JP2007075150A - 画像データ処理装置および画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理装置および画像データ処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007075150A
JP2007075150A JP2005262976A JP2005262976A JP2007075150A JP 2007075150 A JP2007075150 A JP 2007075150A JP 2005262976 A JP2005262976 A JP 2005262976A JP 2005262976 A JP2005262976 A JP 2005262976A JP 2007075150 A JP2007075150 A JP 2007075150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
original image
shift vector
unit
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005262976A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sato
眞 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005262976A priority Critical patent/JP2007075150A/ja
Publication of JP2007075150A publication Critical patent/JP2007075150A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】異なる時点で撮影された2枚の原画像データの位置合わせをして、差分画像データを得る。
【解決手段】2枚の原画像データのそれぞれに複数の関心領域を設定し、設定された関心領域の周辺に複数の画素を含む周辺領域を設定し、設定された周辺領域間の特徴量に基づき関心領域毎に2枚の原画像データのずれ量を表すシフトベクトルを求め、得られたシフトベクトルを補間し、補間されたシフトベクトルに基づいて2枚の原画像データを位置合わせをした後に、位置合わせされた画像データと、一方の原画像データの対応する画素間で差分演算を行って差分画像データを出力する画像データ処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は複数枚の原画像データの位置合わせして差分処理を行う画像データ処理装置、画像データ処理方法に関し、特に複数枚の医用原画像データの位置合わせして差分処理を行う画像データ処理装置に関する。
近年、医用画像診断の分野におけるディジタル画像の利用が進み、医用画像をディジタル化することで従来の銀塩写真で得られた画像では困難であった診断形態の可能性が生まれている。
すなわち、従来、患者の病状の経過観察などの目的で、異なる時点(たとえば、現在と1年前等)で撮影された2枚のX線フィルム画像を比較する際には、2枚のX線フィルムをシャウカステンに架けて医師により比較読影することが一般的に行われている。
一方ディジタル画像データを用いる場合には、先ず、患者の病状の経過観察などの目的で異なる時点で撮影された2枚のディジタルX線画像を正常な解剖学的構造が一致するよう位置合わせを行う。その後、2枚のディジタルX線画像の差分処理を行うことにより差分画像データを生成して出力することが一般的に行われている。このようにして出力された差分画像データを表示装置で表示すると共に、同時に、元となった2枚のディジタルX線画像データも表示装置に表示する。これらの画像を医師が比較読影することにより、2枚のディジタルX線画像間の経時変化をより正確に把握し、より性格な診断を行うことが可能となる。
このような比較読影用の差分ディジタルX線画像データを生成する処理方法については、例えば、下記に示す特許文献1に開示されている。すなわち特許文献1においては、異なる時点で撮影された2枚の胸部X線原画像データの位置合わせをした後に差分画像データを生成することが開示されている。このような差分処理は経時サブトラクション処理と呼ばれることもある。
図10は特許文献1で開示された経時サブトラクション処理装置の構成の概略を示した図である。図10において、画像データ入力部1で入力された2枚の医用ディジタル原画像データは、先ず前処理部2において濃度補正処理が行われる。次に、ROIマッチング部3において設定された複数の関心領域(ROI(Region Of Interest))毎に相互相関係数の算出によるマッチング処理が行われる。これにより、関心領域(ROI)毎に2枚の画像データのずれ量を表すシフトベクトルが計算される。
次に、多項式補間部4において、計算されたシフトベクトルが2次元のn次多項式により近似補間される。その後、位置合わせ部5において、いずれか一方の画像データに対してのみに近似補間されたシフトベクトルに基づき非線形歪みが与えられる。さらに、近似補間された画像データと、一方の原画像データに関し、差分演算部6により、対応する位置の画素同士が減算されて差分画像データ信号が生成される。その後、後処理部7において階調処理等が行われて出力部8に出力される。この出力部8には、表示装置、印刷装置等が含まれる。
