JP2007075454A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供することである。
【解決手段】 遊技を行う遊技領域15を前面側に形成する本体枠12と、一方端部が遊本体枠12に回動自在に支持され、他方端部が遊技領域15に対して後方側へ回動する転倒防止用脚620と、転倒防止用脚620が遊技領域15に対して後方側へ所定の最大回動角度以上に回動することを規制する脚固定ユニット610とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、パチンコ遊技装置、パチスロ遊技装置、スロットマシン等の遊技機に関する。
従来、不使用時のパチンコ機は、不安定な状態で立設されているため、パチンコホールでの設置時や店舗内の移動時、あるいは倉庫での保管の際などに転倒してしまいやすく、その結果、故障が発生するなど不具合が生じやすい。
そこで、遊技機の機枠の一側面に2つの平行な溝を設け、2台の遊技機を一側面が上方に向くように並べて置き、これら2台の遊技機の溝に、別の遊技機の機枠が嵌まるように立設するような、遊技機の転倒防止用機枠が提案されている(特許文献1参照)。
また、パチンコ機の外枠において、底板の両端部に水平方向に90度回転自在に固定された転倒防止用脚片を、不使用時に横方向に広げるように90度回転させた状態とする構成が提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−19310号公報 特開2004−223111号公報
しかしながら、複数の遊技機を重ねて立設して保管する方法では、保管場所によっては好ましくない場合もある。また、このような複数の遊技機を重ねて立設した状態で移動させることも難しく、また、一台毎に移動させる場合は高く重ねられた遊技機を降ろすにも重くて苦労してしまう。
さらに、上記転倒防止用脚片を回転させて保管する方法では、パチンコ機の底板が視認できるようにパチンコ機を一旦傾斜させ、この傾斜状態を維持しつつ転倒防止用脚片を回転させる必要があるため、非常に作業が面倒である。
したがって、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機の提供が望まれている。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものである。その目的は、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供することである。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 遊技を行う遊技領域を前面側に形成する遊技機枠体と、一方端部が前記遊技機枠体に回動自在に支持され、他方端部が前記遊技領域に対して後方側へ回動する支持手段と、前記支持手段が前記遊技領域に対して後方側へ所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
(1)の発明によれば、遊技機枠体に、支持手段を回動自在に取り付けることで、遊技機自体が有する支持手段を容易に回動させることが可能となり、更に支持手段が所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段を設けることで、支持手段を容易に最大回動角度まで回動させ、この状態で遊技機を傾斜させて支持手段の他方端部を、例えば、遊技機を置く床面などに接触させることにより、傾斜した遊技機を支持手段により支えて、確実に転倒防止効果を奏することが可能となる。また、傾斜させた遊技機を直立状態にし、回動させた支持手段を元の状態に戻すことで、通常の立設状態に容易に復帰させることが可能となる。これにより、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
(2) 前記支持手段は、一方端部が前記遊技機枠体の上部側に支持され、当該支持された部分から他方端部へ下方に延びる片持ち状の長尺状体であることを特徴とする(1)に記載の遊技機。
(2)の発明によれば、支持手段を一方端部が遊技機枠体の上部側に支持し、支持された部分から他方端部へ下方に延びる片持ち状の長尺状体とすることで、遊技機が直立した状態の無理の無い体勢で、例えば、手で支持手段の他方端部を容易に回動させることで、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
(3) 前記支持手段の前記支持された部分は、前記遊技機枠体の背面より内側に設けられていることを特徴とする(1)または(2)に記載の遊技機。
(3)の発明によれば、支持手段の支持された部分が、遊技機枠体の背面より内側に設けられているので、例えば、支持手段の他方端部を垂直方向となるように回動させると、支持手段全体が遊技機枠体の背面より内側に納まることになる。これにより、支持手段を取り外すことなく、遊技機を遊技場に設置することが可能であるとともに、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
(4) 前記支持手段は、前記遊技機枠体の左右側部に一対で配置されていることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の遊技機。
(4)の発明によれば、支持手段は、遊技機枠体の左右側部に一対で配置されているので、一対の支持手段によって、より安定した転倒防止の体勢をとりつつ、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
(5) 前記支持手段の回動角度を維持させる回動角度維持手段を備えたことを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の遊技機。
