JP2007111136A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機10は、遊技球が転動する遊技領域15を有する遊技盤14と、遊技盤14の遊技領域15における所定領域に対向配置された透明板500とを備え、遊技盤14と透明板500との間に、少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第1の空間510を形成し、透明板500の前方に、少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第2の空間520を形成し、遊技盤14の遊技領域15における第1の空間510及び第2の空間520の上方には、遊技盤14の前方方向に少なくとも2つの遊技球が同時に通過可能な幅を有する第3の空間が形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、パチンコ遊技装置、パチスロ遊技装置、スロットマシン等の遊技機に関する。
従来のパチンコ機では、遊技盤に発射された遊技球が、遊技盤に設けられた障害釘、風車など各種遊技部材に接触して転動しつつ流下し、遊技球が所定の入賞領域(役物など)を通過すると所定数の入賞球が払い出される。遊技者は、遊技中において、遊技盤を流下する遊技球の転動状況を見ながら、所定の入賞領域を遊技球が通過するようにハンドルを操作することになる。
このようなパチンコ機では、遊技球が遊技盤の盤面に沿って左右上下方向に転動する二次元的な動きのみであり、遊技球の動きとしては非常に単純なものが多い。そこで、遊技球の流下方向に変化を与えることが可能な遊技機の提供が必要とされている。
このため、遊技球が、左右上下方向の他に、前後方向(遊技盤の盤面に対して略直角方向)に動くようにして、遊技球の流下方向に変化を与えることを可能にした遊技機が提案されている(特許文献1参照)。この遊技機は、遊技盤として、第1の盤面の前面に遊技球が流下できる空間を介して透視可能な第2の盤面を設けることにより、2面の盤面での遊技球の流下状況を同時に見ることを可能にしたものである。
特開平11−26730号公報
しかしながら、上記の遊技機では、遊技球が、一方の盤面における特別入賞装置など入球口を介して他方の盤面に移動することになる。このため、この遊技機では、遊技球の立体的な動きは入球口への入球時のみであり、遊技者に遊技球の立体的な動きを楽しませるほどではない。
このため、遊技球に前後方向の動きを持たせた遊技機において、遊技球の流下方向に新たな変化を与えることにより、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機の提供が求められている。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤の前記遊技領域における所定領域に対向配置された透明板とを備えた遊技機であって、前記遊技盤と前記透明板との間に、少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第1の空間を形成し、前記透明板の前方に、少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第2の空間を形成し、前記遊技盤の前記遊技領域における前記第1の空間及び前記第2の空間の上方には、前記遊技盤の前方方向に少なくとも2つの遊技球が同時に通過可能な幅を有する第3の空間が形成されていることを特徴とする遊技機。
(1)の発明によれば、第1の空間及び第2の空間の上方に位置する第3の空間内における遊技球の転動によって、遊技球が第1の空間を通過するかあるいは第2の空間を通過するかが決定される。このため、遊技者が予測できない複雑かつ多様な軌道で遊技球を流下させることが可能になる。このように、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
(2) (1)の遊技機であって、前記第1の空間もしくは前記第2の空間の上方に、前記第3の空間から前記第1の空間又は前記第2の空間へと侵入する遊技球を遮断する遮断部材を設けたことを特徴とする遊技機。
(2)の発明によれば、(1)の発明に加えて、第1の空間もしくは第2の空間の上方にある遮断部材が遊技球の第1の空間又は第2の空間への侵入を遮断するため、遊技球の流下軌道をさらに複雑にすることができる。このため、遊技者は、転動する遊技球の軌道を予想することがより難しくなり、遊技球の立体的な動きをより注視することになる。このように、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
(3) (2)の遊技機であって、の複数の遊技状態による遊技を実行する制御手段と、前記遊技状態を判定する遊技状態判定手段と、前記遮断部材を前記遊技盤上に出没させる出没手段と、前記遊技状態の変化に応じて、前記遮断部材を、前記出没手段によって出没させる制御を行う出没制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
(3)の発明によれば、(2)の発明に加えて、遊技状態(例えば、所謂確変状態など)に応じて遮断部材が遊技盤上に出没することにより、第1の空間又は前記第2の空間において、遊技球が侵入しやすい状況と遊技球が侵入し難い状況とが切り替わるために、遊技球の流下軌道をさらに複雑にすることができる。このため、遮断部材の移動によって、転動する遊技球の軌道を予想することがより難しくなり、遊技者は遊技球の立体的な動きをより注視することになる。このように、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明によれば、第1の空間及び第2の空間の上方に位置する第3の空間内における遊技球の転動によって、遊技球が第1の空間を通過するかあるいは第2の空間を通過するかが決定されるため、遊技者が予測できない複雑かつ多様な軌道で遊技球を流下させることが可能になり、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下において説明する実施形態においては、本発明に係る遊技機に好適な実施形態として本発明を第1種パチンコ遊技機(「デジパチ」とも称される)に適用した場合を示す。
[遊技機の構成]
遊技機の概観について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す斜視図である。また、図2は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す分解斜視図である。なお、本実施形態を説明するための便宜上、遊技機を構成する各部材において遊技者側を向く面を前面、反対側の面を後面と称することにする。同様に、遊技者側を向く方向を前方、その反対方向を後方と称することにする。
図1及び図2に示すように、パチンコ遊技機10は、前面に遊技盤取付部80が形成された本体枠12と、その本体枠12における遊技盤取付部80の内部に配設される各種の部品と、本体枠12の前方に開閉自在に軸着された扉11とから構成されている。この扉11は、図1に示すように、遊技盤取付部80を前面から閉鎖するためのものであり、通常閉鎖した状態で遊技が行われる。また、本体枠12の前面には、上皿20、下皿22、発射ハンドル26、等が配設されている。扉11には、透過性を有する保護板19が配設されている。