上述した特許文献1で開示された従来の方法によれば、関心領域(ROI)毎に最も相関の大きい位置がシフト量として求めることが出来る。しかし、対象となる原画像データに存在するノイズ等の原因により、シフトベクトルには誤差が混入する可能性がある。シフトベクトルの誤差は、後段の多項式補間部4により、ある程度抑制することは可能である。ただし、部分的に大きな誤差が混入する場合には、シフトベクトルの補間処理範囲に渡り誤差が拡散することにより、全体的に位置合わせの精度が低下することがあった。また、この2次元多項式補間によるシフトベクトルの補間処理は、計算量が多く処理時間が多く掛かるという問題もある。
特開平7−37074号公報
本発明は、経時サブトラクション処理における差分データ画像信号を得るにあたり、ノイズ等の影響によりシフトベクトルに混入した誤差の影響を少なくし、位置合わせ精度の低下を防止することが可能な画像データ処理装置を提供する。さらに、本発明は、経時サブトラクション処理における差分データ画像信号を得るにあたり、シフトベクトルの補間処理計算の計算量を少なくして、より高い画質の差分画像データを、より高速に生成可能な画像データ処理装置を提供する。
実施形態においては、2枚の原画像データを入力する画像データ入力部と、2枚の原画像データのそれぞれに複数の関心領域を設定し、関心領域の周辺に複数の画素を含む周辺領域を設定する領域設定部と、2枚の原画像データの対応する周辺領域間の特徴量に基づいて、関心領域毎に2枚の原画像データのずれ量を表すシフトベクトルを求めるシフトベクトル計算部と、シフトベクトルを補間する補間部と、補間部で補間されたシフトベクトルに基づいて、一方の原画像データを変形し、他方の原画像データとの位置合わせをする位置合わせ部と、変形され、位置合わせされた画像データと、他方の原画像データの対応する画素間で差分演算を行う差分演算部と、差分演算による差分画像データを出力する差分画像データ出力部と、を備えることを特徴とする画像データ処理装置を提供する。
本発明の他の実施形態においては、制御部を更に備え、この制御部は、シフトベクトル計算部と、補間部と、位置合わせ部と、による処理を所定回数繰り返すように制御することを特徴とする画像データ処理装置を提供する。
本発明の、更に他の実施形態においては、領域設定部は、更に2枚の原画像データの少なくとも一方に対し被写体の部分にかかる複数の部分領域を設定し、部分領域に対応して異なる周辺領域を設定することを特徴とする画像データ処理装置を提供する。
本発明の更に他の実施形態においては、2枚の原画像データを入力する画像データ入力ステップと、2枚の原画像データのそれぞれに複数の関心領域を設定し、関心領域の周辺に複数の画素を含む周辺領域を設定する領域設定ステップと、周辺領域間の特徴量に基づいて関心領域毎に2枚の原画像データのずれ量を表すシフトベクトルを求めるシフトベクトル計算ステップと、シフトベクトルを補間する補間ステップと、補間ステップで補間されたシフトベクトルに基づいて一方の原画像データを変形し、他方の原画像データとの位置合わせをする位置合わせステップと、変形され、位置合わせされた画像データと、他方の原画像データの対応する画素間で差分演算を行う差分演算ステップと、差分演算による差分画像データを出力する差分画像データ出力ステップと、を備えることを特徴とする画像データ処理方法を提供する。
本発明の、更に他の実施形態においては、制御ステップを更に備え、この制御ステップは、シフトベクトル計算ステップと、補間ステップと、位置合わせステップと、による処理を所定回数繰り返すように制御することを特徴とする画像データ処理方法を提供する。
本発明の、更に他の実施形態においては、領域設定ステップは、更に2枚の原画像データの少なくとも一方に対し被写体の部分にかかる複数の部分領域を設定し、部分領域に対応して異なる周辺領域を設定することを特徴とする画像データ処理方法を提供する。
本発明によれば、シフトベクトル計算においてより高い精度のシフトベクトルを求めることが出来るため、位置合わせ精度が向上し、より高画質の差分画像データを得ることが出来る。
<実施形態1>
図1は本発明による画像データ処理装置の機能動作を示す機能ブロック図である。このような画像データ処理装置を実現する方法として、各部を専用のハードウェア装置として構成することも可能である。また、さらには、汎用コンピュータ上で動作するプログラムとして実現することも可能である。この場合、図1における各部はプログラムのモジュールにより実現することが出来る。
図2は本発明を実施可能なコンピュータを中心とした画像データ処理システムの一例である。図においては、コンピュータ100、このコンピュータ100とネットワーク400を介して接続された医用X線画像データを生成する画像データ生成装置200、ファイルサーバ300で構成された画像データ処理システムを示している。
コンピュータ100においては、中央演算装置101に様々な周辺装置がバス102を介して接続されている。さらに、インタフェース(図示せず)を通じて接続されたネットワーク400を介して外部の画像データ生成装置200や、ファイルサーバ300との間で、画像データを送受信することができる。また制御装置500はインタフェース(図示せず)によりコンピュータ100と接続され、画像データ処理システム全体を制御する。