(5)の発明によれば、支持手段の回動角度の維持を可能とする回動角度維持手段を設けることで、例えば、支持手段の回動角度を大きくし維持することで、より安定した転倒防止の体勢である遊技機の傾斜角度を確保できる一方で、支持手段の回動角度を小さくし維持することで、狭い保管場所により多くの遊技機を保管することが可能となるとともに、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
(6) 前記支持手段は、一方端部が前記遊技機枠体の下部側に支持され、当該支持された部分から他方端部へ上方に延びる片持ち状の長尺状体であり、前記回動角度維持手段により回動角度を維持されることを特徴とする(5)に記載の遊技機。
(6)の発明によれば、支持手段を一方端部が遊技機枠体の下部側に支持され、この支持された部分から他方端部へ上方に延びる片持ち状の長尺状体とすることで、遊技機が直立した状態で、腰を屈めることなく、例えば、手で支持手段の他方端部を持って容易に回動させることが可能となり、更に回動角度維持手段により回動角度を維持されることで、例えば、支持手段を床面に接触するまで、遊技機を傾斜させることにより、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
遊技機枠体に、支持手段を回動自在に取り付けることで、遊技機自体が有する支持手段を容易に回動させることが可能となり、更に支持手段が所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段を設けることで、支持手段を容易に最大回動限度まで回動させ、この状態で遊技機を傾斜させることにより、確実に転倒防止効果を奏することが可能となるので、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。尚、以下において説明する実施形態においては、本発明に係る遊技機に好適な実施形態として本発明を第1種パチンコ遊技機(デジパチとも称される。)に適用した場合を示す。
[遊技機の構成]
まず、遊技機の概観について図1と図2を用いて説明する。図1は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の前方の概観を示す斜視図である。図2は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の概観を示す分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、パチンコ遊技機10は、扉11、本体枠12、転倒防止ユニット600、ベースドア13、遊技盤14、皿ユニット21、液晶表示装置32、発射装置130、基板ユニット400、球払出ユニット500、などから構成されている。
上述した扉11は、ベースドア13に対して開閉自在に軸着されている。また、この扉11の中央には、開口11aが形成されている。また、この開口11aには、透光性を有する保護ガラス19が配設されている。この保護ガラス19は、扉11が閉鎖された状態で、後述する遊技盤14の前面に対面するように配設されている。特に、この保護ガラス19は、少なくとも遊技領域15の全域と対面するように配設されておればよいが、遊技領域15に該当しない遊技盤14の前面領域16(図示せず)に対面するように配設されてもよい。また、扉11は、その開口11aの下方に、コントロールパネル80が配設されている。このコントロールパネル80には、遊技球の貸し出し用ボタン82、メニュー画面表示、メニュー選択、決定、取り消しなどのメニューボタン84、識別情報の変動時間を短縮するための変動短縮ボタン86などが含まれている。
上述した皿ユニット21は、扉11の下方に位置するように、ベースドア13に配設されている。皿ユニット21は、その上方に上皿20が設けられている。また、上皿20の下方には下皿22が設けられている。上皿20には、遊技領域15に発射させるための遊技球が貯留される。また、上皿20及び下皿22には、遊技球の貸し出し、遊技球の払出し(賞球)を行うための払出口20a、22aが形成されており、所定の条件が成立した場合には、後述する球払出ユニット500に貯留されている遊技球が排出されることとなる。
上述した発射装置130は、皿ユニット21の側方に位置するように、ベースドア13に配設されている。この発射装置130には、遊技者によって操作可能な発射ハンドル26が配設されている。発射ハンドル26は、回動自在に設けられており、遊技者によって発射ハンドル26が操作されることによりパチンコ遊技を進めることができる。また、発射ハンドル26の裏側には、発射モータ(図示せず)が設けられている。尚、遊技を行う遊技者は、発射ハンドル26等の操作が可能なパチンコ遊技機10の前方側に位置することとなる。つまり、このパチンコ遊技機10は、前方から遊技可能である。
また、この発射ハンドル26の周縁には、タッチセンサ(図示せず)、発射停止スイッチ(図示せず)などが設けられている。このタッチセンサが触接されたときには、遊技者により発射ハンドル26が握持されたと検知される。発射ハンドル26が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、その回動角度に応じて発射モータに電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤14に順次発射される。また、発射ハンドル26が回動操作されている場合であっても、この発射停止スイッチが操作されたときには、発射装置130によって遊技球が発射されない。
尚、発射ハンドル26に設けられるタッチセンサは、遊技者が発射ハンドル26を握持したと判別できるものであればよく、光学的に検知するものや、熱により検知するもの等、センサの種類を問わない。