本体枠12の遊技盤取付部80内部には、後述するように、画像を表示する表示手段としての液晶表示装置32が略中央に配設されており、液晶表示装置32の上方の両側部に遮断部材300を往復動させる遮断部材駆動部310が設けられている。さらに、遊技盤取付部80内部には、液晶表示装置32及び遮断部材駆動部310をカバーするように遊技盤14等が配設されている。なお、遊技盤14、液晶表示装置32以外の各種の部品(図示せず)については、理解を容易にするために説明を省略する。
遊技盤14は、その前面側に、発射された遊技球が転動可能な遊技領域15を有している。この遊技領域15は、ガイドレール30(具体的には後述の図3に示す外レール30a)に囲まれ、遊技球が転動可能な領域である。また、遊技盤14における遊技領域15には複数の遊技釘13が打ちこまれている。また、遊技盤14上において外レール30aの右上部端付近に、ラウンド数表示器51(図3参照)が設けられている。また、液晶表示装置32に対向する遊技盤14の中央部には、透過性を有する板形状の樹脂部材14a(透過性を有する部材)が設けられている。さらに、遮断部材300に対向する遊技盤14における樹脂部材14aの上方の両側部には、遮断部材300を盤面から出没するための孔部14bが設けられている。また、樹脂部材14aの前方には2枚の長方形の透明板500が上下に並設されており、透明板500の長手方向の両端部は支持体550によって支持されている。ここで、支持体550は遊技領域15内における樹脂部材14aの両側部に設置され、遊技盤14の盤面と透明板500の後面との間に1個の遊技球が通過可能な程度の空間(第1の空間(図4参照))を形成するように、透明板500が遊技盤14前面に配置される。なお、樹脂部材14aとして使用する透過性を有する部材としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂など各種の材質が該当する。このように、遊技盤14は、遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤の一例である。また、透明板500は、遊技盤14の遊技領域15における所定領域に対向配置された透明板の一例である。
液晶表示装置32は、遊技に関する画像の表示を可能とする表示領域32aを有している。この液晶表示装置32における表示領域32aには、演出用の識別情報画像、演出用の演出画像、装飾用の装飾画像等、各種の画像が表示される。このように、表示領域32aは、液晶表示手段の一例である。
扉11には、詳しくは後述する電飾ユニット53(図3参照)やスピーカ46(図3参照)が設けられている。
図1及び図2を用いたパチンコ遊技機10の概観の説明を続ける。発射ハンドル26は本体枠12に対して回動自在に設けられている。また、発射ハンドル26の裏側には、駆動装置である発射ソレノイド(図示せず)が設けられている。さらに、発射ハンドル26の周縁部には、タッチセンサ(図示せず)が設けられている。このタッチセンサが遊技者により触接されたときには、遊技者により発射ハンドル26が握持されたと検知される。発射ハンドル26が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、発射ソレノイドに電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤14に順次発射され、遊技が進められる。
また、液晶表示装置32の表示領域32aでは、特別図柄表示器33において表示される特別図柄と関連する演出画像が表示される。
詳しくは後述するが、例えば、特別図柄表示器33(図3参照)で表示される特別図柄の変動表示中においては、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて、複数の図柄列(本実施形態においては3列)毎に数字や記号等からなる図柄(演出用の識別情報でもある。例えば、“0”から“9”までの数字)が変動表示される。また、特別図柄表示器33(図3参照)において変動表示されていた特別図柄が停止表示されるとともに、液晶表示装置32の表示領域32aにおける演出用の識別情報が停止表示される。
また、特別図柄表示器33(図3参照)において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示された場合には、大当りであることを遊技者に把握させる演出画像が液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される。具体的には、特別図柄表示器33(図3参照)において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示された場合には、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される演出用の識別情報の組合せが特定の表示態様(例えば、複数の図柄列のそれぞれに“1”から“9”のいずれかが全て揃った状態で停止表示される態様)となる。
この演出用の識別情報の組合せとして、特定の数字図柄(例えば、“奇数”の数字図柄)が全て揃った状態で停止表示された場合は、通常遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R大当り遊技状態(特別遊技状態)に遊技状態が移行する。また、大当り遊技状態の終了後は、大当り遊技状態に移行する確率が通常より高い確変状態(特別モード)に移行する。
特定の数字図柄(例えば、“偶数”の数字図柄)が全て揃った状態で停止表示された場合は、通常遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R大当り遊技状態(特別遊技状態)に遊技状態が移行する。ただし、大当り遊技状態の終了後は、大当り遊技状態に移行する確率が通常より高い確変状態(特別モード)には移行しない。
このように、液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される演出用の識別情報の組合せが特定の表示態様となった場合には、さらに、「大当り!!」などの文字画像とともに、喜んでいるキャラクタ画像が液晶表示装置32の表示領域32aにおいて表示される。
次に、図3を用いて、パチンコ遊技機10の概観を詳細に説明する。図3は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す正面図である。図3を用いたパチンコ遊技機10の概観の説明では、図1及び図2を用いたパチンコ遊技機10の概観の説明と重複する部分を省略する。
図3に示すように、遊技釘13、2つのガイドレール30(30a及び30b)、障害物57、通過ゲート54a、54b、54c、54d、始動口25、シャッタ40、大入賞口39、ラウンド数表示器51、遮断部材300が設けられている。なお、扉11の上部に、特別図柄表示器33、普通図柄表示器35等の電飾ユニット53が設けられている。