この構成において、本発明の実施形態を実行するためのプログラムはハードディスク103、ROM105、あるいはネットワーク400を介して接続されたファイルサーバ300に格納される。図2に示す画像データ処理システムの動作の開始にあたり、マウス107、キーボード108等を用いたユーザの指示等により、この実行するためのプログラムはコンピュータ100の内部に設けたRAM104に読み込まれる。そして、中央演算装置101がプログラムを順次実行することにより、図2に示した画像データ処理システムは、図1に示した機能ブロックで示す動作を行う。また、図2に示した制御装置500は、図2に示した画像データ処理システムの色々な制御を行う。
以下、図 1に示した本発明の第1の実施形態である画像データ処理装置の機能ブロックの、各部の機能動作について図3に示したフローチャートを参照して詳細に説明する。先ず、ステップS100において、画像データ入力部10はユーザからの指示等、所定の指示入力に基づいて、差分処理の対象となる複数枚(以下、2枚で説明する)の原画像データ(時系列画像データ)を取り込む。この場合、2枚の原画像データは、2枚の胸部X線正面画像データである。かくして、取り込んだ2枚の原画像データに対して、縮小処理等を行ってROI設定部11に出力する。画像データ入力部10としては、例えばコンピュータ100に内臓されたハードディスク103、又は間接的にケーブルを介して接続されたハードディスク(図示せず)、光磁気ディスク等の記憶媒体106等が使用される。さらには、ネットワーク400を介して接続されている画像データ生成装置200等も使用することが可能である。
画像データ入力部10に対する時系列画像データの入力指示は、画像データ処理装置を操作するユーザの指示、あるいは外部からの指示等を受けて、この画像データ処理装置を制御する制御装置500により行われる。
画像データの縮小比率としては、例えば水平及び垂直方向の画素数が、1/4 X 1/4 のサイズとなるように縮小すると、差分画像データに必要な解像度を保持しながら、処理速度を向上させ得る観点から好ましい。ここに示したこの縮小比率の値は1つの例であり、他の縮小比率であっても良い。基本的に、この縮小比率は処理速度と解像度とを考慮して決定される。
さらに、画像データ入力部10から、後述する画像データ処理部19に直接出力されて読影対象となる原画像データに対しては縮小処理等を行わず、もとのままのサイズで画像データ処理部19に出力するようにしても良い。このようにすることにより、画像データ処理部19に与えられて読影対象となる画像データは高い解像度を維持して表示されるので、変化を強調した差分画像データとの比較読影が表示装置上で可能となる。
時系列原画像データは、たとえば、異なる時点(たとえば、現在と3ヶ月前)で撮影された同一患者の複数枚数の胸部X線正面画像データである。本実施の形態においては説明を簡略化するため、第1および第2の原画像データからなる2枚で1組の画像データとする。但し、原画像データの枚数がそれ以上である場合も、その中から2枚1組の原画像データを選択し、後述する各種処理を各組に対して適用すればよい。
図1に示す機能ブロック図において、第1原画像データIM1、第2原画像データIM2は画像データ入力部10から入力される時系列の原画像データである。そして、本実施の形態においては、第1原画像データIM1を最近に撮影された画像データ、第2原画像データIM2を過去(たとえば、3ヶ月前)に撮影された画像データとする。なお、以降の説明では、これらの原画像データは、たとえば胸部X線正面画像データとするが、必ずしもこれに限定されるものではない。本発明はその趣旨を変更することなく他の種類の画像データに対しても適用することが可能である。
また、第1原画像データIM1および第2原画像データIM2はフラットパネル検出器あるいは輝尽性蛍光体を用いるCR(Computed Radiography)など、ディジタルラジオグラフィシステムにより生成された画像データである。その画像データの特性は被写体撮影時の相対X線量の対数に比例するものである。
すなわち、通常ディジタルラジオグラフィシステムにより撮影されて得られた医用画像データは、シャウカステンに架けて読影していた従来の銀塩X線フィルムの特性に合わせ、非線形な階調変換処理が施される。本発明の実施形態においては、この非線形な階調変換処理を行う前の画像データを用いる。
一方、第1原画像データIM1および第2原画像データIM2は、先に述べたように画像データ処理部19に対しても出力される。画像データ処理部19は上述した階調変換処理を行い読影に最適な処理画像データを生成して出力部18に出力する。画像データ処理部19の処理としては、例えば図4に示すような従来の銀塩X線フィルムと類似した変換特性を持つものでも良い。また、これに加えてボケマスク処理等の周波数強調処理を行うものであっても良い。
なお、上述の画像データ処理部19における処理を予め行い、処理後の画像データを処理前の画像データと関連付けて所定の記憶装置に記憶しておき、第1原画像データIM1および第2原画像データIM2が指定された時に、第1原画像データIM1および第2原画像データIM2と共に読み出すように構成することも可能である。
ステップS200において、ROI設定部11は第1原画像データIM1および第2原画像データIM2の略対応する位置に、複数の関心領域(ROI)を設定して拡張領域設定部12に出力する。まずROI設定部11は第1原画像データIM1および第2原画像データIM2を解析し、この原画像データの解析に基づいて検出された被写体の複数の基準点を検出し、差分処理対象となる領域を決定する。図5(A)は検出された複数の基準点と差分処理対象となる領域の例を図示したものである。図5(A)において、左側が第1原画像データIM1に対応する表示画面であり、右側が第2原画像データIM2に対応する表示画面である。