上述した遊技盤14は、扉11における保護ガラス19の後方に位置するように、ベースドア13の前方に配設されている。この遊技盤14は、その全部が透光性を有する板形状の樹脂によって形成されている。この透光性を有する樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂など各種の材質が該当する。遊技盤14は、その前面に、発射された遊技球が転動可能な遊技領域15を有している。この遊技領域15は、図1に示すように、ガイドレール30に囲まれ、遊技球が転動可能な領域である。また、遊技盤14における遊技領域15には複数の障害釘(図示せず)が打ちこまれている。このように、発射装置130によって発射された遊技球は、遊技盤14上に設けられたガイドレール30に案内されて遊技盤14の上部に移動し、その後、上述した複数の障害釘との衝突によりその進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって落下することとなる。
この遊技盤14の前面中央には、始動口44、シャッタ40などが設けられている。この始動口44に遊技球が入球したことを条件として、液晶表示装置32において識別情報の可変表示が実行されることとなる。また、この識別情報の可変表示の結果に応じて、通常遊技状態よりも遊技者にとって有利な特定遊技状態(所謂、「大当り」)となる。この特定遊技状態となった場合には、シャッタ40が開放状態に制御され、大入賞口39に遊技球が受け入れ可能な開放状態となることがある。また、このような遊技盤14においては、各種の役物が取り付け可能となっている。
上述したように、扉11、遊技盤14、皿ユニット21、発射装置130が配設されたベースドア13は、本体枠12に軸着されている。ベースドア13の中央には開口が形成されている。このため、ベースドア13の後方に配設される液晶表示装置32の表示領域32aが、透光性を有する遊技盤14、保護ガラス19を介して、前方から視認可能となる。また、このベースドア13の上方には、スピーカ46L、46Rが配設される。
上述した液晶表示装置32は、ベースドア13に配設されている。この液晶表示装置32は、遊技に関する画像を表示するための表示領域32aを有している。この液晶表示装置32は、ベースドア13を介して、遊技盤14を後方(背面側)に配設されることとなる。また、液晶表示装置32は、表示領域32aがベースドア13を介して遊技盤14の全部又は一部と背面側から重なるように配設されている。この液晶表示装置32における表示領域32aには、特別図柄ゲームにおける識別情報、普通図柄ゲームにおける普通図柄、特別図柄ゲームにおける識別情報に伴う装飾図柄、遊技に係る背景画像、演出画像等、各種の画像が表示される。
このように、遊技者によってパチンコ遊技機10の前方から遊技が行われている場合、つまり、扉11が閉鎖した状態である場合には、透光性を有する遊技盤14の背面側に液晶表示装置32が配設されるとともに、遊技盤14の前面側に透光性を有する保護ガラス19が配設されるので、液晶表示装置32における表示領域32aに表示された画像が、透光性を有する遊技盤14及び保護ガラス19を介して遊技者に対して視認可能となる。
尚、この液晶表示装置32における表示領域32aに表示される画像の一例として、特別図柄ゲームにおける識別情報を挙げる。例えば、液晶表示装置32における表示領域32aには、特別図柄ゲームにおける識別情報が可変表示される。この識別情報は、特別図柄ゲームにおいて主に特別図柄から構成されるものである。この識別情報は、数字や記号等からなる図柄であり、本実施形態においては、“0”から“9”までの数字を用いる。
「可変表示」とは、変動可能に表示される概念であり、例えば、実際に変動して表示される「変動表示」、実際に停止して表示される「停止表示」等を可能とするものである。また、「可変表示」は、特別図柄ゲームの結果として識別情報が表示される「導出表示」を行うことができる。また、変動表示が開始されてから導出表示されるまでを1回の可変表示と称する。
この液晶表示装置32には、複数の図柄列(本実施形態においては3列)に対応する識別情報が可変表示される。これら複数の図柄列において識別情報の導出表示が行われ、導出表示された複数の識別情報の組合せが特定の表示態様(例えば、複数の図柄列のそれぞれに“0”から“9”のいずれかが全て揃った状態で導出表示される態様、所謂「大当り表示態様」)になったことに基づいて、遊技状態を遊技者にとって有利な特定遊技状態(所謂大当り)に移行することとなる。尚、本実施形態においては、識別情報を複数の図柄列で構成したが、これに限らず、例えば、識別情報を一列の図柄列で構成してもよく、識別情報を用いない構成であってもよい。
尚、本実施形態において、画像を表示する部分として液晶ディスプレイパネルからなる液晶表示装置32を採用したが、これに限らず、他の態様であってもよく、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)を含むブラウン管、ドットLED、セグメントLED、EL(Electronic Luminescent)、プラズマ等からなるものであってもよい。また、特別図柄ゲームにおける識別情報としての特別図柄などを、液晶表示装置32の表示領域32aにおける所定の位置に表示するように構成したが、これに限らず、例えば、遊技者に対して視認可能な位置であれば別の態様であってもよい。また、表示手段として液晶表示装置32を採用したが、これに限らず、別の態様であってもよく、例えば、表示手段としてドラム、ベルト、リーフ等を可変表示手段として採用してもよい。もちろん、このような表示手段を備えなくてもよい。