扉11の上部に設けられた電飾ユニット53は、特別図柄表示器33及び普通図柄表示器35を収納する表示器ケース37、特別図柄保留ランプ34a、34b、34c、34dならびに普通図柄保留ランプ50a、50b、50c、50d(図3参照)で構成されている。表示器ケース37(図3参照)の前面側は、視認向上を目的として、透明レンズ(図示せず)で覆われている。
特別図柄表示器33は、複数の7セグメントLED41で構成されている。この7セグメントLED41は、所定の特別図柄の変動表示開始条件の成立により、点灯・消灯を繰り返す。7セグメントLED41の点灯・消灯によって、“0”から“9”までの10個の数字図柄が、特別図柄(識別情報ともいう)として変動表示される。この特別図柄として、特定の数字図柄(例えば、“7”の数字図柄)が停止表示された場合は、通常遊技状態から遊技者に有利なラウンドゲームを最大15回継続して行われる15R大当り遊技状態(特別遊技状態)に遊技状態が移行する。また、大当り遊技状態の終了後は、大当り遊技状態に移行する確率が通常より高い確変状態(特別モード)に移行する。
15R大当り遊技状態(特別遊技状態)となった場合には、シャッタ40が開放状態に制御され、大入賞口39に遊技球が受け入れ可能な状態となる。
一方、特別図柄として、特定の数字図柄以外の数字図柄(例えば、“3”、“5”、又は“7”以外の数字図柄)が停止表示された場合は、通常遊技状態が維持される。以上のように、特別図柄が変動表示された後、停止表示され、その結果によって遊技状態が移行又は維持されるゲームを「特別図柄ゲーム」という。
特別図柄表示器33の右側には、普通図柄表示器35が設けられている。普通図柄表示器35は、2つの表示用ランプ(図示せず)で構成されており、これら表示用ランプが交互に点灯・消灯を繰り返すことによって、例えば“○”、“×”等の記号が普通図柄として変動表示される。
表示器ケース37の左右の両側には、特別図柄保留ランプ34a〜34dが設けられている。この特別図柄保留ランプ34a〜34dは、点灯又は消灯によって保留されている特別図柄の変動表示の実行回数(所謂、「保留球数」、「特別図柄に関する保留球数」)を表示する。例えば、特別図柄の変動表示の実行が1回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプ34aが点灯し、特別図柄の変動表示の実行が2回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプ34aの他に特別図柄保留ランプ34bが点灯し、特別図柄の変動表示の実行が3回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプ34a、34bの他に特別図柄保留ランプ34cが点灯し、特別図柄の変動表示の実行が4回分保留されている場合には、特別図柄保留ランプ34a、34b、34cの他に特別図柄保留ランプ34dが点灯する。
表示器ケース37の下側には、普通図柄保留ランプ50a〜50dが設けられている。この普通図柄保留ランプ50a〜50dは、後述するように、点灯又は消灯によって保留されている普通図柄の変動表示の実行回数(所謂、「保留球数」、「普通図柄に関する保留球数」)を表示する。特別図柄と同様に、普通図柄の変動表示の実行が1回分保留されている場合には、普通図柄保留ランプ50aが点灯する。
遊技盤14の左側に設けられている2つのガイドレール30は、遊技領域15を区画(画定)する外レール30aと、その外レール30aの内側に配設された内レール30bとから構成される。発射された遊技球は、遊技盤14上に設けられたガイドレール30に案内されて、遊技盤14の上部に移動し、複数の遊技釘13、遊技盤14上に設けられた障害物等との衝突により、その進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって流下する。
始動口25に遊技球が入賞した場合(所定の特別図柄の変動表示開始の一つである。)には、特別図柄表示器33による特別図柄の変動表示が開始される。また、特別図柄の変動表示中に遊技球が始動口25へ入賞した場合には、変動表示中の特別図柄が停止表示されるまで、始動口25への遊技球の入賞に基づく特別図柄の変動表示の実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた特別図柄が停止表示された場合には、保留されていた特別図柄の変動表示が開始される。なお、特別図柄の変動表示の実行が保留される回数、つまり、保留球数には上限が設定されており、例えば、4回(個)を上限として特別図柄の変動表示が保留されてもよい。
また、液晶表示装置32の表示領域32aにおいても、前述した始動口25に遊技球が入賞した場合(所定の演出用の識別情報の変動表示開始の一つである。)には、演出用の識別情報の変動表示が開始される。また、特別図柄に関する変動表示中に遊技球が始動口25へ入賞した場合には、変動表示中の演出用の識別情報が停止表示されるまで、始動口25への遊技球の入賞に基づく演出用の識別情報の変動表示の実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた演出用の識別情報が停止表示された場合には、保留されていた演出用の識別情報の変動表示が開始される。
なお、本実施形態においては、始動口25に遊技球が入賞したこと等を、所定の特別図柄の変動表示開始条件又は所定の演出用の識別情報の変動表示開始条件としたが、これに限らず、別の態様であってもよい。
通過ゲート54a、54bには、後述する通過球センサ113、114(図6参照)が設けられている。通過球センサ113、114は、遊技球が通過ゲート54a、54bを通過したことを検出する。そして、通過球センサ113、114によって遊技球の通過が検出されたときには、普通図柄表示器35において普通図柄の変動表示が開始され、所定の時間が経過した後、普通図柄の変動表示が停止する。前述したように、この普通図柄は、“○”、“×”等の記号である。
この普通図柄が所定の図柄、例えば“○”として停止表示されたときには、始動口25の左右の両側に設けられている羽根部材(所謂、普通電動役物)23(図5参照)が閉鎖状態から開放状態となり、始動口25に遊技球が入りやすくなる。また、羽根部材23(図5参照)を開放状態とした後、所定の時間が経過したときには、羽根部材23(図5参照)を閉鎖状態として、始動口25に遊技球が入りにくくなるようにする。以上のように、普通図柄が変動表示された後、停止表示され、その結果によって羽根部材23(図5参照)の開放・閉鎖状態が異なってくるゲームを「普通図柄ゲーム」という。
また、特別図柄の変動表示と同じように、普通図柄の変動表示中において通過ゲート54a、54bを遊技球が通過した場合には、変動表示中の普通図柄が停止表示されるまで、当該通過ゲート54a、54bへの遊技球の通過に基づく普通図柄の変動表示の実行(開始)が保留される。その後、変動表示していた普通図柄が停止表示された場合には、保留されていた普通図柄の変動表示が開始される。
大入賞口39には、その前面側(前方)に開閉自在なシャッタ40が設けられている。このシャッタ40は、特別図柄表示器33において特別図柄として特定の数字図柄が停止表示され、遊技状態が15R大当り遊技状態に移行された場合は、遊技球を受け入れやすい開放状態となるように駆動される。その結果、大入賞口39は、遊技球を受け入れやすい開放状態(第1の状態)となる。