これらの基準点は被写体の画像が有する固有の特徴に基づいて決定され、例えば図示した胸部正面画像では肺尖部(Lm11、Lm15、Lm21、Lm25)、CP角(Lm14、Lm18、Lm24、Lm28)、胸郭外縁(Lm12、Lm13、Lm16、Lm17、Lm22、Lm23、Lm26、Lm27)を検出する。そして、第1原画像データIM1および第2原画像データIM2について、これらの基準点を包含する矩形の差分対象領域R1およびR2が決定される。
これらの基準点の検出方法としては、被写体の種類に応じて所定の大きさの部分領域を設定し、この部分領域内の画像データを積算したプロファイルデータを解析することにより、被写体に固有の特徴的な点を特定して基準点としてもよい。
次にROI設定部11は、第1原画像データIM1と第2原画像データIM2に対して、差分対象領域R1の座標、全体的な位置ずれ量Gおよび倍率変化値Mから複数の関心領域を設定する。すなわち、ROI設定部11は差分対象領域R1およびR2の中心座標値(xc1、yc1)および(xc2、yc2)を計算し、第1原画像データIM1と第2原画像データIM2の間の全体的な位置ずれ量Gを式1により計算する。
Figure 2007075150
また、図5(A)に示す差分対象領域R1およびR2の左上及び右下の座標から第1原画像データIM1と第2原画像データIM2で表示される被写体の倍率変化値Mを式2により計算する。
Figure 2007075150
図5(B)は第1原画像データIM1および第2原画像データIM2に対して設定される関心領域のうち、簡略化のため、左上の3つのみを図示したもので、図中、左側が第1原画像データIM1に対応し、右側が第2原画像データIM2に対応する。同図において、第1原画像データIM1に対しては、サイズがN1×N1、第2原画像データIM2に対してはM1×M1の矩形の関心領域(ROI)が設定されている。ここで、第1原画像データIM1に設定された関心領域(ROI)をテンプレートROI、第2原画像データIM2に設定された関心領域(ROI)をサーチROIと呼ぶこととする。
ROI設定部11は、第1原画像データIM1に対し差分対象領域R1の左上に相当する位置に、最初のテンプレートROIの中心が重ね合わされるよう配置する。その後は、水平方向にΔx、垂直方向にΔyの間隔で差分対象領域R1の全領域をカバーする範囲にテンプレートROIを設定する。
次に、ROI設定部11は、第1原画像データIM1に設定されたテンプレートROIの位置と全体的な位置ずれ量Gおよび倍率変化値Mに基づいてサーチROIを設定する。すなわち、対応するn番目のテンプレートROIの中心座標値を(x 、y )サーチROIの中心座標値を(x 、y )とすると、n番目のサーチROIの中心座標位置は次の式3、4で計算される。
Figure 2007075150
ここで、NはテンプレートROIおよび対応するサーチROIの個数である。この個数は第1原画像データIM1の差分対象領域R1に対してテンプレートROIが設定可能な個数から決定される。
テンプレートROIおよびサーチROIの大きさと設定間隔Δx、Δyは予め決定されており、ROI設定部11内のメモリ(図示せず)に記憶されているものとする。これらの値は、差分対象となる被写体の種類に合わせて予め適切な値が選択されている。
例えば、対象が胸部正面画像データである場合は、テンプレートROIのサイズとして20×20mm、サーチROIのサイズとして25×25mm、設定間隔として3mm程度に相当することが好ましい。しかしながら、本発明はこれに限定されることはなく、他の値であっても適用可能である。また、関心領域(ROI)の形状は上記のような正方形である必要はなく、矩形や他の形状であっても良い。
ROI設定部11は、このようにして設定された各テンプレートROIおよびサーチROIの位置およびサイズを拡張領域設定部12に出力する。
さらに、ステップS300において、拡張領域設定部12はROI設定部11から入力されたテンプレートROIの周辺に拡張領域を設定し、テンプレートROI、サーチROIの位置情報と共にシフトベクトル計算部13に出力する。
図6(A)は本実施の形態において設定された4つの拡張領域PRa、PRb、PRc、PRdと、テンプレートROI、サーチROIを図示したものである。拡張領域設定部12は拡張領域の大きさを、図に示すように長手方向にl、それと直交する方向にtとし、テンプレートROIの縁との距離をdとなるように設定する。
本実施形態において、拡張領域の大きさは被写体の種類によって予め適切な値が決定され、拡張領域設定部12の有するメモリ(図示せず)に記憶されている。例えば、胸部X線正面画像データの場合はlの値としてテンプレートROIのサイズWt又はHtの5倍、tの値として3を選択すればよいが、必ずしもこれらの値に限定されるものではない。
また、dについては、図6(B)に示すように後述するシフトベクトル計算においてテンプレートROIがサーチROIの周辺に重ねて配置された時に、拡張領域とサーチROIの領域がオーバーラップしないような大きさに設定することが好ましい。すなわち、次に示す、式5及び式6を満たすように設定される。
Figure 2007075150
