JP2007074906A - Icタグ付き貝類、貝類管理システムおよびicタグ取付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外すのが困難で、外部衝撃、環境、時間経過に強く、改ざん・複製・転用が困難であり、軟体部への影響がなく、加熱の際も外す必要のない標識としてICタグを取り付けたICタグ付き貝類。
【解決手段】 ヘラなどにより、アワビ10の前方かつ右側の軟体部および外套膜を持ち上げる。持ち上げると、貝殻裏面の外縁部で、真珠層が未形成の稜柱層域の幅が最も広くなっている部位が露出する。該部位を、海水などの水分を拭き取った後に、クエン酸溶液に浸して洗浄する。クエン酸溶液により、該部位は粗面化されるので、該部位にポリエチレン樹脂に封入したICタグ11を、歯科用接着剤を用いて接着する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有用水産貝類管理のためのICタグ付き貝類、貝類管理システムおよびICタグ取付け方法に関する。
食品の安全性証明が広く求められるようになり、食品について正確で確実なトレーサビリティシステムが必要とされている。また、アワビなどの有用水産貝類は、年々天然物が減少しているため、稚貝を養殖して自然海域への放流が行われているが、放流した貝を識別して、その漁獲量への寄与度を確認するためや、密猟防止や密漁された貝に対する所有権の主張という観点からも、トレーサビリティが必要とされている。
そこで、貝類の出所を識別するために、稚貝の貝殻に標識をつけることが行われている。従来の方法としては、下記の(1)から(4)に示す方法が知られている。
(1)個体情報などを表面に記入した標識を、貝殻周縁部に挟むように装着する方法(特許文献1参照)
(2)二枚貝靱帯に識別片となる金属片をインジェクタで埋め込む方法(特許文献2参照)
(3)貝殻表面に化学結合により着色物質を析出させる方法(特許文献3参照)
(4)鉄粉末粒子をコーティングした後、水中の酸素と反応させて錆を生成させる方法(特許文献4参照)
特開2004−141084号公報 特開平11−196706号公報 特開平6−141725号公報 特開2000−300108号公報
ところが、従来の方法には標識が貝殻から脱落しやすく、容易に外すことができる(前述の(1))、貝の外側に標識があるため、外部衝撃により破損しやすい(前述の(1)、(3)、(4))、環境・時間経過による情報劣化・損失の可能性がある(前述の(1)、(3)、(4))、改ざん・複製して、貝に新たな標識を付けても判別できない(前述の(1)、(2)、(3)、(4))、標識を外して他の貝に転用することが可能(前述の(1)、(2))、標識が軟体部に触れるため、軟体部への影響が危惧される(前述の(2))、調理などのため貝を加熱する際は外さなければならない(前述の(1)、(2)、(3)、(4))という問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、外すのが困難で、外部衝撃、環境、時間経過に強く、改ざん・複製・転用が困難であり、軟体部への影響がなく、加熱の際も外す必要のない標識としてICタグを取り付けたICタグ付き貝類を提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、個体識別情報を格納したICタグを、該ICタグが貝殻内に取り込まれる部位に具備していることを特徴とするICタグ付き貝類である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のICタグ付き貝類であって、前記部位は、貝殻が形成される部位であり、前記貝類が備える貝殻裏面の他の部分に比べて成長が速い成長部であることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のICタグ付き貝類であって、前記部位は、前記貝殻裏面の稜柱層が露出した稜柱層域であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、個体識別情報を格納し、貝殻内に取り込まれたICタグを備えることを特徴とするICタグ付き貝類である。
また、請求項5に記載の発明は、ICタグリーダライタと請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の貝類とからなる貝類管理システムであって、前記ICタグリーダライタは、前記貝類が備えるICタグに、該貝類の生物関連情報、流通関連情報、生産関連情報の少なくともいずれかひとつを書き込む登録手段と、前記貝類が備えるICタグから該貝類の個体識別情報、生物関連情報、流通関連情報、生産関連情報の少なくともいずれかひとつを読み出す参照手段とを備えることを特徴とする貝類管理システムである。