一方、シャッタ40の背面側(後方)に設けられた大入賞口39には、V・カウントセンサ102(図6参照)を有する特定領域(図示せず)と、カウントセンサ104(図6参照)を有する一般領域(図示せず)とがあり、それらの領域を遊技球が所定個数(例えば10個)通過するか、又は、所定時間(例えば30秒)が経過するまでシャッタ40が開放状態に駆動される。そして、開放状態において大入賞口39への所定数の遊技球の入賞又は所定時間の経過のいずれかの条件が成立すると、シャッタ40は、遊技球を受け入れ難い閉鎖状態になるように駆動される。その結果、大入賞口39は、遊技球を受け入れ難い閉鎖状態となる(第2の状態)。
なお、大入賞口39が遊技球を受け入れやすい状態となっている開放状態(第1の状態)から大入賞口39が遊技球を受け入れ難い状態となっている閉鎖状態(第2の状態)までの遊技をラウンドゲームという。したがって、シャッタ40は、ラウンドゲーム時に開放し、各ラウンドゲーム間では閉鎖することになる。また、ラウンドゲームは、“1”ラウンド、“2”ラウンド等のラウンド数として計数される。例えば、ラウンドゲームの1回目を第1ラウンド、2回目を第2ラウンドと呼称する場合がある。
続いて、開放状態から閉鎖状態(第2の状態)に駆動されたシャッタ40は、開放状態において大入賞口39に受け入れられた遊技球がV・カウントセンサ102(図6参照)を通過したことを条件に、再度開放状態に駆動される。つまり、シャッタ40の開放状態において大入賞口39に受け入れられた遊技球がV・カウントセンサ102(図6参照)を通過したことを条件に、次のラウンドゲームへ継続して進むことができる。なお、第1ラウンドのラウンドゲームから、次のラウンドゲームに継続して進むことができない(最終の)ラウンドゲームが終了するまでの遊技を特別遊技といい、この遊技状態を特別遊技状態(15R大当り遊技状態)という。
特別遊技の実行中において、最初のラウンド数から最もラウンドゲームが継続された場合の最後のラウンドゲームまでのラウンド数(最大継続ラウンド数)は、15ラウンドである。なお、特別遊技の実行中における最大継続ラウンド数は15ラウンドに限定されない。例えば、最大継続ラウンド数は、ラウンド数抽選手段(後述するメインCPU66を含む主制御回路60(図6参照))による抽選により、“1”ラウンドから“15”ラウンドまでの間から選択されるなど、任意のラウンド数であってもよい。
また、始動口25、大入賞口39、入賞口56a、56bに遊技球が入賞又は通過したときには、それぞれの入賞口の種類に応じて予め設定されている数の遊技球が上皿20又は下皿22に払い出される。
一方、遊技盤14上の遊技領域外域16には、ラウンド数表示器51が設けられている。ラウンド数表示器51は、少なくとも1つの7セグメントLEDで構成されており、少なくとも1桁の数字図柄(本実施形態の場合、2桁の数字)の表示が可能である。本実施形態では、ラウンド数表示器51は、現在実行されているラウンドゲームが第何ラウンドであるかを示す「ラウンド数」を表示する。
このように、特別遊技の実行中においてラウンド数を表示するラウンド数表示手段を、演出画像を表示する演出表示手段と別に備えるため、ラウンド数を的確に分かりやすく表示することが可能である。
なお、本実施形態において、画像を表示する部分として液晶ディスプレイパネルからなる液晶表示装置32を採用したが、これに限らず、他の態様であってもよく、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)を含むブラウン管、ドットLED、セグメントLED、EL(Electronic Luminescent)、プラズマ等からなるものであってもよい。また、本実施形態においては、液晶表示装置32は、遊技機であるパチンコ遊技機10における遊技盤14の正面略中央に設けられている場合を示したが、遊技者により視認可能な位置であれば何処の位置に液晶表示装置32を設けることとしてもよい。また、本実施形態においては、液晶表示装置32とは別に特別図柄表示器33及び普通図柄表示器35を備えるように構成したが、これに限らず、液晶表示装置32に特別図柄及び普通図柄を変動表示させるように構成してもよい。また、変動表示手段として液晶表示装置32を採用したが、これに限らず、別の態様であってもよく、例えば、回転リール、ドラム、ベルト、リーフ等を変動表示手段として採用してもよい。
[遊技盤]
図4は本実施形態の要部を示す側部の断面図である。保護板19は、扉11が閉鎖された状態で遊技盤14及び透明板500に対向するように配設されている。ここで、保護板19は、透明板500から保護板19の後面までの間に遊技球が通過可能な空間(第2の空間)が形成されるように配置される。なお、遊技盤14の盤面から保護板19の後面までの幅が、遊技球の直径の2倍に後述する透明板500の厚さを加算した程度の大きさに設定される。このため、透明板500の前後及び上下に空間が形成される。
すなわち、遊技盤14の盤面と透明板500の後面との間に少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第1の空間510が形成される。同様に、透明板500前面と保護板19の後面との間に少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第2の空間520が形成される。さらに、透明板500の上部、すなわち第1の空間510及び第2の空間520の上方において、遊技盤14の盤面から保護板19の後面までの間に少なくとも2つの遊技球が同時に通過可能な幅を有する第3の空間530が形成される。同様に、透明板500の下部には第4の空間540が形成される。
図5は本実施形態のパチンコ遊技機10に備えた遊技盤14の概略を示す斜視図である。通過ゲート54c、54dは、図5に示すように、2つの筒体を一体化したものであり、遊技盤14の盤面における液晶表示装置32の上部でかつ透明板500の上辺近傍に設置されている。また、通過ゲート54cと通過ゲート54dの上部開口は第3の空間530内に配置され、通過ゲート54cの下部開口は第1の空間510に対向し、通過ゲート54bの下部開口部は第2の空間520に対向している。なお、通過ゲート54cと通過ゲート54dの下部の開口における境界部分は透明板500の端面に対向している。
遊技釘13は、2種類使用されており、遊技盤14の盤面の遊技領域15内において、透明板500が対向している領域には短い遊技釘が植設され、透明板500が対向している領域以外の領域には長い遊技釘が植設されている。ここで、長い遊技釘の先端部は保護板19の後面近傍に位置し、短い遊技釘の先端部は透明板500の後面近傍に位置する。本実施形態においては、2つの透明板500が所定の間隔を空けて設置されており、遊技盤14の盤面における2つの透明板500の間に領域に対向する部位には長い遊技釘が植設されている。
第1の空間510内には入賞口56a、56bが設けられている。また、第4の空間540において、樹脂部材14aの下方に始動口25が設けられ、始動口25の両側部に通過ゲート54a、54bが設置されている。始動口25及び通過ゲート54a、54bは、第1の空間510及び第2の空間520を流下した遊技球が入球できるように、入賞口56a、56bよりも前後方向に長尺に構成されている。このように、本実施形態は、遊技球が第1の空間510を通過した方が有利なように遊技盤14の盤面に各種の部材が配置されている。