次に、ステップS400において、シフトベクトル計算部13は拡張領域設定部12から入力した、各関心領域(ROI)の位置情報と拡張領域に基づいて、シフトベクトルを計算しシフトベクトル補間部14に出力する。まずシフトベクトル計算部13は、対応するテンプレートROI及びサーチROIの間で正規化相互相関係数CC(x、y)式7、式8及び式9に従って計算する。
Figure 2007075150
Figure 2007075150
さらに、ステップS400において、シフトベクトル計算部13は、各テンプレートROIの周辺に設定された拡張領域と対応する位置のサーチROI周辺の画像データから、式10により重み係数w(x、y)を計算する。
Figure 2007075150
ここで、P j(i)は第1原画像データIM1において、テンプレートROIの周辺に設定された拡張領域の画像データを長手方向と直交する方向に積算したデータである。すなわち、図6(A)において、PRおよびPR3は水平方向に積算し、PRおよびPRは垂直方向に積算したデータとなる。また、P j(i)は上記の拡張領域に対応する第2原画像データIM2内の同位置から計算される積算データである。また、Rは画像データの持つ精度から計算されるデータ範囲であり、例えば第1原画像データIM1および第2原画像データIM2の画素精度が12ビットの場合は、212+1=8192とすればよい。
次に、シフトベクトル計算部はCC(x、y)とw(x、y)の積が最大となる位置(xmax、ymaxを最も相関の高い位置としてこれを元に当該n番目のROIペアのシフトベクトルnとし、シフトベクトル補間部14に出力する。
なお、上述した重み係数w(x、y)の計算は、第1原画像データIM1および第2原画像データIM2における拡張領域の差分の絶対値に基づいて行われたが、これに限定される必要は無く、差分の2乗に基づいて行ってもよい。また、この場合はRの値を2乗に対応するように変更することは言うまでもない。
このように、本発明の実施形態によれば、相互相関係数に対してその周辺の領域の画像データの異なる方法により計算される類似性により重み付けしてシフトベクトルを計算している。かつ図6に示したように水平、垂直方向に長い領域を参照して重み付けを行い広い範囲の類似性を反映している。そのため、単に関心領域(ROI)同士の相関では局所的に類似のパターンが複数存在するような場合において、誤ったマッチング結果が得られる可能性が低減され、より精度の高いシフトベクトルを得ることができる。
さらにステップS600において、シフトベクトル補間部14は入力したシフトベクトルν=(ν、ν、...νN−1)に対して公知のキュービックスプライン補間を用いて補間処理し、補間されたシフトベクトルνを位置合わせ部15に出力する。シフトベクトル補間部14は補間されたシフトベクトルνの水平、垂直方向の各ラインに渡り、それぞれの成分ごとにキュービックスプライン補間を適用する。キュービックスプライン補間については、例えば"Digital Image Warping", G. Wolberg, IEEE Computer Society Press, 1990等の文献に記載された方法に従って行えばよく、公知の技術であるので詳細説明は省略する。
なお、本発明の実施形態においては、シフトベクトルの補間方法としてキュービックスプライン補間に限定されるものではなく、上記文献に記載された他の方法によってもよい。例えば、多項式補間法との組み合わせにおいては、処理時間がかかるが、シフトベクトルに混入する誤差を抑制することが可能となり、高い位置合わせ精度を得ることができる。
さらにステップS700において、位置合わせ部15は、シフトベクトル補間部14から入力した補間されたシフトベクトルνを用いて第2原画像データIM2を変形し、第1原画像データIM1と位置合わせがなされたワープ画像データIM3を生成して差分演算部16に出力する。すなわち、補間されたシフトベクトルνは第1画像データIM1および第2画像データIM2で表される共通の構造物間の精密な位置ずれ量を表している。従って、ワープ処理後の第2原画像データ、すなわちワープ画像データIM3の各画素の位置に対して補間されたシフトベクトルνを逆方向に適用することにより、第1原画像データIM1の対応する位置を求め、内挿補間処理によりリサンプリングを行って画素値を決定すればよい。この方法の詳細についても、上記の文献に記載されているため詳細説明は省略するが、リサンプリング時の内挿補間方法としては、例えば3次内挿補間等によることが差分画像データの画質上好ましい。
次にステップS800において、差分演算部16は、入力した第1原画像データIM1と変形された第2原画像データ、すなわちワープ画像データIM3の各画素同士を減算し、差分画像データIMSを生成して後処理部17に出力する。
さらにステップS900において、後処理部17は、入力した差分画像データIMSに対して階調変換を行い、画素値を表示に適する範囲に変換した差分画像データIMS‘を生成して出力部18に出力する。この変換は、差分処理前後の画像データの精度によって決定すればよい。
例えば、差分演算前の画像データの画素値精度が符号なしの12ビットであった場合、差分処理により符号付の13ビットの範囲を持つ差分画像データが生成される。ここで出力部18の表示可能な画素値の範囲が符号なしの8ビットである場合は、13ビットの範囲を8ビットに線形に変換すればよい。
または、差分画像データのヒストグラムを求め、その最頻値に相当する画素値を中心として所定の範囲を出力の8ビットに線形に変換しても良い。なお、入力範囲と出力範囲の変換関数は必ずしも線形である必要はなく、例えば図4に示すように非線形なものであってもよい。