また、請求項6に記載の発明は、ICタグリーダライタと該ICタグリーダライタが通信回線で接続された管理サーバと請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の貝類とからなる貝類管理システムであって、前記ICタグリーダライタは、前記貝類が備えるICタグより、該貝類の個体識別情報を読み取り、前記管理サーバは、前記ICタグリーダライタより前記個体識別情報を受けると、該個体識別情報と対応付けて、生物関連情報、流通関連情報、生産関連情報の少なくともいずれかひとつを自装置内に記録する記録手段と、前記ICタグリーダライタより前記個体識別情報を受けると、自装置内の記録から該個体識別情報と対応付けられた生物関連情報、流通関連情報、生産関連情報の少なくともいずれかひとつを出力する出力手段とを備えることを特徴とする貝類管理システムである。
また、請求項7に記載の発明は、貝類に、個体識別情報を格納したICタグを、該ICタグが貝殻内に取り込まれる部位に取り付けることを特徴とするICタグ取付け方法である。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のICタグ取付け方法であって、前記部位は、貝殻が形成される部位であり、前記貝類が備える貝殻裏面の他の部分に比べて成長が速い成長部であることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7または請求項8に記載のICタグ取付け方法であって、前記部位は、前記貝殻裏面の稜柱層が露出した稜柱層域であることを特徴とする。
この発明によれば、貝殻内に取り込まれる部位にICタグを具備しているため、貝殻内に取り込まれたあとは、ICタグは、緻密で陶質な硬度を持っている貝殻によって、物理的影響や化学的変化に対して防御されている。このため、外部衝撃、環境、時間経過に強く、貝をそのまま加熱してもICタグの成分が流出するようなことがない、また、外すには貝殻を破砕する必要があり、破砕の際にICタグも壊れる可能性が高いことから転用も困難となる。また、ICタグが軟体部に直接触れることがなくなるので、軟体部への影響がない。さらに、標識としてICタグを用いているため、改ざん・複製が困難である。
また、この発明によれば、貝殻裏面の他の部分に比べて成長が速い成長部にICタグを具備しているため、貝の成長に伴ない、ICタグは貝殻内に取り込まれる。貝殻内に取り込まれたあとは、ICタグは、緻密で陶質な硬度を持っている貝殻によって、物理的影響や化学的変化に対して防御されているため、外部衝撃、環境、時間経過に強く、貝をそのまま加熱してもICタグの成分が流出するようなことがない、また、外すには貝殻を破砕する必要があり、破砕の際にICタグも壊れる可能性が高いことから転用も困難となる。また、ICタグが軟体部に直接触れることがなくなるので、軟体部への影響がない。さらに、標識としてICタグを用いているため、改ざん・複製が困難である。
また、この発明によれば、貝殻裏面の稜柱層が露出した稜柱層域にICタグを具備するため、貝の成長に伴ない、稜柱層を覆っていく真珠層によって、ICタグも覆われる。真珠層によって覆われたあとは、ICタグは、緻密で陶質な硬度を持っている貝殻によって、物理的影響や化学的変化に対して防御されているため、外部衝撃、環境、時間経過に強く、貝をそのまま加熱してもICタグの成分が流出するようなことがない、また、外すには貝殻を破砕する必要があり、破砕の際にICタグも壊れる可能性が高いことから転用も困難となる。また、ICタグが軟体部に直接触れることがなくなるので、軟体部への影響がない。さらに、標識としてICタグを用いているため、改ざん・複製が困難である。
また、この発明によれば、貝殻内に取り込まれたICタグを備えるため、ICタグは、緻密で陶質な硬度を持っている貝殻によって、物理的影響や化学的変化に対して防御されている。このため、外部衝撃、環境、時間経過に強く、貝をそのまま加熱してもICタグの成分が流出するようなことがない、また、外すには貝殻を破砕する必要があり、破砕の際にICタグも壊れる可能性が高いことから転用も困難となる。また、ICタグが軟体部に直接触れることがなくなるので、軟体部への影響がない。さらに、標識としてICタグを用いているため、改ざん・複製が困難である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態によるICタグを取付けたアワビの上面からの透視図である。10は、アワビであり、頭部12のある方が前方であり、その貝殻は時計回りに成長していくため、アワビ10の右側の縁が伸びていく貝殻の成長部である。11は、アンテナとICチップからなり、ポリエチレン樹脂で封入して、貝殻裏面に貼付されたICタグである。図2は、図1のアワビ10のICタグ11の貼付部手前付近の断面を拡大した断面図である。1、2、3は、それぞれアワビ10の貝殻を構成している殻皮膜、稜柱層、真珠層である。4は、真珠層3を形成する炭酸カルシウムを分泌する外套膜である。5は、軟体部である。7は、貝殻の成長部であるために、未だ真珠層3に覆われずに稜柱層2が露出している稜柱層域である。6は、稜柱層域7の中でも幅が広く、ICタグ11の貼付に適した貼付範囲である。