上述した本体枠12は、遊技機10の底面を形成する下枠と、遊技機10の側面を形成する左右一対の縦枠と、遊技機10の上面を形成する上枠とで構成され、木製の枠体であり、その前方にベースドア13が軸着される。また、この本体枠12の中央には、開口12aが形成されている。この開口12aには、上述したベースドア13、遊技を行う遊技領域を有する遊技盤14、液晶表示装置32、詳しく後述する基板ユニット400、球払出ユニット500、転倒防止ユニット600などが配置される。すなわち、本体枠12は、遊技を行う遊技領域を前面側に形成する遊技機枠体の一例である。尚、本実施形態においては、木製の本体枠12を用いた構成としたが、これに限らず、別の態様であってもよく、例えば、金属製、樹脂製の枠体を用いた構成としてもよい。
上述した基板ユニット400は、ベースドア13の後方に軸着されている。基板ユニット400には、遊技の進行、結果を決定するための主制御回路(図示せず)を有する主制御基板(図示せず)と、画像、音、ランプなどの演出の制御を行うための副制御回路(図示せず)を有する副制御基板(図示せず)と、払出・発射制御回路(図示せず)、電力供給回路(図示せず)を有する基板(図示せず)などが内蔵されており、それらの基板が基板ケース450によって覆われている。
上述した球払出ユニット500は、ベースドア13の後方に軸着されている。球払出ユニット500には、遊技球を貯留可能な遊技球貯留部としての球貯留タンク510と、球通路ケース520とから構成される。この球貯留タンク510には、上方に開放された開口が形成され、遊技場における球搬送設備などから供給される遊技球を受け入れる。また、球通路ケース520には、球貯留タンク510に貯留されている遊技球を、上述した払出口20a、22aなどへと導くための二条の球通路(図示せず)が設けられている。
上述した転倒防止ユニット600は、本体枠12の左右一対の縦枠における開口内部側に設置されている。転倒防止ユニット600は、一方端部が遊技機枠体に回動自在に支持され、他方端部が遊技領域に対して後方側へ回動する支持手段の一例である転倒防止用脚620と、支持手段が前記遊技領域に対して後方側へ所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段の一例である脚固定ユニット610とから構成されている。
[転倒防止ユニット]
〈第1実施形態〉
上述した転倒防止ユニット600の構成について図3、図4を用いて説明する。図3は、転倒防止ユニット600が本体枠12に設置された状態を表す側面図である。図4は、転倒防止ユニット600が本体枠12に設置された状態を本体枠12の下枠側から見た場合の説明図である。
転倒防止ユニット600は、図3に示すように、脚固定ユニット610と転倒防止用脚620とから構成されている。また、脚固定ユニット610と転倒防止用脚620の一方端部とは、ヒンジ部616において本体枠12に回動自在に係合されている。このように、支持手段の支持された部分の一例であるヒンジ部616は、本体枠12の背面より内側に設けられている。これら脚固定ユニット610、転倒防止用脚620は、鋼材で形成されている。なお、本実施形態では、脚固定ユニット610、転倒防止用脚620を鋼材で形成しているが、本発明は鋼材に限定されることなく、脚固定ユニット610、転倒防止用脚620を合成樹脂や木材で形成することもできる。
脚固定ユニット610は、図4に示すように、固定部材612とカバー部材614とから構成されている。固定部材612は、本体枠12の左右一対の縦枠における開口内部側であって、縦枠の上部に左右一対が同じ高さに設置されている。カバー部材614は、転倒防止用脚620を挟持するように固定部材612と係合する。さらに、脚固定ユニット610には、本体枠12の縦枠に対して所定の角度で遊技領域15に対して後方側へ、転倒防止用脚620の回動を規制する側面615aが形成されている。また、脚固定ユニット610には、遊技領域15に対して前方側へ、転倒防止用脚620の回動を規制する側面615bが形成されている。
換言すると、側面615aが形成されている脚固定ユニット610は、支持手段が遊技領域に対して後方側へ所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段の一例として機能する。
カバー部材614には、“5”個所の台形状の凸部618a、618b、618c、618d、618eが固定部材612の方に凸部が形成されている。また、凸部618a、618b、618c、618d、618eは、ヒンジ部616からの所定寸法を半径とした回動軌道線上に所定の間隔で形成されている。転倒防止用脚620は、当該凸部618a、618b、618c、618d、618eのいずれかと、転倒防止用脚620に形成された穴部624とが係合することにより、ヒンジ部616を中心とした回動角度が維持される。
換言すると、凸部618a、618b、618c、618d、618eが形成されたカバー部材614を有する脚固定ユニット610は、支持手段の回動角度を維持させる回動角度維持手段の一例として機能する。
次に、転倒防止用脚620は、図3に示すように、一方端部がヒンジ部616において、本体枠12と脚固定ユニット610を介して、回動自在に支持されている。また、転倒防止用脚620の他方端部は、ヒンジ部616を中心として、脚固定ユニット610における側面615a、615bの間の角度で回動する。
換言すると、転倒防止用脚620は、一方端部が前記遊技機枠体に回動自在に支持され、他方端部が遊技領域に対して後方側へ回動する支持手段の一例として機能する。
また、転倒防止用脚620は、本体枠12の左右一対の縦枠における開口内部側であって、縦枠の上部に左右一対が同じ高さに設置されている固定部材612を有する脚固定ユニット610を介して、左右夫々に一対で配置されている。そして、転倒防止用脚620の一方端部は、本体枠12の縦枠左右夫々に一対で設けられたヒンジ部616に左右夫々に一対で支持され、他方端部は自由端であり、ヒンジ部616から本体枠12の下枠天端までの寸法以内の寸法で下方に伸びている。