さらにステップS1000において、出力部18は入力した階調変換後の差分画像データIMS‘を、その元となる第1原画像データIM1、第2原画像データIM2に対して読影に適した階調補正を施された画像と共に、読影に適した形態で表示する表示デバイスに出力する。このような表示デバイスとしては、例えばCRTモニタ、液晶ディスプレイなどが適している。又は、電子的な表示装置に限らず、画像をハードコピー出力するレーザプリンタ等の画像出力装置であってもよい。さらに、本発明の実施形態において、出力部18は表示デバイスである必要はなく、コンピュータに付属したハードディスクやネットワーク入出力装置であっても構わない。
以上説明したように本発明の実施形態によれば、シフトベクトルを求めるマッチング処理において、局所的な関心領域(ROI)による相関演算に加えその周辺において異なる尺度により計算した重み付けを行っている。これにより被写体に類似のパターンが多く存在するような場合において、誤ったマッチングが行われることを抑制し、結果としてより高画質の差分画像データを得ることができる。
<実施形態2>
前述した第1の実施形態においては、位置合わせ処理を1回のみ行ったが、本発明の実施形態においては、複数回の位置合わせ処理を行う場合においても適用することができる。
図7は第2の実施形態による画像データ処理装置の動作フローチャートである。第2の実施形態においても、全体の構成は図1と同様である.ただし、2回目以降は前回ワープされたワープ画像IM3を、新たな処理における第2元画像データIM2として処理を行う。第2の実施形態においては、第1の実施形態と異なり、新たに追加されたステップS1100において、制御装置500がステップS700のワープ処理を所定回数実行したかどうかを確認する。もしここで実行済みの場合はステップS800に進み、まだ実行されていない場合はステップS200に戻るよう全体の処理の流れを制御する。この場合、ワープの繰り返し数は被写体の特徴等に応じて予め決定されており、制御装置500に設けたメモリ(図示せず)おいて記憶しておけばよい。
また、2回目以降の実行においては、ステップS200において画像内の基準点を検出する必要はなく、前回の位置合わせ処理で得られたシフトベクトルに基づいて新しい関心領域(ROI)の位置を設定すればよい。
この第2の実施形態においては、ステップS300において、ワープの繰り返し数に依存してテンプレートROIの拡張領域の大きさを変更する。すなわち、図6(A)に示した拡張領域の長さlをワープ回数が増えるに従い小さく設定する。
通常、ワープを行った画像データに対して再度位置合わせをする場合は、1回目と異なり位置ずれは小さくなっている。そのため、関心領域(ROI)周辺の画像データに基づいて重み付けをするよりも、局所的な位置ずれのみを考慮することで、位置合わせ精度を確保することが出来る。例えば、1回目のワープに係るシフトベクトル計算では長さをlとし、2回目以降を1/2、1/4としてもよいし、2回目以降は拡張領域を設定しないようにしてもよい。
<実施形態3>
前述した第2の実施形態では、1回の位置合わせ動作で同じ大きさの拡張領域を設定したが、画像データの部分領域ごとに異なる大きさの拡張領域を設定するようにしても良い。第3の実施形態においては、拡張領域設定部12は第1画像データIM1を入力して解析を行い、例えば図8に示すように6つの領域に分割する。同図においてA1、A2は被写体外の領域に、A3,A4は肺野に、A5は縦隔に、A6は腹腔部に略対応する矩形領域である。
このような領域分割を行うには様々な公知の方法が利用できる。例えば簡単には入力画像データのヒストグラムを解析し、被写体に応じて予め設定された画素値に相当する部分に基づいて分割を行っても良い。さらに、これに加えて第1の実施形態で説明したように画像データのプロファイルを解析することにより、領域を特定するようにしても良い。
第3の実施形態においては、拡張領域設定部13はA5、A6に対して、A3及びA4と比較して拡張領域の長さlを相対的に大きく取るようにする。縦隔や腹腔部分ではコントラストが低いためマッチングに適した構造物が十分に表示されていない。そのため、より広く周辺部分の重みをつけることにより、よりシフトベクトルの精度を上げることが可能となる。
なお、以上の実施形態においては、拡張領域の形として図6に示したものに限ることなく、例えば図9に示すような放射状に延びた形であっても良い。
本発明の実施形態における画像データ処理装置の基本機能ブロック構成図を示す。 本発明の実施形態を実行可能なコンピュータを利用したシステムの一例を示す構成図を示す。 本発明の第1の実施形態における画像データ処理装置の動作フローチャートを示す。 階調変換特性の説明図である。 本発明の実施形態における関心領域(ROI)の設定の説明図である。 本発明の実施形態における拡張領域の設定の説明図である。 本発明の第2の実施形態における画像データ処理装置の動作フローチャートを示す。 領域分割の説明図である。 その他の拡張領域の形状図を示す。 従来例における画像データ処理装置の基本機能ブロック構成図を示す。
符号の説明
10 画像データ入力部
IM1 第1原画像データ
IM2 第2原画像データ
IM3 ワープ画像データ
11 ROI設定部
12 拡張領域設定部
13 シフトベクトル計算部
14 シフトベクトル補間部
15 位置合わせ部
16 差分演算部
17 後処理部