次に、ICタグの貼付方法を説明する。まず、ヘラなどにより、アワビ10の前方かつ右側(図1の左下側)の軟体部5および外套膜4を持ち上げる。持ち上げると、貝殻裏面の外縁部で、真珠層3が未形成の稜柱層域7の幅が最も広くなっている貼付範囲6が露出するので、海水などの水分を拭き取った後に、クエン酸溶液に浸して洗浄する。クエン酸溶液により、貼付範囲6は粗面化されるので、該貼付範囲6にポリエチレン樹脂に封入したICタグ11を、接着剤にて接着する。ここでは、例えば、歯科用接着剤スーパーボンド(登録商標)を用いて接着する。ここで、歯科用接着剤を用いているのは、貝殻成分のリン酸カルシウム、炭酸カルシウム等に対して接着能力、接着時間や安全性の面で優れているためである。このようにして接着されたICタグ11は、アワビ10の成長に伴ない、外套膜4から分泌される炭酸カルシウムにより一ヶ月程度で被覆され始め、経時的には、完全に貝殻の真珠層3の結晶構造内に取り込まれる。ICタグ11が結晶構造内に取り込まれる前と後の様子を図3の(a)と(b)に示す。
次に、ICタグ付きアワビの管理システムについて説明する。図4の(a)は、この発明の一実施形態によるICタグ付きアワビの管理システムのブロック図である。20は、前述の方法でアワビにICタグ11を貼付したICタグ付きアワビであり、該ICタグ11には、個体識別情報として個体番号が予め書込まれている。21は、ICタグリーダライタであり、情報項目を指定してICタグ付きアワビ20にかざすことで、ICタグ11に記録されている情報を読み出して、自装置の画面に表示することと、書込む情報内容を設定してICタグ付きアワビ20にかざすことで、ICタグ11へ情報を書込むことが可能である。
ICタグ付きアワビの管理システムは、放流などを目的とした稚貝を生産している種苗センター、アワビの採取や蓄養を行う生産者、漁業組合、卸業者、小売業者などが所有するICタグリーダライタ21にてICタグ11への情報の読み書きを行う。種苗センターでは、稚貝を生産するための親貝にICタグ11を貼付してICタグ付きアワビ20とし、ICタグリーダライタ21にて該ICタグ11より個体番号を読取ることで、親貝の識別を行う。また、ICタグリーダライタ21にて親貝の産地などの生物関連情報のICタグ11への読み書きを行う。
次に、種苗センターにおける個体識別番号の読み取り時および生物関連情報の読み書き時のICタグ付きアワビの管理システムの動作を説明する。個体識別番号を読取るには、まず、ICタグリーダライタ21に読み取り情報として、個体識別番号を指定する。次に、該ICタグリーダライタ21を、親貝であるICタグ付きアワビ20にかざす。該ICタグリーダライタ21は、ICタグ付きアワビ20のICタグ11に対して、無線信号にて、個体識別番号を要求する。ICタグ11は、該要求を受けると、返信として、自装置内に記録している個体識別番号を返す。ICタグリーダライタ21は、該個体識別番号を受けると、これを画面に表示する。
また、生物関連情報である産地を書込むには、まず、ICタグリーダライタ21に書き込み情報の項目として、生物関連情報の産地を指定する。すると、ICタグリーダライタ21は、産地の入力を促すので、産地として「XX県YY湾」を入力する。このICタグリーダライタ21を、目的のICタグ付きアワビ20にかざすと、該ICタグリーダライタ21は、ICタグ付きアワビ20のICタグ11に対して、無線信号にて、生物関連情報の産地「XX県YY湾」の書込みを要求する。ICタグ11は、該要求を受けると、自装置内に生物関連情報の産地「XX県YY湾」を記録する。
また、ICタグ11に書込んだ産地を読み出すには、まず、ICタグリーダライタ21に読み取り情報として、生物関連情報の産地を指定する。次に、該ICタグリーダライタ21を、例えば、さきの説明で生物関連情報の産地「XX県YY湾」を書込んだICタグ付きアワビ20にかざす。該ICタグリーダライタ21は、ICタグ付きアワビ20のICタグ11に対して、無線信号にて生物関連情報の産地を要求する。ICタグ11は、該要求を受けると、返信として、自装置内に記録している生物関連情報の産地「XX県YY湾」を返す。ICタグリーダライタ21は、生物関連情報の産地「XX県YY湾」を受けると、これを画面に表示する。
生産者は、漁獲したアワビにICタグ11を貼付してICタグ付きアワビ20とし、漁獲した漁場や時期、漁獲者の識別、蓄養方法や蓄養場所などの生産関連情報をICタグリーダライタ21にて書込む。漁業組合、卸業者および小売業者は、入荷/出荷の時期や相手などの流通関連情報をICタグリーダライタ21にて書込むとともに、ICタグリーダライタ21にて生産関連情報および流通関連情報を読み出すことで、それまでの該ICタグ付きアワビ20の履歴を確認することができる。これらの読み書きの動作は、前述の種苗センターにおける個体識別番号や生物関連情報の産地の読み書きと同様である。