遊技盤14の孔部14b、14b(図2参照)に遮断部材300が遊嵌されており、遮断部材300が遮断部材駆動部310によって駆動されることにより、孔部14b、14bから遊技盤14の盤面に対して略直角方向に遮断部材300が出没する。そして、通過ゲート54cの両側に形成されている第3の空間530から第1の空間510への入り口が遮断部材300によって開閉される。本実施形態においては、詳細は後述するが、遊技状態に応じて(例えば、確変中か否か)遮断部材300が開閉するようにサブCPU206(図6参照)によって遮断部材駆動部310が制御される。例えば、確変中においては、遮断部材300による第1の空間510への入り口の遮断時間を短くし、確変ではない通常遊技中においては、遮断部材300による第1の空間510への入り口の遮断時間を長くする。これにより、確変中においては、入賞、払い戻しの機会が増えるために、遊技球の減り具合を気にすることなく遊技することが可能になり、安心して遊技を継続することができる。また、通常遊技中においては、入賞の可能性が高い第1の空間510への進入を遊技者は期待することから、第1の空間510への入り口の遮断時間を長くすることにより、遮断部材300をより注視するようになり、上下、前後、左右方向の立体的な遊技球の転動を楽しませることが可能になる。このように、遮断部材300は、第1の空間510もしくは第2の空間520の上方に、第3の空間530から第1の空間510又は第2の空間520へと侵入する遊技球を遮断する遮断部材の一例である。また、遮断部材駆動部310は、遮断部材300を遊技盤14上に出没させる出没手段の一例である。また、サブCPU206は、遊技状態の変化に応じて、遮断部材300を、出没手段(例えば、遮断部材駆動部310(図2、図6参照)など)によって出没させる制御を行う出没制御手段の一例である。
発射ハンドル26の操作によって遊技球を発射した場合、遊技球は、まず、第3の空間530を転動し、遊技釘13や障害物等との衝突により、その進行方向を変えながら下方の第1の空間510又は第2の空間520のいずれかに向かって流下する。すなわち、通過ゲート54cを通過した遊技球や、遮断部材300が入り口を開放しているときに、当該入り口に進入した遊技球は第1の空間510を通過し、それ以外の遊技球、例えば、通過ゲート54dを通過した遊技球や、遮断部材300によって第1の空間510への進入が遮断された遊技球、さらには第3の空間530における転動によって保護板19側に移動した遊技球は第2の空間520を通過する。
第1の空間510において入賞口56a、56bに入球しなかった遊技球、及び第2の空間520を通過した遊技球は、第4の空間540にて合流する。第4の空間540において始動口25に入球しなかった遊技球は、遊技盤14における遊技領域15の最下部に形成した孔部(図示せず)を介して遊技盤14の外部に送られる。
また、遊技釘13の調整によって、第3の空間530から第1の空間510に移動しやすくしたり、あるいは第2の空間520に移動しやすくしたりすることが可能であり、また、2枚の透明板500の間に設けられた遊技釘13の調整によって、第1の空間510から第2の空間520あるいは第2の空間520から第1の空間510へといった前後方向に遊技球を移動しやすくすることが可能になる。
このように本実施形態によれば、第1の空間510及び第2の空間520の上方に位置する第3の空間内における遊技球の転動によって、遊技球が第1の空間510を通過するかあるいは第2の空間520を通過するかが決定される。このため、遊技者が予測できない複雑かつ多様な軌道で遊技球を流下させることが可能になる。このように、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本実施形態によれば、第1の空間510もしくは第2の空間520の上方にある遮断部材が遊技球の第1の空間510又は第2の空間520への侵入を遮断するため、遊技球の流下軌道をさらに複雑にすることができる。このため、遊技者は、転動する遊技球の軌道を予想することがより難しくなり、遊技球の立体的な動きをより注視することになる。このように、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本実施形態によれば、遊技状態(例えば、所謂確変状態など)に応じて遮断部材が遊技盤上に出没することにより、第1の空間510又は前記第2の空間520において、遊技球が侵入しやすい状況と遊技球が侵入し難い状況とが切り替わるために、遊技球の流下軌道をさらに複雑にすることができる。このため、遮断部材の移動によって、転動する遊技球の軌道を予想することがより難しくなり、遊技者は遊技球の立体的な動きをより注視することになる。このように、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
なお、本実施形態によれば、遮断部材300を遊技状態に応じて(例えば、確変中か否か)遮断部材300が開閉するように構成したが、本発明はそれに限るものではない。例えば、遮断部材300を、遮断部材駆動部310によって周期的に往復移動させることによって、第1の空間510への入り口を開閉させてもよい。さらには、例えば、遮断部材300の先端部を保護板19の後面近傍まで突出するように構成し、保護板19の一部に孔部を形成する。そして、遮断部材300の先端部を保護板19の後面近傍まで突出させた場合には、当該孔部によって第1の空間510への入り口を開放し、遮断部材300の先端部を透明板500の上部まで突出させた場合には、第2の空間520を開放し、遮断部材300全体を孔部14bに戻した場合には第1、第2の空間520を開放する、といった動作が可能になる。これにより、転動する遊技球の軌道を予想することがより難しくなり、遊技者は遊技球の立体的な動きをより注視することになる。このように、遊技球の立体的な動きをより楽しませることが可能になる。
また、本実施形態においては、透明板500は長方形であるが、本発明はこれに限定されず、正方形、円形、リング形あるいはこれらの組合わせ形状など他の形状であってもよい。
また、本実施形態においては、前後方向に遊技球が移動するため、特に、遊技球が保護板19に衝突する際に、保護板19が受ける衝撃が大きくなる可能性がある。そのため、保護板19を補強するとともに、万一保護板19が破損した場合に保護板19の破片が散乱しないように、保護板19の後面に透明な保護膜を貼着してもよい。
[遊技機の電気的構成]
本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路について図6を用いて説明する。図6は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路を示すブロック図である。
遊技制御手段としての主制御回路60は、図6に示すように、制御手段であるメインCPU66、メインROM(読み出し専用メモリ)68、メインRAM(読み書き可能メモリ)70を備えている。この主制御回路60は、遊技の進行を制御する。