18 出力部
19 画像データ処理部

Claims (10)

  1. 2枚の原画像データを入力する画像データ入力部と、
    前記2枚の原画像データのそれぞれに複数の関心領域を設定し、前記関心領域の周辺に複数の画素を含む周辺領域を設定する領域設定部と、
    前記2枚の原画像データの対応する周辺領域間の特徴量に基づいて、前記関心領域毎に前記2枚の原画像データのずれ量を表すシフトベクトルを求めるシフトベクトル計算部と、
    前記シフトベクトルを補間する補間部と、
    前記補間部で補間されたシフトベクトルに基づいて、前記一方の原画像データを変形し、前記他方の原画像データとの位置合わせをする位置合わせ部と、
    前記変形され、位置合わせされた画像データと、前記他方の原画像データの対応する画素間で差分演算を行う差分演算部と、
    前記差分演算による差分画像データを出力する差分画像データ出力部と、を備えることを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 前記シフトベクトル計算部は、
    前記関心領域に対応する画像データに基づき相互相関係数を計算し、該相互相関係数を前記周辺領域に対応する画像データに基づいて重み付けした結果から前記シフトベクトルを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像データ処理装置。
  3. 制御部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記シフトベクトル計算部と、前記補間部と、前記位置合わせ部と、による処理を所定回数繰り返すように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像データ処理装置。
  4. 前記領域設定部は、
    前記制御部による繰り返し数に基づいて前記周辺領域の大きさを変更することを特徴とする請求項3に記載の画像データ処理装置。
  5. 前記領域設定部は、
    更に前記2枚の原画像データのいずれかの原画像データに対して被写体の部分にかかる複数の部分領域を設定し、前記部分領域に対応して異なる前記周辺領域を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像データ処理装置。
  6. 2枚の原画像データを入力する画像データ入力ステップと、
    前記2枚の原画像データのそれぞれに複数の関心領域を設定し、前記関心領域の周辺に複数の画素を含む周辺領域を設定する領域設定ステップと、
    前記周辺領域間の特徴量に基づいて前記関心領域毎に前記2枚の原画像データのずれ量を表すシフトベクトルを求めるシフトベクトル計算ステップと、
    前記シフトベクトルを補間する補間ステップと、
    前記補間ステップで補間されたシフトベクトルに基づいて前記一方の原画像データを変形し、前記他方の原画像データとの位置合わせをする位置合わせステップと、
    前記変形され、位置合わせされた画像データと、前記他方の原画像データの対応する画素間で差分演算を行う差分演算ステップと、
    前記差分演算による差分画像データを出力する差分画像データ出力ステップと、を備えることを特徴とする画像データ処理方法。
  7. 前記シフトベクトル計算ステップは、
    前記関心領域に対応する画像データに基づき相互相関係数を計算し、該相互相関係数を前記周辺領域に対応する画像データに基づいて重み付けした結果から前記シフトベクトルを決定することを特徴とする請求項6に記載の画像データ処理方法。
  8. 制御ステップを更に備え、
    前記制御ステップは、
    前記シフトベクトル計算ステップと、前記補間ステップと、前記位置合わせステップと、による処理を所定回数繰り返すように制御することを特徴とする請求項7に記載の画像データ処理方法。
  9. 前記領域設定ステップは、
    前記制御ステップによる繰り返し数に基づいて前記周辺領域の大きさを変更することを特徴とする請求項8に記載の画像データ処理方法。
  10. 前記領域設定ステップは、
    更に前記2枚の原画像データのいずれかの原画像データに対し被写体の部分にかかる複数の部分領域を設定し、前記部分領域に対応して異なる前記周辺領域を設定することを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像データ処理方法。
JP2005262976A 2005-09-09 2005-09-09 画像データ処理装置および画像データ処理方法 Withdrawn JP2007075150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005262976A JP2007075150A (ja) 2005-09-09 2005-09-09 画像データ処理装置および画像データ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005262976A JP2007075150A (ja) 2005-09-09 2005-09-09 画像データ処理装置および画像データ処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007075150A true JP2007075150A (ja) 2007-03-29

Family