換言すると、転倒防止用脚620は、一方端部が遊技機枠体の上部側に支持され、当該支持された部分から他方端部へ下方に延びる片持ち状の長尺状体である支持手段の一例として機能する。また、転倒防止用脚620は、遊技機枠体の左右側部に一対で配置されている支持手段の一例として機能する。
なお、本実施形態では、転倒防止用脚620の長手方向に直交する断面形状を矩形としているが、本発明においては、矩形に限定されることなく円形、楕円形、四角形以外の多角形等と任意の形状とすることができる。
また、転倒防止用脚620には、図4に示すように、穴部624が形成されている。穴部624は、転倒防止用脚620のヒンジ部616を中心に回動した場合に、ヒンジ部616からの所定寸法を半径とした回動軌道線上に形成されたカバー部材614における凸部618a、618b、618c、618d、618eと係合するように形成されている。穴部624は、凸部618a、618b、618c、618d、618eのいずれかの凸部の一部と係合する。
転倒防止ユニット600の作用について図3、図4を用いて説明する。
図3に示すように、支持手段の一例である転倒防止用脚620の一方端部は、ヒンジ部616において遊技機枠体の一例である本体枠12と回動角度規制手段の一例である脚固定ユニット610を介して、回動自在に支持されている。これにより、遊技機10を倉庫等に保管する場合には、本体枠12に格納された転倒防止用脚620(図3における二点鎖線の状態)を、脚固定ユニット610における側面615aに接する状態(図3における実線の状態)まで、ヒンジ部616を中心に回動させることで、転倒防止用脚620が当該最大回動角度以上に回動することを規制できるので、遊技機10を背面側に傾け転倒防止用脚620に遊技機10の重量を掛けることが可能となる。また、遊技機10を直立させることで、転倒防止用脚620に掛けられた遊技機10の重量を解放することで、容易に転倒防止用脚620を本体枠12の内側に格納することが可能となる。
このように、遊技機枠体に、支持手段を回動自在に取り付けることで、遊技機自体が有する支持手段を容易に回動させることが可能となり、更に支持手段が所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段を設けることで、支持手段を容易に最大回動角度まで回動させ、この状態で遊技機を傾斜させて支持手段の他方端部を、例えば、遊技機を置く床面などに接触させることにより、傾斜した遊技機を支持手段により支えて、確実に転倒防止効果を奏することが可能となる。また、傾斜させた遊技機を直立状態にし、回動させた支持手段を元の状態に戻すことで、通常の立設状態に容易に復帰させることが可能となる。これにより、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
支持手段の一例である転倒防止用脚620の一方端部は、本体枠12の縦枠上部に設けられたヒンジ部616に支持され、他方端部は自由端であり、ヒンジ部616から本体枠12の下枠天端までの寸法以内の寸法で下方に伸びている。これにより、遊技機10を転倒防止の体勢にする場合、床面から高い位置で転倒防止用脚620を回動させることが可能となる。
このように、支持手段を一方端部が遊技機枠体の上部側に支持し、支持された部分から他方端部へ下方に延びる片持ち状の長尺状体とすることで、遊技機が直立した状態の無理の無い体勢で、例えば、手で支持手段の他方端部を容易に回動させることで、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
支持手段の支持された部分の一例であるヒンジ部616は、本体枠12の背面より内側に設けられている。これにより、支持手段の一例である転倒防止用脚620を本体枠12の内側に格納する(図3における二点鎖線の状態)ことが可能となる。
このように、支持手段の支持された部分が、遊技機枠体の背面より内側に設けられているので、例えば、支持手段の他方端部を垂直方向となるように回動させると、支持手段全体が遊技機枠体の背面より内側に納まることになる。これにより、支持手段を取り外すことなく、遊技機を遊技場に設置することが可能であるとともに、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
支持手段の一例である転倒防止用脚620は、遊技機枠体の一例である本体枠12の左右一対の縦枠に同じ高さに設置されている脚固定ユニット610を介して、左右夫々に一対で配置されている。これにより、左右の転倒防止用脚620を回動させ、遊技機10を傾け転倒防止用脚620に遊技機10の重量を掛けた場合、当該重量を本体枠12の底面と、左右に配置された転倒防止用脚620で支持することが可能となる。
このように、支持手段は、遊技機枠体の左右側部に一対で配置されているので、一対の支持手段によって、より安定した転倒防止の体勢をとりつつ、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
回動角度維持手段の一例である脚固定ユニット610は、カバー部材614における台形状の凸部618a、618b、618c、618d、618eを支持手段の一例である転倒防止用脚620に形成された穴部624とを係合し、固定部材612とにより転倒防止用脚620を挟持する。これにより、転倒防止用脚620の回動を凸部618a、618b、618c、618d、618eが設けられた角度で維持することが可能となる。また、凸部618a、618b、618c、618d、618eを台形状とし、凸部618a、618b、618c、618d、618eのいずれかの一部のみ穴部624と係合させることにより、転倒防止用脚620の回動方向に力を加えことで、カバー部材614が僅かに上部方向へたわみ、係合が解除され、隣接した凸部618a、618b、618c、618d、618eのいずれかに係合させることで、転倒防止用脚620を異なる回動角度で維持することが可能となる。
