対してコマンドを供給するとともに、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を送信できるように構成しても良い。
副制御回路200は、音発生制御手段としてのサブCPU206、記憶手段としてのプログラムROM208、ワークRAM210、液晶表示装置32における表示制御を行うための表示制御回路250、スピーカ46から発生させる音声に関する制御を行う音声制御回路230、普通図柄保留ランプ50、装飾ランプなどのランプ132の制御を行うランプ制御回路240から構成されている。副制御回路200は、主制御回路60からの指令に応じて遊技の進行に応じた演出を実行する。
サブCPU206には、プログラムROM208、ワークRAM210等が接続されている。サブCPU206は、このプログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。特に、サブCPU206は、後述するように、主制御回路60から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路200の制御を行う。
プログラムROM208には、サブCPU206によりパチンコ遊技機10の遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。具体的なプログラムについては後述する。
また、プログラムROM208には、複数種類の演出パターンが記憶されている。この演出パターンは、特別図柄の変動表示に関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特別遊技の実行中の演出パターンが記憶されている。この特別遊技の実行中の演出パターンは、特別遊技におけるラウンドゲームに関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特定遊技の実行中の演出パターンが記憶されている。この特定遊技の実行中の演出パターンは、特定遊技におけるラウンドゲームに関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特定遊技の予告演出パターンが記憶されている。また、プログラムROM208には、停止表示テーブル群が記憶されている。
なお、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶手段として、主制御回路60ではメインROM68を、副制御回路200ではプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、制御手段を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に、プログラム、テーブル等が記録されていてもよい。もちろん、プログラムROM208の代替としてメインROM68を用いてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、主制御回路60ではメインRAM70、副制御回路200ではワークRAM210等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。例えば、リーチ演出時間を制御するためのタイマ変数、演出パターンを選択するための演出表示選択用乱数カウンタ等、各種の変数等が位置付けられている。
なお、本実施形態においては、メインCPU66の一時記憶領域としてメインRAM70を、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
変動表示制御手段として機能する表示制御回路250は、画像データプロセッサ(以下、VDPと称する)212、各種の画像データを記憶する画像データROM216、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ218、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路220から構成されている。
上述したVDP212は、サブCPU206、画像データROM216、D/Aコンバータ218、初期リセット回路220と接続されている。
このVDP212は、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路等の回路を含み、液晶表示装置32に画像を表示させるための種々の処理を行なうことができる装置である。つまり、VDP212は、液晶表示装置32に対する表示制御を行なう。また、VDP212には、液晶表示装置32の表示領域32aに画像を表示するためのバッファとしての記憶媒体(例えば、ビデオRAM)を備えている。この記憶媒体の所定の記憶領域に画像データを記憶することによって、所定のタイミングで液晶表示装置32の表示領域32aに画像が表示されることとなる。
画像データROM216には、演出用の識別情報を示す演出用識別情報画像データ、背景画像データ、演出画像データ等の各種の画像データが別個に記憶されている。もちろん、関連画像を示す関連画像データも記憶されている。
VDP212は、サブCPU206から供給される画像表示命令に応じて、画像データROM216から、演出用識別情報画像データ、背景画像データ、演出画像データ等、各種の画像データを読み出し、液晶表示装置32に表示させる画像データを生成する。VDP212は、生成した画像データを、後方に位置する画像データから順に重ね合わせてバッファに記憶し、所定のタイミングでD/Aコンバータ218に供給する。このD/Aコンバータ218は、画像データを画像信号として変換し、この画像信号を液晶表示装置32に供給することにより、液晶表示装置32に画像を表示させる。
また、音声制御回路230は、音声に関する制御を行なう音源IC232、各種の音声データを記憶する音声データROM234、音声信号を増幅するための増幅器236(以下、AMPと称する。)から構成されている。
この音源IC232は、サブCPU206、初期リセット回路220、音声データROM234、AMP236と接続されている。この音源IC232は、スピーカ46から発生させる音声の制御を行う。
ランプ制御回路240は、ランプ制御信号を供給するためのドライブ回路242、複数種類のランプ装飾パターン等が記憶されている装飾データROM244から構成されている。このランプ制御回路240は、上述したサブCPU206によって直接制御されるものである。つまり、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、装飾ランプなどの各種のランプ132の制御を行うものである。
サブCPU206は、装飾データROM244に記憶されている複数種類のランプ装飾パターンから一種類のランプ装飾パターンを読み出し、そのランプ装飾パターンに基づいてドライブ回路242に所定の発光信号を供給する。ドライブ回路242は、受け取った所定の発光信号に基づいて、装飾ランプなどのランプ132を点灯、点滅、消灯させる。
可動部材駆動部310は、遊技盤取付部80に設けられている。サブCPU206からの制御信号に基づいて、可動部材駆動部310は、可動部材300を駆動する。例えば、主制御回路60から受信した遊技状態や、大当たり当選の当選確率に伴って、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された可動部材300の可動パターンに基づいて、可動部材駆動部310に制御信号を送信する。受信した制御信号に基づいて、可動部材駆動部310は、可動部材300を駆動する。このように、サブCPU206は、可動部材300を駆動する制御を行う可動部材制御手段の一例である。また、このように、プログラムROM208は、可動部材300の可動パターンを記憶する可動パターン記憶手段の一例である。可動部材300の可動パターンが変化し得るため、多様な可動部材の可動によって受入体と遊技釘の位置が移動し、遊技球の転動がより複雑になるため、遊技者が発射手段によって遊技球を遊技領域に発射させるにあたって、遊技釘の見方が難しくなり遊技性が高まり、遊技者の興味を喚起することが可能となる。さらに、可動部材300の可動によって受入体と遊技釘の位置が移動し、その移動に応じて遊技者は発射操作を行うため、発射操作への興味を喚起することが可能となる。このように、遊技球の転動に対する単調さや発射操作の単調さを解消し、遊技者の興味を喚起することにより興趣性を高める遊技機を提供することができる。