ID=37936056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005262976A Withdrawn JP2007075150A (ja) 2005-09-09 2005-09-09 画像データ処理装置および画像データ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007075150A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200923A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2013521969A (ja) * 2010-03-24 2013-06-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 物理的対象物の画像を生成するシステム及び方法
JP2015080554A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 コニカミノルタ株式会社 医用画像処理装置及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200923A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2013521969A (ja) * 2010-03-24 2013-06-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 物理的対象物の画像を生成するシステム及び方法
JP2015080554A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 コニカミノルタ株式会社 医用画像処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8111947B2 (en) Image processing apparatus and method which match two images based on a shift vector
JP4130661B2 (ja) 時間的に連続する胸部画像間の経時変化を検出する装置
US9179893B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, image processing system, and program
JP2003530722A (ja) 時間的変化の検出における胸部x線写真の時間サブトラクションに先立ち、反復的に画像歪曲する方法、システムおよびコンピュータ読取り可能媒体
CN1964668A (zh) 使用两个图像的图像处理设备和方法
JP4684667B2 (ja) 画像処理装置及びその方法、プログラム
US20050069186A1 (en) Medical image processing apparatus
US20040017370A1 (en) Medical visible image generating method
JP2007075150A (ja) 画像データ処理装置および画像データ処理方法
JP2018000926A (ja) 動態解析システム
JP6225636B2 (ja) 医用画像処理装置及びプログラム
JP2002094772A (ja) 放射線画像処理方法および放射線画像処理装置
US10217230B2 (en) X-ray image processing apparatus, X-ray image processing method, and storage medium
JP4626984B2 (ja) 差分画像生成装置及び方法
JP2005270635A (ja) 画像処理方法及び処理装置
JP2001344601A (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP6167841B2 (ja) 医用画像処理装置及びプログラム
JP2007264951A (ja) 医療用画像補正装置
EP3232932B1 (en) Motion correction method in dual energy radiography
JP4613317B2 (ja) 時間的に連続する2枚の胸部x線像からの経時変化検出のためのサブトラクション方法
JP2005136594A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
US20050008211A1 (en) Lung contrast normalization on direct digital and digitized chest images for computer-aided detection (CAD) of early-stage lung cancer
US10713825B2 (en) Medical image reconstruction device and method emphasizing depth information
JP2007007307A (ja) 画像処理方法及び医用画像処理システム
JP2006247293A (ja) 画像処理方法および画像処理装置ならびにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081202