このように、支持手段の回動角度の維持を可能とする回動角度維持手段を設けることで、例えば、支持手段の回動角度を大きくし維持することで、より安定した転倒防止の体勢である遊技機の傾斜角度を確保できる一方で、支持手段の回動角度を小さくし維持することで、狭い保管場所により多くの遊技機を保管することが可能となるとともに、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
なお、前記支持手段は、前記回動角度維持手段に接することで回動角度が維持され、前記支持手段の前記回動角度維持手段に接する面には、凹部が形成され、前記回動角度維持手段は、前記支持手段の回動による前記凹部の回動軌道線上であって、前記支持手段に面する方向に断面が台形状の凸部が形成され、前記凸部の先端部分の一部は、前記凹部に係合されることを特徴とする請求項5に記載の遊技機とすることができる。
このように、支持手段の回動角度維持手段に接する面に凹部が形成し、回動角度維持手段の支持手段に面する方向に断面が台形状の凸部を形成し、凸部の先端部分の一部を凹部に係合することで、支持手段の回動角度を容易に維持することが可能となるとともに、支持手段を回動可能方向に回動させることで、容易に支持手段の回動角度維持状態を解除することが可能となるので、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
〈第2実施形態〉
上述した転倒防止ユニット600とは異なる実施形態の一例である転倒防止ユニット700の構成について図5から図7を用いて説明する。図5は、転倒防止ユニット700が本体枠12に設置された状態を表す斜視図である。図6は、転倒防止ユニット700が本体枠12に設置された状態を表す側面図である。図7は、転倒防止ユニット700が本体枠12に設置された状態を遊技機10の背面側から見た状態の説明図である。
転倒防止ユニット700は、図6に示すように、脚固定部材710と転倒防止用脚720とから構成されている。また、脚固定部材710と転倒防止用脚720の一方端部とは、ヒンジ部711において本体枠12に回動自在に係合されている。このように、支持手段の支持された部分の一例であるヒンジ部711は、本体枠12の背面より内側に設けられている。これら脚固定部材710、転倒防止用脚720は、鋼材で形成されている。なお、本実施形態では、脚固定部材710、転倒防止用脚720を鋼材で形成しているが、本発明は鋼材に限定されることなく、脚固定部材710、転倒防止用脚720を合成樹脂や木材で形成することもできる。
脚固定部材710は、図7に示すように、本体枠12の左右一対の縦枠における開口内部側であって、縦枠の下部に左右一対が同じ高さに設置されている。さらに、脚固定部材710には、本体枠12の縦枠に対して所定の角度で遊技領域15に対して後方側へ、転倒防止用脚720の回動を規制する側面715aが形成されている。また、脚固定部材710には、遊技領域15に対して前方側へ、転倒防止用脚720の回動を規制する側面715bが形成されている。
換言すると、側面715aが形成されている脚固定部材710は、支持手段が遊技領域に対して後方側へ所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段の一例として機能する。
脚固定部材710には、“5”個所の円柱形の凸部714a、714b、714c、714d、714eが本体枠12の開口内部側の方に凸部が形成されている。また、凸部714a、714b、714c、714d、714eは、ヒンジ部711からの所定寸法を半径とした回動軌道線上に所定の間隔で形成されている。転倒防止用脚720は、当該凸部714a、714b、714c、714d、714eのいずれかと、転倒防止用脚720に形成された穴部724とが係合することにより、ヒンジ部711を中心とした回動角度が維持される。
換言すると、凸部714a、714b、714c、714d、714eが形成された脚固定部材710は、支持手段の回動角度を維持させる回動角度維持手段の一例として機能する。
次に、転倒防止用脚720は、図6および図7に示すように、一方端部がヒンジ部711において、脚固定部材710、バネ部材713を介して、ボルト712によって本体枠12と回動自在に支持されている。また、転倒防止用脚720の他方端部は、ヒンジ部711を中心として、本体枠12の縦枠の長手方向へ、脚固定部材710における側面715a、715bの間の角度で回動する。また、脚固定部材710のヒンジ部711において支持されている一方端部を軸として、本体枠12の下枠の長手方向へ、バネ部材713の圧縮可能な範囲で回動する。
換言すると、転倒防止用脚720は、一方端部が前記遊技機枠体に回動自在に支持され、他方端部が遊技領域に対して後方側へ回動する支持手段の一例として機能する。
また、転倒防止用脚720は、本体枠12の左右一対の縦枠における開口内部側であって、縦枠の下部に左右一対が同じ高さに設置されている脚固定部材710を介して、左右夫々に一対で配置されている。そして、転倒防止用脚720の一方端部は、本体枠12の縦枠左右夫々に一対で設けられたヒンジ部711に左右夫々に一対で支持され、他方端部は自由端であり、ヒンジ部711から本体枠12の下枠天端までの寸法以内の寸法で上方に伸びている。
換言すると、転倒防止用脚720は、一方端部が前記遊技機枠体の下部側に支持され、当該支持された部分から他方端部へ上方に延びる片持ち状の長尺状体であり、前記回動角度維持手段により回動角度を維持される支持手段の一例として機能する。
なお、本実施形態では、転倒防止用脚720の長手方向に直交する断面形状を、脚固定部材710に接する部分をL型とし、その他の部分を矩形としているが、本発明においては、矩形に限定されることなく円形、楕円形、四角形以外の多角形等と任意の形状とすることができる。