メインCPU66には、メインROM68、メインRAM70等が接続されており、このメインROM68に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。このように、このメインCPU66は、例えば、遊技結果が、確変大当り、通常大当り、はずれのいずれであるかを抽選によって決定する抽選手段や、大当り抽選の場合に特別遊技を実行させる特別遊技実行手段や、抽選手段として機能するなど、後述する各種の手段として機能することとなる。このように、メインCPU66は、複数の遊技状態による遊技を実行する制御手段の一例である。
メインROM68には、メインCPU66によりパチンコ遊技機10の動作を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、乱数抽選によって大当り判定をする際に参照される大当り判定テーブルや、演出を選択する際に参照される演出条件選択テーブル等の各種のテーブル、他のテーブルも記憶されている。
メインRAM70は、メインCPU66の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
また、メインRAM70には、特別図柄記憶領域、普通図柄記憶領域が位置付けられ、種々の情報が記憶されている。
また、この主制御回路60は、所定の周波数のクロックパルスを生成するリセット用クロックパルス発生回路62、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路64、後述する副制御回路200に対してコマンドを供給するためのシリアル通信用IC72を備えている。また、これらのリセット用クロックパルス発生回路62、初期リセット回路64、シリアル通信用IC72は、メインCPU66に接続されている。なお、このリセット用クロックパルス発生回路62は、後述するシステムタイマ割込処理を実行するために、所定の周期(例えば2ミリ秒)毎にクロックパルスを発生する。
また、主制御回路60には、各種の装置が接続されており、例えば、図6に示すように、V・カウントセンサ102、カウントセンサ104、一般入賞球センサ106、108、110、112、通過球センサ113、114、115、始動入賞球センサ116、大入賞口ソレノイド120、シーソーソレノイド122、バックアップクリアスイッチ124が接続されている。
V・カウントセンサ102は、大入賞口39における特定領域に設けられている。このV・カウントセンサ102は、大入賞口39における特定領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
カウントセンサ104は、大入賞口39における特定領域とは異なる一般領域に設けられている。このカウントセンサ104は、大入賞口39における一般領域を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
一般入賞球センサ106、108、110、112は、一般入賞口320a〜320dにそれぞれ設けられている。この一般入賞球センサ106、108、110、112は、各一般入賞口320a〜320dを遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
通過球センサ113、114は、通過ゲート54a、54bにそれぞれ設けられている。この通過球センサ113、114は、通過ゲート54a、54bをそれぞれ遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
遊技球検出手段である始動入賞球センサ116は、始動口25に設けられている。始動入賞球センサ116は、始動口25に遊技球が入賞(通過)したことを検出して、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
大入賞口ソレノイド120は、図3に示すシャッタ40に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シャッタ40を駆動させ、大入賞口を開放状態又は閉鎖状態とする。
シーソーソレノイド122は、板形状でシャッタ40内部に設けられているシーソー(図示せず)に接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、シーソーを変位させ、そのシーソーの傾斜を変更する。このシーソーが傾斜された結果、特定領域を通過しやすくなるように又は一般領域を通過しやすくなるように切り替えることとなる。
バックアップクリアスイッチ124は、パチンコ遊技機10に内蔵されており、電断時等におけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
また、主制御回路60には、払出・発射制御回路126が接続されている。この払出・発射制御回路126には、遊技球の払出を行う払出装置128、遊技球の発射を行う発射装置130、カードユニット150が接続されている。
この払出・発射制御回路126は、主制御回路60から供給される賞球制御コマンド、カードユニット150から供給される貸し球制御信号を受け取り、払出装置128に対して所定の信号を送信することにより、払出装置128に遊技球を払い出させる。また、払出・発射制御回路126は、発射装置130に対して発射信号を供給することにより、遊技球を発射させる制御を行う。
また、発射装置130には、前述した発射ソレノイド、タッチセンサ等の遊技球を発射させるための装置が備えられている。発射ハンドル26が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、発射ソレノイドに対して、回動操作に応じた電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が発射ソレノイドにより遊技盤14に順次発射される。
さらに、主制御回路60には、ランプ74の制御を行うランプ制御回路76が接続されており、このランプ制御回路76には、ランプ74が接続されている。ランプ制御回路76は、ランプ74に対してランプ(LED)制御信号を供給する。なお、ランプ74には、白熱電球、LED等、具体的には、特別図柄保留ランプ34a〜34d、普通図柄保留ランプ50a〜50d、特別図柄表示器33(7セグメントLED41)、普通図柄表示器35(表示用ランプ)、ラウンド数表示器51(7セグメントLED52)等が含まれる。
一方、シリアル通信用IC72には、副制御回路200が接続されている。この副制御回路200は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに応じて、液晶表示装置32における表示制御、スピーカ46から発生させる音声に関する制御、ランプ74、ランプ132の制御等を行う。なお、ランプ132には、白熱電球、LED等、具体的には、遊技盤14上を明暗表示する装飾ランプ(図示せず)等が含まれる。副制御回路200には、遮断部材駆動部310が接続されている。
なお、本実施形態においては、主制御回路60から副制御回路200に対してコマンドを供給するとともに、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を送信できるように構成してもよい。