なお、管理システムは、ICタグ付きアワビ20とICタグリーダライタ21とから構成されるとして説明したが、図4(b)に示すように、ICタグ付きアワビ30と、ICタグリーダライタ31と、ICタグリーダライタ31と有線もしくは無線にて通信する管理サーバ32とから構成されていてもよい。この場合、ICタグ11に記録していた生物関連情報、生産関連情報および流通関連情報は、ICタグリーダライタ21がICタグ付きアワビ30より読み出した個体番号と対応付けて管理サーバに記録する。また、ICタグリーダライタ21がICタグ付きアワビ30より個体番号を読み出すか、利用者が直に管理サーバ32に個体番号を指定することで、管理サーバ32に記録されているこれらの情報を確認することが可能である。
なお、本実施形態では、アワビにICタグを取り付けるとして説明したが、巻貝類のサザエや二枚貝類のホタテガイやアコヤガイ等であってもよい。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の一実施形態によるICタグ11を貼付したアワビ10の上面からの透視図である。 同実施形態におけるアワビ10の前方右側の断面図である。 同実施形態におけるアワビ10の貝殻の真珠層3の結晶構造内にICタグ11が取り込まれる前後の様子を示す図である。 この発明の一実施形態によるICタグ付きアワビの管理システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…殻皮膜
2…稜柱層
3…真珠層
4…外套膜
5…軟体部
6…ICタグ貼付範囲
7…稜柱層域
10…アワビ
11…ICタグ
12…頭部
20…ICタグ付きアワビ
21…ICタグリーダライタ
30…ICタグ付きアワビ
31…ICタグリーダライタ
32…管理サーバ

Claims (9)

  1. 個体識別情報を格納したICタグを、該ICタグが貝殻内に取り込まれる部位に具備していることを特徴とするICタグ付き貝類。
  2. 前記部位は、貝殻が形成される部位であり、前記貝類が備える貝殻裏面の他の部分に比べて成長が速い成長部であることを特徴とする請求項1に記載のICタグ付き貝類。
  3. 前記部位は、前記貝殻裏面の稜柱層が露出した稜柱層域であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のICタグ付き貝類。
  4. 個体識別情報を格納し、貝殻内に取り込まれたICタグを備えることを特徴とするICタグ付き貝類。
  5. ICタグリーダライタと請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の貝類とからなる貝類管理システムであって、
    前記ICタグリーダライタは、
    前記貝類が備えるICタグに、該貝類の生物関連情報、流通関連情報、生産関連情報の少なくともいずれかひとつを書き込む登録手段と、
    前記貝類が備えるICタグから該貝類の個体識別情報、生物関連情報、流通関連情報、生産関連情報の少なくともいずれかひとつを読み出す参照手段と
    を備えることを特徴とする貝類管理システム。
  6. ICタグリーダライタと該ICタグリーダライタが通信回線で接続された管理サーバと請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の貝類とからなる貝類管理システムであって、
    前記ICタグリーダライタは、前記貝類が備えるICタグより、該貝類の個体識別情報を読み取り、
    前記管理サーバは、
    前記ICタグリーダライタより前記個体識別情報を受けると、該個体識別情報と対応付けて、生物関連情報、流通関連情報、生産関連情報の少なくともいずれかひとつを自装置内に記録する記録手段と、
    前記ICタグリーダライタより前記個体識別情報を受けると、自装置内の記録から該個体識別情報と対応付けられた生物関連情報、流通関連情報、生産関連情報の少なくともいずれかひとつを出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする貝類管理システム。
  7. 貝類に、個体識別情報を格納したICタグを、該ICタグが貝殻内に取り込まれる部位に取り付けることを特徴とするICタグ取付け方法。
  8. 前記部位は、貝殻が形成される部位であり、前記貝類が備える貝殻裏面の他の部分に比べて成長が速い成長部であることを特徴とする請求項7に記載のICタグ取付け方法。
  9. 前記部位は、前記貝殻裏面の稜柱層が露出した稜柱層域であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のICタグ取付け方法。

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