また、本実施形態において、メインCPU66及びメインROM68を含む主制御回路60と、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路200と、を別々に構成したが、これに限らず、別の構成としてもよく、例えば、副制御回路200と主制御回路60とをワンボードに構成してもよい。この場合には、上述したプログラムROM208に記憶されているプログラムをメインROM68に記憶させ、メインCPU66により実行されるように構成してもよい。
また、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路200のみで構成するようにしてもよく、この場合には、上述したメインROM68に記憶されているプログラムをプログラムROM208に記憶させ、サブCPU206により実行されるように構成してもよい。
また、上述した実施形態においては、第1種パチンコ遊技機を例に挙げたが、これに限らず、羽根モノ、ヒコーキモノと称される第2種パチンコ遊技機、権利モノと称される第3種パチンコ遊技機、その他別の態様であってもよい。
また、本実施形態においては、パチンコ遊技機等の遊技機自体に本発明を適用したが、パチスロ遊技機、ゲーム機などに適用してもよい。
また、本実施形態において、ラウンド数表示器51を表示する部分として7セグメントLEDを採用したが、これに限らず、他の態様であってもよく、例えば、液晶ディスプレイパネル、CRT(Cathode Ray Tube)を含むブラウン管、ドットLED、EL(Electronic Luminescent)、プラズマ等からなるものであってもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、主に、遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、遊技者による操作によって、前記遊技盤の前記遊技領域に遊技球を発射させる発射手段と、前記遊技盤の前記遊技領域において遊技盤面の一部を形成し、遊技球を受け入れる受入口を有する受入体、および遊技球に衝突し転動させる遊技釘が設けられ、前記遊技盤面に対して水平方向への可動を行う可動部材とを備えることを特徴とする遊技機であるが、発射手段、可動部材などの具体的構成は、適宜設計変更可能である。
尚、本発明の実施例に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す正面図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における可動部材の概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における一般入賞口を示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機におけるゴンドラを示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機におけるゴンドラを示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機におけるゴンドラを示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機におけるゴンドラを示す説明図である。 本発明の別実施形態のパチンコ遊技機におけるゴンドラを示す説明図である。 本発明の別実施形態のパチンコ遊技機におけるゴンドラを示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において構成される主制御回路及び副制御回路を示すブロック図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機
11 扉部
11 扉
12 本体枠
13 遊技釘
14 遊技盤
15 遊技領域
16 遊技領域外域
17 遊技釘
18 遊技球
19 保護板
20 上皿
22 下皿
23 羽根部材
25 始動口
26 発射ハンドル
30 ガイドレール
32 液晶表示装置
33 特別図柄表示器
35 普通図柄表示器
37 表示器ケース
39 大入賞口
40 シャッタ
46 スピーカ
50 保留ランプ
51 ラウンド数表示器
53 電飾ユニット
55 障害物
60 主制御回路
62 リセット用クロックパルス発生回路
64 初期リセット回路
74 ランプ
76 ランプ制御回路
80 遊技盤取付部
102 V・カウントセンサ
104 カウントセンサ
116 始動入賞球センサ
120 大入賞口ソレノイド
122 シーソーソレノイド
124 バックアップクリアスイッチ
126 払出・発射制御回路
128 払出装置
130 発射装置
132 ランプ
150 カードユニット
200 副制御回路
218 D/Aコンバータ
220 初期リセット回路
230 音声制御回路
236 増幅器
240 ランプ制御回路
242 ドライブ回路
250 表示制御回路
300 可動部材
310 可動部材駆動部
320 一般入賞口
321 ハウジング部
322 カバー部
323 入賞開口部
324 固定部
325 錘部
326 入球開口部
328 軸部
330 ゴンドラ
332 ゴンドラ開口部
334 本体部
335 錘部
336 固定部
430 ゴンドラ
434 本体部
436 固定部

Claims (4)

  1. 遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、
    遊技者による操作によって、前記遊技盤の前記遊技領域に遊技球を発射させる発射手段と、
    前記遊技盤の前記遊技領域において遊技盤面の一部を形成し、遊技球を受け入れる受入口を有する受入体、および遊技球に衝突し転動させる遊技釘が設けられ、前記遊技盤面に対して水平方向への可動を行う可動部材とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記可動部材の可動に伴い前記受入体を前記受入口が上方向に向くように姿勢を矯正する上方向姿勢矯正手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記受入体は、前記可動部材の所定位置に設けられ、前記受入口に入球した遊技球を収納し、
    前記可動部材は、可動によって前記受入体を遊技盤の下方位置から上方位置に移動させる一方、
    前記上方位置において前記受入体を前記受入口が下方向に向くように姿勢を矯正する下方向姿勢矯正手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技盤の所定位置に、前記可動部材の可動に応じた所定のタイミングによって、前記受入体の前記受入口を開放及び閉鎖する開閉手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の遊技機。
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