副制御回路200は、音発生制御手段としてのサブCPU206、記憶手段としてのプログラムROM208、ワークRAM210、液晶表示装置32における表示制御を行うための表示制御回路250、スピーカ46から発生させる音声に関する制御を行う音声制御回路230、普通図柄保留ランプ50、装飾ランプなどのランプ132の制御を行うランプ制御回路240から構成されている。副制御回路200は、主制御回路60からの指令に応じて遊技の進行に応じた演出を実行する。
サブCPU206には、プログラムROM208、ワークRAM210等が接続されている。サブCPU206は、このプログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。特に、サブCPU206は、後述するように、主制御回路60から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路200の制御を行う。
プログラムROM208には、サブCPU206によりパチンコ遊技機10の遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。具体的なプログラムについては後述する。
また、プログラムROM208には、複数種類の演出パターンが記憶されている。この演出パターンは、特別図柄の変動表示に関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特別遊技の実行中の演出パターンが記憶されている。この特別遊技の実行中の演出パターンは、特別遊技におけるラウンドゲームに関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特定遊技の実行中の演出パターンが記憶されている。この特定遊技の実行中の演出パターンは、特定遊技におけるラウンドゲームに関連して実行される演出表示の進行に関するものである。また、プログラムROM208には、複数種類の特定遊技の予告演出パターンが記憶されている。また、プログラムROM208には、停止表示テーブル群が記憶されている。
なお、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶手段として、主制御回路60ではメインROM68を、副制御回路200ではプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、制御手段を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に、プログラム、テーブル等が記録されていてもよい。もちろん、プログラムROM208の代替としてメインROM68を用いてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、主制御回路60ではメインRAM70、副制御回路200ではワークRAM210等に記録されるものでもよい。さらに、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。例えば、リーチ演出時間を制御するためのタイマ変数、演出パターンを選択するための演出表示選択用乱数カウンタ等、各種の変数等が位置付けられている。
なお、本実施形態においては、メインCPU66の一時記憶領域としてメインRAM70を、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
変動表示制御手段として機能する表示制御回路250は、画像データプロセッサ(以下、VDPと称する)212、各種の画像データを記憶する画像データROM216、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ218、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路220から構成されている。
上述したVDP212は、サブCPU206、画像データROM216、D/Aコンバータ218、初期リセット回路220と接続されている。
このVDP212は、所謂スプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路等の回路を含み、液晶表示装置32に画像を表示させるための種々の処理を行うことができる装置である。つまり、VDP212は、液晶表示装置32に対する表示制御を行う。また、VDP212には、液晶表示装置32の表示領域32aに画像を表示するためのバッファとしての記憶媒体(例えば、ビデオRAM)を備えている。この記憶媒体の所定の記憶領域に画像データを記憶することによって、所定のタイミングで液晶表示装置32の表示領域32aに画像が表示されることとなる。
画像データROM216には、演出用の識別情報を示す演出用識別情報画像データ、背景画像データ、演出画像データ等の各種の画像データが別個に記憶されている。もちろん、関連画像を示す関連画像データも記憶されている。
VDP212は、サブCPU206から供給される画像表示命令に応じて、画像データROM216から、演出用識別情報画像データ、背景画像データ、演出画像データ等、各種の画像データを読み出し、液晶表示装置32に表示させる画像データを生成する。VDP212は、生成した画像データを、後方に位置する画像データから順に重ね合わせてバッファに記憶し、所定のタイミングでD/Aコンバータ218に供給する。このD/Aコンバータ218は、画像データを画像信号として変換し、この画像信号を液晶表示装置32に供給することにより、液晶表示装置32に画像を表示させる。
また、音声制御回路230は、音声に関する制御を行う音源IC232、各種の音声データを記憶する音声データROM234、音声信号を増幅するための増幅器236(以下、AMPと称する。)から構成されている。
この音源IC232は、サブCPU206、初期リセット回路220、音声データROM234、AMP236と接続されている。この音源IC232は、スピーカ46から発生させる音声の制御を行う。
ランプ制御回路240は、ランプ制御信号を供給するためのドライブ回路242、複数種類のランプ装飾パターン等が記憶されている装飾データROM244から構成されている。このランプ制御回路240は、上述したサブCPU206によって直接制御されるものである。つまり、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、装飾ランプなどの各種のランプ132の制御を行うものである。
サブCPU206は、装飾データROM244に記憶されている複数種類のランプ装飾パターンから一種類のランプ装飾パターンを読み出し、そのランプ装飾パターンに基づいてドライブ回路242に所定の発光信号を供給する。ドライブ回路242は、受け取った所定の発光信号に基づいて、装飾ランプなどのランプ132を点灯、点滅、消灯させる。
遮断部材駆動部310は、遊技盤取付部80に設けられている。サブCPU206からの制御信号に基づいて、遮断部材駆動部310は、遮断部材300を駆動する。例えば、主制御回路60から受信した遊技状態のコマンドに伴って、サブCPU206は、遊技状態を判定し、その判定結果に基づいてプログラムROM208に記憶された遮断部材300の出没パターンに基づく制御信号を遮断部材駆動部310に送信する。受信した制御信号に基づいて、遮断部材駆動部310は、遮断部材300を駆動する。このように、サブCPU206は、遊技状態の変化に応じて、遮断部材300を、出没手段(例えば、遮断部材駆動部310など)によって出没させる制御を行う出没制御手段の一例である。また、サブCPU206は、遊技状態を判定する遊技状態判定手段の一例である。