また、転倒防止用脚720には、図7に示すように、穴部724が形成されている。穴部724は、転倒防止用脚720のヒンジ部711を中心に回動した場合に、ヒンジ部711からの所定寸法を半径とした回動軌道線上に形成された脚固定部材710における凸部714a、714b、714c、714d、714eと係合するように形成されている。穴部724は、凸部714a、714b、714c、714d、714eのいずれかの凸部と係合する。
さらに、転倒防止用脚720の上部にペダル(図示なし)を付設することもできる。例えば、ペダルは、脚を掛ける平板部と、ペダルを転倒防止用脚720に係合するペダル取付部で構成される。平板部は、足を掛ける足掛け面を有し、例えば、足掛け面の形状を略矩形とし、鋼製で形成される。ペダル取付部は、例えば、転倒防止用脚720の延びる方向に対して直交する方向に回転自在に、転倒防止用脚720と係合されるペダル回転部材と、転倒防止用脚720の延びる方向から当該方向に対して鋭角を保つ範囲で回動可能とするように、上記平板部をペダル回転部材に係合させる平板回動部材とで構成される。
また、ペダルは、脚を掛ける平板部と、ペダルを転倒防止用脚720に着脱自在に係合するペダル取付部で構成することもできる。平板部は、足を掛ける足掛け面を有し、例えば、足掛け面の形状を略矩形とし、鋼製で形成される。ペダル取付部は、例えば、足掛け面が面する方向を転倒防止用脚720の延びる方向で維持し、転倒防止用脚720に係止するように形成される。
換言すると、ペダルは、支持手段における他方端部の近傍に係合される足掛け手段の一例として機能する。
転倒防止ユニット700の作用について図5から図7を用いて説明する。
回動角度維持手段の一例である脚固定部材710は、円柱形の凸部714a、714b、714c、714d、714eを支持手段の一例である転倒防止用脚720に形成された穴部724と係合する。これにより、転倒防止用脚720の回動を凸部714a、714b、714c、714d、714eが設けられた角度で維持することが可能となる。また、凸部714a、714b、714c、714d、714eを円柱形とし、凸部を深く穴部724と係合させることにより、遊技機10の重量により転倒防止用脚720の回動方向に力が加わった場合でも、凸部714a、714b、714c、714d、714eのいずれかと穴部724との係合が解除されることなく、転倒防止用脚720により、遊技機10の重量を支持することが可能となる。
一方、転倒防止用脚720は、バネ部材713を介して、ボルト712によって本体枠12と回動自在に支持されているので、凸部714a、714b、714c、714d、714eのいずれかと穴部724との係合を解除する場合は、脚固定部材710のヒンジ部711において支持されている一方端部を軸として、本体枠12の下枠の長手方向へ、バネ部材713の圧縮可能な範囲で回動させることで、凸部714a、714b、714c、714d、714eのいずれかと穴部724との係合を解除し、隣接した凸部714a、714b、714c、714d、714eのいずれかに係合させることで、転倒防止用脚720を異なる回動角度で維持することが可能となる。
支持手段の一例である転倒防止用脚720の一方端部は、本体枠12の縦枠下部に設けられたヒンジ部711に支持され、他方端部は自由端であり、上方に伸びている。これにより、遊技機10を転倒防止の体勢にする場合、足で転倒防止用脚720を回動させることが可能となる。また、遊技機10を転倒防止の体勢にした場合、転倒防止用脚720は、略床面に接する形態となるので、転倒防止用脚720の上に他の遊技機10を載置することも可能となる。
このように、支持手段を一方端部が遊技機枠体の下部側に支持され、この支持された部分から他方端部へ上方に延びる片持ち状の長尺状体とすることで、遊技機が直立した状態で、腰を屈めることなく、例えば、手で支持手段の他方端部を持って容易に回動させることが可能となり、更に回動角度維持手段により回動角度を維持されることで、例えば、支持手段を床面に接触するまで、遊技機を傾斜させることにより、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
なお、前記支持手段を前記回動角度維持手段に弾性体により押圧するヒンジ部を備え、前記支持手段は、前記回動角度維持手段に接する面に凹部が形成され、前記回動角度維持手段は、前記支持手段の回動による前記凹部の回動軌道線上で、前記支持手段に面する側に円柱状の凸部が形成され、前記円柱状の凸部は、前記凹部に係合され、前記支持手段を前記他方端部を軸として、前記遊技領域に対して後方側への回動方向に直交する方向であって、前記ヒンジ部における弾性体の圧縮可能な範囲で回動されることにより前記凹部における係合が解除されることを特徴とする請求項5記載の遊技機とすることができる。
このように、支持手段を回動角度維持手段に弾性体により押圧するヒンジ部を備え、支持手段の回動角度維持手段に接する面に凹部が形成し、回動角度維持手段の支持手段に面する方向に円柱状の凸部を形成し、凸部が凹部に係合し、支持手段を遊技領域に対して後方側への回動方向に直交する方向に回動することで凹部における係合が解除される。これにより、遊技領域に対して後方側への回動方向に遊技機の重量が掛けられた場合でも、支持手段の回動角度を容易に維持することが可能となるとともに、支持手段を遊技領域に対して後方側への回動方向に直交する方向に回動させることで、容易に支持手段の回動角度維持状態を解除することが可能となるので、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
さらに、脚を掛ける平板部とペダル取付部で構成されるペダルを転倒防止用脚720に付設することで、ペダル部に足を掛けることで転倒防止用脚720を回動させ、遊技機10を転倒防止体勢とすることが可能となる。また、ペダル取付部は、転倒防止用脚720の延びる方向に対して直交する方向に回転自在とするペダル回転部材を備えているので、転倒防止用脚720を本体枠12と基板ユニット400等との間に収納する場合は、平板部を転倒防止用脚720を軸として回転させ収納することが可能となる。さらに、転倒防止用脚720の延びる方向から当該方向に対して鋭角を保つ範囲で平板部を回動可能とする平板回動部材を備えているので、転倒防止用脚720を回動させる場合は、平板部を回動可能範囲で回動させることにより、足を掛けられる状態とすることが可能となり、転倒防止用脚720を収納させる場合は、平板部を転倒防止用脚720の延びる方向に回動させることで、平板部を本体枠12と基板ユニット400等との間に収納することが可能となる。
また、ペダルを転倒防止用脚720と着脱自在にすることで、転倒防止用脚720を回動させる場合は、ペダルを装着し平板部に足を掛けて転倒防止用脚720を回動させることが可能となり、転倒防止用脚720の収納時には、ペダルを取外し、転倒防止用脚720を本体枠12と基板ユニット400等との間に収納することが可能となる。
換言すると、ペダルは、支持手段における他方端部の近傍に係合される足掛け手段の一例として機能する。
すなわち、前記支持手段における前記他方端部の近傍に係合される足掛け手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機とすることもできる。
このように、支持手段における他方端部の近傍に足掛け手段を備えることで、遊技機が直立した状態で、腰を屈めることなく、足を足掛け手段に掛けることで支持手段を容易に回動させることが可能となるので、遊技機一台で転倒防止の体勢を確保でき、転倒防止作業が簡単であり、移動などの作業を行うときに転倒防止の体勢を容易に解除し得る遊技機を提供できる。
尚、上述した実施形態においては、第1種パチンコ遊技機を例に挙げたが、これに限らず、羽根モノ、ヒコーキと称される第2種パチンコ遊技機、権利ものと称される第3種パチンコ遊技機、その他別の態様であってもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、主に、遊技を行う遊技領域を前面側に形成する遊技機枠体と、一方端部が前記遊技機枠体に回動自在に支持され、他方端部が前記遊技領域に対して後方側へ回動する支持手段と、前記支持手段が前記遊技領域に対して後方側へ所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段とを備えたことを特徴とする遊技機であるが、遊技機枠体、支持手段、回動角度規制手段などの具体的構成は、適宜設計変更可能である。
尚、本発明の実施例に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における転倒防止ユニットを示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における転倒防止ユニットを示す説明図である。 本発明の別実施形態のパチンコ遊技機における転倒防止ユニットを示す説明図である。 本発明の別実施形態のパチンコ遊技機における転倒防止ユニットを示す説明図である。 本発明の別実施形態のパチンコ遊技機における転倒防止ユニットを示す説明図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機
11 扉
12 本体枠
13 ベースドア
14 遊技盤
15 遊技領域
26 発射ハンドル
32 液晶表示装置
32a 表示領域
130 発射装置
400 基板ユニット
500 球払出ユニット
520 球通路ケース
600 転倒防止ユニット
610 脚固定ユニット
612 固定部材
614 カバー部材
615a、615b 側面
616 ヒンジ部
618a〜618e 凸部
620 転倒防止用脚
624 穴部
700 転倒防止ユニット
710 脚固定部材
711 ヒンジ部
712 ボルト
713 バネ部材
714a〜714e 凸部
715a、715b 側面
720 転倒防止用脚
724 穴部

Claims (6)

  1. 遊技を行う遊技領域を前面側に形成する遊技機枠体と、
    一方端部が前記遊技機枠体に回動自在に支持され、他方端部が前記遊技領域に対して後方側へ回動する支持手段と、
    前記支持手段が前記遊技領域に対して後方側へ所定の最大回動角度以上に回動することを規制する回動角度規制手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記支持手段は、一方端部が前記遊技機枠体の上部側に支持され、当該支持された部分から他方端部へ下方に延びる片持ち状の長尺状体であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記支持手段の前記支持された部分は、前記遊技機枠体の背面より内側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記支持手段は、前記遊技機枠体の左右側部に一対で配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記支持手段の回動角度を維持させる回動角度維持手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記支持手段は、一方端部が前記遊技機枠体の下部側に支持され、当該支持された部分から他方端部へ上方に延びる片持ち状の長尺状体であり、前記回動角度維持手段により回動角度を維持されることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
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