このように、遊技状態(例えば、所謂確変状態など)に応じて遮断部材300が遊技盤14上に出没することにより、第1の空間510(図5参照)又は前記第2の空間520(図5参照)において、遊技球が侵入しやすい状況と遊技球が侵入し難い状況とが切り替わるために、遊技球の流下軌道をさらに複雑にすることができる。このため、遮断部材の移動によって、転動する遊技球の軌道を予想することがより難しくなり、遊技者は遊技球の立体的な動きをより注視することになる。このように、遊技球の立体的な動きをより楽しませることによって、遊技者の遊技に対する意欲を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本実施形態において、メインCPU66及びメインROM68を含む主制御回路60と、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路200と、を別々に構成したが、これに限らず、別の構成としてもよく、例えば、副制御回路200と主制御回路60とをワンボードに構成してもよい。この場合には、上述したプログラムROM208に記憶されているプログラムをメインROM68に記憶させ、メインCPU66により実行されるように構成してもよい。
また、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路200のみで構成するようにしてもよく、この場合には、上述したメインROM68に記憶されているプログラムをプログラムROM208に記憶させ、サブCPU206により実行されるように構成してもよい。
また、上述した実施形態においては、第1種パチンコ遊技機を例に挙げたが、これに限らず、羽根モノ、ヒコーキモノと称される第2種パチンコ遊技機、権利モノと称される第3種パチンコ遊技機、その他別の態様であってもよい。
また、本実施形態においては、パチンコ遊技機等の遊技機自体に本発明を適用したが、パチスロ遊技機、ゲーム機などに適用してもよい。
また、本実施形態において、ラウンド数表示器51を表示する部分として7セグメントLEDを採用したが、これに限らず、他の態様であってもよく、例えば、液晶ディスプレイパネル、CRT(Cathode Ray Tube)を含むブラウン管、ドットLED、EL(Electronic Luminescent)、プラズマ等からなるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、主に、遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤の前記遊技領域における所定領域に対向配置された透明板とを備えた遊技機であって、前記遊技盤と前記透明板との間に、少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第1の空間を形成し、前記透明板の前方に、少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第2の空間を形成し、前記遊技盤の前記遊技領域における前記第1の空間及び前記第2の空間の上方には、前記遊技盤の前方方向に少なくとも少なくとも2つの遊技球が同時に通過可能な幅を有する第3の空間が形成されていることを特徴とする遊技機であるが、遊技盤、透明板などの具体的構成は、適宜設計変更可能である。
尚、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す正面図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における要部を示す断面図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における遊技盤の概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において構成される主制御回路及び副制御回路を示すブロック図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機
11 扉
12 本体枠
13 遊技釘
14 遊技盤
15 遊技領域
16 遊技領域外域
19 保護板
20 上皿
22 下皿
23 羽根部材
25 始動口
26 発射ハンドル
30 ガイドレール
32 液晶表示装置
33 特別図柄表示器
35 普通図柄表示器
37 表示器ケース
39 大入賞口
40 シャッタ
46 スピーカ
50 保留ランプ
51 ラウンド数表示器
53 電飾ユニット
60 主制御回路
62 リセット用クロックパルス発生回路
64 初期リセット回路
74 ランプ
76 ランプ制御回路
80 遊技盤取付部
102 V・カウントセンサ
104 カウントセンサ
116 始動入賞球センサ
120 大入賞口ソレノイド
122 シーソーソレノイド
124 バックアップクリアスイッチ
126 払出・発射制御回路
128 払出装置
130 発射装置
132 ランプ
150 カードユニット
200 副制御回路
218 D/Aコンバータ
220 初期リセット回路
230 音声制御回路
236 増幅器
240 ランプ制御回路
242 ドライブ回路
250 表示制御回路
300 遮断部材
310 遮断部材駆動部
500 透明板
510 第1の空間
520 第2の空間
530 第3の空間
540 第4の空間
550 支持体

Claims (3)

  1. 遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、
    前記遊技盤の前記遊技領域における所定領域に対向配置された透明板とを備えた遊技機であって、
    前記遊技盤と前記透明板との間に、少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第1の空間を形成し、
    前記透明板の前方に、少なくとも1個の遊技球が通過可能な幅を有する第2の空間を形成し、
    前記遊技盤の前記遊技領域における前記第1の空間及び前記第2の空間の上方には、前記遊技盤の前方方向に少なくとも2つの遊技球が同時に通過可能な幅を有する第3の空間が形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1の空間もしくは前記第2の空間の上方に、前記第3の空間から前記第1の空間又は前記第2の空間へと侵入する遊技球を遮断する遮断部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 複数の遊技状態による遊技を実行する制御手段と、
    前記遊技状態を判定する遊技状態判定手段と、
    前記遮断部材を前記遊技盤上に出没させる出没手段と、
    前記遊技状態の変化に応じて、前記遮断部材を、前記出没手段によって出没させる制御を行う出没制御手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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